JPS6191128A - 無臭ニンニクの製造法 - Google Patents
無臭ニンニクの製造法Info
- Publication number
- JPS6191128A JPS6191128A JP59213590A JP21359084A JPS6191128A JP S6191128 A JPS6191128 A JP S6191128A JP 59213590 A JP59213590 A JP 59213590A JP 21359084 A JP21359084 A JP 21359084A JP S6191128 A JPS6191128 A JP S6191128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garlic
- cyclodextrin
- odorless
- raw
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は健東食品、医薬品原料等に揺めて有用な無臭ニ
ンニクの製造法に関するものである。
ンニクの製造法に関するものである。
従来よりニンニクは)堆康食品や医薬品原料等に多用さ
れているがその臭気が問題とされ種々の脱臭法が提供さ
れている。ニンニクのjtL4cはニンニクを切ったり
砕いたりした時にポリスμフィト類を含む配糖体が酵素
により分解され、更に該分解によって生じたポリスルフ
ィト類が空気に接触して酸化された時に生ずるものと考
えられる。そこで従来の脱臭法としては低温真空乾量に
よって生成したポリスルフィド酸化物を除去する方法、
上記配糖体分解酵素を失活させる方法(特許第6651
47号)、上記ポリスルフィド酸化物を天然ブドー糖に
吸着させる方法(特公昭45−96080号)等が提供
されている。
れているがその臭気が問題とされ種々の脱臭法が提供さ
れている。ニンニクのjtL4cはニンニクを切ったり
砕いたりした時にポリスμフィト類を含む配糖体が酵素
により分解され、更に該分解によって生じたポリスルフ
ィト類が空気に接触して酸化された時に生ずるものと考
えられる。そこで従来の脱臭法としては低温真空乾量に
よって生成したポリスルフィド酸化物を除去する方法、
上記配糖体分解酵素を失活させる方法(特許第6651
47号)、上記ポリスルフィド酸化物を天然ブドー糖に
吸着させる方法(特公昭45−96080号)等が提供
されている。
しかし上記従来の脱臭法は完全なものではなく結果物に
はニンニク残臭が存在しており市場価値の低いものであ
った。
はニンニク残臭が存在しており市場価値の低いものであ
った。
本発明は上記従来の問題点を解決する手段としてニンニ
クをサイクロデキストリンによって脱臭するものである
。
クをサイクロデキストリンによって脱臭するものである
。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるサイクロデキストリンとは澱粉にサ
イクロデキストリング・ルカノトランス・7エラーゼを
作用させて得られる環状オリゴ糖である。
イクロデキストリング・ルカノトランス・7エラーゼを
作用させて得られる環状オリゴ糖である。
上記サイクロデキストリンによってニンニクを脱臭する
には生ニンニクをサイクロデキストリン存在下に破砕す
ればよい。この際のサイクロデキストリンの添加儀は通
常生二ン二りに対して30〜70重景%程軸通ある。上
記サイクロデキストリンの脱臭に加えて更に従来の脱臭
法を併用してもよい。即ち従来の低温真空転層法を併用
する場合にはサイクロデキストリンが添加されている生
ニンニク破砕物を低温真空転層し、!!た天然ブドー糖
を併用する場合には生二ン二りにサイクロデキストリン
と共に適量の天然ブドー糖を添加し粉砕する。
には生ニンニクをサイクロデキストリン存在下に破砕す
ればよい。この際のサイクロデキストリンの添加儀は通
常生二ン二りに対して30〜70重景%程軸通ある。上
記サイクロデキストリンの脱臭に加えて更に従来の脱臭
法を併用してもよい。即ち従来の低温真空転層法を併用
する場合にはサイクロデキストリンが添加されている生
ニンニク破砕物を低温真空転層し、!!た天然ブドー糖
を併用する場合には生二ン二りにサイクロデキストリン
と共に適量の天然ブドー糖を添加し粉砕する。
サイクロデキストリンはその還元作用によって二ン二り
中のポリスルフィト類の空気酸化を防止すると共にポリ
スルフィト類の酸化物が存在する場合に#iこれを吸着
する。
中のポリスルフィト類の空気酸化を防止すると共にポリ
スルフィト類の酸化物が存在する場合に#iこれを吸着
する。
したがって本発明においてはニンニクの有する栄養や薬
理作用を損なうことなくして二ン二りの臭気を殆んど完
全に除去することが出来、またニンニクの苦みも除去さ
れる。
理作用を損なうことなくして二ン二りの臭気を殆んど完
全に除去することが出来、またニンニクの苦みも除去さ
れる。
〔実施例1〕
生ニンニク球100重量部に20重量%のサイクロデキ
ストリン水溶液60重量部を添加してミキサーにて粉砕
する。得られたスラリーを濾紙によって濾過して濾液を
採取し真空凍結乾燥し、その後粉砕すれは殆んど完全に
無臭の高級ニンニク粉が得られた。更Kll別された固
形分を真空凍結乾燥し粉砕することKよっても殆んど完
全に無臭の二ン二り粉が得られた。
ストリン水溶液60重量部を添加してミキサーにて粉砕
する。得られたスラリーを濾紙によって濾過して濾液を
採取し真空凍結乾燥し、その後粉砕すれは殆んど完全に
無臭の高級ニンニク粉が得られた。更Kll別された固
形分を真空凍結乾燥し粉砕することKよっても殆んど完
全に無臭の二ン二り粉が得られた。
〔実施例2〕
配糖体分解酵紫を失活させた無臭ニンニク液(スコyヂ
ニン、理研化学工業■)100重量部に20重軸通のサ
イクロデキストリン水溶液100重量部を添加した。該
無臭ニンニク液にはニンニク残臭が80〜40%存在し
たが上記サイクロデキストリン水溶液の添加によって該
二ン二り残臭は5%以下となった。
ニン、理研化学工業■)100重量部に20重軸通のサ
イクロデキストリン水溶液100重量部を添加した。該
無臭ニンニク液にはニンニク残臭が80〜40%存在し
たが上記サイクロデキストリン水溶液の添加によって該
二ン二り残臭は5%以下となった。
〔実施例3〕
生ニンニク球100重量部に20重量%のサイクロデキ
ストリン水溶液60重量部を添加し搾汁機にて搾汁し得
られた搾汁を濾紙によって濾過したH液を採取し真空凍
結乾燥し、その後粉砕すれは殆んど完全に無臭の高級二
ン二り粉が得られた。
ストリン水溶液60重量部を添加し搾汁機にて搾汁し得
られた搾汁を濾紙によって濾過したH液を採取し真空凍
結乾燥し、その後粉砕すれは殆んど完全に無臭の高級二
ン二り粉が得られた。
更に搾汁残滓を真空凍結乾燥し粉砕することによっても
殆んど完全に無臭の二ン二り粉が得られた。
殆んど完全に無臭の二ン二り粉が得られた。
〔実施例4〕
・ 生二ン二り球100重量部に20重量%のサイクロ
デキストリン水溶液60重量部を添加し搾汁機にて搾汁
し得られた搾汁を濾過機によOR過したMf’lFを採
取し200°Cの温度にてスプレードライ機により殆ん
ど完全に無臭の高級ニンニク粉が得られた。更に搾汁残
滓を低温風乾燥機により40℃にて乾燥し、粉砕するこ
とによっても殆んど完全に無臭のニンニク粉が得られた
。
デキストリン水溶液60重量部を添加し搾汁機にて搾汁
し得られた搾汁を濾過機によOR過したMf’lFを採
取し200°Cの温度にてスプレードライ機により殆ん
ど完全に無臭の高級ニンニク粉が得られた。更に搾汁残
滓を低温風乾燥機により40℃にて乾燥し、粉砕するこ
とによっても殆んど完全に無臭のニンニク粉が得られた
。
以上に述べたように本発明の無臭二ン二りは臭気が殆ん
ど完全に除去されており、食品に添加1゜て風味を和ら
げたりニンニク臭のないニンニク添加桑剤を調製したり
することに用いられる。
ど完全に除去されており、食品に添加1゜て風味を和ら
げたりニンニク臭のないニンニク添加桑剤を調製したり
することに用いられる。
Claims (1)
- サイクロデキストリンによってニンニクを脱臭すること
を特徴とする無臭ニンニクの製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59213590A JPS6191128A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 無臭ニンニクの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59213590A JPS6191128A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 無臭ニンニクの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191128A true JPS6191128A (ja) | 1986-05-09 |
JPH0344053B2 JPH0344053B2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=16641715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59213590A Granted JPS6191128A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 無臭ニンニクの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6191128A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03268119A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-11-28 | Fujitsu Ltd | バッテリ引き抜き検出回路 |
JP2007113997A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Yazaki Corp | 液面レベルセンサ |
CN101705098A (zh) * | 2009-11-20 | 2010-05-12 | 张学杰 | 大蒜素复合稳定剂的生产方法及应用 |
JP2011004611A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Chube Univ | 食用サボテンの処理方法、食用サボテン及び食用サボテン添加食品 |
JP2011254755A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Nippon Seiyaku Kogyo Kk | ニンニクエキス含有物質の製造方法 |
CN104543845A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-04-29 | 菏泽天鸿果蔬有限公司 | 蒜粉生产工艺 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039132A (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-11 | ||
JPS5821620A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-08 | Riken Kagaku Kogyo Kk | にんにく成分包接化合物 |
JPS58203915A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-28 | Riken Kagaku Kogyo Kk | にんにく精油の強壮剤 |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP59213590A patent/JPS6191128A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039132A (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-11 | ||
JPS5821620A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-08 | Riken Kagaku Kogyo Kk | にんにく成分包接化合物 |
JPS58203915A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-28 | Riken Kagaku Kogyo Kk | にんにく精油の強壮剤 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03268119A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-11-28 | Fujitsu Ltd | バッテリ引き抜き検出回路 |
JP2007113997A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Yazaki Corp | 液面レベルセンサ |
JP2011004611A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Chube Univ | 食用サボテンの処理方法、食用サボテン及び食用サボテン添加食品 |
CN101705098A (zh) * | 2009-11-20 | 2010-05-12 | 张学杰 | 大蒜素复合稳定剂的生产方法及应用 |
JP2011254755A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Nippon Seiyaku Kogyo Kk | ニンニクエキス含有物質の製造方法 |
CN104543845A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-04-29 | 菏泽天鸿果蔬有限公司 | 蒜粉生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344053B2 (ja) | 1991-07-04 |
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