JPS6191026A - 強化板ガラスの切断方法 - Google Patents

強化板ガラスの切断方法

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JPS6191026A
JPS6191026A JP60210905A JP21090585A JPS6191026A JP S6191026 A JPS6191026 A JP S6191026A JP 60210905 A JP60210905 A JP 60210905A JP 21090585 A JP21090585 A JP 21090585A JP S6191026 A JPS6191026 A JP S6191026A
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Japan
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cutting
glass
sheet
plate glass
pressure
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JP60210905A
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リチヤード・アルビン・ヘリントン
トーマス・ジエラード・クレマン
エルメリダ・アチエンザ・アポリナール
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Pilkington North America Inc
Original Assignee
Libbey Owens Ford Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は板ガラスの切断方法に関し、特に米国政府の基
準に定められた範囲の表面圧縮応力を有し、一般に焼入
れガラスと称される熱強化ガラスに研磨性の流体ジェッ
トを衝当させることにより強化板ガラスを切断、穿通及
び端縁処理する為の方法に関する。
〈従来の技術〉 ガラスを歪み点以上で必って軟化点以下の温度に加熱し
、ガラスに冷却空気を吹きつけて急激に冷五口させるこ
とによりガラスを強化することかできる。このように強
化されたガラスに於ては、表面層が圧縮状態にあり、中
心部が伸長状態にある。
このようにして強化されたガラスは、極めて改善された
機械的特性を有し、強烈な打撃または圧縮状態にある表
面層に引掻き傷を与えることにより損傷した場合には、
比較的無害な破ハとなって破砕する。ガラスが無害な破
片となって破砕するという特性は、ガラスをショーウィ
ンドウ、天窓その他の建築物の窓材の為の安全ガラスと
して用いる場合に極めて好ましい性質である。
圧縮状態にある表面層に対して損傷を与えた場合には、
ガラスがランダムなパターンにて破砕する性質のため、
ガラスの表面に引掻き傷による）ｂ〜を形成し、この溝
に沿ってガラスを破断したり、ドリル加工によりガラス
を切断する従来の方法を用いることができない。そのた
め、従来、強化ガラスを製造するに際して、始めから最
終的な形状を与え、その後に最終過程としてガラスを強
化するようにしていた。しかしなから、そのような方法
には幾つかの問題点がある。例えば、建築物用のガラス
ドア、窓材なとは様々な大きざを有するものである必要
があり、また安全基準により強化ガラスを使用する必要
がある場合でも、現場に於て板ガラスを所望の寸法に切
断することかできないため、様々な寸法を有する板ガラ
スを在庁したり、個別の注文に応じて仮ガラスを′！Ａ
）聞しなければならないという問題がある。その結果、
窓材を入手するに際して多大の時間及びコストが必要と
なる不都合がおり、しばしば仮ガラスに代えて合成樹脂
材利か用いられている。また、将来の建築物に於て（よ
複雑な形状を有する様々な窓材か用いられることか考え
られ、このような仮ガラスを所望の形状に形成した後に
強化することが一層困ｔ、ｆ［になる。
従来から、強化ガラスを切断し１ｑるようにすることが
強く望まれていた。そこで、強化ガラス内の内部応力の
分布を変更することにより表面に引掻き傷からなる溝を
設け、この渦に沿って仮ガラスを切断し得るようにする
ような提案か幾つかなされている。例えば、米国特許第
３，１０７，１９６号明細占には、板材の実際の表面の
圧縮応力を極く僅かとし、上記した従来の方法により切
断し得るような強化ガラスを製造するための方法が提案
されでいる。また米国特許３，１５０，９５０号明細占
には、既に熱処理され強化されたガラスを歪み点以下の
温度に加熱し、これを急激に冷却することにより、永久
的な残留応力に対抗する一時的な歪みを形成し、一時的
応力が存在する間にガラスに引掻き傷からなる溝を設け
ることにより強化された板ガラスを切断し、ト刀ル加工
し、端縁処理するための方法か開示されている。このこ
ような方法は、多くの商業的用途に於て必要とされる複
雑な形状を有し、或いは湾曲した強化板ガラスについて
必ずしも満足できる結果を生み出すことができない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の欠点に鑑み、本発明の主な目的は
、強化板ガラスの切断方法を提供することにある。
本発明の第２の目的は、切断に先立って板ガラスの応力
分イ（ｉを変更する必要のない強化板ガラスの切断方法
を提供することにある。
本発明の第３の目的は、複２４トな形状を有する強化板
ガラスを切断し得る方法を提供することにある。
本発明の第４の目的は、仮ガラスが＆ｌ’ｊｉされ、熱
により強化された後に、該仮ガラスに間口を設けること
のできる方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、研１砦性の流体ジ
ェットを用いて強化板ガラスを切断する方法であって、
強化板ガラスの一方の主面を支持する過程と、研磨剤か
混入されかつ高度に集束された流体ジェットを前記板ガ
ラスの他方の主面に向けて第一の比較的低い圧力をもっ
て衝当ざＶ、前記板ガラスにクラック或いはチッピング
を発生することなく前記板ガラスを貫通する過程と、前
記流体の圧力を第二の比較的高い圧力に高める過程と、
該圧力レベルを維持したまま前記板ガラスに沿って前記
研磨性流体ジェットを移動させる過程と、クラック或い
はチッピングを発生することなく円滑な切断面を形成し
得るように前記第二の圧力にて前記板ガラスに対する切
断速度を維持する過程とを有することを特徴とする強化
板ガラスの切断方法を提供することにより達成される。
〈作用〉 本発明によれば、強化ガラスに特別な処理を加えること
なく強化ガラスを切断することができる。
従って、強化ガラスを従来の方法により標準の寸法にて
製造し、次いでそれを所望の寸法に切断することができ
る。同様にして、比較的複雑な形状を有する湾曲板ガラ
スを製造し、熱処理により強化した後、この仮ガラスに
開口を設けることかできる。板ガラスは、切断線に沿っ
て強固に支持され、制御された量の微細な研磨剤が導入
された高速流体ジェットが、高度に集束した流れとして
刀うス面に衝当される。流体が噴出する際の圧力は、仮
ガラスを回通ずる初期の段階に於ては比較的低いレベル
に保持され、仮ガラスを切断線に沿って切断する時に流
体の圧力を高める。
従来の切断技術に基づく経験則によれば当然予想される
破砕現象を伴うことなく強化ガラスを切断し得ることは
、本発明に基づく幾つかの特徴の複合的効果によるもの
と考えられる。先ず、本発明に基づく切断方法によれば
、仮ガラス内に発生ずる応）Ｊ及び熱が極小化され、ま
た板ガラスをＬ−通ずる速度か早いため、仮ガラスの表
面及び内部に存在する圧縮応力及び引張り応力の状態か
それ桿菌されることなく、更に研磨剤によりガラスを微
細な粒子として取除くことにより、切断の進行に伴い応
力の好適な再分配か行われるものと考えられる。
〈実施例〉 以下本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく説
明する。
第１図には、本発明に基づく強化板ガラスの切断方法を
実施するｌこめに用いることのでさる切断システム１０
が示されている。このシステムは、所定の線に沿って仮
ガラスを切断するためのもので、光学式倣い装置１１と
研磨式流体ジェット切１＋Ｊｉ装置１２とを右１′る。
切断装置１２は強化板がラスＳを、従来の犠牲板部材を
用いることなく強固に支持するための支持スタンド１３
をイ４する。
本実施例は、本発明を実施する上で好適なものであるが
、本発明を限定するものでなく、本発明の方法を他の装
置を用いて実施し得ることは云うまでちない。
流体ジＴット切断装置１２は、光学式倣い装置１１にタ
イバー１５により機械的に連結されたノズルアセンブリ
１４を有する倣い装置１１は、テーブル１８に載置され
た板部材１７上のテンプレート１６に従って、ノズルア
センブリ１４の運動をガイドするためのものである。光
学式倣い装置１１は、横方向のレール２０に滑動自在に
装着されたキャリッジ１９に固着され、レール２０の両
端には一対のキレリッジ２１及び２２が設【ブられてい
る。キレリッジ２１及び２２は、床面２６に立設された
スタンヂオン２５により支持された一対の平行なレール
２３及び２４上を滑動する。
ノズルアセンブリ１４は、支持板２７にＪ、す、キャリ
ッジ２８に固着され、キ（フリンジ２８はレール２０上
を滑動することかできる。キャリッジ２Ｂは、タイバー
２５を介して、キレリッジ１９に一体的に連結されてあ
り、両キャリッジ１９及σ２８間の間隔は、光学式倣い
装置１１及びノズルアゼンブリ１４が、それぞれ板部材
１７及び支持スタンド１３をカバーするように定められ
ている。
このようして両キレリッジ１９及び２８がタイバー１５
により連結され、いずれもレール２０上を滑動し得るた
め、倣い装置」１は、キャリッジ２８及びノズルアセン
ブリ１４と共に前後左右及び対角方向に自由に運動する
ことかできる。作動に際して、倣い装置１１はテンプレ
ート１６の輪郭に従って運動し、ノズルアレンブリ１４
は、キャリッジ２８を介して、支持スタンド１３及び強
化板ガラスＳ上を同様に運動する。動力のオンオフ、速
度、自動及び手動切替えなどの倣い装置の制御は、制御
盤２９により行われる。
第１図に示されでいる流体ジエツ１〜切断装置は、流体
ポンプ３１を駆動する電動上−タ３０を有し、流体ポン
プ３１は、管路３２を介して、高圧ユニッ１−３３に作
動流体を供給する。高圧ユニット３３は、貯槽３４など
の適当な流体源から得られた流体、例えば非イオン化水
の供給を受Ｃ）、それを、７０３に３／ｃｒＩｔ（１０
，１０９Ｋｇ／ｃｍ２（３０，０００ＰＳ■）〜２，１
０９ＫＦＪ／ｃｎｉ　（３０，１０９Ｋｇ／ｃｍ２（３
０，０００ＰＳＩ　）の範囲で可変制御される値に昇圧
し、管路３５に供給する。
管路３５の先端には、支持スタンド１３上の強化板ガラ
スＳに向けて（桑めて高速で必ってしかも高度に集束さ
れた流体ジェットを衝当するためのノズルアセン１す１
４が設りられている。
第２図に良く示されているように、ノズルアセンブリ１
４は概ね箱型のハウジング３６を有し、ハウジングを上
下に貫通する通路３８の上端にはねじ孔３７か設けられ
ている。内部通路４６と外ねし部を有する継手３９が、
管路３５の先端に装着され、管路ご３５をハウジング３
６に接続している。継手３９の先端に設Ｃプられた小ス
４２の内部には窪み４１が設けられ、極めて小さな内径
、例えば０．３５ｍ（０，０１４インチ）の内径を有す
る開口４４を備える流体ジェットオリフィス４３が窪み
４１内に装着されている。継手３９をねじ孔３７に螺合
すると、オリフィス４３か通路３８の上側縮径部４５に
密接する。通路３８の下側端には拡径部４６が形成され
、該拡径部にノズル即ら混合管４７が受容されている。
混合管４７は、オリフィス４０からのジェット流体を好
適に受容するために外向きに漏斗状に拡開された入口間
口４９を有する極めて小径、例えば１．５７ｍｍ（０゜
０６２インチ）の内径を有する軸線方向通路４８を右す
る。
通路３８には、後記するようにして研磨剤を供給刃るた
めの通路５０が合流している。制御された量の研磨剤が
、貯槽５１及びレキュレータ５２から、フレキシブル管
路５３を経て通路５０に供給される。ジェット流が通路
３８を通過するに伴いω１磨剤かジェット流中に吸入さ
れ、研磨剤は、混合管４７の通路４８に至る前に、流体
と混合され、高圧流体と共に加速される。実際の作動に
際して混合管４７の出口端は、ジェット流の拡散を極小
化し、切断に伴う切れ目の幅を極小化するために、母（
Ａの表面に密接する位置に置かれる。このノズルアセン
ブリはあくまでも例示のために示されたもので、本発明
を他の形式のノズルアセンブリに応用することもできる
。
本発明に基づき強化ガラスを切断するに際して、板ガラ
スを破損することなく切断するためには、幾つかの７７
・フタを適切に調整する必要がある。
研磨剤のタイプ及び粒径、流体のタイプ及びその圧力、
研磨剤の供給量、オリフィスの出口間口４４の内径、混
合管４７の通路４８の長さ及び内径、ノズルとガラス面
との間の距離、仮ガラスの厚さ、切断速葭即ら流体ジェ
ットの移動速度などの７アクタが互いに影響を及ぼし合
うもので、強化板ガラスを好適に切断するためにはこれ
らのフッ・フタを適切に組合せることが必要でおること
が見出された。
本発明に応用し得る研磨剤としては、Ｂｉａｓｉ　ｌ、
Ｚｉｒｃｏｎ　）ｆ、　ｒｌｏｒｌｃｌａ　　ＺｌｒＣ
Ｏｎｌ　２１ｒＣＯｎ　　Ｔ、　　ＩｄａｌｌＯＧａｒ
ｎｅｔ、　Ｂａｒｔｏｎ　Ｇａｒｎｅｔ　、　０−Ｉ　
５ａｎｄ１Ｒｏｃｋ　Ｑｕａｒｔｓなどの商品名で市販
されているものがある。これらの研ｆｇ剤は、６０〜２
２０の範囲のグリッドサイズにて市販されており、比較
的粗いグリッドサイズ６０〜１００の研磨剤を用いても
焼鈍しガラ、スを好適に切断することができるが、同様
な条件で強化ガラスを切断し得るとは限らないことが見
出された。一般に、粗い研磨剤を用い、切断速度を高め
ると、クラックが生じ易くなり、板ガラスか破砕すると
は限らないが使用不能になることが見出された。グリッ
ドサイズ１５０またはそれよりも細かな研磨剤を用いる
ことにより、より高い切断速度をもって強化ガラスを切
断し得ることが見出された。
流体ジェット式切断装置に於て一般的に用いられる流体
は、ノズルアセンブリから噴出するべく７０３Ｋｌ／ｃ
ｒｉ　（１０，１０９Ｋｇ／ｃｍ２（３０，０００ＰＳ
Ｉ　）　〜２．１０９Ｋｇ／ｃｒＡ　（３０，１０９Ｋ
ｇ／ｃｍ２（３０，０００ＰＳＩ）の圧力に昇圧された
非イオン化水か用いられる。高圧の流体を用いることに
より強化ガラスを切断する速度を高めることができるが
、最初に板ガラスを貫通する際に高圧を用いた場合には
切断面にクラックが発生し易いことが見出された。そこ
で、本発明によれば、まず７０３１（’Ｊ／ｃｒｉ　（
１０，ｏｏｏｐｓｒ　）にの圧力をもってガラスを貝通
し、更に切断工程が進行するに伴い、圧力を徐々に２，
１０９Ｋｇ／ｃｍ（３０゜ＱＱＱＰＳＩ　＞まで高め、
より高い切断速度を可能にする。一旦板ガラスを貫通し
た後には、クラック等を発生することなく高圧を用いて
切断速度を増大することかできる。しかし、切断速度が
過大であればクラックが発生する。
強化ガラスを好適に切断することのできる成る切断装置
は、０．３６ｍｍ（０，０１４インチ）の内径をイ４Ｖ
る出口開口４４を（＋ｔ１ｉえる宝石製のオリノィス４
３と、５０．８ｍｍ（２インチ）の長さを有する混合管
４７と、１．８８ｍ（０，０７４インチ）の内径を有す
る通路４８とを（佑えている。
混合管の先端は仮ガラスＳの表面から１　、３２ｍｔｎ
（０，０５２インチ）の位置に設置された。
上記したように、研磨剤として種々の材料を用いること
ができるが、砂、種々の形式のジルコン及び石英は天然
に存在するものを採掘して得たもので、必ずしも加工処
理されたものでないため、入手可能なグリッドサイズ及
び純度が、それか得られた鉱床の状態に依存し、本発明
に基づき強化ガラスを切断するためには必ずしも好適で
ない。
しかしながら、アメリカ合衆国ニューヨーク州＋１１０
ｒｔｈ　Ｃｒｅｅｋに所在するＢａｒｔｏｎ　Ｍｉｎｅ
ｓ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎにより販売されているＢａ
ｒｔｏｎ　Ｇａｒｎｅｔ　　（商品名）を用いた場合に
は、所要の純度及びグリッドサイズを簡単に１がること
かできる。しかしながら、他の（Ａ料であっても、適切
なグリッドサイズ及び純度が３ｑられれば等しく本発明
に適用することができる。
皿ユ 本発明に基づき、６．４ｍ（１／４インチ）の厚さを有
し、−辺が５１０ｍｍ（２４インチ）の正方形をなす３
枚の窓材を強化ガラスから切出した。
これらの窓ガラスの表面の平均圧縮応力は、石英楔によ
る測定によれば３６８に９／ｃｔｉ　（５，２１５ｐｓ
ｒ　＞であった。内径０．３６ｍｍ（０，０１４インチ
）の出口同日を有する宝石オリフィス４３と５０．８ｍ
ｍ（２インチ）の長さを有する混合管４３と、１．８８
ｍｍ（０，０７４インチ）の内径を有する通路４８とを
用い、通路４８のノズル開口から１．３２ａｉ（０，０
５２インチ）離れた位置に板ガラスを置いた。流体とし
て非イオン化水をノズルに供給し、クリットサイズ１０
０のＢａｒｔＯｎｇａｒｎｅｔを管路５３及び通路５０
を介して毎分０４５Ｎ１１ボンド）の割合でジェット流
中に吸入させた。まず７０３に’ｊ／ａｉｒ　（１０，
１０９Ｋｇ／ｃｍ２（３０，０００ＰＳＩ　）の圧力の
流体ジェットにより板ガラスを貫通し、ついで流体の圧
力を２．１０９Ｋｇ／ｃｍ（３０，Ｃｏｏｐｓｒ　＞ま
で直線的に増大させた。毎分１２７ｍｒ１５インチ）の
切断速度をもって好適な切断４行った。切断速度を毎分
２５４ｍｍ（１０インチ）まで増大させると、切断面に
クラックが発生し、これらのクラックが仝休として窓材
の中心部にｎけて広幅することかｌ、！　＋ｌされた。
伝２ 同様にして厚さ６．０４ｍｍ（１／４インチ）の強化ガ
ラス２４から、−辺が６１０ｍ（２４インチ）の正方形
をなす二枚の窓材を切出した。これらの窓材の表面の平
均圧縮応力は、石英喫を用いた測定によれば３６３Ｋｇ
／ａｒｔ　（５，１７０ＰＳＩ　）であった。グリット
リーイズ１５０のＢａｒｔＯｎ　ｇａｒｎｅｔを、毎分
０．４５Ｋｇ（１ポンド）の割合でジェット流中に吸入
さＵた点を除いては前記と同一の条件により仮ガラスの
切断を試みた。毎分５０８ｍｍ（２０インチ）の切断速
度を用いた場合には好適な結果が得られたが、切断速度
を増大さけると切断面にクラックが発生し、クラックが
全体として窓材の中心部に向けて広幅するのが観察され
た。
上記した実験によれば、比較的粗いクリットサイズ１０
０のカーネッ１〜を用いた場合に比べて、比較的細かい
グリフ１〜サイズ１５０のガーネットを用いた場合には
切断速度を高めしかも切断品質を改善し得ることが示さ
れた。逆に、より細かいクリットサイズのガーネットを
用いることにより、比較的粗いガーネットを用いた場合
に比べて、より高い切断速度を用いた場合でも好適な切
断品質を達成することかできる。
切出された強化ガラスの耐久性の観点から、切断面かク
ラック、チッピング等のない円満なものであることが極
めて重要であって、切断速度、圧力及び研磨剤のグリッ
ドサイズ間の関係は、高品質の切断面を達成し得るよう
に定められなければならない。云うまでもなく板ガラス
の厚さが大きければ、それだけ切断速度が遅くなり？逆
に薄い仮ガラスを切断する場合には、それだけ切断速度
を速めることができる。
このようにして本発明によれば、板ガラス自体に対して
何ら特別な処理を加えることなく好適に強化板ガラスを
切断し得ることが解る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明が適用される流体ジェット式仮ガラス切
断装置を示す斜視図である。 第２図は研磨性流体ジェットを用いて強化板ガラスを切
断するために用いられるノズルアセンブリを一部破断し
て示す拡大側面図である。 １０・・・切断システム　１１・・・倣い装置１２・・
・切断装置ζ１　　１３・・・支持スタンド１４・・・
ノズルアセンブリ １５・・・タイバー　　　１６・・・テンプレート１７
・・・板部祠　　　　１８・・・テーブル１９・・・キ
レリッジ　　２０・・・レール２１．２２・・・キャリ
ッジ ２３．２４・・・レール　２５・・・スタンチオン２６
・・・床面　　　　　２７・・・指示板２８・・・キャ
リッジ　　２９・・・制御盤３０・・・電動モータ　　
３１・・・流体ポンプ３２・・・管路　　　　　３３・
・・高圧ユニット３４・・・貯槽　　　　　３５・・・
管路３６・・・ハウジング　　３７・・・ねじ孔３８・
・・通路　　　　　３９・・・継手４０・・・通路　　
　　　４１・・・窪み４２・・・ボス　　　　　４３・
・・オリフィス４４・・・開口　　　　　４５・・・縮
径部４Ｇ・・・拡径部　　　　４７・・・混合管４８・
・・通路　　　　　４９・・・開口５０・・・通路　　
　　　５１・・・貯槽５２・・・レギュレータ　５３・
・・管路特許出願人　リビーーオーウェンズーフォード
・カンパニー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）研磨性の流体ジェットを用いて強化板ガラスを切
    断する方法であって、 強化板ガラスの一方の主面を支持する過程と、研磨剤が
    混入されかつ高度に集束された流体ジェットを前記板ガ
    ラスの他方の主面に向けて第一の比較的低い圧力をもっ
    て衝当させ、前記板ガラスにクラック或いはチッピング
    を発生することなく前記板ガラスを貫通する過程と、 前記流体の圧力を第二の比較的高い圧力に高める過程と
    、 該圧力レベルを維持したまま前記板ガラスに沿って前記
    研磨性流体ジェットを移動させる過程と、クラック或い
    はチッピングを発生することなく円滑な切断面を形成し
    得るように前記第二の圧力にて前記板ガラスに対する切
    断速度を維持する過程とを有することを特徴とする強化
    板ガラスの切断方法。
  2. （２）前記流体ジェットを、１．８８ｍｍ（０．０７４
    インチ）を越えない直径の流体ジェットとして前記板ガ
    ラスの前記他方の主面に向けて衝当させることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項に記載の強化板ガラスの切断
    方法。
  3. （３）前記流体ジェットが、前記板ガラスの前記他方の
    主面から約１．３２ｍｍ（０．０５２インチ）を越えな
    い距離から噴射されることを特徴とする特許請求の範囲
    第１項もしくは第２項に記載の強化板ガラスの切断方法
    。
  4. （４）前記研磨剤の公称グリットサイズが約１００であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項
    のいずれかに記載の強化板ガラスの切断方法。
  5. （５）前記研磨剤が、毎分約０．４５Ｋｇ（１ポンド）
    の割合で前記流体ジェット中に混入されることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載
    の強化板ガラスの切断方法。
  6. （６）前記第１の圧力が、約７０３Ｋｇ／ｃｍ＾２（１
    ０，０００ＰＳＩ）未満の圧力であることを特徴とする
    特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載の強
    化板ガラスの切断方法。
  7. （７）前記第２の圧力が約２，１０９Ｋｇ／ｃｍ＾２（
    ３０，０００ＰＳＩ）であることを特徴とする特許請求
    の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載の強化板ガラ
    スの切断方法。
  8. （８）前記板ガラスが、約６．４ｍｍ（１／４インチ）
    の厚さを有する焼入れガラスからなり、前記研磨性流体
    ジェットが、毎分約２５４ｍｍ（１０インチ）を越えな
    い切断速度をもって所定の切断線に沿って移動すること
    を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれ
    かに記載の強化板ガラスの切断方法。
  9. （９）前記研磨性流体ジェットが、毎分約１２７ｍｍ（
    ５インチ）の切断速度をもって前記板ガラスに沿って移
    動することを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７
    項のいずれかに記載の強化板ガラスの切断方法。
  10. （１０）前記板ガラスが、６．４ｍｍ（１／４インチ）
    の厚さを有する焼入れ板ガラスであって、前記研磨剤が
    Ｂａｒｔｏｎ　ｇａｒｎｅｔ（商品名）からなり、前記
    研磨性流体ジェットが、毎分５０８ｍｍ（２０インチ）
    以下の切断速度をもって所定の切断線に沿って移動する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７項のい
    ずれかに記載の強化板ガラスの切断方法。
  11. （１１）前記切断速度が、毎分約５０８ｍｍ（２０イン
    チ）であることを特徴とする特許請求の範囲第１０項に
    記載の強化板ガラスの切断方法。
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