JPS6190672A - 生理活性物質を固定した多孔性中空繊維を使用した液の処理方法 - Google Patents

生理活性物質を固定した多孔性中空繊維を使用した液の処理方法

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JPS6190672A
JPS6190672A JP59213693A JP21369384A JPS6190672A JP S6190672 A JPS6190672 A JP S6190672A JP 59213693 A JP59213693 A JP 59213693A JP 21369384 A JP21369384 A JP 21369384A JP S6190672 A JPS6190672 A JP S6190672A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生理活性物質が化学的に結合されている多、
孔性中空繊維を使用した液の処理方法に関するものであ
る。さらに詳しくは抗生物質、ホルモン、酵素、抗原、
抗体、細胞、微生′+lAm体、オルガネラ、核酸、医
薬品等が化学的に結合されている、物質透過性、特に蛋
白質、多糖類の透過性に優れた多孔性中空繊維を使用し
た液の処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
酵素や微生物菌体、さらには動植物細胞やオルガネラ、
抗原あるいは抗体、ホルモン、抗生物質、核酸、医薬品
などを物理的、化学的に固定化した材料は各種有用物質
の合成手段として、あるいは各種センサー用、医療用、
分析用などに広範囲な用途を有する。従来こうした固定
化材料としゼ公知のものは、担体として多a類、ポリマ
ー粒、多孔性ガラス、金属酸化物、活性炭などの粒状物
や、ゲル、フィルム、p紙、織物、編物などを用いるも
のが多く、中空繊維を担体とするものは比較的少ないが
、中空繊維を担体とするものとして、例えば特開昭53
−18792号にはポリアクリロニトリルを素材とする
非対称型中空繊維に化学的結合法によって#素を固定す
る方法が提示されており、また特開昭56−39788
号、同56−131387号、同56−164789号
、にも表面に緻密層を有する中空繊維型分離膜に物理的
、あるいは(又は)化学的に酵素を固定する方法が開示
されている。しかしながら、これ等の方法によって得ら
れる酵素固定膜は酵素の流出を防止するために膜表面に
、雫・均孔径0.001μ〜0.01μ程度の細孔より
なる酵素不透過性数@層を設けた限外p過膜を利用した
ものであり、これらは本発明の目的とする生理活性物質
と該生理活性物質で処理される物質および処理して得ら
れる産生物質のいずれをも透過させうる孔径を有する、
物質透過性に優れた多孔性の生理活性物質固定中空繊維
の使用による液の処理方法とは基本的に異なっている。
また、特開昭57−146567号には菌体が透過しな
い範囲の孔径の多孔性膜に溶菌酵素を固定し、この膜の
一面に菌体分散液を接触させて菌体の細胞壁を一部また
は全部溶解させて菌体を破壊し、菌体の構成成分を膜透
過液として得ることを特徴とする技術が開示されておシ
、さらに、よ)孔径の小さな多孔膜を利用する方法とし
て特開昭’49−101614号には中空部に酵素液を
封入し、膜壁を通じての拡散により被処理液を中空部で
処理し、逆拡散により生成物を膜壁外へ取り出す方法が
開示されている。
しかしながら、これらの2つの方法は、前者では被処理
物質を膜透過させることなく処理する点で、又、後者で
は酵素が化学的に固定されておらず、かつ酵素が透過し
得ない程の小さな孔径の多孔膜を用いている点で本発明
の目的とする物質透過性に慶れた多孔性の生理活性物質
固定中空繊維の使用による液の処理方法とは異なってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
酵素不透過性緻密層を膜表面に有する限外?75過膜は
一般に異方性膜と呼ばれ、膜壁内に指状の巨大空隙を有
しており、そのため、膜の比表面積は小さい。それ故、
この種の膜に生理活性物質を化学的に固定しようとする
場合には吸M6kを多くとることができず、しかも、流
路中が広いために彼 )処理物質と生理活性物質の接触
確率が低いという問題がある。
被処理物質が孔径に比して大きく、膜透過し得ない場合
には中空繊維の内表面(または外表面)のみが処理に利
用されるだけであり、単位体積車シの有効処理面積が小
さく、処理速度が遅い。また、膜壁内への被処理物質の
沈着が発生し、処理速度を一層劣化させる恐れもある。
又、生理活性物質を中空部に封入した場合には被処理物
質は拡散によシ膜壁を横切り、中空部で処理され逆拡散
によシ再び膜壁を横切らねばならず処理速度が遅い。
被処理物質や産生物質の分子量が大きい場合は拡散係数
が小さくなるため特に処理速度が低下する。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明者ら
は以上の様な問題点を解決すべく多孔性中空繊維への生
理活性物質の固定を鋭意研究した結果、本発明に至った
すなわち本発明は、生理活性物質が化学的に結合され、
該生理活性物質と該生理活性物質で処理される被処理物
質および処理して得られる産生物質のいずれをも透過さ
せうる孔径を有し、かつ比表面積が10rt1′/f以
上である多孔性の中空繊維に、該生理活性物質で処理さ
れる物質を含む被処理液を供給して処理し、得られた産
生物質を含む処理液を該中空繊維の膜壁を通して取り出
すことを特徴とする生理活性物質固定中空繊維の使用に
よる液の処理方法である。
本発明において用いられる中空繊維の特徴は、先ず第1
に、生理活性物質が十分に透過しうる孔径を有する膜構
造であること、該生理活性物質が十分に結合しうる大き
な比表面績を有する点にるる。結合される生理活性物質
が膜壁内を透過しえないと、結合に利用しうる膜構造が
表面部のみに限定されてしまい、結合軟が小さくなり、
被処理物質の処理速度が遅くなる。一方、単に生理活性
物質を透過させる孔径を有しているのみで巨大な空隙の
多い膜では生理活性物質の結合しつる面積が少なく、や
はり処理速度が遅い。それ数本発明の第1の目的とする
ところは、生理活性物質が十分透過しうる孔径で、大き
な比表面積の中空繊維に該生理活性物質を固定すること
である。孔径と比表面積の間には若干の関連があるため
、細胞、微生物、オルガネラなどの大きな物を固定しよ
うとする場合は比表面積は低下せざるを得ないが、本発
明の目的とする速い処理速度を達成するためには、10
n?/f以上、好ましくは30n?/V以上の比表面積
が必要である。比表面積はBET法により測定される。
また、ここでいう十分な透過性とは、該生理活性物質の
希薄水溶液(約0.1 W/V%)の濾過実験から次式
によって算出される透過率が50%以上の場合をいう。
同、C1n=中空繊維入口の蛋白濃度 Co u t=   同 出口の蛋白濃度CuF=p液
の蛋白濃度 本発明で用いられる中空繊維のもう1つの特徴は、生理
活性物質で処理される被処理物質と処理して得られる産
生物質も十分に透過しうる孔径を有している点である。
これ等の要件も既に述べた理由によシ処理速度の向上に
結びついている。孔径の上限については特に規制はない
が、固定される生理活性物質、被処理物質、産生物質の
うち最大のもののストークス径の10倍以内が好ましい
孔径が過大/どと生理活性物質と被処理物質との接触体
重が秋少し、処理速度の低下を招く。
以上に述べた休な要件を満足する中空繊維のうち、特に
膜壁全体にわたシスポンジ状の多孔構造を有する膜は、
′WJ寅透過性、処理速度の経時的劣化が少なく好適で
ある。
本発明において用いられる中空繊維の素材は特に限定は
なく 1;!Iえは多孔性ガラスなどの無機材料、セル
ロース、コラーゲン、キチンなどの天然有機高分子、ス
チレン、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリビニル
アルコール、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリレー
ト、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルピロリドン
、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリゲタジエン、ポリ
テトラフロロエチレン、ポリスルホン、ポリエーテル 
  職エーテルケトン、ポリアミノ酸などの合成有機局
分子材料かめる。これらの材料は単独で用いても良いし
、共重合体やポリマーブレンドとして用いても良い。ま
た光照射、放射線照射、化学処理などにより、グラフト
化や官能基の導入を行なった素材を用いても良いが、予
め水酸基、アルデヒド、カルボキシル基、アミン基、イ
ばド基などを有するものは固定化のための工程が少なく
好適である。
以下、代表的なものについて簡単に説明する。
ポリビニルアルコールを生理活性物質固定用中空繊維素
材として用いる場合には、まず該中空繊維を水不溶性と
し、かつ多孔質構造を保持するだめの処理が必要である
。不溶化処理の方法としてはホルマリンや゛ベンズアル
デヒド等によるホルマール化、グルタルアルデヒド、水
酸化チタン等の架橋剤による架橋、電子線やガンマ−線
等による架橋反応が用いられる。これら不溶化処理によ
って元のポリビニルアルコール中の水酸基の一部が失わ
れ°るが、本発明の生理活性物質固定用担体として用い
る場合、水酸基の残存率は好ましくは20モルチ以上、
さらに好ましくは35モルチ以上でおる。
また中空繊維素材としてビニルアルコール系共重合体を
用いる場合にも共重合体中のビニルアルコール残基の含
有率は好ましくは20モルチ以上、さらに好ましくは3
5モルチ以上である。残存率が20%より小さいと水酸
基を利用する結合法だけでは固定化量が少なくなり、中
空繊維の比活性が低い。
本発明において用いられる多孔質中空繊維そのものは公
知の製法により製造することができる。
例えばポリビニルアルコールの多孔質中空繊維は特開昭
52−21420号に記載されている方法により、エチ
レンビニルアルコール系共重合体の多孔質中空繊維は特
開昭51−145474号に記載されている方法をもと
に製造することができる。また。
これらの多孔質中空繊維のプロフィールは、通常、内径
が50μ以上、20,000μ以下、好適には100μ
以上5000μ以下、さらに好適には175μ以上20
00μ以下である。これより細いと中空繊維が機械的に
弱く、また集束、成形してモジュール化した際に中空部
流路側の圧損が大きくなりすぎる。これより太いと単位
体積当りの膜面積が小さくなりすぎて十分な固定化量が
得られず、破処理液の処理効率が低い。
固定化される生J′+41活性物質としては、市、累(
會補酵素)、微生物菌体、剤月胞、オルガネラ、抗原、
抗体、ホルモン、抗生物質、核酸、医榮品などをめげる
事ができる。
医薬品としては例えばシクロフォスフアミド、アザチオ
プリンなどの免疫抑制剤、レバミゾールなどの免疫調節
剤、インターフェロン、インターロイキンなどの免疫関
連物質や、プロスタグランジン、トロンボキサン、プロ
スタサイクリン、ロイコトリエン、副腎皮質ステロイド
などが固定化される。
、り 抗原としては、例えばサイログロブリン、′、声ロゾー
ム、甲状腺刺激ホルモン受容体、アセチルコリン受容体
、インスリン受容体、細胞核などの自己免疫疾患関連抗
原、α−フェトプロティンのような癌特異性抗原、アグ
ルチニン、病原性のな眺 いトレボネーマ、あるいはこれらの寮似′41J菫など
が固定化される。抗体としては、例えば抗アルブミン抗
体、抗免疫グロブリン抗体、B型肝炎抗体、人繊毛性ゴ
ナドトロピン抗体などが固定化される。
オルガネラとしては例えばミトコンドリア、核、クロマ
トホアー、クロロプラスト、ベルオキヅゾームなどが固
定化される。
細胞としては例えば腎細胞、肝細胞、ランゲルハンス島
細胞、各a IJンバ球、およびハイブリッド化された
細胞などが固定化される。
微生物菌体としては例えば大腸萌、枯草菌、放線歯、ブ
ドウ状球菌、メタノール菌などの細菌類、酵母、各種−
のカビなどが固定化される。
酵素としては、単離isされたものの他、微生物菌体内
酵素のように細胞内に存在する酵素でも良いし、細胞か
ら抽出された酵素でも良い。あるいはまた単一の酵素だ
けでなく、複数の酵素を固定化しても良いし、補酵素や
、ATP%ADPなどと共に固定化しても良い。具体例
としては、例 、えばアミノ酸オキシダーゼ、カタラー
ゼ、キサンチンオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ
、グルコース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ、グルメミ
ン酸デヒドロゲナーゼ、チトクロムCオキシダーゼ、チ
ロシナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、ペルオキシダーゼ
、6−ホスホグルコン酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸デ
ヒドロゲナーゼのような酸化還元酵素、アスパラギン酸
アセチルトランスフェラーゼ、アスパラギン酸アミノト
ランスフェラーゼ、グリシンアミノトランスフェラーゼ
、グルタミン酸−オキザロ酢酸アミノトランスフェラー
ゼ、グルタミン酸−ビルピン酸アミノトランスフェラー
ゼ、クレアチンホスホキナーゼ、ヒスタミンメチルトラ
ンスフェラーゼ、ピルビン?浚キナーゼ、フラクトキナ
ーゼ、ヘキソキナーゼ、8−リジンアセチルトランスフ
ェラーゼ、ロイシンアミノペブチターゼのような転移酵
素、アスパラギナーゼ、アセチルコリンエステラーゼ、
アミノアミラーゼ、アミラーゼ、アルギナーゼ、L−ア
ラニンラセマ−ゼ、インベルターゼ、マルターゼ、ラク
ターゼ、ウレアーゼ、ウリカーゼ、ウロキナーゼ、エス
テラーゼ、β−ガラクトシダーゼ、カリクレイン、キモ
トリプシン、トリプシン、トロンビン、ペプシン、ハハ
イン、パンクレアチン、ナリンギナーゼ、ヌクレオチダ
ーゼ、ヒヤウロニダーゼ、プラスミン、ペクチナーゼ、
ヘスペリジナーセ、ペクチナーゼ、ペニシリンアミダー
ゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、ホスファターゼ、リボ
ヌクレアーゼ、レンニン、メリピアーゼ、アルドラーゼ
、セルラーゼ、アントシアナーゼ、ナリンジナーゼ、タ
ンナーゼのような加水分解酵素、アスパラギン酸デカル
ボキシラーゼ、アスパルターゼ、クエン酸リアーゼ、グ
ルタミン酸デカルボキシラーゼ、ヒスチジンアンモニア
リアーセ、フェニルアラニンアンモニアリアーゼ、フマ
ラーゼ、フマール酸ヒドラターゼ、リンゴ酸シンテター
ゼのようなリアーゼ、アラニンラセマーゼ、グルコース
イソメラーゼ、グリコースホスフエートインメラーゼ、
グルタミン酸ラセマーゼ、乳酸ラセマーゼ、メチオニン
ラセマーゼのような異性化酵素、アスパラギンシンター
ゼ、ダルタチオンシンターゼ、ピルビン酸シンターゼ、
DNAリガーゼなどのりガーゼ、EcoRI、Hind
 III、 Bam HI、Sal I、Pst lな
どの制限酵素等がある。
これらの生理活性物質を多孔質中空繊維に固定する方法
としては、担体結合法が用いられるが、微生@菌体、細
胞、オルガネラ等を固定する際には包括法を併用しても
良い。担体結合法のうちでは共有結合法、イオン結合法
が好適であり、共有結仕法としては例えばジアゾ法、ア
ルキル化法、ペプチド法などが好lしい。ぼた、これら
の化学薬品を用いる結合法の外、光や放射線の照射を利
用して共M結合や、イオン結合を行なわせることもでき
る。
不浴化処理されたポリビニルアルコールや、エチレンビ
ニルアルコール系ポリマー、セルロース等の水酸基は、
酵素、抗原、抗体、細胞、オルガネラ、微生*g体、核
酸、ホルモン、抗生物質、医薬品などの有する水酸基、
アミノ基、カルボギシル基等と過当な試薬によって結合
することができる。以下にビニルアルコールの水酸基と
、生理活性物質のアミン基間の結合形成法を例として列
挙する。ここで固定化物のアミノ基をR−NH2、ビニ
ルアルコールを「(jU咎で示す。
N)1 a′ 物質の固定は例えば次の様にして行なえる。ここは酵素
を表わす。
イロンを、R−NHzは酵素を表わす。
N″H−B”−に’4 本発明の生理活性物質固定中空繊維を用いれば、被処理
液は中空繊維が多孔性であるため、中空繊維の膜壁を通
しつつ、効率よく処理される。被処理液は全量が膜壁を
通る必要はなく、中空繊維の内部または外部を循環させ
ながら、1部が膜壁を通過し、有用物質が中空繊維の膜
壁を通して取り出されればよい。
被処理液は、生理活性物質を固定した中空繊維の反応収
率、反応速度、目的とする物質の所望の純度等によシ、
バッチ式、連続式のうち好適な方法で処理する事ができ
る。また同様の見地より循環の有無、循環量と膜透過量
の比も最週な条件を選択する事ができる。被処理液の流
路は中空繊維の中空部でも、外表面側でも良い。通常は
循環方式では中空部を、全量押込み透過(非循環)方式
では外表面側を流す方が有利である。また上記の様な方
法で処理を行なうに際し5本発明の中空繊維は単繊維と
してだけでなく、両端開口型や片端閉止型など公知のモ
ジュール形態に集束、成形して用いることができる。
本発明の中空繊維の具体的な利用例としては例えば医療
用として抗原(抗体)を固定した該中空繊維の中空部に
血液を加圧導入し、血漿を一部分離し、膜壁内を通過せ
しめつつ抗体(抗原)を選択的に吸着除去し、悪性物質
を含有しない正常血清を得、それを再び血中へ戻す方法
への利用を挙げることができる。同様にして、免疫複合
体、コレステロール、フィブリノーゲン、α、−yリコ
7’ロチイン、免疫抑制因子、リウマチ因子等の除去に
も利用できる。
生化学分野では例えばDNA組換え技術で育種された微
生物を中空R維の膜壁内および(または)表面に固定し
、一方の側より培養液と共にペプチド、アミノ酸、糖、
ATP、塩類等の低分子液原料物質を供給し、他の側よ
り人由来ホルモン、ポリペプチド、インターフェロン、
ワクチンなどの高分子量生産物を得ることに利用できる
。同様に菌体外タンパク質生産菌を固定した中空繊維を
用いて、飼料用や食料用タンパク質の生産を行なわせる
こともできる。
食品工業の分野では例えばβ−ガラクトシダーゼを固定
した中空繊維に、外衣面側よりチーズホエーを供給し、
ホエー中の乳糖を膜壁内を通過させつつ連続的に加水分
解することに利用できる。
本発明によれば、この際に分子量故万のホエータンパク
質も膜壁内を通過し得るため、従来の限外濾過膜を担体
とする酵素固定の欠点であるホエータンパク質の膜壁上
への濃縮、ゲル層生成と、それに伴う加水分解速度の低
下を防止することができる。
本発明の対象と、なる被処理液としては上記の例の外、
体液、血漿、細胞や微生物の培養液、多糖類、糖蛋白、
蛋白、ペプタイド、核酸等の合成のための調製原料およ
び(または)生成物含有液、さらに食品工業や医薬品製
造における製造工程液、廃液などがある。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 比表面積45n1′/r、インベルターゼ(分子量29
万)に対する透過率76%、内径220μ、外径330
μノエチレンビニルアルコール(エチレン含量32モル
チ、ケン化度99,9%)よりなる多孔質中空繊維を用
いて、公知の方法によシ50cdの膜面積の小型モジュ
ールを作製した。該モジュールの中空繊維内外に硫酸I
 Q W/V%、芒硝25W/V%、アミノアセトアル
デヒド5W/V%を含む水溶液を流し、24時間、40
℃でアミンアセタール化を行なったのち、純水で十分に
洗浄した。次いで5μf/dのインベルターゼ水溶液を
中空部側に流し、一部は膜壁を通過させつつ室温下で1
0時間循環し、インベルターゼの固定化を行った。純水
で十分に未結合状態の酵素を洗浄除   0去した後、
IW/V%のサッカロースを含む酢酸緩衝溶液を用い)
84.5,40℃において吸着率、比活性、活性収率の
測定を行なった。なお、ここで仕込酵素の活性 であり、比活性とは 仕込酵素の活性−吸着せずに残った酵素の活性−洗液の
活性であシ、活性収率とは のことである。
得られた吸着率は78%、比活性は88%、活性収率は
6・9%と高く、酵素よシも大きな孔径の多孔膜に固定
したにもかかわらず酵素の流出は少なく、高い活性が保
持されていた。
また該モジュールの中空部内に種々の濃度のサッカロー
スを含む酢酸緩衝溶液(…4.5,40℃)を10 m
l / rninの速度で供給し、一部を膜壁を透過さ
せつつ処理したところ、みかけのミバエリス定数として
1.2 X 10−2Mを得た。これは固定化されてい
ない酵素自身のミバエリス定a 1.5 X I O”
−2Mに比較して小さく、本発明の生理活性物質固定中
空繊維積が、高い処理速度を有していることは明らかで
ある。
比較例1 比表面積53 rrl/f、インベルターゼに対する速
度99.9チ)よりなる微多孔質中空繊維を用いた他は
実施例1と同様にしてインベルターゼを固定し、吸着率
、比活性、活性収率、みかけのミノ・エリス定数の測定
を行なった。吸着率は89%と実施例1よシ高かったが
比活性は80.3%と低く、活性収率は71.4%、み
かけのミバエリス定数は1.9 X 10−2 Mで実
施例1に比較し、反応速度が遅かった。
比較例2 tK 99.9 % ) f硫U 25 W/V%、芒
硝25W/V%、アミノアセトアルデヒド5W7V%ヲ
含む水dぜ夜中に浸漬し、70°Cで8時間振とうして
アミノアセクール化を行ったのち、純水で十分に洗浄し
た。
次いで5μy7ttのインベルターゼ水d液中に室温で
24時間振とうして酵素を固定化した。純水で十分に未
結合状態の陣累を除去し、得られたフィルムをサッカロ
ース溶液中で振とうしつつ分解反応を行なわせた他は実
施例1と同様にして該固定化酵素フィルムを評価した。
吸着率は85.7%と高かったが、比活性は17.7チ
、活性収率は15.1%と小さく、みかけのミ、ノ・エ
リス定数も7.9 X 10−2と大きく、実施例IK
比較して明らかに劣っていた。
実施例2 平均重合[1700のポリビニルアルコール8 KP%
分子量1.oooのポリエチレングリコール4KPSホ
ウ酸1602、酢酸302を50Jの熱水に溶解した。
この溶液を環状ノズルよシ、カセイソーダ80 ?/e
、芒硝230t/lの凝固浴中へ吐出シ、中空繊維を得
た。ついでグルタルアルデヒド0.5f/ハ塩酸3 ?
/lの浴中で50℃、20分間架橋処理を施し、さらに
95°Cの熱水中で1時間熱処P4後、水洗した。この
様にして得られたポリビニルアルコール中空繊維の内径
は700μ、外径は1.000μで、その膜壁は均質多
孔構造を有しており、見掛比重から求められる空孔率は
57To1比表面積は15+1!/Vであった。また牛
血清アルブミンの透過率は100%、牛ガンマーグロブ
リンGの透過率は97係であった。
このポリビニルアルコール中空繊維構を、5W/V%の
アずノアセトアルデヒドジメチルアセクールと1(1’
/V%の硫酸よりなる溶液中に80°Cで5時間浸漬し
、水酸基のアミノアセタール化を行なった後5時間流水
洗した。ついで5チのグルタルアルデヒド水浴液中に室
温下で5時間浸漬してシップ塩基を形成させ、5時間流
水洗した後、この中空繊維を400本集束して実施N1
と同様のモジュールに成形した。有効膜面積は内径規準
 1で約1.0m”であった。
こうして得られたモジュールの中空部に0.1W/v%
の牛免役グロブリンG(IgG)リンサン緩衝溶液(P
4(7,4) 200 rILtを導入し、1部は膜壁
を通過させつつ1時間循環し、ついで31の生理食塩水
を中空部に導入、1部は膜壁を通過させつつ洗浄、牛I
gG固定化ポリビニルアルコール系多孔質中空繊維モジ
ュールを得た。
該モジュール、およびこれと同形同大で全く未処理のポ
リビニルアルコール系多孔質中空繊維≠400本よりな
る対照モジュールに対し、各々1131標識抗牛1gG
抗体を含む抗生1gG抗体5ηを0、1%牛血清アルブ
ミンのリンサン緩衝溶液(F4″17.4)200罰に
溶解した液を中空部に導入し、1部はv!、壁を通過さ
せつつ4時間の循環処理を行なった。4時間後の各モジ
ュールのアルブミン透過率、カウント変化率は第1表の
通シであった。
同ここでいうカウント変化率とは次式で計算される値で
ある。
この結果から牛1gG固定化キジュールでは、被処理液
中に共存する牛血清アルブミンは膜壁を通過するが抗生
IgG抗体は固定化IgGに吸着、除去されている事が
明らかである。
第1表 〔発明の効果〕 本発明によれば、生理活性物質が化学的に結合され、該
生理活性物質と該生理活性物質で処理される被処理物質
および処理して得られる産生物質のいずれ念も透過させ
うる孔径を有し、かつ比表面積が10 d/を以上であ
る多孔性の中空繊維に、該生理活性物質で処理される物
質を含む被処理液分供給して処理し、得られた産生物質
を含む処理1y、金談中空繊維の膜壁を通して取シ出す
、生理活性物貞固定中空繊r「の使用に、l:る液の処
理方法が提供される。本発明の処理方法は、生理活性物
面の流出が少なく、処理速度が速い優れた処理方法であ
シ、各種有用物質の合成手段として、あるいは各種セン
サー用、医療用、分析用等、広範囲に利用することがで
さる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生理活性物質が化学的に結合され、該生理活性物質と該
    生理活性物質で処理される被処理物質および処理して得
    られる産生物質のいずれをも透過させうる孔径を有し、
    かつ比表面積が10m^2/g以上である多孔性の中空
    繊維に、該生理活性物質で処理される物質を含む被処理
    液を供給して処理し、得られた産生物質を含む処理液を
    該中空繊維の膜壁を通して取り出すことを特徴とする生
    理活性物質固定中空繊維の使用による液の処理方法。
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