JPS6184193A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPS6184193A
JPS6184193A JP60209890A JP20989085A JPS6184193A JP S6184193 A JPS6184193 A JP S6184193A JP 60209890 A JP60209890 A JP 60209890A JP 20989085 A JP20989085 A JP 20989085A JP S6184193 A JPS6184193 A JP S6184193A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 この発明は一般に複数の非同期合成映像信号を処理する
装置、特に画中画式テレビジョン受像機に有用なこの型
の装置に関する。
画中画式テレビジョン受像機は、ある信号から引出され
る主画像と第2の信号から引出される補助画像とを表示
するが、その補助画像は通常第1図に示すように主画象
の一部に差込みの形で表示される。
この形式の受像機は作ることはできるが、通常の単一画
像型受像機より遥かに高価になるのが普通である。この
余分の費用は2つの非同期信号から1つの画像を再生す
るために受像機に使用される余分の回路に起因する。
主画像と補助画像の各信号は別の信号源から放送される
ため一般に#和しており、それぞれ画1象再生のため受
像機に用いられるいくつかの同期信号成分を含んでいる
から姐合せることが困難である。例えば、垂直同期パル
スは画像の各フィールドの始まる時点を決め、水平同期
パルスは各走査線の始まる時点を決めるが、主チャンネ
ルと補助ナヤンネ/L/は別の信号源から放送されるた
め、その水平垂直の同期パルスは別々のタイミングで生
ずることがある。この同期性の欠陥を補正する方法の1
つは両方のパルスが同期するに足る時間だけ一方のは号
を他方の信号に対して遅らせることである。この方法は
1つの同期画像を得るために用いることはできるが、通
常大型のメモリを必要とするため好ましくない。従来技
術の画内画式受象機はその表示を行うために1フレーム
ものメモリを用いている。
もし主画像と補助画像の双方をカラー表示する必要があ
れば、この同期の問題は更に難しくなる。
再生画像の色相を制御する合成映像信号の成分は位相変
調抑圧クロミナンス副搬送波である。通常の単一画像の
受像機では、位相固定ループ発振器の周波数が基準位相
で変調されたクロミナンス信号の成分であるカラーバー
スト信号によって固定され、この発振器から供給される
信号を2つの同期検波器に用いて合成映像信号の直角変
調色差信号成分を回復する。この色信号回復回路は色同
期バースト信号の周波数と位相の双方に極めて高感度の
だめ、2つの合成映像信号の色信号成分を1組の回路で
処理しようとすると、通常の設計技術ではその2つの信
号を同期させるのに極めて正確な可変遅延素子を要する
。また別の回路を用いて色信号の主成分と補助成分を処
理することもできるが、どちらの方法も受像機に費用が
かかる。
従来の画中画式受像機の多くは色信号の同期または別処
理に要する余分の費用を避けるために単色の補助画像を
表示している。しかし、この方法は補助画像の色情報が
失われるため望ましくない02つの合成映像信号の処理
に使用する装置の費用の増加は単一画像式受像機よシ画
中画式受像機を高価にする1つの要因であるが、今1つ
の要因は補助画像信号の生成に用いる余分の同調器であ
る。主信号と補助信号の双方を唯1つの同調器で受信す
る画中画式受像機は2つの同調器を用いるものよシ著し
く安価になる筈である。
〔発明の概要〕
この発明による映像信号処理方式は、互いに交番する独
立の第1および第2の合成映像信号成分を有する時分割
多重化映像信号の信号源に用いるもので、その信号成分
をその時分割多重化形式を外さずに共通に処理する装置
を含み、これによって時分割多重化信号の各成分を各別
に処理する方式に比して回路が著しく安価に実現される
。例えば、この装置はクロミナンス信号成分を分灘して
互いに交番する第1および第2のクロミナンス成分を有
する時分割多重化クロミナンス信号を生成する濾波手段
と、第1の合成映像信号成分のカラーバースト信号成分
の整数倍の周波数の発振器の発生する基準クロック信号
に応じてそのクロミナンス信号から第1および第2の位
相補正済のクロミナンス信号を生成する位相補正手段と
を含んでいる。
〔推奨実施例の詳細な説明〕
画中画式テレビジョン受像機は主番組の画像中に差込ま
れる補助番組の無声画像を生成するが、下達の実施例で
はこの補助画像が補助信号の各フレームの1フイールド
の各4本・目の線の4つ目ごとのサンプルで構成されて
いる。この補助画像は主画像の各フィールドごとに1回
即ち1フレ一ム時間中に2回表示される。この実施例で
は、第1図に示すように、差込まれだ画像が主画像の面
積のl /16の面積を占め、主画像の下辺に位置決め
されている。
この発明のこの実施例の特別な利点は主画像と補助画像
を時分割多重化信号によって動作させ得ることである。
この主信号と補助信号は2つの各別の同調回路を用いて
発生し、補助信号から取出した信号で制御される2人カ
アナログスイッチに印加して両者を時分割多重化する。
このスイッチは補助画像の1つおきのフィールドの4本
目ごとの線の補助信号を生成する。この信号は与えられ
た線の水平同期パルスの前縁の直前からその腺の有効映
像信号の終端直後まで供給される。この発明のこの実施
例ではマイクロプロセッサを用いてアナログスイッチを
制御すると共に、主信号と補助信号をそれぞれの径路に
沿って案内する他のスイッチも制御するようになってい
る。これらのスイッチはすべて相互並びに補助信号に対
して同期され、スイッチング生成物による信号の汚染が
できるだけ少いようになっている。この実施例では、マ
イクロプロセッサが表示の発生前少くともlフレームの
間補助信号を監視すると共に主画像と補助画像の表示中
水平同期パルスのタイミングを監視することによ)それ
自身を同期させる。
補助言置は主信号の処理に用いられる/ルミナンス、ク
ロミナンス信号処理回路の補助セットで処理され、この
補助セットは主チャンネルの信号よシ帯域幅は狭いが縮
小寸法の補助画像には使用し得る補助ルミナンス信号お
よび補助色差信号を生成する。
この処理後、補助チャンネルのルミナンスおよびクロミ
ナンス信号は後刻の表示のためメモリに記憶される。カ
ラーバースト周波数の4倍の頻度(4fsc )でサン
フ”リングされたルミナンス信号はこの頻度の/(fs
c)で記憶される。同様に、fSCの頻度でサンプリン
グされたクロミナンス信号はfso/4の頻度で記憶さ
れる。
主チャンネルの信号は補助チャンネルの信号と時分割多
重化されているから、この信号の処理も時分割多重化さ
れる。この信号処理回路は3水平線期間中に主チャンネ
ルのルミナンス信号と色差信号を生成し、1水平線期間
中に補助チャンネルの信号を生成するが、補助画像が主
固像内に差込みで表示されるため、主チヤンネル情報は
各水平線の少くとも一部で表示することを要する。従っ
て、この実施例では、主信号の各線が処理されるとIH
メモリに記憶され、補助の線が処理されるときその1H
メモリの内容が読出されて表示される(すなわち前の線
が再表示される)ようになっている。
上に概説した実施例を次にさらに詳細に説明する。この
発明のこの実施例はデジタルテレビジョン受像機を背景
とするが、この発明はアナログ形式で実施することもで
きる。
図面の幅広の矢印は並列多ビツトデジタル信号用の母線
を示し、入力端子に小円を有する装置はこの端子に印加
される信号の論理補数に応動する。
各装置の処理速度に従って信号路のいくつかには補償用
の遅延素子を要するかも知れないが、この方式のどこに
このような遅延素子を要するかは回路設計の習塾者の知
るところである。
第2図において、主信号と補助信号はアンテナ16から
受信されて信号分割器18に印加される。分割器18は
同調工F増幅復調回路22.24に入力信号を供給する
。この回路22.24のどちらか一方の同調器で選ばれ
た信号はその同調器部分で中間周波数(工F)信号に変
換され、工F増幅器部分で増幅される。この増;嘔され
た工F信号はその回路の検波器部分に印加され、その出
力端子にベーヌバンド合成映像百号として現れる。
回路22の同調器で選ばれた信号は主信号であり、回路
24の同調器で選ばれた信号は補助信号である。
分割器ユ8はこれらの信号が亙いに干渉するのを防ぐ。
この実施例では回路22.24がそれぞれ例えば米国特
許第4385315号開示のようなデジタル制御可能の
同調器を含んでいる。
信号周波数(すなわちチャンネ)v )はチャンネル選
択器lOにより各同調器に対して選ばれる。チャンネル
選択器10は例えば操作員の入力から同調器22.24
に1組ずつ合計2組の2進化10進(BCD)信号を発
生する計算機式キーボードを有する。
このBCD信号は選択器10からは線を介して各同調器
に印加される。チャンネル選択器10はまた新しい補助
チャンネルが選ばれた時点を示す信号NCをマイクロプ
ロセッサ12に供給する。この信号は補助チャンネルの
水平および垂直同期信号のタイミングを決める初期設定
ンーケンスを開始する。
回路22はアナログスイッチ14の一方の信号入力端子
に主チヤンネル合成映像信号を供給し、回路24はその
スイッチの他方の信号入力端子に補助チャンネル信号を
印加する。アナログスイッチ14はマイクロプロセッサ
12からの1ビットデジタル入力信号MA、によシ制御
される。この信号は論理高レベル状態に設定されてスイ
ッチ14が主チヤンネル信号を通すようにし、論理低レ
ベル状態に設定されてそのスイッチを補助チャンネル信
号を通すように調節する。マイクロプロセッサ12は集
ったタイミング情報に基いて補助画像の1つおきのフィ
ールドにおける4本口ごとの線に対する補助信号の水平
同期バルクの前縁の直前にこの信号を論理低レベル状態
に変える。これらの補助線の各々の能動映像部の終りに
、マイクロプロセッサ12はMA、を論理高レベル状態
にすることにより主チヤンネル信号がアナログスイッチ
14を通るようにする。このためスイッチ14が1フイ
ールドの各4本の中の1本の線に対して補助信号を通し
、そのフィールドの主信号の各4本の中の3本の線と、
次のフィールドの主信号の各線を通す。
アナログスイッチ14を補助入力信号に同期するため、
マイクロプロセッサ12は補助信号の水平および垂直の
同期パルスを監視する。これらの同期パルスは補助同期
分離器26によシマイクロプロセッサに供給される。補
助チャンネルの合成映像信号は同期TF増・幅復調回路
24によシ同期分離器26の入力端子に印加される。同
期分離器26は補助チャンネル信号に対する垂直同期信
号■SA、水平同期信号H8Aおよびパーストゲート信
号BGAの3信号を生成する通常のアナログ回路でよい
回路22からの主チヤンネル合成映像信号は主同期分離
回路28に印加される。この回路は同期分離器26と同
じでよい。同期分離器28は主チャンネルの水平同期信
号HSM、垂直同期信号■SMおよびパーストゲート信
号BGMの3信号を生成し、これ等の信号は後述のよう
に各種信号処理段に用いられる。
アナログスイッチ14からの時分割多重化された主チャ
ンネルと補助チャンネルの合成映像信号はアナログ・デ
ジタル(A/D)変換器34に印加される。このA/D
変換器34は例えば8ピツトフラツシユ型変換器で、デ
ジタルサンプルを4 fscの頻度で生成する。A/D
変換器のクロック信号は位相固定ループ(PLL):s
oで生成される。このPLL30は公知の回路で、例え
ば米国特許第4291332号に開示されている。A/
D変換器34からの合成映像信号のデジタルサンプルは
PLL30の一方の入力に印加される。このPLL30
は3つの信号のバースト成分を用いて電圧制御発振器を
バーヌト周波数の4倍周波数(4fsc )に固定する
。バースト成分はアンドゲート29を介してPLL30
に印加されたパーストゲート信号によシ通常の方式で合
成映像信号から分離される。そのパーストゲート信号は
主チヤンネル信号のバースト期間中だけPLLに得られ
る。アンドゲート29は入力端子に主チャンネルのパー
ストゲート信号BGMと主/浦助制御信号MA、を印加
されて、主チャンネルのバースト成分がA/D変換器3
4を通っているときだけ主チャンネルのパーストゲート
パルスを生成する。アンドゲート29はP L L30
が補助チャンネルのバーストに固定しようとするのを防
ぐ働らきをする。
位相固定クロック信号はこの発明の必要部分ではなく、
開示の装置には4fscで動作する極光な精度の自走発
振器も使用し得ることが考えられる。
PLL30からの4 fscクロック信号と、同期分離
器28.26からの主および補助パーストゲート信号と
、A/D変換器34からの合成映像サンプルは主/補助
信号処理回路40に印加される。処理回路40は制御母
線5PCONを介してマイクロプロセッサ12により制
御される。データ母線SPDがこの処理回路40とマイ
クロプロセッサ12を結合してこの同装置間にデータ変
換チャンネルを形成している。処理回路40は時分割多
重化合成映像信号サンプルを出力端子YM、(R−Y)
   (B−Y)Mの主チャンネルの7レミナンヌ信号
とR−YおよびB−Yの色差信号および出力端子YA、
(R−Y)A。
(B−Y)Aの補助チャンネルのルミナンス信号と2つ
の色差信号に変換するっ 第3図は第2図に用いられた主/補助信号処理回路40
のブロック図である。説明を簡単にするため、この処理
回路の主チヤンネル信号処理段をまず説明する。
A/D変換器34からの時分割多重化合成映像信号サン
プルは母線C■を介して櫛型濾波器310に印加される
。櫛型濾波器310はアントゲ−1−39Qの出力信号
によって制御され、主チャンネルのサンプルについての
み作用する。ゲート3900Å力はマイクロプロセッサ
12からの1ビットデジクル制御信号MA2と、PLL
30からの4 fscクロック信号である。信号M A
2は主/補助制御信号MA 、の遅延したもので、母線
C■に主チャンネルのサンプルが得られるとき論理低レ
ベル状態になるが、その他は論理低レベル状態になる。
従って、アンドゲート390は主チヤンネルサンプルを
処理すべきときだけ櫛型濾波器310にクロック信号を
供給する。
マイクロプロセッサ12はまた母線5PCONを介して
櫛型濾波器3ユOK!接制御信号を供給する。
櫛型濾波器310は第4図に詳細に示されている。
合成映像信号サンプルは母線C■を介してシフトレジス
タ410に印加され、シフトレジスタ410はこのサン
プルを1水平線期間(IH)だけ遅延させてこれを母線
Cv1を介してシフトレジスタ412の入力に印加する
。シフトレジスタ412はまたサングルをIHだけ遅ら
せて母線CV2に出力サンプルを生成する。
母線C■からのサンプルはサンプル加重回路W1、W4
の被乗数入力端子に印加される。同様に母線CVlから
のサングルはサンプ/l’ 7Jlj重回路W2、W5
の被乗数入力端子に、母線C■2からのサングルはサン
プル加重回路W3、W6の被乗数入力端子にそれぞれ印
加される。このサンプル加重回路W1〜W3への乗数入
力は14または紹の加重係数で、第2図のマイクロプロ
セッサ12から母線SPCONを介して各加重回路に印
加される。同様に、サンプル加重回路W4〜W6にはマ
イクロプロセッサ12から4または−之の加重係数が印
加される。
加重回路W、、W2、W3から得られる加重サンプルは
加算器420で合計されてルミナンス信号Yを生成し、
加重回路W4.W5、W6からのサンプルは加算器43
0で合計されてクロミナンス信号Cを生成する。
サンプル加重回路W1〜W6のそれぞれに印加される加
重係数の値は入力母線CVに映像信号の新しい砿が印加
される度に変る。第5図はこの加重係数の変化の順番を
示す表である。この表の最上段は水平線連続6本が処理
されたとき母線C■、Cvl、cv2に得られる主チヤ
ンネル信号の線を示す。表の第1欄では線Ll、L2が
それぞれシフトレジスタ412.410に記憶され、4
SL3が受入れ中である。
従って線L3が母線C■に、線L2が母線C■1に、線
L1が母線C■2に得られる。
この表の下2段はルミナンス成分Yとクロミナンス成分
Cを分離するだめに最上段の対応する各線に印加される
加重牙数である。表の第1欄の係数は合成映像信号の連
続する3本の線L3、L2、Llに対するものである。
NTSC方式では、1JLlとL3のクロミナンス位相
が同じで、L2のクロミナンス位相dLl、L3のそれ
と反対である。線Ll、L3のサングルはそれぞれサン
プル加重回路W1、W3でシ。
倍に加重され、線L2のサングルは加重回路W2で14
倍に770重される。この3つのサンプルのクロミナン
ス成分はその信号のクロミナンス位相のだめ合計したと
き相殺されて加算器420の出力にはルミナンスサンプ
ル のサンプルはそれぞれ加重回路IM4、W6で一入倍に
加重され、線L2のサングルは加重回路W5でと培に加
重されるっこれらの加重サンプルを合計するとルミナン
ス成分が実質的に相殺されて加算器430の出力にはク
ロミナンスサンプルだけが分離されて残る。母線CY,
 cv, 、cv2に得られる連続3木の線については
第4図の装置が通常の2H櫛型濾波器として構成される
ことは当業者には自明である。
表の第2欄は線1本後の櫛型濾波器の状,熊を示す。線
L2、L3はこのときそれぞれシフトレジスタ412、
410に記憶され、補助チャンネルから1本の線が受入
れられている。補助信号は母線CV上にあるから、主/
補助制御信号MA2は低論理レベルにある。従って櫛型
濾波器へのクロック信号は第3図のアンドゲート390
によシ阻止され、クロック信号がないためにシフトレジ
スタ4ユO、412のサンプルの移動がなく、従ってサ
ンプ/I/加重回路W1〜W6に印加される加重係数は
実体がない。
表の第3欄は第2欄の1水平線期間後のものである。主
チャンネルの線L2、R3に対するサンプル61 ソれ
ぞれシフトレジスタ412.410にあり、線L5に対
するサンプルは母線C■を介して印m中である。この場
合はW1〜W6を介して印加される加重係数は櫛型濾I
l器を線12が線L3の後で線L5の前に受入れられて
いるかの様に動作させるように選ばれる。
表の第4欄に示すように、加重係数は1水平線期間後に
再び変る。このときシフトレジスタ410.412はそ
れぞれ線L5、R3を供給し、線L6を受入れている。
この場合、加重係数は装置が線L6を時間的に線L3、
R5の間に入れるような2H櫛型濾波器として動作する
ように選ばれる。表の第5欄および第6欄の動作は線の
組が違うだけで第1欄および第2欄のものと同様である
第3図に戻り、櫛型濾波器310からのクロミナンスサ
ンプルは母線Cを介してマルチプレクサ340の一方の
入力端子に印加される、このマルチプレクサ340の他
方の入力端子は母線CVに結合されている。マルチプレ
クサ340は第2図のマイクロプロセッサ12からの信
号NiA2により制御されて、主チヤンネル処理中櫛型
濾波器310からクロミナンスサンプルを供給し、補助
チャンネル処理中母線C■から補助合成映像信号す/プ
ルを供給する。
マルチプレクサ340から供給されるサングルは低域濾
波器(LPF)350に印加される。この濾波器は主チ
ヤンネル処理中分離されたクロミナンスサンプル中に含
まれるルミナンス垂直細部情報を表すサンプルを生成し
、この垂直細部サンプルは加算器320により櫛型濾波
器310からのルミナンスサンプルに加算される。この
加算器320からの主チャンネルのルミナンスサンプル グme器330に印加され、その高周波数成分と低周波
数成分に対して増幅される。これらのサンプルは主/補
助信号処理回路の出力部YMから装置の残部に供給され
る。
マルチプレクサ340からの分離クロミナンスサンプル
は低域濾波器350による処理遅れを補償する遅延素子
352にも印加される。このクロミナンスサンプルから
低域R1波器350によシ取出された垂直細部サンプル
は、減算器360において遅延素子352の与える遅延
分離クロミナンスサンプルから差引かれる。減算H3e
oからのクロミナンスサンプルはクロミナンス信号帯域
外の周波数を棄却して残留ルミナンヌ信号成分を除去す
る帯域i濾波器370により濾波される。濾波されたク
ロミナンスサンプル中まクロミナンス処理回路380に
印加され、主チャンネルの色差信号R−Y’、B−Yと
なる。
上述のように、補助信号に用いられる信号処理[n路は
主信号に用いられるものの一部である。補助信号処理中
、制御信号1viA2に応じてマルチプレクサ34′0
が母線CV上の合成映像信号サンプルを低域濾波器35
0に通過させる。低域濾波器350はこれに印加される
合成映像信号サングルから変調された色副搬送波を含む
高周波数成分を除去して補助チャンネルのルミナンス成
分を表わすサンプルを生成する。
この補助チャンネルのルミナンスサンプルは減算器36
0において母線Cvからの遅延合成映像信号サンプルか
ら差引かれる。その遅延合成映像サンプ/L/は、マル
チプレクサ340からの遅延しタサンプルを低域濾波器
350の処理遅れを補償するに足る時間だけ遅延させる
遅延素子352から減算器360に供給される。減算器
360からのサンプルは効果的に高域濾波された合成映
像信号サンプルで、帯域濾波器(BPF)370に印加
されて残留ルミナンス成分を除かれ、補助チャンネル用
クロミナンスサンプルとなってクロミナンス処理回路に
供給される。
主チャンネルと補助チャンネルからのクロミナンスサン
プルは4 fscのクロック周波数でクロミナンス処理
回路380に印加される。これらのサンプルは色副搬送
波の90°位相間隔で起るため、直角位相関係の2つの
色差信号の垣を又互に表わすことが判る。例えば、主チ
ャンネルからのサンプルが色差信号R−Y、B−Yを表
わす位相で生ずルト、クロミナンス処理回路380に与
えられる主チヤンネルサンプルのシーケンスは、サンプ
ルの符号がサンプリングの位相を表してサンプルの極性
を表さない場合、−1−(R−Y)、+(E−Y)、−
(R−Y)、−(B−Y)、+(R−Y)等である。信
号処理の遅れのだめ、処理回路380に供給されるサン
プルと主チャンネルまたは補助チャンネルの信号のR−
YとB−Yの位相との間に位相誤差が生ずることがある
。その上、補助チャンネル信号は主チヤンネル信号に同
期されていないため、2つのチャンネルに対するR−Y
とB−Yの基準位相が異ることがある。クロミナンス処
理回路380はこれ等の位相誤差を補正して、その出力
に主チャンネルと補助チャンネルに対する色差信号R−
Y、B−Yのサンプルを生成する。
クロミナンス処理回路380は1983年12月30日
付米国特許願第567190号明細書に概説されている
が、次にこの回路をこの発明に用いるために構成したも
のを説明する。クロミナンス処理回路380に供給され
る主チャンネルと補助チャンネルのサンプルを簡単のた
め(R−Y)−および(B−f)sで表わす。ここで添
字Sはサンプルと真のR−Y、B−Yの間にそれぞれ位
相差があることを示す。
第3図の帯域濾波器370からのクロミナンスサンプル
は第6図のデマルチプレクサ600に印加される。この
クロミナンスサンプルに含まれる情報の帯域幅は1.5
 MHz未満である。(R−Y)8サンプルと(B−Y
 )8サンプルはそれぞれ副搬送波周波数の2倍、すな
わちNTSC信号では7.16MHzで起る。従って(
R−Y)8サンプルと(B−Y)8サンプルをそれぞれ
1つおきに処理するトキハ、ナイキストサンプリング規
準が満足されることがある。第6図のデマルチプレクサ
600は反復するクロミナンスシーケンス+(R’−Y
)8、+(B−Y)  、−(R−Y)  、−(B−
Y)8、S                 S+(
R−Y)6・・・から+(R=−Y )8と+(B−Y
)8のサンプルだけを供給すると仮定する。
第6図において、デマルチプレクサ600から母線61
0.620にそれぞれデジタル信号(R−Y)う(B−
Y)8が供給される。これらの信号はその大きさだけを
通す絶対値回路(ABS)650.651に印加され、
その大きさがアドレスコードとしてROM653.65
4に印加される。ROM653.654はそのアドレス
入力部に印加されたアドレスニードの対数を生成するよ
うにプログラミングされているっ工Og l (R−Y
 )81に対応する信号は減算器655で加gl(B 
 Y)3iに対応する信号から差引かれ、生成したlo
g(1(B−Y )81/l (R−Y)81  )に
対応する出力信号コードがEtc)M657にアドレス
コードとしてそれぞれ遅延素子652,656を介して
印加される信号(R−Y)9、(B−Y)8の符号ビッ
トと共に印加される(この符号ビットは合成アドレスコ
ードの最高位ピットとなる)。ROM557:jtan
  ((B−”f )8/(R−Y )S)すなわち加
算器658に印7Il]される角θに対応する出力コー
ドを生成するようにプログラミングされている。減算2
二655の生成するコードは絶対値1(R−Y)61と
1(B−Y)slから発生されたものであるから、+(
R−Y)s軸に沿って定義された零度から90度までの
角度範囲を表すに過ぎないが、ROM657に印加され
るアドレスコードに茄えられる(R−Y)Sと(B−Y
)8の符号ビットは角度情報を零度から360度または
±180度まで拡げるに要する情報を与える。
ROM 657から生成される角度コードは位相誤差検
知器672にも印加される。この位相誤差検知器672
は第7図について下達するようにパーストゲート信号の
制御により主信号と補助信号のバースト期間中クロミナ
ンス位相角を表わす角度コードを検査する。すなわちこ
の回路672は主バースト信号と補助バースト信号のサ
ンプ/L/(RY ) sと(B−Y)Sによって表さ
れる位相角間の差0を計算し、生成する位相角が所要の
正確な軸R−YとB−Yと同相に取られたサンプルであ
る。この主信号と補助信号に対する角αは次のバースト
期間まで記憶されて、各バースト期間の間の適当な時点
で加算回路658に印加される。この加算回路658は
角θおよびαを合計して正確な角θ′を生成する。
加算器658からの角θに対応するデジタルコードは回
路671に印加され、ここで肌色補正されたデジタルコ
ードとなる。この回路671は通常肌色ヲ伴うクロミナ
ンス角を表わし、アドレスコードとして印加される角θ
′の肌色補正角φを生成する非線型伝達関数を生ずるよ
うにプログラミングされたROMとすることができる。
肌色の範囲のクロミナンス角を表わさない角θlについ
ては、回路671で生成される角φがθIに等しい。例
えば、ROM 671は角θ′が±90°のとき(θt
 −Ksin 2θl)に等しく。角θIが±90°か
ら±180°のときθlに等しい角φを生成するように
プログラミングすることもできる。
回路671からの角φはその正弦と余弦を正するように
グログラミングされたR OM 678にアドレスニー
ドとして直接印加され、その正弦と余弦は(R−Y)s
と(B−Y )Sのベクトル和の大きさCBを乗じられ
、肌色補正済直角位相信号R−Y、B−Yを生ずる。
(R−Y)8と(B−Y)8のベクトル和の大きさcB
は第6図の実施例では次式によシ発生される。
CB=l (R−Y) S l/l cosθ81  
   (1)このため、アドレス入力に印加される価θ
8信号コードのlog l cosθ81 を生ずるよ
うにプログラミングされたR OM 659に素子65
7から角θ6がアドレスコードとして印加される。この
ROM 659からのLog 1009θ61コードワ
ードは減算回路660の一方の入力部に印加され、RO
M 653からの10g1 (R−Y) 81コードワ
ードから差引かれて一1og(1(R−Y)81/l 
cosθ81〕に対応する信号を生成する。この信号は
加算器670とACCラッチ662に印加される。
マイクロプロセッサ12はラッチ662の内容をデータ
母線SPDを介して同期的に読取る。この値は例えば主
チャンネルと補助チャンネルのカラーバースト期間中に
読出すことができる。マイクロプロセッサ12はこの読
取った値を所定の基準値例えば20工REと比較して、
主信号と補助信号の合成利得係数GM、GAの対数を発
生する。これらの利得係数は母線SPDを介してそれぞ
れ緩衝器666.667に供給される。緩衝器666.
667はこの利得係数をマルチプレクサ669を介して
加算器670に印加し、ここでlog(1(R−Y) 
81/I CO8θ81〕信号に加えてlog(GCB
)に対応する信号サンプルを生ずる。このサンプルすな
わちコードワードは加算器679に印加されてlog 
(008φ)信号と組合される。
マルチプレクサ669ハマイクロプロセツサ12からの
主/補助制御信号MA2によυ制御される。信号MA2
は、主チャンネルのクロミナンス信号の処理中はラッチ
666から、補助チャンネルのサンプルの処理中はラッ
チ667から利得係数を選択する。
第6図の回路に印加されるタイミング信号を発生する信
号発生器はこの発明の関係部分を成さないため図示され
ていないが、この信号は当業者に公知の通常の技法で発
生することができる。
第7図は位相角誤差信号αを発生する回路の一例を示す
。図において角の値θ8はパーストゲート信号の制御の
下に累算器712に印加される。累算器に印加されたパ
ーストゲート信号は同期分離器28からの主チヤンネル
パーストゲート信号BGMか同期分離器26からの補助
チャンネルパーストゲート信号BGAである。主チヤン
ネルパーストゲート信号BGMはマルチプレクサ706
の一方の入力端子に、補助チャンネルパーストゲート信
号BGAはその他方の入力端子に印加される。マルチプ
レクサ706は主/補助制御信号MA2により制御され
て、主チャンネルの信号処理中は主チヤンネルノく−ス
ト信号を、補助チャンネルの信号処理中は補助チャンネ
ルバースト信号をそれぞれ生成する。計数器710はマ
ルチプレクサ706からのパーストゲートパルスの前縁
に応じて付勢出力電位を生成し、これを累算器712に
印加する。計数器710は、クロック入力に角の値θ6
の発生に同期するクロック信号fscが印加され、その
信号fscO数を所定値例えばM個まで正しく計数する
。規定数のクロ・ンクバルスが発生した後、計数器の出
力電位が累算器712を除勢する電位に変る。この計数
器710からの付勢信号は、バースト期間中に回路65
7から累算器712に連続M個の角値が入力し得る遅れ
を有する。M個の角値は公称的には基準サイクルのバー
ストシーケンスの中心から選ぶことになる。
累算器712は印加されたバースト位相角の値を合計す
る。この累算器712は加算器とラッチ(図示せず)か
ら成シ、その加算器の各入力にそのラッチの出力と累算
器の入力を結合し、加算器の出力を累算器の出力とラッ
チの入力に結合したものでよい。動作時には、加算器か
らの各逐次合計がラッチに入力され、ラッチからの出力
がその次の入力にm算される。
累算器からの合計出力はパーストゲート信号の補数にょ
シバ−スト期間の終シにラッチ716に印mされる。す
なわち、パーストゲート信号はインバータ714で反転
され、そのパルスの立下りすなわち後縁がインバータの
出力端子で電位の立上シになる。ラッチ716はこの立
上シに応じてそのときの入力値を記憶する。この値は1
水平線期間すなわち次のパーストゲートパルスの終るま
で記憶される。
ランチ716の出力は除算回路718に印加され、N1
で除算されて角θ8の平均値を生ずる。この除算回路7
18をラッチ716の前に置いてもよいことはデジタル
信号処理の当業者には自明である。また、Mの値が2つ
の整数乗のときは、この除算器を省Kして、PCMコー
ドワードのビートを右方すなわち下位ビット位置にシフ
トすることによシこの除算を行うこともできる。
除算回路718の出力値は減算回路721に減数として
印加され、使号源720から基準角度値例えば零度が被
減数としてこれに印加される。この減算回路721はバ
ースト期間全体の08の平均値を基準角から差引いた値
αに対応する差の値を生成し、この差値をデマルチプレ
クサ722の入力端子に印加する。デマルチプレクサ7
22はマイクロプロセッサ12からの信号MA2の制御
の下に主チヤンネル値とラッチ726に、補助チャンネ
ル値をラッチ724に印加する。ラッチ726.724
はそれぞれ主チャンネルに対して計算された最後の差値
を補助チャンネルのサンプルが処理される間保持し、補
助チャンネルに対して計算された最後の差値を主チャン
ネルのサンプルが処理される間保持する。
これらのラッチの出力端子はマルチプレクサ728の入
力端子に接続され、マルチプレクサ728は主チャンネ
ル信号の処理中は第6図の加算器658に主チャンネル
のα値を供給し、補助チャンネルの処理中は補助チャン
ネルα値を供給する。このマルチプレクサ728はマイ
クロプロセッサ12からの信号MA2で制御される。
補正角αが各水平線間で著しく変ると、加算器658に
印加されるαの1直が各線刻間の終シに向って実質的に
誤差を含んで来る。前の各水平線間の各α鎖の変化に比
例して主信号または補助信号に対するα鎖を増減するこ
とにより装置の性能が向上することがある。例えば、補
助チャンネルに対する最後の角αをその前の補助α値よ
り4度だけ増すと、補助チャンネルに対するその次のα
値もそのときの値よ94度だけ増大することが判るが、
予想誤差が最大1度にしかならない様にα値を14線期
間ごとに1度ずつ逐次増大すれば装置の性能を向上する
ことができる。αの補正は線刻間を通じ必要に応じて多
少行うことができるが、1水平線以下の間隔でα値を補
正する装置はこの発明の部分とは考えられないため図示
されていない。1水平線にまたがる移相が過大と見做さ
れると、き、この位相角の補正法に第7図の回路を適用
することは当業者に容易である。
第2図に戻って、処理回路40の出力部YA、(R−Y
)A、(B−Y)Aに生ずる補助チャンネルのルミナン
ス信号と色差信号のサンプルは補助メモリ50に印加さ
れる。メモリ50はマイクロプロセッサ12からの信号
MA3の制御の下にルミナンス信号と色差信号R−Y、
B−Yの各サンプルをそれぞれ4つ目ごとに補助画像再
生に充分な数(例えばNTSC方式では64個)だけ記
憶する。制御信号MA3は信号MA2の遅延したもので
、出力部YA、(R−Y)A、(B−Y)Aに補助チャ
ンネルのサンプルが得られるときだけ論理低レベルにな
る。
サンプルの各線はメモリから取出されて主画像内の差込
みとして表示される。ルミナンス信号と色差信号の各サ
ンプルはその入力周波数の4倍でメモリから読取られ、
主画像の各線のなの長さの補助画像線を生成する。補助
メモリ50の内容の読みはマルチプレクサ制御回路60
からの信号SMによって制御される。
補助チャンネルの信号処理従って補助メモリ50へのデ
ータの書込みは補助信号に同期されるが、表示のだめの
補助メモリ50からのデータ読取りは主チャンネルの信
号に同期される。補助チャンネルと主チャンネルの各信
号が非同期で、補助チャンネルの信号が補助画像の表示
中に処理されることがあるため、メモリ50がデータの
読み書き双方のために呼出されることもある。このよう
な同時読み書きによるテ゛−夕の汚損を防ぐため、補助
メモリ50は、処理済の補助データを受ける緩衝器と表
示スヘきデータを記憶するランダムアクセスメモリ(R
AM)の2段階を含んでいる。この緩衝器へのデータの
書込みは補助信号に同期されているが、その緩衝器とR
AMの間のデータ転送とRAMからのデータの読取シは
主信号に同期されている。この実施例では、サンプル処
理回路40から供給される周波数の14でM#器に書込
まれるが、これによって補助画像の線が皆に圧縮される
。サンプルはこの緩衝器記憶周波数の4倍で緩衝器から
RAMに送られ、すべての転送が各補助信号処理期間に
続く第2の主チヤンネル水平同期パルスの前縁に一致し
て行われる。この転送は水平線期間の之遅れで完了する
。各転送間に干渉はなく、下達の補助メモリの読取シは
主チャンネルの線の%が表示された後に始まる。
第8A図は補助メモリ50のルミナンス信号サンプルが
記憶される部分のブロック図である。緩衝器800は例
えば228X8先入れ先出しくF工FO)レジスタで、
信号処理回路40の出力部YAに接続された入力部、R
A M 820の入力部に接続された出力部、シフトイ
ン制御端子S工および7フトアウト制御端子SOを有す
る。この緩衝器には端子S工にパルスが印加されたとき
データが書込まれ、端子S○にパルスが印加されたよき
それからデータが読取られる。
端子S工に印加されるシフトインパルスはfscクロッ
ク信号とマイクロプロセッサ12からの主/補助制御信
号MA3から発生される。MA3はインバータ801に
印加され、そのインバータはアンドゲート803の入力
信号を生成する。このアンドゲート803の他方の入力
信号はクロック信号fscである。ゲート803の出力
信号はMA3が論理低レベル状態のとき、すなわち処理
回路40の出力部YAに補助チャンネルのルミナンス信
号サンプルが得られるときfscクロック信号となり、
その他のときは論理低レベルとなる。この出力信号は緩
@器800の端子S工に印加されて、その緩衝器に処理
回路40から供給される補助ルミナンス信号サンプルを
4つ目ごとに記憶させる。
この緩衝器からRAMへのデータ転送は主チャンネルの
各線の処理中に行われ、補助チャンネルの各線が補助フ
レームを構成する2フイールドの一方でしか処理されな
いため一方のフィールドだけで行われる。転送パルスは
信号MAa 、補助同期分離器26からの補助チャンネ
ル垂直同期信号■SA、主チャンネル同期分離器28か
もの主チヤンネル水平同期信号H3MおよびPLL30
からの4fscクロック信号から発生される。
転送パルスはアンドゲート802から発生されて計数器
804に印加される。計数器804は書込みアドレスを
発生してこれをマルチプレクサ806を介してRA M
 820に印加する。計数器804はそのリセット入力
Rに印加される補助チャンネルの垂直同期パルスによシ
零にリセットされる。
アンドゲート802からの転送パルスは遅延素子808
を介して緩衝器800のシフトアウト端子S。
とRA M 820の書込み付勢端子WEに印加され、
緩衝器の出力にデータを生成させると共にRAMのアド
レス指定された位置にそのデータを書込ませる。遅延素
子808は転送パルスを書込みアドレスがRAM中で安
定するに充分な時間遅らせる。
アントゲ−1802の入力端子の1つは4 fscクロ
ック信号を受けるように結合されている。この信号はデ
ータの転送速度を制御し、アンドゲート802に印加さ
れる他の信号はその転送の起る時点を制御する。信号M
A31−1アンドゲート802の入力端子の1つに印加
され、緩衝器800にデータが書込まれているとき転送
パル7が生じるのを防ぐ。
この信号MA3の反転信号がインバータ810がらRS
フリップフロップ805のセット入力Sに印加され、そ
のリセット入力RKは補助チャンネルの垂直同期信号v
SAが印加される。このフリップフロップ805は各補
助フィールドの終端でリセットされ、与えられたフィー
ルドの第1の補助チャンネル水平線が処理されるときセ
ットされる。フリップフロッグ805の出力信号はアン
ドゲート802に印mされて、補助信号の線が処理され
ないフィールド中転送パルスが発生するのを防ぐ。
アンドゲート802の最後の入力は主チャンネルの水平
線期間において転送の生ずる位置を制御する。分周器8
07は例えば通常のイ除算回路で、その信号入力には主
チャンネルの水平同期信号HSMが印加され、そのリセ
ット入力端子には反転された主/補助制御信号NIAが
印加される。このため、分周器807は補助チャンネル
のデータが緩衝器aOOに書込まれている間論理低レベ
ル状態にある。
この信号は補助信号処理に続く最初の主チャンネルの水
平同期パルスの前縁で論理高レベル状顧に変る。次の主
チャンネルの水平同期パルスは分周器807の出力信号
を論理低レベル状態に変える。
この出力信号は8ビツト計数器813のリセット入力端
子に印加される。
計数器813はその信号入力端子にアンドゲート811
から4fscクロック信号が印加され、その8ビツトの
出力信号が復号器815に印7XIされる。復号器81
5は計数器から供給される鎖が228のとき論理高レベ
ルの信号を発生し、これをインバータ817を介してア
ントゲ−) 811の一方の入力に印加する。このゲー
ト811の他方の入力は4 fscクロック信号である
。アンドゲート811は4fscクロック信号を計数器
813にそれがリセツ+−gれてからパルスを228個
計数するまで供給する。分周器807、アンドゲート8
ユ1、計数器813、復号器815およびインバータ8
17によって形成される回路は、そのインバータ817
の出力に、補助信号処理後の第2の水平同期パルスの前
縁に一致する時H)の間継続する論理高レベルの信号を
生成する。
この信号はアンドゲート802の入力にも印7111I
されて、そのゲートが上期期間中に228個の転送パル
スを生ずるようにする。
RAM820からのサンプルの読取シは4fscクロッ
ク信号、マルチプレクサ制御回路60からの選択は号S
Mおよび主同期分離器28からの主チヤンネル垂直同期
信号vSMによって制御石れる。選択信号SMと4 f
scクロック信号はアンドゲート812に印7IOされ
るだめ、アンドゲート812はマルチプレクサ 示のため選択する時4fscクロック信号を生成する。
このアンドゲート812の出力信号は計数器814と遅
延素子818に印加される。計数器814は読取りアド
レスを発生し、これをマルチプレクサ806を介してR
 A M 820に印加する。マルチプレクサ806は
信号SMによシ制御されて、補助チャンネルのサン1/
l/が表示のために選ばれたとき計数器814から読取
シアドレスを発生し、その池の場合は計数器804から
書込みアドレスを発生する。゛主チャンネルの垂直同期
パルス■SMは計数器814のリセット入力に印加され
てその読取シアドレスを主チャンネルの各フィルドの終
シに開始点に戻す。
遅延素子818はその入力にアンドゲート812から印
加される読取9パルスをRAM内で読取りアドレスが安
定す゛るに充分な時間遅延させる。この遅延式れたパル
スはR A M 820の読取シ付勢入力に印加されて
、その出力部YAlにアドレス指定された位置からデジ
タルサングルを送シ出す。
メモリ50の2つの色差信号サングルを記憶する部分は
同じであるから、第8B図にはその一方だけを示す。こ
のメモリは第8A図のルミナンスサングル用メモリと本
質的に同じで、クロック信号と緩衝器およびRAMの記
憶位置の数だけが異る。
第8B図のゲート861の一方の入力には第8A図のゲ
ー)811に4fsc信号が印加されるのに対しfsc
クロック信号が印加され、第8B図のゲート853の一
方の入力には第8A図のゲート803にfsc信号が印
加されるのに対しfsc/4クロツク信号が印加される
。クロック信号の周波数が低くされたのは色差信号のデ
ータ周波数が/ルミナンス信号のそれより低いためであ
る。その上、処理回路40から供給される色差信号サン
プルの記憶に228個の代りに57個の記憶位置の小さ
い緩衝器が用いられ、これに比例して小さいRA’Mが
用いられている。第8A図と第8B図のメモリはその他
の点では同じである。クロック信号fsc、 fsc/
4の発生に用いる装置はこの発明の一部と考えられない
ため図示されていない。これらの信号は当業者に知られ
た通常の技法で発生することができる。
補助メモリ50の出力部YAl、(R−Y)A、(B−
Y)Aからのルミナンヌ信号の色差信号の各サングルは
主/補助信号マルチプンクサ52のユ組の入力に印加さ
れる。このマルチプレクサ52の他の1組の入力は信号
処理回路40の出力部YM、(R−Y)M、(B−Y)
Mからの主ルミナンヌ信号と主色差信号の各サンプルで
ある。マルチプレクサ52の第3組の入力信号は主メモ
リ70の出力部YM′、(R−Y)M’、(B −Y 
)M’から供給される。
主メモリ70はルミナンヌ信号および色差信号R−Y1
B−Yに1つずつ合計3つの1Hシフトレジスタを含む
。処理回路40の出力部YMからのルミナンス信号サン
プルは第9A図の1Hシフトレジスタ900の入力部に
印加される。レジスタ900は4 fscの周波数で供
給されるサンプルの1水平線の記憶に充分な数の段(例
えばNTSC方式では910段)を持つ通常のシフトレ
ジスタでよい。このシフトレジスタ900の出力部YM
lに得られるサンプルは1水平線期間遅延した主チャン
ネルのルミナンス信号サンプルである。
第9B図は主メモリ70の2つの色差信号メモリの一方
のブロック図である。このメモリもIHシフトレジスタ
であるが、処理回路40からのデジタル色差信号のサン
プル周波数が低いため、シフトレジスタ950のクロッ
ク周波数はfSCと低く、そのセルの数も少ない(例え
ばNTSC方式で228である)。
マルチプレクサ制御回路60からの選択信号SMとマイ
クロコンピュータ−2からの主/補助制御信号MA  
はマルチプレクサ52の出力Y1 (R−Y)、(B−
Y )に3組の/ルミナンス信号および色差信号のどれ
が出て来るかを決める。主/補助制御信号MA4はマル
チプレクサを切換えて処理回路40またけ主メモリ70
から主チャンネルのサンプルを供給するようにする。こ
の制御信号MA4はマイクロプロセッサ−2により発生
され、上記信号MA、ないしMA3と同じ性質を持つが
、これらの信号よシ遅延している。
MA4が論理高レベル状態のとき、マルチプレクサ52
は処理回路40から主チャンネルのサンプルを供給し、
論理低レベル状態のとき、すなわち処理回路40が補助
チャンネルのサンプルを供給しているとき、主メモリ7
0からのサンプルを供給する。
マルチプレクサ制御回路60からの選択信号SMはマル
チプレクサを切換えて主チャンネ/L/″または補助チ
ャンネルのサンプルを供給する様にする。SMが論理低
レベル状態にあるとき、マルチプレクサ52は処理回路
40またはメモリ70からの主チヤンネルサンプルを供
給するが、SMが論理高しごル状態のときは、補助チャ
ンネルのサンプルを供給する。
次に信号SMの発生を更に詳、匍に説明する。
マルチプレクサ52の出力Yからのルミナンス信号と出
力(R−Y )、(B−Y)からの色差信号はデジタル
マトリックス回路80に印加され、ここで組合だれて例
えば表示装置(図示せず)に印加し得る3原色信号R,
G、Bを生ずる。この実施例に適スるデジタルマドIJ
ツクス回路は当業者が通常の回路素子により構成し得る
ものであり、この発明の一部とは考えられないため図示
されていない。
上述のように、補助メモリ50の読取りとマルチプレク
サ52内の信号の流れを制御する信号はマルチプレクサ
制御回路60により発生でれる。この回路に印711]
石れる入力信号はP L L30からの4 fscクロ
ック信号と、同期分離器28からの主チャンネルの遅延
水平垂直同期パルスである。この同期パルスは遅延素子
62.64に印′ixJされて処理回路40からの処理
済ルミナンスおよび色差信号に同期するに足る遅延を与
えられる。制御回路60はこの発明の一部と考えられな
いため詳示しないが、第1O図のタイミング図を助けに
して当業者が計数器その池の論理回路を含む通常の部品
で構成し得るものである。第10図において、波形H3
M、 VSMは制御回路60に印加式れる水平垂直の同
期信号、波形YMは処理回路40からの主チャンネルル
ミナンス信号、波形SMは制御回路60から生成きれる
信号SMを表わす。
第10図はNTSC映像信号のあるフィールドから選ば
れた線と次のフィールドの最初の2本の線を示している
。図の上端の数字は各フィールド内の線の数を表わす。
第10図にはまた各フィールド間に生ずる等化パルヌと
垂直同期パルスも含まれている。
信号SMは幅、(H1間隔4’Hのバフ1フ列から成り
、第1図に示すように主画像の下側に補助画像を置くト
キ、このバルクばNTSCフィールドの各水平線の復号
である第189番目から第252番目までの線の間だけ
生ずる。信号SMが高論理レベルのときマルチプレクサ
52はマトリックス80と主メモリ70に補助チャンネ
ルサンプルを供給するようになっているが、信号SMが
低論理レベルのときマルチプレクサ52は処理回路40
からの主チヤンネルサンプルを供給する。マルチプレク
サ52は主チヤンネルサンプル供給と補助チャンネルサ
ンプル供給の間で切換えられて第1図に示すような合成
土/補助画像を生成する。
マイクロプロセッサ12はこの発明のこの実施例におい
て主信号と補助信号の処理を制御するが、第11図はそ
の制御シーケンスを示すフローチャートである。グロッ
ク1110はマイクロプロセッサの初期設定7−ケンス
を示し、その第1段階は主/補助制御信号MA、〜MA
4をリセットすることである。上述の様に、これらの信
号は主チヤンネル信号処理に対し論理高レバル状態にセ
ットされ、補助チャンネル信号処理に対し論理低レベル
状態にリセットされる。信号MA2〜MA4は信号MA
、に対しその添字数字の増すほど大きくそれぞれ異つた
量だけ遅延されているっ各信号は受像機の行うバイグラ
イン化葛れた信号処理の各段階を制御する。従って「M
A リセット」の段階ではMA、、MA2、MA3、M
A 4を逐次リセットする。任意の2つのMA倍信号変
える間の遅延の量はその信号により制御される装置間の
処理の遅れに依存する。
遅延がマイクロッ”ロセツサの命令サイクルの整数であ
れば、その2つの信号を直接マイクロプロセッサにより
変えることができるが、他の場合はマイクロプロセッサ
は例えば他の3つの信号全生成する3段遅延回路(図示
せず)に1つの信号を供給することができる。これは各
M A信号が低論理レベルから高論理レベルに変るどの
l−MA上セツトの段階にも言える。
初期設定グロック1110の第2段階は変数0DDFに
Oを割当てることである。0DDFは処理中の各線が奇
数フィールドのものか偶数フィールドのものかを(それ
ぞれ○DDF=1と○DDF=0で9示す。この変数は
補助画像の各線が補助信号のフィールド1つ置きに(す
なわち各奇数フィールド間ド)取られることを保証する
ために用いられる。初期設定の第3段階は計数器LT工
ME、FT工MEを0にリセットすることである。計数
器LTIMEおよびFT工MEは例えばマイクロプロセ
ッサに内蔵されていて、各クロックパルスごとに1ずつ
歩進される。これらの計数器はそれぞれ最後の水平同期
パルス(LT工ME)および垂直同期バルク(FT工M
E)以後に生じた4 fscクロックパルスを計数する
もので、マイクロプロセッサに用いられてそれが発生す
る信号を補助チャンネルの水平および垂直同期パルスに
それぞれ同期させる働らきをする。マイクロプロセッサ
に利用し得る計数器が内蔵されていないときは、このL
T工MEとF’T工MEを4 fscクロック計数鎮の
関数として実現することもできる。例えば、FT工ME
はそのクロック計数値からある変数を引いたものとする
ことができる。この場合は計数器FT工MEをリセット
するプログラム段階はそのときのクロック計数値をその
変数に割当てることになる。
初期設定のシーケンスの第4段階は、少くとも1フレ一
ム期間中補助チャンネル信号を監視して連発する補助チ
ャンネルの水平同期パルス間および垂直同期パルス間の
クロックパルス数の正確な推定値を求めることである。
これは例えば同期分離器26からの水平垂直の同期パ/
l/ヌにベクトルの異った割込みをさせることにより達
せられる。この割込みを取扱う割込みサブルーチンは補
助信号の水平同期パルス相互間の時間であるそのときの
E(T工MEの値または補助信号の垂直同期パルス相互
間の時間であるそのときのFT工MEの値をその割込み
とその前の割込みに対するクロック計数値の差で平均す
ることができる。初期設定シーケンスにおけるこの段階
は偶数フィールドの最後の線まで少くとも1フレ一ム期
間補助チャンネルの信号を監視するものである。マイク
ロプロセッサは例えば最後の水平同期パルスと最初の等
化パルスの間の時間を監視して奇数フィールドと偶数フ
ィールドを識別することができる。すなわち、この時間
は奇数フィールドよシ偶数フィールドの方が長い。
初期設定シーケンス1110の最後の段階は主/補助制
御信号MA、〜MA4をセットして主チャンネルの信号
が処理表示されるようにすることである。
判定グロック1112はマイクロプロセッサの制御シー
ケンスを計数器FTIMEの計数値が補助信号の垂直同
期パルス間の時間計算値VT工ME以上になるまで1つ
のループを循環させることにより補助チャンネルの垂直
同期信号に同期する。
FT工MEがVT工ME以上のとき、マイクロプロセッ
サ12はブロック1114で示す割込みを行う。ブロッ
クユニ14の第1段階はVT工MEを更新することであ
る。この段階は垂直同期割込みに結合された割込みルー
チンで実行されるが、これはここではマイクロプロセッ
サ制御シーケンス中に置かれてほぼそれが起るときを示
す。ブロック1114の次の2段階は補助チャンネルの
フィールドおよび線時間計数器FT工MEとLT工M 
EをOにリセットし、補助チャンネルの奇数フィールド
表示器0DDFの値を1とOの間で変えることである。
0DDFが処理された最後のフィールドで1でるれば、
今の、フィールドでOに変えられるが、最後のフィール
ドで0であれば今のフィールドで1に変えられる。ブロ
ック1114の最終段階は変数LINENOに0値を割
当てることである。
L 工’N E N Oは補助信号の各水平線期間ごと
に1ずつ歩進でれるため、補助画像のその時の線の番号
t” 示ス。L工NENOはマイクロプロセッサによシ
MA信号をセット、リセットし、櫛型濾波器310に印
7Irlテれる加重係数を変えるために用いられる。
判定ブロック1116°はブロック1114の後に来る
マイクロプロセッサの命令シーケンス中の次の段階で、
もし変数0DDFが0値を有し、補助チャンネルが偶数
フィールドを供給中であることを示しておれば、マイク
ロプロセッサはグロック1115に分岐する。ブロック
1115は櫛型濾波器310の加重係数を第5図の表の
第1列に示すものに変える。これらの加重係数は主画像
の連続3本の線を処理するのに適し、補助信号の偶数フ
ィールド期間中用いられる。これはこの期間中主画像の
各線だけが処理されているためである。マイクロプロセ
ッサ制御シーケンスにおけるグロック1115の次の段
階は判定ブロック1112で、このブロックはマイクロ
プロセッサを次の垂直同期パルスが生ずるまでループ内
を循環させる。
ブロック1116で変数0DDFの値が1であれば、マ
イクロプロセッサの制御シーケンス中の次の段階が判定
ブロックユニ18である。ブロック1118はあるフィ
ールドの始めの消えた腺を取扱うループ中の最初のブロ
ックであシ、NT S C方式ではこの様な線区間が2
1ある。判定ブロック1118は変数り工NENOに記
憶された補助チャンネルの線番号を値21を比較する。
L工N E N Qの直が21未満の間マイクロップロ
セッサはブロック1116からユニ18に移動する。判
定グロックユユユ8は水平線の終シまで待つループであ
る。計数器変数LT工MEの値が所定の水平線時間HT
 工M E未満であれば、このブロックはそれを分岐し
て戻し、再試験するが、HT工ME以上であれば制御シ
ーケンスはブロック1122に切換えられる。グロック
1122は変数HT工M Eを更新し、L工NEN○の
値を歩進し、線時間計数器L T i M Eをリセッ
トスる。マイクロプロセッサはブロック1122からル
ープの始めの判定ブロックに戻る。
L I N E N Oの値が21を超えると、判定ブ
ロック1118からマイクロプロセッサ制御シーケンス
がブロック1124にジャンプする。ブロック1124
は補助信号の画像処理の第1段階でるる。この段階で補
助チャンネルの線番号り工NENOの4を法とする道が
変数LNに代入され、制御シーケンスはブロック112
6に進む。L N = Oであれば、判定グロック11
26からブロック1128にプログラムが進むが、他の
場合はブロック1130に進む。
LN=oのとき、そのときの補助チャンネルの線の番号
り工NENOは4で割切れる数である。この条件を満足
する腺がこの実施例で補助画像構成用に選ばれる。従っ
て、グロックユニ28で主/補助制御信号MA、〜MA
4がリセットされて主チャンネル官号処理から補助チャ
ンネル信号処理に切換わる。マイクロプロセッサのプロ
グラムはブロック1128から判定ブロック1140に
進む。このプ −ロツク1140では、そのときのフィ
ールドに処理すべき線がまだあるときプログラムが判定
プロン1り1120に戻シ、もうないとき(すなわちF
T工MEがVT工ME以上のとき)ブロック1114に
戻って次のフィールドの処理が始まる。
判定ブロック1124でLN(Oであれば、マイクロプ
ロセッサプログラムは判定ブロック1130に進む。ブ
ロック1130でLN=1であればブロック1ユ32に
進み、LNNであれば判定ブロック1134に進む。ブ
ロック1132では選ばれた補助チャンネル線の直後の
主チヤンネル線の処理が制御されるが、その第1段階で
信号MA、〜MA4がセットされて主信号処理が再開で
れ、第2段階で第3図の櫛型濾波器310に印加でれる
加重係数が第5図の表の第3列に示すように変えられる
。この次のプログラム段階は上述の判定プロックユ14
0である。
ブロック1130で変数LNが1でなければ、プログラ
ムが判定グロックユニ34に進む。このブロック113
4でLN=2であればブロック1136に進み、L N
\2であれば(すなわちLN=3であれば)プロンクコ
138に進む。ブロック1136 (!:1138では
櫛型濾波器310に印加される加重係数がそれぞれ第5
図の表の第4列と第5列に示すように変えられる。ブロ
ック1136および1138から上述のブロック114
0にプログラムは進む。
マイクロプロセッサはこの制御ループを新しい補助チャ
ンネルが選ばれるまで続け、そのとき第2図のチャンネ
ル選択器10からの信号に応じて初期設定ブロック11
10に戻る。
マイクロプロセッサ12の他の機能は第3図のクロミナ
ンス処理回路380からの主チャンネルと補助チャンネ
ルのサンプルをデータ母線SPDを介して監視し、主チ
ャンネルと補助チャンネルの判型係数を母線SPDを介
してこの処理回路に供給することにより、クロミナンス
利得を制御することである。この殿能はこの発明の一部
とは考えられないため、その制御フローチャートは示ざ
lい。
この機能は当業者に公知のプログラム技法により第11
図のプログラムの主および補助処理段階中に集積するこ
ともできる。
上述の画中画式受像機は主チャンネルと補助チャンネル
に各1つ、合計2つずつの同調器、工F増幅器および復
調器を有するが、さらに経済的な方式ではそれがそれぞ
れ1つずつである。この発明は時分割多重化信号で動作
し、その信号処理はパイプライン化されているため、単
−同調器型画中画式受像機に特に適している。第12図
は第2図の受像機を同調器1個に改造するに要する部分
のブロック図である。チャンネル選択器10はマイクロ
プロセッサユ2に選ばれたチャンネルのチャンネル番号
とそれが主チャンネルか補助チャンネルかを示すデータ
信号を送り、マイクロプロセッサ12はそのチャンネル
番号を同調器22用の制御信号に変える。この制御信号
はチャンネ゛ルが選択されたときデータ母線TDを介し
て同調器に送られる。
すると同調器22はこの制御信号をその局部メモリに記
憶する。主チャンネルと補助チャンネルの切換はマイク
ロプロセッサ12から線路CCを介して同調器22に印
加でれる1ビット信号によシ制御される。同調器22か
らのアナログ合成映像信号[AD変換器34と同期分離
器26に印加される。AD変換器34は主チャンネルの
バースト成分に同期されたクロックによシ駆動されて、
受像機の残部に主および補助合成映像信号のデジタルサ
ンプルを供給する。同期分離器26は主チャンネルと補
助チャンネルの垂直および水平同期パルスを生成し、こ
れらのパルスは通常の垂直および水平発振器(図示せず
)を同期して主チャンネルと補助チャンネル用の連続パ
ルスを生成するのに用いられる。補助チャンネルの水平
垂直発振器からのパルスを、実際の水平垂直同期パルス
の代りに用いてマイクロプロセッサ12を補助信号に同
期させることもできる。また同期分離器26からの同期
パルスを直接マイクロプロセッサ12に印加することも
できる。この場合は主パルスと補助パルスを区別するた
め水平垂直同期信号に関係する割込みサブルーチンに若
干のプログラム段階を追加することが望ましい。
このプログラム段階は例えば補助チャンネルの水平垂直
同期パルスについて計算でれた間隔の倍数に近い間隔で
生ずるパルスだけを同期するものである。同期分離器2
6で生成されたパーストゲート信号も同様に主信号と補
助信号の両用のパーストゲート信号である。
補助チャンネルの水平垂直の発振器からの出力パルスに
応じてマイクロプロセッサ12は同調器を主チャンネル
と補助チャンネルの間で切換える。
主実施例におけるように、同調器は補助画像の各フレー
ムを構成する2つのフィールドの一方の線4本ごとの補
助チャンネルの水平同期パルスの前縁の直前に主チャン
ネルから補助チャンネルに切換えられ、これらの線上の
有効映像信号の終了直後に補助チャンネルから主チャン
ネルに切換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明分利用した表示装置上に生成される画
像形態を示す略示図、第2図はこの発明の1実施例を含
む画中画式テレビジョン受像機のブロック図、第3図は
第2図の受像機に用いられる主/補助信号処理回路のブ
ロック図、第4図は第3図の信号処理回路に用いられる
櫛型濾波器のブロック図、第5図は第4図の筒型濾波器
の動作を説明するだめの数稙を示す図、第6図はクロミ
ナンス処理回路のブロック図、第7図は第6図のクロミ
ナンス処理回路に用いる位相誤差検知器のブロック図、
第8A図および第8B図は第2図の受像機に用いられる
補助信号メモリのブロック図、第9A図および第9B図
はそれぞれ主信号のルミナンス信号メモリおよび色差信
号メモリのブロック図、第10図は第2図の受像機に用
いられるマルチブレフサ制御回路の動作を説明するため
の信号波形図、第11図は第2図のテレビジョン受像機
の動作を説明するだめのフローチャート、第12図は第
2図の受像機の一部の他の実施例を示すブロック図であ
る。 16・・・映像信号源、30・・発振器、310・・・
濾波手段、380・・・位相補正手段。 才/図 才40

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれルミナンス信号成分とカラーバースト信
    号成分を含むクロミナンス信号成分を有し、互いに交番
    する独立の第1および第2の合成映像信号を持つ時分割
    多重化映像信号の信号源と、上記第1の合成映像信号成
    分のカラーバースト信号成分の周波数の整数倍に実質的
    に等しい周波数を有する基準クロック信号を発生する発
    振器と、上記時分割多重化合成映像信号に応じてこれか
    らクロミナンス信号成分を分離し、上記第1および第2
    の合成映像信号成分の各クロミナンス成分にそれぞれ対
    応し、互いに交番する第1および第2のクロミナンス信
    号成分を持つ時分割多重化クロミナンス信号を生成する
    濾波手段と、 上記時分割多重化クロミナンス信号、上記基準クロック
    信号および上記カラーバースト信号成分に応じて第1お
    よび第2の位相補正済クロミナンス信号を生成する位相
    補正手段とを含む映像信号処理方式。
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