JPH07177536A - ディジタルタイムベースコレクタ - Google Patents

ディジタルタイムベースコレクタ

Info

Publication number
JPH07177536A
JPH07177536A JP5316941A JP31694193A JPH07177536A JP H07177536 A JPH07177536 A JP H07177536A JP 5316941 A JP5316941 A JP 5316941A JP 31694193 A JP31694193 A JP 31694193A JP H07177536 A JPH07177536 A JP H07177536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
read
memory
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5316941A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Otaki
浩 大瀧
Masahiro Nakajima
正裕 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Video Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Video Corp
Priority to JP5316941A priority Critical patent/JPH07177536A/ja
Priority to US08/357,750 priority patent/US5497200A/en
Publication of JPH07177536A publication Critical patent/JPH07177536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/95Time-base error compensation
    • H04N5/956Time-base error compensation by using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリの記憶容量を映像信号の1H程度に減
少させた場合に復調映像信号に含まれるジッタによって
メモリへの書き込みが遅れても映像信号の輝度信号と色
信号とのインターリーブ関係を保つ。 【構成】 1つの水平走査期間内で画像データメモリ及
びサブキャリア位相メモリの書込アドレスより読出アド
レスが進んでしまうと、サブキャリア位相メモリから読
み出された極性データとラッチ手段に保持された適切な
極性データと間に不一致が生じ、その不一致を検出する
と読み出された画像データのカラー位相を反転させ、新
たな水平走査期間に対するデータ読出動作を開始した場
合に新たな水平走査期間のデータ書込動作に移行してい
ないことを検出したとき新たな水平走査期間においては
読み出された画像データのカラー位相を反転させる。 【効果】 映像信号の輝度信号と色信号とのインターリ
ーブ関係を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に記録された
映像信号を再生する装置におけるディジタルタイムベー
スコレクタに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオディスクに記録された映像信号を
単に復調再生すると、再生映像信号にはビデオディスク
の偏芯成分、機構系の振動により細かいジッタが含まれ
ており、再生映像信号の基準時間軸からのずれであるタ
イムベースエラーが生じている。このタイムベースエラ
ーを補正するために再生映像信号をA/D変換器でディ
ジタルデータ化した後、メモリに書き込んでそれを基準
タイミング信号に同期して書込み順に読み出してD/A
変換器でアナログ信号に戻すディジタルタイムベースコ
レクタが知られている。
【0003】従来のディジタルタイムベースコレクタと
しては、特開平1−93273号公報に開示されたもの
がある。このタイムベースコレクタにおいては、再生映
像信号から水平同期信号及びカラーバースト信号のうち
の少なくとも1信号が分離抽出され、その分離信号を入
力するフェーズロックドループ(PLL)回路が設けら
れている。そのPLL回路は再生映像信号に含まれるタ
イムベースエラーに位相同期したクロック信号を生成
し、PLL回路内の位相比較手段の位相比較出力に応じ
てクロック信号が位相変調手段において位相変調され
る。その位相変調後のクロック信号がA/D変換器のサ
ンプルタイミング信号となっている。これにより、タイ
ムベースエラーの高域成分に対してもクロック信号が追
従して補正が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
タイムベースコレクタにおいては、低コスト化のためメ
モリの記憶容量を映像信号の1H(水平走査期間)程度
に減少させることが望まれている。ところが、メモリに
おいて映像信号を書き込むために順次指定される書込ア
ドレスを通常は読出アドレスが追いかけるように変化す
るのであるが、復調された映像信号に含まれるジッタに
よってクロック信号の周期が大きく変動した場合に、メ
モリの書き込みが遅れてしまい一定した周期で行なわれ
る読み出しがアドレスで先行してしまうことが生じる。
このようなことが生じると、1H前の映像信号を読み出
すことになるので、NTSC方式の映像信号の場合には
色信号が1H毎に180゜位相反転されるという条件が
維持されず、映像信号の輝度信号と色信号とのインター
リーブ関係を保つことができなくなる。
【0005】そこで、本発明の目的は、メモリの記憶容
量を映像信号の1H程度に減少させた場合に復調映像信
号に含まれるジッタによってメモリへの書き込みが遅れ
ても映像信号の輝度信号と色信号とのインターリーブ関
係を保つことができるディジタルタイムベースコレクタ
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルタイ
ムベースコレクタは、記録媒体から読み出されて再生さ
れたカラー映像信号をサンプリングしてディジタル信号
に変換するA/D変換手段と、ディジタル信号から1水
平走査期間毎にバースト信号の極性を示す極性データを
生成する極性データ生成手段と、1水平走査期間毎にデ
ィジタル信号をサンプル単位で画像データとして記憶す
るための画像データメモリと、画像データメモリへの画
像データの書き込み数だけの極性データの記憶位置を有
するサブキャリア位相メモリと、カラー映像信号に含ま
れる時間軸変動に位相同期した書込クロック信号に応じ
て順次指定される画像データメモリの記憶位置に画像デ
ータを書き込むと共に書込クロック信号に応じて順次指
定されるサブキャリア位相メモリの記憶位置に前記極性
データを書き込み、一定周期の読出クロック信号に応じ
て順次指定される画像データメモリの記憶位置から画像
データを読み出すと共に読出クロック信号に応じて順次
指定されるサブキャリア位相メモリの記憶位置から極性
データを読み出すメモリ制御手段と、極性データ生成手
段で生成された極性データをその生成水平走査期間に対
応するメモリ制御手段の読出動作期間において保持出力
するラッチ手段と、メモリ制御手段によって読み出され
た極性データとラッチ手段に保持された極性データとの
不一致を検出したとき第1不一致検出信号を発生する第
1不一致検出手段と、メモリ制御手段が新たな水平走査
期間に対する画像データメモリ及びサブキャリア位相メ
モリからのデータ読出動作を開始した場合に新たな水平
走査期間のデータ書込動作に移行していないことを検出
したとき新たな水平走査期間において第2不一致検出信
号を発生する第2不一致検出手段と、メモリ制御手段か
ら読み出された画像データを中継し第1又は第2不一致
検出信号に応じて前記メモリ制御手段から読み出された
画像データをそのカラー位相を反転させて中継するカラ
ー位相反転手段と、カラー位相反転手段から出力される
画像データに基づいてアナログ映像信号を発生する手段
とからなることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のディジタルタイムベースコレクタにお
いては、画像データメモリ及びサブキャリア位相メモリ
の書込アドレスより読出アドレスが進んでしまうと、サ
ブキャリア位相メモリから読み出された極性データとラ
ッチ手段に保持された適切な極性データと間に不一致が
生じ、その不一致を検出すると第1不一致検出信号が発
生して読み出された画像データのカラー位相を反転させ
ることが行なわれる。また、新たな水平走査期間に対す
る画像データメモリ及びサブキャリア位相メモリからの
データ読出動作を開始した場合に新たな水平走査期間の
データ書込動作に移行していないことを検出したとき第
2不一致検出信号が発生して新たな水平走査期間におい
ては読み出された画像データのカラー位相を反転させる
ことが行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は本発明によるディジタルタイムベ
ースコレクタを示している。このディジタルタイムベー
スコレクタにおいて、ビデオディスクプレーヤのピック
アップ(図示せず)から出力された読取RF信号はBP
F(バンドパスフィルタ)1において映像信号帯域成分
のみとなってFM検波回路2に供給される。FM検波回
路2において復調されたコンポジット映像信号はLPF
(ローパスフィルタ)3を介してA/D変換器4に供給
される。A/D変換器4はディジタル映像信号を出力
し、そのディジタル映像信号は1画素毎の映像データで
ある。A/D変換器4の変換出力にはバースト抽出回路
5及び水平同期エラー生成回路6が接続されている。バ
ースト抽出回路5はA/D変換器4から出力されたディ
ジタル映像信号中のカラーバースト信号成分をSIN
(サイン)成分信号及びCOS(コサイン)成分信号と
して出力すると共に、COS成分信号からバースト信号
の極性及びその振幅の絶対値を得るための構成を有して
いる。バースト抽出回路5においては極性及びその振幅
の絶対値を得るために図2に示すにようにA/D変換器
4の出力に減算器51が設けられている。減算器51は
A/D変換器4から出力されたディジタル映像信号を一
方の正(+)入力に受け入れる。減算器51の出力信号
は2つの遅延レジスタ52,53を介して減算器51の
他方の負(−)入力に供給される。遅延レジスタ52,
53には書込クロック信号が供給され、ディジタル映像
信号が2サンプル分遅延される。遅延レジスタ52の出
力にはラッチ回路54が接続されている。ラッチ回路5
4はバーストタイミング信号に応じて映像信号の1H
(水平走査期間)内の所定位置でバースト信号のサンプ
ルを保持して絶対値回路55に供給する。絶対値回路5
5はラッチ回路54で保持されたデータからバースト信
号の極性及びその振幅の絶対値を得る。ラッチ回路54
にはバースト信号は所定ビットのデータとして保持さ
れ、そのMSB(最上位ビット)が極性データであり、
それより下位のビットが絶対値データとされる。
【0009】バースト抽出回路5から出力されたSIN
成分信号及びCOS成分信号はバーストエラー生成回路
7に供給される。バーストエラー生成回路7はSIN成
分信号をCOS成分信号で割ることによりTAN成分信
号を算出し、TAN成分信号からバーストエラー信号で
ある角度成分をメモリ(図示せず)に予め定められたテ
ーブルから検索して出力する。
【0010】水平同期エラー生成回路6はA/D変換器
4から出力されたディジタル映像信号中の水平同期信号
成分を分離抽出し、その分離抽出した水平同期信号成分
から水平同期エラー信号をPLLによるループ回路を含
むエラー演算回路により演算する。水平同期エラー生成
回路6及びバーストエラー生成回路7の各出力には切換
スイッチSW1が接続されている。切換スイッチSW1
は後述する切換制御回路からの切換信号に応じてバース
トエラー信号及び水平同期エラー信号のうちのいずれか
一方を書込クロック信号発生回路8に選択的に中継す
る。例えば、トラッキングサーボループがクローズ状態
でかつ水平同期エラー生成回路6内のループ回路がロッ
ク状態であるという条件が3H以上継続した場合にはバ
ーストエラー生成回路7の出力信号が書込クロック信号
発生回路8に中継される。書込クロック信号発生回路8
はPLL回路からなり、水平同期エラー信号又はバース
トエラー信号に応じて書込クロック信号を発生する。書
込クロック信号はA/D変換器4及び後述の書込アドレ
ス発生回路13に供給される。
【0011】A/D変換器4の出力にセレクタ10を介
して画像データメモリ11が接続されている。画像メモ
リ11はFIFO(First In First Out)からなり、1
Hの910画素より少ない768画素分の映像データを
記憶する記憶位置を有している。画像データメモリ11
に対するデータの書き込み及び読み出しは書込読出制御
回路12により制御される。書込読出制御回路12には
画像データメモリ11における書込記憶位置を指定する
書込アドレスデータを発生する書込アドレス発生回路1
3及び読出記憶位置を指定する読出アドレスデータを発
生する読出アドレス発生回路14が接続されている。
【0012】BPF1の出力端子にはドロップアウトを
検出するドロップアウト検出回路15が接続されてお
り、この検出出力はセレクタ10及び書込読出制御回路
12に供給される。セレクタ10にはA/D変換器4か
らのディジタル映像信号及びドロップアウトの検出出力
の他にラッチ回路54から極性データ及び絶対値データ
が供給される。ドロップアウトの検出出力はバースト信
号のドロップアウト検出信号であるところのバースト不
具合データとして供給される。セレクタ10は映像デー
タと、バースト不具合データ、極性データ及び絶対値デ
ータからなるバースト圧縮データとのうちの1を選択タ
イミング信号に応じて選択的に画像データメモリ11に
中継出力する。
【0013】ラッチ回路54の極性データ出力にはサブ
キャリア位相メモリ17が接続されている。サブキャリ
ア位相メモリ17は画像データメモリ11の映像データ
記憶数(例えば、768)と同一の数だけ極性データを
記憶する記憶位置を有し、書込読出制御回路12によっ
て書き込み及び読み出し制御される。画像データメモリ
11及びサブキャリア位相メモリ17は互いに対応する
記憶位置を有しており、書込アドレス発生回路13によ
って書込アドレスデータが発生されるとその書込アドレ
スデータによって画像データメモリ11及びサブキャリ
ア位相メモリ17の互いに対応する記憶位置が指定され
る。同様に、読出アドレス発生回路14によって読出ア
ドレスデータが発生されるとその読出アドレスデータに
よって画像データメモリ11及びサブキャリア位相メモ
リ17の互いに対応する記憶位置が指定される。
【0014】画像データメモリ11の読出出力にはカラ
ー位相反転回路18、バーストデータラッチ回路19及
びセレクタ20が接続されている。カラー位相反転回路
18は画像データメモリ11から読み出された映像デー
タのカラー位相の反転を行なってカラー位相反転した映
像データをセレクタ20に供給する。バーストデータラ
ッチ回路19は画像データメモリ11から読み出された
極性データ及び絶対値データを保持する。図3に示すよ
うにバーストデータラッチ回路19においては、ラッチ
素子としてフリップフロップ(FF)191,192が
設けられている。FF191の一方の入力端子にはラッ
チタイミング信号として読出アドレス発生回路14から
読出1Hクロック信号が供給され、他方の入力端子には
画像データメモリ11から読み出された極性データ又は
FF191から出力される極性データをインバータ19
3で反転したデータが切換スイッチ194から選択的に
供給される。切換スイッチ194は画像データメモリ1
1から読み出されたバースト不具合データの内容に応じ
て切換動作する。FF192の一方の入力端子にはAN
D回路195が接続されている。AND回路195は読
出1Hクロック信号と読み出されたバースト不具合デー
タとの論理積をとり、それをラッチタイミング信号とし
てFF192に供給する。FF192の他方の入力端子
には画像データメモリ11から読み出された絶対値デー
タが供給される。FF191の出力データが極性データ
であり、FF192の出力データが絶対値データであ
る。
【0015】セレクタ20は画像データメモリ11から
読み出された映像データ及びカラー位相反転回路18か
らのカラー位相反転した映像データのいずれか一方を選
択的に中継出力する。セレクタ20の選択信号は後述の
サブキャリア位相不連続検出回路21から供給される。
バーストデータラッチ回路19及びセレクタ20の各出
力には映像データにバースト成分を挿入するためのバー
スト挿入回路22が構成されている。バースト挿入回路
22においては、図4に示すように2つのセレクタ22
1,222が設けられている。セレクタ221はバース
トデータラッチ回路19に保持された絶対値データ、そ
の絶対値データに−1を乗算する乗算器223の出力デ
ータ及び0レベルを示す基準レベルデータのうちのいず
れか1のデータを選択的に加算器224に中継出力す
る。加算器224はセレクタ221から出力されるデー
タにペデスタルレベルを示すペデスタルデータを加算し
てバーストデータとしてセレクタ222に供給する。セ
レクタ222はセレクタ20からの映像データ又は加算
器224からのバーストデータを選択的に中継出力す
る。バースト挿入回路22にはセレクタ221,222
の各選択タイミングを制御するためにタイミング生成回
路225が設けられている。タイミング生成回路225
は読出アドレス発生回路14から出力されるカウンタの
計数値及びバーストデータラッチ回路19に保持された
極性データに基づいてセレクタ221のための第1選択
タイミング信号を発生し、読出アドレス発生回路14か
ら出力される読出クロック信号に基づいてセレクタ22
2のための第2選択タイミング信号を発生する。
【0016】バースト挿入回路22の出力であるセレク
タ222の出力にはカラー位相反転回路23及びセレク
タ24が接続されている。カラー位相反転回路23はセ
レクタ222から中継出力されたバースト成分を含む映
像データのカラー位相の反転を行なってカラー位相反転
した映像データをセレクタ24に供給する。セレクタ2
4はセレクタ222から中継出力されたバースト成分を
含む映像データ及びカラー位相反転回路23からのカラ
ー位相反転した映像データのいずれか一方を選択的に中
継出力する。セレクタ24の選択信号はサブキャリア位
相不連続検出回路21から供給される。
【0017】セレクタ24の出力には同期及びペデスタ
ル挿入回路25を介してD/A変換器26が接続されて
いる。同期及びペデスタル挿入回路25はセレクタ24
から出力されたバースト成分を含む映像データに水平及
び垂直同期成分とペデスタル成分とを付加してディジタ
ル複合映像信号を生成する。水平及び垂直同期成分とペ
デスタル成分とを付加するタイミングは同期及びペデス
タルタイミング生成回路27によって制御される。タイ
ミング生成回路27には書込アドレス発生回路13から
垂直同期タイミング信号が供給され、また読出アドレス
発生回路14から水平同期タイミング信号が供給され
る。D/A変換器26はディジタル複合映像信号をアナ
ログ複合映像信号に変換する。
【0018】サブキャリア位相不連続検出回路21にお
いては、図5に示すように3つのEX−OR回路211
〜213、EX−NOR回路214、ラッチ回路215
及び分周器216が備えられている。EX−OR回路2
11はサブキャリア位相メモリ17から出力された極性
データとバーストデータラッチ回路19に保持されてい
る極性データとの排他的論理和をとることにより極性デ
ータが一致しているか否かを判別する。EX−OR回路
211の出力信号はセレクタ20の選択信号となり、極
性データの一致のとき画像データメモリ11から読み出
された映像データをセレクタ20に選択させ、極性デー
タの不一致のときカラー位相反転回路18からのカラー
位相反転した映像データをセレクタ20に選択させる。
【0019】EX−OR回路212は絶対値回路55で
得られた極性データと書込アドレス発生回路13から発
せられた書込1H反転信号との排他的論理和をとる。E
X−OR回路212の出力信号はEX−NOR回路21
4の一方の入力に供給される。ラッチ回路215は読出
アドレス発生回路14から発せられた読出1Hクロック
信号の前エッジで書込アドレス発生回路13から発せら
れた書込1H反転信号のレベルを保持する。分周器21
6は上記の読出1Hクロック信号を1/2分周して読出
1H反転信号を生成する。EX−OR回路213はラッ
チ回路215が保持しているレベルと読出1H反転信号
との排他的論理和をとる。EX−NOR回路214はE
X−OR回路212,213の各出力信号の排他的論理
和を更に否定的にとる。
【0020】書込アドレス発生回路13は書込クロック
信号を計数するカウンタ(図示せず)を有している。こ
のカウンタは図示しない同期分離回路において映像信号
から分離して得られた垂直同期タイミング信号に応じて
リセットされて例えば、910まで繰り返し計数してそ
の計数値を書込アドレスデータとして出力する。また、
書込アドレス発生回路13はカウンタの計数値に基づい
て書込1H反転信号、ラッチ回路54へのバーストタイ
ミング信号、セレクタ10への選択タイミング信号及び
タイミング生成回路27への垂直同期タイミング信号を
生成する。一方、読出アドレス発生回路14は読出クロ
ック信号発生回路16から発せられる一定した読出クロ
ック信号を計数するカウンタ(図示せず)を有してい
る。このカウンタも書込アドレス発生回路13のカウン
タと同様に垂直同期タイミング信号に応じてリセットさ
れて例えば、910までを繰り返し計数してその計数値
を読出アドレスデータとして出力する。また、読出アド
レス発生回路14はカウンタの計数値に基づいてラッチ
回路19及びサブキャリア位相不連続検出回路21への
読出1Hクロック信号を生成する。
【0021】かかる構成において、FM検波回路2にて
復調されたコンポジット映像信号はLPF3を介してA
/D変換器4に供給され、8ビットのディジタル映像信
号がA/D変換器4からバースト抽出回路5及びセレク
タ10に供給される。バースト抽出回路5においては、
減算器51及び2つの遅延レジスタ52,53により映
像信号中のバースト信号が所定周期分だけサンプリング
順に累算される。減算器51及び遅延レジスタ52,5
3は符号付き10ビット構成である。バースト信号のサ
ンプリング値は一方の極性では図6(a)に示すように
0,A,0,−A,0,A,0……、他方の極性では図
6(b)に示すように0,−A,0,A,0,−A,0
……の如く減算器51に供給される。なお、図6
(a),(b)において黒点がサンプリング点であり、
Aは振幅レベルである。この累算結果は一方の極性では
−8A、他方の極性では8Aとなり、バースト4波分の
累算されたタイミングでバーストタイミング信号に応じ
て1ビットの符号データ(極性データ)と、9ビットの
振幅累算データとがラッチ回路54に保持される。絶対
値回路55においては9ビットの振幅累算データが1/
8とされ、下位3ビットが捨てられて6ビットの平均振
幅データが得られ、最上位ビットを極性データ、下位6
ビットの平均振幅データが絶対値データとなる。ここ
で、バースト信号の振幅は他の信号成分に比べて小さい
ので、6ビットで十分表現される。
【0022】セレクタ10は1H毎に選択タイミング信
号に応じて絶対値データ、極性データ、バースト不具合
データの順でバースト信号に関するデータを選択タイミ
ング信号に応じて画像データメモリ11に中継出力し、
1H内の残りの期間ではA/D変換器4からの映像デー
タを画像データメモリ11に中継出力する。画像データ
メモリ11には書込読出制御回路12からの書込信号に
応じてセレクタ10から供給されるデータが書き込まれ
る。画像データメモリ11の書込位置は書込アドレス発
生回路13から発せられた書込アドレスデータによって
指定される。画像データについては実際に画面部分を形
成する第132画素から第895画素までのデータが書
き込まれる。よって、画像データメモリ11には図7に
示すように各データが書き込まれる。図7において枠内
の数値は画素番号を示している。第132画素から第8
95画素までの画像データの書込時には絶対値回路55
に保持された極性データが書込読出制御回路12からの
書込信号に応じてサブキャリア位相メモリ17の順次指
定される記憶位置に書き込まれる。
【0023】また、画像データメモリ7及びサブキャリ
ア位相メモリ17に対しては書込読出制御回路12から
の読出信号に応じて読出アドレスが順次指定されかつそ
のアドレスからデータが各々読み出される。画像データ
メモリ7では1H毎に先ず絶対値データ、極性データ及
びバースト不具合データが読み出され、その後、第13
2画素から第895画素までの映像データが1画素ずつ
読み出される。サブキャリア位相メモリ17では映像デ
ータの読み出しに同期して極性データが順次読み出され
る。
【0024】画像データメモリ7から読み出された絶対
値データ、極性データ及びバースト不具合データはバー
ストデータラッチ回路19に供給される。バースト不具
合データがバースト信号に対するドロップアウトの発生
を示さないならば、絶対値データ及び極性データはバー
ストデータラッチ回路19のFF192,191に各々
保持される。その保持された絶対値データはセレクタ2
21に直接供給されると共に乗算器223を介してセレ
クタ221に供給される。セレクタ221には画像デー
タメモリ7から読み出された絶対値データとそれを負の
値としたデータと共に0レベルを示す基準レベルデータ
が供給されることになる。ラッチ回路19に保持された
極性データはタイミング生成回路225に供給される。
タイミング生成回路225は読出クロック信号に同期し
たタイミングで極性データが示す極性に応じてセレクタ
221の選択順序を変化させる第1選択タイミング信号
を発生する。図6(a)に示した一方の極性の場合には
0,A,0,−A,0,A,0……の如くなるようにセ
レクタ221を切換制御し、図6(b)に示した他方の
極性の場合には0,−A,0,A,0,−A,0……の
如くなるようにセレクタ221を切換制御する。セレク
タ221から出力されたデータは加算器224でペデス
タルデータと加算された後、バーストデータとしてセレ
クタ222に供給される。
【0025】画像データメモリ7から読み出された映像
データはセレクタ20を介してセレクタ222に供給さ
れる。セレクタ222においてはタイミング生成回路2
25からの第2選択タイミング信号に応じてバーストデ
ータ又は画像データが中継される。すなわち、1H内の
バースト信号の存在位置に対応して加算器224からの
バーストデータが中継出力され、1H内の第132画素
から第895画素までの映像信号の存在位置に対応して
画像データが中継出力される。このようにセレクタ22
2から中継されるバースト成分を含む画像データはセレ
クタ24を介して同期信号及びペデスタルレベル挿入回
路25に供給される。同期及びペデスタル挿入回路25
はバースト成分を含む映像データに水平及び垂直同期成
分とペデスタル成分とを付加してディジタル複合映像信
号を生成する。そのディジタル複合映像信号はD/A変
換器26によってアナログ複合映像信号に変換されてテ
レビ受像機(図示せず)に供給されるのである。
【0026】以上の動作は復調された映像信号にドロッ
プアウトが生じていない場合である。一方、ドロップア
ウト検出回路15が復調された映像信号からドロップア
ウトを検出すると、ドロップアウト検出信号がドロップ
アウト検出回路15から書込読出制御回路12に供給さ
れる。書込読出制御回路12はドロップアウト検出信号
に応じて画像データメモリ11及びサブキャリア位相メ
モリ17への書込動作を停止する。画像データメモリ1
1のそのとき指定された記憶位置には映像データが書き
込まれず、既に書き込まれている映像データが保持され
る。また、サブキャリア位相メモリ17のそのとき指定
された記憶位置には極性データが書き込まれず、既に書
き込まれている極性データが保持される。すなわち、書
込アドレスデータで指定された記憶位置には1H前の映
像データ及び極性データが記憶されているので、ドロッ
プアウト期間ではその1H前の映像データ及び極性デー
タがそのまま維持される。
【0027】絶対値回路55から出力される極性データ
は図8(A)に示すように1H毎に反転し、そのように
変化する極性データがバースト信号に関するデータの1
つとして画像データメモリ11に書き込まれる。また、
絶対値回路55から出力される極性データはサブキャリ
ア位相メモリ17に書込クロック信号に同期して1Hで
は同一データで書き込まれる。図8(B)はサブキャリ
ア位相メモリ17に書き込まれた極性データをアドレス
順に連続的に示している。しかしながら、ドロップアウ
ト検出信号がドロップアウト検出回路15から図8
(C)にD/Oで示すように発生すると、書込読出制御
回路12による書込動作が停止されるので、そのときに
書込アドレスデータで指定された記憶位置では1H前の
データが維持されることになる。
【0028】ドロップアウト検出信号が発生しない1H
ではバーストデータラッチ回路19に保持された極性デ
ータと、サブキャリア位相メモリ17から順次読み出さ
れた極性データとは全て一致するので、EX−OR回路
211から低レベル信号が発生する。低レベル信号はセ
レクタ20を画像データメモリ11からの読出画像デー
タの中継状態とする。一方、ドロップアウト検出信号が
発生した1Hではバーストデータラッチ回路19に保持
された極性データに、サブキャリア位相メモリ17から
順次読み出された極性データが一致しないことが生じ
る。極性データが一致しない場合にはEX−OR回路2
11から高レベル信号が発生し、高レベル信号はカラー
位相反転回路18からのカラー位相反転した映像データ
の中継状態とさせる。よって、ドロップアウトが生じた
部分では1H前の映像データを画像データメモリ11か
ら読み出して、その位相を180゜反転して出力するの
で、色信号の1H毎の位相反転条件は維持される。
【0029】バースト信号にドロップアウトが生じた場
合にはバースト不具合データはドロップアウトの発生を
示すことになって画像データメモリ11に書き込まれ
る。バースト不具合データはバースト信号にドロップア
ウトが生じていないときは1となり、バースト信号にド
ロップアウトが生じたときは0となる。画像データメモ
リ11から絶対値データ、極性データ及びバースト不具
合データが読み出されたときバーストデータラッチ回路
19においては読み出されたバースト不具合データが0
ならば、読み出された極性データ及び絶対値データがF
F191,192に保持されない。FF192はそれま
で保持していた1H前の絶対値データをそのまま保持す
る。また、バースト不具合データに応じて切換スイッチ
194はインバータ192の出力データをFF191の
一方の入力端子に中継するので、FF191は1H前の
極性データの01を反転したデータを保持出力する。よ
って、バースト挿入回路22においては1H前の絶対値
データと1H前とは逆位相を示す極性データが供給され
るので、加算器224から出力されるバーストデータは
1H毎の位相反転条件を満足し、しかも適切な振幅を示
すことになる。
【0030】ところで、書込クロック信号は復調された
映像信号に含まれるジッタによって周波数変動している
が、読出クロック信号は一定した周期を有しているの
で、画像データメモリ11及びサブキャリア位相メモリ
17において書込位置より読出位置が進んでしまう場合
が生じる。1Hの途中で書込位置より読出位置が進んで
しまうと、サブキャリア位相メモリ17から読み出され
る極性データは前ライン(水平走査線)のデータとな
る。例えば、図9(A)に示すように読出位置が書込位
置を追い抜いた時点tにおいて極性データが示す極性は
反転してしまう。その極性データはバーストデータラッ
チ回路19に保持された現ラインの極性データ(図9
(B))とは異なる。よって、ドロップアウトの場合と
同様にEX−OR回路211から図9(C)に示すよう
に高レベル信号が発生するので、カラー位相反転回路1
8からのカラー位相反転した映像データがセレクタ2
0、セレクタ222、更にセレクタ24を介して同期信
号及びペデスタルレベル挿入回路25に供給される。よ
って、1Hの途中で書込位置より読出位置が進んだ部分
では1H前の映像データを画像データメモリ11から読
み出して、その位相を180゜反転して出力するので、
色信号の1H毎の位相反転条件は維持される。
【0031】書込位置より読出位置が進んだ状態で読出
系が次のラインのための映像データの読出動作となる
と、画像データメモリ11の極性データが書き換えられ
る前に読出1Hクロック信号が発生するので読出1Hク
ロック信号に応じてバーストデータラッチ回路19に保
持される極性データは前ラインと同一データである。よ
って、バースト挿入回路22の加算器224から生じる
バーストデータは位相反転せず前ラインの同一データで
生成されることになる。更に、サブキャリア位相メモリ
17から読み出される極性データも新たな極性データの
書き込みの前に読み出すため前ラインのデータである。
よって、EX−OR回路211からは低レベル信号が発
生し、セレクタ20は画像データメモリ11からの読出
画像データをセレクタ222に中継する状態となる。こ
の結果、書込位置より読出位置が進んだ状態で読出系が
次のライン走査のための読出動作となると、サブキャリ
アの位相が反転しないバースト成分を含む画像データが
セレクタ222から中継されることになる。
【0032】この不具合に対処するために本ディジタル
タイムベースコレクタでは次のように動作する。ラッチ
回路215は読出1Hクロック信号の立ち上がりに応じ
て書込1H反転信号のレベルを保持する。読出1Hクロ
ック信号は図10(a)に示すように一定した周期のパ
ルス信号である。一方、書込1H反転信号は図10
(b)に示すようにIH毎に毎にレベル反転する信号で
しかもジッタ成分により1Hの長さが変動する信号であ
る。よって、書込位置が読出位置より進んだ状態におい
ては、読出1Hクロック信号が立ち上がった時点では書
込1H反転信号がレベル反転した直後である。ところ
が、書込位置より読出位置が進んだ状態においては図1
0に示すように読出1Hクロック信号が立ち上がった時
点T1において書込1H反転信号がまだレベル反転して
いない状態となり、ラッチ回路215は図10(c)に
示すように読出1Hクロック信号の前回の立ち上がった
時点と同一レベルを保持する。分周器216から発せら
れる読出1H反転信号のレベルは図10(d)に示すよ
うに時点T1において反転するので、EX−OR回路2
13の2つの入力レベルは互いに異なることになる。時
点T1においてEX−OR回路213は高レベル信号を
図10(e)に示すように発生してEX−NOR回路2
14の一方の入力に供給する。EX−OR回路212の
他方の入力に信号を供給するEX−OR回路212にお
いて、復調された映像信号のサブキャリアの位相が1H
毎に反転しているならば、各々入力される絶対値回路5
5からの極性データと書込1H反転信号のレベルは一致
するので、低レベル信号が発生される。これにより、時
点T1においてEX−NOR回路214の出力が図10
(f)に示すように高レベルとなる。この高レベルに応
じてセレクタ24はカラー位相反転回路23の出力信号
を中継出力する状態に切り換わる。セレクタ222から
中継されたバースト成分を含む画像データはカラー位相
反転回路23によって位相反転されるので、書込位置よ
り読出位置が進んだ状態で読出系が次のラインのための
映像データの読出動作になっても色信号の1H毎の位相
反転条件は例えば、図10(g)に示すように維持され
るのである。
【0033】図10に示した時点T2において書込位置
より読出位置が進んだ状態で読出系が更に次のラインの
ための映像データの読出動作になった場合も上記の動作
によりEX−NOR回路214の出力は高レベルとなる
ので、セレクタ24はカラー位相反転回路23の出力信
号を中継出力し、セレクタ222から中継されたバース
ト成分を含む画像データはカラー位相反転回路23によ
って位相反転される。
【0034】また、図10に示した時点T3においては
書込位置が読出位置より進んだ状態に戻って読出系が更
に次のラインのための映像データの読出動作になってい
るので、セレクタ24はバースト挿入回路22の出力信
号を中継出力し、セレクタ222から中継されたバース
ト成分を含む画像データはそのまま同期及びペデスタル
成分を付加された後、D/A変換器26から再生映像信
号として出力されるのである。
【0035】なお、上記した実施例においては、画像デ
ータメモリ11とサブキャリア位相メモリ17とを個別
に設けたが、それらのメモリを単一のメモリとして設け
ても良いことは明らかである。また、バースト抽出回路
5で得られた極性データ等のバーストデータを画像デー
タメモリ11に書き込んでいるが、別のメモリに書き込
んでも良いのである。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明のディジタルタイム
ベースコレクタにおいては、1つの水平走査期間内で画
像データメモリ及びサブキャリア位相メモリの書込アド
レスより読出アドレスが進んでしまうと、サブキャリア
位相メモリから読み出された極性データとラッチ手段に
保持された適切な極性データと間に不一致が生じ、その
不一致を検出すると読み出された画像データのカラー位
相を反転させることが行なわれる。また、その1つの水
平走査期間から新たな水平走査期間に対するデータ読出
動作を開始した場合に新たな水平走査期間のデータ書込
動作に移行していないことを検出したとき新たな水平走
査期間においては読み出された画像データのカラー位相
を反転させることが行なわれる。よって、メモリの記憶
容量を映像信号の1H程度に減少させた場合に復調映像
信号に含まれるジッタによってメモリへの書き込みが遅
れても映像信号の輝度信号と色信号とのインターリーブ
関係を保つことができ、縞模様等の悪影響が画面に生じ
ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】バースト抽出回路の一部分を具体的に示すブロ
ック図である。
【図3】バーストデータラッチ回路を具体的に示すブロ
ック図である。
【図4】バースト挿入回路を具体的に示すブロック図で
ある。
【図5】サブキャリア位相不連続検出回路を具体的に示
すブロック図である。
【図6】2つの極性のカラーバースト信号成分の波形を
各々示す図である。
【図7】画像データメモリの記憶内容を示す図である。
【図8】ドロップアウト発生時の動作を示すための波形
図である。
【図9】画像データメモリの書込位置より読出位置が進
んだ状態における動作を示すための図である。
【図10】画像データメモリの書込位置より読出位置が
進んだ状態における動作を示すための図である。
【主要部分の符号の説明】
5 バースト抽出回路 6 水平同期エラー生成回路 7 バーストエラー生成回路 11 画像データメモリ 12 書込読出制御回路 15 ドロップアウト検出回路 17 サブキャリア位相メモリ 21 サブキャリア位相不連続検出回路 22 バースト挿入回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出されて再生されたカ
    ラー映像信号をサンプリングしてディジタル信号に変換
    するA/D変換手段と、 前記ディジタル信号から1水平走査期間毎にバースト信
    号の極性を示す極性データを生成する極性データ生成手
    段と、 1水平走査期間毎に前記ディジタル信号をサンプル単位
    で画像データとして記憶するための画像データメモリ
    と、 前記画像データメモリへの前記画像データの書き込み数
    だけの前記極性データの記憶位置を有するサブキャリア
    位相メモリと、 前記カラー映像信号に含まれる時間軸変動に位相同期し
    た書込クロック信号に応じて順次指定される前記画像デ
    ータメモリの記憶位置に前記画像データを書き込むと共
    に前記書込クロック信号に応じて順次指定される前記サ
    ブキャリア位相メモリの記憶位置に前記極性データを書
    き込み、一定周期の読出クロック信号に応じて順次指定
    される前記画像データメモリの記憶位置から前記画像デ
    ータを読み出すと共に前記読出クロック信号に応じて順
    次指定される前記サブキャリア位相メモリの記憶位置か
    ら前記極性データを読み出すメモリ制御手段と、 前記極性データ生成手段で生成された前記極性データを
    その生成水平走査期間に対応する前記メモリ制御手段の
    読出動作期間において保持出力するラッチ手段と、 前記メモリ制御手段によって読み出された前記極性デー
    タと前記ラッチ手段に保持された極性データとの不一致
    を検出したとき第1不一致検出信号を発生する第1不一
    致検出手段と、 前記メモリ制御手段が新たな水平走査期間に対する前記
    画像データメモリ及び前記サブキャリア位相メモリから
    のデータ読出動作を開始した場合に前記新たな水平走査
    期間のデータ書込動作に移行していないことを検出した
    とき前記新たな水平走査期間において第2不一致検出信
    号を発生する第2不一致検出手段と、 前記メモリ制御手段から読み出された前記画像データを
    中継し前記第1又は第2不一致検出信号に応じて前記メ
    モリ制御手段から読み出された前記画像データをそのカ
    ラー位相を反転させて中継するカラー位相反転手段と、 前記カラー位相反転手段から出力される前記画像データ
    に基づいてアナログ映像信号を発生する手段とからなる
    ことを特徴とするディジタルタイムベースコレクタ。
  2. 【請求項2】 前記第2不一致検出手段は、前記メモリ
    制御手段による1水平走査期間のデータ書込動作毎にレ
    ベル反転する書込1H反転信号を発生する手段と、前記
    メモリ制御手段による1水平走査期間のデータ読出動作
    毎にレベル反転する読取1H反転信号を発生する手段
    と、前記書込1H反転信号と前記読取1H反転信号との
    レベルが一致しないとき前記第2不一致検出信号を発生
    する手段とを有することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルタイムベースコレクタ。
JP5316941A 1993-12-16 1993-12-16 ディジタルタイムベースコレクタ Pending JPH07177536A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5316941A JPH07177536A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ディジタルタイムベースコレクタ
US08/357,750 US5497200A (en) 1993-12-16 1994-12-16 Digital time base corrector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5316941A JPH07177536A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ディジタルタイムベースコレクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07177536A true JPH07177536A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18082654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5316941A Pending JPH07177536A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 ディジタルタイムベースコレクタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5497200A (ja)
JP (1) JPH07177536A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556249B1 (en) * 1999-09-07 2003-04-29 Fairchild Semiconductors, Inc. Jitter cancellation technique for video clock recovery circuitry
US6741289B1 (en) 2000-10-31 2004-05-25 Fairchild Semiconductors, Inc. Technique to stabilize the chrominance subcarrier generation in a line-locked digital video system
US7173945B1 (en) 2002-03-11 2007-02-06 Cisco Technology, Inc. Removing jitter by adaptive slope tracking
US7499446B1 (en) 2002-04-29 2009-03-03 Cisco Technology, Inc. Removing jitter in RTP streaming media streams
US6928528B1 (en) * 2002-10-07 2005-08-09 Advanced Micro Devices, Inc. Guaranteed data synchronization
US8121116B1 (en) 2008-05-30 2012-02-21 Cisco Technology, Inc. Intra channel video stream scheduling
US9160518B1 (en) * 2014-09-30 2015-10-13 Realtek Semiconductor Corporation Half-rate clock-data recovery circuit and method thereof

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5444831A (en) * 1977-09-13 1979-04-09 Nec Corp Correcting equipment for time-axis error
US4339770A (en) * 1979-11-19 1982-07-13 Rca Corporation Synchronizing system with chroma parity detection
DE3852570T2 (de) * 1987-04-10 1995-05-04 Sony Corp Zeitfehler-Korrigiervorrichtung für Bildsignalen.
US4987491A (en) * 1989-01-20 1991-01-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Jitter compensation circuit for processing jitter components of reproduced video signal
US5245430A (en) * 1990-02-08 1993-09-14 Sony Corporation Timebase corrector with drop-out compensation

Also Published As

Publication number Publication date
US5497200A (en) 1996-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02228183A (ja) 記録再生装置
JPH07177536A (ja) ディジタルタイムベースコレクタ
JP3183967B2 (ja) ディジタルタイムベースコレクタ
JPH07177534A (ja) ディジタルタイムベースコレクタ
JPH07177535A (ja) ディジタルタイムベースコレクタ
US5606426A (en) Digital time base corrector for reproducing video signals
US4884150A (en) Information reproducer
KR0169618B1 (ko) 스큐 보상 및 잡음을 제거하기 위한 영상신호 처리장치
JPH08237519A (ja) ビデオ信号処理装置
JP3056555B2 (ja) 時間軸誤差補正用基準信号記録及び再生回路
JP3272000B2 (ja) 信号処理装置
KR0123724B1 (ko) 동기신호 발생장치 및 이를 이용한 영상신호 처리장치
JP2504169B2 (ja) ビデオ位相変換装置
JP3231463B2 (ja) 画像信号の再生装置
JPH03177179A (ja) タイムベースコレクタ
JP2599436B2 (ja) 画像拡大表示方法および装置
JPH07274208A (ja) 時間軸補正回路
JP2530655Y2 (ja) 走査線変換回路
JPS63287278A (ja) ビデオディスクプレーヤ
JP3143463B2 (ja) 画像処理装置
KR970010138B1 (ko) 디스크재생시스템에서의 디지탈정지화상기억장치
JP2568762B2 (ja) カラービデオ信号のエラー修整器
JP3129866B2 (ja) アスペクト比変換装置
JPS63199596A (ja) 映像信号処理装置
JPH03145291A (ja) 映像信号再生装置