JPS63287278A - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

ビデオディスクプレーヤ

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JPS63287278A
JPS63287278A JP62121372A JP12137287A JPS63287278A JP S63287278 A JPS63287278 A JP S63287278A JP 62121372 A JP62121372 A JP 62121372A JP 12137287 A JP12137287 A JP 12137287A JP S63287278 A JPS63287278 A JP S63287278A
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signal
circuit
field memory
video signal
synchronization
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善道 工藤
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万寿男 奥
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオディスクプレーヤの信号処理回路に係
り、更に詳しくは1個のフィールドメモリを搭載し、こ
れを共用することによってディスクからの再生映像信号
に含まれる雑音の低減、該映像信号におけるドロップア
ウトの補償、ディスクがCLV (定線速度)ディスク
である場合にその特殊再生をそれぞれ可能にするビデオ
ディスクプレーヤの信号処理回路に関する。
〔従来の技術〕
従来よりフィールドメモリに通すことにより映像信号を
概略1フィールド期間遅延させ、映像信号のフィールド
相関を利用して雑音の低減を図るノイズリデューサ(以
下NRと略記する)が知られている。この種の装置は例
えば特開昭60−197076号公報に記載されている
第2図は、かかる従来のNRの一例を示したブロック図
である。同図において、NRは、フィールドメモリによ
る遅延回路17.減算回路12゜非線形回路13.減算
回路15から構成される。
減算回路12において、入力映像信号と遅延回路17の
出力との差信号、即ち相関の少ない部分が抽出される。
非線形回路13は小振幅の入力<H音成分)に対しては
利得が大きく、また大振幅の入力(雑音成分であれば、
大振幅になることは普通ないので、これは信号成分と考
える)に対しては利得が小さくなるような入出力特性を
有しており、減算回路12の出力のうち小振幅の信号を
雑音とみなし、減算回路15へ導く。減算回路15の出
力には入力映像信号から雑音成分の抑圧された信号が得
られる。
光学式ビデオディスクプレーヤ等、入力映像信号がNT
SC方式によるカラービデオ信号の場合には、遅延回路
17における遅延時間を262個の水平走査期間の合計
に選ぶと好都合である。NTSC方式カラービデオ信号
では色サブキャリアの周波数が水平周波数の455 /
 2倍となっており、ある信号を262H(]、Hは1
水平走査期間)遅延した信号と元の信号とでは、輝度、
色差成分ともに良く相関がとれているから、上記のNR
を構成するにあたり色信号を輝度信号から分離する必要
がない。
一方、フィールドメモリをビデオディスクプレーヤに搭
載して、CLV (線速度一定)方式にて信号が記録さ
れたディスクの特殊再生を実現する方法が例えば198
6年テ1/ビジョン学会全国大会講演予稿集、第193
頁から194頁に、「線速度一定(CL V)ディスク
の特殊再生方式」金丸斉外1名として記載されている。
CLV方式のディスクは記録されているビデオ信号の同
期部分が半径方向に揃っていないため、CAV (角速
度一定)ディスクのようにトラックジャンプによる特殊
再生が行なえないでいた。上記した従来技術は、フィー
ルドメモリを用い、CLVディスクをトラックジャンプ
させながら再生して得られる不連続な再生ビデオ信号を
間欠的にフィールドメモリ内に書き込むと同時に、一定
のフィールド周期で読み出しを行ない、不連続な再生信
号を連続化させることによって、CLVディスクの特殊
再生を実現しようとするものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術すなわちNRとCLV特殊再生は、共
に実現手段としてフィールドメモリを使用するものであ
るが、これら両者を1台のビデオディスクプレーヤに同
時に搭載する場合については考慮されておらず、以下の
様な問題点があった。
即ち、単に両機能を組み合わせたのではフィールドメモ
リが2フィールド分必要であり、コストの増加が著しい
。しかも両者は実際には全く同時に機能することはあり
得ない。
つまりNRは本来NTSCカラービデオ信号のもつフィ
ールド、および色サブキャリアの連続性に着目してノイ
ズ低減を図るものであるのに対し、特殊再生中の信号は
CLVの時だけでなく CAVの場合にも元々フィール
ドおよび色サブキャリアの連続性が失われてしまう。従
って特殊再生を行なっている間は、NRを働かせても本
来のノイズ低減効果が得られないだけでなく、映像信号
にとって有害な解像度の劣化や歪みの増加などを招くた
め、NR機能を停止させる必要がある。この点について
第3図を用いて詳しく説明する。
第3図は画面の垂直線上での走査線位置とその色サブキ
ャリア位相の関係を、横軸に時間を取って示した説明図
である。図中Oおよび×で示したのが走査線の位置を表
わし、Oの位置と×の位置との間では色サブキャリア位
相が互いに180@異なっていることを示している。第
3図(A)は通常再生の場合におけるサブキャリア位相
を示している。すなわち、ある点から262H遅れた信
号は第3図中で元の信号のすぐ右上に位置しており、図
の破線上に並ぶ点でのサブキャリア位相は互いに等しい
ことが理解されるであろう。従ってNRによる処理を行
なう場合、色信号も含めてフィールド相関を利用したノ
イズ低減が図れる。
ところが特殊再生を行なう時にはフィールドの連続性が
保たれなくなり、例えば第3図(B)に示される2番目
と3番目のフィールドのように色サブキャリアが262
H離れた点で位相が反転し、NRでは色信号を大きな無
相関成分として抽出してしまう。
第2図に示した線形回路13の利得は大振幅の信号に対
しては小さくなるように選ばれているから、結局ノイズ
低減効果は得られないことになる。
また通常は再生ビデオ信号中の色サブキャリア連続性を
保つため、不連続が発生するような場合には、信号を色
サブキャリア周期の半分(140nsea )遅延させ
るようにする。このときには、NRにおいて色サブキャ
リアが無相関成分として抽出されることがなくなるが、
画面水平方向に隔った点同志を演算することになるので
、信号の解像度劣化や、エツジ波形の歪みを発生する。
以上述べたように特殊再生時にはNRを停止させる必要
がある。またこのことは他方ではNRの使用は通常再生
時に限られ、この間特殊再生用のフィールドメモリは不
要であることを意味する。
従ってコスト面での有利さを考慮すれば、1個のフィー
ルドメモリをNRと特殊再生用とで共用することが構成
として最適であることは言うまでもない。
しかし、フィールドメモリの構成上の差がNRと特殊再
生用との間にはある。NRにおけるフィールドメモリは
262H固定の遅延回路として動作しなければならない
のに対し、特殊再生用のフィールドメモリは書き込むビ
デオ信号(映像信号)5−読み出すビデオ信号が非同期
で動作するようにさせなければならない。
本発明の目的は、以上述べた課題を解決し、1個のフィ
ールドメモリを用いることによってNR。
C1,Vディスクの特殊再生、さらに色信号を含むドロ
ップアウト補償を実現しうるビデオディスクプレーヤの
信号処理回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点解決のため、本発明では、ビデオディスクプ
レーヤの信号処理回路において、ディスクよりの再生映
像信号についてドロップアウト補償を行うドロップアウ
ト補償回路と、その後の映像信号から同期信号を分離す
る同期分離回路と、基準同期信号の発生回路と1、共用
のフィールドメモリと、映像信号と前記フィールドメモ
リの出力信号とを入力され差の成分を出力する第1の減
算回路と、非線形処理回路と、錐音成分を除去された映
像信号を出力する第2の減算回路と、通常再生モードの
ドロップ、?7ト補Cで期間においてのみ前記フィール
ドメモリの出力をドロップアウト補償出力として選択し
出力する第1のデータセレクタと、前記フィ・−ルドメ
モ!1の出力に基準同期信号を付加して出力する1、□
11期付加回路と、前記同期分離回路からの同期信号を
用いて書き込みアドレスを発生する書き込みアドレス発
生回路、同じく同期信号を用いて第1の読み出しアドレ
スを発生する発生回路と、基準同期信号を用いて第2の
読み出しアドレスを発生する回路と、通常再生モード時
には前記第1の読み出しアドレスを選択し、特殊再生モ
ード時には前記第2の読み出しアドレスを選択する第2
のスイッチと、特殊再生モード時には基準同期信号を付
加された映像信号を選択し、通常再往モード時には前記
第1のデータセレクタの出力を選択して出力する第2の
データセレクタと、を具備した。
更に詳しくは、ビデオディスクプレーヤに搭載する前記
フィールドメモリを、書込みおよび読み出しの開始時期
を書込みスタートパルスおよび読み出しスタートパルス
によってそれぞれ任意に設定できるようなF I FO
(First  in −First、X1ut)メモ
リとし、各スタートパルスの発生方法を次のように定め
る。
書込みスタートパルスは、時間軸補正がなされた映像信
号の垂直同期部分に同期して発生する。
続出しスタートパルスは、書込みスタートパルスから2
62H期間遅れた第1の続出スタートパルスと、同期発
生器によって発生される同期信号の垂直同期部分に同期
して発生する第2の続出スタートパルスの2種類を発生
させる。通常再生時にはFIFOメモリの読出し開始時
期は第1の読出しスタートパルスによって、また特殊再
生時には第2の読出しスターI・パルスによって定めて
やるようにする。
〔作用〕
通常再生時には、′フィールドメモリは2621−1遅
延回路として動作するので、ディスクから再生された映
像信号とメモリから読み出した映像信号との間のフィー
ルド相関を利用したNRを構成することができる。また
再生信号中にドロップアウトが発生した期間では、再生
映像信号をメモリから読み出した映像信号で置き換えて
やることにより、ドロップアウト補償が行なえる。しか
も再生映像信号とメモリから読み出した信号とでは色サ
ブキャリアの位相が一致しているので、ドロップアウト
補償期間中も色が消えたり、色相が乱れたりすることが
ない。
一方c i、 vディスクの特殊再生時には、ディスり
から読み出されて時間軸補正が行なわれた不連続な映像
信号に同期してフィールドメモリへの書込みを行なう。
読出しは同期発生器によって発生する、位相が連続した
同期信号のタイミングに合せて行なうので、フィールド
メモリによって不連続な映像信号を連続化することがで
きる。
以上のようにして、FIFOメモリから成るフィールド
メモリの続出スタートパルスの発生方法を通常再生時と
特殊再生時でそれぞれ変えることにより、1個のフィー
ルドメモリでNR,CLVディスクの特殊再生2色信号
も含めたドロップアウト補償の各機能を実現できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成を示したブロック図で
ある。以下、その構成について説明する。
図示せざるディスクから再生されたFM信号はFM復調
回路1およびドロップアウト検出回路2に導かれ、再生
ビデオ(映像)信号、及びドロップアウトパルスがそれ
ぞれ生成される。再生ビデオ信号は続いて遅延回路3a
においてドロップアウト検出に要する時間遅れ分だけ遅
延を受けて、加算回路4においてドロップアウト検出回
路2からのドロップアウト検出パルスと加算されてから
、時間軸変動補正用のCOD (電荷結合素子による遅
延回路)5に入力する。
時間軸変動補正された再生ビデオ信号はCCD5から出
力した後、ドロップアウトパルス分離回路6での時間遅
れ分を補償する遅延回路3bを経て、ドロップアウトパ
ルス分離回路6から出力されるドロップアウトパルスに
従いドロップアウト期間中は再生ビデオ信号をLPF 
(ローパスフィルタ)7.IH遅延回路8を通過した信
号に置換するスイッチ9へと入力する。
スイッチ9の出力はADコンバータ10でディジタルデ
ータ化される一方、再生ビデオ信号から同期信号を分離
する同期分離回路10に入力する。
ADコンバータ11の出力は減算器12および15それ
ぞれの一方の入力に至る。減算器12でADコンバータ
11の出力と、フィールドメモリ17の出力との差を求
め、小振幅の入力(雑音成分)に対しては利得が大きく
、大振幅の信号(雑音は普通大振幅にはならない)に対
しては利得が小さいような特性をもつ非線形処理回路1
3において処理した減算器12の出力を、スイッチ14
を介して減算器15のもう一方に導く。
減算器15の出力は、ドロップアウトパルス分離回路6
より与えられるドロップアウトパルスに従い、ドロップ
アウト期間はフィールドメモリ出力を、それ以外の期間
は減算器15の出力を選択するデータセレクタ16に送
られる。
データセレクタ16の出力はフィールドメモリ17の入
力になるとともに、フィールドメモリ17の出力に同期
発生回路23で発生する同期信号の付は換えを行なう同
期付加回路18の出力とデータセレクタ16の出力とを
選択するデータセレクタ19に入力する。データセレク
タ19の出力はDAコンバータ20によりアナログ信号
に復元され、ビデオ信号の外部へ送出される。
同期分離回路10で分離された同期信号はパルス発生回
路21へ送られ、同期信号の垂直同期タイミングに同期
したフィールドメモリ17の書込スタートパルスWSと
、書込スタートパルスWSから262H期間だけ連れた
第1の続出スタートパルスR3Iとをパルス発生回路2
1において発生する。
また同期発生回路23で発生した第2の同期信号は、こ
の第2の同期信号の垂直同期タイミングに同期した第2
の読出しスタートパルスR32を発生するパルス発生回
路22に送られる。書込スタートパルスWSはフィール
ドメモリ17へ送られる。
一方第1および第2の続出スタートパルスR31、R3
2はスイッチ24においていずれか一方が選択されて、
フィールドメモリ17へ送られる。
データセレクタ19およびスイッチ24は、図示しない
コントロー、ル回路部より供給される通常再生か特殊再
生かのうち、通常再生を指示するときは論理1、特殊再
生を指示するときは論理Oとなる第1のコントロール信
号に1に従い、通常再生時にはデータセレクタ16の出
力ならびに第1の続出パルスR3Iを選択する側(実線
側)に、特殊再生時には同期付加回路18の出力ならび
に第2の続出スタートパルスR52を選択する側(破線
側)にそれぞれ切換えられる。またスイッチ14は、第
1のコントロール信号に1と、通常再生時にNRを使用
するときは論理1、しないときには論理0となる第2の
コントロール信号に2とを入力するANDゲート25の
出力に従い、通常再生時でかつNRがオンの時のみスイ
ッチ14を実線位置へ閉じるようにする。またスイッチ
26は、特殊再生中にデータセレクタ16がフィールド
メモリ17の出力側に切り換わらないように第1のコン
トロール信号Kl(論理O)によりオフされている。
次に第1図の信号処理回路の動作について説明する。通
常の再生中にはスイッチ9.データセレクタ16および
19はすべて第1図で示す上側の入力が出力されるよう
に実線位置を選択する。従ってCCD5で時間軸補正さ
れたビデオ信号はADコンバータ11.DAコンバータ
20を経てそのまま出力される。またこのときスイッチ
24は第1の読出しスタートパルスR3Iを選択するの
で、フィールドメモリ17は262H遅延回路として動
作する。従ってこの状態で第2のコントロール信号に2
を、スイッチ14が閉じるように論理1に選べば、減算
器12および15.非線形処理回路13.フィールドメ
モリ17は、第2図に示した構成と全く同様の回路ブロ
ックを形成し、フィールド相関を利用したNRとして動
作する。
さらにドロップアウトが発生した場合には、ドロップア
ウト検出回路2で検出されたドロップアウトパルスは、
CCD5で再生ビデオ信号と等し。
い量の遅延を受けた後、ドロップアウトパルス分離回路
6で分離されて出力され、スイッチ9およびデータセレ
クタ16を破線位置へ切り換える。
このように切り換わったスイッチ9は従来より良く知ら
れたIH遅延信号による置換を行なうドロップアウト補
償をする。11は遅延した信号では色サブキャリアの位
相が反転しているため、そのまま置換したのでは大きな
色ノイズを発生する。
LPF7は色信号成分をカットし、色ノイズの発生を防
ぐために設けている。このIH遅延補償により、同期分
離回路1′0、ADコンバータ11でのクランプ動作異
常による誤動作を防止する。
一方データセレクタ16では破線位置に切り換わること
により262H遅延したビデオ信号によりドロップアウ
ト期間の置換を行なう。262H遅延したビデオ信号で
は色サブキャリアが反転しないので、そのままドロップ
アウト期間を置換できる。従って置換している間、色信
号が欠落したり解像度が劣化したりすることがない。
一方、特殊再生を行なう場合には、第1のコントロール
信号に1が論理Oになることによって、データセレクタ
19を同期付加回路18の出力側(破線側)に、スイッ
チ24を第2の読出しスタートパルスR3Z側(破線側
)にそれぞれ切換える。またスイッチ14ならびに26
は開いたままに保持し、データセレクタ16は常に減算
器15の出力側を選ぶようにする。このようにすれば、
フィールドメモリ17の書込みはディスクから再生され
るビデオ信号に同期し、読出しは同期発生回路23に同
期して行なわれるから、CLVディスクでトラックジャ
ンプを行ないながら再生される不連続な信号を、フィー
ルドメモリ17を用いて連続化することができる。
この際、同期信号付加回路18によってフィールドメモ
リ17から読み出したビデオ信号の同期部分を付は換え
るので、出力ビデオ信号における奇数フィールド、偶数
フィールドの連続性が失われることがない。なお特殊再
生期間中は従来どおりIH遅延回路8を用いたドロップ
アウト補償を行なうようにする。
以上で述べたように、本発明によれば、1個のフィール
ドメモリを用いて、フィールド相関を利用したNR,C
LVディスクの特殊再生、色信号を含むドロップアウト
補償の各機能を有するビデオディスクプレーヤを提供で
きるから、フィールドメモリに関しコスト増加を招くこ
とがない。またフィールドメモリを個々の機能別に設け
た場合に比べて、何ら性能的に劣るところは生じない。
第1図に示した構成では、ドロップアウトパルスを再生
ビデオ信号の時間軸変動補正に要する遅延分だけ遅延さ
せるために、ドロップアウトパルスを再生ビデオ信号に
重畳して、CCD5に通している。
第4図に示した構成は、ドロップアウトパルスの遅延用
に別のCCD30を用いるようにしたものであり、この
ような構成も可能である。CCD5とCCD30に共通
のクロックを用いれば、ビデオ信号と同一の量だけ遅延
したドロップアウトパルスがCCD30の出力に得られ
る。またドロップアウトパルスを遅延させるためのクロ
ック周波数はビデオ信号の時間軸補正する目的と比べ低
くても良いから、CCD30の遅延段数をCCD5に比
べ少なくし、CCD5に至るクロックを分周した後にC
CD30に供するようにして、CCD30のコストダウ
ンを図ることができる。
なお、CCD30を用いる代わりに、モノマルチバイブ
レータを使用してドロップアウトパルスを遅延させるこ
とも可能である。この場合CCD5のクロックを発生す
る図示せざるVCO(電圧制御発振器)の駆動電圧によ
ってモノマルチバイブレータの発生パルス幅を変化させ
、またドロップアウトパルスの立上り、立下りエツジ各
々について遅延させるモノマルチバイブレータを設けて
出力の論理和をとるようにすれば、CCD5によるビデ
オ信号の遅延に等しいだけドロップアウトパルスを遅ら
せることができる。     ′なお、以上のようにド
ロップアウトパルス用の遅延手段をビデオ信号の時間軸
変動補正手段と分けて設けた場合には、第4図に示した
LPF7゜IH遅延回路8.スイッチ9を遅延回路3と
CCD5の間に設け、スイッチ9の切換をDO検出回路
2の出力で直接行なうようにしても良く、第4図に示し
た構成と動作上は全く同等である。
続いて第5図に本発明の他の実施例の構成を示す。第5
図の実施例では、ビデオ信号の時間軸補正にCODを用
いる代わりにバッファメモリを用いたディジタルTBC
(Time Ba5e Corrector。
時間軸補正器)を採用した場合について示したものであ
る。第5図において第1図におけるのと同一の部分には
同一の番号を付しである。
ディジタルTBCの構成は、ディスクから再生される時
間軸変動を伴ったビデオ信号に追従するクロックを発生
する書込クロック発生回路41と、再生ビデオ信号の時
間軸基準となるクロックを発生する続出クロック発生回
路42と、前記2種のクロックをそれぞれ書込および続
出のクロックとして使用する、読み書き非同期動作が可
能なバッファメモリ43と、から成っている。バッファ
メモリ43の容量はADコンバータ11における量子化
ビット数にドロップアウトパルスの1ビツトを加えたデ
ータを水平走査期間の数倍程度記憶できるものである。
上記の構成によれば、バッファメモリ43の出力には時
間軸変動補正されたビデオ信号のディジタルデータと、
このデータに等しく遅延されたドロップアウトパルスが
得られる。バッファメモリ43以降の部分に関しては第
1図の構成と全く同一であり、各々のスイッチおよびデ
ータセレクタの切換によってNR,CLVディスクの特
殊再生。
ドロップアウト補正の動作を第1図の構成による場合と
同様に行なうことができる。
なお、第5図の構成では同期分離回路10の出力をその
ままパルス発生回路21に与えている。
バッファメモリ43での信号の遅延を考慮すれば、同期
分離回路10の出力もバッファメモリ43によって遅延
させるようにしても良い。しかしながら、実際にはディ
スク駆動モータの回転制御を行なっておりディスクから
再生されるビデオ信号の時間軸変動は、ディスクの偏心
等に起因する10μsec p−p程度に抑え込まれて
いる。従って第5図のような構成でも垂直同期の分離精
度は十分確保されている。
また第5図の構成ではスイッチ9におけるドロップアウ
ト補償用の信号生成にIH遅延回路ではなく、ドロップ
アウト発生中はその直前の輝度信号レベルを保持させる
ようなサンプルホールド回路40を用いている。スイッ
チ9の箇所でドロップアウト補償を行なう目的は、同期
分離回路10゜ADコンバータ11.書込クロック発生
回路41の動作安定化およびCLV特殊再生時における
画面補正である。従ってサンプルホールド回路40によ
る簡単な補正であっても十分に上記目的を達成すること
が可能であり、CCDを用いるよりも低コスト化が達成
できる。
熱論、第5図の構成でサンプルホールド回路40の代わ
りにCCDによるIH遅延回路を用いたり、あるいは第
1図の構成でIH遅延回路の代わりにサンプルホールド
回路を使用しても動作上何ら問題はない。
第5図では、バッファメモリ43においてドロップアウ
トパルス用に1ビツトの入出力を割当てているが、これ
を第6図の様に構成することも可能である。
第6図は第5図に示したバッファメモリの別の構成方法
を示したものである。入力信号データが全て“0”であ
ることを検出すると1”を出力するNORゲート51と
、NORゲート51と入力の最下位ビットを入力とする
ORゲート52、ドロップアウトパルスを反転するイン
バータ53、インバータ53の出力と最下位ビットを除
く各入力データおよびORゲート52の出力とを入力と
するANDゲート54、各アンドゲート出力を少な(と
も1水平周期の数倍分記憶するバッファメモリ50、及
びバッファメモリ50の出力が全て“O”であることを
検出するNORゲート55により構成される。
第6図の構成によれば、入力の信号データが全て“0”
の場合には、バッファメモリ50の入力は最下位ビット
のみ1に変換される。一方、ドロップアウトパルスが“
1゛の場合には、入力信号データの状態によらず、バッ
ファメモリ50の入力は全て“0″となる。従ってバッ
ファメモリ50の出力が全て′0′になるのはドロップ
アウトが発生した場合に限られ、NORゲート55の出
力には信号データと同じたけ遅延されたドロップアウト
パルスを取り出すことができる。
以上のようにして、バッファメモリ50の人力ビット数
で表現しうる信号レベル数、例えば8ビツトの場合25
6レベル、のうち最低レベルをドロップアウト用のレベ
ルに使用し、第5図の構成に比べてメモリの容量に関し
ては低減できる。ドロップアウト用のレベルの選び方は
論理ゲートの構成しだいで任意に設定可能であるが、ド
ロップアウト以外の期間はそのレベルの所で(lレベル
に変化を及ぼす。そこで第6図に示したように、最低レ
ベルをドロップアウト用に選べば、このレベルは通常ビ
デオ信号のシンクチンプレベルが割当てられているので
レベルの変化は実用上何の影響も及ぼさない。
以上述べた実施例ではビデオ信号の時間軸補正手段とし
てCODなどの可変遅延素子やバッファメモリを用いた
場合については説明したが、この他にも時間軸補正手段
としては再生FM信号の遅延量を調節する可変遅延素子
を用いたり、3次元アクチュエータあるいはタンジエン
シャルミラー等の使用によって、時間軸補正が施された
FM信号を得る方法がある。この場合にも本発明は適用
可能である。
例えば第1図に示した構成に対して、FM復調器1およ
びドロップアウト検出回路2に時間軸補正の施されたF
M信号を入力し、FM復調器1の出力を遅延回路3bに
、ドロップアウト検出回路2の出力をスイッチ9および
26にそれぞれ供給するように変更すれば済む。こうし
て1個のフィールドメモリ17によりNR,CLVディ
スクの特殊再生、および色信号を含むドロップアウト補
正を、他の実施例同様に実現できる。
〔発明の効果〕
以上で述べたように、本発明によれば1個のフィールド
メモリを、NR(M音軽減回路)として機能させる時お
よびドロップアウト補償時には固定遅延素子として、ま
たCLV特殊再生時には可変遅延素子として用いること
ができるので、上記したすべての機能をフィールドメモ
リ1個だけを共用して実現でき、フィールドメモリによ
るコスト増を従来の半分に抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるビデオディスクプレー
ヤ信号の信号処理回路を示すブロック図、第2図はフィ
ールド相関を利用したNR(9j1音軽減回路)を示す
ブロック図、第3図はNRの動作原理を説明するための
説明図、第4図は本発明の一実施例におけるドロップア
ウトパルスの遅延手段の構成を示すブロック図、第5図
は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、第6図
はバッファメモリの構成方法の一例を示す回路図、であ
る。 符号の説明 2・・・ドロップアウト検出回路、5・・・COD (
タイムベースコレクタ)、9・・・スイッチ、10・・
・同期分離回路、12・・・減算回路、13・・・非線
形処理回路、14・・・スイッチ、15・・・減算回路
、16・・・データセレクタ、17・・・フィールドメ
モリ、19・・・データセレクタ、21.23・・・パ
ルス発生回路、43・・・バッファメモリ (タイムベ
ースコレクタ)。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 笥 2 図 フィールμJl−序 薗4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通常再生モード時においてはフィールドメモリを再
    生映像信号に含まれる雑音成分の除去用およびドロップ
    アウト期間の補償用として用い、特殊再生モード時にお
    いては、該特殊再生を可能ならしめるためのフィールド
    メモリとして、同じフィールドメモリを共用するビデオ
    ディスクプレーヤの信号処理回路において、ディスクよ
    り再生されたFM信号を復調して得られる再生映像信号
    についてその時間軸変動分を除去した後、信号の欠落期
    間(ドロップアウト)を検出しその補償を該映像信号の
    遅延信号またはサンプルホールド信号を用いて行うドロ
    ップアウト補償回路と、該ドロップアウト補償回路によ
    り補償された後の映像信号(以下、補償後の映像信号と
    いう)を分岐してその一方を入力されその中から同期信
    号を分離して出力する同期分離回路(10)と、基準同
    期信号を発生する同期発生回路(23)と、入力信号を
    少なくとも1フィールド期間は記憶してから出力する前
    記共用のフィールドメモリ(17)と、前記補償後の映
    像信号の分岐された他方の信号と前記フィールドメモリ
    (17)からの出力信号とを入力され両者の差の成分を
    出力する第1の減算回路(12)と、該第1の減算回路
    (12)からの出力を入力され非線形処理して補償後の
    映像信号に含まれる雑音成分を検出して出力する非線形
    処理回路(13)と、該非線形処理回路(13)からの
    雑音成分を、通常再生モードの雑音除去時においてはオ
    ンし特殊再生モード時においてはオフする第1のスイッ
    チ(14)を介して入力されると共に前記補償後の映像
    信号をも入力され両者間の差の出力として雑音成分を除
    去された映像信号を出力する第2の減算回路(15)と
    、通常再生モードの雑音除去時においても特殊再生モー
    ド時においても前記第2の減算回路(15)の出力を選
    択し、通常再生モードのドロップアウト補償期間におい
    てのみ前記フィールドメモリ(17)の出力をドロップ
    アウト補償出力として選択し出力する第1のデータセレ
    クタ(16)と、該第1のデータセレクタ(16)の出
    力を分岐し一方を入力される前記フィールドメモリ(1
    7)と、前記フィールドメモリ(17)からの出力に前
    記同期発生回路(23)からの基準同期信号を付加して
    出力する同期付加回路(18)と、前記同期分離回路(
    10)からの同期信号を入力されて前記フィールドメモ
    リ(17)に対する書き込みアドレスを発生して該フィ
    ールドメモリ(17)に供給する書き込みアドレス ■■■H(21)と、同じく前記同期分離回路(10)
    からの同期信号を入力されて前記フィールドメモリ(1
    7)に対する第1の読み出しアドレスを発生する第1の
    読み出しアドレス発生回路(21)と、前記同期発生回
    路(23)からの基準同期信号を入力されて前記フィー
    ルドメモリ(17)に対する第2の読み出しアドレスを
    発生する第2の読み出しアドレス発生回路(22)と、
    通常再生モード時には前記第1の読み出しアドレスを選
    択し、特殊再生モード時には前記第2の読み出しアドレ
    スを選択して前記フィールドメモリ(17)に供給する
    第2のスイッチ(24)と、特殊再生モード時には前記
    同期付加回路(18)からの基準同期信号を付加された
    映像信号を選択し、通常再生モード時には前記第1のデ
    ータセレクタ(16)の分岐された他方の出力を選択し
    て出力する第2のデータセレクタ(19)と、を具備し
    たことを特徴とするビデオディスクプレーヤの信号処理
    回路。 2、特許請求の範囲第1項記載のビデオディスクプレー
    ヤの信号処理回路において、前記フィールドメモリ(1
    7)がFIFO(FirstIn First Out
    )メモリから成り、前記書き込みアドレス発生回路(2
    1)が時間軸変動の除去された前記映像信号に同期した
    書き込みスタート信号を生成する回路から成り、前記第
    1の読み出しアドレス発生回路(21)が前記書き込み
    スタート信号より262個の水平走査期間だけ遅延され
    た第1の読み出しスタート信号を生成する回路から成り
    、前記第2の読み出しアドレス発生回路(22)が前記
    同期発生回路(23)からの基準同期信号に同期した第
    2の読み出しスタート信号を生成する回路から成ること
    を特徴とするビデオディスクプレーヤの信号処理回路。
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