JPH07108030B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH07108030B2
JPH07108030B2 JP60209890A JP20989085A JPH07108030B2 JP H07108030 B2 JPH07108030 B2 JP H07108030B2 JP 60209890 A JP60209890 A JP 60209890A JP 20989085 A JP20989085 A JP 20989085A JP H07108030 B2 JPH07108030 B2 JP H07108030B2
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    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
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  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 この発明は一般に複数の非同期合成映像信号を処理する
装置、特に画中画(ピクス・イン・ピクス)式テレビジ
ヨン受像機に有用なこの型の装置に関する。
画中画式テレビジヨン受像機は、ある信号から引出され
る主画像と第2の信号から引出される補助画像とを表示
するが、その補助画像は通常第1図に示すように主画像
の一部に差込みの形で表示される。
この形式の受像機は作ることはできるが、通常の単一画
像型受像機より遥かに高価になるのが普通である。この
余分の費用は2つの非同期信号から1つの画像を再生す
るために受像機に使用される余分の回路に起因する。
主画像と補助画像の各信号は別の信号源から放送される
ため一般に離相しており、それぞれ画像再生のため受像
機に用いられるいくつかの同期信号成分を含んでいるか
ら組合せることが困難である。例えば、垂直同期パルス
は画像の各フイールドの始まる時点を決め、水平同期パ
ルスは各走査線の始まる時点を決めるが、主チヤンネル
と補助チヤンネルは別の信号源から放送されるため、そ
の水平垂直の同期パルスは別々のタイミングで生ずる。
この同期性の欠陥を補正する方法の1つは両方のパルス
が同期するに足る時間だけ一方の信号を他方の信号に対
して遅延させることである。この方法は1つの同期画像
を得るために用いることはできるが、通常大型のメモリ
を必要とするため好ましくない。従来技術の画中画式受
像機はその表示を行うために1フレームものメモリを用
いている。
もし主画像と補助画像の双方をカラー表示する必要があ
れば、この同期の問題は更に難しくなる。再生画像の色
相を制御する合成映像信号の成分は位相変調抑圧クロミ
ナンス副搬送波である。通常の単一画像の受像機では、
位相固定ループ発振器の周波数が基準位相で変調された
クロミナンス信号の成分であるカラーバースト信号によ
つて固定され、この発振器から供給される信号を2つの
同期検波器に用いて合成映像信号の直角変調色差信号成
分を回復する。この色信号回復回路は色同期バースト信
号の周波数と位相の双方に極めて高感度のため、2つの
合成映像信号の色信号成分を1組の回路で処理しようと
すると、通常の設計技術ではその2つの信号を同期させ
るのに極めて正確な可変遅延素子を要する。また別の回
路を用いて色信号の主成分と補助成分を処理することも
できるが、どちらの方法も受像機に費用がかかる。
従来の画中画式受像機の多くは色信号の同期または別処
理に要する余分の費用を避けるために単色の補助画像を
表示している。しかし、この方法は補助画像の色情報が
失われるため望ましくない。
2つの合成映像信号の処理に使用する装置の費用の増加
は単一画像式受像機より画中画式受像機を高価にする1
つの要因であるが、今1つの要因は補助画像信号の生成
に用いる余分の同調器である。主信号と補助信号の双方
を唯1つの同調器で受信する画中画式受像機は2つの同
調器を用いるものより著しく安価になる筈である。
〔発明の概要〕
この発明による映像信号処理装置は、互いに独立の第1
と第2の両合成映像信号の供給を受けてこれを処理する
装置であって、各合成映像信号は、何れも、カラーバー
スト信号成分を含んでいるクロミナンス信号成分と、ル
ミナンス信号成分とを含んで構成された信号である。そ
して、この映像信号処理装置は、供給される第1と第2
の合成映像信号に応じて、第1と第2の合成映像信号が
交互に現れるように時分割的に多重化された(以下、時
分割多重化という)合成映像信号を生成するスイッチ手
段と;時分割多重化合成映像信号に応じて、時分割多重
化合成映像信号からクロミナンス信号成分を分割して時
分割多重化クロミナンス信号を生成する濾波手段と;時
分割多重化クロミナンス信号に応じて、時分割多重化ク
ロミナンス信号成分を処理して色差信号成分を取出すク
ロミナンス処理装置と;を具えている。上記スイッチ手
段は、第2の合成映像信号の連続するn本の走査線に対
応する期間(以下、単に何本の線期間という表現をす
る)において、n本の線期間の中の1本の線期間中に第
2の合成映像信号を出力し、その残りのn−1本の線期
間中に第1の合成映像信号を出力する。また、上記濾波
手段は、時分割多重化合成映像信号からクロミナンス信
号成分を分離して、1本の線期間分の第2の合成映像信
号のクロミナンス信号成分とn−1本の線期間分の第1
の合成映像信号のクロミナンス信号成分の時分割多重化
クロミナンス信号を生成する。さらに、上記クロミナン
ス処理装置は、それぞれ、第1と第2の合成映像信号の
カラー成分を交互に表す時分割多重化形式で、第1の色
差信号成分と第2の色差信号成分とを供給する。これに
よって、時分割多重化信号の各成分を各別に処理する方
式に比べて回路構成が簡単化され、安価に実現できる。
〔推奨実施例の詳細な説明〕
画中画式テレビジヨン受像機は主番組の画像中に差込ま
れる補助番組の無声画像を生成するが、下述の実施例で
はこの補助画像が補助信号の各フレームの1フイールド
の各4本目の線の4つ目ごとのサンプルで構成されてい
る。この補助画像は主画像の各フイールドごとに1回即
ち1フレーム時間中に2回表示される。この実施例で
は、第1図に示すように、差込まれた画像が主画像の面
積の1/16の面積を占め、主画像の下辺に位置決めされて
いる。
この発明のこの実施例の特別な利点は主画像と補助画像
を時分割多重化信号によつて動作させ得ることである。
この主信号と補助信号は2つの各別の同調回路を用いて
発生し、補助信号から取出した信号で制御される2入力
アナログスイツチに印加して両者を時分割多重化する。
このスイツチは補助画像の1つおきのフイールドの4本
目ごとの線の補助信号を生成する。この信号は与えられ
た線の水平同期パルスの前縁の直前からその線の有効映
像信号の終端直後まで供給される。この発明のこの実施
例ではマイクロプロセツサを用いてアナログスイツチを
制御すると共に、主信号と補助信号をそれぞれの経路に
沿つて案内する他のスイツチも制御するようになつてい
る。これらのスイツチはすべて相互並びに補助信号に対
して同期され、スイツチングに伴って生ずる不要信号に
よる信号の汚染ができるだけ少いようになつている。こ
の実施例では、マイクロプロセツサが表示の発生前少く
とも1フレームの間補助信号を監視すると共に主画像と
補助画像の表示中水平同期パルスのタイミングを監視す
ることによりそれ自身を同期させる。
補助信号は主信号の処理に用いられるルミナンス、クロ
ミナンス信号処理回路の補助セツトで処理され、この補
助セツトは主チヤンネルの信号より帯域幅は狭いが縮小
寸法の補助画像には使用し得る補助ルミナンス信号およ
び補助色差信号を生成する。
この処理後、補助チヤンネルのルミナンスおよびクロミ
ナンス信号は後刻の表示のためメモリに記憶される。カ
ラーバースト周波数の4倍の頻度(4fsc)でサンプリン
グされたルミナンス信号はこの頻度の1/4(fsc)で記憶
される。同様に、fscの頻度でサンプリングされたクロ
ミナンス信号はfsc/4の頻度で記憶される。
主チヤンネルの信号は補助チヤンネルの信号と時分割多
重化されているから、この信号の処理も時分割多重化さ
れる。この信号処理回路は3水平線期間中に主チヤンネ
ルのルミナンス信号と色差信号を生成し、1水平線期間
中に補助チヤンネルの信号を生成するが、補助画像が主
画像内に差込みで表示されるため、主チヤンネル情報は
各水平線の少くとも一部で表示することを要する。従つ
て、この実施例では、主信号の各線が処理されると1Hメ
モリに記憶され、補助の線が処理されるときその1Hメモ
リの内容が読出されて表示される(すなわち前の線が再
表示される)ようになつている。
上に概説した実施例を次にさらに詳細に説明する。この
発明のこの実施例はデジタルテレビジヨン受像機を背景
とするが、この発明はアナログ形式で実施することもで
きる。
図面の幅広の矢印は並列多ビツトデジタル信号用の母線
を示し、入力端子に小円を有する装置はこの端子に印加
される信号の論理補数に応動する。各装置の処理速度に
従つて信号路のいくつかには補償用の遅延素子を要する
かも知れないが、この方式のどこにこのような遅延素子
を要するかは回路設計の習熟者の知るところである。
第2図において、主信号と補助信号はアンテナ16から受
信されて信号分割器18に印加される。分割器18は同調IF
増幅復調回路22、24に入力信号を供給する。この回路2
2、24中のどちらの同調器部分で選ばれた信号も、それ
を選んだ同調器部分で中間周波数(IF)信号に変換さ
れ、さらにその回路中のIF増幅器部分で増幅される。こ
の増幅されたIF信号はその回路の検波器部分に印加さ
れ、その出力端子にベースバンド合成映像信号として現
れる。
回路22の同調器で選ばれた信号は主信号であり、回路24
の同調器で選ばれた信号は補助信号である。分割器18は
これらの信号が互いに干渉するのを防ぐ。この実施例で
は回路22、24がそれぞれ例えば米国特許第4385315号開
示のようなデジタル制御可能の同調器を含んでいる。
信号周波数(すなわちチヤンネル)はチヤンネル選択器
10により各同調器に対して選ばれる。チヤンネル選択器
10は例えば操作員の入力から同調器22、24に1組ずつ合
計2組の2進化10進(BCD)信号を発生する計算機式キ
ーボードを有する。このBCD信号は選択器10から母線を
介して各同調器に印加される。チヤンネル選択器10はま
た新しい補助チヤンネルが選ばれた時点を示す信号NCを
マイクロプロセツサ12に供給する。この信号は補助チヤ
ンネルの水平および垂直同期信号のタイミングを決める
初期設定シーケンスを開始する。
回路22はアナログスイツチ14の一方の信号入力端子に主
チヤンネル合成映像信号を供給し、回路24はそのスイツ
チ14の他方の信号入力端子に補助チヤンネル信号を印加
する。アナログスイツチ14はマイクロプロセツサ12から
の1ビツトデジタル入力信号MA1により制御される。こ
の信号は論理高レベル状態に設定されてスイツチ14が主
チヤンネル信号を通すようにし、論理低レベル状態に設
定されてそのスイツチを補助チヤンネル信号を通すよう
に調節する。マイクロプロセツサ12は集つたタイミング
情報に基いて補助画像の1つおきのフイールドにおける
4本目ごとの線に対する補助信号の水平同期パルスの前
縁の直前にこの信号を論理低レベル状態に変える。これ
らの補助線の各々の有効映像部の終りに、マイクロプロ
セツサ12はMA1を論理高レベル状態にすることにより主
チヤンネル信号がアナログスイツチ14を通るようにす
る。このためスイツチ14は1フイールドの各4本の中の
1本の線に対して補助信号を通し、そのフイールドの各
4本の中の3本の線では主信号を、および次のフイール
ドでは主信号の各線を通す。
アナログスイツチ14を補助入力信号に同期させるため、
マイクロプロセツサ12は補助信号の水平および垂直の同
期パルスを監視する。これらの同期パルスは補助同期分
離器26によりマイクロプロセツサに供給される。補助チ
ヤンネルの合成映像信号は同期IF増幅復調回路24により
同期分離器26の入力端子に印加される。同期分離器26は
補助チヤンネル信号に対する垂直同期信号VSA、水平同
期信号HSAおよびバーストゲート信号BGAの3信号を生成
する通常のアナログ回路でよい。
回路22からの主チヤンネル合成映像信号は主同期分離回
路28に印加される。この回路は同期分離器26と同じでよ
い。同期分離器28は主チヤンネルの水平同期信号HSM
垂直同期信号VSMおよびバーストゲート信号BGMの3信号
を生成し、これ等の信号は後述のように各種信号処理段
に用いられる。
アナログスイツチ14からの時分割多重化された主チヤン
ネルと補助チヤンネルの合成映像信号はアナログ・デジ
タル(A/D)変換器34に印加される。このA/D変換器34は
例えば8ビットフラツシユ型変換器で、デジタルサンプ
ルを4fscの頻度で生成する。A/D変換器のクロツク信号
は位相固定ループ(PLL)30で生成される。このPLL30は
公知の回路で、例えば米国特許第4291332号に開示され
ている。A/D変換器34からの合成映像信号のデジタルサ
ンプルはPLL30の一方の入力に印加される。このPLL30は
これらの信号のバースト成分を用いて電圧制御発振器を
バースト周波数の4倍周波数(4fsc)に固定する。バー
スト成分はアンドゲート29を介してPLL30に印加された
バーストゲート信号により通常の方式で合成映像信号か
ら分離される。そのバーストゲート信号は主チヤンネル
信号のバースト期間中だけPLLに得られる。アンドゲー
ト29は入力端子に主チヤンネルのバーストゲート信号BG
Mと主/補助制御信号MA1を印加されて、主チヤンネルの
バースト成分がA/D変換器34を通つているときだけ主チ
ヤンネルのバーストゲートパルスを生成する。アンドゲ
ート29はPLL30が補助チヤンネルのバーストに固定しよ
うとするのを防ぐ働らきをする。
位相固定クロツク信号はこの発明の必要部分ではなく、
開示の装置には4fscで動作する適当な制度の自走発振器
も使用し得ることが考えられる。
PLL30からの4fscクロツク信号と、同期分離器28、26か
らの主および補助バーストゲート信号と、A/D変換器34
からの合成映像サンプルは主/補助信号処理回路40に印
加される。処理回路40は制御母線SPCONを介してマイク
ロプロセツサ12により制御される。データ母線SPDがこ
の処理回路40とマイクロプロセツサ12を結合してこの両
装置間にデータ変換チヤンネルを形成している。処理回
路40は時分割多重化合成映像信号サンプルを出力端子
YM、(R−Y)、(B−Y)からそれぞれ得られる
主チヤンネルのルミナンス信号とR−YおよびB−Yの
色差信号とにおよび出力端子YA、(R−Y)、(B−
Y)にそれぞれ得られる補助チヤンネルのルミナンス
信号と2つの色差信号とに変換する。
第3図は第2図に用いられた主/補助信号処理回路40の
ブロツク図である。説明を簡単にするため、この処理回
路の主チヤンネル信号処理段をまず説明する。
A/D変換器34からの時分割多重化合成映像信号サンプル
は母線CVを介して櫛型濾波器310に印加される。櫛型濾
波器310はアンドゲート390の出力信号によつて制御さ
れ、主チヤンネルのサンプルについてのみ作用する。ゲ
ート390の入力はマイクロプロセツサ12からの1ビツト
デジタル制御信号MA2と、PLL30からの4fscクロツク信号
である。信号MA2は主/補助制御信号MA1の遅延したもの
で、母線CVに主チヤンネルのサンプルが得られるとき論
理高レベル状態になるが、その他は論理低レベル状態に
なる。従つて、アンドゲート390は主チヤンネルサンプ
ルを処理すべきときだけ櫛型濾波器310にクロツク信号
を供給する。マイクロプロセツサ12はまた母線SPCONを
介して櫛型濾波器310に直接制御信号を供給する。
櫛型濾波器310は第4図に詳細に示されている。合成映
像信号サンプルは母線CVを介してシフトレジスタ410に
印加され、シフトレジスタ410はこのサンプルを1水平
線期間(1H)だけ遅延させてこれを母線CV1を介してシ
フトレジスタ412の入力に印加する。シフトレジスタ412
はまたサンプルを1Hだけ遅らせて母線CV2に出力サンプ
ルを生成する。
母線CVからのサンプルはサンプル加重回路W1、W4の被乗
数入力端子に印加される。同様に母線CV1からのサンプ
ルはサンプル加重回路W2、W5の被乗数入力端子に、母線
CV2からのサンプルはサンプル加重回路W3、W6の被乗数
入力端子にそれぞれ印加される。このサンプル加重回路
W1〜W3の乗数入力は1/2または1/4の加重係数で、第2図
のマイクロプロセツサ12から母線SPCONを介して各加重
回路に印加される。同様に、サンプル加重回路W4〜W6
はマイクロプロセツサ12から1/2または−1/4の加重係数
が印加される。
加重回路W1、W2、W3から得られる加重サンプルは加算器
420で合成されてルミナンス信号Yを生成し、加重回路W
4、W5、W6からのサンプルは加算器430で合計されてクロ
ミナンス信号Cを生成する。
サンプル加重回路W1〜W6のそれぞれに印加される加重係
数の値は入力母線CVに映像信号の新しい線が印加される
度に変る。第5図はこの加重係数の変化の順番を示す表
である。この表の最上段は水平線連続6本が処理された
とき母線CV、CV1、CV2に得られる主チヤンネル信号の線
を示す。表の第1欄では線L1、L2がそれぞれシフトレジ
スタ412、410に記憶され、線L3が受入れ中である。従つ
て線L3が母線CVに、線L2が母線CV1、線L1が母線CV2に得
られる。
この表の下2段はルミナンス成分Yとクロミナンス成分
Cを分離するために最上段の対応する各線に印加される
加重係数である。表の第1欄の係数は合成映像信号の連
続する3本の線L3、L2、L1に対するものである。NTSC方
式では、線L1とL3のクロミナンス位相が同じで、L2のク
ロミナンス位相はL1、L3のそれと反対である。線L1、L3
のサンプルはそれぞれサンプル加重回路W1、W3で1/4倍
に加重され、線L2のサンプルは加重回路W2で1/2倍に加
重される。この3つのサンプルのクロミナンス成分はそ
の信号のクロミナンス位相のため合計したとき相殺され
て加算器420の出力にはルミナンスサンプルだけが分離
されて残る。線L1、L3のサンプルはそれぞれ加重回路W
4、W6で−1/4倍に加重され、線L2のサンプルは加重回路
W5で1/2倍に加重される。これらの加重サンプルを合計
するとルミナンス成分が実質的に相殺されて加算器430
の出力にはクロミナンスサンプルだけが分離されて残
る。母線CV、CV1、CV2に得られる連続3本の線について
は第4図の装置が通常の2H櫛型濾波器として構成される
ことは当業者には自明である。
表の第2欄は線1本後の櫛型濾波器の状態を示す。線L
2、L3はこのときそれぞれシフトレジスタ412、410に記
憶され、補助チヤンネルから1本の線が受入れられてい
る。補助信号は母線CV上にあるから、主/補助制御信号
MA2は低論理レベルにある。従つて櫛型濾波器へのクロ
ツク信号は第3図のアンドゲート390により阻止され、
クロツク信号がないためにシフトレジスタ410、412のサ
ンプルの移動がなく、従つてサンプル加重回路W1〜W6
印加される加重係数は実体がない。
表の第3欄は第2欄の1水平線期間後のものである。主
チヤンネルの線L2、L3に対するサンプルはそれぞれシフ
トレジスタ412、410にあり、線L5に対するサンプルは母
線CVを介して印加中である。この場合はW1〜W6を介して
印加される加重係数は櫛型濾波器を線12が線L3の後で線
L5の前に受入れられているかの様に動作させるように選
ばれる。
表の第4欄に示すように、加重係数は1水平線期間後に
再び変る。このときシフトレジスタ410、412はそれぞれ
線L5、L3を供給し、線L6を受入れている。この場合、加
重係数は装置が線L6を時間的に線L3、L5の間に入れるよ
うな2H櫛型濾波器として動作するように選ばれる。表の
第5欄および第6欄の動作は線の組が違うだけで第1欄
および第2欄のものと同様である。
第3図に戻り、櫛型濾波器310からのクロミナンスサン
プルは母線Cを介してマルチプレクサ340の一方の入力
端子に印加される。このマルチプレクサ340の他方の入
力端子は母線CVに結合されている。マルチプレクサ340
は第2のマイクロプロセツサ12からの信号MA2により制
御されて、主チヤンネル処理中櫛型濾波器310からクロ
ミナンスサンプルを供給し、補助チヤンネル処理中母線
CVから補助合成映像信号サンプルを供給する。
マルチプレクサ340から供給されるサンプルは低域濾波
器(LPF)350に印加される。この濾波器は主チヤンネル
処理中分離されたクロミナンスサンプル中に含まれるル
ミナンス垂直細部情報を表すサンプルを生成し、この垂
直細部サンプルは加算器320により櫛型濾波器310からの
ルミナンスサンプルに加算される。この加算器320から
の主チヤンネルのルミナンスサンプルはピーキング濾波
器330に印加され、その高周波数成分が低周波数成分に
対して増幅される。これらのサンプルは主/補助信号処
理回路40の出力部YMから装置の残部に供給される。
マルチプレクサ340からの分離クロミナンスサンプルは
低域濾波器350による処理遅れを補償する遅延素子352に
も印加される。このクロミナンスサンプルから低域濾波
器350により取出された垂直細部サンプルは、減算器360
において遅延素子352の与える遅延分離クロミナンスサ
ンプルから差引かれる。減算器360からのクロミナンス
サンプルはクロミナンス信号帯域外の周波数を棄却して
残部ルミナンス信号成分を除去する帯域濾波器370によ
り濾波される。濾波されたクロミナンスサンプルはクロ
ミナンス処理回路380に印加され、主チヤンネルの色差
信号R−Y、B−Yとなる。
上述のように、補助信号に用いられる信号処理回路は主
信号に用いられるものの一部である。補助信号処理の期
間中は、制御信号MA2に応じてマルチプレクサ340が母線
CV上の合成映像信号サンプルを低域濾波器350に通過さ
せる。低域濾波器350はこれに印加される合成映像信号
サンプルから変調された色副搬送波を含む高周波数成分
を除去して補助チヤンネルのルミナンス成分を表わすサ
ンプルを生成する。これらのサンプルは処理回路40の出
力端子YAに取出される。
この補助チヤンネルのルミナンスサンプルは減算器360
において母線CVからの遅延合成映像信号サンプルから差
引かれる。その遅延合成映像サンプルは、マルチプレク
サ340からの遅延したサンプルを低域濾波器350の処理遅
れを補償するに足る時間だけ遅延させる遅延素子352か
ら減算器360に供給される。減算器360からのサンプルは
効果的に高域濾波された合成映像信号サンプルで、帯域
濾波器(BPF)370に印加されて残留ルミナンス成分を除
かれ、補助チヤンネル用クロミナンスサンプルとなつて
クロミナンス処理回路380に供給される。
主チヤンネルと補助チヤンネルからのクロミナンスサン
プルは4fscのクロツク周波数でクロミナンス処理回路38
0に印加される。これらのサンプルは色副搬送波の90゜
位相間隔で起るため、直角位相関係の2つの色差信号の
値を交互に表わすことが判る。例えば、主チヤンネルか
らのサンプルが色差信号R−Y、B−Yを表わす位相で
生ずると、クロミナンス処理装置380に与えられる主チ
ヤンネルサンプルのシーケンスは、サンプルの符号がサ
ンプリングの位相を表してサンプルの極性を表さないと
いう形で示すと、+(R−Y)、+(B−Y)、−(R
−Y)、−(B−Y)、+(R−Y)等である。信号処
理の遅れのため、処理回路380に供給されるサンプルと
主チヤンネルまたは補助チヤンネルの信号のR−YとB
−Yの位相との間に位相誤差が生ずることがある。その
上、補助チヤンネル信号は主チヤンネル信号に同期され
ていないため、2つのチヤンネルに対するR−YとB−
Yの基準位相が異なることがある。クロミナンス処理回
路380はこれ等の位相誤差を補正して、その出力に主チ
ヤンネルと補助チヤンネルに対する色差信号R−Y、B
−Yのサンプルを生成する。
クロミナンス処理回路380は1983年12月30日付米国特許
願第567190号(米国特許第4,558,348)明細書に概説さ
れているが、次にこの回路をこの発明に用いるために構
成したものを説明する。クロミナンス処理回路380に供
給される主チヤンネルと補助チヤンネルのサンプルを簡
単のため(R−Y)および(B−Y)で表わす。こ
こで添字Sはサンプルと真のR−Y、B−Yの間にそれ
ぞれ位相差があることを示す。
第3図の帯域濾波器370からのクロミナンスサンプルは
第6図のデマルチプレクサ600に印加される。このクロ
ミナンスサンプルに含まれる情報の帯域幅は1.5MHz未満
である。(R−Y)サンプルと(B−Y)サンプル
はそれぞれ副搬送波周波数の2倍、すなわちNTSC信号で
は7.16MHzで起る。従つて(R−Y)サンプルと(B
−Y)サンプルをそれぞれ1つおきに処理しても、ナ
イキストサンプリング規準が満足されることになる。第
6図のデマルチプレクサ600は反復するクロミナンスシ
ーケンス+(R−Y)、+(B−Y)、−(R−
Y)、−(B−Y)、+(R−Y)…から+(R
−Y)と+(B−Y)のサンプルだけを供給すると
仮定する。
第6図において、デマルチプレクサ600から母線610、62
0にそれぞれデジタル信号(R−Y)、(B−Y)
が供給される。これらの信号はその大きさだけを通す絶
対値回路(ABS)650、651に印加され、その大きさがア
ドレスコードとしてROM653、654に印加される。ROM65
3、654はそのアドレス入力部に印加されたアドレスコー
ドの対数を生成するようにプログラミングされている。
log|(R−Y)S|に対応する信号は減算器655でlog|
(B−Y)S|に対応する信号から差引かれ、生成したlo
g〔|(B−Y)S|/|(R−Y)S|〕に対応する出力信
号コードがROM657にアドレスコードしてそれぞれ遅延素
子652、656を介して印加される信号(R−Y)、(B
−Y)の符号ビツトと共に印加される(この符号ビツ
トは合成アドレスコードの最高位ビツトとなる)。ROM6
57はtan-1〔(B−Y)S/(R−Y)〕すなわち加算
器658に印加される角θに対応する出力コードを生成す
るようにプログラミングされている。減算器655の生成
するコードは絶対値|(R−Y)S|と|(B−Y)S|か
ら発生されたものであるから、+(R−Y)軸に沿つ
て定義された零度から90度までの角度範囲を表すに過ぎ
ないが、ROM657に印加されるアドレスコードに加えられ
る(R−Y)と(B−Y)の符号ビツトは角度情報
を零度から360度または±180度まで拡げるに要する情報
を与える。
ROM657から生成される角度コードは位相誤差検知器672
にも印加される。この位相誤差検知器672は第7図につ
いて下述するようにバーストゲート信号の制御により主
信号と補助信号の両バースト期間中にクロミナンス位相
角を表わす角度コードを検査する。すなわちこの回路67
2は主バースト信号と補助バースト信号について、その
それぞれのサンプル(R−Y)と(B−Y)によつ
て表される各位相角と、上記サンプルが所要の、すなわ
ち正確な、軸R−YとB−Yと同相であったなら生じる
であろう位相角との差αを計算する。この主信号と補助
信号に対する角αは次のバースト期間まで記憶されて、
1つのバースト期間と次のバースト期間の間の適当な時
点で加算回路658に印加される。この加算回路658は角θ
およびαを合計して正確な角θ′を生成する。
加算器658からの角θ′に対応するデジタルコード回路6
71に印加され、ここで角φに対応する肌色補正されたデ
ジタルコードとなる。この回路671は通常肌色の有する
クロミナンス角を表わし、アドレスコードとして印加さ
れる角θ′の肌色補正角φを生成する非線型伝達関係を
生ずるようにプログラミングされたROMとすることがで
きる。肌色の範囲のクロミナンス角を表わさない角θ′
については、回路671で生成される角φがθ′に等し
い。例えば、ROM671は角θ′が±90゜のとき(θ′−Ks
in2θ′)に等しく、角θ′が±90゜から±180゜のとき
θ′に等しい角φを生成するようにプログラミングする
ことができる。
回路671からの角φはその正弦と余弦を生ずるようにプ
ログラミングされたROM678にアドレスコードとして直接
印加され。その後この正弦と余弦は(R−Y)と(B
−Y)のベクトル和の大きさCBを乗じられ、肌色補正
済直角位相信号R−Y、B−Yを生ずる。
(R−Y)と(B−Y)のベクトル和の大きさCB
第6図の実施例では次式により発生される。
CB=|(R−Y)S|/|cosθS| (1) この演算をするために、ROM657から得られる角θがア
ドレスコードとしてROM659に供給される。ROM659はその
アドレス入力に供給されたこの角θ信号コードのlog|
cosθS|を生成するようにプログラムされている。このR
OM659からのlog|cosθS|コードワードは減算回路660の
一方の入力部に印加され、ROM653からのlog|(R−Y)
S|コードワードから差引かれてlog〔|(R−Y)S|/|c
osθS|〕に対応する信号を生成する。この信号は加算器
670とACCラツチ662に印加される。
マイクロプロセツサ12はラツチ662の内容をデータ母線S
PDを介して周期的に読取る。この値は例えば主チヤンネ
ルと補助チヤンネルのカラーバースト期間中に読出すこ
とができる。マイクロプロセツサ12はこの読取つた値を
所定の規準値例えば20IREと比較して、主信号と補助信
号の合成利得係数GM、GAの対数を発生する。これらの利
得係数は母線SPDを介してそれぞれ緩衝器666、667に供
給される。緩衝器666、667はこの利得係数をマルチプレ
クサ669を介して加算器670に印加し、ここでlog〔|
(R−Y)S|/|cosθS|〕信号に加算してlog(GCB)に
対応する信号サンプルを生ずる。このサンプルすなわち
コードワードは加算器679に印加されてlog(cosφ)信
号と組合される。
マルチプレクサ669はマイクロプロセツサ12からの主/
補助制御信号MA2により制御される。信号MA2は、主チヤ
ンネルのクロミナンス信号の処理中はラツチ666から、
補助チヤンネルのサンプルの処理中はラツチ667から利
得係数を選択する。
第6図の回路に印加されるタイミング信号を発生する信
号発生器はこの発明の関係部分を成さないため図示され
ていないが、この信号は当業者に公知の通常の技法で発
生することができる。
第7図は位相角誤差信号αを発生する回路の一例を示
す。図において角の値θはバーストゲート信号の制御
の下に累算器712に印加される。累算器に印加されたバ
ーストゲート信号は同期分離器28からの主チヤンネルバ
ーストゲート信号BGMか同期分離器26からの補助チヤン
ネルバーストゲート信号BGAである。主チヤンネルバー
ストゲート信号BGMはマルチプレクサ706の一方の入力端
子に、補助チヤンネルバーストゲート信号BGAはその他
方の入力端子に印加される。マルチプレクサ706は主/
補助制御信号MA2により制御されて、主チヤンネルの信
号処理中は主チヤンネルバースト信号を、補助チヤンネ
ルの信号処理中は補助チヤンネルバースト信号をそれぞ
れ生成する。計数器710はマルチプレクサ706からのバー
ストゲートパルスの前縁に応じてリセットされる。計数
器710はこのリセットパルスに応じて付勢出力電位を生
成し、これを累算器712に印加する。計数器710は、クロ
ツク入力に角の値θの発生に同期するクロツク信号fs
cが印加され、その信号fscの数を所定値例えばM個まで
正しく計数する。規定数のクロツクパルスが発生した
後、計数器の出力電位が累算器712を除勢する電位に変
る。この計数器710からの付勢信号は、バースト期間中
に回路657から累算器712に連続M個の角値が入力し得る
持続時間を有する。M個の角値は公称的には基準サイク
ルのバーストシーケンスの中心から選ぶことになる。累
算器712は印加されたバースト位相角の値を合計する。
この累算器712は加算器とラツチ(図示せず)から成
り、その加算器の各入力にそのラツチの出力と累算器の
入力を結合し、加算器の出力を累算器の出力とラツチの
入力に結合したものでよい。動作時には、加算器からの
各遂次合計がラツチに入力され、ラツチからの出力がそ
の次の入力に加算される。
累算器からの合計出力はバーストゲート信号の補数によ
りバースト期間の終りにラツチ16に印加される。すなわ
ち、バーストゲート信号はインバータ714で反転され、
そのパルスの立下りすなわち後縁がインバータの出力端
子で電位の立上りになる。ラツチ716はこの立上りに応
じてそのときの入力値を記憶する。この値は1水平線期
間すなわち次のバーストゲートパルスの終るまで記憶さ
れる。
ラツチ716の出力は除算回路718に印加され、Mで除算さ
れて角θの平均値を生ずる。この除算回路718をラツ
チ716の前に置いてもよいことはデジタル信号処理の当
業者には自明である。また、Mの値が2の整数乗のとき
は、この除算器を省略して、PCMコードワードのビツト
を右方すなわち下位ビツト位置にシフトすることにより
この除算を行うこともできる。
除算回路718の出力値は減算回路721に減数として印加さ
れ、信号源720から基準角度値例えば零度が被減数とし
てこれに印加される。この減算回路721はバースト期間
全体のθの平均値を基準角から差引いた値αに対応す
る差の値を生成し、この差値をデマルチプレクサ722の
入力端子に印加する。デマルチプレクサ722はマイクロ
プロセツサ12からの信号MA2の制御の下に主チヤンネル
値をラツチ726に、補助チヤンネル値をラツチ724に印加
する。ラツチ726、724はそれぞれ主チヤンネルに対して
計算された最後の(最も新しい)差値を補助チヤンネル
のサンプルが処理される間保持し、補助チヤンネルに対
して計算された最後の(最も新しい)差値を主チヤンネ
ルのサンプルが処理される間保持する。これらのラツチ
の出力端子はマルチプレクサ728の入力端子に接続さ
れ、マルチプレクサ728は主チヤンネル信号の処理中は
第6図の加算器658に主チヤンネルのα値を供給し、補
助チヤンネルの処理中は補助チヤンネルのα値を供給す
る。このマルチプレクサ728はマイクロプロセツサ12か
らの信号MA2で制御される。
補正角αが各水平線間で著しく変ると、加算器658に印
加されるαの値が各線期間の終りに向つて実質的に誤差
を含んで来る。前の各水平線間の各α値の変化に比例し
て主信号または補助信号に対するα値を増減することに
より装置の性能が向上することがある。例えば、補助チ
ヤンネルに対する最後の角αををその前の補助α値より
4度だけ増すと、補助チヤンネルに対するその次のα値
もそのときの値より4度だけ増大することが判るが、予
想誤差が最大1度にしかならない様にα値を1/4線期間
ごとに1度ずつ遂次増大すれば装置の性能を向上するこ
とができる。αの補正は線期間を通じ必要に応じて多少
行うことができるが、1水平線以下の間隔でα値を補正
する装置はこの発明の部分とは考えられないため図示さ
れていない。1水平線にまたがる移相が過大と見做され
るとき、この位相角の補正法に第7図の回路を適用する
ことは当業者に容易である。
第2図に戻つて、処理回路40の出力部YA、(R−
Y)、(B−Y)に生ずる補助チヤンネルのルミナ
ンス信号と色差信号のサンプルは補助メモリ50に印加さ
れる。メモリ50はマイクロプロセッサ12からの信号MA3
の制御の下にルミナンス信号と色差信号R−Y、B−Y
の各サンプルをそれぞれ4つ目ごとに補助画像再生に充
分な数(例えばNTSC方式では64個)だけ記憶する。制御
信号MA3は信号MA2の遅延したもので、出力部YA、(R−
Y)、(B−Y)に補助チヤンネルのサンプルが得
られるときだけ論理低レベルになる。
サンプルの各線はメモリから取出されて主画像内の差込
みとして表示される。ルミナンス信号と色差信号の各サ
ンプルはその入力周波数の4倍でメモリから読取られ、
主画像の各線の1/4の長さの補助画像線を生成する。補
助メモリ50の内容の読みはマルチプレクサ制御回路60か
らの信号SMによつて制御される。
補助チヤンネルの信号処理従つて補助メモリ50へのデー
タの書込みは補助信号に同期されるが、表示のための補
助メモリ50からのデータ読取りは主チヤンネルの信号に
同期される。補助チヤンネルと主チヤンネルの各信号が
非同期で、補助チヤンネルの信号が補助画像の表示中に
処理されることがあるため、メモリ50がデータの読み書
き双方のために呼出されることもある。このような同時
読み書きによるデータの汚損を防ぐため、補助メモリ50
は、処理済の補助データを受ける緩衝器と表示すべきデ
ータを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)の2段
階を含んでいる。この緩衝器へのデータの書込みは補助
信号に同期されているが、その緩衝器とRAMの間のデー
タ転送とRAMからのデータの読取りは主信号に同期され
ている。この実施例では、サンプル処理回路40から供給
される周波数の1/4で緩衝器に書込まれるが、これによ
つて補助画像の線が1/4に圧縮される。サンプルはこの
緩衝器記憶周波数の4倍で緩衝器からRAMに送られ、す
べての転送が各補助信号処理期間に続く第2の主チヤン
ネル水平同期パルスの前縁に一致して行われる。この転
送は水平線期間の1/4遅れで完了する。各転送間に干渉
はなく、下述の補助メモリの読取りは主チヤンネルの線
の3/8が表示された後に始まる。
第8A図は補助メモリ50のルミナンス信号サンプルが記憶
される部分のブロツク図である。緩衝器800は例えば228
×8先入れ先出し(FIFO)レジスタで、信号処理回路40
の出力部YAに接続された入力部、RAM820の入力部に接続
された出力部、シフトイン制御端子SIおよびシフトアウ
ト制御端子SOを有する。この緩衝器には端子SIにパルス
が印加されたときデータが書込まれ、端子SOにパルスが
印加されたときそれからデータが読取られる。
端子SIに印加されるシフトインパルスはfscクロツク信
号とマイクロプロセッサ12からの主/補助制御信号MA3
から発生される。MA3はインバータ801に印加され、その
インバータはアンドゲート803の入力信号を生成する。
このアンドゲート803の他方の入力信号はクロツク信号f
scである。ゲート803の出力信号はMA3が論理低レベル状
態のとき、すなわち処理回路40の出力部YAに補助チヤン
ネルのルミナンス信号サンプルが得られるときfscクロ
ツク信号となり、その他のときは論理低レベルとなる。
この出力信号は緩衝器800の端子SIに印加されて、その
緩衝器に処理回路40から供給される補助ルミナンス信号
サンプルを4つ目ごとに記憶させる。
この緩衝器からRAMへのデータ転送は主チヤンネルの各
線の処理中に行われる。補助チヤンネルの各線は補助フ
レームを構成する2フイールドの一方でしか処理されな
いため、上記の転送は一方のフイールド期間中だけで行
われる。転送パルスは信号MA3、補助同期分離器26から
の補助チヤンネル垂直同期信号VSA、主チヤンネル同期
分離器28からの主チヤンネル水平同期信号HSMおよびPLL
30からの4fscクロツク信号から発生される。
転送パルスはアンドゲート802から発生されて計数器804
に印加される。計数器804は書込みアドレスを発生して
これをマルチプレクサ806を介してRAM820に印加する。
計数器804はそのリセツト入力Rに印加される補助チヤ
ンネルの垂直同期パルスにより零にリセツトされる。
アンドゲート802からの転送パルスは遅延素子808を介し
て緩衝器800のシフトアウト端子SOとRAM820の書込み付
勢端子WEに印加され、緩衝器の出力にデータを生成させ
ると共にRAMのアドレス指定された位置にそのデータを
書込ませる。遅延素子808は転送パルスを書込みアドレ
スがRAM中で安定するに充分な時間遅らせる。
アンドゲート802の入力端子の1つは4fscクロツク信号
を受けるように結合されている。この信号はデータの転
送速度を制御し、アンドゲート802に印加される他の信
号はその転送の起る時点を制御する。信号MA3はアンド
ゲート802の入力端子の1つに印加され、緩衝器800にデ
ータが書込まれているとき転送パルスが生じるのを防
ぐ。この信号MA3の反転信号がインバータ801からRSフリ
ツプフロツプ805のセツト入力Sに印加され、そのリセ
ツト入力Rには補助チヤンネルの垂直同期信号VSAが印
加される。このフリツプフロツプ805は各補助フイール
ドの終端でリセツトされ、与えられたフイールドの第1
の補助チヤンネル水平線が処理されるときセツトされ
る。フリツプフロツプ805の出力信号はアンドゲート802
に印加されて、補助信号の線が処理されないフイールド
中転送パルスが発生するのを防ぐ。
アンドゲート802の最後の入力は主チヤンネルの水平線
期間において転送の生ずる位置を制御する。分周器807
は例えば通常の1/2除算回路で、その信号入力には主チ
ヤンネルの水平同期信号HSMが印加され、そのリセツト
入力端子には反転された主/補助制御信号MAが印加され
る。このため、分周器807は補助チヤンネルのデータが
緩衝器800に書込まれている間論理低レベル状態にあ
る。この信号は補助信号処理に続く最初の主チヤンネル
の水平同期パルスの前縁で論理高レベル状態に変る。次
の主チヤンネルの水平同期パルスは分周器807の出力信
号を論理低レベル状態に変える。この出力信号は8ビツ
ト計数器813のリセツト入力端子に印加される。
計数器813はその信号入力端子にアンドゲート811から4f
scクロツク信号が印加され、その8ビツトの出力信号が
復号器815に印加される。復号器815は計数器から供給さ
れる値が228のとき論理高レベルの信号を発生し、これ
をインバータ817を介してアンドゲート811の一方の入力
に印加する。このゲート811の他方の入力は4fscクロツ
ク信号である。アンドゲート811は4fscクロツク信号を
計数器813にそれがリセツトされてからパルスを228個計
数するまで供給する。分周器807、アンドゲート811、計
数器813、復号器815およびインバータ817によつて形成
される回路は、そのインバータ817の出力に、補助信号
処理後の第2の水平同期パルスの前縁に一致する時点で
始まり、4fscクロツクパルス228個分(1/4 H)の間継続
する論理高レベルの信号を生成する。この信号はアンド
ゲート802の入力にも印加されて、そのゲートが上期期
間中に228個の転送パルスを生ずるようにする。
RAM802からのサンプルの読取りは4fscクロツク信号、マ
ルチプレクサ制御回路60からの選択信号SMおよび主同期
分離器28からの主チヤンネル垂直同期信号VSMによつて
制御される。選択信号SMと4fscクロツク信号はアンドゲ
ート812に印加されるため、アンドゲート812はマルチプ
レクサ制御回路60が補助チヤンネルのサンプルを表示の
ため選択する時4fscクロツク信号を生成する。このアン
ドゲート812の出力信号は計数器814と遅延素子818に印
加される。計数器814は読取りアドレスを発生し、これ
をマルチプレクサ806を介してRAM820に印加する。マル
チプレクサ806は信号SMにより制御されて、補助チヤン
ネルのサンプルが表示のために選ばれたとき計数器814
から読取りアドレスを発生し、その他の場合は計数器80
4から書込みアドレスを発生する。主チヤンネルの垂直
同期パルスVSMは計数器814のリセツト入力に印加されて
その読取りアドレスを主チヤンネルの各フイールドの終
りに開始点に戻す。
遅延素子818はその入力にアンドゲート812から印加され
る読取りパルスをRAM内で読取りアドレスが安定するに
充分な時間遅延させる。この遅延されたパルスはRAM820
の読取り付勢入力に印加されて、その出力部YA′にアド
レス指定された位置からデジタルサンプルを送り出す。
メモリ50の2つの色差信号サンプルを記憶する部分は同
じであるから、第8B図にはその一方だけを示す。このメ
モリは第8A図のルミナンスサンプル用メモリと本質的に
同じで、クロツク信号と緩衝器およびRAMの記憶位置の
数だけが異る。第8B図のゲート861の一方の入力には第8
A図のゲート811に4fsc信号が印加されるのに対しfscク
ロツク信号が印加され、第8B図のゲート853の一方の入
力には第8A図のゲート803にfsc信号が印加されるのに対
しfsc/4クロツク信号が印加される。クロツク信号の周
波数が低くされたのは色差信号のデータ周波数がルミナ
ンス信号のそれより低いためである。その上、処理回路
40から供給される色差信号サンプルの記憶に228個の代
りに57個の記憶位置の小さい緩衝器が用いられ、これに
比例して小さいRAMが用いられている。第8A図と第8B図
のメモリはその他の点では同じである。クロツク信号fs
c、fsc/4の発生に用いる装置はこの発明の一部と考えら
れないため図示されていない。これらの信号は当業者に
知られた通常の技法で発生することができる。
補助メモリ50の出力部YA′、(R−Y)′、(B−
Y)′からのルミナンス信号と色差信号の各サンプル
は主/補助信号マルチプレクサ52の1組の入力に印加さ
れる。このマルチプレクサ52の他の1組の入力は信号処
理回路40の出力部YM、(R−Y)、(B−Y)から
の主ルミナンス信号と主色差信号の各サンプルである。
マルチプレクサ52の第3組の入力信号は主メモリ70の出
力部YM′、(R−Y)′、(B−Y)′から供給さ
れる。
主メモリ70はルミナンス信号および色差信号R−Y、B
−Yに1つずつ合計3つの1Hシフトレジスタを含む。処
理回路40の出力部YMからのルミナンス信号サンプルは第
9A図の1Hシフトレジスタ900の入力部に印加される。レ
ジスタ900は4fscの周波数で供給されるサンプルの1水
平線の記憶に充分な数の段(例えばNTSC方式では910
段)を持つ通常のシフトレジスタでよい。このシフトレ
ジスタ900の出力部YM′に得られるサンプルは1水平線
期間遅延した主チヤンネルのルミナンス信号サンプルで
ある。
第9B図は主メモリ70の2つの色差信号メモリの一方のブ
ロツク図である。このメモリも1Hシフトレジスタである
が、処理回路40からのデジタル色差信号のサンプル周波
数が低いため、シフトレジスタ950のクロツク周波数はf
scと低く、そのセルの数も少ない(例えばNTSC方式で22
8である)。
マルチプレクサ制御回路60からの選択信号SMとマイクロ
コンピユータ12からの主/補助制御信号MA4はマルチプ
レクサ52の出力Y、(R−Y)、(B−Y)に3組のル
ミナンス信号および色差信号のどれが出て来るかを決め
る。主/補助制御信号MA4はマルチプレクサを切換えて
処理回路40または主メモリ70から主チヤンネルのサンプ
ルを供給するようにする。この制御信号MA4はマイクロ
プロセツサ12により発生され、上記信号MA1ないしMA3
同じ性質を持つが、これらの信号より遅延している。
MA4が論理高レベル状態のとき、マルチプレクサ52は処
理回路40から主チヤンネルのサンプルを供給し、論理低
レベル状態のとき、すなわち処理回路40が補助チヤンネ
ルのサンプルを供給しているとき、主メモリ70からのサ
ンプルを供給する。
マルチプレクサ制御回路60からの選択信号SMはマルチプ
レクサを切換えて主チヤンネルまたは補助チヤンネルの
サンプルを供給する様にする。SMが論理低レベル状態に
あるとき、マルチプレクサ52は処理回路40またはメモリ
70からの主チヤンネルサンプルを供給するが、SMが論理
高レベル状態のときは、補助チヤンネルのサンプルを供
給する。次に信号SMの発生を更に詳細に説明する。
マルチプレクサ52の出力Yからのルミナンス信号と出力
(R−Y)、(B−Y)からの色差信号はデジタルマト
リツクス回路80に印加され、ここで組合されて例えば表
示装置(図示せず)に印加し得る3原色信号R、G、B
を生ずる。この実施例に適するデジタルマトリツクス回
路は当業者が通常の回路素子により構成し得るものであ
り、この発明の一部とは考えられないため図示されてい
ない。
上述のように、補助メモリ50の読取りとマルチプレクサ
52内の信号の流れを制御する信号はマルチプレクサ制御
回路60により発生される。この回路に印加される入力信
号はPLL30からの4fscクロツク信号と、同期分離器28か
らの主チヤンネルの遅延水平垂直同期パルスである。こ
の同期パルスは遅延素子62、64に印加されて処理回路40
からの処理済ルミナンスおよび色差信号に同期するに足
る遅延を与えられる。制御回路60はこの発明の一部と考
えられないため詳示しないが、第10図のタイミング図を
助けにして当業者が計数器その他の論理回路を含む通常
の部品で構成し得るものである。第10図において、波形
HSM、VSMは制御回路60に印加される水平垂直の同期信
号、波形YMは処理回路40からの主チヤンネルルミナンス
信号、波形SMは制御回路60から生成される信号SMを表わ
す。
第10図はNTSC映像信号のあるフイールドから選ばれた線
と次のフイールドの最初の2本の線を示している。図の
上端の数字は各フイールド内の線の数を表わす。第10図
にはまた各フイールド間に生ずる等化パルスと垂直同期
パルスも含まれている。
信号SMは幅1/4H、間隔3/4Hのパルス列から成り、第1図
に示すように主画像の下側に補助画像を置くとき、この
パルスはNTSCフイールドの全水平線の最後の1/4に当る
第189番目から第252番目までの線の間だけ生ずる。信号
SMが高論理レベルのときマルチプレクサ52はマトリツク
ス80と主メモリ70に補助チヤンネルサンプルを供給する
ようになつているが、信号SMが低論理レベルのときマル
チプレクサ52は処理回路40からの主チヤンネルサンプル
を供給する。マルチプレクサ52は主チヤンネルサンプル
供給と補助チヤンネルサンプル供給の間で切換えられて
第1図に示すような合成主/補助画像を生成する。
マイクロプロセツサ12はこの発明のこの実施例において
主信号と補助信号の処理を制御するが、第11図はその制
御シーケンスを示すフローチヤートである。ブロツク11
10はマイクロプロセツサの初期設定シーケンスを示し、
その第1段階は主/補助制御信号MA1〜MA4をリセツトす
ることである。上述の様に、これらの信号は主チヤンネ
ル信号処理に対し論理高レベル状態にセツトされ、補助
チヤンネル信号処理に対し論理低レベル状態にリセツト
される。信号MA2〜MA4は信号MA1に対しその添字数字の
増すほど大きくそれぞれ異つた量だけ遅延されている。
各信号は受像機の行うパイプライン化された信号処理の
各段階を制御する。従つて「MAリセツト」の段階ではMA
1、MA2、MA3、MA4を遂次リセツトする。任意の2つのMA
信号を変える間の遅延の量はその信号により制御される
装置間の処理の遅れに依存する。遅延がマイクロプロセ
ツサの命令サンプルの整数であれば、その2つの信号を
直接マイクロプロセツサにより変えることができるが、
他の場合はマイクロプロセツサは例えば他の3つの信号
を生成する3段遅延回路(図示せず)に1つの信号を供
給することができる。これは各MA信号が低論理レベルか
ら高論理レベルに変るどの「MAセツト」の段階にも言え
る。
初期設定ブロツク1110の第2段階は変数0DDFに0を割当
てることである。0DDFは処理中の各線が奇数フイールド
のものか偶数フイールドのものかを(それぞれ0DDF=1
と0DDF=0で)示す。この変数は補助画像の各線が補助
信号のフイールド1つ置きに(すなわち各奇数フイール
ドから)取られることを保証するために用いられる。初
期設定の第3段階は計数器LTIME、FTIMEを0にリセツト
することである。計数器LTIMEおよびFTIMEは例えばマイ
クロプロセツサに内蔵されている。各クロツクパルスご
とに1ずつ歩進される。これらの計数器はそれぞれ最後
の水平同期パルス(LTIME)および垂直同期パルス(FTI
ME)以後に生じた4fscクロツクパルスを計数するもの
で、マイクロプロセツサに用いられてそれが発生する信
号を補助チヤンネルの水平および垂直同期パルスにそれ
ぞれ同期させる働らきをする。マイクロプロセツサに利
用し得る計数器が内蔵されていないときは、このLTIME
とFTIMEを4fscクロツク計数値の関数として実現するこ
ともできる。例えば、FTIMEはそのクロツク計数値から
ある変数を引いたものとすることができる。この場合は
計数器FTIMEをリセツトするプログラム段階はそのとき
のクロツク計数値をその変数に割当てることになる。
初期設定のシーケンスの第4段階は、少くとも1フレー
ム期間中補助チヤンネル信号を監視して連発する補助チ
ヤンネルの水平同期パルス間および垂直同期パルス間の
クロツクパルス数の正確な推定値を求めることである。
これは例えば同期分離器26からの水平垂直の同期パルス
にベクトルの異つた割込みをさせることにより達せられ
る。この割込みを取扱う割込みサブルーチンは補助信号
の水平同期パルス相互間の時間であるそのときのHTIME
の値または補助信号の垂直同期パルス相互間の時間であ
るそのときのFTIMEの値をその割込みとその前の割込み
に対するクロツク計数値の差で平均することができる。
初期設定シーケンスにおけるこの段階は偶数フイールド
の最後の線まで少くとも1フレーム期間補助チヤンネル
の信号を監視するものである。マイクロプロセツサは例
えば最後の水平同期パルスと最初の等化パルスの間の時
間を監視して奇数フイールドと偶数フイールドを識別す
ることができる。すなわち、この時間は奇数フイールド
より偶数フイールドの方が長い。
初期設定シーケンス1110の最後の段階は主/補助制御信
号MA1〜MA4をセツトして主チヤンネルの信号が処理表示
されるようにすることである。
判定ブロツク1112はマイクロプロセツサの制御シーケン
スを計数器FTIMEの計数値が補助信号の垂直同期パルス
間の時間計算値VTIME以上になるまで1つのループを循
環させることにより補助チヤンネルの垂直同期信号に同
期する。
FTIMEがVTIME以上のとき、マイクロプロセツサ12はブロ
ツク1114で示す割込みを行う。ブロツク1114の第1段階
はVTIMEを更新することである。この段階は垂直同期割
込みに結合された割込みルーチンで実行されるが、これ
はここではマイクロプロセツサ制御シーケンス中に置か
れてほぼそれが起るときを示す。ブロツク1114の次の2
段階は補助チヤンネルのフイールドおよび線時間計数器
FTIMEとLTIMEを0にリセツトし、補助チヤンネルの奇数
フイールド表示器0DDFの値を1と0の間で変えることで
ある。0DDFが処理された最後のフイールドで1であれ
ば、今のフイールドで0に変えられるが、最後のフイー
ルドで0であれば今のフイールドで1に変えられる。ブ
ロツク1114の最終段階は変数LINENOに0値を割当てるこ
とである。LINENOは補助信号の各水平線期間ごとに1ず
つ歩進されるため、補助画像のその時の線の番号を示
す。LINENOはマイクロプロセツサによりMA信号をセツト
し、リセツトし、櫛型濾波器310に印加される加重係数
を変えるために用いられる。
判定ブロツク1116はブロツク1114の後に来るマイクロプ
ロセツサの命令シーケンス中の次の段階で、もし変数0D
DFが0値を有し、補助チヤンネルが偶数フイールドを供
給中であることを示しておれば、マイクロプロセツサは
ブロツク1115に分岐する。ブロツク1115は櫛型濾波器31
0の加重係数を第5図の表の第1列に示すものに変え
る。これらの加重係数は主画像の連続3本の線を処理す
るのに適し、補助信号の偶数フイールド期間中用いられ
る。これはこの期間中主画像の各線だけが処理されてい
るためである。マイクロプロセツサ制御シーケンスにお
けるブロツク1115の次の段階は判定ブロツク1112で、こ
のブロツクはマイクロプロセツサを次の垂直同期パルス
が生ずるまでループ内を循環させる。
ブロツク1116で変数0DDFの値が1であれば、マイクロプ
ロセツサの制御シーケンス中の次の段階が判定プロツク
1118である。ブロツク1118はあるフイールドの始めの消
えた線を取扱うループ中の最初のブロツクであり、NTSC
方式ではこの様な線区間が21ある。判定ブロツク1118は
変数LINENOに記憶された補助チヤンネルの線番号を値21
と比較する。LINENOの値が21未満の間マイクロプロセツ
サはブロツク1116から1118に移動する。判定ブロツク11
18は水平線の終りまで待つループである。計数器変数LT
IMEの値が所定の水平線時間HTIME未満であれば、このブ
ロツクはそれを分岐して戻し、再試験するが、HTIME以
上であれば制御シーケンスはブロツク1122に切換えられ
る。ブロツク1122は変数HTIMEを更新し、LINENOの値を
歩進し、線時間計数器LTIMEをリセツトする。マイクロ
プロセツサはブロツク1122からループの始めの判定ブロ
ツクに戻る。
LINENOの値が21を超えると、判定ブロツク1118からマイ
クロプロセツサ制御シーケンスがブロツク1124にジヤン
プする。ブロツク1124は補助信号の画像処理の第1段階
である。この段階で補助チヤンネルの線番号LINENOの4
を法とする値が変数LNに代入され、制御シーケンスはブ
ロツク1126に進む。LN=0であれば、判定ブロツク1126
からブロツク1128にプログラムが進むが、他の場合はブ
ロツク1130に進む。LN=0のとき、そのときの補助チヤ
ンネルの線の番号LINENOは4で割切れる数である。この
条件を満足する線がこの実施例で補助画像構成用に選ば
れる。従つて、ブロツク1128で主/補助制御信号MA1〜M
A4がリセツトされて主チヤンネル信号処理から補助チヤ
ンネル信号処理に切換わる。マイクロプロセツサのプロ
グラムはブロツク1128から判定ブロツク1140に進む。こ
のブロツク1140では、そのときのフイールドに処理すべ
き線がまだあるときプログラムが判定ブロツク1120に戻
り、もうないとき(すなわちFTIMEがVTIME以上のとき)
ブロツク1114に戻つて次のフイールドの処理が始まる。
判定ブロツク1126でLN≠0であれば、マイクロプロセツ
サプログラムは判定ブロツク1130に進む。ブロツク1130
でLN=1であればブロツク1132に進み、LN≠であれば判
定ブロツク1134に進む。ブロツク1132では選ばれた補助
チヤンネルの直後の主チヤンネル線の処理が制御される
が、その第1段階で信号MA1〜MA4がセツトされて主信号
処理が再開され、第2段階で第3図の櫛型濾波器310に
印加される加重係数が第5図の表の第3列に示すように
変えられる。この次のプログラム段階は上述の判定ブロ
ツク1140である。
ブロツク1130で変数LNが1でなければ、プログラムが判
定ブロツク1134に進む。このブロツク1134でLN=2であ
ればブロツク1136に進み、LN≠2であれば(すなわちLN
=3であれば)ブロツク1138に進む。ブロツク1136と11
38では櫛型濾波器310に印加される加重係数がそれぞれ
第5図の表の第4列と第5列に示すように変えられる。
ブロツク1136および1138から上述のブロツク1140にプロ
グラムは進む。
マイクロプロセツサはこの制御ループを新しい補助チヤ
ンネルが選ばれるまで続け、そのとき第2図のチヤンネ
ル選択器10からの信号に応じて初期設定ブロツク1110に
戻る。
マイクロプロセツサ12の他の機能は第3図のクロミナン
ス処理回路380からの主チヤンネルと補助チヤンネルの
サンプルをデータ母線SPDを介して監視し、主チヤンネ
ルと補助チヤンネルの利得係数を母線SPDを介してこの
処理回路に供給することにより、クロミナンス利得を制
御することである。この機能はこの発明の一部とは考え
られないため、その制御フローチヤートは示さない。こ
の機能は当業者に公知のプログラム技法により第11図の
プログラムの主および補助処理段階中に集積することも
できる。
上述の画中画式受像機は主チヤンネルと補助チヤンネル
に各1つ、合計2つずつの同調器、IF増幅器および復調
器を有するが、さらに経済的な方式ではそれがそれぞれ
1つずつである。この発明は時分割多重化信号で動作
し、その信号処理はパイプライン化されているため、単
一同調器型画中画式受像機に特に適している。第12図は
第2図の受像機を同調器1個に改造するに要する部分の
ブロツク図である。チヤンネル選択器10はマイクロプロ
セツサ12に選ばれたチヤンネルのチヤンネル番号とそれ
が主チヤンネルが補助チヤンネルかを示すデータ信号を
送り、マイクロプロセツサ12はそのチヤンネル番号を同
調器22用の制御信号に変える。この制御信号はチヤンネ
ルが選択されたときデータ母線TDを介して同調器に送ら
れる。すると同調器22はこの制御信号をその局部メモリ
に記憶する。主チヤンネルと補助チヤンネルの切換はマ
イクロプロセツサ12から線路CCを介して同調器22に印加
される1ビツト信号により制御される。同調器22からの
アナログ合成映像信号はAD変換器34と同期分離器26に印
加される。AD変換器34は主チヤンネルのバースト成分に
同期されたクロツクにより駆動されて、受像機の残部に
主および補助合成映像信号のデジタルサンプルを供給す
る。同期分離器26は主チヤンネルと補助チヤンネルの垂
直および水平同期パルスを生成し、これらのパルスは通
常の垂直および水平発振器(図示せず)を同期して主チ
ヤンネルと補助チヤンネル用の連続パルスを生成するの
に用いられる。補助チヤンネルの水平垂直発振器からの
パルスを、実際の水平垂直同期パルスの代りに用いてマ
イクロプロセツサ12を補助信号に同期させることもでき
る。また同期分離器26からの同期パルスを直接マイクロ
プロセツサ12に印加することもできる。この場合は主パ
ルスと補助パルスを区別するため水平垂直同期信号に関
係する割込みサブルーチンに若干のプログラム段階を追
加することが望ましい。このプログラム段階は例えば補
助チヤンネルの水平垂直同期パルスについて計算された
間隔の倍数に近い間隔で生ずるパルスだけを同期するも
のである。同期分離器26で生成されたバーストゲート信
号も同様に主信号と補助信号の両用のバーストゲート信
号である。
補助チヤンネルの水平垂直の発振器からの出力パルスに
応じてマイクロプロセツサ12は同調器を主チヤンネルと
補助チヤンネルの間で切換える。主実施例におけるよう
に、同調器は補助画像の各フレームを構成する2つのフ
イールドの一方の線4本ごとの補助チヤンネルの水平同
期パルスの前縁の直前に主チヤンネルから補助チヤンネ
ルに切換えられ、これらの線上の有効映像信号の終了直
後に補助チヤンネルから主チヤンネルに切換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を利用した表示装置上に生成される画
像形態を示す略示図、第2図はこの発明の1実施例を含
む画中画式テレビジヨン受像機のブロツク図、第3図は
第2図の受像機に用いられる主/補助信号処理回路のブ
ロツク図、第4図は第3図の信号処理回路に用いられる
櫛型濾波器のブロツク図、第5図は第4図の櫛型濾波器
の動作を説明するための数値を示す図、第6図はクロミ
ナンス処理回路のブロツク図、第7図は第6図のクロミ
ナンス処理回路に用いる位相誤差検知器のブロツク図、
第8A図および第8B図は第2図の受像機に用いられる補助
信号メモリのブロツク図、第9A図および第9B図はそれぞ
れ主信号のルミナンス信号メモリおよび色差信号メモリ
のブロツク図、第10図は第2図の受像機に用いられるマ
ルチプレクサ制御回路の動作を説明するための信号波形
図、第11図は第2図のテレビジヨン受像機の動作を説明
するためのフローチヤート、第12図は第2図の受像機の
一部の他の実施例を示すブロツク図である。 10……チヤンネル選択器、12……マイクロプロセツサ、
16……映像信号源、18……分割器、22、24……同調IF増
幅復調回路、26、28……同期分離器、14、34、310、34
0、370……時分割多重化クロミナンス信号を生成する手
段(スイッチ、A/D変換器、櫛形濾波器、マルチプレク
サ、および帯域濾波器)、マルチプレクサ、および帯域
濾波器)、380……クロミナンス処理装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれカラーバースト信号成分を含むク
    ロミナンス信号成分とルミナンス信号成分とを有する、
    第1と第2の互いに独立した合成映像信号が供給される
    映像信号処理システムであって: 上記第1と第2の合成映像信号に応じて、出力端子に上
    記第1と第2の合成映像信号が交互に現れる時分割多重
    化合成映像信号を生成するスイッチ手段であって、nを
    2より大きな整数としたとき、上記第2の合成映像信号
    の連続するn本の線期間において、上記n本の線期間の
    中の1本の線期間中に上記第2の合成映像信号を上記出
    力端子に出力し、上記n本の線期間の中の残りのn−1
    本の線期間中に上記第1の合成映像信号を上記出力端子
    に出力するスイッチ手段と; 上記時分割多重化合成映像信号に応じて、上記時分割多
    重化合成映像信号からクロミナンス信号成分を分離し
    て、1本の線期間分の上記第2の合成映像信号のクロミ
    ナンス信号成分とn−1本の線期間分の上記第1の合成
    映像信号のクロミナンス信号成分とが交番する時分割多
    重化クロミナンス信号を生成する濾波手段と; 上記時分割多重化クロミナンス信号に応じて、上記第1
    および第2の合成映像信号の交番するクロミナンス信号
    成分を処理し、このクロミナンス信号成分から色差信号
    成分を取出すクロミナンス処理装置であって、上記第1
    と第2の合成映像信号のカラー成分を交互に表す時分割
    多重化形式で第1の色差信号成分を供給する第1の色差
    信号出力と、上記第1と第2の合成映像信号のカラー成
    分を交互に表す時分割多重化形式で第2の色差信号成分
    を供給する第2の色差信号出力とを有するクロミナンス
    処理装置と; を具備することを特徴とする、映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】上記濾波手段が、帯域通過濾波器とカスケ
    ード結合された櫛型濾波器と、上記第2の合成映像信号
    が現われている期間中上記櫛型濾波器をバイパスさせる
    手段と、を有することを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載の映像信号処理装置。
JP60209890A 1984-09-21 1985-09-20 映像信号処理装置 Expired - Lifetime JPH07108030B2 (ja)

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