JP2950423B2 - 再循還ビデオ結合及び出力結合を備えたビデオ効果方式 - Google Patents

再循還ビデオ結合及び出力結合を備えたビデオ効果方式

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的に、種々の特殊効果の生成のための
ビデオシステム及び方法に関し、より詳細には、別々に
計算されたキー信号を使用して出力結合器(コンバイ
ナ)に加えられる入力ビデオ信号、再循環ビデオ信号及
び出力ビデオ信号のゲイン(利得)を調節して出力結合
器(コンバイナ)から複合ビデオ信号が形成されること
ができるようにするビデオシステム及び方法に関する。
発明の背景 テレビジョン工業界において、種々の特殊効果を生成
するために種々の態様でビデオ信号を結合しなければな
らない必要性が存在している。例えば、デジタルビデオ
効果方式の共通の機能はテレビジョン信号の1つのフィ
ールドのフルサイズを占めるラスタ区域よりも小さなサ
イズに全体のビデオフィールドを圧縮することである。
そこで、小さくなったラスタがより大きなビデオラスタ
内の予め定められた位置に表示される。
特殊効果の形成のためビデオ情報を記憶するようにビ
デオ工業界で使用するフレームメモリ(ストア)すなわ
ちフレーム記憶装置が最近開発されている。典型的に
は、このような装置はビデオ情報の少なくとも1つの完
全なラスタ、すなわちビデオ情報の1つのフィールドあ
るいは1つの完全なフレームのいずれかを保持すること
ができるメモリ装置を含んでいる。1つのこのようなフ
レームメモリシステムは1986年12月8日にJohn F.Bloom
field及びDavid E.Trytkoによって出願され本特許出願
と同一の出願等に譲渡された「再循環特所効果フレーム
ストア」と題する米国特許出願番号943,282号に示され
ており、本明細書ではそれを参照する。
特殊効果を生成する上で、一般に、デジタルビデオ信
号はキー信号を使用して結合される。2つの未処理ビデ
オ信号は直接的には結合され得ない。なぜならば、結合
される信号のゲインはそれぞれの未処理ビデオ信号の最
初のゲインの和となり、システムの最大ゲイン能力を越
えてしまい、言いかえると、結合されたビデオ信号は成
分ビデオ信号のいずれかの最大ゲインよりは大きくはな
らない最大ゲインをもつことができるからである。従っ
て、システムの全ての成分ビデオ信号が0から1ボルト
のゲインで変化し得るようになっているとしたら、2つ
あるいはそれ以上の成分ビデオ信号の組み合わせからな
る複合ビデオ信号の信号の最大ゲインは0から1ボルト
以上のものとはなり得ない。この発明によるとキー信号
が使を使って成分ビデオ信号の利得(ゲイン)をカット
(削減)し、この削減は各信号のトランスペアレンシイ
因子(透過性を示す因子)と、複合信号に対して利用で
きる最大利得と、各種信号の優先順位とに関する計算に
従っている。それぞれのビデオ信号のための別々のキー
信号を使用することによって、これらキー信号は成分ビ
デオ信号のゲインを制御するように独立して処理され
て、最終の複合ビデオ信号がスプリアスノイズを発生さ
せずに利用可能なゲイン能力の全てを使用するようにし
ている。すなわち、ビデオ信号を結合する前に、それぞ
れの個別のビデオ信号はそれぞれのキー信号によってゲ
イン調節され、複合ビデオ信号がシステムにおいていず
れのビデオ信号についても利用可能な最大許容ゲイン能
力である総合基準ゲインを越えないようにしている。ビ
デオ信号処理におけるキー信号についてのより完全な理
解は、1986年4月14日にJohn F.Bloomfieldによって出
願され本特許出願と同じ出願人に譲渡された「前に処理
されたビデオ信号を処理するための装置及び方法」と題
する米国特許出願題851,195号から得られる。この出願
の内容も本明細書において参照される。
ビデオ効果システムにおいて使用される他の周知の装
置は2つあるいはそれ以上のビデオ信号の「結合」を行
なうための装置であるコンバイナ(結合器)である。
「結合」は、場面即ち画像を互いに所望の関係で生じる
ようにする。即ち一方の画像の正面に他方の画像が現わ
れるようにするとか、透明な画像が現われるようにする
とか、一方の画像を他方の画像の上に飛ぶようにすると
か、あるいは一方の画像を移動したり尾を残すとかのよ
うにビデオ情報の2つあるいはそれ以上のチャンネルを
結合することによって行なわれる。1つのこのような結
合器(コンバイナ)は、例えば、1984年4月27日にJohn
F.Bloomfieldによって出願され本特許出願人に譲渡さ
れた「多ビデオ画像からビデオ結合を生じさせるための
回路」と題する米国特許出願第604,790号に示されてお
り、その出願の内容もこの明細書によって参照される。
上述した米国特許出願第943,282号に記載されたビデ
オ効果方式においては、ビデオ情報は以下でフレームメ
モリ(ストア)とか記憶装置として呼ばれるメモリに一
時的に保持され再循環される。この再循環されたビデオ
は再循環の間に結合器において新しいあるいは入力され
たビデオ情報と結合される。再循環されたビデオは信号
のゲインを減少するようにそれぞれの再循環の間に制御
可能な態様でキー信号によって処理もしくは「カット
(削除)」される。このカットは再循環されたビデオ信
号を既知のゲインを有する他のビデオと結合できるよう
にし、シスエムの最大許容ゲインを越えないゲインを有
する出力ビデオ信号の形をもつ所望のビデオ効果を生じ
させる。一旦メモリ内のビデオ情報が再循環時にキー信
号によって処理もしくはカットされたら、失なったゲイ
ンは回復され得ないということがこのような方式の限界
である。1以上の値を掛け算することによってビデオ信
号のゲインを増大することは、この掛け算動作には新し
いビデオ情報がないために、ノイズを加えるに過ぎない
ことになるためである。従って、カットされたビデオ情
報はフレームメモリに戻るよう再循環され、そこに記憶
されているビデオ情報をオーバーライト(上書き)す
る。従って、カッティングがなされる前に存在したビデ
オ情報は永久的に失なわれてしまう。フレームメモリか
らの再循環ビデオ情報を種々のゲインレベルで生じるよ
うにし、消えるようにし、かつ最大許容システムゲイン
と両立性ある任意のゲインレベルで再び生じるようにす
ることがある特殊ビデオ効果に対して望ましいので、上
述したことは欠点となる。
発明の要約 初めにこの発明を要約説明する。この発明は新しい特
殊効果を創生するためのビデオシステムに係り、このシ
ステムでは別個に計算されたキー信号を使用し、入力さ
れたビデオ信号と、再循環された(recirculated)ビデ
オ信号と、出力ビデオ信号との利得(ゲイン)を調節し
て出力コンバイナ(結合器)に送り、そこで複合ビデオ
信号が形成できるようにしている。
典型的な先行技術のビデオ効果システムではフレーム
メモリ(フレームストア)内に保存されている再循環
(された)ビデオを入力ビデオと結合するのにキー信号
を用いて再循環(された)ビデオの利得を削減もしくは
カットしている。これは先行技術のもつ制約でありした
がって不利な点で、いったんフレームメモリ内でビデオ
情報がキー信号によってカット(削除)されてしまう
と、失なわれた利得は回復できない。これに代って、カ
ットされたビデオ情報がフレームメモリに戻るよう再循
環されて、そこでビデオ情報をオーバーライト(上書
き)して、カット前に存在したビデオ情報はそこでずっ
と失なわれてしまう。これは前に述べた先行技術の特殊
効果システムの不利な点となり、その理由として、フレ
ームメモリからの再循環された情報が種々の利得レベル
で出現し、姿を消し、そしてまた最大許容システム利得
で利用できるいずれの利得レベルでも再出現できるよう
になるのでなければ、ある種の新しい特殊ビデオ効果が
創生できないことにある。
この発明はこういった先行技術がもつ限界や不利な点
を克服するためのものであり、先ずビデオ特殊効果シス
テム(装置)として再循環ループとフレームメモリとを
含み、また先行技術システムのように各再循環の間にビ
デオ信号を処理するかカットするための手段を備えるこ
ととした。しかも、この発明ではさらに再循環ループか
らデータ出力に追加された出力コンバイナ(結合器)へ
供給されるビデオ信号をうまい具合に分けて処理する手
段を含み、その結果、データ出力ビデオが再循環された
ビデオとは違ったものとなっている。この機能は先行技
術の特殊効果システムでは行なわれたことのない機能で
あった。
この機能を実現するために、この発明では別々に計算
されたキー信号を用いて入力ビデオ信号と再循環された
ビデオ信号と出力ビデオ信号との利得を独立して調節し
て、出力コンバイナに加えることができるようにしてい
る。このことがこの発明の特徴と関係する利点とをもた
らしており、フレームメモリからの再循環されたビデオ
がいろいろな利得レベルで出現し、消え、また後に選定
された利得レベルで再出現することとしている。このよ
うな特徴は通常とは違った特殊効果を創生できるように
しており、この特殊効果は従来技術の特殊効果システム
では創り出せないものである。
ユニークな特徴が2つのコンバイナ(結合器)回路を
用いて実現されている。その1つは従来技術のシステム
のように再循環ループの入力に置かれているが、第2の
コンバイナ(結合器)は再循環ループの出力に置かれて
いる。このシステム全体で5つの異なる利得修正用手段
を戦略的(計画的)に配置することとし、例えば乗算器
(掛け算器)を配置し、再循環ループの出力と出力コン
バイナの間に1つを置き、しかも各結合機能に対して計
算された別個のキー信号を使用して、特殊効果の類型間
で大幅なフレキシビリティ(融通性)が得られるように
した。乗算器は利得を修正する装置であり、ビデオ情報
のデジタルピクセルの利得を低減できるもので、そのた
めにはそのピクセルに対応するキー信号を表わすデジタ
ル数と利得を表わすデジタル値との掛け算をしている。
前述のように、この発明がもたらすところの各種の特
殊効果は先行技術のシステムによっては実行できない。
とくに、実施例にあける2つのキープロセッサ(処理
器)はある種のキー信号をある種の他のキー信号の関数
として独立に制御するようにして、システムの最大利得
能力(resource)を越えることがないようにし、併せて
最適の正確さが得られるようにしている。キープロセッ
サはキーを計算して複合ビデオ信号が最大利得をもち、
それがシステムに許容されている最大利得を越えないよ
うにする。キー信号の計算は優先順位(優先度)につい
てのある種の規則によってされるし、また複合ビデオ信
号の各信号成分に対して望まれている所望の利得もしく
はトランススペアレンシイ(透過性、透明性ともよば
れ、システムをユーザが意識しないで使えることの程度
のこと)値によってされる。
従来技術のシステムでのように、再循環されたビデオ
情報は各再循環の間にメモリキー信号によって処理され
てから再循環ループの入力に接続されたビデオコンバイ
ナ内で結合される。再循環ビデオはこのように処理され
て次にフレームメモリ内に書込まれることになる新しい
入力ビデオ情報を結合され、この情報もキー信号によっ
てカットすることができる。
しかし、これに加えて、この発明によると、フレーム
メモリから出力されるビデオ情報は別の出力キー信号に
よって処理されて、独特な追加された出力コンバイナ内
で別の入力信号と組合される。別個の出力キー信号とメ
モリキー信号とを使用することが出力コンバイナからの
出力ビデオ内で再循環ビデオを消してまた現れることが
できるようにしている。2つのキー信号、すなわちメモ
リキー信号と出力キー信号とは別個に処理されて、出力
ビデオがフレームメモリ内に保存されている再循環ビデ
オとは違ったものとなれるようにしている。
したがって、この発明はフレームメモリからの出力ビ
デオを処理しまたはカットして、再循環ビデオからビデ
オ画像が消えて行く(fade)ようにし、つぎにそれが再
び出現するようにする。さらに、再循環ビデオが可変量
の、目にあきらかな(apparent)トランスペアレンシイ
をもつようにさせることができ、それにはフレームメモ
リ内でビデオをカット(削除)せずに維持しながら出力
キー信号を制御するようにしている。
一実施例では、出力キーとメモリキーとが別個のキー
プロセッサ(処理器)により処理され、これらのキープ
ロセッサは適切なカッタ(削除器)すなわち乗算器(掛
け算)器にマルチプレクサを介して接続されている。各
キープロセッサは使用可能なキー空間(スペース)を示
す別のキー信号の関数として適切なキー信号を生成す
る。使用可能なキー空間は(1−K)の量であり、ここ
でKは処理されている信号が結合されることになる相手
の信号で前に採用されたキーであり、また1はこのシス
テムで許容される最大利得を表わす基準利得である。こ
れは各キープロセッサがそのキープロセッサによって生
成されるキーを調節して制御用キー信号によってすでに
行なわれた処理に対する補償をすることができるように
する。例えば、メモリキーは再循環ループの入力にある
メモリコンバイン(統合体)に供給される新しい入力ビ
デオについて採用されるキーの関数として処理されて、
このメモリコンバイン(組合せ)からの出力ビデオが基
準利得を越えないようにされる。また、この発明による
と、別個の出力キーが出力コンバイナ(結合器)への主
ビデオ入力について採用されたキーの関数として生成さ
れて、再循環ルールから出力コンバイナに向けて出力さ
れる再循環ビデオが適切な値にまで利得が削減されて、
出力コンバイナからの出力ビデオが最大システム利得を
越えないようにする。
加えて、外部キーモードでは、出力コンバイナの出力
でビデオ信号を提供することが可能であり、出力コンバ
イナは常時、後段の回路によってカットされることにな
るビデオ信号の量を表わす出力キー信号と関連して最大
使用可能能力を利用する。ビデオ信号と出力キー信号と
は、例えばビデオ生産切換え器(スイッチャ)のよう
な、外部処理装置につぎに送られて、そこでこのキー信
号に従ってビデオ情報を処理する。
発明の概要 本発明によるビデオ効果方式は2つの結合器を使用し
て拡張した特殊効果能力をそなえたビデオ方式を与え
る。結合器の1つは再循還ループの入力に設けられ、他
は再循還ループの出力に設けられる。システムに渡つて
5つの異なつた「カツタ」を配置し(1つを再循環ルー
プの出力と出力カツタとの間に配置する)かつそれぞれ
の結合機能のために計算される別々のキー信号を使用す
ることによつて達成され得る特殊効果の形式の大きな融
通性を可能とする。「カツタ」とはマルチプライヤのよ
うなゲイン変更装置を言い、これはビデオ情報のデジタ
ルピクセルのゲインを減少するためにそのゲインを表わ
すデジタル値とそのピクセルに対応するキー信号を表わ
すデジタル数マルチプライヤを掛け算することができ
る。
本発明によつて達成可能な特殊効果のあるものは従来
方式によつてはなされ得ない。好適実施例における2つ
のキー処理器はシステムの最大ゲイン能力を越えないよ
うにしかつ光学的補正を与えるためにある他のキー信号
の関数としてあるキー信号の独立した制御を与える。キ
ー処理器はある優先規則に従つてかつ複合ビデオのそれ
ぞれの信号成分に対して所望される所望ゲイン即ち透明
度値に従つてシステムの最大許容ゲインに等しい任意の
成分ビデオ信号の最大許容ゲインよりも大きくはない最
大ゲインを複合ビデオ信号が有するようにキー即ちマル
チプライヤを計算する。
本発明によれば、再循還ループはビデオを記憶して再
循還するように設けられる。この再循還されたビデオ情
報は再循還ループの入力に結合されたビデオ結合器にお
いて結合される前でそれぞれの再循還の間にメモリキー
信号によつて処理される。ついで、このようにして処理
された再循還ビデオはフレームストアに書込まれるよう
に新たな入力ビデオ情報と結合される。これはそれ自体
キー信号によつてカツトされることができる。更に、フ
レームストアによつて出力されるビデオ情報は出力キー
信号によつて処理され、附加的な出力ビデオ結合器で入
力ビデオと結合される。別々の出力キー信号及びメモリ
キー信号を使用することにより再循還ビデオは出力結合
器からの出力ビデオで消えてしまつたり再び現われたり
することを可能とする。2つのキー信号即ちメモリキー
信号と出力キー信号は別々に処理されるので、出力ビデ
オ信号はフレームストアに保持されている再循還ビデオ
とは異なつていてもよい。従つて、再循還ビデオからビ
デオ画像即ちビデオイメージをフエードしついでそれを
再び出現させるようにフレームストアからの出力ビデオ
を処理即ちカツトすることが可能である。更に、フレー
ムストアのビデオをカツテイングせずに出力キー信号を
制御することにより再循還ビデオが可変量の外見上の透
明度を持つようにすることが可能である。
一実施例において、出力キー及びメモリキーはマルチ
プレクサを介して適当なカツタに結合した別個のキー処
理器によつて処理される。それぞれのキー処理器は利用
可能なキースペースを指示する他のキー信号の関数とし
て適当なキー信号を発生する。利用可能なキースペース
は量1−Kであり、ここでKは処理されている信号が結
合されるべき信号に関して前にとられたキーであり、1
はシステムにおいて許容される最大ゲインを表わす基準
ゲインである。これによりそれぞれのキー処理器は制御
キー信号によつてすでに行なわれた処理を補償するよう
にキー処理器によつて発生されているキーを調節するこ
とが可能である。例えば、メモリキーは再循還ループの
入力においてメモリ結合に供給されている新たな入力ビ
デオに関して取られたキーの関数として処理されるの
で、この結合からの出力ビデオは基準ゲインを越えな
い。また、出力キーは出力結合への主ビデオ入力に関連
して取られたキーの関数として発生されるので、再循還
ループから出力結合に出力されている再循還ビデオは出
力結合からの出力ビデオが最大システムゲインを越えな
いように適切な値にカツトされたゲインを有することに
なる。
また、外部キーモードにおいて、ビデオ信号が引き続
く回路によつてカツトされなければならない量を表わす
出力キー信号に関連して最大の利用可能な能力を常に使
用するビデオ信号を出力結合の出力に与えることが可能
である。ついで、ビデオ信号及びキー信号はそのキー信
号に従つてビデオ情報を処理するようにビデオ製作スイ
ツチヤーのような外部処理装置に伝達されることができ
る。
本発明によるビデオ効果方式の上述した特徴及び長所
は1つの実施例装置及び方法に関連する以下の詳細な記
載から明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は本発明によるビデオ効果方式の一実施例のブ
ロツク図を表わす。
第2A及第2B図は本発明によるビデオ効果方式の他の実
施例のブロツク図を表わす。
第3図は本発明を図示するために特殊効果処理された
ビデオの1つの典型的なフレームの図を示す。
好適実施例の詳細な説明 最初に第1図において、それには本発明によるビデオ
効果方式の一実施例が図示されている。入力ビデオ信号
V′は入力10で受けられ、マルチプライヤ14のようなゲ
イン調節装置を含むビデオチヤンネル12を介して、本明
細書で出力結合器と呼ぶ第1の加算器16に接続される。
実際には、出力加算器はゲイン調節装置14,32及び40
(本明細書でカツタと呼ぶ)並びに加算器16の組み合わ
せである。複合ビデオ信号V″は出力11を介してビデオ
方式から出力される。マルチプライヤ14はライン18でマ
ルチプライヤ14の制御端子に与えられる入力キー信号KA
の値に従つてビデオ信号V′のゲインを調節する。母線
12でのビデオデータは好適実施例においては画像情報の
それぞれのフイールド及びフレームのそれぞれのラスタ
ラインでの全てのピクセルのピクセルカラー及び強度を
定めるデジタルデータのストリームである。画像情報の
それぞれのフレームはラスタラインの2つのフイールド
からなり、その一方は262本のラインを有しかつ他方は2
63本のラインを有する(これはNTSCの場合であり、PAL
フオーマツトのビデオでは異なる)。マルチプライヤ14
はそれぞれのピクセルに対するキー信号KAを受け、即ち
KAの値はそれぞれのピクセルに対して更新される。KA
値はマルチプライヤ14において端子10からのピクセルデ
ータと掛算され、その結果のデータは母線12に出力され
る。アナログの実施例において、ゲイン調節装置14はあ
る種のアナログ回路であり、これはデジタル処理におけ
る掛算演算のアナログ態様を実行する。
第1図の方式は基本的には、出力加算器16に対して3
つのビデオソースを与え、この加算器においてビデオデ
ータの3つのストリームは母線11に出力ビデオV″を形
成するように種々のキー信号により達成される種々の割
合で結合される。本明細書でイメージ1データと呼ばれ
る主ビデオの他に、ゲイン変更装置32の出力に与えられ
る母線13での再循還ビデオデータのソースが存在し、こ
れは本明細書においてイメージ2データと呼ばれる。ビ
デオデータの第3のソースは本明細書でイメージ3デー
タと呼ばれる背景ビデオである。
デジタルの実施例において、ゲイン変更装置32はマル
チプライヤであつてもよい。再循還ビデオデータは再循
還ループ15において発生され、これはビデオデータを受
け、それを1フイールド1フレームに対してフレームス
トア28に記憶しかつついでそれを単独にあるいは新たな
ビデオデータと結合してフレームストアに再び入力する
ため再循還する能力を有している。
再循還ループ15は以下のようにして構成される。入力
ビデオ信号V′は第2のビデオチヤンネル20を介してマ
ルチプライヤ22のような他の制御装置に結合される。こ
れはゲイン変更装置22の制御端子にライン24で与えられ
るキー信号KBに従つてビデオ信号V′のレベルを調節す
る。デジタルの実施例において全てのゲイン変更装置に
ついて言えることであるが、装置22はマルチプライヤで
あつてもよい。このゲイン調節されたビデオ情報は次
に、本明細書において再循還結合器と呼ばれかつカツタ
22及び30と加算器26に本明細書でフレームストアと呼ば
れる記憶装置28とからなる第2の結合器を構成する再循
環ループ15に与えられる。好ましくは、フレームストア
28は両方のフイールドを含むビデオ情報の1つの完全な
フレームを保持するように充分な大きさ即ち記憶容量の
ものである。
再循還ループはゲイン変更装置30を含んでいる。この
装置30はフレームストア28の入力と加算器26の1つの入
力との間に接続されている。加算器26の他の入力はゲイ
ン変更装置22の出力に接続されている。ライン29のビデ
オデータはいつでも0から最大の利用可能な能力までの
ゲインを有することができる。マルチプライヤ30は、ラ
イン31を介して制御端子に与えられるキー信号KCに従つ
て第2の加算器26に与えられる再循還ビデオ情報のゲイ
ンを調節する。ビデオ情報はマルチプライヤ32のような
制御装置を介して再循還ループを出る。この装置32はラ
イン34を介して制御端子に与えられるキー信号KDに従つ
て出力加算器16に与えられるビデオ情報のゲインを調節
する。ビデオチヤンネル36によつて表わされるような1
つあるいはそれ以上の附加的なビデオチヤンネルが設け
られてもよく、これはこのような附加的なビデオ情報の
ための入力38を含んでいる。典型的に、このビデオ情報
は背憬ビデオであり、本明細書においてイメージ3デー
タと呼ばれる。ついで、このビデオ情報はマルチプライ
ヤ40のような制御装置を介して出力加算器16の入力に与
えられる。そのビデオ情報のレベルはライン42でマルチ
プライヤ40の制御端子に与えられるキー信号KEに従つて
調節される。
マルチプライヤ14、マルチプライヤ22、マルチプライ
ヤ30、マルチプライヤ32及びマルチプライヤ40はそれぞ
れのキー信号に応じてそれらを通るビデオ信号のゲイン
を調節する。好ましくは、ビデオ信号は集合的にビデオ
イメージを定める別々のピクセルに関連した個別のデジ
タル的にエンコードされたビデオサンプルからなる。そ
れぞれのピクセルは単一のルミナンス及び対のクロミナ
ンス成分(それぞれは独立したレベルを有するがそれぞ
れ同じゲインである)のような複数の異なつた成分から
なつてもよい。このような方式において、それぞれのビ
デオピクセルは対応するキー信号を有し、それぞれのキ
ー信号はビデオ情報のそれぞれのピクセルに対して0と
1との間の値を有することができる。そのピクセルキー
信号はそのピクセルに対応する全ての信号成分に与えら
れ得る。制御装置がマルチプライヤであるような本実施
例において、ビデオ信号はその入力値をその対応するキ
ー信号のものと掛算し出力加算器16にその結果の瞬時値
を出力するようにして処理される。
キー処理器44はビデオチヤンネルのそれぞれのマルイ
プライヤに対してキー信号を計算する。例えば、あるキ
ー信号に対する一組の条件は0あるいは1のいずれかの
値である。ビデオ信号が0の値を有するキー信号と掛算
されるならば、その結果のビデオ信号は0のゲインとな
り、これはビデオイメージがない場合である。ビデオ信
号が1の値を有するキー信号と掛算されるならば、その
結果のビデオ信号の値は変化せず、モニタ上では変化が
ない。
勿論、ビデオ信号は0及び1間の値を有するキー信号
と掛算される。ビデオ情報を1から0まで減少する数と
掛算する効果はビデオのその結果のラスタに増大して透
明な外見を与えることである。他のビデオがこのようし
て処理されたビデオに増大して可視となるように現われ
るようにラスタに他のソースからのビデオが加えられる
ことができるためである。従つて、キー信号値が0に減
少せしめられた時には、処理されたビデオはもはや可視
状態ではない。また1つ以上のソースからのビデオ情報
は第1の加算器16において結合されているために、キー
信号の和が1よりも大きくはないようにするためにシス
テムのキー信号の値を調節することはキー処理器44によ
つて必要である。
第1図の方式は、データの両フイールドが全てのフイ
ールドの間に更新されるようなフイールドモードかある
いはそれぞれのフイールドが個々に及び逐次的に到達す
る場所にそれぞれのフイールドが到達する際にそれが更
新されるようなフレームモードで動作することができ
る。フイールドモードにおいて、フイールドAのピクセ
ルが到達する際にフイールドBのピクセルがフイールド
Aの対応するピクセルに等しく設定されるということを
想定する。更に、フイールドAのピクセルはフイールド
Bのピクセルが到達する際に対応するフイールドBのピ
クセルに等しく設定される。フイールドモードにおい
て、アドレス回路17及び記憶装置28は1フイールド遅延
を与えるように結合する。この遅延は1つのフイールド
からのピクセルデータの到達と入力10に同時に到達して
いる次のフイールドに対する再循環ビデオピクセルデー
タと同一のピクセルデータの出力との間の遅延である。
フレームモードにおいて、アドレス回路17と記憶装置28
は1フレーム遅延を与えるように結合する。即ち、入力
10に到達する両フイールドA及びBに対するビデオピク
セルデータは記憶装置28にそれが到達する際に記憶され
る。記憶装置28に記憶されている前のフレーム(例えば
フレーム1)からのビデオピクセルデータは現在のフレ
ーム(例えばフレーム2)に対する再循還ビデオピクセ
ルデータとして母線23に出力される。即ち、例えば、フ
レーム2のライン1のピクセル1が入力10に到達する際
に、記憶装置28及びアドレス回路17は前のフレーム、即
ち母線23でのフレーム1のライン1からの出力ピクセル
1に結合する。
アドレス回路17はライン21でのモード制御信号に従つ
ていずれかのモードを設定するように母線19に必要なア
ドレス信号を与える。再循還ビデオ記憶装置28の基本的
な目的は母線29からビデオ情報を記憶することと母線23
での同じビデオを1フイールドあるいは1フレーム遅く
出力することとの間の1フイールドあるいは1フレーム
のいずれかの遅延を与えることである。これをアドレス
回路に可能にするには、ライン21でのモード制御信号に
従つて適切な遅延が生じるようにするために母線19に適
切なアドレス信号と制御信号を発生することである。基
本的にはアドレス回路17は到達時にピクセルデータと同
期してカウントすることによつてアドレスを連続的にか
つ逐次的に発生する。アドレス回路はそれぞれのピクセ
ルを定めるデータが到達する際にそのピクセルデータが
フレーム記憶装置28に記憶されなければならないような
アドレスを与える。システムがフイールドモードで動作
しているならば、アドレス回路はフイールド1に対する
ラスタライン262での終了ピクセルアドレスまでカウン
トし、ついで0にリセツトする(NTSCのみの場合)。次
のフイールドに対しては、カウンタはライン263での最
終ピクセルアドレスまでカウントし、0にリセツトする
(NTSCのみの場合)。フレームモードにあつては、アド
レス回路のカウンタは0にリセツトしカウントを再度開
始する前にライン525(NTSCのみの場合)の最終ピクセ
ルまでカウントする。本質的に、フレーム記憶装置にお
けるデータのアドレツシング及び記憶は、ビデオデータ
の入力、そのデータの再アドレツシング及びフレーム記
憶装置の出力23でのそのデータの附与間の遅延となる。
この遅延により尻り切れ(trails)のようなある特殊効
果が行なわれるようにする。モード信号を変化すること
により上記遅延は変更せしめられ得る。
従来技術、特に上述した米国特許出願番号第943,282
号においては、2つの別々の再循還ループとフイールド
補間回路が使用された1つの再循還ループは1つのフレ
ームの第1のフイールドからビデオデータを記憶するた
めに使用され、他の再循還ループはそのフレームの他の
フイールドのための補間されたビデオデータを記憶する
ために使用された。このフイールド補間回路は現在のフ
イールドに対するいつさいのピクセルデータが到達して
いる際に他のフイールドのピクセルを補間する。換言す
れば、フイールド1に対する実際のピクセルデータが到
達する際に、同じフレームのフイールド2のためのピク
セルデータはフイールド補間回路によつて同時に与えら
れた。フイールド2に対する実際のピクセルデータが到
達する際には逆の事が生じる。このフイールド補間回路
は補間無しで生じるような妨害フリツカを防止するよう
にそのシステムにおいて使用される。このシステムにお
いて使用されたフイールド補間アルゴリズムは以下のよ
うにして働く。あるフレームの第1のフイールドがAと
呼ばれてA1−A262のラスタラインからなるものとし、そ
のフレームの第2のフイールドはラスタラインB1−B263
からなるものと想定する。フイールド補間回路はライン
A1の第1のピクセル値の1/2をラインA2の第1のピクセ
ルの値に加えることによつてラインB1の第1のピクセル
を補間する。この処理はそれぞれのピクセルに対して反
復するため、反対のインターレースしたフイールドにお
いて直接近接するピクセルの値を用いる。
補間のアルゴリズムが変化して補間されたフイールド
のピクセルが現在のフイールドのピクセルに等しくされ
た、即ちラインB1のピクセル1がラインA1のピクセル1
に等しくなされたならば、垂直解像度のわずかなロスの
みで回路の節約がなされることが実現された。従つて、
1つの再循還ループのみが本発明において開示した実施
例においては示される。しかしながら当業者にとつて明
らかなように、フイールド動作モードあるいはフレーム
動作モードのいずれかが図示される実施例で到達され得
る。即ち、アドレス回路17がフイールドAのライン1を
再アドレスする時間でフイールドAがフレーム記憶装置
28に記憶されるとしたら、フイールドBは端子10に到達
していることになる。フイールドBはフイールドAに等
しいために、フレーム記憶装置28の出力は現在のフイー
ルドBのピクセルデータが到達している際に前のフレー
ムのフイールドBのピクセルデータとなる。アドレス回
路がフレーム記憶装置のピクセル位置を処理する際に、
古いデータは母線23に出力され、現在のフイールドBの
新たなデータはフレーム記憶装置に書込まれる。これは
フレーム記憶装置においてビデオデータの連続更新を与
える。フレーム記憶装置からのビデオデータは動作モー
ドにより1フレームあるいは1フイールドのいずれかだ
け遅延せしめられたため、尻り切れのような特殊効果が
母線23でのフレーム記憶装置出力を母線12の現在のビデ
オに混合することによつて行なわれることができる。
尻り切れとはイメージが移動する対象の現在の位置を
示している状態での同時に示される一連のイメージであ
る。これら一連のイメージは対象の前の位置を示す。尻
り切れ効果を行なうために第1図の実施例がどのように
して使用されるかの例として、端子10に現在到達してい
るような移動している野球の玉の現在の位置を定めるビ
デオデータを想定する。カツタ14は野球の玉の現在の位
置を定めるあらゆるピクセルでは1となりかつあらゆる
他のピクセルでは0となるようにピクセル対ピクセル基
準で取り扱われるキー信号KAを有している。キー信号KA
は本発明の一部を構成しないある外部の回路からのライ
ン18に到達する。野球の玉の位置のイメージが「透明」
になされなければならないならば(即ちそれに隠れた他
のイメージをその野球の玉を通して見ることができ
る)、キーKAは本発明の一部を構成しない回路によつて
ライン25に供給される入力透明キーによつてそれ自体カ
ツトされてもよい。尻り切れイメージはフレームストア
28の内容を母線20及びカツタ22を介して新たなビデオで
連続して更新することにより供給される。ビデオデータ
のそれぞれの新たなフイールドが端子10に到達する際
に、それは加算器26の作用によりフレームストア28に書
込まれる。キー信号KBは野球の玉の現在の位置を定める
ビデオデータを加算器26の入力25に供給させることがで
きるようにするようピクセル対ピクセル基準で取り扱わ
れる。このビデオデータはフレームストアによつて与え
られる遅延のために野球の玉の前の位置を定める母線27
での再循還ビデオと結合される。フレームストア28のそ
れぞれの新たな更新はそれに新たなイメージを加える。
野球の玉の前の位置のフレームストアのイメージは、再
循還ビデオピクセルデータがそれぞれの再循還で0及び
1間の因子と掛算されるようにキーKCを取り扱うことに
よつて任意の所望の速度で崩壊するように作られてもよ
い。キー処理器44は、母線27での再循還ビデオと母線25
での更新ビデオとの組み合わせが1即ち最大許容システ
ムゲインを有する母線29での組み合わせられたビデオ信
号とはならないようにキーKBの関数としてキーKCを発生
する。キー処理器がこれをどのようにして行なうかにつ
いて以下に詳細に記載する。ライン23でのフレームスト
ア28の出力は野球の玉の前の位置を描くビデオデータで
ある。このビデオデータはカツタ32及び母線13を介して
出力加算器16に供給される。キーKDは、端子17での複合
出力ビデオが任意のピクセル位置において最大ゲインを
越えないように野球の玉の現在の位置を定める母線12で
のイメージ1データと野球の玉の前の位置のイメージ2
を定める再循還ビデオデータが結合されることがないよ
うにピクセル対ピクセル基準で取り扱われる。野球のホ
ームプレートのイメージのような背憬イメージ3もまた
背憬ビデオ母線38及びカツタ40を介してイメージ1及び
2データと組み合わせされ得る。この背憬ビデオは、端
子17での複合ビデオ出力が任意のピクセル位置で最大許
容ゲインを越えないようにキーKA及びKBの関数として取
り扱われるキーKEによつてカツトされる。これから明ら
かなように、尻り切れイメージはキーKDの適切な取り扱
いによつて簡単に消えたりかつ再び現われたりするよう
に作られることができる。尻り切れイメージはキーKD
0まで減少することによつて消えるように作られること
ができる。これをすることはフレームストア28のビデオ
データを崩壊しないために、尻り切れイメージはKDが0
及び1間の任意の非0値を取るようにすることによつて
再び現われるように作られることができる。
従来技術では不可能である他の特殊効果は第1図に示
される実施例の構成によつて可能となる。この効果はイ
メージ2を崩壊することなくイメージ2の上でイメージ
1を「飛ばす」ことである。これは、キーKBにより母線
20での新たなビデオデータがフレームストア28に書込ま
れないようにしてそこに記憶されているビデオイメージ
データを上書きしないようにキーを取り扱うことによつ
て行なわれる。このような場合に、キー処理器44は、所
望のイメージ2データがフレームストアに書込まれた後
にはフレームストア28の更新が生じないようにキーKB
0に保持する。イメージ2データは崩壊がそこで生じな
いように1の値にキーKCを保持することによりフレーム
ストア28に維持させる。ついで、キーKDは、任意のピク
セル位置で1のゲインを越えないように複合出力ビデオ
を生じさせることなしにイメージ1及びイメージ2のデ
ータが出力加算器16において結合されるようにキーKA
関数として取り扱われる。
第1図のキー処理器44は本明細書で記載される特殊効
果あるいはシステムが行なうことができる任意の他の特
殊効果を行なうように上述した態様で上述したキー信号
を取り扱う任意の回路あるいはソフトウエア/ハードウ
エアの組み合わせとすることができる。
次に第2図において、そこには本発明によるビデオ効
果方式の第2の実施例が示されている。この第2の実施
例は、第2図において点線内に示されているキー処理器
44がメモリキー処理器50、出力キー処理器52及びマルチ
プレクサ54からなることを除き、第1図に示される第1
の実施例と同様である。メモリキー処理器50及び出力キ
ー処理器52は上述した米国特許出願第943,282号「再循
還特殊効果ビデオフレームストア」に示されているチヤ
ンネルA及びBキー処理器と同様な構成を有している。
これらキー処理器のより詳細な構成及び動作については
以下に述べる。
入力10に到達するイメージ1ビデオに対する要求され
たキーを表わす入力キー信号KIは入力18に与えられ、そ
れぞれメモリキー処理器50及び出力キー処理器52のゲイ
ン調節装置(マルチプライヤあるいはカツタ)50及び62
の入力に与えられる。それぞれのカツタ60及び62はそれ
ぞれライン64及び66で透明度因子信号を受ける。カツタ
60はライン64でメモリ透明度因子信号を受ける。この信
号は再循還ビデオフレームストア28に書込まれているイ
メージ2データに対して所望される透明度のレベルにKI
キーをカツテイングするように働く。カツタ60のこの動
作の結果KBキーがカツタ22へのライン24に出力され、ラ
イン20でのビデオのゲインをライン25でのある新たなレ
ベルに減少させる。カツタ62はライン66で入力ビデオ透
明度因子信号を受け、キーKIを適切にカツテイングして
その結果をカツタ14へのライン18に出力する。このカツ
タは端子10でのイメージ1の入来ビデオのゲインを出力
加算装置16の第1の入力に与えられるイメージ1ビデオ
の所望のゲインレベルに変更する。勝手な想定により、
イメージ1ビデオは最も高い優先度を有し、システムの
他のキーは、イメージ1ビデオが最も高い優先度を有し
かつ他のビデオのソースがシステムの最大許容ゲインの
最も良好な使用を行なうようにそれに従つて調節される
ゲインレベルを有するように適切なレベルを持つように
するため処理される。
入力46及び48はそれぞれメモリキー処理器50及び出力
キー処理器52に対して設けられ、それぞれ入力信号F
(x)及びF(y)を受けてフレームストア28のビデオ
の崩壊あるいはライン13でのイメージ2ビデオの崩壊を
それぞれ生じさせるようにこれらキー処理器を制御す
る。これにより「尻り切れ」、「出現」あるいは「レヤ
ー」(イメージ1が通過するイメージ2の部分を破壊せ
ずにイメージ2の上でイメージ1を飛ばすこと)特殊効
果が任意の所望の比率で崩壊するイメージ2ビデオで行
なうことができるようにする。この崩壊は記憶装置28に
書込まれているビデオの崩壊によりあるいはカツタ32と
崩壊キーKDの作用により再循還ループ15内で行なうこと
ができる。より詳細には、信号F(x)はメモリキー処
理器50の内部キー再循還ループでのキー信号の崩壊の比
率即ち速度を制御し、信号F(y)は出力キー処理器52
の内部キー再循還ループでのキー信号の崩壊の速度を制
御する。これらについては以下により詳細に記載する。
それぞれのキー処理器50及び52は、システムがフイー
ルドモードで動作しているかあるいはフレームモードで
動作しているかどうかにより最後のフイールドあるいは
フレームに対する全てのピクセルのためのキーを記憶す
るキーフレームストアを含生んでいる。より詳細には、
メモリキー処理器50は再循還ビデオフレームストア28に
おける全てのビデオピクセルデータ記憶位置に対する1
つのキー記憶位置を添えたキーフレームストア68を含ん
でいる。フレームストア28のそれぞれのビデオピクセル
のためのキーはメモリキー処理器50におけるキーフレー
ムストア68の対応するメモリ位置に記憶される。イメー
ジ位置ビデオの最後のフイールドあるいはフレームのそ
れぞれのピクセルのためのキーは出力キー処理器52にお
けるキーフレームストア70の対応するキー記憶位置に記
憶される。再循還ビデオフレームストア28、キーフレー
ムストア68及びキーフレームストア70のそれぞれは、入
力10で入力されているビデオピクセルデータの現在のフ
イールドに対するそれぞれのラスタ走査ラインでのイメ
ージ1ピクセルデータと1対1の対応でビデオピクセル
データあるいはそのためのキーを記憶するように適切な
数の記憶位置を有する。再循還ビデオフレームストア2
8、キーフレームストア68及びキーフレームストア70の
それぞれは、イメージ1ビデオの現在のラスタライン及
び現在のピクセルに対応する記憶位置をアドレスするよ
うにアドレス回路によつて逐次的にアドレスされる。キ
ーフレームストア68及びキーフレームストア70に対する
アドレス回路は図面を簡略化するために示されていない
が、それは再循還ビデオフレームストア28のアドレス回
路と同様なものである。
再循還ビデオフレームストア28の現在アクセスされて
いるピクセルのための「要求された」キーの値を表わす
信号がライン53を介してメモリキー処理器50から出力キ
ー処理器52に与えられる。この信号は、キーフレームス
トア68の出力母線72から取られる。そこの出力データが
母線23で現在読出されている再循還フレームストア28に
記憶される対応するピクセルのキーを常に表わすためで
ある。このデーアは以下により詳細に説明する正規化処
理において使用される。
マルチプレクサ54はメモリキー処理器50及び出力キー
処理器52から処理されたキー信号を受ける。マルチプレ
クサ54は3つの別々の2入力/1出力マルチプレクサ74,7
6及び78を含んでおり、そのそれぞれは第2図に示され
る実施例のためのある動作モードを定めるスイツチング
制御信号を受ける。カツタ32及び40のためのキー信号及
びビデオ製作スイツチヤーのような外部処理装置によつ
て使用される出力56での出力キー信号はこれら3つのマ
ルチプレクサの出力から取られる。
動作において、メモリキー処理器50の割合計算回路80
によつて発生されるキー信号はマルチプレクサ30による
再循還ビデオの処理を制御するためにキー信号KCを与え
るように常に出力される。更に、このキーKCは、それが
以下により詳細に説明されるように「外部キー」動作モ
ードの間にマルチプライヤ32を制御するように例えばキ
ー信号KDとして使用されることができるようにマルチプ
ライヤ76の1つの入力に与えられる。出力キー処理器52
の割合計算回路82によつて発生されるキー信号はマルチ
プレクサ76の1つの入力に与えられ、それはライン34を
介して通常の動作モードの間にキーKDとしてマルチプラ
イヤ32を制御するように伝送されてもよいメモリキー処
理器のマルチプレクサ74及び加算器84はマルチプライヤ
40を制御するようにキー信号KEを与えるために必要な処
理を行なう。このマルチプライヤ40により背憬ビデオは
KD及びKAの和が1よりも小さい時に必要に応じて母線37
で出力加算器16に入力されることができる。
出力キー処理器の構成及び動作は以下の通りである。
出力キー処理器の機能は「出現」特殊効果に関連して説
明される。この特殊効果において、イメージ2ビデオは
フレームストア28でトラツプされ、イメージ1データは
キーKBによりフレームストア28を更新しないようにさ
れ、このためイメージ1データはフレームストア28にお
いて任意のイメージ2データ2上で上書きされない。出
現効果は移動するイメージ1対象の通路にイメージ2デ
ータが現われることである。例えば、イメージ1が左か
ら右へスクリーンを横切つて移動している野球の玉であ
りかつイメージ2が茶色の土の上にある白いホームプレ
ートの静止した画像であるものと想定する。出現効果は
移動している野球の玉の通路でのイメージ2ビデオの表
示となる。従つて、投球がストライクであれば、野球の
玉の通路は野球の玉がホームプレート上を通過するまで
(その時に野球の玉の通路はホームプレートの画像の白
いピクセルで満たされる)茶色の土を示すことになる。
もし投球がホームプレートの角を通るだけであれば、野
球の玉の通路のピクセルのあるものは白となりまた他の
あるものは茶色となる。
このような効果を行なうために、野球の玉の通路の全
てのピクセルであるが野球の玉の現在の位置を定めるピ
クセルを含まないものに対してキーKDは0ではなくそれ
によつてフレームストア28の内容をこれらのピクセル位
置に出現させるように出力キー処理器がキーKDを取り扱
うことが必要である。
出現効果を開始するために、イメージ2ビデオはフレ
ームストア28に書込まれそこで凍結されなければならな
い。これを行なうために、ホームプレートの画像はビデ
オデータとして端子10に供給される。この時間の間に、
ライン64でのメモリ透明度因子信号は1に保持されかつ
ライン18でのキーKIはイメージ2ビデオデータに従つて
ドライブされる。ついで、入力キーKIはカツタ60を通過
し、フレームストア28でイメージ2ビデオをトラツプす
る処理の間にライン24でのキーKBとなる。イメージ2ビ
デオがフレームストア28に書込まれると、ライン64での
メモリ透明度因子信号は、出現効果が終了するまで0に
セツトされる。これはKBキーを0にカツトすることによ
りフレームストアを更に更新することを阻止する。イメ
ージ2ビデオがフレームストア28に書込まれる際に、イ
メージ2のそれぞれのピクセルに対するキーはキーフレ
ームストア68に同時に書込まれる。これが生じる理由
は、ライン24でのKBキーが加算回路88によつて加えられ
かつキーフレームストア68のデータ入力にライン90で出
力せしめられるためである。加算器90はライン24でのキ
ーを以下のようにして与えられるライン92のキー信号に
加える。キースペースを利用可能とする回路94は霊(1
−KB)を計算してこれをライン96に出力する。この量は
最小計算回路98の1つの入力に与えられる。最小計算回
路の他の入力はライン100でのキー信号に与えられる。
このキー信号はマルチプライヤのようなゲイン変更装置
であるF(x)計算回路102の出力である。この回路は
F(x)信号をライン46で受けてライン100にキー信号
として出力する前にライン72でのキー信号にどの程度の
ゲインの減少が与えられるかを制御するようにキーとし
て上記のF(x)信号を使用する。上述したように、ラ
イン72のキー信号は再循還ビデオフレームストア28に現
在記憶されているピクセルのためのキー信号ストリーム
である。最小計算回路98はライン96及び100でのキー信
号のどれが小さいかを計算し、小さい方のキー信号をラ
イン92に出力する。ライン92のキーはライン24のキーに
加えられ、その和はキーフレームストア68に書込まれ
る。ライン92のキーはまた割合計算回路82の1つの入力
に同様入力される。この回路の他の入力はライン72のキ
ー信号を受けるようになつている。割合計算回路80はブ
ンポとしてのライン72でのキーに対する分子としてのラ
イン92でのキー信号の割合即ち比率を計算する。この割
合はライン27での再循環ビデオのゲインを制御するカツ
タ30のカツテイング作用を制御するようにライン31での
キー信号KCとして使用される。
同様の構成がメモリキー処理器に対して上述したよう
な出力キー処理器52に対して存在する。イメージ1また
は入力ビデオキーKIは母線12でのイメージ1ビデオの透
明度因子を制御するライン66での入力ビデオ透明度因子
信号を受ける透明度カツタ62によつてカツテイングされ
る。カツタ62の出力はライン18でのKAキー信号である。
このキー信号はまた加算器106の1つの入力に与えら
れ、この加算器の出力は外部キー出力56となる。この外
部キー信号出力はまたマルチプレクサ74の1つの入力と
マルチプレクサ78の1つの入力に接続される。ライン10
8でのマルチプレクサ78の出力はイメージ1ビデオに対
するキーフレームストア70のデータ入力に戻される。ラ
イン110でのキーフレームストア70のデータ出力はF
(y)回路として示されるカツタ112の1つの入力に与
えられる。この回路はF(y)信号を受け、この信号は
キーフレームストア70に記憶されているイメージ1ビデ
オに対する再循還キーの崩壊速度を制御する。キー信号
F(y)が1よりも小さければ、ライン114でのキー信
号のストリームは信号F(y)によつて設定された量で
カツテイングされるそれぞれのキーのゲインを有する。
この結果のキー信号はライン114に出力され、最小計算
回路116の1つの入力に与えられる。ライン114はまたマ
ルチプレクサ78の1つの入力に接続され、そのため以下
に詳細に説明するようにレヤー効果が行なわれ得る。こ
の効果にあつて、イメージ1はイメージ2を破壊するこ
となしにイメージ2の上を「飛ぶ。」出力キー処理器の
他の回路はキースペース利用計算回路118と割合計算回
路82とである。これら回路の動作は種々の特殊効果を行
なうことができるようにするメモリキー処理器50及び出
力キー処理器52がどのようにして機能するかについての
記載に関連して次に説明される。
今述べている回路の機能を理解するために、メモリキ
ー処理器50の目的はキー信号KBの機能としてキー信号KC
を発生して加算器26の出力が最大利用可能な能力よりも
大きなゲインを持たないようにされているということを
思い出す必要がある。最大利用可能な能力とゲインとの
間の関係は、xボルト及びyボルトとの間のゲインを有
することができる2つあるいはそれ以上のビデオ信号の
複合である信号もまたxボルトからyボルトまでのゲイ
ン即ち最大信号巾を有するようなものである。従つて、
2つの信号のそれぞれが0から1ボルトまでの最大巾を
有し、一方の信号が特定のピクセルで0.5ボルトのゲイ
ンを有しかつ他方の信号が対応するピクセルで0.3ボル
トのゲインを有するとしたら、結合されたビデオ信号は
そのピクセル位置で0.8ボルトのゲインを有することが
ない。その代りに、結合されたピクセルのゲインはそれ
ぞれのピクセルの相対透明度因子とどのピクセルが優先
を有するかとによる。これは割合計算回路80及び82の機
能の説明に関連してより明らかとなる。また、出力キー
処理器52の総合的な目的は加算器16の出力17での最終的
な複合ビデオが最大の利用可能な能力以上のゲインを持
たないようにキー信号KAの関数としてキー信号KDを発生
することであるということを再び記載する。
出現効果に関連して出力キー処理器の動作を最もよく
理解するために、ライン12でのイメージ1ビデオの2つ
の継続したフレーム間での移動している野球の玉の通路
を示す第3図を参照する。フレーム1の位置120での野
球の玉は位置120での野球の玉の周囲内でのフレームの
円形領域のピクセルに対して1(あるいは入力ビデオ透
明度因子信号が1よりも小さければ1よりも小さい)で
あるキー信号KAのストリームを有する。この外側の全て
のピクセルは0のキー信号を有する。これらキー信号は
ライン107及びライン108を介して第1のフレームの間に
キーフレームストア70に書込まれる。マルチプレクサ78
がライン124でのスイツチング制御信号によつて通常の
動作モードを選択するようにせしめられるためである。
このモードはライン107の0入力を出力108に結合する。
フレーム2において、野球の玉は122で示される位置
に移動している。フレーム2において、位置122での野
球の玉の周囲の円形区域の内側のピクセルは1のキー信
号KAを有し、この領域の外側の全てのピクセルは0のキ
ー信号KAを有する。再度フレーム2からのこれらキー信
号KAはライン107及び108を介してキーフレームストア70
に書込まれる。位置122での野球の玉の周囲の内側のフ
レーム2からのキー信号KAは位置120での野球の玉の周
囲の内側のフレーム1からのキー記憶装置70内のキー信
号KAを上書きする。従つて、重なつた斜線を引いた領域
125のピクセルに対応するキー記憶装置メモリ位置のキ
ー信号はキー信号KAが位置122での野球の玉に対するも
のであつたところのものとなる。しかしながら、フレー
ム2の122での野球の玉の位置の外側のピクセルに対応
する0キーKAは出力キー処理器の回路の動作のためフレ
ーム1の位置120での野球の玉の内側の1の値を有する
キー信号KAを上書きしない。これを理解するために、12
6で示されたピクセルに対するキー信号KAは第3図にお
いてフレーム2の間で0の値を有しかつ出力キー処理器
のライン18にフレーム2の間に到達するということを想
定するキースペース利用計算回路118は最小回路116に結
合されるライン128での1を出力する。この最小回路は
またF(y)カツタ112からライン114でキー信号を同様
に受け、この信号は「要求されるキー」を表わしかつ実
際にはフレームの間にピクセル126に対するキー値で
ある。F(y)はライン110でのキー信号をカツテイン
グせずかつフレーム位置の間でのピクセル126に対する
キー信号は1であつたものと想定する。最小回路116は
1の2つのキー値を受けるために、それはライン130に
1を出力する。ライン130でのキー値は要求されるキー
能力の「受けたキー能力」を表わす。ライン130での1
のこのキー値は加算回路106によつてライン18での0の
キー値と加算され、1のキー値はフレーム2のピクセル
126に対する新たなキー値としてライン107に出力され
る。これはライン13を介して出力加算器16に入力される
ように再循還ビデオに対して受けられたキーの量とな
る。しかしながらライン107は次に述べる理由のためカ
ツタ32には結合せしめられない。その代りに、このキー
値は通常の動作モードの間にマルチプレクサ78及びライ
ン108を介してキーフレームストア70でのピクセル126に
対する記憶位置に書込まれる。従つて、キーフレームス
トア70は野球の玉がスクリーンを横切つて移動する際に
それが取る全てのピクセル位置に対するキー値を集め
る。これらピクセル位置においてフレームストア28に記
憶されているイメージ2からのビデオが表示されなけれ
ばならない。
尻り切れが消え去るようにキーフレームストア70に記
憶されているキー信号の値に崩壊があることを除き当該
方式はF(y)関数がライン110でのキー信号をカツテ
イングする時と同様に働く。F(y)がライン110での
「要求されたキー」信号をライン114でのある小さな値
にカツテイングする場合に、最小決定回路116はライン1
16及び114で2つの1を受けない。要求されたキーがラ
イン110での1から114での0.8にカツトされたというこ
とを想定する。この時に、最小計算回路116は0.8のライ
ン130に「受けたキー」信号を出力する。このキー信号
はライン18での0キー及びライン107での出力に加えら
れキーフレームストア70に再び入力される。F(y)が
ライン110でのキー信号をカツテイングするための値に
留まる限り、再循還されているキーは連続して小さくさ
れる。これにより次に説明するように割合計算回路82の
動作のため表示された尻り切れに崩壊を生じさせる。F
(x)カツタ102の動作は同一であり、再循還ビデオ記
憶装置28に記憶される際にビデオピクセルデータそれ自
体の崩壊を生じさせる。
ライン107でのキー信号は、フレームストア28に記憶
されている再循環ビデオがKC及びKBのような他のキー信
号によつて前にすでにカツテイングされているためにKD
キー信号としてカツタ32には行かない。従つて、ライン
107でのキー信号は、フレームストア28からくるイメー
ジ2ビデオがライン107での所望の値即ち1よりも小さ
なある値であるがライン107でのキー信号によつて要求
されるカツテイングよりも大きな値にすでにカツテイン
グされているかもしれないために、キー信号KDとして直
接には使用され得ない。もしライン107でのキー信号が
キー信号KDとして使用されたとしたら生じるであろう一
増のカツテイングを防止するために、割合計算回路82が
使用される。この回路はフレームストア28に記憶されて
いる任意の特定のピクセルがすでにカツテイングされた
量を指示するライン53でのキー信号を受ける。ライン13
0でのこの入力は「受けたキー」の形の所望のゲインレ
ベルである。これら2つの信号の非、即ちライン130で
の「受けたキー」/ライン53での「再循環フレームスト
アピクセル」はライン13での正しいゲインレベルにライ
ン23での再循環ビデオをカツテイングするためにKDキー
信号として使用される。例えば、再循環ビデオ記憶装置
28からくるライン23でのピクセルが0.5にカツテイング
されたそのゲインをすでに有しておりかつライン13での
再循環ビデオに対する所望ゲインがライン18でのKAキー
信号の値からかつ最小検出回路116の動作から知られる
ものとしてライン12でのより高い優先度のピクセルのゲ
インに基づいて0.5であつたとすれば、ライン130でのキ
ー信号は0.5となるであろう(このキーは常にライン13
でのビデオに対して計算されたゲインを表わしライン12
及び13でのビデオのゲインの和が常に1それ以下になる
ようにする。)。従つて、ライン23からの再循環ビデオ
のゲインは常にライン13でのビデオに対する所望のゲイ
ンレベルとなつているためにカツタ23によるそれ以上の
カツテイングは必要とされない。従つて、割合計算回路
82の出力はKD信号に対しては0.5/0.5即ち1となり、そ
れによりライン23でのビデオがカツタ32によりカツテイ
ングされずに通ることができるようになり、そのためラ
イン13でのビデオは0.5の所望のゲインを有することと
なる。同様に、ライン23での再循環ビデオピクセルがす
でに0.5のゲインを有しているがライン13で必要とされ
るゲインがたかだか0.25であつたということをライン13
0での「受けたキー」信号が示したとしたら、キーKD
ライン23での0.5のゲインのビデオを0.25のゲインにカ
ツテイングするために0.5でなければならないだろう。
この状況において、ライン53でのキー信号はライン23で
のピクセルのゲインに対応する0.5となり、ライン130で
の信号は0.25となる。これら2つの非即ち割合は信号KD
に対して0.5となる。
メモリキー処理器は新たなビデオがフレームストア28
に書込まれている時に上述したものと同じ形式の動作を
行なう。この回路において、ライン96でのキー信号はラ
イン25に達する高い優先度の新たなビデオピクセルによ
つて取られたゲインに基づいてライン25でのビデオに対
する利用可能なキースペースとなる。即ち、ライン96で
のキー信号はライン27での信号にとつて利用可能な最も
大きなゲインを表わし、従つてKB信号の値に基づいて利
用可能な最大キー信号KCとなる。ライン100でのキー信
号は要求された再循環ビデオゲインを表わし、即ちカツ
タ30の入力でライン23でこの時に存在するイメージ2ピ
クセルの現在のゲインを表わす最大計算回路98はライン
96及び100でのこれら2つのキー信号の最小を決定し、
これをライン132に出力する。ライン132でのキー信号は
フレームストアでのイメージ2ピクセルにとつて利用可
能である出力結合での全体の利用可能な能力のパーセン
テージを表わす。ライン132及び24でのキー信号はキー
信号が現在のフレームに対するキーフレームストア68に
記憶されるようにすることを決定するように加算器88に
よつてついで加えられる。割合計算回路80は、ライン23
でのフレームストア28からくるイメージ2ピクセルのキ
ーがライン132でのキー信号によつて特定化される所望
のゲインレベルあるいは所望のゲインと1との間のある
ゲインレベルにすでになつている場合にただ適切なレベ
ルのカツテイングがライン27での再循環ビデオに対して
所望のゲインレベルを得るようにKCキーによりカツタ30
でなされるようにする。従つて、割合計算回路はKCに対
して正しい値を決定するようにライン23でのビデオのキ
ーを表わすライン72でのキーに対するライン132でのキ
ーの比率を計算する。従つて、ライン23でのビデオのゲ
インが0.7でかつキーKBが0.4であるならば、ライン96で
の利用可能なキースペースは0.6にまたライン100でのキ
ー信号は0.7となる。最小計算回路は、ライン27でのビ
デオに対して利用可能な最大ゲインが0.6であることを
決定し、この値はカツタ30でのテツテイングがなされな
ければならない0.7でのライン23のビデオの現在のゲイ
ンよりも小である。この時に、割合計算回路は0.6/0.7
のキー信号KCを出力し、これは、0.7のゲインを有する
ライン23でのビデオと掛算されると、0.6のライン27で
のゲインとなり、この値は1の即ち最大利用可能な能力
のライン29でのビデオに対するゲインを有するようにそ
こで所望されるゲインである。このピクセルに対してキ
ーフレームストア68に書込まれるこの結果のキーは、加
算器88がライン132での0.6のキーをライン24での0.4KB
キーに加える作用によりライン90で1となり、それによ
りフレームストア28に記憶されている対応するビデオピ
クセルに対するキーを正確に表わす。
スイツチングマトリツクス54のマルチプレクサはシス
テムの動作モードを制御するように働く。出力17での複
合ビデオは往々ビデオスイツチヤーに結合される。現在
のほとんどのビデオスイツチヤーでは、スイツチヤーに
くるビデオは常に1に等しいゲインとなつてかつついで
スイツチヤー入来ビデオに対してスイツチヤーに供給さ
れるキーを使用してビデオを適切なゲインとなるように
掛算を行なうように設計されているものと想定する。こ
の外部キー機能は出力56のためである。ライン17でのビ
デオが常1のゲインを持つようにするために、背憬ビデ
オ通路37とキーKEが設けられる。入来ビデオのゲインが
常に1であるほとんどのスイツチヤーによつてなされる
想定を満たすために、キー処理器スイツチングマトリツ
クス54とは和KE+KD+KAが常に1となるようなキーKE
発生するように結合する。これがなされる態様は通常動
作モードの間にマルチプレクサ選択ライン107をキース
ペース利用計算回路34に結合させることにある。上述し
たように、ライン107でのキー信号は再循環ビデオ入力
通路13でのビデオのゲインと出力加算器16へのイメージ
1ビデオ通路12でのビデオのゲインとの和に常に等し
い。従つて、ライン42でのキー信号KEは常に1−(KA
KD)に等しい。スイツチヤーへのライン56での外部キー
はキー信号KA及びKBの和即ちライン107でのキー信号に
等しいに過ぎないということを理解すべきである。この
理由は、イメージ1及びイメージ2再循環ビデオのゲイ
ンのみが外部キー信号内にありかつ背憬ゲインが含まれ
ないという想定にスイツチヤーの設計が基づいていると
いうことである。
マルチプレクサ76の機能を理解するために、割合計算
回路82からくる崩壊するキーKDが存在するものと想定す
る。通常の動作モードにおいて、マルチプレクサはライ
ン138でのスイツチング制御信号を受け、この信号によ
りライン140が選択されキー信号KDとしてライン34に結
合される。これによりイメージ2ビデオのイメージ即ち
尻り切れイメージはゆつくりと薄れて消えて行く。
上述した形式のビデオスイツチヤーが使用される時の
ような(入来ビデオが1のゲインを有するものとされる
がライン56でのキーに従つてより小さなゲインにカツテ
イングされなければならないスイツチヤーである)ある
状況において、出力ライン56でのキーが減少している間
にゲインが減少しないスイツチヤーにライン17でのビデ
オを与えることが所望される。このような状況におい
て、スイツチヤーはライン56でのキーを用いてライン17
でのビデオのゲインをカツテイングする。これは外部キ
ーモードと呼ばれる。このモードは出力キー処理器の動
作がライン107でのキー信号の値を崩壊するかあるいは
他に変更するように通常オンになる間にKDキーが一定に
保持されなければならないことを必要とする。このモー
ドにおいて、ライン138でのスイツチング制御信号によ
り、マルチプレクサ76はKDキーとしてライン34によりラ
イン142を結合するように選択する。この結合によりラ
イン142での非崩壊キー信号がキーKDとしてカツタ32に
与えられるようになる。従つて、ライン13でのビデオは
崩壊していないが、ライン56での外部キーはライン17に
結合されるスイツチヤーがライン56でのキーに従つてラ
イン17での結合されたビデオを適切に崩壊し得るように
崩壊している。キーKDがこのモードにおいては変更せし
められるために、キーKEは背憬ビデオが調和から脱しな
いように同様変化されなければならない。これはマルチ
プレクサ74の目的である。外部キーモードにおいて、マ
ルチプレクサはライン144でのキー信号をKE信号おして
ライン42に結合するように選択する。ライン144でのキ
ー信号はメモリキー処理器によつて計算されたライン13
2での「受けたキー」とキーKAの和である。
イメージ1がフレームストアに記憶されている凍結イ
メージ2上でこのイメージ2を崩壊することなしに飛ぶ
ような「レヤー」効果はマルチプレクサ78の動作に関連
している。レヤーモードで動作している時に、マルチプ
レクサ78はライン114をライン108に結合するように選択
する。更に、メモリキー処理器はフレームストア28にト
ラツプされているビデオをライン28からの新たなビデオ
で更新することなしにそのトラツプされているビデオを
凍結するように動作せしめられる。これは、カツタ22が
ライン20からのビデオを加算器28に入らないようにする
ためにライン64でのメモリ透明度因子信号を0に設定す
ることによつてなされる。マルチプレクサ78がライン11
4でのキー信号を選択することにより、キーフレームス
トア70の出力でのライン110の「要求されたキー」信号
はF(y)カツタ112を通つた後にキーフレームストア7
0の入力に戻されるように再循環せしめられる。F
(y)カツタ112はライン110でのキー信号をカツテイン
グせずにライン114に通過させる。このループ接続はキ
ーフレームストア70のキーを更新させずに留める。これ
によりライン12でのイメージ1の移動する対象の場所の
ピクセルを表わす非0キー信号の通路(Swath)はそれ
が出現時に行なわれた際にキーフレームストアに記憶さ
れて維持されないようになつている。従つて、KDキーは
イメージ1の移動する対象の現在の位置に対するキー信
号KAのみに基づいて計算される。これは、移動する対象
が現在置かれている場所を除きイメージ2の再循還ビデ
オがスクリーン上の全ての場所で可視となるということ
を意味する。ライン66での入力ビデオ透明度因子信号が
イメージ1ビデオを透明になるように設定されるなら
ば、イメージ2はイメージ1ビデオを通して同等に示さ
れる。
メモリキー処理器50及び出力キー処理器52によりキー
の処理の別々の制御を与えることによつて、種々のビデ
オ効果を達成することが可能である。例えば、ビデオを
フレームストア28に入力しかつそれをマルチプレクサ30
及び加算器26を通して再循環することによつて(そこで
それは新たな入力ビデオと結合される)、従来の特殊効
果方式と類似する効果が達成可能であり、記憶装置28の
ビデオはキー信号KCの値に従つてカツテイングされる。
記憶装置28の出力は出力加算器16にマルチプライヤ32を
介して伝達され、それは本実施例において、キー信号KC
と同じ値を有するキー信号KDで制御される。これは、マ
トリツクス54がメモリキー処理器50からのキー信号をラ
イン34に通すために生じる。従つて、当該方式は従来の
方式によつて与えられる全ての効果を行なうことが可能
である。
更に、他の効果も可能である。例えば、所望のビデオ
が記憶されるまでKB及びKCを1に設定しかつついでKC
1に維持する間にKBを0に設定することによりビデオは
記憶装置28に記憶されることができる。この態様で、同
一のビデオ情報がカツテイングされずに再循環されるこ
とになる。しかしながら、KDが0に設定されるとした
ら、このビデオ情報は加算器16には通過せしめられな
い。その代りに、KEは1に設定されることができ、その
時に38での背憬ビデオ入力はビデオ入力VI′なしに伝達
される。好適実施例において、キー処理器はキー信号値
を入力ビデオVI′に、ついで再循環ビデオに更には背憬
ビデオに設定する上で第1の優先度を与えるように制御
されるためである。従つて、KDは1−KAよりは大きくは
なくかつKEは1−(KD+KA)より大きくはないようにさ
れ得る。
キー処理器によつてなされ得る他のアルゴリズムも存
在する。キー処理器によつてなされる現在のアルゴリズ
ムは受けたキー即ちライン130及び132でのキー信号を要
求されたキー(それぞれライン110及び72でのキー信
号)あるいは利用可能なキー(それぞれライン128及び9
6のキー信号)のいずれかの最小値として計算すること
である。このアルゴリズムとは別々のものとしては、そ
れぞれのイメージ2ビデオピクセルに対して受けたキー
はそれぞれのイメージ2ビデオピクセルに対して要求さ
れたキーと利用可能なキー(即ちKAが同じピクセルに対
するイメージ1ビデオピクセルキーである場合に量1−
KA)とを掛算することによつて計算され得る。
上述した実施例は一般的な目的のコンピユータでのソ
フトウエアにおいて構成されることができる。純粋なソ
フトウエアでの実時間及び非実時間の両方の実施例が構
成され得る。更に、ある他の実施例においては、カツタ
22が除去されてその代りに簡単なスイツチが設けられて
いる。このスイツチが開であれば、フレームストア28で
のビデオの更新は生じない。これはシステムが出現及び
レヤー効果を行うための状態になければならないという
ことを意味する。スイツチが閉である時には、フレーム
ストアはライン20からのビデオで更新され、尻り切れの
ような効果が行なわれ得る。
本発明のビデオ効果方式において使用される種々のキ
ー信号を発生させる上でキー処理器54の制御を種々の態
様で行なうことにより、多くの種類のビデオ効果を与え
ることができる。
当業者にとつて明らかなように、本明細書で記載した
実施例において種々のフレームストア及びキーフレーム
ストアをアドレスしかつそのための読出し及び書込みサ
イクルを行なうタイミングはラスタ走査のピクセルデー
タ速度と合致せしめられなければならない。これがなさ
れ得る1つ態様はシフトレジスタを使用し、ビデオピク
セル走査速度でピクセルデータをシフトレジスタに関連
してシフトする間に並列ロード及びアンロード動作で一
度に複数のピクセルを読出しかつ書込むことである。更
に、本明細書で記載されたキー再循環ループにおいて処
理することを含むキー処理器の遅延についての配慮が取
られなければならない。これを行なう1つの態様はキー
フレームストアのアドレスを非逐次的に読出し及び書込
みすることである。換言すれば、回路遅延に関連したタ
イミングの配慮のため、データのブロツクを特定の時間
で読出しかつデータのブロツクをこれらの同じアドレス
に後の時間で書込み回路遅延を収容することが所望され
る。このようにしてこれらのタイミングの配慮が取られ
ることができるかについては当業者にとつて明らかであ
ろう。

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段(28)を含むビデオ再循環ループ
    (15)を備えたビデオ効果システムであって、 該記憶手段(28)はその入力で入力コンバイナ(26)の
    出力から受けたビデオ信号を記憶し、かつその出力で記
    憶したビデオ信号を後で再循環されたビデオ信号として
    出力するためのものであり、 該入力コンバイナ(26)は再循環されたビデオ信号をビ
    デオ源(10)からの第1の入力ビデオ信号と結合させ
    て、入力信号を該記憶手段の入力用結合入力信号とする
    ようにされており、また該入力コンバイナは該結合され
    た入力信号内の第1の入力ビデオ信号と再循環されたビ
    デオ信号の利得をそれぞれ第1のビデオキー信号(KB
    と再循環キー信号(KC)とに従って調節するための手段
    (22,30)を含んでおり; 前記システムはさらに該再循環されたビデオ信号を別の
    ビデオ信号を、それぞれ出力キー信号(KD)と第2のビ
    デオキー信号(KA)により表わされる割合で結合させて
    出力ビデオ信号とするための出力コンバイナ(16)を含
    み、 この出力コンバイナには該出力ビデオ信号内の再循環さ
    れたビデオ信号と前記別のビデオ信号の利得をそれぞれ
    該出力キー信号(KD)と第2のビデオキー信号(KA)と
    に従って調節するための手段(32,14)を含んでおり; またキー信号処理手段(44)があって、該再循環キー信
    号(KC)と該出力キー信号(KD)を生成して、結合した
    入力信号内の再循環されたビデオ信号の利得と出力ビデ
    オ信号内の再循環されたビデオ信号の利得とがそれぞれ
    該入力コンバイナ及び該出力コンバイナ内でそれぞれ別
    個に調節できるようにしたことを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】前記キー信号処理手段(44)は、前記出力
    ビデオ信号も前記再循環されたビデオ信号も使用可能な
    最大利得を越える利得をもたないようにキー信号を生成
    する請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記キー信号処理手段(44)は第1のキー
    信号処理器(52)を含み、そこでは一方が他方の関数で
    あるように出力キー信号(KD)と第2のビデオキー信号
    (KA)とを生成する請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記キー信号処理手段(44)は第2のキー
    信号処理器(50)を含み、そこでは一方が他方の関数で
    あるように前記再循環キー信号(KC)の第1のビデオキ
    ー信号(KB)とを生成する請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記第1のキー信号処理器(52)は入力ビ
    デオトランスペアレンシイ制御信号(25)とイメージキ
    ー信号(KI)とを受取るようにされており、また前記入
    力ビデオトランスペアレンシイ制御信号に従って前記イ
    メージキー信号から前記第2のビデオキー信号(KA)を
    生成するための手段(62)を含み、また前記第2のキー
    信号処理器(50)は該イメージキー信号とメモリトラン
    スペアレンシイ制御信号(64)とから前記第1のビデオ
    キー(信号KB)を得るようにされている請求項4記載の
    システム。
  6. 【請求項6】前記第2の処理器(50)は、前記再循環利
    得キー信号と関連するキー信号の値を記憶しかつ遅延の
    後に再循環させるための再循環手段(68)と、それぞれ
    の再循環されたキー信号の値からの、前記第1のビデオ
    キー信号の値からと再循環キー信号(KC)の値を求める
    ための手段(80)とを含む請求項4記載のシステム。
  7. 【請求項7】前記第1の処理器(52)は前記出力キー信
    号と関連するキー信号の値を記憶しかつ遅延の後に再循
    環させるための再循環手段(70)を含み、またそれぞれ
    再循環されたキー信号の値からと前記第2のビデオキー
    信号(KA)の値とから出力キー信号(KD)の値を求める
    ための手段(82)を含む請求項3記載のシステム。
  8. 【請求項8】前記ビデオ及びキー信号はデジタルデータ
    であり、また各種の記憶及び再循環手段(28,68,70)は
    それぞれデジタルデータのフレームを記憶することがで
    きるデジタルメモリであり、各デジタルメモリはアドレ
    ス手段として、フィールドモードで動作するときには1
    フィールド遅延後にそれぞれのデータの再循環を行なわ
    せ、かつフレームモードで動作するときは1フレーム遅
    延後にそれぞれのデータの再循環を行なわせるように動
    作するものを含む請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】前記出力コンバイナは別のビデオ入力と、
    この別の入力に対して入力ビデオデータ源を結合させか
    つそれぞれのキー信号(KE)に従ってこのビデオデータ
    の利得を修正するための手段(40)とを有する請求項2
    記載のシステム。
  10. 【請求項10】前記記憶手段(28)はラスター走査ビデ
    オ映像を形成するビデオデータの1フィールド又は1フ
    レームのいずれかの選択可能な遅延を含んでいる請求項
    2記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記遅延は、メモリ及びアドレス用手段
    で構成されて、メモリに前記入力コンバイナから到来す
    るビデオデータを記憶させかつそこに記憶されたデータ
    を(i)フレームモードもしくは(ii)フィールドモー
    ドのいずれかで再循環用に読取らせるようにして、この
    メモリが到来するビデオデータの新しいフィールドの各
    々を実質的に同じ位置に記憶して、現在のフレームの第
    2のフィールドを受領する間に前のフレームの第2のフ
    ィールドの再循環データとして現在のフレームから第1
    のフィールドデータを出力し、また現在のフレーム内の
    前記第2のフィールドの受領の間に第2のフィールドビ
    デオデータを記憶して、次のフレームの第1のフィール
    ドが受領されている時間間隔中に現在のフレームの第1
    のフィールドの再循環データとして前記第2のフィール
    ドビデオデータを出力し、またそれを続けることによ
    り、前記データのフィールドの各々の記憶の開始時から
    1フィールド時間だけ各データフィールドの出力を再循
    環データとして遅延させるようにした請求項10記載のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】少くとも1つの前記利得が零に設定でき
    る請求項4記載のシステム。
  13. 【請求項13】記憶手段(15)のビデオ入力に、入力ビ
    デオ信号と記憶手段(15)の出力からある遅延後に再循
    環されたビデオ信号とで成る結合された入力信号(29)
    を加え、また対応するキー信号(KB,KC)に従って前記
    結合された入力信号内の入力ビデオ信号と再循環された
    ビデオ信号との利得を調節することを含むビデオ信号を
    結合する方法であって、、さらに 再循環されたビデオ信号を別のビデオ信号と結合して出
    力ビデオ信号(11)とし; それぞれのキー信号(KD,KA)に従って結合された出力
    信号内で前記再循環されたビデオ信号と前記別のビデオ
    信号との利得を調節し; 前記再循環されたビデオ信号用のキー信号(KC,KD)を
    生成して、結合された入力信号内での再循環されたビデ
    オ信号の利得と、出力ビデオ信号内での再循環されたビ
    デオ信号の利得とが別個に調節できるようにすることを
    含むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】前記ビデオ信号の利得が制御されて、再
    循環されたビデオ信号が出力ビデオ信号内で可変の効果
    をもちながら再循環されたビデオ信号が保存される方
    法。
  15. 【請求項15】前記再循環されたビデオ信号用のキー信
    号(KD,KC)は各々が前記別のビデオ信号と前記入力ビ
    デオ信号とにそれぞれ対応するキー信号(KA,KB)の関
    数として生成される請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】前記別のビデオ信号は前記入力ビデオ信
    号と対応している請求項13記載の方法。
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