JPS6183520A - 液晶表示板用スペ−サ - Google Patents

液晶表示板用スペ−サ

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JPS6183520A
JPS6183520A JP17685084A JP17685084A JPS6183520A JP S6183520 A JPS6183520 A JP S6183520A JP 17685084 A JP17685084 A JP 17685084A JP 17685084 A JP17685084 A JP 17685084A JP S6183520 A JPS6183520 A JP S6183520A
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epoxy
liquid crystal
crystal display
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particles
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Koichiro Oka
紘一郎 岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示板用の新規なスペーサを提供する。
〔従来の技術〕
液晶表示板用スペーサは従来からガラス繊維の粉砕品を
使用してきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
液晶表示板用スペーサとして従来から使用されてきたガ
ラス繊維粉砕品は次のような問題点があった。
(11ガラス繊維の破断エッヂが鋭く、且つ硬いために
、液晶表示板用ガラスに塗布されているコート層に傷を
付ける。
(2)  スペーサとしては圧縮方向の力には強い抵抗
を示す反面、液晶表示板用ガラスとの接着性がないため
、クリアランスを広げる方向の力にはその防止力がない
。このため、大面積の液晶表示板をつくることができな
かった。
これに対して本発明では、液晶表示板用ガラスのコート
層に傷を付ける恐れのない球形の新規なスペーサを提供
する。また、液晶表示板用ガラスと熱接着し得る球形の
新規なスペーサを提供する。
C問題を解決するための手段〕 本発明は次のよう、に構成されている。
水性液体中にケン濁させたエポキシ系化合物の微小粒子
を水溶性アミン系硬化剤で硬化させて得だエポキシ系球
形粒子から成る液晶表示板用スペーサ。
本発明の詳細について以下に頭次説明する。
本発明で使用されるエポキシ系化合物としては。
分子内にエポキシ基を2個以上含むものが好ましい。そ
の−例を挙げるとビスフェノールA型の両末端グリシジ
ルエーテル化物、ポリエチレングリコールのジグリシジ
ルエーテル、フェノールノボラック型化合物のポリグリ
シジルエーテル、N、N。
N′、N′−テトラグリシジルm−キシレンジアミンな
どがあり、単独あるいは混合して用いられる。
さらに必要に応じて分子内にエポキシ基を一個持つ化合
物2例えばグリシジルメタクリレートなどを少量加える
ことは可能である。またエポキシ基の一部をアミン基な
どを有する化合物と結合させた変性エポキシ化合物も本
発明で使われる。
上記エポキシ化合物を水性液体中にケン濁させる方法は
色々ある。空中あるいは液中で震動するノズルからエポ
キシ化合物またはその溶液を吐出させる方法、空中ある
いは液中のノズルからエポキシ化合物またはその溶液を
パルス状に吐出させる方法、界面活性剤を用いエマルジ
ョン化する方法などがある。本発明ではこれらの方法に
ついては特に限定しない。
以下に界面活性剤を用いる場合の説明をする。
本発明で用いる界面活性剤としてはHLB価が10以上
のものが好ましい。HLB価がこれより低い時には乳化
エポキシ粒子を硬化剤で粒子状に硬化する際にエマルジ
ョンの安定性が損われ、良好な粒子状硬化物が得られな
い傾向がある。本発明で特に好適に使用し得る乳化剤の
種類には、ポリオキシエチレン・フェノール置換エーテ
ル系やポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロ
ック・ポリエーテル系などエーテル型非イオン界面活性
剤、ポリエチレングリコールの高級脂肪酸エステルや多
価アルコールの脂肪酸エステルなどエステル型の非イオ
ン界面活性剤およびアルコキシル化ロジン類などがある
。まだ、ダイマー酸と゛ポリエーテルジアミンや脂肪族
ポリアミンとの反応物であるポリアミドアミン系など自
己乳化性且つエポキシ化合物の硬化剤になるものなどが
挙げられ、そのHLB価が10以上である時1本発明で
好適に用いられる。
乳化剤の使用量も本発明では重要である。上記乳化剤は
、未硬化エポキシ系樹脂に対して4重量−以上加えられ
ているのが好ましい。乳化剤量がこれより少ない時には
未硬化エポキシエマルジョンの安定性が低下し、良好な
粒子状硬化物が得られなくなる傾向がある。乳化剤使用
量の上限については特に限定しないが9粒子の物理的性
質の低下を防ぐために、一般に未硬化エポキシ系樹脂に
対して60重量−以下であることが好ましい。
一般に化合物の乳化の難易性は粘度の影響を受ける。エ
ポキシ化合物の粘度が高い時あるいは常温固化タイプの
エポキシ化合物の場合などでは。
機械力だけで十分に乳化するのが困難である。このよう
な時には、乳化剤とともにエポキシ化合物の希釈剤を使
用する。
希釈剤には、ケトン類、アルコール類、セルノルブ類、
ジオキサン、芳香族炭化水素類、酢酸エチルなどのエス
テル類などが挙げられる。
以上のように、エポキシ化合物と乳化剤を基本組成にし
て調整したエポキシ系組成物は、続いて常法に従い乳化
され、未硬化エポキシエマルジョンにされる。乳化方法
は特に限定するものでないが2代表的な方法を次に示す
乳化剤を含む上記エポキシ系組成物を常温〜95℃に加
熱し、高速攪拌しながらこれに上記温度範囲の水を徐々
に加える。
本発明の未硬化エポキシエマルジョン粒子には本発明を
損わない範囲でその他の添加物を含むことができる。最
も代表的な添加剤は、エポキシ微粒子を着色する目的で
使用する有機および無機顔料類と染料類である。まだエ
ポキシ化合物の硬化剤を含んでいてもさしつかえない。
ジョン粒子を粒子状に硬化してエポキシ系微粒子を調製
することができる。
アミン系硬化剤は、化学量論的に計算される当量のアミ
ンを未硬化エポキシ系樹脂と常温で混合し、常温で8時
間放置後の混合体のショアA硬度が50以上であること
を特徴とするアミン系化合物であることが好ましい。
もしショアA硬度がこの値よりも小さくなると。
未硬化エボキシエマルジョ/の硬化性が低下し。
良好な粒子状硬化物が得られなくなる傾向がある。
なおここでいう常温とは20°Cのことを指す。
本発明で用い得る硬化剤として次のような化合物が挙げ
られるが9%にこれに限定されるものでない。ピペラジ
ン、ヒドラジン、エチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミ7などポリエチレ/ポリア
ミン類、モノエタノールアミンなどアルコールアミン類
、N(2−アミノエチル)ピペラジンなどである。
本発明では上記したショアA硬度の条件を構た剤の使用
量は本発明において重要である。本発明では未硬化エポ
キシ系樹脂エマルジョンのエポキシ価から化学量論的に
計算される0、 5当量以上のアミン化合物を用いるの
が好ましい。硬化剤の使用量がこれより少ない場合には
、未硬化エポキシエマルジョンの硬化性が低下し、良好
な粒子状硬化物が得られなくなる傾向がある。上記硬化
剤の使用上限については特に限定しないが、使用量の増
加につれてエマルジョンの安定性低下が見られるので、
一般的に、未硬化エポキシ系樹脂エマルジョンのエポキ
シ価から化学量論的に計算されるアミン4当量以下が好
ましい。
本発明のアミン系硬化剤を未硬化エポキシ系樹脂エマル
ジョンに添加するには、硬化剤をエマルジョ/に直接混
合するのが一般的であるが、予め水やアルコール類など
水溶性有機溶媒に溶解してから加える方法もある。
未硬化エポキシ系樹脂エマルジョンに加える硬化剤とし
て、アミン系硬化剤を一種まだはそれ以上を用いること
も可能である。特にピペラジン類。
ヒドラジン類と併用して用いる場合は良好な粒子状硬化
物が得られることが多い。
水溶性アミン系硬化剤を添加した後は、全体を静置放置
するかゆるやかに攪拌しながら硬化反応を進める。
硬化後の粒子の軟化温度の変更、即ち熱接着性を発現さ
せるのには色々な方法があるが、一番簡単なのは硬化剤
量を少なくすることである。その他高縮合度のビスフェ
ノールAジグリシジルエーテルを用いたりする方法があ
る。
硬化後の粒子の粒径分布が広くて使用に耐えない場合は
湿式または乾式分級によp粒径分布を揃えることも可能
である。
その後2粒子を乾燥したり、水から有機溶媒へ分散媒置
換したスラリー状で使用に供する。
液晶表示板には硬化度に応じて次のような使用方法が可
能である。
(1)  十分に硬化して接着性を示さないスペーサ粒
子として使用する。
(2)部分硬化しているため、スペーサ機能と接着機能
があり、それ単独で2機能を満足する粒子として使用す
る。
(3)硬度程度が少なく、他の非圧縮性粒子例えばガラ
ス繊維の粉砕品と併用し、接着機能を主として利用する
粒子として使用する。
いずれの場合でも液晶表示板用ガラスの間にそれら粒子
を封入し、空隙部に液晶を充填することによって液晶表
示板をつくることができる。接着機能は通常は加熱する
ことによって得られるので。
通常は液晶を充填する前に粒子をはさんだ液晶表示板用
ガラスを加熱して接着する。
実施例1 市販のビスフェノールAジグリシジルエーテルタイプの
エポキシ樹脂(二ピコ−) 82B、  油化シェルエ
ポキシ製)10gを100ccポリカツプにと9、これ
にHLB 15の市販のポリオキシエチレン・フェノー
ル置換エーテル系乳化剤であるノイゲンgA−157(
第−工業製薬製)を0.7g加えた。
テフロン製の板状翼を先端に付けた攪拌機で80Orp
m、1分間混練した。続いて注射器に入れた6■の水を
1.50Cずつ1分間隔で、  800 rpmの攪拌
をしながら順次加えた。ポリカップ内には乳白色のエマ
ルジョン液が得られた。
この未硬化エポキシエマルジョンに1当量のピペラジン
を8ccの水で希釈した硬化液を加えゆるやかに攪拌し
て均一化した。
25°Cで6日間静置放置し平均粒子径約10μmの球
形粒子を得た。湿式法と乾式法を組わせて分級し+ 1
0±2μm粒子のみをとり出し乾燥した。
液晶表示板用ガラスに上記粒子をはさみ、160°Oで
熱処理したところ、ガラス間のクリアランスが8μとな
り、よく接着していた。周囲をエポキシ系接着剤で封止
した後、内部に液晶を充填したところ、異物感もなく液
晶が明瞭に作動した。
実施例2 実施例1と同様の方法でエピコート8285gとエピコ
ート1002 5 gの混合物を乳化した。
乳化は40°Cに加温して行なった。実施例1と同様に
0.5当量のピペラジンを含む水溶0.を加え。
25“Cで6日間静置硬化し、平均粒子径約9μmの球
形粒子を得た。湿式法と乾式法を組わせて8μm以下と
15μm以上の粒子をカットした。風乾後。
直径8μmのガラス繊維粉砕品と1対1の比率で混合し
、tL晶表示板用ガラスにはさみ、140°Cで熱処理
したところ、ガラス間のクリアランスが8μmの接着体
が得られた。周囲をエポキシ系接着剤で封止した後、内
部に液晶を充填したところ、異物感もなく液晶が明瞭に
作動した。
実施例6 市販のフェノール・ノボラック型エポキシ樹脂(エピコ
ート154.  油化シェルエポキシ製)10gを10
0ccポリカツプにとり、これにノイゲンEA−167
を0.8g加えた80°Cで乳化し、続いて1.2当量
のピペラジンを含む8のの水を硬化液として加えた。2
5゛Cで6日間静置放置して平均粒子径約8μmの球形
粒子を得た。 実施例1と同様にして分級し、8μ±1
μの粒子を得だ。乾燥後実施例1と同様に液晶スペーサ
として使用したところ。
液晶表示板ガラスのコート層に傷を付けることもなく、
8μのクリアランスを保つことができた。
〔発明の効果〕
本発明のスペーサ兼接着剤の機能を持つエポキシ系球形
粒子を液晶表示板用スペーサとして用いることによシア
液晶表示板用ガラスのコート層を傷付は品位を低下させ
ることがなくなった。また微小なために異物感を与えず
にガラスを接着するため、液晶表示板の面積を大きくす
ることができた。
手続補正書 6Q、106−1 昭和  年  月  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水性液体中にケン濁させたエポキシ系化合物の微小粒子
    を水溶性アミン系硬化剤で硬化させて得たエポキシ系球
    形粒子から成る液晶表示板用スペーサ。
JP59176850A 1984-08-27 1984-08-27 液晶表示板用接着剤 Expired - Lifetime JPH0616138B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP59176850A JPH0616138B2 (ja) 1984-08-27 1984-08-27 液晶表示板用接着剤

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JP59176850A JPH0616138B2 (ja) 1984-08-27 1984-08-27 液晶表示板用接着剤

Publications (2)

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JPS6183520A true JPS6183520A (ja) 1986-04-28
JPH0616138B2 JPH0616138B2 (ja) 1994-03-02

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ID=16020923

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JP59176850A Expired - Lifetime JPH0616138B2 (ja) 1984-08-27 1984-08-27 液晶表示板用接着剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486941A (en) * 1990-09-29 1996-01-23 Sekisui Fine Chemical Co., Ltd. Fine sphere, a spherical spacer for a liquid crystal display element and a liquid display element using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629898A (en) * 1979-08-21 1981-03-25 Nec Corp Memory unit
JPS5729031A (en) * 1980-07-28 1982-02-16 Nissan Motor Co Ltd Liquid crystal display panel
JPS57133433A (en) * 1981-02-12 1982-08-18 Toshiba Corp Production for liquid crystal display device

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JPH0616138B2 (ja) 1994-03-02

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