JPS6173750A - 易剥離フイルム - Google Patents
易剥離フイルムInfo
- Publication number
- JPS6173750A JPS6173750A JP19626184A JP19626184A JPS6173750A JP S6173750 A JPS6173750 A JP S6173750A JP 19626184 A JP19626184 A JP 19626184A JP 19626184 A JP19626184 A JP 19626184A JP S6173750 A JPS6173750 A JP S6173750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- silicone oil
- film
- poultice
- silicone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は湿布薬の粘着面にa置する剥離性容易なポリオ
レフィンフィルムに関するものである。
レフィンフィルムに関するものである。
「従来の技術」
従来、湿布薬用セパレーターフィルムとして二軸礁伸ポ
リプロピレン(以下OPという)、無延伸ポリプロピレ
ン(以下CPという)、ポリエチレンテレフタレート(
以下PETという)等のフィルムが使用されており、又
肌への密着性が強い湿布薬に限ってシリコーンコートC
Pが使用されている。これは肌への密着性に優れた湿布
薬ではセパレーターフィルムとの接着力も向上し、上記
OP、OP、P’E’T’では剥離特薬部がセパレータ
ーフィルム側にくっついて薬自体が剥がされるためセパ
レーターフィルムとしての機能を果さないためである。
リプロピレン(以下OPという)、無延伸ポリプロピレ
ン(以下CPという)、ポリエチレンテレフタレート(
以下PETという)等のフィルムが使用されており、又
肌への密着性が強い湿布薬に限ってシリコーンコートC
Pが使用されている。これは肌への密着性に優れた湿布
薬ではセパレーターフィルムとの接着力も向上し、上記
OP、OP、P’E’T’では剥離特薬部がセパレータ
ーフィルム側にくっついて薬自体が剥がされるためセパ
レーターフィルムとしての機能を果さないためである。
しかし剥離性に優れた上記シリコーンCPでは製造装置
が大がかりで価格が非常に高いという欠点がある。そこ
でポリオレフィン辷シリコーンを練込まず方法が考えら
れたがシリコーン自体ポリオレフィンとの相溶性が恕く
滑性があることからフィルム加工が困傭で仮にフィルム
化してもシリコ−・ンが硬化せず薬部に移行し肌への密
着性良好な湿布薬としての性能を大巾に低下させる。又
少量添加では効果が全くないと考えられており、実際実
用化することができなかった。
が大がかりで価格が非常に高いという欠点がある。そこ
でポリオレフィン辷シリコーンを練込まず方法が考えら
れたがシリコーン自体ポリオレフィンとの相溶性が恕く
滑性があることからフィルム加工が困傭で仮にフィルム
化してもシリコ−・ンが硬化せず薬部に移行し肌への密
着性良好な湿布薬としての性能を大巾に低下させる。又
少量添加では効果が全くないと考えられており、実際実
用化することができなかった。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は上述のような欠点を解消し、湿布薬粘着面との
剥離性に優れたポリオレフィンフィルムを容易に得るこ
とを目的とするものである。
剥離性に優れたポリオレフィンフィルムを容易に得るこ
とを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
本発明はポリオレフィン100重量部に対して一般式
! R,8i 0−(8i 0 )n −8i R3旙 でRの一部がヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基
、エポキシ基、含有有機基、メルカプトアルキル基等の
反応性基を有したシリコーンオイル又は凡の一部がフェ
ニル基、アラルキル基、高級脂肪酸残基、ポリオキシア
ルキレン基、フルオロアルキル基、フロロフェニル基、
ジメチル基を有しかつ粘度100センチストークス(2
5℃)以上であるシリコーンオイル0.1〜10重量部
配合したことを特徴とする易剥離フィルムにある。
! R,8i 0−(8i 0 )n −8i R3旙 でRの一部がヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基
、エポキシ基、含有有機基、メルカプトアルキル基等の
反応性基を有したシリコーンオイル又は凡の一部がフェ
ニル基、アラルキル基、高級脂肪酸残基、ポリオキシア
ルキレン基、フルオロアルキル基、フロロフェニル基、
ジメチル基を有しかつ粘度100センチストークス(2
5℃)以上であるシリコーンオイル0.1〜10重量部
配合したことを特徴とする易剥離フィルムにある。
「作用j
シリコーンオイルとしては一般式
%式%
でRの一部がヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基
、エポキシ基、含有有機基、メルカプトアルキル基等の
反応性基を有したシリコーンオイル又は凡の一部がフェ
ニル基、アラルキル基、高級脂肪酸残基、ポリオキシア
ルキレン基、フルオロアルキル基、フロロフェニル基、
ジメチル基を有しかつ粘度100センチストークス(2
5°C)以上のシリコーンオイルを使用することが必要
である。又Rがメチル基のみのジメチルシリコーンオイ
ルでかつ粘度が100センチストークス(cst、)未
満のものではポリオレフィンとの相溶性がきわめて悪く
加工困硫でかつシリコーンの移行の点か、ら満足したフ
ィルムが得られない。本発明に使用するシリコーンオイ
ルはポリオレフィンとの相溶性、分散性、剥離性に優れ
、かつ湿布薬粘着面への移行がきわめて少ない全てに満
足したオイルである。添加量については0.1重量部未
満であると剥離性が急激に悪化し10重量部以上である
とフィルム加工し得なくなることから0.1〜10重量
部で加工性、品質、価格の点から好ましく u 0.2
〜8重量部である。
、エポキシ基、含有有機基、メルカプトアルキル基等の
反応性基を有したシリコーンオイル又は凡の一部がフェ
ニル基、アラルキル基、高級脂肪酸残基、ポリオキシア
ルキレン基、フルオロアルキル基、フロロフェニル基、
ジメチル基を有しかつ粘度100センチストークス(2
5°C)以上のシリコーンオイルを使用することが必要
である。又Rがメチル基のみのジメチルシリコーンオイ
ルでかつ粘度が100センチストークス(cst、)未
満のものではポリオレフィンとの相溶性がきわめて悪く
加工困硫でかつシリコーンの移行の点か、ら満足したフ
ィルムが得られない。本発明に使用するシリコーンオイ
ルはポリオレフィンとの相溶性、分散性、剥離性に優れ
、かつ湿布薬粘着面への移行がきわめて少ない全てに満
足したオイルである。添加量については0.1重量部未
満であると剥離性が急激に悪化し10重量部以上である
とフィルム加工し得なくなることから0.1〜10重量
部で加工性、品質、価格の点から好ましく u 0.2
〜8重量部である。
本発明のポリオレフィンとしては低中高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンとプロピレン、酢酸ビニ
ル又はそのけん化物、アクリル酸、アクリル酸エステル
、αオレフィン等の共重合体があり、好ましくけ低中高
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとプロピ
レン、αオレフィン共重合体である0又スリツプ剤、帯
電防止剤、防曇剤等の添加剤についてti湿布薬との剥
離性及び湿布薬粘着面の肌への密着性が悪化しない範囲
で添加しても良い。
ン、ポリプロピレン、エチレンとプロピレン、酢酸ビニ
ル又はそのけん化物、アクリル酸、アクリル酸エステル
、αオレフィン等の共重合体があり、好ましくけ低中高
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとプロピ
レン、αオレフィン共重合体である0又スリツプ剤、帯
電防止剤、防曇剤等の添加剤についてti湿布薬との剥
離性及び湿布薬粘着面の肌への密着性が悪化しない範囲
で添加しても良い。
フィルム加工としてはペースポリマーとシリコーンオイ
ルとのトライブレンドによるインフレーション成形又は
Tダイ成形等の直接成形あるいは−Hパンバリーミキサ
ー、二軸押出機を用いてマスターバッチとして使用して
も良い。又本発明フィルム単体だけでなく積層されたフ
ィルムであっても良い。
ルとのトライブレンドによるインフレーション成形又は
Tダイ成形等の直接成形あるいは−Hパンバリーミキサ
ー、二軸押出機を用いてマスターバッチとして使用して
も良い。又本発明フィルム単体だけでなく積層されたフ
ィルムであっても良い。
「実施例」
(1) エチレン−ブテン1共重合体(Z40H三菱
油化製)100重量部に対しアミノ変性シリコーンオイ
ル(YF3859東芝シリコ一ン社製、粘度38cst
、)1重量部添加配合した材料をインフレーション成形
にて50ミクロンのフィルムを作成した。得られたフィ
ルムを湿布薬粘着面に貼り100℃のオープンに2時間
放置して湿布薬粘着面との剥離性及び湿布薬粘着面の粘
着度合いを評価した結果を表1に示す。
油化製)100重量部に対しアミノ変性シリコーンオイ
ル(YF3859東芝シリコ一ン社製、粘度38cst
、)1重量部添加配合した材料をインフレーション成形
にて50ミクロンのフィルムを作成した。得られたフィ
ルムを湿布薬粘着面に貼り100℃のオープンに2時間
放置して湿布薬粘着面との剥離性及び湿布薬粘着面の粘
着度合いを評価した結果を表1に示す。
(2) シリコーンオイルの添加量を表1実施例21
3のように変更した他は全て実施例1と同様に実施した
(比較例1.2)。
3のように変更した他は全て実施例1と同様に実施した
(比較例1.2)。
(3) シリコーンオイルの種類を表1実施例4のよ
うに変更した他は全て実施例】と同様に実施した(比較
例3.4)。
うに変更した他は全て実施例】と同様に実施した(比較
例3.4)。
表 1
・本・1・・TSF451 東芝シリコーン社製粘度
50 C8t。
50 C8t。
体・2・・T8F410 /7
20〜50C8t。
20〜50C8t。
・8・3・・YF3918 t
t 150 cst。
t 150 cst。
、*・4評価法
○・・湿布薬とフィルムとか容易に剥離できる。
△・・湿布薬とフィルムとが剥離はできるが、かなり抵
抗があり又フィルム側に湿布剤が多少残る。
抗があり又フィルム側に湿布剤が多少残る。
×・・湿布薬とフィルムとが剥離不可。
「効果」
本発明は上述のように構成したので既設のインフレーシ
ョンダイ又はTダイを用いてきわめて簡便に湿布薬の粘
看面易剥lIIフィルムが得られるものである。
ョンダイ又はTダイを用いてきわめて簡便に湿布薬の粘
看面易剥lIIフィルムが得られるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリオレフイン100重量部に対して 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ でRの一部がヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基
、エポキシ基、含有有機基、メルカプトアルキル基等の
反応性基を有したシリコーンオイル又はRの一部がフェ
ニル基、アラルキル基、高級脂肪酸残基、ポリオキシア
ルキレン基、フルオロアルキル基、フロロフェニル基、
ジメチル基を有しかつ粘度100センチストークス(2
5℃)以上であるシリコーンオイル0.1〜10重量部
配合したことを特徴とする易剥離フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19626184A JPS6173750A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 易剥離フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19626184A JPS6173750A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 易剥離フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173750A true JPS6173750A (ja) | 1986-04-15 |
Family
ID=16354863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19626184A Pending JPS6173750A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 易剥離フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6173750A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346449A (ja) * | 1986-04-18 | 1988-02-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
US5169900A (en) * | 1988-08-05 | 1992-12-08 | Du Pont Canada Inc. | Polyolefin coatings and films having release characteristics |
JPH0532832A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フイルム用ポリオレフイン樹脂組成物及びポリオレフイン樹脂系フイルム |
US6843982B1 (en) | 1994-01-26 | 2005-01-18 | L'oreal | Anhydrous cosmetic or dermatological composition containing the combination of a silicone oil and a wax made from an ethylene homopolymer or copolymer |
JP2005171224A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-30 | Tosoh Corp | 離型フィルム用樹脂組成物及び離型フィルム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5369235A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-20 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | Pressure- or heat - sensitive adhesive tape or sheet |
JPS55108458A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-20 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Mixed composition and laminate provided with layer thereof |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19626184A patent/JPS6173750A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5369235A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-20 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | Pressure- or heat - sensitive adhesive tape or sheet |
JPS55108458A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-20 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Mixed composition and laminate provided with layer thereof |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6346449A (ja) * | 1986-04-18 | 1988-02-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
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US6843982B1 (en) | 1994-01-26 | 2005-01-18 | L'oreal | Anhydrous cosmetic or dermatological composition containing the combination of a silicone oil and a wax made from an ethylene homopolymer or copolymer |
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JP4737368B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2011-07-27 | 東ソー株式会社 | 離型フィルム用樹脂組成物及び離型フィルム |
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