JPS6169829A - ポリエステルの製造方法 - Google Patents

ポリエステルの製造方法

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JPS6169829A
JPS6169829A JP18969684A JP18969684A JPS6169829A JP S6169829 A JPS6169829 A JP S6169829A JP 18969684 A JP18969684 A JP 18969684A JP 18969684 A JP18969684 A JP 18969684A JP S6169829 A JPS6169829 A JP S6169829A
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polyester
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film
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JP18969684A
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Akio Odajima
昭夫 小田島
Tomoaki Ueda
智昭 上田
Hidesada Okasaka
秀真 岡阪
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はポリエステル繊維、ポリエステルフィルム、あ
るいはポリエステル成形品に対する走行性、耐摩耗性、
表面特性の改良されたポリエステルの!!#遣方法に関
するものである。
[従来技術及びその問題点] 一般にポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート
はすぐれた力学特性、耐熱、耐険、電気絶縁、耐薬品性
を有するため、衣料用、産業用の繊維のほか、磁気テー
プ用フィルム、写真用フィルム、電絶、コンデンサー用
フィルム等のフィルム分野で広く使用されている。
ポリエステルをフィルム分野で使用する場合には溶融押
出、延伸、熱処理という成形工程での工程通過比、ある
いはフィルム成形に際しては巻き取り、横断、磁性層な
どの表面塗布、電気部品への組込みの1¥業性、フィル
ム製品の滑り、耐摩耗性、表面特性といった最終製品と
しての+II laから、微粒子含有ポリエステル組成
物を製造し、それによって表面に適度の凹凸を与えて表
面易滑性を付与し、¥J模膜時フィルム流れを容易にし
、また表面特性、耐摩耗性を改良することが通當行なわ
れている。
このような微粒子を含有しているポリエステル組成物と
しては ■酸化ケイ素、二酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク
、クレイ、有機ポリマ等の不活性、不溶性微粒子を添加
、配合して1ワたポリエステル組成物、 ■ポリエステルの合成系に添加されたアルカリ、アルカ
リ土類金属などの金属化合物、さらにリン化合物などを
構成成分の一部とする微粒子を、IJla合反応工程中
で析出せしめて得たポリエステル組成物などが知られて
いる。
しかしながら、このような公知の微粒子含有ポリエステ
ル組成物には次のような問題があり、特にフィルムに成
形した場合、その易滑性、耐摩耗性、表面状態、製膜性
等は満足なものではなかった。
即ら、前記■の不溶性微粒子の添加法によって得られた
ポリエステル組成物では、添加粒子の微粒子化の困難さ
や、粒子同志の凝集に起因する粗大粒子が混在し、粒子
系が不均一である。
また、粗大粒子に起因する粗大突起が混在し、フィッシ
ュアイ、ドロップアウトなどの問題が発生したり、さら
には微粒子同志の凝集防止のため、添加する分散剤がし
ばしばこれらのポリエステルの耐熱性、電気特性を低下
させるなどの欠点を生じる。そのため、特開昭53−1
25495j4公報では粒子を微分散させるため、特殊
な撹痒臀を用いて添加粒子を微分散さ虻、ポリエステル
中に存在させる例が開示されているが十分に目的を達成
するには至っていない。
一方前記■のいわゆる微粒子の析出法によって得られた
粒子を含むポリエステル組成物は粒子含有量を多くする
と、析出粒子の粒径のコントロールが難しいこと、さら
に粒子量を多くすると粒子同志の凝集による粗大粒子の
増加などの問題が発生する。例えば特開昭53−410
3号公報にはリチウム元素を含有する析出粒子の例が開
示されているが先に述べた用途においてはまだ十分な効
采を示すには至らない。
特に近年、磁気テープ用途での伸びは著しくオーディオ
テープ、ビデオテープ、メモリーテープ等多くの用途に
用いられるようになり、要求される特性もますます高度
になってきている。
また、小形化、高密度化のために磁気テープ厚さを薄く
する必要があり、フィルム表面の凹凸をより均一微細に
する要求が強まっている。
さらには粒子を含有しない、あるいは粒子含有量の少な
いポリエステルに配合してポリエステルフィルムを得、
該ポリエステルフィルムに良好な表面特性を付与し、且
つ易滑性にすぐれた成形品とするために粗大粒子がなく
、且つ微細な粒子を多量に含有する原料が要求されてい
る。しかしながら、これら粒子が微細であり、且つまた
その粒子量が多いほど粒子同志の凝集による粗大粒子の
生成が起りやすい。
[発明の目的] 本発明者らはttJ配実情に鑑み、均一微細な粒子を多
聞に有し、フィルムに成形した場合、フィルムの耐摩耗
性、滑り性の向上に有効なポリエステルの製造方法につ
いて検討し、本発明を完成した。
[発明の構成] 前記した本発明の目的はテレフタル酸すしくはそのエス
テル形成性誘導体とグリコールとのエステル交換もしく
はエステル化反応を行ない、引つづき重縮合反応を行な
ってポリエステルを製造するに際し、重縮合反応開始前
の任意の時点で、系に不溶な比表面積が5m”/g以−
トの粒子状物質を該粒子状物質に対し0.1〜100重
組%のシリコーン化合物を用いて分散処理して添加し、
さらに重縮合反応時にアルカリ金属またはアルカリ土類
金属の一種以上を構成成分の一部とする粒子を析出させ
ることを特徴とするポリエステルの製造方法によって達
成できる。
本発明にお番プるボエステルとはU&維、フィルム、そ
の他の成形品に成形しうるポリエチレンテレフタレート
を主体とするちのであり、ホモポリエステルであっても
、コポリエステルであってもよく、共重合する成分とし
ては、例えばジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレングリコ
ール、P−シクロヘキサンジメタツール、5−ナトリウ
ムスルホレゾルシン等のジオール成分、7ジビン酸、士
バシン酸、フタル酸、イソフタル酸、2.6−ナフタリ
ンジカルボン酸等のジカルボン酸成分、トリメリット酸
、ピロメリット酸等の多官能性ジカルボン酸成分、P−
オキシエトキシカルボン酸成分が挙げられる。
ジカルボン酸成分がジカルボン酸の場合はグリコールと
のエステル化反応後、またジカルボン酸エステルの場合
はグリコールとのエステル交換反応後、得られるプレポ
リマを高温、減圧下にて重縮合反応せしめ、ポリエステ
ルとする。
本発明で使用する反応系に不溶な粒子状物質はその種類
によって、重縮合反応時に析出するアルカリ金属および
/またはアルカリ土類金属ならびにリン化合物を構成成
分とする粒子の■、粒子径に影響を与える。本発明の目
的とする微細で均一な粒子を多量に含イ1するポリエス
テルを得るに効果の大きい反応系に不溶な粒子状物質と
して、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、タルク、二酸化チタン、雲母
、リン酸力ルシウlいllI!1Mバリウムなどの無機
粒子や架橋ポリエステルなどの架橋性樹脂υ)末、テフ
ロン粉末等のイn n III粒子粉末が挙げられる。
また、上記粒子状物質の中で好適に使用できるのは二酸
化ケイ素、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム粒子な
どである。
反応系に不溶な粒子状物質のBET法による比表面積は
5 m2/F以上であるが、好ましくは30 m2/ 
9以上、1000m’/9以下、特に好ましくは80 
m’ / (J以上、8oOTI12/g以下である。
反応系に不溶な粒子状物質の比表面積が5 m2/g未
満の場合は、析出生成する析出粒子の粒子1¥とが異な
るようになり、均一微細な粒子を多量に1!7ることが
できなくなる。また、不活性な粒子の使用量はポリエス
テルを構成する全酸成分に対し、0.005〜2.0E
llfi%が好ましく、より好ましくはo、oi〜1.
0重量%の範囲である。
前記粒子状物質の分散処理に用いられるシリコーン化合
物とはジメチルジクロルシラン、ジメチルジェトキシシ
ラン、トリメチルクロルシラン、テトラエトキシシラン
、メチルトリエトキシシラン、メチルフェニルクロロシ
ラン、)工二ルジクロロシラン、3−アミノプロピルト
リエトキシシラン等の有機シラン化合物、ヘキサメチル
ジシラザン、1,1,3.3−テトラメチルジシラザン
等の有磯シラデン化合物、オクタメチルトリシロキサン
、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチル
ジシロキサン、ペンタメチルクロロジシロキサン等の有
機シロキサン化合物、ジメチルポリシロキサン、ジメチ
ルエチルポリシロキサン、メチルプロピルポリシロキサ
ン、ジエチルポリシロキサン、メチシフ1ニルポリシロ
キサン、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共
重合メチルポリシロキサン等のポリ有機シロキサン化合
物等が挙げられる。
シリコーン化合物の使用量は前記粒子状物質に対して0
.1〜100重量%の範囲にする必要があり、好ましく
は2〜50重量%、特に好ましくは5〜30重量%の範
囲である。
0.1ffl量%未満では粒子状1力フイに対する十分
な分散効果が得られず、1100j1%より多くしても
、もはやそれ以上の効果は期待てきない。
前記粒子状物質のシリコーン化合物による分散処理は媒
体中で・行なうのが好ましく、反応系に添加された後の
反応面から考えて、エチレングリコール中で行ない、エ
チレングリコールスラリーとして調整するのが好ましい
。エチレングリコールスラリーは従来公知の調整方法、
例えば、待聞昭53−125495号公報にIll示さ
れた特殊撹拌■を用いて微分散づ°る等の方法が用いら
れる。この場合、粒子状物質のエチレングリコールスラ
リーと、シリコーン化合物のエチレングリコール溶液を
別々に調整した後、混合して分散処理する方法、またシ
リコーン化合物のエチレングリコール溶液中に、粒子状
物質を投入して微分散する方法、さらにエチレングリコ
ール中に粒子状物質とシリコーン化合物を同時に投入し
て微分散する方法等、任意の方法によって、ポリエステ
ル重縮合系内に添加する以前に分散処理しておくことが
必要である。
前記シリコーン化合物を用いて分散処理された粒子状物
質のエチレングリコールスラリーの反応系に添加する時
期は、重縮合反応開始前の任意の時期でよい。
本発明で使用する析出粒子生成のためのアルカリ金属、
アルカリ土類金属化合物はアルカリ金属、アルカリ土類
金属の水酸化物、アルコラード、塩素化物、水素化物、
炭酸塩、カルボン酸塩、FIN酎填耐が挙げられる。
具体的には酢酸リチウム、塩化リチウム、酢酸ナトリウ
ム、酢酸カルシウム、塩化マグネシウム等が挙げられる
。中でもカルシウム、リチウムの水酸化物、脂肪族カル
ボン酸物が析出粒子を多量に生成し、副反応を抑制し、
且つ後処理の容易さから好ましく用いられる。これら金
属化合物の使用量はポリエステルを構成する全酸成分に
対し、好ましくはo、oi〜2重醋%で、重縮合反応開
始前の任意の時点、特に好ましくはエステル交換反応又
はエステル化反応が実質的に終了した後、重縮合反応開
始までの時“点で添加する。
また本発明では析出粒子生成のためにリン化合物を適用
するのが望ましい。リン化合物としてはリン酸、亜リン
酸、もしくはこれらのメチルエステル、またはエチルエ
ステル、フェニルエステル、さらにはこれらのハーフェ
ステルやホスホン酸、ホスフィン酸、もしくはこれらの
エステルよりなる群から選ばれた一種以上が挙げられる
。リン化合物の使用量は、使用する金属化合物のHにも
関係するが、ポリエステルを構成する全M成分に対し、
好ましくは0.001〜2重世%、更に好ましくは0.
01〜2重量%である。添加時期としてはエステル化、
あるいはエステル交換反応終了後が好ましく、重縮合反
応開始前の任意の時点で添加する。
また、本発明における反応系に不溶な粒子状物質と反応
系で析出する析出粒子の割合が重量比で0.1〜50が
好ましく、より好ましくは0.3〜30、さらに好まし
くは0.5〜10である。
なお、析出粒子の測定は次の方法により定量した。
(析出粒子の定量法) ポリマ組成物またはフィルム約300gを採取し、これ
に0−クロルフェノール2.7gを加えて攪拌しつつ1
00℃まで昇温し、昇温後さらに1時間そのまま敢行し
てポリマ部分を溶解させる。
ただし、この条件では高度に結晶化している場合など十
分ポリマ部分が溶解しない場合には−Hポリマ組成物を
溶解してから急冷したものを試料として上記溶解条件で
行なうことができる。次いで、分離用超遠心機4op型
(日立製作所製)°にローターRp法にローターRp3
0を装備し、セル1個当り上記溶液3Qccを注入後、
ローターを4500 rpmにて回転させ、回転異常の
ないことを確認後、ローター中を真空にして粒子の遠心
分離を行なう。
分離の完了はほぼ40分後であるが、この確認は分1u
llの液の375ミリミクロンにおける光線透過率が分
離前のそれに比し、高い値の一定値になることで行なう
分離後、上澄液を傾斜法で除去し、分離粒子を得る。分
離粒子には分離不十分の理由によるポリマ部分の混入が
あり得るので、採取した該粒子に常湿のO−クロルフェ
ノールを加え、はぼ均一に懸i1 m、再び遠心力N機
処理を行なう。
この操作は1な述の粒子を乾燥後粒子部分を走査型差初
熱湯分析にて、ポリマに相当する融解ピークが検出でき
なくなるまで繰り返す必要がある。最後にこのようにし
て(qた分離粒子を120°C116時間真空乾燥して
秤呈し、該量からポリエステル反応系に添加した粒子状
物質の添加量を核間から除いて析出粒子量とした。
また本発明において、エステル化反応またはエステル交
換反応には触媒適量のリチウム、ナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属類、マグネシウム、カルシウム、ス
トロンチウム、バリウムなどのアルカリ土類金属および
亜鉛、マンガンの水素化物゛、アルコラード、塩素化物
およびモノカルボン酸のグリコール可溶性塩が触媒とし
て好ましく使用される。特に好ましいものとして酢酸ナ
トリウム、酢酸カルシウム、酢酸ストロンチウム、酢酸
亜鉛、酢酸マンガン、塩化マンガンなどがある。
また、芳香族ジカルボン酸のビスヒドロキシアルキルエ
ステルの重縮合に使用される代表的な触媒は、グリコー
ルに可溶なアンチモンあるいはゲルマニウム化合物で、
具体的には三酸化アンブーモン、酒石酸アンチモンカリ
、AキシJu化アンヂモン、酸化ゲルマニウムなどが好
ましく用いられる。
[発明の効果1 本発明のポリエステルは均一、微細な析出粒子を多聞に
含有し、しかも従来の析出粒子生成法や添加法によって
(りたポリエステルに比べ粗大粒子が極めて少ないとい
う特徴を持っている。
さらに本発明の粒子はポリエステルとの馴じみ性もよく
、該ポリエステルから繊維やフィルムを製造する場合、
従来のものでは)¥成できなかった下記のような効果が
発揮される。
■ 繊帷およびフィルムへの溶融成形過程でフィルター
の目詰りが少なく、後加工工程での作業性のよいフィル
ムが得られる。
■ 躾厚3ミクロン以下の極めて薄いフィルムに成形加
工しても均−微細な析出粒イと反応系に不溶な粒子状物
質とからなる粒子が多数含まれているため、フィルム−
フィルム間あるいはフィルム−金属間、フィルム−フェ
ルト間のブロッキング現象がなく、極めて易滑性に優れ
ると共に、表面特性の良好なしかも粒子の脱落の少(な
い耐摩耗性に優れたポリエステルフィルムが得られる。
■ また均一微細な粒子を多量に含むため希釈して使用
することができ、この場合もフィルムフィッシュアイが
なく、特に磁気テープ用途°では再生時のドロップアウ
ト、画像ムラ、音飛びなどがなく極めて有用である。
本発明によって得られるポリエステルはマルチフィラメ
ント、ステーブルなどの繊維、無配向、−軸配向、二軸
配向のフィルムのみでなく、モノフィラメント、プラス
チック用として好ましく用いることが可能である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳述する。
なお、得られたポリエステルの各特性婉の測定は次の方
法に従って行なった。
(A)ポリマ中の粒子の粒度ランク ポリマ201qを2まいのカバーグラス間にはさみ28
0℃で溶融プレス、冷却後、顕微鏡観察し、平均粒子径
から次のようにランク付けしている。
A:粒径1.0ミクロン未満 B:粒径1.0ミクロン以上3ミ902未満C二粒径3
ミクロン以上5ミクロン未満り二粒径5ミクロン以上 (B)ポリマ中の粒子の粒子分散性 ポリマ2019を2まいのカバーグラス間にはさみ28
0℃で溶融プレ支、冷却後、顕y1vl観察し、1 s
sL’に存在する3ミクロン以上の粗大粒子数から次の
ような判定で表示している。
1級=3ミクロンを越える粗大粒子が1o個/lll1
12未満存在する。
2級=3ミクロンを越える粗大粒子が10〜30個/ 
m+a2存在する。
3級:3ミクロンを越える粗大粒子が30個/1111
+12を越えて存在する。
(C)ポリマの極限粘度 O−クロロフェノールを溶媒として25℃にて測定した
値である。
(D)フィルム特性 a)フィルムの摩耗係数 スリップテスターを用いASTM−D−1894B法に
従って測定する。なお、フィルムの易滑性の目安として
は静摩擦係数を用いた。
b)フィルム表面を触針式粗さ計により、観測し、得ら
れた表面凹凸の最a部と最低部の差をミクロン中位で表
わす。
実施例1 テレフタル酸ジメヂル100重量部と1チレングリコ一
ル70重量部とから酢酸カルシウム0.09ffl鉛部
を触媒として常法により、エステル交換反応を行ない、
その生成物に三酸化アンチモンo、oSam部、酢酸リ
チウム0.2重M部、リン酸トリメチル0.2重量部お
よび予め粒子に対して20重量%のへキサメチルジシラ
ザンを用いて10重M%濃度のエチレングリコールスラ
リーとしてよく微分散された二酸化ケイ素(比表面ff
1200v+2/(1)0.2m1部を添加し、常法に
より重合して、極限粘度0.610のポリマを得た。ポ
リマ中の粒子の分散性は1級で、かつ粒度はパランクで
あり、極めて良好なものであった。
比較実施例1 実施例1においてエステル交換反応終了後、その生成物
に酢酸リチウム、0.3重用部、リン酸トリメデル0.
2重量部、二酸化アンプし20.0311部のみ添加し
て反応する以外は実施例1と同様にして極限粘度0.6
09のポリマを得た。ポリマ中の粒子の分散性は3級で
、かつ粒度はCランクであり好ましいものではなかった
実施例2〜6および比較実施例2,3 不活性物質粒子の種類ならびにシリコーン化合物の種類
を変更して反応する以外は不活性物質粒子の添加量、析
出粒子源等を実施@1と同様にしてポリエステル組成物
を19だ。添加粉子種、シリコーン化合物の種類、ポリ
マ中の粒子の粒度および分散性を表1に示す。
(以下余白) 隘 比較実施例4 テレフタル酸ジメチル100fflftt部と−[チレ
ングリコール70重量部とからカルシウム0゜09重M
部を触媒として常法により、ニスチル交換反応を(jな
い、その生成物に三酸化アンチモン0.03重量部、酢
酸リチウム0.3千U(’を部、リン酸トリメチル0.
:1Zfi部を添加し、常法により、重合して目標粘度
のトルク1直に到達せしめた。次いで、系内を常圧に戻
し、予め粒子に対しt’ 20重量%のヘキサメチルジ
シラザンを用いて10重量%濃度のエチレングリコール
スラリーと駿てよく微分散された二酸化ケイ素(比表面
vi200Tn2/g)0.2重量部を添加し、徐々に
減圧状態としながら、エチレングリコールを留出除去せ
しめ、ポリマ中に二酸化ケイ素を分散混合し、最終的に
極限粘度0゜608のポリマを得た。ポリマ中の粒度は
AとCランクの二重分布となり、分散性も3級で好まし
いものではなかった。
実施例7 実施例1においてエステル交換反応終了後、その生成物
に酢酸リチウム0.06重重量、亜すン酸0.03M伍
部および予め粒子に対して30徂量%のヘキサメチルジ
シラザンを用いCl0Wff1%a度のエチレングリコ
ールスラリーとしてよく微分散された二酸化ケイ素(比
表面積250m2/(1)0.05重量部添加して反応
する以外は実施例2と同様にして極限粘度0゜628の
ポリマを得た。ポリマ中の粒度はパランク、粒子分散性
は1級であり、極めて好ましいものであった。
実施例8 実施例1においてエステル交換反応終了後、その生成物
に酢酸リチウム0.45111部、亜リン酸0.20重
量部および予め粒子に対して10重置火のエチレンオキ
サイド−プロピレンオキサイド共重合メチルポリシロキ
サンを用いて10重a%濃度のエチレングリコールスラ
リーとしてよく微分散された二酸化ケイ素(比表面積2
00m2/(J )0.4重量部を添加シ、常法により
重合して、極限粘度0.625のポリマを1!?だ。ポ
リマ中の粒度の分散性は1級で、かつ粒度ランクはAで
あり、極めて良好なものであった。
実施例9 実施例1で11だポリエステル組成物を常法により、2
90 ’Cでシート化し、2軸延伸機により、縦延伸1
8率3.3倍、横延伸倍率3.4倍で延伸したII、2
15℃で熱処理して厚さ12ミクロンのフィルムを10
だ。製模時における作業安定性は良好で膜破れ等のトラ
ブルはなかっ”た。冑られたフィルムのFj環環数数0
.67、フィルム表面の平均粗さ0.028ミクロン、
フィルム表面最大粗さ0.29であり、良好であった。
比較実施例5 比較実施例1で得たポリエステル組成物を用いる以外は
実施例8と同様にして厚さ12ミクロンのフィルムを得
た。16られたフィルム表面の平均粗さは0.039ミ
クロン、フィルム表面の最大粗さは0.41ミクロンで
あり、フィルム表面性において好ましいものではなかっ
た。
実施例10 テレフタル酸ジメチル100ffifi部とエチシング
リコ−シフ0重嶋部とから酢酸マンガン0.035if
figliを触媒として常法によりエステル交換反応を
行ない、その生成物に三酸化アンチモン0.031ff
i部、リン酸トリメチル0゜025重は部を添加し、常
法により重合して極限粘度0.620のポリマを(りだ
。該ポリ775重量部と実施例1で得たボリア25重聞
部の混合割合で混合した後、実施例4と同様な方法で厚
さ12ミクロンのフィルムを得た。フィルムのI!jm
係数0.85、フィルム表面の平均粗ざo、oisミク
ロン、フィルム表面最大粗さ0.19ミクロンであり、
良好であった。
実施例11 攪拌装置、分縮器、原料仕込み口を設けたエステル化反
応容器にエステル化反応生成物を仕込み250℃で窒素
ガス存在下、加熱溶解した。
該反応容器にプレフタル酸に対するエチレンクリコール
のモル比を1.20に調整したテレフタル酸のエチレン
グリコールを連続的に供給して水を留出せしめエステル
化反応を実施した。
該エステル化生成1?1105重聞部(エチレンテレフ
タレートユニット100車は部に相当)を重縮合反応装
置に仕込み、250℃に相持し、酢酸カルシウム0.0
51ffi部、酢酸リチウム0.10ff!吊謬、リン
酸トリメチル0.15重組部、三酸化アンチモン0.0
3重世部、予め粒子に対して20fflffi%のヘキ
サメヂルジシラザンを用いて10重量%m度のエチレン
グリコールスラリーとしてよく微分散された二酸化ケイ
素(比表面積200tn’/Q )0.10重]部を添
加し、系内を徐々に減圧にして重縮合反応を行なった。
最終的に0.711HQ 、290℃で約4時間反応を
行なった。得られたポリマの極限粘度番よ0.632、
ポリマ中の粒度はAランク、粒子分散性は1級であり、
良好であった。
手  続  補   正   書 1ゎ 」9.1−178

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テレフタル酸もしくはそのエステル形成性誘導体とグリ
    コールとのエステル交換もしくはエステル化反応を行な
    い、引つづき重縮合反応を行なってポリエステルを製造
    するに際し、重縮合反応開始前の任意の時点で、系に不
    溶な比表面積が5m^2/g以上の粒子状物質を該粒子
    状物質に対し0.1〜100重量%のシリコーン化合物
    を用いて分散処理して添加し、さらに重縮合反応時にア
    ルカリ金属またはアルカリ土類金属の一種以上を構成成
    分の一部とする粒子を析出させることを特徴とするポリ
    エステルの製造方法。
JP18969684A 1984-09-12 1984-09-12 ポリエステルの製造方法 Pending JPS6169829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341149A (ja) * 1989-07-10 1991-02-21 Mitsubishi Rayon Co Ltd 絹雲母含有ポリエステル組成物及びその製造法
CN102628194A (zh) * 2012-03-23 2012-08-08 台州东海塑料品制造有限公司 一种高色牢度涤纶空变纱面料

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