JPS6166722A - 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体 - Google Patents

熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体

Info

Publication number
JPS6166722A
JPS6166722A JP59188911A JP18891184A JPS6166722A JP S6166722 A JPS6166722 A JP S6166722A JP 59188911 A JP59188911 A JP 59188911A JP 18891184 A JP18891184 A JP 18891184A JP S6166722 A JPS6166722 A JP S6166722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization initiator
compound
residue
formula
polycaprolactone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59188911A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216213B2 (ja
Inventor
Michio Kawakami
川上 道夫
Kichima Araki
荒木 吉馬
Kenkichi Murakami
村上 謙吉
Hidetoshi Oikawa
英俊 及川
Michio Nakanishi
中西 道夫
Makoto Hosoya
誠 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP59188911A priority Critical patent/JPS6166722A/ja
Priority to US06/740,259 priority patent/US4659786A/en
Priority to DE8585304001T priority patent/DE3586734T2/de
Priority to EP85304001A priority patent/EP0174713B1/en
Publication of JPS6166722A publication Critical patent/JPS6166722A/ja
Publication of JPS6216213B2 publication Critical patent/JPS6216213B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/445Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/90Compositions for taking dental impressions

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分骨) 本発明は歯科用印象材、一般用型取り材料、各種シーリ
ング材等に用ψられる低モジユラス熱可塑性エラストマ
ーに関するものである。
(従来の技術) 従来、歯科用印象材、一般用型取り材料およびシーリン
グ材としては、シリコーン系、ポリサルファイド系およ
びホ′リエーテル系の室温加硫型合成ゴムが用いられて
いる。しかしこれら合成ゴムはいずれも製造単価が比較
的高い上複雑な反応を経るために操作と品質管理上で問
題がある。また不可逆な反応を利用したものであるから
、一度使用すれば再利用することはできず、廃棄せざる
を得ない。すなわち、利用コスト、資源の有効利用の面
で問題がある。
この問題を解決する材料として、いわゆる熱可・塑性エ
ラストマーが着目されていた。熱可塑性エラストマーは
、常温ではゴム弾性を示し、高温で容易に可塑化され賦
形可能となる高分子材料の総称であり、分子構造的には
、ハードセグメントとソフトセグメントが結合した共重
合体である。既にポリスチレン−ポリブタジェン共重合
体をはじめとし、種々のハードセグメントおよびソフト
セグメントの組合せによる熱可塑性エラストマーが公知
化合物として存在しているが、いずれも比較的高いモジ
ュラスあるいは高い軟化温度を有しているので、歯科用
印象材をはじめ一般用型取り材料、シーリング材などと
して用いることができない0 (発明が解決しようとする問題点) 歯科用印象材、一般用型取り材料およびシーリング材等
の用途に適する熱可塑性エラストマーは、常温における
ゴム弾性が良好であることの他、少なくとも50°C前
後の軟化温度をもち、約2 MPa以下のヤング率をも
つものでなければならない。
従って本発明の目的は、上記用途に用いられるように繰
返し使用することが可能であり、かつ優れたゴム弾性を
有する新規な材料を開発するため、その素材なる高分子
共重合体として次の諸条件、すなわち (イ)ハードセグメントおよびソフトセグメントよりな
るテレブロックまたはマルチブロック共重合体であり、 (o)  ハードセグメントは結晶性を有し、50°C
前後でシャープに軟化し、 (/J ソフトセグメントは凝集エネルギーが小さく、
かつ融解エントロピーが大きい等ゴムポリマとして優れ
た特性を有し、 に) ブロック共重合体のヤング率は約2 MPa以下
であり溶融時の粘度が10” Pa−8以下であるを満
足する新規な化合物を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明において前記条件を満足する化合物は次の一般式 (式中のRoはε−カプロラクトンの重合開始剤の残基
であり、該重合開始剤は活性水素を2個以上有する化合
物で末端OHが2個以上生成するものを示し、R2は!
 7カブロラクトンの重合開始剤の残基であり、該重合
開始剤は活性水素を1個有する化合物で末端OHが1個
生成するものを示し、nl。
R2,R3,n、およびmはそれぞれ構造単位の数であ
る)で表わされるポリエステル−ポリシロキサンブロッ
ク共重合体である。
すなわち本発明のポリエステル−ポリシロキサンブロッ
ク共重合体は、片末端に水酸基をもつポリカプロラクト
ン残基(A)、両末端に水酸基をも・つポリカプロラク
トン(B)とポリ(ジメチルシロキサン)α、ω−ジオ
ール残基(C)から構成され゛た次のような構造式 %式%)() (但し、これらの残基は各々エーテル結合で結合してい
る)で示される新規な熱可塑性エラストマーである。
前記一般式(りにおけるRoは前記の如くt−カプロラ
クトンの重合開始剤の残基であり、ここにいう重合開始
剤として具体的にはアルコール類がある。かかるアルコ
ール類としては、多価アルコールであり、好ましくは2
価のアルコールが用いられるが、3価〜6価のアルコー
ルも使用できる。
具体的には脂肪族、芳香族および脂環族多価アルコール
がある。
脂肪族多価アルコールとしては、例えばエチレングリコ
ール、1.2−プロピレングリコール、1.3−プロピ
レングリコール、l、3−ブタンジオール、1,4−ブ
タンジオール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメ
チレングリコール、ヘキサメ・チレングリコールなどの
アルキレングリコール、芳香族多価アルコールとしては
、イソフタリルアルコール、テレフタリルアルコール、
β′、β−ビスヒドロキシエチルテレフタレート、β′
、β−ビスヒドロキシエチルイン7タレートなどの芳香
族核を含んだジオール、指環族多価アルコールとしては
、シクロヘキサン1,4−ジオール、シクロヘキサン1
.4−ジメタツールなどの脂環式化合物、さらにはポリ
エーテルジオール、ポリエステルジオール、ポリアセタ
ールジオール、ポリエステルアミドジオール、ポリエス
テルエーテルジオール、ホ″り炭化水素ジオールなどの
オリゴマーを含む重合体、具体的にはジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコールの如きポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、ポリエチレンアジペートジオール、ポリ
プロピレンアジペートジオール、ポリブチレンアジペー
トジオール、ポリエチレンセバケートジオール、ポリエ
チレンプロピレンジオール、ポリエチレン−ブチレンジ
オール、ポリエチレンジオ−・ル、ホ゛リブロビレンジ
オ〜ルなどがある。また3価ノアルコールとしてはトリ
メチロールプロパン、グリセリン、4価のアルコールと
してはベンタエリストールジグリセリン、6価のアルコ
ールとしてはジペンタエリスリトール、ソルビトールが
ある。
その他アミン類などもある。
一般式(1)におけるR2は前記の如くε−カプロラク
トンの重合開始剤の残基であり、ここでいう重合開始剤
とは、活性水素を1個有するもので末端OKが1個生成
するものであればいがなるもj・・のでも良いが、具体
的にはモノアルコールがある。
モノアルコールとしては、脂肪族、芳香族、および脂環
族アルフールがある。脂肪族アルコールトシてハ、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール
、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソブ
チルアルコール、オクチルアルコールナトのアルキルア
ルコールおよびメトキシブタノールなどのアルキルアル
コール以外のモノアルコールがある。芳香族アルコール
としてはベンジルアルコールなどが例示できる。脂、環
装アルコールとしては、シフ四へキシニルメタノールな
どがある。
その他アミン類なども、ある。
また前記一般式中の構造単位数であるn、 、 R2゜
na e naお上びmは、夫々n1が20〜200、
nz + R3が20〜400、R4が60〜800、
mがθ〜20であるのが好ましい。
本発明の化合物は、文献に開示されていない新規な化合
物であり、以下の化学反応によって製造することができ
る。
たとえば、一般式 (式中のR2およびnlは前記と同じものを示す)で表
わされるポリカプロラクトン単独もしくはこれと同じく
次の一般式 ・(式中のR,、n、およびn、は前記のものと同じも
のを示す)で表わされるポリカプロラクトンとの1対1
0から2対1までのモル比の混合物に化学量論的に過剰
のα、ω−ビス(ジメチルアミノ゛)オクタメチルテト
ラシロキサンを反応させることによって生成する式(I
[)の化合物の誘導体、すなわち次の一般式 で表わされる化合物(■)単独または、これと同じく式
(1)の化合物の誘導体すなわち、次の一般式で表わさ
れる化合物(V)との混合物に、次の一般CH3 ■ CH8 (式中のH4は構造単位の数であり、n、−8に相当す
る)で表わされるポリ(ジメチルシロキサン)α、ω−
ジオールをほぼ等モル量反応させることによって製造す
ることができる。
前記式(It)および(1)の化合物とα、ω−ビス(
ジメチルアミノ)オクタメチルテトラシロキサンとの反
応は、一般に脱湿系において、溶媒の存在下で常温ある
いは加熱すると都合よく進行する。
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類とM、N−ジメチルホルムアミドなどが
用いられる。また反応系内の湿気を少なくすれば、縮重
合反応等の副反応を抑制することができる。
反応温度は、原料の種類、溶媒の種類、その他の条件に
より必ずしも一定しないが、通常は常温から50°Cの
間を選択する。
このようにして得られる反応混合物に式(M)の・化合
物を反応させるに先立って、反応系内に存在している未
反応のα、ω−ビス(ジメチルアミノ)オクタメチルテ
トラシロキサンを系外に除去するために、溶媒とともに
減圧蒸留する。
未反応のα、ω−ビス(ジメチルアミノ)オクタメチル
テトラシロキサンを除去した上記の反応生成物(IV)
または(■)と式(V)の混合物と式(■)の化合物と
の反応は、前段の反応と同様、一般に脱湿系において溶
媒の存在下で加熱すると都合よく進行する。溶媒につい
ても前段の反応と同様、芳香族炭化水素類、N、N−ジ
メチルアミド等を用いる。また反応温度は通常40〜6
0°Cを選択する。
このようにして得られる反応混合物溶液から、溶媒をゆ
っくりと蒸発させれば、ゴム状の目的化合物が得られる
。その場合、未反応のポリカプロラクトンおよびポリシ
ロキサンは、マクロに相分離するので、これらを除去す
る。さらにこのゴム状の化合物を再び溶媒に溶かし、分
別沈澱法により単品を得る。
このようにして単離される目的物質は、加熱す・れば塑
性を示し、再び常温に戻せばゴム弾性体とマクロな相分
離を示さず、またその赤外吸収スペクトルが第1図(C
)のようにN 1700cm−1および1lQQc++
+−’付近において、それぞれエステル結合およびシロ
キサン結合に由来する特性吸収を示すので、これによっ
て単一な共重合体と同定することができる。
(作 用) 本発明の化合物は、ポリカプロラクトン鎖をハードセグ
メントとし、ポリシロキサン鎖をソフトセグメントとす
るブロック共重合体であり、常温においては結晶性のハ
ードセグメントがソフトセグメントの物理的架橋点とし
て働くため、従来の1加硫シリコーンゴムとほぼ同様な
力学的特性を示す。
一方少し加熱する(so〜60’()と、ハードセグメ
ントの結晶がシャープに融解するため、液状の未加硫ゴ
ムと同様に賦形可能な状態になる。
・すなわち温度によって可逆的にゴム軟便と流動状態を
得ることができる。
(実施例) 本発明を次の実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例1 ε−カプロラクトンモノマーにn−ブタノールを重合開
始剤として加え、15.0−200°Cで数時間開環重
合させることによって得られた片末端に水酸基をもつポ
リカプロラクトン(公刊15000、n、−44) 0
.49と、ε−カプロラクトンモノマーにエチレングリ
コールをffi 合[J 始剤として加え、同様に開環
重合させることによって得られた両末端に水酸基をもつ
ポリカプロラクトン(分子量: 4000、n2+n、
=35 ) 0.649をベンゼン50−に溶かし、乾
燥した窒素ガスを流しながら、大過剰のα、ω−ビス(
ジメチルアミノ)オクタメチルテトラシロキサン中に3
時間かけて滴下し、よくかきまぜた。その後50〜55
°Cに加熱し、さらに3時間攪拌を続けた。
反応混合物から未反応のα、ω−ビス(ジメチルアミノ
)オクタメチルテトラシロキサンを減圧(0,2111
1(、以下)で5〜6時間かけて留失した。
固形状の残留物にベンゼン50m9を加えて溶解した後
、これにポリ(ジメチルシロキサン)α、ω−ジオール
(分子a ’ 40 Q 00 N nt−1=540
 )Sりを加えて45°C以下で5時間、その後60°
Cで2時間かきまぜた。
得られた反応混合物からベンゼンを48時間かけてゆっ
くり蒸発させ、さらに減圧下で24時間・ベンゼンを除
去すると、m−3に相当するゴム状のマルチブロック重
合体が得られた。この際未反応のポリカプロラクトンお
よびポリ(ジメチルシロキサン)が僅かに相分離するの
で、固形状のポリカプロラクトン相および粘稠な液状の
ポリ(ジメチルシロキサン)相を除去した。次いでゴム
相を再びベンゼンに溶解した後、分別沈澱によって、目
的のゴム相を単離精製した。
ブロック共重合体のソフトセグメントであるポリシロキ
サンの赤外吸収スペクトルを第1図(a)に1、同じく
ハードセグメントであるポリカプロラクトンの赤外吸収
スペクトルを第1図(b)に、そして得られたゴム相の
赤外吸収スペクトルを第1図(C)に示す。
このゴム相の動的弾性率は、常温では、20〜70 H
zの範囲の振動数で0.3〜0.5 MPaであり、第
2図に示す示差熱分析の結果にみられるとおり、55°
C付近でハードセグメントの融解にもとづいて溶融した
。尚第2図はポリ(ジメチルシロキサン)(fmt3x
)、Hリカプローyクト> (油M2 )および実施例
1の化合物(面線3)の示差熱分析による温度特性を示
す。また溶融体の流動性は温度によって異るが80°C
では10’ Pa程度の降伏値をもつ流動体であり、2
5ec−”以上のずり速度における見掛けの粘度は6 
X 102Pa−3以下であ・つた。
実施例2 実施例1に記載した一方の末端が重合開始剤n−ブタノ
ールの残基であり、他方の末端が水酸基であるポリカプ
ロラクトン(分子ffl+5ooo1、n、−44) 
2.59とポリ(ジメチルシロキサン)α、ω−ジオー
ル(分子量: 40000、n;−540)8gを用い
て、実施例1と同様に両者の共重合体を合成し、得られ
たゴム相を単離精製した。
すなわち、本例ではブロック共重合体のハードセグメン
トとして単官能性ポリカプロラクトンのみを使用するこ
とによって、テレブロック共重合体(m−o)を合成し
た。
得られたゴム相の動的弾性率は、常温において、20〜
7QH2の範囲の振動数で、実施例1のマルチブロック
重合体とほぼ同様0.2〜0.5 MPaであった。溶
融温度も実施例1の共重合体と同様、約55°Cである
が、溶融状態の見掛けの粘度は、80”Cにおいて、す
り速度25ec−1以上では102Pa−3以下であっ
た。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の低モジユラス熱可塑
性エラストマーは、式(1)で示すポリカプロラクトン
鎖をハードセグメントとし、ポリシロキサン鎖をソフト
セグメントとするブロック共、重合体であり、従来の加
硫型シリコーンが、一度加硫すれば再び賦形可能な状態
に戻すことができないので素材として反復使用できな−
のに対し、上記本発明の化合物は反復使用が可能である
から、特に歯科用印象材および一般用型取り材料として
経費節減に有効であり、更に各種シーリング材およびゴ
ム製玩具素材等として広範囲の用途に連層することがで
きる。また取扱い上においても、加硫型ゴムと異なり反
応成分の混合等、化学反応の条件を考慮する必要がなψ
ので簡便であり、さらには本発明の化合物はハードセグ
メントおよびソフトセグメントの鎖長および両者の組合
せを広範囲に変えることができるので、その利用目的に
応じて、必要な力学的性質、物理化学的性質を有する化
合物を提供することが可能であるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は実施例1のブロック共重合体のソフトセ
グメントであるポリシロキサンの赤外吸収スペクトル線
図、 第1図(b)は実施例■のブロンク共重合体のハードセ
グメントであるポリカプロラクトンの赤外吸収スペクト
ル線図、 第1図(C)は実施列1で得られた化合物の赤外吸収ス
ペクトル線図、 第2図は実施例1で得られた化合物、ポリ(ジメチルシ
ロキサン)およびポリカプロラクトンの示差熱分析結果
を示す1図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼−−−−−( I ) (式中のR_1はε−カプロラクトンの重合開始剤の残
    基であり、該重合開始剤は活性水素を2個以上有する化
    合物で末端OHが2個以上生成するものを示し、R_2
    はε−カプロラクトンの重合開始剤の残基であり、該重
    合開始剤は活性水素を1個有する化合物で末端OHが1
    個生成するものを示し、n_1、n_2、n_3、n_
    4およびmはそれぞれ構造単位の数である)で表わされ
    るポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体。
JP59188911A 1984-09-11 1984-09-11 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体 Granted JPS6166722A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59188911A JPS6166722A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体
US06/740,259 US4659786A (en) 1984-09-11 1985-06-03 Low modulus thermoplastic elastomeric polyester-polysiloxane block copolymers
DE8585304001T DE3586734T2 (de) 1984-09-11 1985-06-05 Thermoplastische elastomere mit niedrigem modul.
EP85304001A EP0174713B1 (en) 1984-09-11 1985-06-05 Low modulus thermoplastic elastomers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59188911A JPS6166722A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166722A true JPS6166722A (ja) 1986-04-05
JPS6216213B2 JPS6216213B2 (ja) 1987-04-11

Family

ID=16232045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59188911A Granted JPS6166722A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4659786A (ja)
EP (1) EP0174713B1 (ja)
JP (1) JPS6166722A (ja)
DE (1) DE3586734T2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5137448A (en) * 1984-07-31 1992-08-11 Dentsply Research & Development Corp. Dental impression method with photocuring of impression material in light transmissive tray
CA1271588A (en) * 1984-07-31 1990-07-10 Emery W. Dougherty Dental image formation and organosiloxane
JPS63125528A (ja) * 1986-11-17 1988-05-28 Polyplastics Co ケイ素含有コポリエステル及びその製造法
US4985511A (en) * 1988-08-26 1991-01-15 University Of Florida Siloxane-polypivalolactone thermoplastic elastomers
JPH02228323A (ja) * 1989-03-02 1990-09-11 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd シロキサン変性ポリエステル系樹脂及びその製造方法
FR2650287B1 (ja) * 1989-07-28 1991-10-11 Rhone Poulenc Chimie
US5066231A (en) * 1990-02-23 1991-11-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Dental impression process using polycaprolactone molding composition
DK0443269T3 (da) * 1990-02-23 1993-12-27 Minnesota Mining & Mfg Semi-termoplastisk støbemateriale med varmestabil hukommelse af individuelt tilpasset form
US5709548A (en) * 1990-02-23 1998-01-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Dental crown liner composition and methods of preparing provisional applications
JPH10501997A (ja) * 1994-06-22 1998-02-24 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 歯冠ライナー組成物及び仮修復を作る方法
US6126528A (en) * 1995-09-18 2000-10-03 3M Innovative Properties Company Preformed ophthalmic lens base block with textured surface
US5885700A (en) * 1995-09-18 1999-03-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Thermoplastic lens blocking material
US5919563A (en) * 1995-09-18 1999-07-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Conformable tape for bonding a thermoplastic lens blocking material
US5763075A (en) * 1996-09-13 1998-06-09 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polycaprolactone lens blocking material
US6774183B1 (en) 2000-04-27 2004-08-10 Bostik, Inc. Copolyesters having improved retained adhesion
KR101131163B1 (ko) * 2008-12-29 2012-03-28 제일모직주식회사 신뢰성이 향상된 이방 전도성 필름용 조성물 및 이를 이용한 이방 전도성 필름
CN107163237A (zh) * 2017-05-27 2017-09-15 大连大学 氯化氢/乙醚溶液催化制备pcl‑pdms‑pcl稳定剂的方法
WO2019222599A1 (en) * 2018-05-18 2019-11-21 Dentsply Sirona Inc. Macromonomer based light-curable dental impression material

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL130784C (ja) * 1963-08-07
BR6908301D0 (pt) * 1968-05-03 1973-02-15 Union Carbide Corp Composicoes de lactona-silicone
CA964781A (en) * 1970-08-27 1975-03-18 John S. Fry Silicone-polylactone-organic resin coating compositions
DE2730744A1 (de) * 1977-07-07 1979-05-03 Bayer Ag Mit polyurethan modifizierte organopolysiloxan-massen
JPS59207922A (ja) * 1983-05-11 1984-11-26 Chisso Corp ラクトン―シロキサン共重合体組成物
US4539379A (en) * 1984-05-25 1985-09-03 General Electric Company Method for making silicone-polyester copolymers

Also Published As

Publication number Publication date
EP0174713B1 (en) 1992-10-07
DE3586734D1 (de) 1992-11-12
DE3586734T2 (de) 1993-02-18
EP0174713A3 (en) 1987-04-01
JPS6216213B2 (ja) 1987-04-11
US4659786A (en) 1987-04-21
EP0174713A2 (en) 1986-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6166722A (ja) 熱可塑性ポリエステル−ポリシロキサンブロック共重合体
JP3999739B2 (ja) オルガノポリシロキサン/ポリ尿素/ポリウレタン−ブロックコポリマーを含む組成物
JP4116596B2 (ja) 架橋性シロキサン尿素コポリマー、その製造方法、その使用、該コポリマーを含有する架橋性組成物、その加硫物、該加硫物の製造方法およびその使用
US4826946A (en) New polysiloxane block copolymers
RU1831488C (ru) Способ получени фторированных полиуретанов
JP2006521420A (ja) オルガノポリシロキサン/ポリ尿素/ポリウレタン−ブロックコポリマー
JP3034130B2 (ja) 熱可塑性ポリウレタンの製造方法
JPS5840977B2 (ja) 熱可塑性ポリエステル共重合体エラストマ−の製造法
JPH0372567A (ja) 速硬オキシモエトキシ官能シロキサンシーラント
KR960034355A (ko) 수분 경화성 열용융형 실리콘 감압 접착제
US8334356B1 (en) Low temperature segmented copolymer compositions and methods
AU602048B2 (en) One-part curing composition
JP2006521430A (ja) オルガノポリシロキサン−コポリマーの製造方法及びその使用
JPH02107623A (ja) 重合体組成物
JPS5964618A (ja) ポリオキシアルキレン−ポリジアルキルシロキサン共重合体と共にジアンヒドロ−ヘキシト−ル系列のジオ−ルを使用してポリウレタンエラストマ−を製造する方法
JPH02272021A (ja) コーティング組成物用添加剤
JPH0425529A (ja) オルガノポリシロキサンの製造方法
US3340228A (en) Fiber-forming organopolysiloxanes
US3689455A (en) Preparation of siloxy-carboranyl polymers
US5556933A (en) Polyacylurethane and process for producing the same
JPH03243660A (ja) 粘着剤剥離組成物
JP3034129B2 (ja) 熱可塑性ポリウレタンの製造方法
JPH05117381A (ja) ポリエステル共重合体の製造方法
JP2551663B2 (ja) 脂肪族ポリエステルの製造方法
JPH0562891B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term