JPS6164329A - 酸化硬化型水性エマルジヨンの製造方法 - Google Patents

酸化硬化型水性エマルジヨンの製造方法

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JPS6164329A
JPS6164329A JP18629184A JP18629184A JPS6164329A JP S6164329 A JPS6164329 A JP S6164329A JP 18629184 A JP18629184 A JP 18629184A JP 18629184 A JP18629184 A JP 18629184A JP S6164329 A JPS6164329 A JP S6164329A
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fatty acid
emulsion
oil fatty
acid
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JP18629184A
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Tadayuki Hosogane
細金 忠幸
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸化硬化型水性エマルノヨ/の製造方法に関
し、さらに詳しくは主鎖が炭素−炭素結合よりなり、側
鎖に不飽和、指切酸基と有機リン酸エステル基を有する
共重合体よりなるエマルゾョンであり、酸化重合により
耐候性、耐食1生、密着性、耐溶剤性に濠れた塗膜を与
えることのできる酸化硬化型水性エマルゾョンの表造方
1去に関するものである。
従来、高分子量でしかも酸化硬化型の樹脂を乳化重合の
乳化剤として使用し、酸rヒ硬化型のビニル系重合体エ
マルジョンを製造する方法が陣々行わ九ている。例えば
マレイン化ポリブタノエン、マレイン化油、マレイン化
アルキ、ド樹脂、水溶性アルキ、ド樹脂などを乳化剤と
した酸化硬化型水性エマルゾョンが知られている。しか
しながら、これらの乳化剤を使用して得られる酸化硬化
型水性エマルジョンは、耐候性、安定性、着色性などそ
れぞれに欠点を有し、上塗り用として実用化には至って
いない。
最近、以上のような欠点を克服するものとして、アクリ
ル重合体の側鎖に乾性油脂肪酸および/または半乾性油
脂肪酸の残基を有する構造をもつ脂肪酸変性アクリル重
合体の水溶化物を乳化剤としてビニル単量体を乳化重合
させ、酸化硬化型ビニル重合体エマルノヨンを製造する
方法が提案されている(特開昭52−108471号)
。しかし、この方法によって得られる酸化硬化型ビニル
重合体エマルノヨンは、前述のような安定性、着色性な
どの問題は解決し得ても、乳化剤とエマルジョンの核を
形成する高分子との間に化学的な結合かないため、物性
は量的に多い核を形成する高分子に依存し、耐溶剤性、
耐薬品性、防食性に劣り、また乳化剤はその性質上、限
られた構造に限定され樹脂設計が狭くなり、しかも樹脂
の酸価が高いため耐水性の劣ったものしか得られないと
いう難点を有する。
最近、上記の欠点を改良するものとしてアクリル重合体
の側鎖に乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸の
残基を有する構造をもつ脂肪酸変性アクリル重合体のエ
マルジーl/を得ることが提案されている(特開昭59
−8712号、特開昭59−8773号、特開昭59−
11376号)。
しかしながら、このエマルジョンは、側鎖に乾性油脂肪
酸および/または半乾性油脂肪酸の残基を有する構造を
もつため、塗装後に酸化重合により、エマルジョンの核
を形成する高分子が三次元化され、耐水性、耐薬品性、
耐溶剤性、硬度は前記エマルジョンより改良されるが、
その効果は満足でさるものではない。
例えばこれらのエマルジョンを防食塗料に使用した場合
、その防食性がエマルジョンの核を形成する高分子によ
ってもたらされるというよりもストロンチウムクロメー
トなどの人体に有害な防食顔料の使用に依存するところ
が大である。また、その他の性能(耐温水性、耐溶剤性
、硬度)も金属との密着性に間頂かあり、必ずしも満足
できるレベルに達していない。
まだ、近年市場において、塗装の省力化、塗膜の高性能
化が要請され、そのため例えば下塗りが上塗りなしでも
充分な耐候性、耐食性を有することが、あるいは上塗り
を塗装する場合でもなお下塗りがすぐれた耐候性、耐食
性を有することが要求されてきている。
そこで、本発明者らは、ストロンチウムクロメートなど
の人体に有害な防錆顔料を使用することなく、上記要求
を満たす酸化硬化型エマルジョンを得るべく鋭意研究を
重ねた結果、主鎖がエステル結合を含まない炭素−炭素
結合からなり、且つ側鎖に不飽和脂肪酸基と有機リン酸
エステル基を導入してなる脂肪酸変性アクリル系樹脂よ
りなる酸化硬化型水性エマルジョンが塗膜の防食性・耐
候性を飛躍的に向上させることを見出し、本発明を完成
するに至ったものである。
即ち、本発明は、 (4)乾性油脂肪酸および/まだは半乾性油脂肪酸トα
・β−エチレン性不飽和カルメ/酸のグリシジルエステ
ルとを反応させて得られる脂肪酸変性単量体2〜60重
量%、 (B)  一般式 %式% (但し、式中R1はT(またはCH3、R2はH1低級
アルキル基またはハロケ8]化低級アルキル基、nは1
〜30の整数、mは2〜10の整数である。) で表わされる有機リン酸エステル類0.1〜20重量%
、ふ・」二び (C)  上記(A)成分および(B)成分と共重合し
得る他のα・β−エチレン性不飽和単量体20〜98重
量% を水性媒体中で乳化重合させることを特徴とする酸化硬
化型水性エマルジョンの製造方法に関する。
本発明にかかる酸化硬化型水性エマルジョンの共重合体
を構成する第一成分は、乾性油脂肪酸および/または半
乾性油脂肪酸とα、β−エチレン注不飽和カルボン酸の
グリシジルエステルとを反応させて得られる脂肪酸変性
単量体である。この脂肪酸変性単量体は、例えば乾性油
脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸に対し、α、β−
エチレン性不飽和力ルゴン酸のグリシジルエステルを重
合禁止剤の存在下に80〜180℃で反応させることに
より容易に得られ、この場合不活性溶剤を使用してもか
まわない。
乾性油脂肪酸または半乾性油脂肪酸としては、例えばキ
リ油脂肪酸、脱水ヒマ7油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、サ
フラワー油脂肪酸、大豆油脂肪酸。
ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪酸、トール油脂肪酸。
ぬか油脂肪酸、トウモロコシ油脂′F′i酸、ヒマワリ
油脂肪酸などがあげられ、これら脂肪象はそれぞ九単独
でまたは2.1!h以上混合して使用することができる
また、α・β−エチレン性不飽和カルボン酸のグリシジ
ルエステルの代表例としては、グリンソルアクリレート
、グリシツルメタクリレートなどがあげられる。α・β
−エチレン1生不飽和カルボン酸のグリシジルエステル
は、乾性油脂肪酸、半乾性油脂肪酸またはこれらの混合
物1モルに対して0.7〜15モル、好ましくは0.8
〜12モルの割合で使用することが望ましい。
酸化硬化型水性エマルジョンの共重合体を構成する第二
成分は、一般式 %式%(1) (但し、式中R1はHまたはCR2,R2はH1低級ア
ルキル基またはハロゲン化低級アルキル基、nは1〜3
0の整数、mは2〜10の整数である。) で表わされる有機リン酸エステル類である。これら一般
式で表わされる有機リン酸エステル類の代表例としては
、 〒H・    11 0          0H OOH などがあけられる。
酸化硬化型水性エマルゾョンの共重合体を構成する第三
成分は、上記脂肪酸変性単量体および有機リン酸エステ
ル類と共重合可能な他のα・β−エチレン性不飽和単量
体である。かかるエチレン性不飽和単量体の代表例を示
せば次のとお9である。
(a)  アクリル酸またはメタクリル酸のエステル類
例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸インプロビル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、ツタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸インプロビル、ツタクリル酸ブチル
、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル等のア
クリル酸またはメタクリル酸のC1〜C8アルキルエス
テル;グリ/ノルアクリレート、グリ/ノルアクリレー
ト、アクリル酸メトキ7ブチル、メタクリル酸メトギン
ブチル、アクリル酸メトキンエチノ呟メタクリル酸メト
キノエチル、アクリル酸エトキシブチル、ツタクリル酸
エトキシブチル等のアクリル酸またはメタクリル酸のア
ルコキシアルキルエステル;アリルアクリレート、アリ
ルメタクリレート等のアクリル酸またはメタクリル酸の
アルケニルエステル;ヒドロキノエチル7り1)レート
、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキンプロピ
ルアクリレート、ヒドロキ7プロビ/lz メ、l ク
リレート等のアクリル酸まだはメタクリル酸のC2〜C
8ヒドロキ7アルキルエステル;ノエチルアミノエチル
アクリンート、ノエチルアミノエチルメタクリレート5
.メチルアミノエチルアクリレート、ノチルアミノエチ
ルメタクリレート等のアクリル酸またはメタクリル酸の
モノまだはソアルキルアミノアルキルエステル;アリル
オキンエチルアクリレート、アリルオキシメタクリレー
ト等のアクリル酸またはメタクリル酸のアルケニルオキ
ノアルキルエステル。
(b)  ビニル芳香族化合物類 flJ エIdスチレノ、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、P−クロルスチレン。
(c)  ポリオレフィン系化合物類 例えばゲタツエン、インプレン、クロロゾレ/。
(d)  アクリル酸またはメタクリル酸のアミド類例
えばアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N−ブトキ7メチルアクリルアミド。
(e)下節po酸類 列えはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸。
(f)  その他 アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ノチルインプ
ロ波ニルケトン。
これらの不飽和雫量体は、最終塗膜に望まれる性能に応
じて適宜選択さ中、それぞれ単独で用いてもよく、或い
は2(・Fまたはそれ取上組合せて使用することもでき
ろ。
本発明の酸fヒ硬rヒ型水1生エマルノヨンは、前記の
(A)脂肪酸麦汁単量体2〜60重世襲、好ましくは5
〜50重量φ、(B)有機リン酸エステル類01〜20
重話二チ、好ましくは03〜15重量%および(C)他
のエチレン性不飽和中量体20〜98重世襲、好ましく
は35へ一95重世襲を水性媒体中で乳化重合させるこ
とによって得られる。
脂肪酸変叶単)1に体成分の使用但]合が2重量係未i
t:4では、共重合体の架[喬が少なくて塗膜の性能向
上が認められず、一方、脂肪酸変性単量体成分の1重用
割合が60重i、、;1.,6を越える場合)は、得ら
れるエマルジョンから形成される塗膜は脆くなるので好
ましくない。まだ、有機リン酸エステル類成分の使用割
合が01重ji% %未満では、得られるエマルジョン
から形成さ7′L′AI塗膜の防食囲の向上が認められ
ない。一方、有機リン酸エステル類成分の使用割合が2
0重π条を越えると、得られるエマルションから形成さ
れる塗膜の光沢が低くなり、商品価値が低下するので好
ましくない。さらに、他のα・β−エチレン性不飽和単
量体成分の使用割合が20重量世襲満では、得られるエ
マルションから形成される塗膜が脆くなると同時に光沢
が低くなる。一方、他のα・β−エチレン性不下節Qi
量体成分の使用割合が98重重量上り多い場合には、共
重合体の架橋が少なくて塗膜の性能向上が認められない
ばかシか、塗膜の防食性の向上が認められないので好ま
しくない。
本発明の方法によって得られる酸化硬化型水性エマルゾ
ョンは、(Δ)脂肪酸変性単量体、(B)有機り/酸エ
ステル類および(C)他のエチレン性不飽和単量体より
なる共重合体が水性謀体中に分数されてなるものであり
、共重合体分子内に、酸化重合に関与する乾性油脂肪酸
および/または半乾性/′[llI脂肪酸部分が組みこ
まれているため、塗装後自然酸化により、あるいはよシ
好ましくは金属ドライヤーの存在下で促進される酸化で
共重合体自身が三次元的に架橋硬化され、また金属材料
、有機高分子材料およびセラミ、り材料のいずれにも強
力に  ゛接着し、金属の防食i生にも優れている有機
リン酸エステル類が含有されているため、耐食性、耐溶
剤性、耐水性、耐候性、金属への密着性に優れた強じん
な塗膜が形成される。
本発明の酸化硬化型水性エマルゾョンには、必要に応じ
て顔料、親水性溶剤、可塑剤、着色剤等を加えたり、変
性アミン樹脂、エポキ/樹脂、ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂等の水溶性もしくは水分散性樹脂をエマルショ
ンの特性を損なわない範囲内において配合することも可
能である。本発明の酸化硬化型水性エマルゾョンは、常
法により塗料化され、浸漬法、・・ケ塗シ、スゾレー塗
シ、ロール塗り等の方法により、各種素材に適用される
が、特に水性でありかつ耐食性に優れた塗膜を与えると
ころから、金属材料のプライマーとして有用である。
酸化硬化型水性エマルゾョンは、前述の(A)乾性油脂
肪酸および/または半乾性油脂肪酸とα・β−工f L
/ ン性不d 和hルボン酸のグリシゾルエステルとを
反応させて得られる脂肪酸変性単量体2〜60重量%、
(B)前記一般式で表わされる有機リン酸エステル類0
.1〜20重世襲および(C)共重合可能な他のα・β
−エチレン性不飽和単量体20〜98重量%とを、水性
喋体中、界面活性剤および/または高分子H3コロイド
の存在下に乳化重合させることによシ好都合に製造され
る。界面活性剤としては、通常乳化重合に使用される任
意の公知のものが用いられ、例えばアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、脂肪酸石けん、アルキル硫酸エステル、ア
ルキルリン酸エステル等の陰イオン性界面活性剤および
/またはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キ/エチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル等の非イオン性界面活性剤が好都合に用いられる。ま
た、高分子保護コロイドとしては、水溶性アクリル樹脂
、ポリアクリルアミドおよびアクリルアミド共重合体等
の水溶性の高分子保護コロイドを使用することができる
乳化重合は、従来公知の方法で行なうことができる。重
合品度は、20〜100℃の範囲内で行なわれるが、好
ましくは=l 0〜80℃の範囲内で行なうことが望ま
しい。重合触媒としては、水溶性の過酸化物、過[流酸
カリ、過硫酸アンモニウム、水溶性のアゾ化合物等のラ
ノカル遊離触謀が用いられる。また、メルカプタン、四
塩化炭素、四臭化炭素、イソプロ・Qノール等の分子量
調整剤を使用することもできる。
本発明の方法により製造された酸化硬化型水性エマルゾ
ョンは、脂肪酸変性単量体、有餞リン酸エステル類およ
び共重合可能な他のα・β−エチレン性不飽和単量体と
の共重合体よりなる固形分(粒子)を20〜60重量%
含有しており、固形分の平均粒子径は0.05〜1μで
あり、かつその数平均分子量が約20,000〜300
,000のものである。
本発明の酸化硬化型水性エマルゾョンは、塗装後、酸化
重合により共重合体自体の三次元化で耐水性、耐溶剤性
、耐薬品性および耐食性に優れ、硬度の大なる皮膜を与
え、特に耐食性の点で従来の溶剤型アルキド塗゛料に匹
敵する効果を示す点において極めて特徴のあるものであ
る。
以下、実施例および比較例によって本発明をさらに詳細
に説明する。なお、実施例および比較例中の「部」およ
び「チ」は、各々「重量部」および「重量%」を意味す
る。
また、実施例および比較例中の各物性値は、下記の方法
に従って測定した。
(1)  耐温水性 40℃の温水中に試料を2週間&eし、塗膜に元止する
異常を肉lJL!、観察した。
◎ 異常なし ○ 小さなフクレが僅かに存在する。
△ 小さなフクレが存在し、つやが少しひけている。
01)接着性ゴバン目試験 1間幅のゴバン目を100個りくシ、その上にセロファ
ン粘着テープを貼りつゆ、それを勢いよく剥離して試験
した。
(11D  鉛筆硬度 6B〜9H硬度記号の三菱二二鉛兼を用いて塗膜を引っ
かき、キズの生成する硬度の一段下の硬度記号で表示し
た。
q功 キシロールスボ、ト 乾燥塗膜上にキシレンを1凋落し、キシレン揮発後の塗
膜状態を肉眼観察した。
◎ 異常なし O殆んど異常なし Δ 少しチデミあり(チデミは硬化しているが、硬化不
良を示す) (X/)耐食性 1週間乾燥した塗膜を素地に達するようにカミソリでク
ロスカット部、ツルトスデレー試験機(5%塩水)で1
20時間試験した後、塗面状態(クロスカット部からの
錆の幅)を調べた。
実施例1 〔大豆油脂肪酸変性単量体の製造〕 大豆油脂肪酸143部、グリシツルメタクリレート71
部、ハイドロキノン0.05部およびN、N−ツメチル
ベンノルアミン1.2部を反応容器に入れ、攪拌しなが
ら110〜1t[0℃の温度で反応を行なった。エポキ
シ基とカル?キシル基の付加反応は、残存カル?キシル
基の量を測定しながら追跡した。反応が完了するまで約
3時間かかった。
〔酸化硬化型水性エマルゾョンの製造〕攪拌機、冷却器
、温度計、〆高下ロート、窒素導入管を備えたllの五
つロフラスコに、脱イオン水75部、ハイテノール08
 E(ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェー
トアンモニウム塩、陰イオン性界面活性剤、第一工業製
薬(株)社製〕の10%水溶液2.5部、ピロリン酸ソ
ーダ0.5部を仕込み、攪拌下で温度を80℃に昇温さ
せた。昇温後、過硫酸カリウム1部を脱イオン水50部
に溶解したもののうちの25部を仕込んだ。
次いで、上記で得られた大豆油脂肪酸変性単量体25部
、 H3O 1I+ OOH アンラドホスホオキ/エチルメタクリレート〔ホスマー
M1油脂製品(味)社製〕12部、スチレン39部、メ
チルメタクリレート90部、ブチルアクリレート76部
、メタクリル酸3部、ノ・イテノール08Eの10%水
溶液20部、エマル?” 7950 (d? IJオキ
シエチレンノニルフェノールエーテル、非イオノ性界面
活性剤、花王石7a(株)社製〕の25チ水溶液20部
、脱イオン水80部をホモミキサーで混合し、乳化させ
たモノマー乳化物の10%を五つロフラスコに仕込み、
10分後に残りのモノマー乳化物と残りの過硫酸カリウ
ム水溶液を3時間にわたって滴下した。反応は窒素雰囲
気下80℃で行なった。モノマー乳化物の滴下終了後、
反応温度を80℃に保ってさらに2時間反応を行なった
得られたエマルゾョンは、固形分を50.2%含有して
おり、その平均粒子径は0.2μであり、かつ数平均分
子量は220,000であった。
実施例2 実施例1で得られた大豆油脂肪酸変性単量体50部、ア
シッドホスホオキシエチルメタクリレート3部、スチレ
ン35部、メチルメタクリレート80部、ブチルアクリ
レート74部、メタクリル酸3部、ハイテノール081
Eの10%水溶液20部、エマルグン950の25チ水
溶液20部、脱イオン水80部からなるモノマー乳化物
を用いた以外は、実施例1の〔酸化硬化型水性エマルジ
ョンの製造〕と同様な方法で反応を行なった。
得られたエマルゾョンは、固形分を49.7%含有して
おシ、その平均粒子径はO,tSμであシ、かつ数平均
分子量は200,000であった。
実Mjr5リ 3 実施例1で得られた大豆油脂肪酸変性単量体100部、
アシッドホスホオキシエチルメタクリレート5部、スチ
レン30部、メチルメタクリレート50部、ブチルアク
リレート57部、メタクリル酸3部、ハイテノール08
gの10%水溶液20部、エマルグン950の25チ水
溶液20部、脱イオン水80部からなるモノマー乳化物
を用いた以外は、実施例1の〔酸化硬化型水性エマルゾ
ョンの製造〕と同様な方法で反応を行なった。
得られたエマルゾョンは、固形分を49.7 %含有し
ておシ、その平均粒子径は0.15μでアシ、かつ数平
均分子量は150,000であった。
実施例4 〔亜麻仁油脂肪酸変性単量体の製造〕 亜麻仁油脂肪酸I・13部、グリシジルメタクリレート
71部、ノ・イドロキノン0.05部およびN、N−ノ
メチルベ/ノルアミン1.2部を反応容器に仕込み、攪
拌しながら110〜140℃の温度で反応を行なった。
エポキシ基とカルボキシル基の付加反応は、残存カルボ
キシル基の量を測定しながら追跡した。反応が完了する
まで約3時間かかった。
〔酸化硬化型エマルジョンの製造〕
攪拌機、冷却器、温度計、滴下ロート、窒素導入管を備
えた11の五つロフラスコに、脱イオン水75部、ハイ
テノール08Eの10%水溶液2.5部、ピロリン酸ソ
ーダ0.5部を仕込み、攪拌下に温度を80℃に昇温し
た。昇温後、4.4’−ア/ビス−4−シアノバレリ、
クアシッド〔大板化学(株)社製31部を水酸化ナトリ
ウム0.24部を含む脱イオン水50部に溶解したもの
のうちの25部を仕込んだ。
次いで、上記で得られた亜麻仁油脂肪酸変性単量体50
部、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート5部、
スチレン35部、メチルメタクリレート77部、ブチル
アクリレート75部、メタクリル酸3部、ハイテノール
08Eの10係水溶液20部、二マルケ0ン95002
5%水溶液20部および脱イオン水80部をホモミキサ
ーで混合し、乳化させたモノマー乳化物の10%を五つ
ロフラスコに仕込み、10分後に残シのモノマー乳化物
と残シの4.4′−アゲビス−4−シアノパレリックア
シ、ド水溶液を3時間にわたって滴下した。
反応は窒素雰囲気下、80℃で行なった。モノマー乳化
物の滴下終了後、反応温度を80℃に保ってさらに2時
間反応を行なった。
得られたエマルゾョンは、固形分を50,3%含有して
おり、その平均粒子径は0,19μであシ、かつ数平均
分子量は200,000であった。
実施例5 〔脱水ヒマシ油脂肪酸変性単量体の製造〕脱水ヒマシ油
脂肪酸168部、グリシツルメタクリレート71部、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル0.05部およびN、
N−ツメチルベンノルアミン1,2部を反応容器に仕込
み、攪拌しながら110〜140℃の温度で反応を行な
った。エポキシ基とカルボキシル基の付加反応ハ、残存
カルボキシル基の量を測定しながら追跡した。反応が完
了するまで約3時間かかった。反応終了後、N−ジメチ
ルエタノ−ルアミツ8.9部を添加して過剰の脱水ヒマ
シ油脂肪酸を中和した。
〔酸化硬化型水性エマルゾョンの製造〕攪拌機、冷却器
、温度計、滴下ロート、窒素導入管を備えた11の五つ
ロフラスコに、脱イオン水75部、ハイテノール08E
の10係水溶液2.5部、ピクリン酸ソーダ0.5部を
仕込み、攪拌下に温度を80℃に昇温した。昇温後、過
硫酸カリウム1部を脱イオン水50部に溶解したものの
うちの25部を仕込んだ。
次いで、上記で得られた脱水ヒマ/油脂肪酸変性単i体
25部、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート5
部、スチレン40部、メチルメタクリレート90部、ブ
チルアクリレート82部、メタクリル酸3部、ノ・イテ
ノール08gの10係水溶i20部、エマルグン950
の25係水溶液20部および脱イオン水80部をホモミ
キサーで、混合し、乳化させたモノマー乳化物の10係
を五つロフラスコに仕込み、10分後に残りのモノマー
乳化物と残りの過硫酸カリウム水溶液とを3時間にわた
って滴下した。反応は窒素雰囲気下、80℃で行なった
。モノマー乳化物の滴下終了後、反応温度を80℃に保
ってさらに2時間反応を行なった。
得られたエマノ?ノヨンは、固形分を50.2%含有し
ており、その平均粒子径は0.21μであり、かつ数平
均分子量vi230,000であった。
比較例1 実施例1で得られた大豆油脂肪酸変性単量体25部、ス
チレン42部、メチルメタクリレート90部、ブチルア
クリレート85部、メタクリル酸3部、ハイテノール0
8Eの10%水溶M、20部、エマルケ゛ン950の2
5%水溶*20部、脱イオン水80部からなるモノマー
乳化物を用いた以外は、実施例1の〔酸化硬化型水性エ
マルゾョンの製造〕と同様な方法で反応を行なった。
得られたエマルゾョンは、固形分を50.1%含有して
おり、その平均粒子径は02μであり、かつ数平均分子
量は220,000であった。
上記各実施例および比較例のエマルノヨ/に、ドライヤ
ーとしてナフテン酸コバルト水溶液〔ディックネ−)3
111、大日本インキ化学(株)社製〕を固形分の1%
の割合で加え、第1表の処方で塗料化した。
第1表 水          26.7部 増粘剤を水に分散
してスラリー造膜助剤(5)     4.0部 ディ
スパーを用い、3000rpm、合   計    1
87.5部 固形分濃度     55 % 註)(1)  ヒドロキンエチルセルローズQP−44
00、ダイセル(沫)社製 (2)  ポリカルrIrン酸系、月?イズ5401花
王石鹸(株)社製 (3)  Nopco 8034、乳化剤系、サンノデ
コ(2)社製 (4)  クイベーク、R−9:う01石原産業(株)
社製 (5)  テキサノール(2,2,4−トリメチル−1
,3−ペンタンソオールモノイソブチルエーテル) ブライト仕上げした冷間圧延Jlnl板に、上記処方で
1!iられた塗料をj模)!7が約・I Ottになる
ように・・ケで塗装した後、20℃、湿度65係の゛雰
囲気下で701fil b’l置してI:1乞1:’i
sさせた。7日間乾燥後の塗膜の性11ヒ試験結果を第
2表に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸とα
    ・β−エチレン性不飽和カルボン酸のグリシジルエステ
    ルとを反応させて得られる脂肪酸変性単量体2〜60重
    量%、 (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) または ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (但し、式中R_1はHまたはCH_3、R_2はH、
    低級アルキル基またはハロゲン化低級アルキル基、nは
    1〜30の整数、mは2〜10の整数であで表わされる
    有機リン酸エステル類0.1〜20重量%、および (C)上記(A)成分および(B)成分と共重合し得る
    他のα・β−エチレン性不飽和単量体20〜98重量% を水性媒体中で乳化重合させることを特徴とする酸化硬
    化型水性エマルジョンの製造方法。
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