JPS59149913A - 酸化重合型水性エマルシヨンならびにその製造法 - Google Patents

酸化重合型水性エマルシヨンならびにその製造法

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JPS59149913A
JPS59149913A JP2516383A JP2516383A JPS59149913A JP S59149913 A JPS59149913 A JP S59149913A JP 2516383 A JP2516383 A JP 2516383A JP 2516383 A JP2516383 A JP 2516383A JP S59149913 A JPS59149913 A JP S59149913A
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JP
Japan
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oil fatty
fatty acids
group
acid
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JP2516383A
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Akio Kashiwara
柏原 章雄
Shuji Ikeda
修治 池田
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化重合型水性エマルションならびにその製造
方法に係り、さらに詳しくは乾性油脂肪酸および/また
は半乾性油部肪酸の残基が分子内に組みこまれた重合体
エマルションで酸化重合により耐食性、耐水性の特にす
ぐれた塗膜を与えることのできる水性エマルションなら
びにその製法に関するものである。
α、β−エヂレン性不飽和単量体を乳化重合して得られ
るアクリルエマルションは非溶剤型の塗料ベースとして
有用である。しかしながらこういったエマルシコンは塗
膜物性をエマルション樹脂の分子量のみに依存し、また
界面活性剤などを含むため耐水性、耐溶剤性、耐薬品性
、硬度等の点で問題があり、特に耐食性の点では溶剤型
、就中フルキトPA脂塗料には遠く及ばない。
アクリルエマルションを界面活性剤あるいは乳化剤の不
存在下に製造するための試みが種々行われており、例え
ば特公昭55−41684号においては I CHz’=CCO(CH2CHzO)n −R2で表さ
れる化合物を七ツマ−の一種として選択し、これとカル
ボキシル基を有するα、β−モノエチレン性不飽和単量
体および共重合可能な単量体を特定比率で乳化重合させ
る方法が示されている。
しかしながら該方法によるときは界面活性剤を使用しな
いことによる耐水性の向上は期待しえても耐溶剤性、耐
薬品性、防食性など満足しうる性能は米たえられていな
い。
高分子量でしかも酸化硬化型の樹脂を乳化重合の乳化剤
として使用し、酸化硬化型のビニル系重合体エマルショ
ンを得る試みも種々行われ、例えばマレイン化ポリブタ
ジェン、マレイン化油、マレイン化アルキド樹脂、水溶
性アルキド樹脂などを乳化剤としたエマルションが知ら
れている。しかしなバらこれらは耐候性、安定性、着色
等それぞれに欠点があり上塗り用としτ実用化にはいた
っていない。最近こういった欠点を克服するものとして
、アクリル重合体の側鎖に乾性油脂肪酸および・′また
は半乾す1油脂肪酸の残基を有する構造をもつ脂肪酸変
性アクリル重合体の水溶化物を乳化剤としてビニル単量
体を乳化重合させ酸化重合型ビニル重合体エマルション
を得ることが提案された(特開昭52−108471号
)。しかし該]マルションは前述のような安定性、着色
等の問題は解決し得ても、分散安定剤とエマルションの
核を形成づる高分子との化学的な結合がないため、物性
はもっばら量的に多い核を形成づる高分子に依存し、耐
溶剤性、耐薬品性、防食性におとり、また分散安定剤は
その性質上、限られた構造に限定され樹脂設計が狭くな
り、しかも樹脂の酸−価が高いため耐水性の劣ったもの
しか得られていない。
このように従来、アクリルエマルションの耐水性、その
他の物性が悪いのは界面活性剤あるいは乳化安定剤に関
係が深いと考えられ、改良はもっばら乳化安定剤に絞ら
れ、たまたま乳化剤に酸化重合型の樹脂あるいは高分子
化合物が用いられることがあっても、エマルション樹脂
自体の改質には思いが及ばなかったのである。
本発明の目的は耐水性、耐薬品性、耐溶剤性、硬度の改
善された、特に耐食性に優れたエマルションを提供する
にある。本発明の8らに別の目的は、酸化重合で樹脂ビ
ヒクルたるポリマーが三次元化され、それにより上記の
如き優れた諸特性の塗膜を与えうる水性エマルションを
提供するにある。さらにまた別の目的は上記水性エマル
ションの製造方法を提供するにある。
本発明者らは、アクリルエマルションの製造に当り、界
面活性剤あるいは乳化安定剤を使用することなく、ある
いは可及的に少量となし、得られるエマルションの樹脂
自体を三次元化することにより改質しアクリル樹脂の欠
点を克服する方法につき種々検討した結果、乳化剤機能
を有する特定上ツマ−を乳化剤の代りにあるいはその主
要部として使用し、重合せしむべき単量体の一部に乾性
油および、/または半乾性油脂肪酸残基を組みこむこと
により、重合体分子中にかかる乳化機能部分も脂肪酸部
分も一体に組みこまれた樹脂であって酸化重合により三
次元化で改質されうるちのを見出し、本発明を完成する
に至った。
づなわら本発明に従えば (Δ)乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸とα
、β、β−エチレン飽和酸グリシジルエステルの反応で
得られる脂肪酸変性単量体2〜60重量部、 (B)α、β−エチレン性不性用飽和基ルホン酸あるい
はスルホネート基を有する重合性単量体0゜5〜10重
石部、 J5よび (C)共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体9
7.5〜30重量部、 を構成単量体成分として含み、平均分子量約5゜000
〜5Q0,000の共重合体が水性媒体中に分散されて
なる酸化重合型水性エマルションならびにその製法が提
供せられる。
アクリルエマルションにおいては共重合体の平均分子量
が例えばioo、oo’o〜600.000の如くかな
り大であることが塗膜性能面上必要とされており、平均
分子量が小さいと乾燥性、耐水性などが劣ると考えられ
ている。しかしながら不発明にかかるアクリル共重合体
はその特異な構造組成から、塗装後し二酸化重合により
ポリマー自身三次元化され高分子化されるため、エマル
ション自体が高分子量である必要はなく、数平均分子量
で約5.000程度のものであって、も充分にその効果
があられれる。またあまり高分子量のものはかえって製
造か困難であるとの理由から、共重合体の数平均分子量
は約5.000〜500.000の範囲に設計せられる
。しかしながらエマルション樹脂の数平均分子量は乳化
剤等信の共存物質によっても左右されるので、上記は絶
対的なものではなくある程度の変動は許容されるものと
解さるべきである。本発明にかかる酸化重合型水性エマ
ルション(アクリルエマルション)の共重合体を構成す
る成分の1つは、乾性油脂肪酸および/または半乾性油
脂肪酸とα14、β−エチレン性不飽和酸のグリシジル
エステルとの反応で得られる脂肪酸度11単量体である
。かかる単量体は例えば乾性油脂肪酸および/または半
乾性油脂肪酸に対しα、β−−[チレン性不飽和酸のグ
リシジルニスデルを重合禁止剤の存在下に80(200
℃で反応させることにより容易に得られ、この場合不活
性溶剤を使用してもかまわない。
乾性油脂肪酸または半乾性油脂肪酸とし−では例えばキ
リ油脂肪酸、tliJ水ヒマシ油脂肪酸、アマニ油脂肪
酸、サフラワー油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸
、ウシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、ぬか油脂肪酸、トウ
モロコシ油脂Ilh酸、ヒマワリ油脂肪酸等通常の型の
任意のものが用いられる。
またα、β−エヂレン性不飽和酸のグリシジルエステル
の代表例はアクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシ
ジルなどである。
共重合体の第2の成分はα、β−エチレン性不性用飽和
基ルホン酸あるいはスルホネート基を有する重合性単量
体であり、かかる重合体の代表的なものは、例′莢ば特
公昭49−46291号に記載されているような一般式 %式% (式中R1は水素またはメチル基、R2は飽和まlζは
不飽和の炭化水素基または置換基を有する炭化水素基ま
たはオキシアルキレン基を含む有機基、Aは炭紫数2〜
4のアルキレン基または@換アルキレンW、Mは水素、
アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムあるい
は有機アミン、mはMの原子価またはイオン価、nはO
または正の数)で示される陰イオン性重合型単蛤体、あ
るいは米国特許第4,049,608号に記載されてい
るような一般式 Rz (式中、R1、Rz 、N’l、11は夫々よjホける
通り、A′は炭素数1〜20の飽和または不飽和の炭化
水素または置換炭化水素基で、Bは炭素数1〜6の飽和
炭化水素基) で示される単量体で、これらは何れも共重合反応に参画
すると同時に乳化剤機能を自らそなえている。この第2
の成分は通帛0.5〜10重量部使用され、0.5重量
部未満の場合は、池の界面活性剤または分散安定剤によ
らぬ限り安定な分散液が得られず、10重量部を越える
場合は、硬化した塗膜の耐水性に悪影響を及ぼす。
共重合体の第3の成分は、前記脂肪酸変性単量体ど共重
合可能な他のα、β−エチレン性不性用飽和単量体る。
かかる単量体としてはアクリル酸、メタクリル酸、d3
よひそれらのヒドロキシアルキルエステル、アル千ルエ
ステル類;アクリルアミドおよびメタクリルアミドなど
の不飽和アミド化合物;スチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレンなどのスチレン系モノマー;アクリロ
ニトリル、メタクリロニ1〜リル等の不飽和ニトリル:
酢酸ビニル等があげられ、それらの1種または2種以上
を組合わせて使用する。
本発明のアクリル共重合体はしかしながら、前記の脂肪
酸変性単量体2〜60重量部、乳化機能を何する(B)
成分化合物0.5〜10重量部および(A)ciよび(
B)成分と共重合可能なα。
β−エチレン性不飽和単量体97.5〜30重量部から
構成されていることを必須とする。脂肪酸部分には酸化
硬化に関与する不飽和結合が含まれており、この脂肪酸
変性単量体の割合が2%未満では酸化重合〈自然酸化あ
るいは金属ドライヤーの混入で促進)してもポリマーの
架橋が少く塗膜の性能向上がみられず、また60%をこ
えると酸化重合がすすみプぎてモロくなり共に望ましく
ない。従って脂肪酸変性単量体の割合は全七ツマー中2
〜60重色%に規定され、4〜40重量%であることが
特に好ましい。
本発明のエマルションは上記共重合体が水中に分散され
てなるものCあって、樹脂分子内に酸化重合に関与1う
乾性油脂肪酸J3よび/または半乾性油脂肪酸部分が組
みこまれているため、塗装後自然酸化により、あるいは
より好ましくは金属ドライヤーの存在で促進される酸化
で共重合体自身が三次元的に架橋硬化され耐食性、耐水
性に特に1ぐれた強じんな塗膜が形成される。
また、乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸とα
、β−エチレン性不性用飽和酸リシジルエステルとの反
応の結果、脂肪酸変性単量体に第2級の水[が形成され
るが、これが耐水性、耐アルカリ性等に悪影響を及は(
おそれがあるどきは、水酸基と反応する化合物(たとえ
ばイソシアネー1〜化合物〉を加えて水酸基をつぶすこ
とで、さらに耐水性、耐アルカリ性は良好となる。
本発明のエマルションには所望により顔ね、溶剤、可ソ
性、着色剤等を加えたり、変性アミノ樹脂、土ポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の広範囲の水溶
性もしくは水分散性樹脂をエマルションの特性をそこな
わぬ暫囲内において配合することも可能である。これら
の組成物は常法により塗料化され、浸漬法、へヶ塗り、
スプレー塗り、ロール塗り等の方法により塗装すること
か可能であり、各種素材に適用されるが、特に水性であ
り且つ耐食性に優れた皮膜を与えるところから、金属拐
料のプライマーとして有用である。
上記酸化重合型水性エマルションは、・既に述べた乾性
油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸とα、β−エチ
レン性不性用飽和酸リシジルエステルとの反応で得られ
る脂肪酸変性単量体2〜60重量部、前記一般式で表さ
れる化合物0.5〜10重量部J3よび共重合可能な他
のα、β−エチレン性不飽和単世体97.5〜30重f
fi部とを、水性媒体中、乳化重合させることににり好
都合に製造せられる。前記一般式で表わされる化合物自
体、充分な乳化機能を有するため、上記使用量では他に
界面活性剤および/高分子保護コロイドは不要で、また
使用せぬことが好ましいが、所望によりこれらを存在さ
せることも勿論可能である。
乳化重合は従来公知の方法で行うことができる。
重合汎1磨は20〜100℃で行われるが、40〜80
℃で重合するのが好ましい。重合触媒としては水溶性の
過酸化物、過硫酸カリ、過硫酸アンモニウム等のラジカ
ル遊離触媒が用いられ、特に好ましいしのは過硫酸アン
モニウム−メタ重亜硫酸ソーダ等のレドックス系触媒で
ある。またメルカプタン、四塩化炭素、四臭化炭素、イ
ソプロパツール等の分子量調整剤を使用することもでき
る。
乳化重合により製造された上記共重合体の数平均分子量
は約5,000〜500,000である。
本発明にかかるエマルションは塗装後、酸化重合により
樹脂自体の三次元化で耐水性、耐溶剤性、耐薬品性、耐
食性に優れ、硬度の人なる皮膜を与え乳化剤を含まず、
特に耐食性の点で従来の溶剤型アルキド樹脂塗料に匹敵
する効果を示す点に於C極めて特徴のあるものである。
以下実施例ならびに比較例により本発明を説明】る。例
文中「部」および「%」は「重量部」および「重量%」
を各々意味する。
実施例1 l−(a) あまに油脂肪酸        237部メタクリル酸
グリシジル    119部ハイドロキノン     
    0.4部テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.2部 を反応容器の入れ、攪拌しながら170〜180°Cの
温度で反応を行った。エポキシ基とカルボキシル基の付
加反応は、残存カルボキシル基の量を測定しながら追跡
した。反応が完了するまで約2時間かかった。
1−(b) 撹拌器、冷却器、温度制御装置、窒素導入管を備えた1
リツトルコルベンに、脱イオン水400部、1−(a)
の付加反応物12部、 CH2−GOOR〜。
CHCOOCH2COOCH2 03Na エレミノールJS−2(三洋化成工業社製 RはCl2
H26とC13H27の混合物>22.5部(有効成分
9部)、スチレン9.6部、メタクリル酸メチル18部
、アクリル酸n′−ブチル15部、メタクリル酸2.4
部、過硫酸カリウム0.3部、亜硫酸水素ナトリウム1
.5部を仕込み、窒素気流下で60℃に昇温した。昇温
後、過硫酸カリウム1.2部を脱イオン水50部に溶か
いた液と、別に用意した1−(a)の付加反応物48部
、スチレン38.4部、メック1ノル酸メチル72部、
アクリル酸n−ブチル60部、メタクリル酸6.2部を
混合した液を別々に2時間30分にわたって滴下した。
反応温度は60℃に保った。滴下終了後ざらに2時間6
0℃に保ち終了した。この方法で不揮発分38.3%、
粘度100cpのエマルションをえた。
樹脂の数平均分子量は約200,000であった。
実施例2 2− (a > サフラワー油脂肪′M      236部メタクリル
酸グリシジル    131部ハイドロキノン    
    0.4部テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.2部 エチルセロソルブ        89部を反応容器に
入れ、攪拌しなから13゛0〜140℃の温度で反応を
行った。エポキシ基とカルボキシル基の付加反応は、残
存カルボキシル基の量を測定しながら追跡した。反応が
完了するまで約4時間かかった。このものを12’O℃
に保ち、攪拌しながら減圧下で脱溶剤した。
2− (b ) 攪拌器、冷却器、温度制御装置、窒素導入管を備えた1
リツトルコルベンに、脱イオン水400部、2−(a>
の付加反応物3部、エレミノールJS−218,8部(
有効成分7.5部)、スチレン15部、メタクリル酸エ
チル18部、アクリル酸2−エチルヘキシル16.8部
、アクリル酸1.2部、過硫酸アンモニウム0.6部を
仕込み、窒素気流下で80℃に昇温した。昇温後、過硫
酸アンモニウム0.9部を脱イオン水50部に溶かした
液と、別に用意した2−(a)の付加反込物12部、′
スチレン60部、メタクリル酸エチル72部、アクリル
酸2−エチルヘキシル67゜2部、アクリルM4.8部
を混合した液を別々に3時間にわたって滴下した。反応
温度は80℃に保った。滴下終了後さらに2時間80℃
に保ち、反応を終了した。この方法で不揮発分37.4
%、粘度120cpのエマルションをえた。樹脂の数平
均分子量は約150,000であった。
実施例3 3−(a) トール油脂肪酸        235部メタクリル酸
グリシジル    119部ハイドロキノン     
   0.4部テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.2部 を反応容器に入れ、攪拌しながら140〜150℃の温
度で反応を行った。エポキシ基とカルボキシル基の付加
反応は残存カルボキシル基の量を測定しながら追跡し1
= o反応が完了するまで約3゜5時間かかった。
3−  (b  ) 攪拌器、冷却器、温度制御装置、窒素導入管を備えた1
リツトル」ルベラに脱イオン水350部、3− (a 
)の付加反応物22.5部、■レミノールJS−5(三
洋化成工業社製): CHz  C00C1s HBr ■ CH’ C00CH2CH=CH2 ■ 03Na 15.6部(有効成分10部)、メタクリル酸メチル2
7部、メタクリル酸n−ブチル5.3部、アクリルln
−ブチル9部およびエマルゲン950(ノニオン系界面
活性剤:花王石鹸社製)12部を仕込み、窒素気流下で
攪拌した。アゾビスシアノ吉草酸6部をジメチルエタノ
ールアミン5.7部を含む脱イオン水100部に溶解し
、この水溶液の80%をコルベンに仕込み、80℃に昇
温した。80℃に達したのち、3−(a)の付加反応物
67.5部、メタクリル酸メチル81部、メタクリル酸
n−ブチル15.7部、アクリル酸n−ブチル27部を
混合した液を1時間30分で滴下した。
滴下終了後アゾビスシアノ吉草酸水溶液の残りを仕込み
、80℃Cざらに2時間保ち、反応を終了した。この方
法ぐ不揮発分36.9%、粘度200C1+のエマルシ
ョンをえた。樹脂の数平均分子量は約60.0OOrあ
った。
実施例4 攪拌器、冷ノー1器、)届度制御装置、窒素導入管を備
えた1リツトルコルベンに、脱イオン水220部、Jレ
ミノールJS−28,8部(有効成分3.5部)付込み
、攪拌下で温度を50℃に昇温した。別に、過硫酸アン
モニウム1.75部を脱イオン水80部に溶解したもの
と、亜硫酸水素ナトリウム1.75部を脱イオン水80
部に溶解したものを用意した。
一方、脱イオン水140部に前記のエレミノールJS−
2を35部(有効成分14部)溶解したものを攪拌しな
がら実施例1−(a)の付加反応物140部、スチレン
28部、メタクリル酸メチル85.5部、アクリル酸2
−エチルヘキシルフ0部、アクリル酸ヒドロギシエチル
16部、メタクリルM10.5部の混合物をゆっくりと
添加し、約5分後に反応単量体のプレエマルションをえ
た。
1リツトルコルベン中の乳剤水溶液が50℃であること
を確かめたのち、先に用意した過硫酸アンモニウムの水
溶液ど亜硫酸水門ナトリウムの水溶液を3時間30分で
終了するように別個に滴下した。開始剤の滴下をはじめ
て約15φ分後窒素流入下で先に用意したプレエマルシ
ョンを3時間かかって滴下した。反応開始剤の水溶液が
滴下終了後、温度を60’Cに1峙間保ち、反応を終了
した。この方法により、不揮発分40.2%、粘度10
0Cp、のエマルションを得た。樹脂の数平均分子量は
約120.00.0であった。
った。
比較例1 実施例1の1−(a)の付加反応物の代わりにメタクリ
ル酸n−ブチルを用いるほかは実施例1と全く同じ方法
で不揮発分38.4%、粘度80cpのエマルションを
えた。樹脂の数平均分子量は約60.000であった。
比較例2 実施例2のルミノールJS−2の代わりに、1〜デシル
ヘンゼンスルボン酸ソーダ(ネオペレックスNo、6:
花王石鹸社製)を12.5部(有効成分7.5部)用い
るほかは実施例2と全く同じh法C不揮発分37.6%
、粘1哀130Cpのエマルションをえ1ζ。制能の数
平均分子中は約160゜000であった。
上記各実施例および比較例、のエマルションにドライヤ
ーとじ(ナフテン酸コバルト水溶液(ディックネート3
111 、人日本インキ化学社yA)を不揮発分の1%
の割合て゛加えガラス板に4m1lのドクタール−トて
塗’#l+ したもの、および1g鋼板に1■12あた
り100gの塗付量になるように刷毛塗りしたのら、室
温で3時間乾燥後の撥水性および70間乾燥後の塗膜性
能をしらべそれぞれ下記第1表の如き結果をIHだ。
(以下余白) 第 1 表 尚試験ならびに評価は次の通りに行った。
(注1)耐温水性 40℃の温水中に2週間浸漬し、塗膜に発生する異常を
1Ili!察し、 ◎ 異常なし ○ 小さなフクレが少し存在する 口 小さなフクレか存在し、つやが少しひけ(いる △ フクレが多い、またはつやがひけている× フクレ
が多く、つやもひけている (注2)耐ツル[〜スプレー性 5%塩水を40’Cで120時間スプレーした後のすし
発生の状態を観察し ◎ サビの発生なし ○ 点サビが少し発生 口 糸サビがところどころ発生 △ ザヒが多い × サビ多く、塗膜剥離あり (注3)鉛筆硬度 6B〜9目硬度記号の三菱ユニ鉛筆を用い、・塗膜をひ
っかさキズの生成する硬度の−、股下の映反記号で表示 (注4)キシロールスポラ1− 塗膜上にキシレンを1滴落し、キシレン揮発後の塗膜状
態を観察、チヂミは硬化しているが、硬化不良を示す ◎ 異常なし ○ 殆んど只常なし 口 少しチヂミあり × 溶解 (i、t 5 > ili離強度 塗膜上に水を1滴落し、塗膜の水をはじく状態を観察 ◎ よく撥水し、異常なし ○ 異常なし △ 溶解傾向 × 溶解 (注6)撥水性 アドヒジョンテスター(エルコメータ社)を使用 ◎〉○〉Δ〉× −111−

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (A)乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂B)i 
    Wとα、β−エナレン性不性用飽和酸グリシジルニスデ
    ル応で得られる脂肪酸変性単量体2〜60重量部、 (B)α、β−−Lチレン性不性用飽和基ルボン酸ある
    いはスル小ネート基を有する重合性単量体0.5〜10
    重量部、 J5よひ (C)共重合可能なその他のエチレン性不飽和単ω体9
    7.5〜30重量部 を構成単量体成分として含み、平均分子量約5゜000
    〜500,000の共重合体が水性媒体中Iに分散され
    てなる酸化重合型水性エマルション。
  2. (2)α、β−エチレン性不飽和基とスルボン酸めるい
    はスル小ネート基を有する重合性単量体が、一般式 %式% (式中R1は水素またはメチル基:R2は飽和また(よ
    不飽和の炭化水素または置換炭化水素基、またはオキシ
    アルキレン基を含む有機基;Aは炭素数2〜4のアルキ
    レンまたは置換アルキレン基;Mは水素、アルカリ金属
    、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは有機アミン;
    mL、tMの原子価またはイオン価;nはOまたは正の
    数:A′は炭素数1〜20の飽和または不飽和の炭化水
    素または置換炭化水素基;Bは炭素数1〜6の飽和炭化
    水素基を示づ。0 のいづれかで表わされる陰イオン性重合型単量体である
    特許請求の範囲第1項記載のエマルション。
  3. (3)乾性油脂肪酸または半乾性油脂肪酸がキリ油脂肪
    酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、サフラワー
    油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪酸
    、トール油脂肪酸、ぬか油脂肪酸、トウモロコシ油脂肪
    酸、あるいはヒマワリ油脂肪酸である特許請求の範囲第
    1項〜第2項のいづれかに記載のエマルション。
  4. (4)α、β−エヂレン性不性用飽和酸リシジルエステ
    ルがアクリル酸グリシジルエステルあるいはメタクリル
    酸グリシジルエステルである特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいづれかに記載のエマルション。
  5. (5)共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体が
    アクリル酸およびメタクリル酸、それらのアルキルエス
    テル、ヒドロキシアルキルエステルまたはアミド類、ス
    チレンおよびスチレン誘導体、アクリロニトリルおよび
    メタクリロニトリルからなる群より選ばれる1種または
    2種以上である特許請求の範囲第1項〜第4項のいづれ
    かに記載のエマルション。
  6. (6) (A>乾性油脂肪酸および/または半乾性油脂肪酸にα
    、β−エチレン性不性用飽和酸リシジルエステルを反応
    させて得られた脂肪酸変性単量体2〜60重量部、 (B)α、β、β−エチレン飽和基とスルホン酸あるい
    はスルホネート基を有する重合性単量体0.5〜10重
    量部、および (C)共重合可能なその他のエチレン性不飽和単吊体9
    7.5〜30重量部 を水性媒体中、乳化重合せしめることを特徴とす、る酸
    化重合型水性エマルションの製造方法。
  7. (7)α、β、β−エチレン飽和基とスルホン酸あるい
    はスルホネート基を有プる重合性単量体が、一般式 %式% (式中R1は水素またはメチル基;[R2は飽和よたは
    不飽和の炭化水素または置換炭化水素基、またはΔ千ジ
    アルキレン基を含む有機基:Aは炭素数2〜4のアルキ
    レンまたは°置換ア、ルキレン基;Mは水素、アルカリ
    金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは有機アミ
    ン;■はMの原子価またはイオン価;nは0または正の
    数;A′は炭素数1〜20の飽和または不飽和の炭化水
    素または置換炭化水素;Bは炭素数1〜6の飽和炭化水
    素基を示す。) のいづれかで表わされる陰イオン性重合型単量体である
    特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)乾性油脂肪酸または半乾性油脂肪酸がキリ油脂肪
    酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、サフラワー
    油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪酸
    、トール油脂肪酸、ぬか油脂肪酸、トウモロコシ油脂肪
    酸、あるいはヒマワリ油脂肪酸である特許請求の範囲第
    6項〜第7項のいづれかに記載の方法。 くっ)α、3−エチレン性不飽和酸のグリシジルエステ
    ルがアクリル酸グリシジルエステルあるいはメタクリル
    酸グリシジルエステルである特許請求の範囲第6項〜第
    8項のいづれかに記載の方法。 (1Q)共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体
    がアクリル酸およびメタクリル酸、それらのアルキルエ
    ステル、ヒドロキシアルキルエステルまたはアミド類、
    スチレンおよびスチレン誘導体、アクリロニトリルおよ
    びメタクリ口ニトリルからなる群より選ばれる1種また
    は2種以上である特許請求の範囲第6項〜第9項のいづ
    れかに記載の方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211009A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Nippon Paint Co Ltd 一液型塗料組成物および塗装物
CN104479063A (zh) * 2014-12-01 2015-04-01 中南林业科技大学 一种含有桐油酸基团的水性丙烯酸树脂及其制备方法
US11866524B2 (en) 2016-08-12 2024-01-09 Rohm And Haas Company Water-based pressure sensitive adhesive compositions and methods of making same
US11926770B2 (en) 2016-08-12 2024-03-12 Rohm And Haas Company Water-based pressure sensitive adhesive compositions and methods of making same

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