JPS616332A - 紡機用リング - Google Patents
紡機用リングInfo
- Publication number
- JPS616332A JPS616332A JP12867084A JP12867084A JPS616332A JP S616332 A JPS616332 A JP S616332A JP 12867084 A JP12867084 A JP 12867084A JP 12867084 A JP12867084 A JP 12867084A JP S616332 A JPS616332 A JP S616332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- steel
- spinning machine
- spinning
- nitride layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/602—Rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は耐摩耗性、耐蝕性の良好な紡機用リングに関す
るものである。
るものである。
従来の技術
従来の紡機用リングは一般に肌焼鋼や鉄系焼結材を用い
、表面硬化処理として浸炭焼入処理が行われている。
、表面硬化処理として浸炭焼入処理が行われている。
しかし、今日の紡績工場での過酷な操業条件性の下では
、従来の紡機用リングでは耐摩耗性が不足し、早期に摩
耗を生じ、トラベラの走行が不安定で糸切れを多発した
り、毛羽の発生が多く、トラベラが早期に焼付き飛散し
、更に1リングの寿命が短かくなるという欠点がわりた
。
、従来の紡機用リングでは耐摩耗性が不足し、早期に摩
耗を生じ、トラベラの走行が不安定で糸切れを多発した
り、毛羽の発生が多く、トラベラが早期に焼付き飛散し
、更に1リングの寿命が短かくなるという欠点がわりた
。
また、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維。
モダクリル線維等の難燃性繊維を紡績する場合、紡機用
リングが発錆し、助詞を乱すので、紡機用リングの表面
に金属メブキを施すこともあるが、トラベラの走行くよ
りメッキが剥離し発錆するという欠点があった。
リングが発錆し、助詞を乱すので、紡機用リングの表面
に金属メブキを施すこともあるが、トラベラの走行くよ
りメッキが剥離し発錆するという欠点があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記従来の紡機用リングの欠点を解消するもの
であり、炭素鋼1合金鋼、工具鋼又は焼結鋼等より形成
された紡機用り/グにCVD法あるいはPVD法により
、リングの少なくともトラベラと接触する表面にTlN
r ZrN+ Nb?/ITa亀Br/等の窒化物層を
形成し、耐摩耗性、耐蝕性の向上に寄与する紡機用リン
グを提供することを目的とするものである。
であり、炭素鋼1合金鋼、工具鋼又は焼結鋼等より形成
された紡機用り/グにCVD法あるいはPVD法により
、リングの少なくともトラベラと接触する表面にTlN
r ZrN+ Nb?/ITa亀Br/等の窒化物層を
形成し、耐摩耗性、耐蝕性の向上に寄与する紡機用リン
グを提供することを目的とするものである。
以下本発明のl実施例を図面に基づいて説明する。
実施例
低炭素鋼よりなるリング素材を切削加工により第1図の
如く所要形状のシングルフランジリングlに形成する。
如く所要形状のシングルフランジリングlに形成する。
上記リングを浸炭処理1表面研摩処理をした後、1〜5
X 10−” TorrでN、あるいはNH31に主
成分とする反応性ガス雰囲気中でグロー放電し、イオン
グレーティング処理をすることにより、トライ2と接触
する表面に厚さ1〜20μの窒化チタンlf1gを形成
し、次に焼入処理することによって本発明の紡機用リン
グを構成する。
X 10−” TorrでN、あるいはNH31に主
成分とする反応性ガス雰囲気中でグロー放電し、イオン
グレーティング処理をすることにより、トライ2と接触
する表面に厚さ1〜20μの窒化チタンlf1gを形成
し、次に焼入処理することによって本発明の紡機用リン
グを構成する。
なお、上記窒化チタン層2の処理層はリング全表面に施
すこともできるが、リングの少なくともトラベラと接触
する表面に設ければよく、処理前にマスキング処理する
ことにより所要部に施すことができる。
すこともできるが、リングの少なくともトラベラと接触
する表面に設ければよく、処理前にマスキング処理する
ことにより所要部に施すことができる。
本発明の紡機用り/グAは上記の如き構成よりなり、そ
の断面硬度分布曲線は第2図に示す如く、表面硬度はH
v 2500〜8000と従来の浸炭焼入の紡機用リン
グBより非常に高硬度である。
の断面硬度分布曲線は第2図に示す如く、表面硬度はH
v 2500〜8000と従来の浸炭焼入の紡機用リン
グBより非常に高硬度である。
第8図は本発明の紡機用リングAを用いて下記のテスト
条件にて紡出した場合の運転時間と摩耗減量との曲線図
を示す。
条件にて紡出した場合の運転時間と摩耗減量との曲線図
を示す。
テスト条件
リング内径;47f1
7ランジ巾:8.l+w
繊維:レーヨンプライト80′8
スピンドル回転数:15000r、p、mトラベラ:
zsC/hfg10 第8図より従来の紡機用リングBに比較し、本発明の紡
機用リングAは約115の摩耗減量となり、寿命は5倍
以上に延びることが判る。
zsC/hfg10 第8図より従来の紡機用リングBに比較し、本発明の紡
機用リングAは約115の摩耗減量となり、寿命は5倍
以上に延びることが判る。
なお、上記実施例においてはシングル7ランジリングに
適用した例を示したが、第4図の如く、縦形焼結リング
8の上面、内胴面および下面に窒化チタンW12を形成
したり、第5図の如くコニカル形焼結リング4の上面、
内胴面および下面に窒化チタン層を形成して本発明の紡
機用リングを構成することができる。
適用した例を示したが、第4図の如く、縦形焼結リング
8の上面、内胴面および下面に窒化チタンW12を形成
したり、第5図の如くコニカル形焼結リング4の上面、
内胴面および下面に窒化チタン層を形成して本発明の紡
機用リングを構成することができる。
上記焼結リングにおいては表層部の気孔の表面に窒化チ
タン層を設けているので耐摩耗性が著しく向上する。
タン層を設けているので耐摩耗性が著しく向上する。
ところで、上述の各実施例において、表面精度をより一
層良好ならしめるため、焼入処理後に再度表面研摩処理
を行うこともある。
層良好ならしめるため、焼入処理後に再度表面研摩処理
を行うこともある。
な2、TIH,zrp(、Nbd、 TILNI Br
r等の窒化物層を形成するために真空蒸着、スパッタリ
ング等のPVD法あるいはCVD法を用いることもある
。
r等の窒化物層を形成するために真空蒸着、スパッタリ
ング等のPVD法あるいはCVD法を用いることもある
。
発明の効果
本発明の紡機用リングは炭素鋼1合金鋼1.工具鋼又は
焼結鋼等より形成された紡機用リングの少なくともトラ
ベラと接触する表面に母材との密着性のよい窒化物層を
形成しているため、トラベラとのなじみもよく、長期に
わたりトラベラが安定(、た走行をし、糸切れの多発を
防止し、毛羽の発生を押えると共にリングの鍔命を著し
く延長することができるものである。
焼結鋼等より形成された紡機用リングの少なくともトラ
ベラと接触する表面に母材との密着性のよい窒化物層を
形成しているため、トラベラとのなじみもよく、長期に
わたりトラベラが安定(、た走行をし、糸切れの多発を
防止し、毛羽の発生を押えると共にリングの鍔命を著し
く延長することができるものである。
また、窒化物層はトラベラとのなじみが良好な上に耐蝕
性も良好なため、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維
、モダクリル繊維等の難燃性繊維を紡績する場合におい
ても従来の紡機用リングの如く短期で発錆することもな
い等、優れた効果を有する発明である。
性も良好なため、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維
、モダクリル繊維等の難燃性繊維を紡績する場合におい
ても従来の紡機用リングの如く短期で発錆することもな
い等、優れた効果を有する発明である。
第1図は本発明の1実施例を示すシングルフランジリン
グの断面図、第2図及び第8図は本発明の紡機用リング
と従来のリングとの比較を示すもので、第2図は断面硬
度分布曲線図、第8図は摩耗減量曲線図、第4図及び第
6図は各々本発明の他の実施例を示す断面図である。 l・・・・・・・・・ シングルフランジリング2・・
・・・・・・・窒化チタン層 8・・・・・・・・・縦形り/グ 4・・・・・・・・・ コニカル形すング嚢 升
′xtパ・ 第3図 第4図 第5図
グの断面図、第2図及び第8図は本発明の紡機用リング
と従来のリングとの比較を示すもので、第2図は断面硬
度分布曲線図、第8図は摩耗減量曲線図、第4図及び第
6図は各々本発明の他の実施例を示す断面図である。 l・・・・・・・・・ シングルフランジリング2・・
・・・・・・・窒化チタン層 8・・・・・・・・・縦形り/グ 4・・・・・・・・・ コニカル形すング嚢 升
′xtパ・ 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 炭素鋼、合金鋼、工具鋼又は焼結鋼等より形成された紡
機用リングの少なくともトラベラと接触する表面に、C
VD法あるいはPVD法によつて窒化物層を形成したこ
とを特徴とする紡機用リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12867084A JPS616332A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 紡機用リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12867084A JPS616332A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 紡機用リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616332A true JPS616332A (ja) | 1986-01-13 |
JPH0545690B2 JPH0545690B2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=14990538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12867084A Granted JPS616332A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 紡機用リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616332A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116870A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-12 | Kanai Hiroyuki | Ring for spinning machine |
JPS57167423A (en) * | 1981-04-02 | 1982-10-15 | Kanai Hiroyuki | Ring for spinning |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12867084A patent/JPS616332A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116870A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-12 | Kanai Hiroyuki | Ring for spinning machine |
JPS57167423A (en) * | 1981-04-02 | 1982-10-15 | Kanai Hiroyuki | Ring for spinning |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545690B2 (ja) | 1993-07-09 |
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