JPS6162128A - 階層型メニユ−表示制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は１人と機械との対話制御装置に係り、特に、階
層構造を持つデータのメニューによる選択指示入力に好
適な誘耶表示制御を行なう階層型メニュー表示制御方式
に関する。

〔発明の背景〕

従来１階層構造を持つデータのメニューによる選択指示
入力を行うには、階層構造のある一層についてデータ群
を表示し、表示されたデータ群中の１つが選択指示され
ると、そのデータの下位となるデータ群の内容に表示変
更していた。このような方法では、同時に表示されるデ
ータの範囲は同一の上位データを持つデータ群に限定さ
れるため、異なった上位データを持つデータを選択する
ためには、複数回の表示切換えを必要とし、操作が繁雑
であった。さらに、異なった上位データを持つデータを
複数個組合せて選択する場合にも、選択対象となるデー
タが同時表示されないため。

組合せを表示装置上で確認することが出来ず、誤った組
合せ指示が行なわれがちである。

上記の方式とは別に、　Ｐｉ層購造を持つデータのメニ
ューによる選択指示入力を行う方式としては。

全データをＶ１層構造状に表示し、表示データ群の中か
ら１個あるいは複数個を選択させるものがある。この方
式では、データの切換表示は必要なく。

複数個データの組合せ選択においても選択されたデータ
のすべてが表示装置上で一括表示することが可能なので
誤った組合せ指示も行なわれにくい。

しかしながら、この方式においては、表示するデ−タの
量が多くなると、広い表示面精が必要となることから大
型の表示装置が不可欠となること。

多くのデータの中から目的のデータを捜すのが困難とな
ること、などの問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、階層構造を持つメニューデータの選択
入力において、限定された表示領域内に。

選択入力操作のある時点で必要な階層構造部分を複数個
組合せ表示することを可能とし、複数データの組合せ選
択指示をその結果を画面上で確認しながら行うことを可
能とし、１つのデータの選択の次に階層や上位データの
異なるデータのメニュー切換えを少なくして選択可能と
し、以てメニューデータ選択指示の操作性を改善するこ
とにある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため本発明では、メニューデータの
階層構造の複数層同時表示する表示部により（１）ある
時点で選択されたデータと、（２）そのデータに関する
一層上位データ群と、（３）複数層上位のデータ群、（
４）及びそれらのデータを同一の一層上位のデータを持
つデータ群（以上（１）〜（４）のデータ群を総称して
「あるデータに関する部分階層データ群」と以下称する
）に限定して階層構造状に表示することにより表示領域
面積を小さくし、次に表示されたデータ群の中から１つ
が、入力装置により選択指示されると、そのデータに関
する部分階層データ群へと表示を切換える階層型メニュ
ー表示制御を行うことにより、１つのデータの次に階層
や上位データの異なるデータの選択を行う際のメニュー
切換え回数を減らす、さらにある時点で選択されている
データが複数個の場合には、それぞれのデータに関する
部分階層データ群を１表示部を分割した部分領域に分離
して、同時表示することにより、複数データの組合せ選
択指示を可能とする。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明を実施するためのシステム構成の一例を
示す。１は各種情報の処理を行う計算機、２は情報表示
用のＣＲＴ画面、３は情報入力用のキーボード、４は階
層構造をもつメニューを複数層同時表示するための表示
装置、５は表示されたメニューデータを選択指示するた
めの透明タブレット型入力装置である。

第２図は、表示装置４で表示する階層型メニューの構造
の一例を示すものである。各々の要素は１つの上位要素
と１つ以上の下位要素をもつ。第３図は、第２図のメニ
ューを表示装置４で表示した一例である。要素６はこの
メニュー表示の直前に入力装置５によりオペレータが選
択指示した要素であり、要素７はその上位要素、要素８
は要素７の上位要素、要素群９は要素７と同一の上位要
素をもつ要素の集合であり、要素群１０は要素８と同一
の上位要素をもつ要素の集合である。また要素群１１は
要素６の下位となる要素の集合である。要素６および７
，８は色替え表示されており他要素との見分は容易とな
っている。

図４は、本発明において計算機が行う処理の概略をフロ
ーチャートで表わしたものである。図５は１図２のメニ
ューについてこの処理を実行した一例である。計算機１
が処理を開始するとまず初期画面処理１２が実行され初
期画面２０が表示される０表示されたメニュー要素の中
から１つをオペレータが選択してその内容を入力装置５
を用いて入力すると計算機１は入力結果を読み取る処理
１３を行い、指示された要素が表示画面上でどの層に属
するかを判定する処理１４を行う。指示された要素が最
下位のものであれば、表示画面上の最上位層の要素群を
消去し残る要素群をＩＦ！ｊずつシフト表示させる処理
１５を行い画面２１を表示し、続いて指示された要素の
下位要素群を図示画面上の最下位層に表示する処理１６
を行い、その結果画面２２が表示される。指示された要
素が画面上で中間層のものであれば、指示された要素の
下位要素群を画面上に表示する処理１７を行い、画面２
３を作成する。指示された要素が最上位のものであれば
、表示画面上の最下位層の要素群を消去し残る要素群を
１層ずつシフト表示させる処理１８を行い、さらに指示
された要素の上位要素を表示画面上の最上位層に表示す
る処理１９を行って画面２４を表示する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、階層構造を持つメニューを用いた対話
操作において、メニューが複数層に渡って同時表示され
、かつメニューの切換え制御が最も近い過去に選択され
た要素を中心として自動的に切換え制御されるので、要
素の選択を少ないメニュー表示切換えで選択できる高い
操作性を実現することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施するためのシステム構成の一例を
示す説明図、第２図は本発明の対象とするメニューの構
造の一例を示す説明図、第３図はメニュー表示画面フォ
ーマット及び図２を例とする表示の一例を示す説明図、
第４図は本発明による処理の概略的なフローチャートを
示す図、第５図は、本発明による処理の実行結果を示す
説明図である。 １・・・計算機、２・・・ＣＲＴ画面、３・・・キーボ
ード、４・・・メニュー表示装置、５・・・メニュー要
素選択指示装置、６・・・最も近い過去に選択されたメ
ニュー要素、７・・・要素６の上位要素、８・・・要素
７の上位要素、９・・・要素７と同一上位要素を持つ要
素群、１０・・・要素８と同一上位要素を持つ要素群、
１１・・・要素６の下位要素群、１２・・・初期画面表
示処理。 １３・・・オペレータの指示した要素を読み取る処理、
１４・・・表示画面上のどの層かを判定する処理、１５
・・・上位方向へ表示内容をシフトする処理、１６・・
・指示要素の下位要素群を表示する処理、１７・・・指
示要素の下位要素群を表示する処理。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対話用表示端末を有する情報処理装置において、メニュ
   ーデータを階層構造状に複数層同時表示する機構と、表
   示されたメニューデータを選択的に指示する入力機構と
   、指示されたデータに応じてその上位及び下位となるデ
   ータ群を切換表示させるための制御機構とを有すること
   を特徴とする階層型メニュー表示制御方式。