JPS6161564A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はファクシミリ装置に関し、特に受信した画像デ
ータを静電記録しこれを現像して用紙に転写する現像ド
ラム等の記録媒体を有するファクシミリ装置に関するも
のである。

［従来技術］ ドラム上に静電記録した像を現像して用紙に転写定着す
る方式のドラム式静電記録プリンタはその耐久性及び普
通紙に１明な記録像が得られること等から重用されてい
る。従来、この種のプリンタを備えるファクシミリ装置
の受信プリントシーケンスは以下の如くである。先ず［
着呼］を受信すると、ＣＭ呼受伺〕を送信することによ
り通信回線を介して相手側ファクシミリ装置と接続され
、所定のファクシミリ通信ル制御手ＩＩに従って通信を
開始し、受信側は符号化画像データを受信し、受信した
画像データを復号記録再生する時点になって現像ドラム
の回転を開始し、記録再生するものである。しかしなが
ら、よく知られているように現像ドラムの回転を開始し
て後直ちに記録紙を現像ドラムにセットして記録再生す
るようにすると、現像ドラムに回転むらが生じて受信画
像を正確に記録再生出来ない、このため、現像ドラムの
回転を開始してから一定の回転数だけ回転調整を行なう
必要があるのであるが、従来のように画像を受信した時
点で現像ドラムの回転を開始させるとさらにドラムの回
転調整に必要な時間だけ受信画像の記録出力が遅れる結
果となり、その分不要な回線料金を課金され、装置の使
用効率を低重 下させていた。

［目的］ れたものであって、その目的とする所は、現像ドラム等
の記録媒体の始動３１整による記録出力遅れの問題を簡
単な構成で解消することにより、実質通信時間を短縮し
て回線使用料金の低減化が図れ、使用効率が改善される
アクシミリ装置を提供することにある。

［実施例］ 以下、添付図面に従って本発明の一実施例を詳細に説明
する。第１図は本発明に係る一実施例のファクシミリ装
置について、主要な受信プリント経路の構成を示すブロ
ック図である０本実施例装置は電々公社の回線交換１網
に接続するファクシミリ受信機であり、皆通紙印刷をす
るための静電記録式プリンタを有し、ＭＨ符号化された
受信画像データを復号して前記プリンタにて記録再生す
る機能を持っている。尚、図示しないが１本実施例装置
は更に原稿画像の読取部と、読み取った画像データの送
信制御部を含むところの所謂ファクシミリ送受信装置で
あってもよい。

図において、１は通信回線、２は回線終端装置（ＤＣＥ
）、３は実施例のファクシミリ装置である。またファク
シミリ装置３において、４は所定の通信制御手順に従っ
てデータ通信を行なう通信制御回路、５は回線１より受
信した符号化画像データを通信制御回路４かも受は取る
画像受信回路、６は受信した符号化画像データを記憶す
る画像メモリ（ＲＡＭ）、７は画像メモリ６から読み出
した符号化画像データを復号する公知のＭＨ復号回路よ
り成る復号器、８は復号した画像データを現像ドラム上
に静電記録した後その像を現像して用紙に転写定着する
方式のドラム式静電記録プリンク、９は装置の主制御を
掌る制御部であり、プログラムを内蔵したＲＯＭと制御
に必要なＲＡＭと各種制御データ人出力のだめのＰＩＯ
等を含み、１チツプＣＰＵが主体となって構成されてい
る。

以上の構成により、ファクシミリ装置３はＤＣＥ２を介
して回線交換網と接続され、制御部９はＤＣＥ２との間
で着呼シーケンスなどの所定の通信手順を実行するＤＣ
Ｅインタフェースを備える通信制御回路４を介して網と
通信を行なう、所定のファクシミリ通信手順に従って受
信された画像データは画像受信回路５を介して順次画像
メモリ６に蓄積される。

プリンタ８は制御部９よりライン９１を介してドラム回
転スタート信号を受けると現像ドラムの回転及び調整を
開始し、回転調整が終了するとうイン９２を介して制御
部９に記録可能信号を返す、制御部９はプリンタ８から
記録可能信号を受けるとライン９３を介して記録スター
ト信号を復号器７とプリンタ８に出力する。これにより
復号器７は画像メモリ６から読み出した符号化画像デー
タを復号しながらライン７１を介してプリンタ８に画像
信号を出力する。同時にプリンタ８は記録紙を現像ドラ
ムにセットし、復号器７より転送された画像データに従
って記録を開始する。

第２図は網とファクシミリ装置３との間で行なわれる着
呼シーケンスを示すタイミングチャートである０図にお
いて、網からＤＣＥ２に着信かあるとＤＣＥ２はＥ着呼
］信号をファクシミリ装置３に送る。制御部９はＣ着呼
］信号を受は取るとτ 直ちにプリンタ８にドラム回転スタート信号を出カレ、
プリンタ８に現像ドラムの回転調整を命じクシミリ装置
と受信側ファクシミリ装置が所定のファクシミリ通信制
御手順に従って通信を開始するところの所謂端末手順開
始後（同図Ａ点）に現像ドラムの回転及び調整を開始し
ていた。これに対して実施例の受信側ファクシミリ装置
３は［着呼］信号を受は取ると直ちに（同図Ｂ点）現像
ドラムの回転及び調整を開始している。また制御部９は
５００ｍ５以内に［着呼受付］信号をＤＣＥ２に返送し
、ＤＣＥ２より［接続完了・通信可］の通知が来るのを
待つ、この間は通常２５以内である０以上の制御子＋ｎ
ｒ＋により実施例の受信側ファクシミリ装置３は従来の
方式に比べて時間Ｔの分だけ現像ドラムの回転調整の開
始が早くなり、端末手順が開始されるまでの時間内に有
効な現像ドラムの回転ｉＡ整が進められ、結果とじて不
要な回線捕捉時間が短縮される訳である。

第３図は制御部９で行なわれる上述した受信プリント処
理手順を説明するフローチャー１・である６図において
、ステップＳ１では［着呼］の受信を待つ、ステップＳ
１で［着呼コを受信するとステップＳ２に進みプリンタ
８にドラム回転スタート信号を出力する。ステップＳ３
では［看呼受付］信号をＤＣＥ２に送信する。ステップ
ｓ４アはＤＣＥ２からの［接続完了・通信可］を待つ、
ステップＳ４でＤＣＥ２からの［接続完了・通信可］を
受は取るとステップＳ５に進み、所定のファクシミリ通
信制御手順を実行する。ステップＳ６では画像データ受
信か否かを判別する。受信していなければステップＳ５
に戻りファクシミリ通信制御手順を実行する。ステップ
Ｓ６で画像データ受信を判別するとステップＳ７に進み
プリンタ８からの記録１１１能信号を待つ、プリンタ８
で現像ドラムの回転調整が完了するとライン９２を介し
て記録可能信号が制御部９に送られる訳であるが、既に
［着１１π］を受は取った時点より現像ドラムの回転調
整が始まっているので、それだけ記録可能信号が送られ
る時点も早くなる。ステップＳ７で記録可能を判別する
とステップＳ８に進みプリンタ８及び復号器７に記録ス
タート信号を出力する。ステップＳ９では引き続きファ
クシミリ制御手順を実行し、画像データの受信プリント
を行なう。

尚、本実施例では重々公社の回線交換網と接続するファ
クシミリ装：δを紹介したが、他のどのような回線に接
続する装置であってもドラム式静電記録プリンタのよう
な駆動型記録媒体を有するファクシミリ装置であれば、
接続回線からのアクセス信号（［着呼コ信号）を受信し
たときに直ちに記録媒体の駆動調整を開始する本発明の
制御方式が使用できることは明らかである。

［効果コ 以上述べた如く本発明によれば、接続回線より着信を受
けると直ちに現像ドラム等の記録媒体の駆動調整を開始
するからその分受信画像の記録再生に要する時間が実質
的に短縮され、更に回線使用時間の短縮にもなるため回
線使用コストが低減化され、ファクシミリ装置の使用効
率が改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のファクシミリ装置につ
いて、主要な受信プリント経路の構成を示すブロック図
、 第２図は網とファクシミリ装置３との間で行なわれる着
呼シーケンスを示すタイミングチャート、 第３図は制御部９で行なわれる受信プリント処理手順を
説明するフローチャートである。 ここで、１・・・通信回線、２・・・回線終端装置（Ｄ
ＣＥ）、３・・・ファクシミリ装置、４・・・通信制御
回路、５・・・画像受信回路、６・・・画像メモリ、７
・・・復号器、８・・・プリンタ、９・・・制御部であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の通信制御手順に従つてデータ通信を行なう通信制
   御部と、受信した画像データを用紙に記録するプリンタ
   部と、前記各部を制御する制御部を備えるファクシミリ
   装置において、前記プリンタ部は受信した画像データを
   静電記録しこれを現像して用紙に転写する記録媒体を有
   し、前記制御部はデータ通信回線からの着呼があると直
   ちに前記記録媒体の駆動を開始することを特徴とするフ
   ァクシミリ装置。