JPS60174575A - フアクシミリ同報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ同報装置に関し、更に詳述すれば
多様な機能を有し、しかも一つの機能が使われている間
に他の機能も使うことができるファクシミリ同報装置を
提案するものである。

〔従来技術〕

従来のファクシミリ同報装置は、例えば１９８２年８月
　発行の雑誌「施設」第３４巻第８号第１３３頁乃至１
４０　負所載の記事「静電式Ｇ３形ファクシミリ及びＧ
３形ファクシミリ同報装置」等に示されｋように、一旦
読取った原稿の画情報を符号化して同報メモリに蓄積し
、これを複数の受信先へ一斉又は順次的に同報通信する
だけのものであった。しかしながらファクシミリの多機
能化が望まれており、また同報メモリの有効利用という
ことを考慮すると、次のような機能を有せしめることが
考えられる。まず送信についてみると ｉｌｌ　即時蓄積送信・・・現在の同報通信機能（２）
時刻指定蓄積送信・・・１カ所又は複数カ所宛（３）　
ポーリング蓄積送信 があり、また受信についてみると （４）記録紙切れの場合の代行受信 （５）　フィルビットなしのメモリ間通信（６）受信情
報の複数枚印写 があり、更に通信とは無関係の （７）　マルチコピー（原稿を１回通すだけで多数枚の
複写をとる） がある。

従来はこのような多種類の機能を搭載したものはなく、
また複数の機能を搭載したものであっても、同報メモリ
の容量が１〜数メガバイトと比較的少なく、例えば時刻
指定蓄積送信が設定され、同報メモリがその送信情報に
よって占有されている場合には即時Ｍ積通信ができない
とか、代行受信ができない等の不都合があった。

〔目的〕

本発明は前述した多数の機能を果たし、しかも複数の機
能を同時的に果たすことができるファクシミリ同報装置
を提供することを目的とする。

〔構成〕

本発明に係るファクシミリ同報装置は、複数のブロック
に分割された同報メモリと、各ブロックに対し独立的に
書込み、読出ず手段とを備えたことを特徴とする。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。

゛　第１図は本発明装置の要部を示すブロック図である
。図において１は同報メモリであって、夫々独立的に１
込み、読出しができるように分割されたメモリブロック
１１．１２．１３．１４．１５から成る。

ブロック１１〜１５の夫々は前掲の機能のうちのいずれ
か一つの機能を果たすのに十分なだけの容量を有してい
る。

制御回路７はこの同報メモリ１に対する書めみ、これか
らの読出しの外、送受信に係る装置全体の制御を司って
いる。

読取部２は送信すべき原稿等を光学的に読取りこれを電
気信号に変換するものであり、この信号は符号化回路３
によって符号化データとなり、マルチプレクサ８を介し
てモデム９に与えられ、ここで変調され、ＮＣＵ　（Ｎ
ｅｔｗｏｒｋ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　ｔｌｎｉｔ）　１０か
ら回線に送出さ−れる。符号化データはまたマルチプレ
クサ４．書込／読出制御 報メモリ１へ与えられ、所定のメモリブロックに書込ま
れる。

・回線を通じて入力された画情報の信号はＮＣＵｌｏを
介してモデム９に与えられ、ここで復調されてマルチプ
レクサ２５を介して復号化回路２６に与えられ、ここで
復号化され、印写部２７にて印写される。

モデム９にて復調された符号化データはまたマルチプレ
クサ４，書込／読出制御 報メモリド＼与えられ所定のメモリブロックに書込まれ
る。

同報メモ１月１に書込まれている画情報のデータば書込
／読出制御回路５、マルチプレクサ８を介してモデム９
に与えられ、ここで変調され、ＮＣＵｌｏを介して回線
に送出される。

同報メモリ１に書込まれている画情報のデータは書込／
読出制御回路５、マルチプレクサ４．２５を介して復号
化回路２６へ与えられ、ここで復号化されて印写部２７
に与えられて印写される。その他６は各種機能の選択の
ためのスイッチ等を設けた操作部、１３ば操作部６の操
作内容、装置の動作内容等を表示する表示部であり、ま
た２１は時刻メモリ、２２は電話番号メモリ、２４はタ
イマであっていずれも次に説明する制御に用いられる。

次に制御回路７の制御内容を各機能ごとに説明、する。

（１）即時蓄積通信 第２図のフローチャートに示すように原稿を読取部２に
通して読取走査させ、画情報を符号化したデータをマル
チプレグ＋４，書込モードとした書込／読取制御回路５
を介して同報メモリ１に与えブロック１１に書込ませる
。

次いで、電話回線（１又は複数）が接続されている状態
で操作部６が送信指令を与えると制御回、路７は書込／
読出制御回路５を続出モードとしてブロック１１のデー
タを読出し、これをマルチプレクサ８、モデム９、ＮＣ
Ｕｌｏを経由させて回線へ送出する。送信先が複数であ
り、或いは送信先数が２同時的に送出することができる
回線数よりも多い様な場合には、回線の接続を変更して
同報メモリ１のメモリブロック１１からの読出し以後の
処理を反復する。

（２）時刻指定蓄積送信 第３図のフローチャートに示すように即時蓄積通信の場
合と同様にして読取走査及び読取った画情報の同報メモ
リｌへの格納を行うが、この場合はメモリブロック１２
に書込む。そして送信すべき時刻及び送信先の電話番号
を操作部６から入力させこれらを夫々時刻メモリ２１及
び電話番号メモリ２２に記憶させる。

タイマ２４はこのような制御、操作とは独立に動作して
いるが、制御回路７はタイマ２４の内容と時刻メモリ２
１の内容を監視しており、両者が一致したところで電話
番号メモリ２２の内容を読出し、これを用いて図示しな
い自動発信回路から自動発信動作を行わしめる。回線が
接続すると制御回路７は書込／読出制御回路５を続出モ
ードとし、メモリブロック１２の内容を読出して、即時
蓄積通信の場合と同様に、マルチプレクサ８を介してモ
デム９に与えて変關し、ＮＣＵ　１０から回線に送出す
る。

複数の通信先を有する場合は、電話番号メモリ２２の内
容を順次読出し、同様の制御を行う。

（３）　ポーリング蓄積送信の場合 第４図のフローチャートに示すように、ｉｌｌ、　（２
＋の場合と同様にして同報メモリ１への格納を行うが、
この場合はメモリブロック１３に書込む。その後自動着
信待機状態に入り、着信が有り、相手からポーリング要
求があってこれを受付番）た場合には（ｌ）、（２）の
場合と同様にメモリブロック１３から画情報を読出して
回線へ送出する。

（４ン　受信の場合 受信に際して同報メモリｌを使用するのは記録紙が無い
場合、相手機（送信側）がメモリ間通信（例えばフィル
ビット無し伝送）を要求してきた場合、或いは相手機か
ら印写枚数を指定する通信を行ってきた場合等に該当す
る。

この場合には第５図に示すように、回線を通して送られ
てくる画情報のデータばＮＣＵ　１０からモデム９に与
えられてここで復調され、マルチプレクサ４、書込モー
ドとした書込／読出制御回路５を経て同報メモリ１のメ
モリブロック１４に書込まれる。通信完了後、記録紙が
有る場合は制御回路７ば書込／読出制御回路５を続出モ
ードとして、メモリブロック１４から画情報を読出し、
マルチプレクー！１２５を介して復号化回路２６に与え
て復号化し、印写部２７により所要枚数印写するよう制
御する。

記録紙が無い場合は画情報をそのままメモリブロック１
４にて保存し、記録紙が補充されたところで印写させる
。

（５）　マルチコピー 第６図に示すように原稿の読取走査を行い符号化したデ
ータを同報メモリｌのメモリブロック１５に一旦書込む
。次いでこれを読出し復号化して印写し、印写枚数が設
定値となるまで続出、印写の処理を反復する。

〔効果〕

以上の如き本発明による場合は、多数の機能を有し、各
機能が他の機能と独立して使用することができるファク
シミリ同報装置を実現できる。従って例えば第１の使用
者は時刻指定蓄積送信を、第２の使用者はポーリング送
信を行うべく操作することが可能であり、このような状
態下で第３の使用者が即時蓄積送信を行うようなことも
可能であるなど、極めて利用効率の高い装置が提供でき
る。なお前述の実施例では各メモリブロックを夫々軸足
の機能に割イ」りたが、その関係を固定する必要はなく
、メモリブロックが空いている場合は２つの時刻指定蓄
積通信を′行えるような制御方法としてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置のブロック図、第２図乃至第６図は
その制御内容を示すフローチャートである。 ｌ・・・同報メモリ　２・・・読取部　７・・・制御回
路９・・・モデム　１１．１２〜１５・・・メモリプロ
・２り特　許　出願人　三洋電機株式会社 代理人　弁理士　河　！Ｆ　登　夫 第　２図 第３図 第４団　第５０ 第６圀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　複数のブロックに分割された同報メモリと各ブロ
   ックに対し独立的に書込み、読出す手段とを備えたこと
   を特徴とするファクシミリ同報装置。