JPS6161005A - 車両の操舵角検出装置 - Google Patents

車両の操舵角検出装置

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JPS6161005A
JPS6161005A JP18247584A JP18247584A JPS6161005A JP S6161005 A JPS6161005 A JP S6161005A JP 18247584 A JP18247584 A JP 18247584A JP 18247584 A JP18247584 A JP 18247584A JP S6161005 A JPS6161005 A JP S6161005A
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JP
Japan
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steering angle
neutral position
vehicle
detector
steering
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Application number
JP18247584A
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English (en)
Inventor
Fukashi Sugasawa
菅沢 深
Junsuke Kuroki
黒木 純輔
Yosuke Akatsu
赤津 洋介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS6161005A publication Critical patent/JPS6161005A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両のステアリング機構における操舵角を
検出する車両の操舵角検出装置に関し、より詳細には、
操舵角の検出のみが行え、操舵中立位置検出の行えない
操舵角検出器を用いた操舵角検出装置において、操舵中
立位置を予測し、この操舵中立位置に基づいて実際の操
舵角を求める車両の操舵角検出装置に関する。
〔従来技術〕
従来の車両の操舵角検出装置としては、例えば本出願人
が先に提案した特願昭59−31872号明細書に記載
されたものがある。この操舵角検出装置は、ステアリン
グ機構の操舵角に応じた操舵角情報を出力する操舵角検
出器と、その操舵角検出器の検出情報を平均化して中や
位置情報を算定する平均化処理手段と、該平均化処理手
段の中立位置情報と前記操舵角検出器の操舵角情報との
差値から実操舵角を演算する操舵角演算手段とを備え、
平均化処理手段によって、操舵角検出器の操舵角情報を
平均化して中立位置情報を算定し、この算定した中立位
置情報と現在の操舵角情報との差値を操舵角演算手段で
演算して現実の操舵角を検出することにより、操舵角検
出器のステアリング機構に対する取付位置を自由に選定
することを可能としたものである。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような従来の車両の操舵角検出装置
にあっては、中立位置を求めるための平均値演算方法す
なわち平均処理の時定数(具体的には、前回処理の平均
値と今回処理の操舵角検出値とを重み付は加算する際の
重み係数)が常に一定となっていたことが原因で、時定
数を小さくとると、平均化するデータの個数が少ないた
めに、カーブ等での中立位置の誤差が大きくなり、逆に
時定数を大きくとると、その間に一度非常に大きい操舵
角が生じた場合に、中立位置が大きく狂い、正しい中心
位置に修正されるまでに時間が掛かり過ぎるという未解
決の課題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明の車両の操舵角検出装置は、第1図に示
すように、車両の操舵角を検出する操舵角検出装置にお
いて、車両の走行状態を検出する走行状態検出器1と、
車両の舵取り機構の回動に応した検出信号を出力する操
舵状態検出器2と、前記走行状態検出器1の検出信号に
基づきサンプリング周期を選定するサンプリング周期選
定手段4と、前記操舵状態検出器2の検出信月に基づき
前記サンプリング周期に従って操舵角中立位置を演算す
る操舵角中立位置演算手段3と、前記操舵状態検出器2
からの検出信号に基づく操舵角情報と前記操舵角中立位
置演算手段3からの操舵角中立位置情報に基づいて実操
舵角を演算する実操舵角演算手段5とを備えることを特
徴とする。
〔作用〕
そして、この発明の車両の操舵角検出位置の作用は、操
舵角状態検出器で検出された操舵角情報に基づいて操舵
角中立位置を求める際のサンプリング周期を、車両の走
行状態に応じて選定し、車両の走行状態が変化しても常
に正しいと予想される操舵角中立位置を求め、この中立
位置情報と前記操舵角情報とから実操舵角を演算するも
のである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例につき、図面を参照して説明す
る。
先ず、この発明の車両の操舵角検出装置の第1実施例の
全体構成を、第2図の全体斜視図および第3図のブロッ
ク図により説明する。
第2図において、6,7は、車両の前輪および後輪であ
り、2は、ステアリング機構9に取り付けた操舵状態検
出器、10は、例えばエンジンに連結された変速機に取
り付けた単連検出器、1】は、操舵状態検出器2および
単連検出器10からの検出データが供給された制御装置
である。12゜13は、減衰力可変ショックアブソーバ
であり、これらは、各車輪6.7のサスペンション装置
に設けられており、制御装置11の制御信号CSによっ
て、その減衰力が制御される。
操舵状態検出器2の一例は、第3図に示すように、ステ
アリングシャフト14に嵌合されてこれと一体に回動す
る外周部に等各間隔で穿設した複数のスリット15を有
するスリット円板16と、このスリット円板16を挟ん
で対向するフォトインタラプタ17とから構成されてい
る。ここで、フォトインタラプタ17は、前記スリ・ノ
ドを挟んで対向する2mlの発光素子18.19および
受光素子(図示せず)を有し、これらがスリン)15間
のピッチPのA又はその整数倍のピッチを保って配設さ
れ、従って、各受光素子から第4図に示すよに、スリッ
ト15間のピッチPのA分位相がずれた検出信号DI、
D2が出力される。この場合、検出信号D1、D2の位
相のずれ方向によってステアリング機構9の操舵方向す
なわち回動方向を検出することができる。すなわち、検
出信号Dlが“0゛から”1”に立ち上がる時点で、検
出信号D2が“0゛であるとき、又は検出信号がDIが
“1”から“0”に立ち下がる時点で検出信号D2が“
1°であるときには、右切りであることが判断され、逆
の場合には、左切りであることが判断される。
車速検出器lOは変速機の出力側の回転数を、磁気的、
光学的等の回転検出手段を使用して検出するもので、例
えば1回転毎に1つのパルス信号が出力される。この場
合、車速検出器10は、変速機に限らず、変速機に連結
された推進軸の回転数を検出するようにしてもよい。
制御装置11は、第5図に示すように、例えば、マイク
ロコンピュータ20によって構成されている。このマイ
クロコンピュータ20は、インターフェイス回路21演
算処理装置22及びRAM。
ROM等の記1!装置23を含んで構成され、インター
フェイス回路21には、操舵状態検出器2および車速検
出器10が接続されていると共に、駆動回路24を介し
て減衰力可変ショックアブソーバ12.13が接続され
ている。また、演算処理装置22は、インターフェイス
回路21を介して操舵状態検出器2および車速検出器1
0の検出信号を読み込み、これらに基づき後述する演算
処理を行う。さらに、記憶装置23は、演算処理装置2
2の演算処理の実行に必要な所定のプログラムを記憶し
ていると共に、演算処理装置22の演算結果等を記憶す
る。
そして、マイクロコンピュータ20は、具体的には、第
6図に示すように、実際の操舵角eを検出する操舵角検
出部25と、この検出された操舵角θを用いて例えば減
衰力可変ショックアブソーバ12.13の減衰力を制御
するための制御信号C8を出力する減衰力可変ショック
アブソーバ駆動制御部26とを兼用している。
第6図は、この発明の第1実施例の具体的構成を示すブ
ロック図である。
同図において、操舵角検出部25は、操舵状態検出器2
の検出信号DI、D2に基づいて操舵方向を判定する操
舵方向判定手段27と、この操舵方向判定手段27の判
定結果に基づいてアップ・ダウンカウントする計数手段
28と、車速検出器lOで検出された車速値Vに基づい
て操舵角の中立位置を求めるためのサンプリング周期β
を選定するサンプリング周期選定手段4と、前回処理の
中立位置情報1 ++−1と今回処理で計数手段28に
よりカウントされた操舵角情報θn (添字nは今回の
処理を1.−1は前回の処理をそれぞれ表す。)に基づ
いて、選定されたサンプリング毎に中立位?I I n
を演算する操舵角中立位置演算手段3と、この操舵角中
立位置演算手段3からの中立位置情報inと計数手段2
8からの操舵角情報θnとの差値を演算して実操舵角θ
を演算する実操舵角演算手段5とを備える。
すなわち、操舵角中立位置演算手段3は、前回処理の中
立位置情報l。−1と、今回処理の操舵角情報θnおよ
び重み係数α。(一定値)とからサンプリング周期毎の
操舵角中立位置σnを、σn=α。・L−+  + N
−α。)・θn・・・(1)により演算する。
サンプリング周期選定手段4は、車速検出器10によっ
て検出された車速■に応じて、第7図に示すよう、サン
プリング周期の基準値βを、β=fl  (V)   
         ・・・・・・(2)(βはVの関数
の意。)で求める。図から明らかなように、比較的低速
の所定車速■。以下ではβΦ値は無限大(実際にはかな
り大きな値)であり、車速■。を越えると■が大きくな
る程βは大きな値から減少していく。なお、このβの値
は車速検出器10からの車速パルス数又はそのパルス数
に比例する走行距離に換算される値である。
従って、車両の実際の走行距離Lnがこのβ(所定路H
)以上か否かを比較し、Ln≧βとなった時に、上記操
舵角中立位置演算手段3は+11式の演算を行い、Ln
がβを越えない間は、(11式の演算を行わず、前回の
中立位置in−+を保持していく。
なお、サンプリング周期Bは、(2)式の関数として演
算する場合に代えて、実験値を記憶テーブルに記憶して
おいて、これを参照して算出するようにしてもよい。
実操舵角演算手段5は、計数手段28からの操舵角情報
θnと操舵角中立位置演算手段3からの操舵角中立位置
情報inとから、実操舵角θをθ=θn −/7n  
         ・・・・・・(3)により求めて出
力する。
第6図において、減衰力可変ショソクアブソーハ駆動制
御部26は、操舵角検出部25からの実操舵角情報θと
、車速検出器10からの車速情報■とに基づき、これら
情報により車両のロール量が所定W#以上か否かを判定
するロール量判定手段32と、このロール量判定手段3
2によりロール量が所定値以−トであると判定された時
に、アンチロール効果を発揮するように減衰力可変ショ
ソクアブソーパ12.13の減衰力を所定時間だけ高め
るような制御信号CSを出力する減衰力制御手段33と
を備える。そして、この制御信号C3はインターフェイ
ス回路21を介して駆動回路24に出力され、減衰力可
変シジノクアプソーバ12゜13の減衰力を上述のよう
にアンチロール効果を発揮するように制御する。
次に上記マイクロコンピュータ20の処理手順を説明す
る。
第11図は、第6図の操舵方向判定手段27及び計数手
段28における操舵方向の判定と操舵角θnの検出の処
理手順を示す流れ図である。この処理は、操舵状態検出
器2の検出信号DI、D2がインターフェイス回路21
に入力されると、それらの例えば立ち上がり時点による
割込み処理として実行される。
すなわち、第11図において、ステップ101で検出信
号D1が「1」であるか否かを判定し、「1」であれば
ステップ102に移行して、検出信号D2が「0」であ
るか否かを判定し、「0」であればステップ103に移
行して計数手段28としての記憶装置の所定記憶領域に
形成したカウンタをr l Jだけカウントアンプする
。また、ステップ101で検出(S号T)1が「0」で
ある場合には、ステップ104に移行して検出信号D2
が[ト1であるか否かを判定し、[1]であればステッ
プ+05に移行して、カウンタを「1」だけカウントダ
ウンする。さらに、ステップ102で検出信号D2が「
1」であればステップ105に、また、ステップ104
で検出信号D2が「0」であればステップ103にそれ
ぞれ移行する。かくして、力うントアップの時は例えば
右切り、カウントダウンの時は左切りと判定され、カン
ウタのカウント値が操舵角情報θnとなる。
第12図は、第6図の処理手順を示す流れ図である。こ
の処理は、車速検出器10からの車速パルスによる一定
距離走行毎の割込み処理である。
同図において、ステップ106では記憶装置23内に形
成した走行距離Lnカウンタをカウントアンプし、ステ
ップ107では操舵状態検出器2の検出信号に基づく操
舵角情報θnを読み込み、ステップ108では車速パル
スを読み込め、これに基づいて車速■を算出する。ステ
ップ109ではその車速情報■に応じ゛ζサンプリング
周周期基準値β(具体的には所定の走行距離)を第7図
に従って選定する。ステップ110ではステップ106
でカウントアツプされた走行距離カウンタのカウント値
Lnがステップ109で選定されたサンプリング周期の
基準値β以上となったかどうかを判定し、判定結果がY
ESであればステップ】11へ移行し、Noであればス
テップ114へ移行する。ステップ1】1では走行距離
Lnカウンタをクリヤし、ステップ112では前述の(
1)式に従って操舵角中立位置σnを演算し、ステップ
113ではこのθnを更新記憶する。
ステップ114では、ステップ112で演算された中立
位置情Iil/7n、又はステップ110でln〈βと
判定された場合に保持されている従前の中立位置情報J
 n −1と、ステップ107で読み込まれた操舵角情
報θnとから、前述の(3)式に従って実操舵角θを演
算し、以下、このステップ106〜114を車速パルス
が得られる毎に繰り返す。
次に、この第1実施例の作用を説明する。
第6図において、操舵状態検出器2からの検出信号DI
、D2に基づいて操舵方向判定手段27と計数手段28
により操舵角θnが求められ、車速検出器10からの車
速パルスに基づいて車速■が求められる。この車速情報
■に基づいて第7図((2)式)に従ってサンプリング
周期の基準値(所定の走行距翻)βを選定し、実際の走
行路wI L nカウンタのカウント値すなわち走行距
離Lnがこの基準値β以上となったか否かを判定する。
走行路M1、nが基準値βを越えない間は、第12図の
ステップ111および112に示す(1)式により中立
位置inを求める演算を行わずに、従前の中立位置情報
i。−1をそのまま保持しかつ今回処理の中立位1in
として、(3)式に従って実操舵角θを演算する。
また、走行路MLnがサンプリング周期の基準値β以上
となると、fl1式による中立位置inを求める演算が
行われ、かつLnカウンタがクリヤされ、このようにし
て、βと1、nとによって(1)式を演算するサンプリ
ング周期が車速■に応じて第7図に従って選定されるこ
とになる。
第7図から明らかなように、所定車速■。以下の低速域
では基準値βは無限大(実際にはかなり大きな値)であ
るので、(1)式による中立位置の演算を行わず、それ
以前の値17−1をそのまま保持する。これは、低速域
では車両はカーブ走行を行う蓋然性が高いので、今回の
操舵角検出値θnによる補正を行わず、この操舵角θn
による中立位置inの狂いをV月1−することを意味す
る。一方、所定車速■。を越えると、車速■が大きくな
る程基準値βが小さくなり、(1)式による演算のサン
プリング周期が小さくなる。従って、高速域では車両は
直進走行を行う蓋然性が高いので、今回の操舵角検出値
θnによる中立位置σnの修正を顧緊に行い、更新して
いくことになる。
従って、第7図に従って車速Vに基づいて得られたサン
プリング周期の基準値βによってサンプリング周期を選
定することにより、低速域から高速域に亘って、正しい
と見なされる中立位置σnが得られ、従って、正確な実
操舵角θが得られる。
このようにして求められた実操舵角θは、例えば第6図
に示すように、減衰力可変ショックアブソーバ12,1
3の減衰力を制御する制御信号CSに変換され、減衰力
可変ショックアブソーバ12゜13によるアンチロール
効果を発揮させるために使用される。
次に、この発明の第1実施例の変形例を説明する。
第8図乃至第10図はそれぞれ、走行状態として横加速
度G、ロール角ρ又はヨーレートtを考慮した場合の、
それらとβとの関係を示す図であり、上述した車速■に
基づくβに代えて、用いてもよい。
この場合のβは、横加速度G、ロール角ρ又はヨーレー
トtが小さく、直進走行と見なし得る程、βの値を小さ
くし、G、ρ又はtが大きくなる程、βΦ値を大きくす
る。そして、所定値G0.又はρ。又は70以上でカー
ブ走行をしている領域では、βの値を無限大(実際には
かなり大きな値)とする。
処理の手順は、第12図の流れ図において、ステップ1
08で横加速度検出器(図示しない)かはの横加速度G
、又はロール角検出器(図示しない)からのロール角ρ
、又はヨーレート検出器(図示しない)からのヨーレー
トtを読み込み、ステップ109ではそれらのG1ρ又
はtに応じ 。
て第8図、第9図又は第10図に示すように、β−f、
(G)、  β=f3 (ρ)又はβ−f4 (?)に
従って、サンプリング周期の基準値βを求める。
その他の手順は、上述した車速Vによりβを求めて処理
を行う場合と同じである。
このように、横加速度G、ロール角ρおよびヨーレート
tに基づいて制御するものは、これら検出値が車両の走
行状態を直接的に検出するので、前述の車速■による直
進性の推定制御に比べて、直進状態からのズレをより正
確に検出できるため、操舵角中立位置をより精度良く求
めることができる。
以上、第1実施例およびその変形例として説明したよう
に、このようにして求めた中立位置情報inと計数手段
28による操舵角情報θnとは、通常はマイクロコンピ
ュータ20の記憶装置23の所定記憶領域に処理周期毎
に更新記憶されるが、イグニッションをオフにすると通
常はこれらの値は消えてしまい、次のイグニッションオ
ン時には擬伯中立位置σ。が初期値として設定される。
しかしながらイグニッションオン時には、車両が車庫入
れや縦列駐車等によって大きく操舵している状態である
場合が多い。従って、fl1式により求める中立位置は
初期状態で大きく狂い、求められた中立位置が正しい中
立位置に修正されるまでの時間が長いという問題がある
そこで、この発明の第2実施例として、イグニッション
オン後の走行開始状態では、次のような操舵角検出を行
ってもよい。
第13図は、イグニッションオン直後に最初に走行を開
始してからの走行距離りとサンプリング周期の基準値β
との関係β−rsH−)を示し、図から明らかなように
、走行距離りが小さい程βの値を小さくし、走行距離り
が大きくなる程βの値え大きくしていく。
第14図は、その走行開始状態における処理手順を示す
流れ図である。
同図において、この処理はイグニッションオンで開始さ
れ、車速パルス毎の割込みで実行される。
すなわち、ステップ116ではサンプリング周期を選定
するための走行距離Lnカウンタがカウントアツプされ
、ステップ117ではイグニッションオン後に走行を開
始してからの距離を積算する走行距離1.カウンタがカ
ウントアツプされる。ステ、1118では操舵角情報θ
nを読み込め、ステップ119では走行部jillLに
応して第13図(β−r5 (+、))に従ってサンプ
リング周期の基準値βを選定する。ステップ120では
走行距離Lnが基準値β(所定の走行距離)以上となっ
たかどうかを判定し、判定結果がYESであればステッ
プ121へ移行し、Noであればステップ124へ移行
する。ステップ121では走行距離Lnカウンタをクリ
ヤし、ステップ122では前述のfl1式に従って操舵
角中立位置Inを演算し、ステップ123ではこのin
を更新記憶する。
ステップ124では、ステップ122で演算された中立
位置情報in、又はステップ120でLn〈βと判定さ
れた場合は保持されている従前の中立位置情報I n−
1と、ステップ118で読み込まれた操舵角情報θnと
から、前述の(3)式に従って実操舵角θを演算する。
そして、ステップ125に示すように、この走行開始状
態の制御は、走行距離■7が所定値Ls以下では繰り返
して実行し、所定値Lsを越えたら、この制御を終了し
、前述した車速■により選定したサンプリング周期の基
準値βによる制御により移行することが好ましい。
この第2実施例によれば、操舵量を太き(切った縦列駐
車のような状態からイグニッションをオンして走行を開
始するような走行開始状態において、演算された中立位
置の誤差の修正が速やかになり、応答速度を向上させる
ことができる。
なお、この走行開始状態の制御は、上述した走行距離り
によりβを求めることに代えて、走行時間に基づいてβ
を選定してもよい。
以上、この発明の実施例について説明したが、中立位置
inを求める際のサンプリング周期は、演算処理の見掛
は上の時定数に相当する。
なお、fi1式による操舵角中立位置inの演算は、操
舵角情報θnを適当数サンプリングして、その移動平均
値を求めるようにしてもよい。
また、この発明の車両の操舵角検出装置の構成(第5図
および第6図参照)はマイクロコンピュータを用いたも
のについて説明したが、通常の電子回路を用いて構成し
てもよいことは、当業者には自明であろう。この場合に
、fl1式による中立位置inの演算をディジタルフィ
ルタ等を用いて行うことも可能である。
さらに、この発明の車両の操舵角検出装置により得られ
る実操舵角情報θは、上述した減衰力可変ショックアブ
ソーバの減衰力の制御に使用されるのに限らず、ばね定
数可変スプリング装置のばね定数の制御や、ロール剛性
可変スタビライザのロール剛性の制御にも使用可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の車両の操舵角検出装置
によれば、操舵角中立位置を求める際のサンプリング周
期を走行状態(例えば、車速、横加速度、ロール角、ヨ
ーレート等)に応じて適切な値に選定することとし、直
進走行であって操舵位置が中立位置に近いと見なされる
時にはサンプリング周期を小さく、カーブ走行中で操舵
中立位置が中立位置よりずれていると予想される時には
サンプリング周期を大きくする構成としたため、直進走
行状態においては、演算された中立位置が実際の中立位
置からずれた場合の修正が速やかに行われ、またカーブ
走行中においては、求められた中立位置が実際の中立位
置からずれる程度を小さく抑えることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車両の操舵角検出装置の構成を示す
ブロック図、第2図は第1図の装置の全体構成を示す斜
視図、第3図は操舵状態検出器の?’ 一例を示す平面図、第4図はその検出器の検出信号の波
形図、第5図は第2図の装置のブロック図、第6図はこ
の発明の第1実施例の構成を示すブロック図、第7図乃
至第10図はそれぞれ車速、横加速度、ロール角および
ヨーレートとサンプリング周期の基準値との関係を示す
図、第11図は操舵状態検出器の検出信号から操舵角を
求める処理手順を示す流れ図、第12図はこの発明の第
1実施例の処理手順を示す流れ図、第13図はイグニッ
ションオン後の走行距離とサンプリング周回の基準値と
の関係を示す図、第14図はこの発明の第2実施例とし
ての走行開始状態における処理手順を示す流れ図である
。 1・・・走行状態検出器、 2・・・操舵状態検出器、
3・・・操舵角中立位置演算手段、 4・・・サンプリ
ング周期選定手段、 5・・・実操舵角演算手段、 9
・・・ステアリング機構、  10・・・車速検出器、
11・・・制御装置、  20・・・マイクロコンピュ
ータ、22・・・演算処理装置、 23・・・記憶装置
、 25・・・操舵角検出部、 27・・・操舵方向判
定手段、28・・・計数手段、 DI、D2・・・検出
信号、G・・・横加速度、 I2・・・走行距離、 車
速・・・V、β・・・サンプリング周期の基準値、  
t・・・ヨーレート、  ρ・・・ロール角、  θn
・・・操舵角、  σn・・・操舵角中立位置、 θ・
・・実操舵角。 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 代理人 弁理士 梶 山 拮 是 6去6も 第11図 第13図 ・レグ 品 期 朶 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の操舵角を検出する操舵角検出装置において
    、車両の走行状態を検出する走行状態検出器と、車両の
    舵取り機構の回動に応じた検出信号を出力する操舵状態
    検出器と、前記走行状態検出器の検出信号に基づきサン
    プリング周期を選定するサンプリング周期選定手段と、
    前記操舵状態検出器の検出信号に基づき前記サンプリン
    グ周期に従って操舵角中立位置を演算する操舵角中立位
    置演算手段と、前記操舵状態検出器からの検出信号に基
    づく操舵角情報と前記操舵角中立位置演算手段からの操
    舵角中立位置情報に基づいて実操舵角を演算する実操舵
    角演算手段とを備えることを特徴とする車両の操舵角検
    出装置。
  2. (2)走行状態検出器が、車速検出信号を出力する車速
    検出器又は横加速度検出信号を出力する横加速度検出器
    又はロール角検出信号を出力するロール角検出器又はヨ
    ーレート検出信号を出力するヨーレート検出器から選択
    された少なくとも一つである特許請求の範囲第1項記載
    の車両の操舵角検出装置。
  3. (3)サンプリング周期選定手段が、イグニッションオ
    ン直後の車両の走行開始処理状態において、走行開始後
    の走行距離又は走行時間に基づいてサンプリング周期を
    選定するものである特許請求の範囲第1項記載の車両の
    操舵角検出装置。
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