JPS6138515A - 車両の操舵角検出装置 - Google Patents

車両の操舵角検出装置

Info

Publication number
JPS6138515A
JPS6138515A JP16098584A JP16098584A JPS6138515A JP S6138515 A JPS6138515 A JP S6138515A JP 16098584 A JP16098584 A JP 16098584A JP 16098584 A JP16098584 A JP 16098584A JP S6138515 A JPS6138515 A JP S6138515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering angle
neutral position
steering
vehicle
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16098584A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukashi Sugasawa
菅沢 深
Junsuke Kuroki
黒木 純輔
Yosuke Akatsu
赤津 洋介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP16098584A priority Critical patent/JPS6138515A/ja
Publication of JPS6138515A publication Critical patent/JPS6138515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両のステアリング機構における操舵角を
検出する車両の操舵角検出装置に関し、より詳細には、
操舵角の検出のみが行なえ、操舵中立位置検出の行なえ
ない操舵角検出器を用いた操舵角検出装置において、操
舵中立位置を予測し、この操舵中立位置に基づいて実際
の操舵角を求める車両の操舵角検出装置に関する。
〔従来技術〕
従来の車両の操舵角検出装置としては、例えば本出願人
が先に提案した特願昭59−31872号明細書に記載
されたものがある。この操舵角検出装置は、ステアリン
グ機構の操舵角に応じた操舵角情報を出力する操舵角検
出器と、その操舵角検出器の検出情報を平均化して中立
位置情報を算定する平均化処理手段と、該平均化処理手
段の中立位置情報と前記操舵角検出器の操舵角情報との
差値から実操舵角を演算する操舵角演算手段とを備え、
平均化処理手段によって、操舵角検出器の操舵角情報を
平均化して中立位置情報を算定し、この算定した中立位
置情報と現在の操舵角情報との差値を操舵角演算手段で
演算して現実の操舵角を検出することにより、操舵角検
出器のステアリング機構に対する取付位置を自由に選定
することを可能としたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の車両の操舵角検出装置
にあっては、中立位置を求めるための平均値演算方法す
なわち平均処理の時定数(具体的には、前回処理の平均
値と今回処理の操舵角検出値とを重み付は加算する際の
重み係数)が常に一定となっていたため、時定数を小さ
くとると、平均化するデータの個数が少ないために、カ
ーブ等での中立位置の誤差が大きくなり、逆に時定数を
大きくとると、その間に一度非常に大きい操舵角が生じ
ると、中立位置が大きく狂い、正しい中心位置に修正さ
れるまでに時間が掛かり過ぎるという未解決の課題があ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明の車両の操舵角検出装置は、第1図に示
すように、車両の操舵角を検出する操舵角検出装置にお
いて、車両の走行状態を検出する走行状態検出器lと、
車両の舵取り機構の回動に応じた検出(3号を出力する
操舵状態検出器2と、前記走行状態検出器1の検出信号
に基づき重み係数を選定する重み係数選定手段4と、前
記操舵状態検出器2の検出信号に基づき前記重み係数に
従って操舵角中立位置を演算する操舵角中立位置演算手
段3と、前記操舵状態検出器2からの検出信号に基づく
操舵角fv叩と前記操舵角中立位置演算手段3からの操
舵角中立位置情報に基づいて実操舵角を演算する実操舵
角演算手段5とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
そして、この発明の車両の操舵角検出装置の作用は、操
舵角状態検出器で検出された操舵角情報に基づいて操舵
角中立位置を求める際の重み係数を、車両の走行状態に
応じて選定し、車両の走行状態が変化しても常に正しい
と予想される操舵角中立位置を求め、この中立位置情報
と前記操舵角情報とから実丘舵角を演算するものである
〔実施例〕
以下、この発明の実施例につき、図面を参照して説明す
る。
先ず、この発明の車両の操舵角検出装置の第1実施例の
全体構成を、第2図の全体斜視図および第3図のブロッ
ク図により説明する。
第2図において、6,7は、車両の前輪および後輪であ
り、2は、ステアリング機構9に取り1寸けた操舵状態
検出器、10は、例えばエンジンに連結された変速機に
取り付けた車速検出器、1)は、操舵状態検出器2およ
び車速検出器10からの検出データが供給された制御装
置である。12゜13は、減衰力可変ショックアブ□ソ
ーバであり、これらは、各車輪6,7のサスペンション
装置に設けられており、制御装置1)の制御信号CSに
よって、その減衰力が制御される。
操舵状態検出器2の一例は、第3図に示すように、ステ
アリングシャフト14に嵌合されてこれと一体に回動す
る外周部に等各間隔で穿設した複数のスリット15を有
するスリット円板16と、このスリット円板16を挟ん
で対向するフォトインクラブタ17とから構成されてい
る。ここで、フォトインクラブタ17は、前記スリット
を挟んで対向する2組の発光素子18.19および受光
素子(図示せず)を存し、これらがスリット15間のピ
ッチPの2又はその整数倍のピッチを保っそ配設され、
従って、各受光素子から第4図に示−すように、スリッ
ト15間のピッチPの×分位相がずれた検出信号D1.
’D2が出力される。この場合、検出信号DI、D2の
位相のずれ方向によってステアリング搬信9の操舵方向
すなわち回動方向を検出することができる。ずなわら、
検出信号DIが“0”から“1”に立ち上がる時点で、
検出信号D2が“0”であるとき、又は検出信号D1が
“1”から“0”に立ち下がる時点で検出信号D2が1
)”であるときには、右切りであることが判断され、逆
の場合には、左切りであることが判断される。
車速検出器10は、変速機の出力側の回転数を、磁気的
、光学的等の回転検出手段を使用して検出するもので、
例えば1回転毎に1つのパルス信号が出力される。この
場合、車速検出231oは、変速機に限らず、変速機に
連結された推進軸の回転数を検出するようにしてもよい
制御装置f!1)は、第5図に示すように10例えば、
マイクロコンピュータ20によって構成されている。こ
のマイクロコンピュータ2oは、インターフェイス回路
21、演算処理装置22およびRA〜1.ROM等の記
tl装=23を含んで構成され、インターフェイス@路
21には、操舵状BjIt出器2および車速検出器10
が接続されていると共に、駆動回路24を介して減衰力
可変ショックアブソーバ12,13が接続されている。
また、演算処理装置22は、インターフェイス回路21
を介して操舵状態検出器2および車速検出器10の検出
信号を読み込み、これらに基づき後述する演算処理を行
なう。さらに、記憶装置23は、演算処理装置22の演
算処理の実行に必要な所定のプログラムを記憶している
と共に、演算処理装置22の演算結果等を記憶する。
そして、マイクロコンピュータ20は、具体的には、第
6図に示すように、実際の操舵角θを検出する操舵角検
出部25と、この検出された操舵角0を用いて例えば減
衰力可変ショックアブソーバ12.13の減衰力を制御
するための制御信号C3を出力する減衰力可変ショック
アブソーバ駆動制御部26とを兼用している。
第6図は、この発明の第1実施例の具体的構成を示すブ
ロック図である。
同図において、操舵角検出部25は、操舵状態検出器2
の検出信号Di、D2に基づいて操舵方向を判定する操
舵方向判定手段27と、この操舵方向判定手段27の判
定結果に基づいてアップ・ダウンカウントする計数手段
28と、車速検出器10で検出された車速値■に基づい
て操舵角の中立位置を求めるための重み係数αを選定す
る重み係数選定手段、1と、前回処理の中立位置1r1
報σ7−1と今回処理で計数手段28によりカウントさ
れた操舵角情報θn (添字1.は今回の処理を、+s
−1は前回の処理をそれぞれ表わす)に上記重み係数α
を考慮して今回処理の中立位置σ7を演算する操舵角中
立位置演算手段3と、この操舵角中立位置演算手段3か
らの中立位置情報σ7と計数手段28からの操舵角情報
θ7との差値を演算して実操舵角eを演算する実操舵角
演算子段5とを備える。
すなわち、操舵角中立位置演算手段3は、前回処理の中
立位置情報σn−1と、今回処理の操舵角情報θ、およ
び重み係数αとから、今回処理の操−舵角中立位置17
を、 σ7=α・tin−+ + (t−α)・θ、・・・・
・・(1)により演算する。
重み係数選定手段4は、車速検出器10によって検出さ
れた車速Vに応じて、第7図に示すように、 α−r+(v)           ・・・・・・(
2)(αは■の関数の意)で求める。このαの値は、比
較的低速の所定車速v0以下ではα−1であり、車速v
oを越えると1から徐々に減少していく。
(2)式は、実験値をテーブル化したものでもよいし、
関数として演算するものでもよい。
実操舵角演算手段5は、計数手段28からの操舵角情報
θ7と操舵角中立位置演算手段3からの操舵角中立位置
情報σ1とから、実操舵角θをθ=θ7−σ7    
      ・・・・・・(3)により求めて出力する
第6図において、減衰力可変ショックアブソーバ駆動制
御部26は、操舵角検出部°25からの実操舵角情報e
と、車速検出器10からの車速情報■とに基づき、これ
ら情報により車両のロール葺が所定量以上になるか否か
を判定するロール量判定手段32と、このロール回判定
手段32によりロール量が所定値以上になると判定され
た時に、アンチロール効果を発揮するように減衰力可変
ショックアブソーバ12.13の減衰力を所定時間だけ
高めるような制御信号C3を出力する減衰力制御手段3
3とを備える。そして、この制御信号C8はインターフ
ェイス回路21を介して駆動回路24に出力され、減衰
力可変ショックアブソーバ12.13の減衰力を上述の
ようにアンチロール効果を発揮するように制御する。
次に上記マイクロコンピュータ20の処理手順を説明す
る。
第1)図は、第6図の操舵方向判定手段27および計数
手段28における操舵方向の判定と操舵角θ7の検出の
処理手順を示す流れ図である。この処理は、操舵状態検
出器2の検出信号D1.02がインターフェイス回路2
1に入力されると、それらの例えば立ち上がり時点によ
乏割込み処理として実行される。
すなわち、第1)図において、ステップ101で検出信
号D1が「1」であるか否かを判定し、「1」であれば
ステップ102に移行して、検出イ、l JifD 2
が「0」であるか否かを判定し、「0」であればステッ
プ103に移行して計数手段28としての記憶装置の所
定記憶領域に形成したカウンタをrlJだけカウントア
ツプする。また、ステップ101で検出信号D1が「0
」である場合には、ステップ104に移行して検出信号
D2が「1」であるか否かを判定し、「1」であればス
テップ105に移行して、カウンタを「1」だけカウン
トダウンする。さらに、ステップ102で検出信号D2
が「1」であればステップ105に、また、ステップ1
04で検出信号D2が「0」であればステップ103に
それぞれ移行する。かくして、カウントアンプの時は例
えば右切り、カウントダウンの時は左切りと判定され、
カウンタのカウント値が操舵角情報θnとなる。
第12図は、第6図の処理手順を示す流れ図である。
同図において、ステップ106および107ではそれぞ
れ操舵角情報θ、および車速情報■を読み込む、ステッ
プ108では車速情報Vに基づいて第7図((2)式)
に従って重み係数αを選定し、ステップ109では(1
)式に従って中立位WE、lを演算し、ステップ1)0
では(3)式に従って実操舵角eを演算する。次に、ス
テップ1)2ではステップ109で演算された中立位置
情報σゎを(1m−+とじて所定記憶領域に更新記憶す
る。そして、このステップ106〜1)1は制御終了ま
で繰り返される。
次に第1実施例の作用を説明する。
第6図において、操舵状態検出器2からの検出信号DI
、D2に基づき操舵方向判定手段27と計数手段28に
より操舵角θ1が求められ、車速検出器10から車速■
が得られる。この車速情報Vに基づいて第7図((2)
式)に従って重み係数αを選定し、このαと上記θ7お
よび前回処理で得られた操舵角中立位置tyn−+に基
づいて、(1)式に−従って現在の操舵角中立位置σ7
が、操舵角中立演算手段3により演算され、さらに、こ
の1)立位置情報σ7と上記θ7に基づいて、実操舵角
演算手段5により実操舵角θが(3)式に従って演算さ
れる。
第7図から明らかなように、所定車速■。以下の低速域
では重み係数α=1とし、(1)式において、操舵角検
出値θユを無視し、前回処理の中立位置情報σa−1を
そのまま今回処理の中立位置りとする。これは、低速域
では右折や左折、車庫入れ、縦列駐車等の大きな操舵を
伴う走行を行なう蓋然性が高く、従って、そのような大
きな操舵角θ7を用いて(1)式の演算を行なうことに
よる中立位置σ7の狂いを阻止する。
また、所定車速v0を越える高速域ではαを1より小さ
い値とし、高速になる程αを小さくしていって、り1)
式にjゴいて、高速になる程前回処理の中立位2の重み
付けを小さくし、かつ、今回の提舵角検出値θ。の重み
付けを大きくしていく。こ−れは、高速域においては、
そして高速である程、車両は直進走行を行なう蓋然性が
高く、従って現在の丘舵角検出値θ1が中立位置i、、
そのもの、またはそれに近いと見なすことができるので
、θ7の重み付けを大きくして、中立位置σ7を正しく
修正し、更新していく。
従って、第7図に従って車速■に基づいて得られた重み
係数αを用いることにより、低速域から高速域に亘って
、正しいと見なされる中立位置/J、。
が得られ、従って、正確な実操舵角θが得られる。
このようにして求められた実操舵角θは、例えば第6図
に示すように、減衰力可変ショックアブソーバ12.1
3の減衰力を制御する制御信号C3に変換され、減衰力
可変シコックアブソーバ12゜13によるアンチロール
効果を発圧させるために使用される。
次に、この発明の第1実施例の変形例を説明する。
第8図乃至第10図はそれぞれ、走行状態として横加速
度G、ロール角ρまたはヨーレートfを考慮した場合の
、それらとαとの関係を示す図であり、上述した車速■
に基づくαに代えて、用いてもよい。
この場合のαは、直進走行であると見なすことのできる
所定横加速度G(1+所定ロール角ρ0又は所定ヨーレ
ート検出器下ではαを1より小さい値とし、それらの所
定値を越えた旋回走行である領域ではα=1とする。
処理の手順は、第12図の流れ図において、ステップ1
07で横加速度検出器(図示しない)からの横加速度G
、又はロール角検出器(図示しない)からのロール角ρ
、又はヨーレート検出器(図示しない)からの    
 。
: 、 + −:  ヨーレートtを読み込み、ステッ
プ108ではそれらのG、p又はtに応じて第8図、第
9図又は第1θ図に示すように、α−fz(G)、  
α−rs  (ρ)又はα=f4  (?)に従って、
重み係数αを求める。
その他の手順は、上述した車速Vによりαを求めて処理
を行なう場合と同じである。
このように、横加速度G、ロール角ρおよびヨーレート
?に基づいて制御するものは、前述の車速Vによる制御
に比べて、直進状態からのズレをより正確に検出できる
ため、操舵角中立位置をより精度良く求めることができ
る。
以上、第1実施例およびその変形例として説明したよう
に、このようにし°ζ求めた中立位置情報iいと計数手
段28による操舵角情報θ7とは、通常はマイクロコン
ピュータ20の記憶装置23の所定記憶領域に処理周期
毎に更新記憶されるが、イグニッションをオフにすると
通常はこれらの値は消えてしまい、次のイグニッション
オン時にはi酸中立位7L 1) oが初期値として設
定される。
しかしながらイグニッションオン時には、車画が車庫入
れや縦列駐車等によって大6(丘舵している状態である
場合が多い、従って、(1)式により求める中立位置は
初期状態で大きく狂い、求められた中立位置が正しい中
立位置に修正されるまでの時間が長いという問題がある
そこで、この発明の第2実施例として、イグニッション
オン後の走行開始状態では、次のような1操舵角検出を
行なってもよい。
第13図は、イグニッションオン直後に最初に走行を開
始してからの走行距離りと重み係数αとの関係α=fS
 (L)を示し、図から明らかなように、走行距離りが
小さい程αの値を小さくし、走行距離りが大きくなる程
αの値を太き((但し、常に1より小さい)していく。
第14図は、その走行開始状態における処理手順を示す
流れ図である。
同図において、ステップ1)4においてイグニッション
オンにより擬似中立位置σ。を初期設定し、ステップ1
)5および1)6ではそれぞれ操舵角情報および走行開
始後の走行距離りを読み込んだ車速情報■から算出し、
ステップ1)7では第13図(α−r、(L))に従っ
て重み係数αを選定する。そして、ステップ1)8にお
いて、このαとステップ1)5において読み出したaf
ta角情報角情報上7所定領域に記憶されている前回処
理の中立位置情報σn−1を用いて、(1)式に従って
中立位置σ7を演算し、ステップ1)9では(3)式に
従って実操舵角θを演算し、ステップ120ではステッ
プ1)8で求めたi7を、所定記i!領域に記憶されて
いるfin−rに代えて更新記憶する。
そして、ステップ121に示すように、この走行開始状
態の制御は、走行距離りが所定値し3以下では繰り返し
て実行し、所定値り、を越えたら、この制御を終了し、
前述した車速■により選定した重み係数αによる制御に
移行することが好ましい。
この第2実施例によれば、操舵量を大きく切った縦列駐
車のような状態からイグニッションをオンして走行を開
始するような走行開始状態において、演算された中立位
置の誤差の修正が速やかになり、応答速度を向上させる
ことができる。
なお、この走行開始状態の制御は、上述した走行距離り
によりαを求めることに代えて、走行時間に基づいてα
を選定してもよい。
以上、この発明の実施例について説明したが、中立位置
σ7を求める際の重み係数αは、演算処理の実効の時定
数に相当する。
また、この発明の車両の操舵角検出装置の構成(第5図
および第6図参照)はマイクロコンピュータを用いたも
のについて説明したが、通常の電子回路を用いて構成し
てもよいことは、当業者には自明であろう。この場合に
、(1)式による中立位置σ7の演算をディジタルフィ
ルタ等を用いて行なうことも可能である。
さらに、この発明の車両の操舵角検出装置により得られ
る実操舵角情報θは、上述した減衰力可変ショックアブ
ソーバの減衰力の制御に使用されるのに限らず、ばね定
数可変スプリング装置のばね定数の制御や、ロール剛性
可変スタビライザのロール剛性の制御にも使用可能であ
る。
〔発明の、効果〕
以上説明、したように、この発明の車両の操舵角検出装
置によれば、操舵角中立位置を求める際の重み係数の大
きさを走行状Li(例えば、車速、横加速度、ロール角
、ヨーレート等)に応じて適切な値に選定することとし
、直進走行であって操舵位置が中立位置に近いと見なさ
れる時には重み係数を小さくして操舵角検出値の重み付
けを大きくし、カーブ走行中で操舵中立位置が中立位置
よりずれていると予想される時には重み係数を大きくし
て前回処理の中立位置の重み付けを大きくする構成とし
たため、直進走行状態においては、演算された中立位置
が実際の中立位置からずれた場合の修正が速やかに行な
われ、またカーブ走行中においては、求められた中立位
置が実際の中立位置からずれる程度を小さく抑えること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車両の操舵角検出装置の構成を示す
ブロック図、第2図は第1図の装置の全体構成を示す斜
視図、第3図は操舵状態検出器の一例を示す平面図、第
4図はその検出器の検出信号の波形図、第5図は第2図
の装置のブロック図、第6図はこの発明の第1実施例の
構成を示すブロック図、第7図乃至第10図はそれぞれ
車速、横加速度、ロール角およびヨーレートと重み係数
の関係を示す図、第1)図は操舵状態検出器の検出−信
号から操舵角を求める処理手順を示す流れ図、第12図
はこの発明の第1実施例の処理手順を示す流れ図、第1
3図はイグニッションオン後の走行距離と重み係数の関
係を示す図、第14図はこの発明の第2実施例としての
走行開始状態における処理手順を示す流れ図である。 1・・・走行状態検出器、2・・・操舵状態検出器、、
3・・・操舵角中立位置演算手段、4・・・重み係数選
定手段、5・・・実操舵角演算手段、9・・・ステアリ
ング機構、10・・・車速検出器、1)・・・制御装置
、20・・・マイクロコンピュータ、22・・・演算処
理装置、23・・・記憶装置、25・・・操舵角検出部
、27・・・操舵方向判定手段、28・・・計数手段、
DI、D2・・・検出信号、G・・・横加速度、L・・
・走行距離、車速・・・■、α・・・重み係数、t・・
・ヨーレート、ρ・・・ロール角、θ7・・・操舵角、
σ7・・・操舵角中立位置、e・・・実操舵角。 第1図 v、4図 第5図 I−二 第7図     第8図 第914      第1O図 ’p−1し用y               ヨー糾
−トr第13図 第1214 第14図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の操舵角を検出する操舵角検出装置において
    、車両の走行状態を検出する走行状態検出器と、車両の
    舵取り機構の回動に応じた検出信号を出力する操舵状態
    検出器と、前記走行状態検出器の検出信号に基づき重み
    係数を選定する重み係数選定手段と、前記操舵状態検出
    器の検出信号に基づき前記重み係数に従って操舵角中立
    位置を演算する操舵角中立位置演算手段と、前記操舵状
    態検出器からの検出信号に基づく操舵角情報と前記操舵
    角中立位置演算手段からの操舵角中立位置情報に基づい
    て実操舵角を演算する実操舵角演算手段とを備えること
    を特徴とする車両の操舵角検出装置。
  2. (2)走行状態検出器が、車速検出信号を出力する車速
    検出器又は横加速度検出信号を出力する横加速度検出器
    又はロール角検出信号を出力するロール角検出器又はヨ
    ーレート検出信号を出力するヨーレート検出器から選択
    された少なくとも一つである特許請求の範囲第1項記載
    の車両の操舵角検出装置。
  3. (3)重み係数選定手段が、イグニッションオン直後の
    車両の走行開始処理状態において、走行開始後の走行距
    離又は走行時間に基づいて重み係数を選定するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の車両の操舵角検出装置。
JP16098584A 1984-07-31 1984-07-31 車両の操舵角検出装置 Pending JPS6138515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16098584A JPS6138515A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 車両の操舵角検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16098584A JPS6138515A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 車両の操舵角検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6138515A true JPS6138515A (ja) 1986-02-24

Family

ID=15726373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16098584A Pending JPS6138515A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 車両の操舵角検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6138515A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63152504U (ja) * 1987-03-26 1988-10-06
JP2003118616A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Nissan Motor Co Ltd 車両用舵角検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63152504U (ja) * 1987-03-26 1988-10-06
JPH0526487Y2 (ja) * 1987-03-26 1993-07-05
JP2003118616A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Nissan Motor Co Ltd 車両用舵角検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06104455B2 (ja) 車両運動状態推定装置
US5321616A (en) Vehicle control apparatus
US4624477A (en) Automobile suspension system
JPS6138515A (ja) 車両の操舵角検出装置
JPH0671863B2 (ja) 車両の転舵角検出装置
JPH04252912A (ja) 車両用操舵位置検出装置
JP2510892B2 (ja) 操舵角の中点決定装置
JPH0361887B2 (ja)
JPH10274520A (ja) 操舵角検出装置
JPS6161005A (ja) 車両の操舵角検出装置
JP3422224B2 (ja) 車両のヨーレイト演算装置
JP3323319B2 (ja) 車両の走行制御装置
JPH11101659A (ja) 舵角検出装置
JP3214135B2 (ja) 舵角中点検出装置
JPS60183518A (ja) 操舵角検出装置
JP2915695B2 (ja) サスペンション制御装置
JP2625583B2 (ja) 車両用後輪操舵装置
JPH0769346B2 (ja) 車両の横加速度検出装置
JP3166388B2 (ja) 操舵力制御装置
JPH042513A (ja) サスペンション制御装置
JP2595506B2 (ja) 操舵中立角検出装置
JPH085292B2 (ja) 車両の操舵角検出装置
JP2611426B2 (ja) 車両状態観測器
JPH0687460A (ja) 車両の平面挙動検出装置
JP2611420B2 (ja) 車両状態観測器