JPS6159182A - ブロツク状耐火材の炉体内降下装置 - Google Patents

ブロツク状耐火材の炉体内降下装置

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JPS6159182A
JPS6159182A JP18124884A JP18124884A JPS6159182A JP S6159182 A JPS6159182 A JP S6159182A JP 18124884 A JP18124884 A JP 18124884A JP 18124884 A JP18124884 A JP 18124884A JP S6159182 A JPS6159182 A JP S6159182A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブロック状耐火材の炉体的降下装置に関し、
詳しくは、炉壁に耐火材を積む際、外部の供給床から耐
火材を降下するために使用される分割組立て式の炉体的
降下装置に関する。これは、例えば転炉のレンガ積み技
術の分野で利用されるものである。
〔従来技術〕
従来、転炉のレンガ積み作業においては、転炉の深さに
応じた長尺な垂直搬送装置を炉内に持ち込み、この搬送
装置によって降下された耐火材を所定の位置で払い出し
、これを受は取った作業者が手作業によって炉壁に積み
上げている。その際、耐火材を順次炉底から積み上げる
ため、転炉が大きい場合には炉上部の耐火材供給床から
炉底に届く長尺なタワー状の垂直搬送装置を使用しなけ
ればならない。そのため、平素退避しているその装置を
炉上まで搬入した後炉内に持ち込むためには、転炉上方
に高い空間が必要とされる。
ところで、炉口の上方には吹錬中発生するガスを回収す
るフードが設けられ、しかもそのフードと炉口とが近接
しているので、長尺な搬送装置を出し入れするのが困難
である場合が多い。このような問題を解消するレンガ搬
送装置として、例えば特開昭49−8404号公報や特
開昭54−77205号公帳に記載されたものがある。
これらは垂直方向に抜き差し自在のパイプを使用したり
装置自体を上下方向に伸縮できるようにしたものである
このような装置においては耐火材を降下するためにエン
ドレスなチェーンコンベアを使用しているので、タワー
を伸縮する都度チェーンを緊張し直す必要がある。その
結果、チェーン緊張装置やチェーン駆動装置が耐火材供
給床上に張り出すなど炉口周囲に可動機器が位置するこ
とになり、平面的にかなりの広さのスペースの確保が必
要とされる問題がある。加えて、耐火材を供給床から炉
内に搬入するために、耐火材供給床上面の水平部分から
炉内部の垂直降下部分に向けてチェーンコンヘアを屈曲
させねばならず、また、チェーンをリターンさせる必要
もあり、炉口上に依然としてかなりの高さのスペースを
確保しておかなければならない問題が残る。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、チェーン緊張装置やチェーン駆動装置などを使用する
ことなく小型化が図られ、狭隘な場所でも容易に運1般
できると共に、必要な長さに連結して耐火材を炉内の所
望位置に2つの経路で供給することができるブロック状
耐火材の炉体的降下装置を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の特徴とするところを図面を参照して説明すると
、第1の発明は第1図に示すように、上下に連結できる
運搬可能な寸法のフレームユニット3の側部に、中央部
で支承された揺動レバー6とその左右両端で傾動自在に
支承された搬送アーム7とからなる揺動機構8が上下一
定の間隔で配置され、揺動レバー6の同一側を相互に上
下に連結すると共に他のフレームユニットにおける揺動
レバーとも連結されるレバー連動リンク13が設けられ
、搬送アーム7の同一側の相互を上下に連結すると共に
他のフレームユニットにおける搬送アームとも連結され
るアーム連動リンク14が設けられ、上下に連結された
フレームユニット3の最上段ユニッ1−33の上部には
、中央部で支承された駆動レバー15とその左右両端で
上下逆方向に傾斜する傾動アーム16とを有する近似直
線運動機構17が設置され、レバー連動リンク13とア
ーム連動リンク14が、駆動レバー15および傾動アー
ム16のそれぞれに接続され、アーム連υノリンク14
とレバー連動リンク13を近似直線運動機構17によっ
て上下動させることにより、l股送アーム7と共に(項
乃する滑走ローラテーブル22上に乗載されたブロック
状耐火材9を、他の滑走ローラテーブル22に順次転載
しながら降下させることができるようにしたブロック状
耐火材の炉体内降下装置である。
第2の発明は第2図に示すように、上下に連結できる運
1般可能な寸法のフレームユニット3の側部に、中央部
で支承された揺動レバー6とその左右両端で上下逆方向
に1頃斜する搬送アーム7とを有する近似直線運動機構
17が、上下一定の間隔で配置され、その搬送アーム7
の先端を上下方向にほぼ直線的に案内をする直線ガイド
61が、フレームユニット3に取付けられ、揺動レバー
6または搬送アーム7の同一側の相互を上下に連結する
と共に他のフレームユニットにおける揺動レバーまたは
I股送アームとも連結される連動リンク62が設けられ
、連動リンク62を上下動させることにより、搬送アー
ム7と共に傾動する滑走ロー1     ラテーブル2
2上に乗載されたブロック状耐火材9を、他の滑走ロー
ラテーブル22に順次転載しながら降下させることがで
きるようにしたブロック状耐火材の炉体内降下装置であ
る。
〔実施例〕
以下に本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明を構成するユニットの全体図で、図中の
4本の縦フレーム1とこれらを水平に接続する横フレー
ム2とから、枠型構造のフレームユニット3が形成され
ている。その縦フレーム1の各隅の上下端には、他のフ
レームユニット3を上下に連結する連結フランジ4が取
り付けられ、これを介してフレームユニット3が適数個
上下縦方向に連結されて、炉体内降下装置が組み立てら
れるようになっている。このようなフレームユニット3
の上下2つの横フレーム2には、第3図に示すように、
その中央部に軸取付部材5が固着され、この軸取付部材
5には、中央部で支承された揺動レバー6とその左右両
端で傾動自在に支承された搬送アーム7とからなる揺動
機構8が装着されている。これは、ブロック状の耐火材
を順次降下II送するためのもので、1つのフレームユ
ニット3内には上下方向に一定の間隔で適数開設けられ
、フレームユニット3の高さや構造の簡素化のために、
第1図の例では上下2つの揺動機構8A、8Bの間に、
それと連動することにより同様に機能する補助機構10
が設けられ、それぞれの上下の間隔は全て一定のPとな
っている。上述の揺動機構8をもう少し詳しく述べると
、第3図に示、すように揺動レバー6は軸取付部材5に
固着された軸11に回動可能に支承され、その両先端は
搬送アーム7および後述する滑走ローラテーブル22と
一体の軸12を回動自在に支持している。なお、揺動機
構8はフレームユニット3の一方側、すなわち、滑走ロ
ーラテーブル22の片側に設けておけばよいが、第3図
ではta送アーム7の動きを確実なものとするため両端
〔図では上下〕に設けられている。
このような揺動機構8の揺動レバー6には、第1図に示
すようにその端部の同一側を相互に上下に連結すると共
に他のフレームユニット3における揺動レバーとも連結
されるレバー連動リンク13が取付けられている。さら
に、揺動機構8の搬送アーム7や補助機構10の搬送ア
ーム7には、その同一側の相互を上下に連結すると共に
他のフレームユニット3における搬送アームとも連結さ
れるアーム連動リンク14が取付けられている。
これらのレバー連動リンク13とアーム連動リンク14
は、次に述べる近似直線運動機構17の駆動レバー15
および傾動アーム16のそれぞれの先端に接続され、全
ての揺動レバー6と搬送アーム7が同時に同程度変位す
るようになっている。
フレームユニット3は前述したように炉体の深さに応じ
て幾重にも積み重ねられるものであるが、上下に連結さ
れたフレームユニット3の最上段ユニット3aの上部に
は、第1図のように中央部で支承された駆動レバー15
とその左右両端で上下逆方向に傾斜する傾動アーム16
とを有する近似直線運動機構17が設置されている。こ
の近似直線運動機構17は一粍の差動機構であり、第4
図に示すようなチェーン21とスプロケット18゜l9
からなる揺動チェーン機構や図示しない遊星歯車を利用
した差動歯車機構を有することによって、駆動レバー1
5と傾動アーム16とがそれぞれ反対の方向に同角度で
揺動し、しかも、傾動アーム16の先6::’Iが初期
の水平状態にある駆動レバー15に対してほぼ垂直な直
線状に変位することができるようになっている。これは
公知の機構であるので詳細は省くが、駆動レバー15の
支承位置にそのレバー15とは別に回転しない固定スプ
ロケット18が上述の軸11に設けられ、それを中心に
揺動する駆動レバー15の両端に固定スプロケット18
の半分の径を有する回転スプロケット19が軸承され、
そのスプロケット19に(引動アーム16が一体化され
ている。したがって、第1図に示すパワーシリンダ20
が油圧、空圧または電動などによって伸縮されると、回
動レバー15aを介して駆動レバー15が揺動され、固
定スプロケット18と回転スプロケット19に張架され
ているチェーン21を介して、傾動アーム16は第4図
に示すように駆動レバー15に対してそれの揺動角の2
倍の角度で反対方向に回動する。
その結果、傾動アーム16は駆動レバー15と同一の傾
動角で開くように回動するので、駆動レバ〜15と傾動
アーム16とは常に二等辺三角形の1項斜する二辺を形
成しながら作動する。その際、傾動角が小さければ、傾
動アーム16の先端は上述したようにほぼ直線軌跡を辿
ることが知られている〔第4図中の矢印に参照〕。した
がって、上述したように揺動機構8の揺動レバー6や搬
送アーム7を駆動レバー15や傾動アーム16とそれぞ
れ同一寸法にしておけば、揺動レバー6と搬送アーム7
は、レバー連動リンク13やアーム連動リンク14を介
して駆動レバー15および傾動アーム16と同一の作動
を行なうことになる。したがって、耐火材を滑走させる
に必要な角度以上に、駆動レバー15の最大揺動角度θ
aを決定し、1つのフレームユニット3内における揺動
機構8や補助機構lOの取付は間隔Pを4Rsinθa
 〔ただし、Rは駆動レバー15の片腕長さ〕とすれば
、耐火材を次に述べる滑走ローラテーブル22間で゛ 
受は渡しすることができる。
上述の搬送アーム7には、第1図のように滑走ローラテ
ーブル22が軸12を介して一体的に装着され、レバー
連動リンク13とアーム連動リンク14を近似直線運動
機構によって上下動させることにより、その滑走ローラ
テーブル22上に乗載されたブロック状の耐火材を、そ
れの延長線上に位置した他の?!に走ローラテーブル2
2に順次転載しながら降下させることができるようにな
っている。ちなみに、滑走ローラテーブル22の側部に
上述したアーム連動リンク14を取付けることができれ
ば、滑走ローラテーブル22に搬送アーム7の機能を兼
ね備えさせることができる。
このような滑走ローラテーブル22にはその両側に耐火
材の逸脱を防止するサイドガイド23が設けられ、また
、必要に応じて耐火材9のためのストッパ24〔第3図
参照〕が着脱可能に設けられている。このストッパ24
は耐火材を炉口上の耐火材供給床38〔第6図参照〕よ
り受は取る場合や炉内へ払い出す場合には、耐火材の滑
走を阻害するので取付けられないが、それ以外の個所に
おける滑走ローラテーブル22には取付けられている。
なお、払い出し位置が変わったりすると、作業者によっ
て簡単に取り除かれるように抜き差し可能な取付構造と
しておくとよい。このような滑走ローラテーブル22に
は、耐火材が他の滑走ローラテーブル22に乗り移る際
の移動を一時的に阻止する滑走防止部材25〔第1図参
照〕を円弧状に垂下するよう先端部に取付ければ、耐火
材が崩壊し易い場合でも衝撃が作用するのを回避するこ
とができる。
このような構成の実施例によれば、次のようにして降下
装置を組立てることができると共に、それを用いてブロ
ック状の耐火材を炉内に降下搬送することができる。
第5図に示すように転炉30の深さに応じた高さの降下
装置を炉内に組み立てるために、まず、作業床31を備
えたフレーム体32がワイヤロープ33で炉口30aか
ら吊り下げられる。次に、所定数のフレームユニット3
を順次天井走行うし−ン34でもって転炉30と図示し
ないフードとの狭い隙間に搬送され、炉口30aから炉
内に持ち込まれる。順次炉内のフレーム体32上に降ろ
されると次々と積み重ねられ、第6図のように連結フラ
ンジ4部においてタワー状に連結される。
各フレームユニット3における搬送アーム7を連動させ
るアーム連動リンク14、および揺動レバー6端を接続
するレバー連動リンク13が、第1図に示すビン35.
36によって連結される。フレームユニット3の最上E
i3aはブラケット37〔第6図参照〕を介して耐火材
供給床38に支持され、その上部には、近似直線運動機
構17が設置され、その駆動レバー15や傾動アーム1
6に取付けられたリンク39.40が上述の両連動リン
ク13.14とピン41.42を用いて接続される。そ
の結果、搬送アーム7は両連動リンク13.14と傾動
アーム16とで平行四辺形リンク機構、を形成すること
になり、搬送アーム7は常に傾動アーム16と同じ挙動
となる。駆動レバー15と一体の回動レバー15aを揺
動させるパワーシリンダ20には、これに作動面または
作動エアを供給するための図示しない配管、または電力
を供給する配線が接続される。
このようにして垂直降下装置の組立てが完了すると、耐
火材が炉内に搬入される。すなわち、図示しないフォー
クリフトまたは天井走行うレーン34により適数個積み
上げられた耐火材9〔第6図参照〕が搬入され、耐火材
供給床38のリフトテーブル43上に乗せられる。これ
と同時に作業床31には作業者が乗せられ所定の高さま
で巻揚装置44により降下され、作業者が耐火材9の到
達を待ち構えている。この状態で、耐火材供給床3日に
居る作業者が一番上の耐火材9をブツシャ45で押し出
すと、耐火材9は入側ローラテーブル46〔第7図(a
)参照〕上を移動して、最上段のフレームユニット3a
の一番上の)h送アーム7と一体に取付けられた滑走ロ
ーラテーブル22に供給される。パワーシリンダ20は
予め決められた手順に基づいて作動するので、第7図(
a)〜(b)に示すように、耐火材9が順次下降される
。まず、パワーシリンダ20が縮小して回動レバー15
aが矢印47 (第1図参照)方向に回動されると、駆
動レバー15も同角度回動する。これに連れて固定スプ
ロケット18に張架されているチェーン21が駆動レバ
ー15に対して相対的にNピッチ矢印48方向に移動す
る。その結果、回転スプロケット19がNピッチ分矢印
49方向に回動するが、そのFE+、回転スプロケット
19の歯数が固定スプロケット18の半分であるので、
回転スプロケット19に一体の傾動アーム16は駆動ア
ーム15の回動角度の2倍の角度矢印50方向に回動す
る。したがって、近似直線運動機構17においてはパワ
ーシリンダ20の伸縮によって左右の傾動アーム15が
上下方向に交互に傾動すると、レバー連動リンク13と
アーム連動リンク14を介して1股送アーム7が昇降し
ながら(頃斜する。揺動機構8や補助機構10が前述し
た間隔で配置されていると、傾動アーム16が所定のO
a回動したとき、対向する搬送アーム7が直線的に並ぶ
。したがって、それらと共に傾動する滑走ローラテーブ
ル22上の各耐火材9は、重力で滑走して延長線上の下
側に位置している滑走ローラテーブル22に転載される
。そして、ストッパ24によってそれ以上の滑走が防止
され、耐火材9の乗載が維持される。なお、滑走ローラ
テーブル22の先端に滑走防止部材25が取付けられて
いれば、第8図(a)〜(e)に示すように、対向する
滑走ローラテーブル22が逆傾斜となった場合の同一直
線となるまで〔第8図(e)参照〕、耐火材9の先端上
部が押さえられ、それが無ければ、滑走ローラテーブル
22が一直線となる前に滑走を始めて、他方の滑走ロー
ラテーブル22上に落下するようにして乗り移るのが防
止される〔第8図(d)参照〕。このようにして順次対
向する滑走ローラテーブル22に乗り移りながら炉内を
降下し、ストッパ24の取り除かれた滑走ローラテーブ
ル22A〔第7図(a)、(b)参照〕に到達すると、
耐火材9はその端部に設けられた出側ローラテーブル5
1 〔第6図参照〕に払い出され、作業床31に至ると
待機している作業者が耐火材9を取って炉壁に禎み上げ
る。積み上げが進行すると巻揚装置44により作業床3
1が引き上げられ、炉口30aまでレンガ積み作業が続
けられる。その場合は、作業高さ位置における滑走ロー
ラテーブル22に取付けられたストッパ24を取り除け
ば、直ちに払い出し位置を変えることができる。
なお、以上の説明は1つの耐火材9に着目し、その降下
I!送過程を述べたが、この降下装置によれば、第7図
(b)の想像線で示したように最上段のフレームユニッ
ト3aにおける耐火材9の供給を右からも行なえば、−
刃側から供給された耐火材9Aは全て作業床31におけ
る一方側に払い出され、他方側から供給された耐火材9
Bは全て作業床31における他方側に払い出される。し
たがって、作業床31に2つの作業班が居ると、その各
班に必要な耐火材9を選別して供給することができる。
最上段における供給がどちらか一方で1      中
断することがあっても、他方には影習を及ぼさないので
、作業に支障をきたすことはない。このように2系統搬
送が実現できるので、パワーシリンダ20の伸縮作動を
早めれば、レンガ積み作業速度が倍加でき、作業対象の
異なる作業班が居る場合でもそれぞれに応じた耐火材を
各降下系統によって供給することができる。
第2図は異なる発明の降下装置で、搬送原理は同一であ
るが、近似直線運動機構17が各フレームユニット3内
に適数個上下に配置されたものである。なお、上述の発
明と異ならない部分には同一の符号を付してその説明を
省く。
搬送アーム7の先端にはローラ60が取付けられ、それ
を上下方向にほぼ直線的に案内をする直線ガイド61が
、フレームユニット3に設けられた軸取付部材5 〔第
9図参照〕の内側に形成され、揺動レバー6または図示
するように1股送アーム7の同一側の相互を上下に連結
すると共に他のフレームユニットにおける揺動レバーま
たは搬送アームとも連結される連動リンク62が設けら
れている。第9図に示すように、軸取付ビーム5の軸1
1には固定スプロケット18が固着され、その軸11を
中心に揺動する揺動レバー6の先端には半径が半分の回
転スプロケット19が取付けられていることは、前述の
発明における駆動レバー15と1頃動アーム16との構
成と同様である。このような近似直線運動機構17にお
いては、搬送アーム7がパワーシリンダ20の伸縮によ
って上下動する連動リンク62を介して動く場合、搬送
アーム7の先端がローラ60によってほぼ直線方向とな
る移動のみ許容されていること、および、上述したスプ
ロケット18.19の歯数比が2:1であることから、
揺動レバー6の傾動と搬送アーム7の傾動は向きが反対
の同一角度となり、第10図のように前述した発明と何
ら変わることなく作動する。2系統の1股送を行なうこ
とができるのも同様であり、滑走防止部材25が設けら
れていれば、衝撃を受けると比較的崩壊やt0傷し易い
耐火材でも降下することができる。
なお、上述の2つの発明の各実施例の説明において、耐
火材の形状としてブロック状と述べたが、これは形状の
如何を問わず固形体であるということであるが、粉粒体
状の耐火材などを袋詰めしたものを搬送することができ
るのも言うまでもない。
ところで、上述した近似直線運動機構を利用したjM送
装置は、耐火材の炉内搬入作業のみならず、万棒供給装
置など垂直に物品を降下させる場合に適用すると、上述
の説明におけるような効果を発揮させることができ、し
かも円滑なl股送とすることができるので、その適用は
極めて広い範囲で行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の実施例の説明から判るように、炉体内降
下装置を運搬可能な寸法のフレームユニットに分割し、
このフレームユニットを上下に連結して組み立てるよう
にしたので、フレームユニットごとに運搬でき炉深さに
応じて種々の転炉に使用することができる。また、炉上
方の建屋内空間の狭隘な既設の転炉設備に導入する場合
でも、既存設備を大幅に変更することなく、フレームユ
ニットを運搬でき、レンガ積み作業の準備の省力化を図
ることができる。加えて、従来技術のところで説明した
ようなチェーン緊張装置などの可動機器を耐火材供給床
上面に張り出して設ける必要がないので、炉口近傍の空
間に余裕を持たせて搬送作業を円滑に行なうことができ
る。さらに、1つの降下装置でもって2系統搬送ができ
るので、2組の作業班の投入が可能となり、レンガ積み
作業の迅速化を図ることができ、工期の短縮が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明における炉体内降下装置の要部正面
図、第2図は第2の発明における炉体内降下装置の要部
正面図、第3図は第1図のn−n線矢視図、第4図は近
似直線運動機構の作動説明図、第5図はフレームユニッ
トの炉内搬送と組立て説明図、第6図は耐火材の炉内搬
送ならびにレンガ積み作業説明図、第7図(a)、  
(b)は揺動機構および補助機構の連動した作動説明図
、第8図(a)〜(e)は耐火材の降下搬送プロセス図
、第9図は第2図のlll−[1線矢視図、第1O図は
その作動説明図である。 3−フレームユニット、3a・・・最上段ユニット、6
・−揺動レバー、7−1股送アーム、8,8A、8B−
揺動機構、9−プロ・ツク状耐火材、13−レバー連動
リンク、14−・・アーム連動リンク、15−駆動レバ
ー、16−・傾動アーム、17−近似直線運動機構、2
2−’a走ローラテーブル、61−直線ガイド、62・
−・連動リンク。 特許出願人   川鉄鉄構工業株式会社代理人 弁理士
 吉村 勝俊(ほか1名)第5@ 第6図 第7図(a) 第7 図 (b) 22A      / 第9図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下に連結できる運搬可能な寸法のフレームユニ
    ットの側部に、中央部で支承された揺動レバーとその左
    右両端で傾動自在に支承された搬送アームとからなる揺
    動機構が上下一定の間隔で配置され、 前記揺動レバーの同一側を相互に上下に連結すると共に
    他のフレームユニットにおける揺動レバーとも連結され
    るレバー連動リンクが設けられ、前記搬送アームの同一
    側の相互を上下に連結すると共に他のフレームユニット
    における搬送アームとも連結されるアーム連動リンクが
    設けられ、上下に連結されたフレームユニットの最上段
    ユニットの上部には、中央部で支承された駆動レバーと
    その左右両端で上下逆方向に傾斜する傾動アームとを有
    する近似直線運動機構が設置され、前記レバー連動リン
    クと前記アーム連動リンクが、前記駆動レバーおよび傾
    動アームのそれぞれに接続され、 前記アーム連動リンクとレバー連動リンクを近似直線運
    動機構によって上下動させることにより、搬送アームと
    共に傾動する滑走ローラテーブル上に乗載されたブロッ
    ク状耐火材を、他の滑走ローラテーブルに順次転載しな
    がら降下させることができるようにしたことを特徴とす
    るブロック状耐火材の炉体内降下装置。
  2. (2)上下に連結できる運搬可能な寸法のフレームユニ
    ットの側部に、中央部で支承された揺動レバーとその左
    右両端で上下逆方向に傾斜する搬送アームとを有する近
    似直線運動機構が、上下一定の間隔で配置され、 その搬送アームの先端を上下方向にほぼ直線的に案内を
    する直線ガイドが、前記フレームユニットに取付けられ
    、 前記揺動レバーまたは搬送アームの同一側の相互を上下
    に連結すると共に他のフレームユニットにおける揺動レ
    バーまたは搬送アームとも連結される連動リンクが設け
    られ、 前記連動リンクを上下動させることにより、搬送アーム
    と共に傾動する滑走ローラテーブル上に乗載されたブロ
    ック状耐火材を、他の滑走ローラテーブルに順次転載し
    ながら降下させることができるようにしたことを特徴と
    するブロック状耐火材の炉体内降下装置。
JP18124884A 1984-08-30 1984-08-30 ブロツク状耐火材の炉体内降下装置 Granted JPS6159182A (ja)

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JP18124884A JPS6159182A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 ブロツク状耐火材の炉体内降下装置

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