JPH0426438Y2 - - Google Patents
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- JPH0426438Y2 JPH0426438Y2 JP16714787U JP16714787U JPH0426438Y2 JP H0426438 Y2 JPH0426438 Y2 JP H0426438Y2 JP 16714787 U JP16714787 U JP 16714787U JP 16714787 U JP16714787 U JP 16714787U JP H0426438 Y2 JPH0426438 Y2 JP H0426438Y2
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- conveyor
- converter
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は鉄鋼精錬に用いられる転炉のライニン
グを築造する装置に関する。
グを築造する装置に関する。
転炉の耐火ライニングには周知の通り多量の耐
火レンガが用いられるため、転炉の新設および補
修に際しては専用のライニング築造装置が開発さ
れ広く利用されている。
火レンガが用いられるため、転炉の新設および補
修に際しては専用のライニング築造装置が開発さ
れ広く利用されている。
たとえば特開昭49−8407号公報には第4図の概
略図を示すようなライニング築造装置(以下A発
明という)が開示されている。
略図を示すようなライニング築造装置(以下A発
明という)が開示されている。
第6図において転炉1の上部に設けられた作業
床2には軌条3a,3bが設備されており、走行
車輪4a,4bを有する台板5は該軌条3a,3
b上を前後進自在に移動するように構成されてい
る。
床2には軌条3a,3bが設備されており、走行
車輪4a,4bを有する台板5は該軌条3a,3
b上を前後進自在に移動するように構成されてい
る。
次に前記台板5上面には環状軌条6が周設され
ており転輪7a,7bを介してリング状架台8が
回転自在に搭載されている。
ており転輪7a,7bを介してリング状架台8が
回転自在に搭載されている。
また前記架台8の中央には垂直コンベヤ9が転
炉内腔に向けて垂設され、該垂直コンベヤ9の下
端には耐火レンガを水平方向に搬送するコンベヤ
装置10を備えた作業台10aが装着されてい
る。
炉内腔に向けて垂設され、該垂直コンベヤ9の下
端には耐火レンガを水平方向に搬送するコンベヤ
装置10を備えた作業台10aが装着されてい
る。
さらに前記架台8には受入れた耐火レンガを垂
直コンベヤ9に供給するローラコンベヤ11が設
けられ、また台板5には支持アーム12a,12
bで支持された環状のターンテーブル13が周設
されており、図示していないフレームによつて作
業床2に装着された耐火レンガ搬送装置14から
供給される耐火レンガ15は、前記ターンテーブ
ル13、ローラコンベヤ11を介して手動または
自動手段によつて所望の速度で垂直コンベヤ9に
受渡しされる。
直コンベヤ9に供給するローラコンベヤ11が設
けられ、また台板5には支持アーム12a,12
bで支持された環状のターンテーブル13が周設
されており、図示していないフレームによつて作
業床2に装着された耐火レンガ搬送装置14から
供給される耐火レンガ15は、前記ターンテーブ
ル13、ローラコンベヤ11を介して手動または
自動手段によつて所望の速度で垂直コンベヤ9に
受渡しされる。
而して説明の都合上、各装置の駆動装置や制御
装置は図示を省略している。
装置は図示を省略している。
その他にも、特公昭59−24164号公報にも同様
なライニング築造装置(以下B発明と言う)が開
示されている。
なライニング築造装置(以下B発明と言う)が開
示されている。
本考案者等は前述のA及びB発明に類似した転
炉ライニング築造装置を用いて多年築造作業を実
施した結果、近時耐火レンガが大形化するにつれ
て作業が著しく困難になり、能率的にも安全上か
ら改善すべき問題点が多いことを経験した。
炉ライニング築造装置を用いて多年築造作業を実
施した結果、近時耐火レンガが大形化するにつれ
て作業が著しく困難になり、能率的にも安全上か
ら改善すべき問題点が多いことを経験した。
その1つは耐火レンガの寸法を大きくし寿命を
延長する傾向が強まり、そのため耐火レンガの長
さが1000〜1300mmと長くなり重量が1個あたり50
〜80Kgに達するののが増加したことであり、その
2はマグネシヤ・カーボンレンガのように表面が
滑らかでハンドリングが容易で無い種類のものが
増加したことである。
延長する傾向が強まり、そのため耐火レンガの長
さが1000〜1300mmと長くなり重量が1個あたり50
〜80Kgに達するののが増加したことであり、その
2はマグネシヤ・カーボンレンガのように表面が
滑らかでハンドリングが容易で無い種類のものが
増加したことである。
また、生産効率の点から転炉の稼働時間を長く
し補修期間を短縮せねばならぬため、特にライニ
ング築造は短期間に実施する必要があり、その要
請に応ずるには、転炉外から転炉炉底および側壁
部分に早急かつ安全に耐火レンガを供給せねばな
らない。ところで前記A,B発明のように従来技
術では垂直コンベヤの下方に設けられた水平方向
搬送コンベヤは側壁方向には能率的に搬送できる
ものの、炉底方向の搬送には、他に揚重クレーン
や旋回シユートを用いる必要があり、大型耐火レ
ンガの搬送では作業が不安全でかつ非能率的なも
のとならざるを得ないと言う問題点がある。
し補修期間を短縮せねばならぬため、特にライニ
ング築造は短期間に実施する必要があり、その要
請に応ずるには、転炉外から転炉炉底および側壁
部分に早急かつ安全に耐火レンガを供給せねばな
らない。ところで前記A,B発明のように従来技
術では垂直コンベヤの下方に設けられた水平方向
搬送コンベヤは側壁方向には能率的に搬送できる
ものの、炉底方向の搬送には、他に揚重クレーン
や旋回シユートを用いる必要があり、大型耐火レ
ンガの搬送では作業が不安全でかつ非能率的なも
のとならざるを得ないと言う問題点がある。
本考案の目的は転炉ライニング築造にあたり、
転炉側壁方向は勿論、炉底方向にも大型耐火レン
ガを極めて安全に、かつ能率良く搬送することが
可能で作業性の優れた転炉ライニング築造装置を
提供することにある。
転炉側壁方向は勿論、炉底方向にも大型耐火レン
ガを極めて安全に、かつ能率良く搬送することが
可能で作業性の優れた転炉ライニング築造装置を
提供することにある。
本考案は前述の問題点を解決し、目的を達成す
るため、転炉ライニング築造装置において、転炉
上部作業床に装着された耐火レンガ搬送装置と該
作業床上に回転自在に支持されると共に前記耐火
レンガ搬送装置から耐火レンガを受取り後記垂直
コンベヤに受渡す耐火レンガ転送装置を備えたリ
ング状架台と、該架台に支持され転炉内腔に向け
て垂設された垂直コンベヤと該垂直コンベヤから
送給される耐火レンガを水平方向に搬入するコン
ベヤ装置を備え前記架台に昇降自在に吊持された
作業台とからなる転炉ライニング築造装置におい
て、前記水平方向搬送コンベヤを耐火レンガを二
方向に振り分ける強制移送中央コンベヤと該中央
コンベヤのそれぞれの出側に連設された屈折自在
な桶状コンベヤから構成していることを特徴とす
る。
るため、転炉ライニング築造装置において、転炉
上部作業床に装着された耐火レンガ搬送装置と該
作業床上に回転自在に支持されると共に前記耐火
レンガ搬送装置から耐火レンガを受取り後記垂直
コンベヤに受渡す耐火レンガ転送装置を備えたリ
ング状架台と、該架台に支持され転炉内腔に向け
て垂設された垂直コンベヤと該垂直コンベヤから
送給される耐火レンガを水平方向に搬入するコン
ベヤ装置を備え前記架台に昇降自在に吊持された
作業台とからなる転炉ライニング築造装置におい
て、前記水平方向搬送コンベヤを耐火レンガを二
方向に振り分ける強制移送中央コンベヤと該中央
コンベヤのそれぞれの出側に連設された屈折自在
な桶状コンベヤから構成していることを特徴とす
る。
本考案にかかる転炉ライニング築造装置は垂直
コンベヤから耐火レンガを受取る水平方向搬送コ
ンベヤが耐火レンガを二方向に振り分ける強制移
送中央コンベヤを有しているので、耐火レンガを
所望の方向に迅速に搬送することができる。
コンベヤから耐火レンガを受取る水平方向搬送コ
ンベヤが耐火レンガを二方向に振り分ける強制移
送中央コンベヤを有しているので、耐火レンガを
所望の方向に迅速に搬送することができる。
また該強制移送中央コンベヤのそれぞれの出側
に連設された桶状コンベヤは屈折自在に構成され
ているので耐火レンガを水平方向に迅速に搬送で
きると共に、炉底方向に耐火レンガを搬送する場
合は上下自在に屈折することによつて耐火レンガ
を安全確実に受け渡しすることが出来るので、作
業能率を著しく向上させることが可能になる。
に連設された桶状コンベヤは屈折自在に構成され
ているので耐火レンガを水平方向に迅速に搬送で
きると共に、炉底方向に耐火レンガを搬送する場
合は上下自在に屈折することによつて耐火レンガ
を安全確実に受け渡しすることが出来るので、作
業能率を著しく向上させることが可能になる。
第7図は、本考案にかかる転炉ライニング築造
装置100の全体概略正面図で、説明の都合上構
造部材の1部を省略し、部分的に必要部材の詳細
を示している。
装置100の全体概略正面図で、説明の都合上構
造部材の1部を省略し、部分的に必要部材の詳細
を示している。
図において16は転炉1の上部に設けた転炉フ
ードで作業床2に支持フレーム17を介して吊設
されている。
ードで作業床2に支持フレーム17を介して吊設
されている。
18は前記支持フレーム17上に乗載されたリ
ング状受台で、環状レール19が周設されてお
り、リング状架台20は転輪21a,21bを介
して該環状レール19上に回転自在に乗架してい
る。
ング状受台で、環状レール19が周設されてお
り、リング状架台20は転輪21a,21bを介
して該環状レール19上に回転自在に乗架してい
る。
而して、本考案においてリング状架台20は直
接作業床2上に載置されても良く、前述の通り支
持フレーム17やリング状受台18を介して支持
されても良い、即ち特定の設備条件に従つて間接
的に支持される態様を含めて本考案ではリング状
架台20は作業床2上に回転自在に支持されてい
ると云う。
接作業床2上に載置されても良く、前述の通り支
持フレーム17やリング状受台18を介して支持
されても良い、即ち特定の設備条件に従つて間接
的に支持される態様を含めて本考案ではリング状
架台20は作業床2上に回転自在に支持されてい
ると云う。
次にリング状架台20には支持柱22a,22
bを介してリングコンベヤ23および耐火レンガ
取込装置24からなる耐火レンガ転送装置25が
設けられ耐火レンガ搬送装置(図示せず)から送
給される耐火レンガを受取り後記垂直コンベヤ9
に受渡すように作動する。
bを介してリングコンベヤ23および耐火レンガ
取込装置24からなる耐火レンガ転送装置25が
設けられ耐火レンガ搬送装置(図示せず)から送
給される耐火レンガを受取り後記垂直コンベヤ9
に受渡すように作動する。
垂直コンベヤ9は前記リング状架台20に垂設
されており、その下端は転炉1の内腔深く炉底近
傍に達するまで延びている。
されており、その下端は転炉1の内腔深く炉底近
傍に達するまで延びている。
作業台26は前記リング状架台20に設けられ
た昇降装置27およびワイヤーロープ28を介し
て前記垂直コンベヤ9に沿つて昇降自在に吊持さ
れている。
た昇降装置27およびワイヤーロープ28を介し
て前記垂直コンベヤ9に沿つて昇降自在に吊持さ
れている。
29は該作業台26に搭載された水平方向搬送
コンベヤで、強制移送中央コンベヤ30および該
強制移送中央コンベヤ30のそれぞれの出側に設
けられた屈折自在な桶状コンベヤ31a,31b
から構成されている。
コンベヤで、強制移送中央コンベヤ30および該
強制移送中央コンベヤ30のそれぞれの出側に設
けられた屈折自在な桶状コンベヤ31a,31b
から構成されている。
32は作業台26の上部フレームでホイストビ
ーム33を吊持しており、該ホイストビーム33
にはレンガ積ホイスト34a,34bが走行自在
に吊設されている。
ーム33を吊持しており、該ホイストビーム33
にはレンガ積ホイスト34a,34bが走行自在
に吊設されている。
35は多目的ホイストである。
36は耐火ライニングの完成時のプロフイール
であつて、作業台26は築造の進展に従つて破線
37a,37bのように吊り上げて利用する。
であつて、作業台26は築造の進展に従つて破線
37a,37bのように吊り上げて利用する。
さて、前述の装置において耐火レンガ(図示せ
ず)は作業床2上に設けられたベルトコンベヤや
リフト装置等から構成された耐火レンガ搬送装置
(図示せず)から耐火レンガ転送装置25によつ
て垂直コンベヤ9(説明の都合上バケツト等は図
示を省略している)に移送され、ついで水平方向
搬送コンベヤ29によつて所定の場所に搬送され
る。この際、炉底レンガを築造するには前記レン
ガ積ホイスト34a,34bを利用するが、大型
の長尺レンガを積む場合に桶状コンベヤ31a,
31bが水平姿勢のままでは、非常にハンドリン
グが困難かつ危険なものとなる。
ず)は作業床2上に設けられたベルトコンベヤや
リフト装置等から構成された耐火レンガ搬送装置
(図示せず)から耐火レンガ転送装置25によつ
て垂直コンベヤ9(説明の都合上バケツト等は図
示を省略している)に移送され、ついで水平方向
搬送コンベヤ29によつて所定の場所に搬送され
る。この際、炉底レンガを築造するには前記レン
ガ積ホイスト34a,34bを利用するが、大型
の長尺レンガを積む場合に桶状コンベヤ31a,
31bが水平姿勢のままでは、非常にハンドリン
グが困難かつ危険なものとなる。
そこで本考案者等は第1図、第2図の概略正面
図に示すように桶状コンベヤ31a,31bを屈
折自在な構成とし、安全かつ能率的な作業が行え
るようにした。
図に示すように桶状コンベヤ31a,31bを屈
折自在な構成とし、安全かつ能率的な作業が行え
るようにした。
第1図において38a,38bは強制移送中央
コンベヤ30にかかる油圧あるいは電動のシリン
ダ装置であり、いずれか一方を作動することによ
り、受容した耐火レンガを図に向つて左右いずれ
の方向にも移送することができる。破線39は左
方向に移送する場合の強制移送中央コンベヤ30
の姿勢を示すものであり、該強制移送中央コンベ
ヤ30は本実施例のシリンダ方式に限定すること
なく、プツシヤー方式や転輪駆動方式など耐火レ
ンガを強制的に移送できる方式を自由に採用でき
る、本考案それらを含めて強制移送中央コンベヤ
30と云い、形状としては略桶形に構成し、底部
には移動抵抗を減ずるため並列ローラなどを適宜
に採用する。
コンベヤ30にかかる油圧あるいは電動のシリン
ダ装置であり、いずれか一方を作動することによ
り、受容した耐火レンガを図に向つて左右いずれ
の方向にも移送することができる。破線39は左
方向に移送する場合の強制移送中央コンベヤ30
の姿勢を示すものであり、該強制移送中央コンベ
ヤ30は本実施例のシリンダ方式に限定すること
なく、プツシヤー方式や転輪駆動方式など耐火レ
ンガを強制的に移送できる方式を自由に採用でき
る、本考案それらを含めて強制移送中央コンベヤ
30と云い、形状としては略桶形に構成し、底部
には移動抵抗を減ずるため並列ローラなどを適宜
に採用する。
前記桶状コンベヤ31a,31bは固定部40
a,40bと屈折可動部41a,41bからな
り、該屈折可動部41a,41bは上部フレーム
32の両端部に吊設された昇降シリンダ42a,
42bに吊金具43a,43bを介して吊持され
ている。
a,40bと屈折可動部41a,41bからな
り、該屈折可動部41a,41bは上部フレーム
32の両端部に吊設された昇降シリンダ42a,
42bに吊金具43a,43bを介して吊持され
ている。
44a,44bは前記固定部40a,40bの
上部に固定されたブレーキ金具で、移動する耐火
レンガの上面を押えて衝撃を緩和する。
上部に固定されたブレーキ金具で、移動する耐火
レンガの上面を押えて衝撃を緩和する。
45a,45bは屈折可動部41a,41bの
側板で、それぞれヒンジ金具46a,46b,4
7a,47bを介して開閉自在に構成されてい
る。而して48a,48b,49a,49bは側
板を保定するための掛止金具である。
側板で、それぞれヒンジ金具46a,46b,4
7a,47bを介して開閉自在に構成されてい
る。而して48a,48b,49a,49bは側
板を保定するための掛止金具である。
前記固定部40a,40bには耐火レンガの移
送を円滑にするため強制移送中央コンベヤ30と
同様に底部において並列ローラ装置(図示せず)
などを適宜に採用しても良い。
送を円滑にするため強制移送中央コンベヤ30と
同様に底部において並列ローラ装置(図示せず)
などを適宜に採用しても良い。
さて、第2図に示すように屈折可動部41bに
耐火レンガを移送されると昇降シリンダ42bを
作動して、屈折可動部41bを下方に屈折せしめ
る。而して50はヒンジ装置を示す。
耐火レンガを移送されると昇降シリンダ42bを
作動して、屈折可動部41bを下方に屈折せしめ
る。而して50はヒンジ装置を示す。
第3図は前記屈折可動部41bの屈折状態を示
す概略斜視図で、耐火レンガ51はたとえばバラ
ンサ型ジブクレーン52の真空パツド53によつ
て吸着し所望の場所に運ばれるが、耐火レンガ5
1が同時に複数個移送されて来た場合や、耐火レ
ンガ51が非常に大寸法の場合には側板45bを
開いて一方もしくは双方から耐火レンガ51を取
り出す方が便利である。
す概略斜視図で、耐火レンガ51はたとえばバラ
ンサ型ジブクレーン52の真空パツド53によつ
て吸着し所望の場所に運ばれるが、耐火レンガ5
1が同時に複数個移送されて来た場合や、耐火レ
ンガ51が非常に大寸法の場合には側板45bを
開いて一方もしくは双方から耐火レンガ51を取
り出す方が便利である。
而して前記桶状コンベヤは全体を下方に屈折せ
しめても良く、複数段に屈折せしめても良い、即
ち本考案における屈折とは前述の構成を包括する
ものと理解せらるべきである。
しめても良く、複数段に屈折せしめても良い、即
ち本考案における屈折とは前述の構成を包括する
ものと理解せらるべきである。
次に第4図、第5図において従来装置と本考案
装置との操作要領と機能の差異について説明す
る。
装置との操作要領と機能の差異について説明す
る。
第4図は従来装置にかかるコンベヤ装置10の
概略説明図で、炉底にウエア耐火レンガ層54を
築造するに当り、該コンベヤ装置10に連設して
円弧状のダクトシユート55を設け、作業台10
a上の作業者56が搬送されて来た耐火レンガ5
7を前記ダクトシユート55に挿入し、摺動落下
した耐火レンガ57aを炉底のパーマネントライ
ニング58上に待機していた作業者59が該ダク
トシユート55の末端開口部60から取り出し炉
底に載置する作業手順が採用されていた。そこで
前述のように耐火レンガ57の寸法が大きくな
り、滑り易い材質のものになると、二度のハンド
リング作業に加えて安全上も問題になり、それ故
に耐火レンガ57の寸法制限の理由ともなつてい
た。
概略説明図で、炉底にウエア耐火レンガ層54を
築造するに当り、該コンベヤ装置10に連設して
円弧状のダクトシユート55を設け、作業台10
a上の作業者56が搬送されて来た耐火レンガ5
7を前記ダクトシユート55に挿入し、摺動落下
した耐火レンガ57aを炉底のパーマネントライ
ニング58上に待機していた作業者59が該ダク
トシユート55の末端開口部60から取り出し炉
底に載置する作業手順が採用されていた。そこで
前述のように耐火レンガ57の寸法が大きくな
り、滑り易い材質のものになると、二度のハンド
リング作業に加えて安全上も問題になり、それ故
に耐火レンガ57の寸法制限の理由ともなつてい
た。
これに対し本考案は第5図の作業要領概略図に
示すように、1名の作業者61がレンガ積ホイス
ト34bに吊持された真空パツド53を操作して
耐火レンガ62について、その寸法の大小や材質
に左右されること無く、自由に吸着し所望の場所
に迅速かつ安全に載置することを可能とする。
示すように、1名の作業者61がレンガ積ホイス
ト34bに吊持された真空パツド53を操作して
耐火レンガ62について、その寸法の大小や材質
に左右されること無く、自由に吸着し所望の場所
に迅速かつ安全に載置することを可能とする。
即ち屈折可動部41bを耐火レンガ搬送の都
度、作業者61がハンドスイツチ(図示せず)を
操作し、昇降シリンダ42bを作動して自由に上
下に屈曲させ、ハンドリングの容易な位置におい
て、耐火レンガ62を取り出すことができるので
作業の省力化はもとより、安全性および能率化の
点で格別の改善が可能となる。
度、作業者61がハンドスイツチ(図示せず)を
操作し、昇降シリンダ42bを作動して自由に上
下に屈曲させ、ハンドリングの容易な位置におい
て、耐火レンガ62を取り出すことができるので
作業の省力化はもとより、安全性および能率化の
点で格別の改善が可能となる。
本考案にかかる転炉ライニング築造装置は水平
方向搬送コンベヤが屈折自在な桶状コンベヤを備
えているので、特に炉底に耐火レンガを築造する
際に安全かつ能率的な作業が可能でたとえば5〜
15秒と云う短時間に送給されて来る耐火レンガを
遅滞なく所望の場所に運び築造することが出来
る。
方向搬送コンベヤが屈折自在な桶状コンベヤを備
えているので、特に炉底に耐火レンガを築造する
際に安全かつ能率的な作業が可能でたとえば5〜
15秒と云う短時間に送給されて来る耐火レンガを
遅滞なく所望の場所に運び築造することが出来
る。
第1図は本考案にかかる水平方向搬送コンベヤ
の概略正面図、第2図は屈折状態の水平方向搬送
コンベヤの概略正面図、第3図は桶状コンベヤの
屈折状態を示す概略斜視図、第4図は従来のコン
ベヤ装置の概略説明図、第5図は本考案にかかる
作業要領概略図、第6図は従来のライニング築造
装置の概略正面図、第7図は本考案にかかる転炉
ライニング築造装置の概略正面図である。 1……転炉、2……作業床、3a……軌状、3
b……軌状、4a……走行車輪、4b……走行車
輪、5……台板、6……環状軌状、7a……転
輪、7b……転輪、8……リング状架台、9……
垂直コンベヤ、10……コンベヤ装置、10a…
…作業台、11……ローラコンベヤ、12a……
支持アーム、12b……支持アーム、13……タ
ーンテーブル、14……耐火レンガ搬送装置、1
5……耐火レンガ、16……転炉フード、17…
…支持フレーム、18……リング状受台、19…
…環状レール、20……リング状架台、21a…
…転輪、21b……転輪、22a……支持柱、2
2b……支持柱、23……リングコンベヤ、24
……耐火レンガ取込装置、25……耐火レンガ転
送装置、26……作業台、27……昇降装置、2
8……ワイヤーロープ、29……水平方向搬送コ
ンベヤ、30……強制移送中央コンベヤ、31a
……桶状コンベヤ、31b……桶状コンベヤ、3
2……上部フレーム、33……ホイストビーム、
34a……レンガ積ホイスト、34b……レンガ
積ホイスト、35……多目的ホイスト、36……
プロフイール、37a……作業台仮想線、37b
……作業台仮想線、38a……シリンダ装置、3
8b……シリンダ装置、39……仮想線、40a
……固定部、40b……固定部、41a……屈折
可動部、41b……屈折可動部、42a……昇降
シリンダ、42b……昇降シリンダ、43……吊
金具、43a……吊金具、43b……吊金具、4
4a……ブレーキ金具、44b……ブレーキ金
具、45a……側板、45b……側板、46a…
…ヒンジ金具、46b……ヒンジ金具、47a…
…ヒンジ金具、47b……ヒンジ金具、48a…
…掛止金具、48b……掛止金具、49a……掛
止金具、49b……掛止金具、50……ヒンジ装
置、51……耐火レンガ、52……バランサ型ジ
ブクレーン、53……真空パツド、54……ウエ
ア耐火レンガ層、55……ダクトシユート、56
……作業者、57……耐火レンガ、57a……耐
火レンガ、58……パーマネントライニング、5
9……作業者、60……末端開口部、61……作
業者、62……耐火レンガ、100……転炉ライ
ニング築造装置。
の概略正面図、第2図は屈折状態の水平方向搬送
コンベヤの概略正面図、第3図は桶状コンベヤの
屈折状態を示す概略斜視図、第4図は従来のコン
ベヤ装置の概略説明図、第5図は本考案にかかる
作業要領概略図、第6図は従来のライニング築造
装置の概略正面図、第7図は本考案にかかる転炉
ライニング築造装置の概略正面図である。 1……転炉、2……作業床、3a……軌状、3
b……軌状、4a……走行車輪、4b……走行車
輪、5……台板、6……環状軌状、7a……転
輪、7b……転輪、8……リング状架台、9……
垂直コンベヤ、10……コンベヤ装置、10a…
…作業台、11……ローラコンベヤ、12a……
支持アーム、12b……支持アーム、13……タ
ーンテーブル、14……耐火レンガ搬送装置、1
5……耐火レンガ、16……転炉フード、17…
…支持フレーム、18……リング状受台、19…
…環状レール、20……リング状架台、21a…
…転輪、21b……転輪、22a……支持柱、2
2b……支持柱、23……リングコンベヤ、24
……耐火レンガ取込装置、25……耐火レンガ転
送装置、26……作業台、27……昇降装置、2
8……ワイヤーロープ、29……水平方向搬送コ
ンベヤ、30……強制移送中央コンベヤ、31a
……桶状コンベヤ、31b……桶状コンベヤ、3
2……上部フレーム、33……ホイストビーム、
34a……レンガ積ホイスト、34b……レンガ
積ホイスト、35……多目的ホイスト、36……
プロフイール、37a……作業台仮想線、37b
……作業台仮想線、38a……シリンダ装置、3
8b……シリンダ装置、39……仮想線、40a
……固定部、40b……固定部、41a……屈折
可動部、41b……屈折可動部、42a……昇降
シリンダ、42b……昇降シリンダ、43……吊
金具、43a……吊金具、43b……吊金具、4
4a……ブレーキ金具、44b……ブレーキ金
具、45a……側板、45b……側板、46a…
…ヒンジ金具、46b……ヒンジ金具、47a…
…ヒンジ金具、47b……ヒンジ金具、48a…
…掛止金具、48b……掛止金具、49a……掛
止金具、49b……掛止金具、50……ヒンジ装
置、51……耐火レンガ、52……バランサ型ジ
ブクレーン、53……真空パツド、54……ウエ
ア耐火レンガ層、55……ダクトシユート、56
……作業者、57……耐火レンガ、57a……耐
火レンガ、58……パーマネントライニング、5
9……作業者、60……末端開口部、61……作
業者、62……耐火レンガ、100……転炉ライ
ニング築造装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 転炉上部作業床に装着された耐火レンガ搬送
装置と該作業床上に回転自在に支持されると共
に前記耐火レンガ搬送装置から耐火レンガを受
取り後記垂直コンベヤに受渡す耐火レンガ転送
装置を備えたリング状架台と、該架台に支持さ
れ転炉内腔に向けて垂設された垂直コンベヤと
該垂直コンベヤから送給される耐火レンガを水
平方向に搬送するコンベヤ装置を備え前記架台
に昇降自在に吊持された作業台とからなる転炉
ライニング築造装置において、前記水平方向搬
送コンベヤが耐火レンガを二方向に振り分ける
強制移送中央コンベヤと該中央コンベヤのそれ
ぞれの出側に連設された屈折自在な桶状コンベ
ヤとから構成されている転炉ライニング築造装
置。 (2) 桶状コンベヤが開閉自在な側板を有する実用
新案登録請求の範囲第1項記載の転炉ライニン
グ築造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16714787U JPH0426438Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16714787U JPH0426438Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0174255U JPH0174255U (ja) | 1989-05-19 |
JPH0426438Y2 true JPH0426438Y2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=31455179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16714787U Expired JPH0426438Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426438Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP16714787U patent/JPH0426438Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0174255U (ja) | 1989-05-19 |
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