JPS6158194A - ZnS:Mn薄膜EL素子の製法 - Google Patents
ZnS:Mn薄膜EL素子の製法Info
- Publication number
- JPS6158194A JPS6158194A JP59179870A JP17987084A JPS6158194A JP S6158194 A JPS6158194 A JP S6158194A JP 59179870 A JP59179870 A JP 59179870A JP 17987084 A JP17987084 A JP 17987084A JP S6158194 A JPS6158194 A JP S6158194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- zns
- emitting layer
- voltage
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Zn S : Mn発光層を有する薄膜EL
素子の製法に関する。
素子の製法に関する。
Zn S : Mn発光層を有する薄膜EL素子は、薄
形ディスプレイを実現する素子として、既に実用化され
ている。
形ディスプレイを実現する素子として、既に実用化され
ている。
従来の薄膜EL素子の場合、ZnS:Mn発光層形成後
に行なわれる活性化のための加熱処理は、400℃〜5
00℃程度の温度で充分な発光輝度が得られることから
、例えば真空雰囲気中、400℃〜500℃の温度で行
なわれている。
に行なわれる活性化のための加熱処理は、400℃〜5
00℃程度の温度で充分な発光輝度が得られることから
、例えば真空雰囲気中、400℃〜500℃の温度で行
なわれている。
r登8J1が解法1士ヘシナ六闇留占)この従来の薄J
[EL素子は充分な発光輝度を得ることができるが、
EL発光の閾電圧が高いことから、駆動電圧が例えば2
00V前後とかなり高いという問題がある。千のため、
この薄膜EL素子を駆動する回路の負担が大となり、ひ
いてはこの薄膜ELg子を使用するディスプレイのコス
トアップにつながっている。
[EL素子は充分な発光輝度を得ることができるが、
EL発光の閾電圧が高いことから、駆動電圧が例えば2
00V前後とかなり高いという問題がある。千のため、
この薄膜EL素子を駆動する回路の負担が大となり、ひ
いてはこの薄膜ELg子を使用するディスプレイのコス
トアップにつながっている。
従って、本発明においては、このZn S : Mn薄
膜EL素子の閾電圧の低下を図り、駆動電圧が低くてよ
いようKするものである。
膜EL素子の閾電圧の低下を図り、駆動電圧が低くてよ
いようKするものである。
C問題点を解決するための手段〕
本発明は上述問題点を解決するため、Zn S : M
n発光層(4)の形成後に行なう活性化のだめの加熱処
理を不活性ガス(例えばアルゴンガス)雰囲気中、60
0°C〜800℃の温度で行な5ものである。
n発光層(4)の形成後に行なう活性化のだめの加熱処
理を不活性ガス(例えばアルゴンガス)雰囲気中、60
0°C〜800℃の温度で行な5ものである。
従来に比して高温での加熱処理がなされるため、発光層
(4)の結晶性が改善され、従って閾電圧が低下し、駆
動電圧が低くてよくなる。
(4)の結晶性が改善され、従って閾電圧が低下し、駆
動電圧が低くてよくなる。
以下、本発明を第1図に示すような二重絶縁構造のもの
を製造するのに適用した例につき説明する。
を製造するのに適用した例につき説明する。
P[lにおいて、(1)は、例えばガラス、石英等より
なる基板であり、まずこの上に例えばITOよりなる透
明電極(2)が蒸着される。
なる基板であり、まずこの上に例えばITOよりなる透
明電極(2)が蒸着される。
次に、この透明電極(2)上に、絶縁層(3)が形成さ
れる。この絶縁層(3)は、例えば5iOz膜にSiN
膜が積層されてなるものであり、夫々の膜はスパッタリ
ングで形成される。
れる。この絶縁層(3)は、例えば5iOz膜にSiN
膜が積層されてなるものであり、夫々の膜はスパッタリ
ングで形成される。
次に、この絶縁層(3)上に、ZnS:Mn発光層(4
)が蒸着で形成される。
)が蒸着で形成される。
次に、この発光層(4)の形成後洗、活性化のために、
不活性ガス、例えばアルゴンガス雰囲気中、6006C
〜800℃の温度で加熱処理される。
不活性ガス、例えばアルゴンガス雰囲気中、6006C
〜800℃の温度で加熱処理される。
次に、発光層(4)を覆うように、絶縁層(3)及び発
光層(4)上に、絶縁層(5順”−形成される。この絶
縁層(5)は、例えばY2O3膜にSiN膜が積層され
てなるものであり、Y2O3膜は蒸着で、SiN膜はス
パッタリングで夫々形成される。
光層(4)上に、絶縁層(5順”−形成される。この絶
縁層(5)は、例えばY2O3膜にSiN膜が積層され
てなるものであり、Y2O3膜は蒸着で、SiN膜はス
パッタリングで夫々形成される。
次に、絶縁層(5)上に背面電極(6)が形成される。
この背面電極(6)は例えばアルミニラl、CAl3)
が蒸着されて形成される。
が蒸着されて形成される。
本例のようにして製造されたZnS:Mn薄iEL素子
は、発光層(4)の形成後、アルゴンガス雰囲気中、6
00℃〜800℃の温度で加熱処理されるため、従来方
法で製造されるものに比べて、閾電圧が低下したものと
なる。
は、発光層(4)の形成後、アルゴンガス雰囲気中、6
00℃〜800℃の温度で加熱処理されるため、従来方
法で製造されるものに比べて、閾電圧が低下したものと
なる。
即ち、第2図は電圧−輝度特性を示すものであり、同図
実線aは450℃で加熱処−埋された従来方法によるE
L素子の電圧−輝度特性であり、同図破線bl、b2及
びb3は、アルゴンガス雰囲気中、夫々600℃、70
0℃及び800℃で1時間加熱処理された本例によるE
L素子の電圧−輝度特性である。
実線aは450℃で加熱処−埋された従来方法によるE
L素子の電圧−輝度特性であり、同図破線bl、b2及
びb3は、アルゴンガス雰囲気中、夫々600℃、70
0℃及び800℃で1時間加熱処理された本例によるE
L素子の電圧−輝度特性である。
尚、第2図は夫々100Hzでパルス幅100μ(8)
の交流パルスで駆動した結果である。
の交流パルスで駆動した結果である。
この第2図から明らかなように、本例のようにして製造
されたZnS:Mrz’I膜EL素子は、従来方法で製
造されるものに比べて、閾電圧が低下する。
されたZnS:Mrz’I膜EL素子は、従来方法で製
造されるものに比べて、閾電圧が低下する。
この場合600℃〜700℃のように高温になる程閾電
圧が低くなる理由は、高温になる稈元光層(4)の結晶
性が改善され、自由電子の走行距離が長くなり、この電
子に蓄えられるエネルギーが犬となるためと考えられ、
一方700℃〜800℃のようKさらに高温になると閾
電圧が再び高くなる理由は、発光層(4)の結晶性が進
むことにより、結晶間の境界の影響がでてくるためと考
えられる。
圧が低くなる理由は、高温になる稈元光層(4)の結晶
性が改善され、自由電子の走行距離が長くなり、この電
子に蓄えられるエネルギーが犬となるためと考えられ、
一方700℃〜800℃のようKさらに高温になると閾
電圧が再び高くなる理由は、発光層(4)の結晶性が進
むことにより、結晶間の境界の影響がでてくるためと考
えられる。
尚、上述例は本発明を二重絶縁構造のものを製造するの
に適用した例であるが、例えば第3図に示すような片側
絶縁構造のものを製造するのにも同様に適用することが
できる。この第3図において、第1図と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。第2図一
点鎖線Cは、アルゴンガス雰囲気中、700℃で1時間
加熱処理された片側絶縁構造のものの電圧−輝度特性で
ある。この場合、二重絶縁構造のものに比べ閾電圧が低
下し、例えば電圧100Vで50nit以上の輝度が得
られている。
に適用した例であるが、例えば第3図に示すような片側
絶縁構造のものを製造するのにも同様に適用することが
できる。この第3図において、第1図と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。第2図一
点鎖線Cは、アルゴンガス雰囲気中、700℃で1時間
加熱処理された片側絶縁構造のものの電圧−輝度特性で
ある。この場合、二重絶縁構造のものに比べ閾電圧が低
下し、例えば電圧100Vで50nit以上の輝度が得
られている。
また、上述例におけるアルゴンガスの代りに、窒素ガス
、ヘリウムガス等の不活性ガスを用いてもよい。
、ヘリウムガス等の不活性ガスを用いてもよい。
以上述べた本発明によれば、発光層形成後に行なう活性
化のための加熱処理を不活性ガス雰囲気中、600℃〜
800℃の温度で行なうので、発光層の結晶性が改善さ
れ、従って閾電圧が低下し、駆動電圧が低くてよくなる
。これによって、薄膜EL素子を駆動する回路の負担が
軽減され、ディスプレイのコストダウンを図ることが可
能となる。
化のための加熱処理を不活性ガス雰囲気中、600℃〜
800℃の温度で行なうので、発光層の結晶性が改善さ
れ、従って閾電圧が低下し、駆動電圧が低くてよくなる
。これによって、薄膜EL素子を駆動する回路の負担が
軽減され、ディスプレイのコストダウンを図ることが可
能となる。
第1図及び第3図は夫々本発明の適用される二重絶縁構
造及び片側絶縁構造の薄膜EL素子の構成図、第2図は
本発明の説明のための電圧−輝度特性図である。 (1)は基板、(2)は透明電極、(3)及び(5)は
夫々絶縁層、(4)はZn S : Mn発光層、(6
)は背面電極である。
造及び片側絶縁構造の薄膜EL素子の構成図、第2図は
本発明の説明のための電圧−輝度特性図である。 (1)は基板、(2)は透明電極、(3)及び(5)は
夫々絶縁層、(4)はZn S : Mn発光層、(6
)は背面電極である。
Claims (1)
- ZnS:Mn発光層形成後に不活性ガス雰囲気中で6
00℃〜800℃の加熱処理を行なうことを特徴とする
ZnS:Mn薄膜EL素子の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59179870A JPS6158194A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ZnS:Mn薄膜EL素子の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59179870A JPS6158194A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ZnS:Mn薄膜EL素子の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158194A true JPS6158194A (ja) | 1986-03-25 |
Family
ID=16073344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59179870A Pending JPS6158194A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | ZnS:Mn薄膜EL素子の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6158194A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180411U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-30 | 富士システムズ株式会社 | レ−ザ−手術用気管内チユ−ブ |
JPS60180410U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-30 | 富士システムズ株式会社 | レ−ザ−手術用体内插入用筒状体 |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP59179870A patent/JPS6158194A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180411U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-30 | 富士システムズ株式会社 | レ−ザ−手術用気管内チユ−ブ |
JPS60180410U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-30 | 富士システムズ株式会社 | レ−ザ−手術用体内插入用筒状体 |
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