JPS6153995A - ア−スドリルにおける制御装置 - Google Patents

ア−スドリルにおける制御装置

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JPS6153995A
JPS6153995A JP17238584A JP17238584A JPS6153995A JP S6153995 A JPS6153995 A JP S6153995A JP 17238584 A JP17238584 A JP 17238584A JP 17238584 A JP17238584 A JP 17238584A JP S6153995 A JPS6153995 A JP S6153995A
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bucket
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thrust cylinder
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竹田 孝司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アースドリルにおいて、回転バケットがその
回転バケットを駆動する油圧回路の最高効率付近で掘削
運転できるように、スラストシリンダの作動を制御する
制御装置に関するものである。
アースドリルは1.一般に、第1図乃至第3図に示すよ
うに、走行体1aと、走行体1aに対し旋回自在な旋回
体1bとからなるクレーン本体(アースドリル本体)1
に、ジブ2の基端をピンにより俯仰可能に支持すると共
に、ジブ2の下部にフロントフレーム6の基端をピンに
より起伏可能に装着し、そのフロン1−フレーム6の先
端にケリードライブ装置5をスラストシリンダlOを介
して取付ける。
このケリードライブ装置5は、ケーシング5aに油圧モ
ータ7を搭載し、その油圧モータ7の回転軸にピニオン
7aを取付け、前記ケーシング5aにシャフト9を回転
自在に軸承し、そのシャフト9の外周側面に噛合歯9a
を形成し、その噛合歯9aと前記ピニオン7aとを噛合
させ、前記シャフト9に四角形の長孔9bをシャフト9
の中心軸方向に設けたものである。
かかるケリードライブ装置5と前記スラストシリンダ1
0とによりスラスタ−を構成する。
前記ジブ2の先端から巻上ロープ8により吊下した断面
四角形のケリーバ3を前記シャフト9の長孔9bに挿通
し、ケリードライブ装置5にケリーバ3を回転可能にか
つ巻上ロープ8の巻取り・巻戻しにより昇降可能に取付
け、そのケリーバ3の下端に回転バケット4を取付ける
。前記油圧モータ7に前記回転バケット4にかかる負荷
の程度によって自動的に吐出流量を制御する可変容量型
油圧ポンプ(第1図ないし第3図では図示していないが
、本発明の制御装置の一実施例を示した第4図中筒号1
1にて示すものと同一のもので、以下油圧ポンプ11と
いう。)を接続し、前記スラストシリンダ10に別の油
圧ポンプ(第1図乃至第3図では図示していないが1本
発明の制御装置の一実施例を示した第4図中筒号12に
て示すものと同一のもので、以下油圧ポンプ12という
)を接続する8次に、その操作作動について説明すると
、可変容量型油圧ポンプ11を作動させて油圧モータ7
゜ピニオン7a、噛合歯9a、シャフト9を介しケリー
バ3、回転バケット4を正回転させる。このとき、シャ
フト9の四角形の長孔9bの4つの側壁面は、シャフト
9の回転トルクにより断面四角形のケリーバ3の角部に
圧接係合し、その係合Ig擦力によりケリードライブ装
置5とケリーバ3とがケリーバ3の軸方向(上下方向)
に一体となる0次に、他の油圧ポンプ12を作動させて
スラストシリンダ1゜をのばし、スラスト力(押下げ力
)を与えながらスラストシリンダ10に取付けられたケ
リードライブ装置5を介しケリーバ32回転バケット4
を押下げ、その回転バケット4により地盤を掘削し、そ
の掘削した土砂を回転バケット4中に取り込む。
前記スラストシリンダ10のピストンロッドが伸び側の
ストロークエンドまで伸長し、スラスタ−が下限位置に
達したところでケリーバ31回転バケット4の正回転を
止め、該ケリーバ3を一旦逆転(約0.5回転)させて
ケリーバ3とケリードライブ装置5のシャフト9との係
合状態を解除する。それから、前記スラストシリンダ1
oのピストンロッドを縮み側のストロークエンドまで縮
め、スラスタ−を上限位置にまで持ち上げて復帰させる
。そして、再びケリーバ31回転バケット4を正回転さ
せながら押下げて地盤を掘削する。以下、上述の操作、
すなわちスラスタ−を押下げ、下限位置に達したところ
で再び上限位置に復帰させる操作を数回(土質の硬・軟
や回転バケット4の深さによって異なるが約2〜4回)
繰返し、回転バケット4内が掘削した土砂で満杯となっ
たところで、ケリーバ3および回転バケット4を掘削孔
がら巻上げる。それをダンプカー等の位置まで旋回体1
bを旋回させてそのダンプカー上に停止させ1回転バケ
ット4を開口して掘削した土砂を排出する。再び旋回体
1bを掘削孔位置まで旋回させケリーバ3および回転バ
ケット4を掘削孔に巻下げる。上述の掘削2巻上、排土
2巻下の4工程を繰返して竪孔を掘削する。
かかるアースドリルにおいて、回転バケット4をその駆
動系の油圧回路の最高効率点付近で掘削運転するように
操作することが重要である6回転バケット4を油圧回路
最高効率点付近で掘削運転させるには、可変容量型油圧
ポンプ11の吐出圧力がその油圧回路最高効率点付近を
維持するようにスラストシリンダ10を伸縮操作する。
換言すれば、スラストシリンダ10を伸縮操作すること
により、回転バケット4にかかる負荷(回転トルク)を
調節し、回転バケット4の負荷調節を介して可変容量型
油圧ポンプ11の吐出圧力を油圧回路最高効率点付近に
維持するように調節すれば、回転バケット4を油圧回路
最高効率点付近で掘削運転させることができる。
ところが、従来1回転バケット4を掘削運転させるため
のスラストシリンダ10の伸縮操作は、すべて操作者の
勘に頼って行なわれている。このために1回転バケット
4を常時油圧回路最高効率点付近で掘削運転させること
は、非常に困難であり不可能に近い。従って掘削効率が
操作の熟練度により著しく差が出るという問題がある。
また、効率のよい運転ができないばかりでなく、スラス
ト力をかけ過ぎてフロントフレーム6が持ち上がったり
、ジブ2が後方にあおられる危険性もあり、逆にスラス
ト力が不足すると回転バケット4に負荷がかからず掘削
効率が悪くなるなどの欠点がある。さらに、スラストシ
リンダ10の作動開始、停止の操作を短時間の内に繰返
すと、そのスラストシリンダ10の反力がフロントフレ
ーム6およびジブ2に対する加振力となって振動を起こ
すことがある。
本発明は、上述の問題点や欠点を解決改善するアースド
リルにおける制御装置を提供せんとするものである。
本発明は、スラストシリンダ、油圧ポンプ間の油圧流路
に電磁切換弁を設け、その電磁切換弁のソレノイドとケ
リーバ駆動用の油圧モータの正転入口側との間に比較器
を設け、この比較器から電磁切換弁に、可変容量型油圧
ポンプの吐出圧力が上昇して回転バケット駆動系の油圧
回路最大効率点になったとき伸長中のスラストシリンダ
の停止信号を出力し、前記吐出圧力が前記油圧回路最大
効率点より若干上昇したときスラストシリンダの縮小信
号を出力し、反対に前記吐出圧力が下降した場合は、前
記油圧回路最大効率点にて縮小中のスラストシリンダの
停止信号を出し、該最大効率点より若干圧力が下がった
ときスラストシリンダの伸長信号を出力するようにして
スラストシリンダを回転バケット駆動系の油圧回路最大
効率点付近に維持しながら伸縮操作し、その油圧回路最
大効率点付近で回転バケットが掘削運転できるように構
成したことを特徴とするものである。
以下1本発明のアースドリルにおける制御装置の一実施
例を第4図および第5図を参照して説明する。
この実施例における本発明の制御装置は、ケリードライ
ブ装りの油圧モータ7に、回転バケット4にかかる負荷
の程度に応じて自動的に吐出流量を制御する可変容量型
油圧ポンプ11を切換弁13を介して接続し、一方スラ
ストシリンダ10に別の油圧ポンプ12を電磁切換弁1
4を介して接続する。前記スラストシリンダ10のボト
ム側と電磁切換弁14のタンクポート側との間の油圧流
路中にチェック弁32を設ける。一方、前記油圧モータ
7、切換弁13間の油圧流路(すなわち、回転バケット
4が正転しているときの油圧モータ7の入口と可変容量
型油圧ポンプ11の吐出口との間の油圧流路。)と、前
記電磁切換弁14の第1ソレノイド15および第2ソレ
ノイド16との間に、圧力検出器18.フィルタ19、
比較器20.第1継電器21aおよび第2継電器21b
を設ける。前記圧力検出器18は油圧モータ7の正転入
口側の圧力、すなわち可変容量型油圧ポンプ11の吐出
圧力を信号電圧に変換してフィルタ19に送る6前記フ
イルタ19は圧力検出器18からの信号電圧の高周波成
分(約10Hz以上の圧力脈動)をカットして比較器2
0に送る。比較器20はフィルタ19からの高周波成分
をカットされた信号電圧(検出電圧EXとする。)と、
予め設定された第1設定電圧EDp第2設定電圧E B
 を第3設定電圧E A r第4設定電圧ECとを比較
し、予め設定された条件において判断して第1継電器2
1aまたは第2.1!電器21bに通電する。前記比較
器20における各設定電圧hD+ Ell+ EA+ 
ECは、第5図の横軸に示すいづれも正転側(掘削回転
方向)の圧力り、B。
A、Cにそれぞれ相当する。第1継電器21aまたは第
2継電器21bは比較器20により通電されると。
電磁切換弁14の第1ソレノイド15または第2ソレノ
イド16を励磁するものである。前記第1ソレノイド1
5は第2継電器21bにより励磁されると、電磁切換弁
14を中立位置からBポートに切換え、消磁されると電
磁切換弁14をBポートから中立位置に自動復帰させる
。前記第2ソレノイド16は第1継電器21aにより励
磁されると、電磁切換弁14を中立位置からRボートに
切換え、消磁されると電磁切換弁14をRボートから中
立位置に自動復帰させる。
比較器20に予め設定された第1設定電圧EDは。
回転バケット4が正転無負荷時における可変容量型油圧
ポンプ11の吐出圧力りである。この第1設定電圧ED
は、回転バケット4が掘削状態にあるか。
またはそれ以外の状態(無負荷時の正転、逆転および停
止)にあるかを判断するものである。第2設定電圧E、
は、正転掘削時の回転バケット4を駆動させる回転バケ
ット駆動系の油圧回路(以下。
単に油圧回路と称す。)の最高効率点における可変容量
型油圧ポンプ11の吐出圧力已に相当する。
第3設定電圧EAは、第2設定電圧EBに相当する吐出
圧力Bより若干低い可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧
力Aに相当する。第4設定′に圧ECは。
第2設定電圧EBに相当する吐出圧力Bより若干高い可
変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力Cに相当する。
比較器20は、検出電圧EXが第1設定電圧ED゛以下
にあるときには1作動しない、すなわち、第1m電器2
1aおよび第2継電器21bには通電していない。検出
電圧EXが第1設定電圧EDに達すると、第1継電器2
1aに通電を開始し、第3設定電圧EAを超え、第2設
定電圧EBに達するまで第1継電器21aへの通電を自
己保持する。E8〜EC間は21a及び21bへの通電
を断つ検出電圧EXが第4設定電圧EC以上になると、
第2継電器21bに通電を開始し、検出電圧EXが下が
って第2設定電圧E、に達するまで第2継電器21bへ
の通電を自己保持する。検出電圧Exが第2設定電圧E
、に達すると、(Eo〜EA間)第1継電器2iaおよ
び第2継電器21bへの通電を断つ。
この実施例における本発明のアースドリルにおける制御
装置は、以上の如き構成よりなり、以下その操作につい
て説明する。
まず、切換弁13を中立位置からPポートに切換える。
すると、可変容量型油圧ポンプ11からの圧油は、破線
矢印に示すように流れ、油圧モータ7が正転し、この油
圧モータ7、ピニオン7a、シャフト9.ケリーバ3を
介して回転バケット4が正転して地盤を掘削する。この
とき、可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力は、回転バ
ケット4が掘削を開始する前までは無負荷時の圧力り以
下であり、掘削を開始したところで圧力が上昇しD以上
となる。このD以上の可変容量型油圧ポンプ11の吐出
圧力は、圧力検出器18により検出電圧Exに変換され
る。この検出電圧EXはフィルター19を経て比較器2
0へと送られる。この比較器20において、上述の検出
電圧Exと比較器20に設定された第1設定電圧ED+
第2設定電圧E B y第3設定電圧EA+第4設定電
圧Ecとが比較される。今1回転バケット4は正転掘削
中であり、可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力はD以
上となるので、検出電圧と設定電圧との関係はEx>E
Dとなり、比較器20は回転バケット4が掘削状態にあ
ると判断し、第1継電器21aに通電する。すると、第
1ソレノイド15が励磁され、電磁切換弁14が中立位
置からBボートに切換ねり、油圧ポンプ12からの圧油
は実線矢印に示すように流れてスラストシリンダ10の
ボトム側に供給され、スラストシリンダ10は伸長して
回転バケット4にスラスト力がかかり、回転バケット4
はさらに大きなスラスト力をもって掘削を進める。
ここで、掘削抵抗が増加し、可変容量型油圧ポンプ11
の吐出圧力が上昇してBに達すると、検出電圧と設定電
圧との関係がEx≧EBとなり、比較器20は回転バケ
ット4が油圧回路の最高効率点で掘削運転を行なってい
ると判断し、今まで通電していた第1継電器21aへの
通電を断つ。すると、第1ソレノイド15は消磁され、
電磁切換弁14はBボートから中立位置に自動復帰し、
スラストシリンダ10の伸長が停止し1回転バケット4
は油圧回路最高効率点付近で掘削を続ける。
上述のスラストシリンダ10の伸長が停止されると、回
転バケット4の掘削抵抗が減少し、それに伴って可変容
量型油圧ポンプ11の吐出圧力も下がる。ところが、回
転バケット4の掘削抵抗が減少し可変容量型油圧ポンプ
11の吐出圧力が下がるまでには約1〜2秒の時間を要
し、土質によってはスラストシリンダ10の推力をかけ
るのを停止しても回転バケット4の掘削抵抗が上昇する
こともある。その回転バケット4の掘削抵抗が増加し、
可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力がC以上になると
、検出電圧と設定電圧との関係がEx≧Ecとなり、比
較器20は回路効率が低下し、またリリーフする虞れが
ある状態(回転バケット4の回転が判断し、第2継電器
21bに通電する。すると、第2ソレノイド16が励磁
され、電磁切換弁14が中立位置からRボートに切換ね
り、油圧ポンプ12からの圧油は破線矢印に示すように
流れてスラストシリンダ10のロンド側に供給され、ス
ラストシリンダIOが縮む。従って、ケリードライブ装
置5を介して回転バケッl−4が上昇し、掘削抵抗が減
少するので可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力が下が
る。
上述の吐出圧力がBまで下がると、検出電圧と設定電圧
との関係がEX≦E8となり、比較器20は回転バケッ
ト4が油圧回路最高効率点で掘削運転を行なっていると
判断し、今まで通電していた第2継電器21bへの通電
を断つ。すると、第2ソレノイド16は消磁され、電磁
切換弁14はRポートから中立位置に自動復帰し、スラ
ストシリンダ10の縮みが停止し、回転バケット4は油
圧回路最高効率点付近で掘削を続ける。
上述の回転バケット4の掘削が進むと、回転バケット4
にはスラストシリンダ10のスラスト力がかからないの
で、回転バケット4の掘削抵抗が次第に減少し、可変容
量型油圧ポンプ11の吐出圧力が下がり、A以下になろ
うとする。すると、検出電圧と設定電圧との関係がEx
≦EAとなり、比較器20は回転バケット4にスラスト
力が不足していると判断し、第1継電器21aに通電す
る6すると、上述のようにスラストシリンダ10が伸長
して回転バケット4にスラスト力がかかる。
ここで、吐出圧力が再び上昇してBに達すると、検出電
圧と設定電圧との関係がEX≧E、となり、スラストシ
リンダ10の伸長が停止する。これまではスラストシリ
ンダ10が停止してからも吐出圧力が上昇し続ける場合
について説明したが、今度はスラストシリンダ10の停
止と共に吐出圧力が下がる場合について説明する。スラ
ストシリンダ10が停止し、それい伴って吐出圧力がA
以下になると、検出電圧と設定m圧とがEX≦EAとな
り、比較器20はスラスト力不足と判断し再びスラスト
シリンダ10が伸長して回転バケット4にスラスト力を
かける。
以上のように、可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力は
A乃至0間において維持され、この吐出圧力A乃至Cの
間は、回転バケット4を回転させる油圧回路効率の最大
となる吐出圧力Bを基準とした前後の狭い範囲である。
従って1回転バケット4は常に油圧回路最高効率点付近
で掘削運転を行なうことができる。また1回転バケット
4にかけるスラスト力は可変容量型油圧ポンプ11の吐
出圧力がA乃至Cの間となるように、はぼ一定に制限さ
れているので、従来の操作者が勘によりスラストシリン
ダ10の伸縮操作を行なっていたものと比べて回転バケ
ット4にスラスト力をかけ過ぎたり、あるいはスラスト
力が不足したりするようなことはない。しかも、スラス
トシリンダ10の作動開始。
停止の操作を短時間の内に繰返してそのスラストシリン
ダ10の反力がフロント部分の起振力となるようなこと
もない。
次に、切換弁13を中立位置に切換えて回転バケット4
を停止させているとき、または切換弁13をNボートに
切換えて回転バケット4を逆転させているとき、もしく
は切換弁13がPポートに切換わっていても回転バケッ
ト4が正転無負荷のときは、回転バケット4の掘削圧力
は低く、可変容量型油圧ポンプ11の吐出圧力がD以下
となり、検出電圧と設定電圧との関係がEX≦EDとな
り、比較器20は回転バケット4が停止、逆転、空転の
状態にあると判断し、第1継電器21aおよび第2継電
器21bは通電されることはなく、従ってスラストシリ
ンダ10は作動しない。
上述の回転バケット4にかかる掘削圧力又と、可変容量
型油圧ポンプ11の吐出圧力A、B、Cと、スラストシ
リンダ10の状態と、他の機器(回転バケット4.第1
継電器21a、第2継電器21b)の状態との関係を下
表に示す。
以下余白 上表から明らかなように、可変容量型油圧ポンプ11の
吐出圧力はA乃至Cの範囲の間において維持され、回転
バケット4は上述の吐出圧力A乃至Cの範囲、すなわち
油圧回路最高効率点付近に維持されながら地盤を掘削す
る。
第5図は可変容量型油圧ポンプ11の吐出流量と吐出圧
力との特性図および油圧回路の効率図である。
横軸に吐出圧力を、縦軸に吐出流量および効率を表わす
0図中、(I)は馬力制御可能な吐出圧力Poより大き
い吐出圧力の馬力制御域、イは等馬力曲線、口は可変容
量型油圧ポンプ11の吐出流量、吐出圧力線、ハは油圧
回路の効率曲線、Dは第1設定電圧EDにより設定され
た回転バケット4の正転無負荷空転時における吐出圧力
、Bは第2設定電圧E11により設定された回転バケッ
ト4の掘削時の油圧回路最高効率点における吐出圧力、
Aは第3設定電圧E^により設定された上述の吐出圧力
Bより若干低い吐出圧力、Cは第4設定電圧Ecにより
設定された上述の吐出圧力Bより若干高い程度の吐出圧
力である。
かかる図からも明らかなように、この実施例における本
発明のアースドリル制御装置は、油圧回路の効率の最大
となる吐出圧力Bを基準とした若干低い吐出圧力A乃至
若干高い吐出圧力Cの範囲。
即ち、油圧回路最高効率点付近で回転バケット4を掘削
M転させることができる。
以上、本発明のアースドリルにおける制御装置は、回転
バケットを駆動させる回転バケット駆動系の油圧回路の
圧力、すなわち可変容量型油圧ポンプの吐出圧力を検出
して、その吐出圧力が前記油圧回路最高効率点に達した
ときスラストシリンダを停止させ、その油圧回路最高効
率点に対応する吐出圧力より若干下がったときスラスト
シリンダを伸長させ、かつ若干上がったときスラストシ
リンダを縮めるように構成したものであるから、回転バ
ケットを操作者の勘に頼らず自動的に、その回転バケッ
トを駆動させる回転バケット駆動系の油圧回路の最高効
率点付近で掘削運転させることができ、従って掘削効率
を向上させることができる、しかも、回転バケットにス
ラスト力をかけ過ぎたり、スラスト力不足と言ったこと
もない。
また、スラストシリンダの作動開始、停止を短時間のう
ちに繰返してフロントフレームおよびジブが振動すると
言った虞れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はアースドリルの全体図、第2図はフロントフレ
ームの上部を破断したケリードライブ装置の正面図、第
3図は第2図における■−■線断面図である。第4図お
よび第5図は本発明のアースドリルにおける制御装置の
一実施例を示し、第4図は油圧電気回路図、第5図は可
変容量型油圧ポンプの吐出圧力、吐出流量の特性図およ
び油圧回路の効率図である。 1・・・クレーン本体(アースドリル本体)、2・・・
ジブ、3・・・ケリーバ、4・・・回転バケット、5・
・・ケリードライブ装置、6・・・フロントフレーム、
7・・・油圧モータ、10・・・スラストシリンダ、1
1・・・可変容量型油圧ポンプ、12・・・油圧ポンプ
、 13・・・切換弁、14・・・電磁切換弁、15・
・・第1ソレノイド、16・・・第2ソレノイド、18
・・・圧力検出器、19・・・フィルタ、20・・・比
較器、21a・・・第1継電器、21b・・・第2継電
器、ED・・・第1設定電圧、E8・・・第2設定電圧
、EA・・・第3設定電圧、 Ec・・・第4設定電圧
、D・・・第1設定電圧に相当する吐出圧力、B・・・
第2設定電圧に相当する吐出圧力、A・・・第3設定電
圧に相当する吐出圧力、C・・・第4設定電圧に相当す
る吐出圧力、X・・・回転バケットの掘削圧力。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アースドリル本体にジブの基端を装着し、そのジブの下
    部にフロントフレームの基端を装着し、そのフロントフ
    レームの先端にスラストシリンダを介してケリードライ
    ブ装置を取付け、そのケリードライブ装置に前記ジブの
    頂端から吊下したケリーバを回転可能にかつ昇降可能に
    取付け、そのケリーバの先端に回転バケットを取付け、
    前記ケリードライブ装置の油圧モータに、回転バケット
    にかかる負荷の程度によって自動的に吐出流量を制御す
    る可変容量型油圧ポンプを接続し、前記スラストシリン
    ダに油圧ポンプを接続し、前記可変容量型油圧ポンプを
    作動させて前記油圧モータを介し回転バケットを回転さ
    せると共に、前記油圧ポンプを作動させて前記スラスト
    シリンダを介しケリードライブ装置を押下げ、ケリーバ
    下端に設けた回転バケットを押下させて竪孔を掘削する
    アースドリルにおいて、前記可変容量型油圧ポンプ、油
    圧モータ間の油圧流路に圧力−電気信号変換器を設け、
    前記スラストシリンダ、油圧ポンプ間の油圧流路に電磁
    切換弁を設け、その電磁切換弁と前記圧力−電気信号変
    換器との間に、圧力−電気信号変換器からの電気信号と
    第1設定値、第2設定値、第3設定値および第4設定値
    とを比較する比較器を設け、その比較器の第1設定値は
    回転バケットが正転無負荷空転時における前記可変容量
    型油圧ポンプの吐出圧力に相当し、第2設定値は掘削時
    の回転バケット駆動系の油圧回路最高効率点における前
    記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力に相当し、第3設定
    値は第2設定値に相当する吐出圧力より若干低い吐出圧
    力に相当し、第4設定値は第2設定値に相当する吐出圧
    力より若干高い吐出圧力に相当し、前記比較器は電気信
    号がかくして前記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が回
    転バケット駆動系の油圧回路最高効率点付近になるよう
    に前記スラストシリンダを作動させ、その油圧回路最高
    効率点付近で回転バケットが掘削運転できるように構成
    したことを特徴とするアースドリルにおける制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198682U (ja) * 1987-06-08 1988-12-21
JPH0791164A (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 Nippon Kensetsu Kikai Shoji Kk 地盤改良機のロッド送り及び回転制御装置
JP2019526724A (ja) * 2016-08-24 2019-09-19 バウアー マシーネン ゲーエムベーハー 作業機械および地面に対して作業する方法

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