JPS6153260A - ホルムアミドオキシム誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤及び殺虫殺ダニ剤 - Google Patents

ホルムアミドオキシム誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤及び殺虫殺ダニ剤

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JPS6153260A
JPS6153260A JP17577984A JP17577984A JPS6153260A JP S6153260 A JPS6153260 A JP S6153260A JP 17577984 A JP17577984 A JP 17577984A JP 17577984 A JP17577984 A JP 17577984A JP S6153260 A JPS6153260 A JP S6153260A
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JP
Japan
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halogen atom
alkyl group
lower alkyl
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Application number
JP17577984A
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Inventor
Koichi Hayakawa
公一 早川
Hiroaki Nishikawa
西川 博明
Akira Hashimoto
章 橋本
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な化合物、その製造方法及び該化合物を有
効成分として含有する農園芸用殺菌剤及び殺虫殺ダニ剤
に関する。
(従来の技術) 農園芸作物の栽培に当り、作物の病虫害に対して多数の
防除薬剤が使用されているが、その防除効力が不充分で
あったり、薬剤耐性の病害菌や害虫の出現によりその使
用が制限されたり、また植物体に薬害や汚染を生じたり
、あるいは人畜魚類に対する毒性が強かったりすること
から、必ずしも満足すべき防除薬とは言い難いものが少
なくない。従って、かかる欠点の少ない安全に使用でき
る薬剤の出現が強く要請されている。
本発明に類似のホルムアミドオキシム誘導体として特開
昭53−132529及びUSP 4237168に一
般式(1)において鳥が水素原子の化合物が開示されて
いるがその殺菌活性は極めて弱いものである。
(発明が解決しようとする問題点) ベンズイミダソール系又はチオファネート系殺菌剤(以
下ベンズイミダゾール・チオファネート系殺菌剤という
。)は、農園芸作物に寄生する種々の病原菌に対し優れ
た防除効果を示し、1970年頃より農園芸用殺菌剤と
して広く一般に使用され、作物増産に大きく寄与してき
たが、これらの殺菌剤を連続して作物に散布すると、薬
剤耐性菌が蔓延し、薬剤の防除効果が下がり、実際上使
用し得ない状況となることがしばしば起るようになって
きた。こうした場合、農家等薬剤の使用者は、ベンズイ
ミダゾール・チオファネート系殺菌剤に対する薬剤耐性
菌に有効な殺菌剤を散布することにより対象となる病害
を防除せねばならないが、薬剤耐性菌蔓延前のベンズイ
ミダゾール・チオファネート系殺菌剤はど優れた防除効
果を示すものはきわめ1少なく、適確な防除が困難とな
っている。
本発明者らは前記の事情を考慮し、薬剤耐性菌に対し、
選択的に殺菌効果を示す殺菌剤があれば薬剤耐性菌発生
圃場で高い病害防除効果が期待出来ることから、七のよ
5な性質を持つ殺菌剤について鋭意研究した。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の欠点に留意し、多数の化合物につい
て研究を行った結果、 (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
カルボニル基を、Yは)−ロゲン原子、低級アルキル基
、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級ア
ルキニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、R
は低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
基又は低級アルコキシアルキル基を、nは0.1.2.
3又は4を示す。
但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
基である場合を除(。) で表される化合物及びその無機酸塩、有機酸塩、もしく
は金属塩かとの複合体がベンズイミダゾール・チオファ
ネート系殺菌剤に耐性を示す植物病原菌(以下薬剤耐性
菌と呼ぶ。)およびその他の糸状菌に対し選択的に強い
殺菌効果を有するのみならず、ヨトウ虫、ヨコバイ等の
害虫に対する殺虫効力及びハダニ類に対し、殺ダニ効力
を有し、しかも温血動物に対して毒性の少いことを見い
出し本発明を完成した。
一般式(1)で表わされる本発明のホルムアミドオキシ
ム系化合物群は、チオファネートメチル〔1゜2−ビス
(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼ
ン〕(以下化合物Aと記す。)、チオファネート(1,
2−ビス(3−エトキシカルボニル−2−チオウレイド
)ベンゼン〕(以下化合物Bと記す。)、ベノミル〔メ
チル−1−(ブチルカルバモイル)ペンズイミタソール
ー2−イルカーバメート〕(以下化合物Cど記す。)、
カルペンダジム〔メチルベンズ4ミ!ゾール−2−イル
カ−バメート〕(以下化合物りと記す。)、チアベンダ
ゾール(2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール〕
(以下化合物Eと記す。)、フペリダゾール(2−(2
−フリル)ベンズイミダゾール〕(以下化合物Fと記す
。)などのベンズイミダゾール・チオファネート系殺菌
剤に耐性を示す薬剤耐性菌に対し、選択的に強い殺菌効
果を示すことを特徴としている。
すなわち、本発明化合物は、後述の試験例からも明らか
なように、ベンズイミダゾール・チオファネート系殺菌
剤に感受性な野性菌(以下薬剤感受性菌と呼ぶ)による
病害に対し、何ら防除効果を示さないが、薬剤耐性菌に
よる病害に対してはすぐれた防除効果を示し、本発明化
合物の薬剤耐性菌に対する殺菌力はきわめて選択性の高
いものであった。したがって、本発明化合物は、ベンズ
イミダゾール・チオファネート系殺菌剤が使用されるこ
とにより出現が予想される、または出現した薬剤耐性菌
の防除に使用することができる。たとえば、テンサイの
かっばん病(Cercosporabeticola 
 )、ビーナツツの褐斑(Cercosporaara
chidlcola ) 、黒渋病(Cercospo
ra personata )、キュウリの5どんこ病
(5phaerotheca fuliginea )
、っる枯病(Mycosphaerella rnel
onis )、菌核病(5clero−tinia s
clerotiorum )、灰色かび病(Botry
tlscinerea )、黒星病(Cladospo
rium cucumerinum )、トマトの灰色
かび病(Botrytls cinerea ) 1葉
かび病(Cladosporium fulvum )
 、ナスの灰色かび病(Botrytls cfner
ea )、黒枯病(Corynespora melo
n−genae )、うどんこ病(Erysiphe 
cichoracearum )、イチビの灰色かび病
(Botr)rtIs cinerea )、うどんこ
病(5phaerotheca humull )、夕
!ネギの灰色腐敗病(Botrytls alli )
、灰色かび病(Botl”ytIs clnerca 
)、タバコの5どんこ病(Er)rsiphe cic
oracearum )、インゲンの菌核(Botry
tla cinerea )、 リンゴのうどんこ病(
Poolosphaera 1eucotricha 
)、黒星病(Venturia 1naequalls
 )、ソーリア病(Sclerotiniamall)
、  カキのうどんこ病(Phyllactlnla 
kaklcola)、炭庶病(Gloeosporiu
m kakl )、角斑落葉病(Cercos−por
;1 kakt )、モモ、オウトウの灰星病(5cl
erotiniacinerea )、ブドウの灰色か
び病(Botrytis cinerea )、5どん
こ病(Uncinula necator )、晩腐病
(Glomerel Iaingulata )、ナシ
の黒星病(Venturia nashlcola )
、チャの輪斑病(Pa5talotfa theae 
)、炭痙病(CCo11etotrichu thea
esinensia )、ミカンのそうか病(Elsl
noe fewcetti )、青かび病(Penic
llliumitalicum )、緑かび病(Pen
icilltum  d!gitatum )、オオム
ギのうどんこ病(Erysiphe graminis
 f、 sp。
hordei )、アイスポット病(Pseudoce
rcosporel 1aherpotric11oi
des )、紅色雪腐病(Fusarium n1va
le )、コムギのうどんこ病(Erysiphe g
raminjs f、 sp。
tritici )などの防除に使用することができる
また、実際の施用場面である圃場では、ベンズイミダゾ
ール・チオファネート系薬剤耐性菌のみが蔓延している
とは限らず、薬剤感受性菌も混在する。こうした実際施
用場面の事情を考慮して、一般式(1)で示される本発
明化合物群と前述のベンズイミダゾール・チオファネー
ト系薬剤を混合して、薬剤耐性菌と感受性菌を混合して
接種された植物に散布した場合の防除効果を検討した。
その結果、薬剤耐性菌と感受性菌が混在していても、上
述の薬剤を混合して散布するとそれぞれの単剤を散布し
た場合に比し、顕著な防除効果の上昇がみられた。
また、前述した如く、ベンズイミダゾール・チオファネ
ート系殺菌剤の耐性菌が蔓延し、農家等薬剤の使用者は
作物病害の適確な防除が出来ず苦慮したが、1980年
前後より、環状イミド系殺菌剤(N −(a’、5′−
ジクロルフェニル)−1゜2−ジメチルシフ四プ胃パン
ー1.2−ジカルボキシイミド、3−(3’、5’−ジ
クロルフェニル)−1−イソプロピルカルバモイルイミ
ダゾリジン−2,4−ジオン、3−(3’、5’−ジク
ロルフェニル)−5−メチA/ −5−ビニルオキサゾ
リジン−2,4−ジオン〕が市場に導入され、ベンズイ
ミダゾール・チオファネート系殺菌剤に感受性な菌はも
ちろん耐性菌にも強い殺菌効果、殊にブドウや野菜類の
灰色かび病、モモ、オウトウなどの灰星病に卓効を示し
、これら病害KrJAしてのベンズイミダゾール・チオ
ファネートメチル系殺菌剤耐性菌防除対策は一応の成功
をおさめた。
しかし、一般に同一系統の殺菌剤を連続して使用すると
薬剤に耐性を示す菌が発生し、薬剤の病害防除効果が低
下すると言われており、環状イミド系殺菌剤の揚台もそ
の例外ではないことが明らかになってきた。
すなわち、前記環状イミド系殺菌剤のいずれかを灰色か
び病防除のために連続して作物に使用すると環状イミド
系殺菌剤のいずれに対しても耐性を示す灰色かび病菌が
発生し、防除効果の低下した事例が知られるようになっ
た〔参考文献:日植病報48 : 89(1982)、
同報48 : 210−216(1982)、回報48
 : 547−550(1982) )。
本発明者らは、前記の事情を考慮し、ベンズイミダゾー
ル・チオファネート系殺菌剤に感受性(以下BT/Sと
記す)、耐性(以下BT/Rと記す)ならびに環状イミ
ド系殺菌剤に感受性(以下CI/Sと記す)、耐性(以
下CI/Rと記す)を示す4つの組合せ、すなわち、B
T/SかつCI/S、  BT/SカッCI/R1BT
/RカッC■/SオヨヒB′r/RカッCI/Rの性質
を示す灰色かび病菌を用いて、本発明化合物の殺菌効果
を検討したところ、BT/RかつCI/SおよびBT/
RかつCI/Rの性質を示す菌、言いかえれば、ベンズ
イミダゾール・チオファネート系殺菌剤に耐性を示す菌
(薬剤耐性菌)であれば、環状イミド系殺菌剤に感受性
、耐性のいずれの性質を示す菌にも高い殺菌効果を示す
極めて選択性の高いものであることが判明した。このよ
うに、ベンズイミダゾール・チオファネート系殺菌剤に
抵抗性(耐性5の発達した菌であれば、他の殺菌剤に対
する感受性、耐性とは関係なく、本発明化合物は高い殺
菌効力を発揮する。
本発明者等は一般式(1)で示されるホルムアミドキシ
ム系化合物群の殺菌活性てついてさらに検討した結果、
薬剤耐性の有無にかかわらず、ある種の病害防除に有効
であることが判明した。本発明化合物は、たとえばイネ
いもち病(Pyriculariaoryzae )、
キュウリベと病(Pseudoperonospora
cubensis )などの防除に使用することができ
る。
又、本発明化合物は、アワヨトウ、ワタアブラムシ、ツ
マグロヨコバイ等の害虫及びナミハダニ等のダニ類に対
しても殺虫殺ダニ効力を有してお下記反応式で示す方法
を適宜選択して製造することができる。
(I) (式中、X%Y%R及びnは前記と同じ意味を示し、H
alはハロゲン原子を、X′はヒドロキシ基ハpゲン原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルクニ
ルオキシ基、低級アルキニ、n7オキシ基、ハロゲノ低
級アルコキク基又は低級アルコキシカルボニル基をm及
びn′は0.1.2.3又は4を示し、m−1−n’は
4以下であり、m = QのときX′!?+ 般式(II)で表わされるホルムイミデート類と、前記
一般式(1)で表わされるオキシアミン類とを有機溶媒
中で反応させる。
有機溶媒としてはメタノール、エタノール、つて反応を
行うと一般式(IV)あるいは(V)で表わされる化合
物を製造することができる。一般式(IV)あるいは(
v)で表わされる化合物は反応式■スは■に示す方法に
よって所望するハロゲン化物を反応させることにより本
発明化合物が得られる。反応は有機溶媒中酸結合剤の存
在下室温から溶媒の沸点で1〜2時間行う。
有機溶媒としてはアセトン、ジメチルホルムアミド、ナ
ト2ヒドロフラン、アセトニトリル、クロロホルム、ト
ルエン等の不活性溶媒が用いられ、酸結合剤としては水
素化すh IJウム、トリエチルアミン、ピリジン、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等の有機、無機の塩基が用いられる。
前記一般式(II)で表わされる化合物は、例えば下記
反応式に示す如く、対応するアニIjン類とオルトギ酸
エチルとを反応させることにより製造することができる
本発明化合物の塩は、前記の如くして製造されたフリ一
体をクロロホルム、エーテル、アセトン、アセトントリ
ル、ベンゼン等の一般の不活性溶媒中、無機酸、有機酸
又は金属塩と反応させることにより製造することができ
る。
前記一般式(I)で表される化合物を溶媒に溶解した後
、所望の酸又は塩を添加して室温で攪拌して反応させる
ことにより、本発明化合物が析出する。
本発明化合物の無機酸としてはハロゲン化水素酸(例え
ば塩酸、臭化水素酸)、燐酸、硝酸など、有機酸として
は酢酸、蓚酸、マレイン酸、コハク酸、フマル収、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸、乳8、p−ト
ルエンスルホン酸、メタンスルホンi、1.5−ナフタ
リン−ジスルホン酸、ピクリン酸、フェニルホスホン酸
などがあげられる。金属塩の場合は陽イオンとして、ア
ルミニウム、ケイ素、マンガン、鉄、コバルト、ニッケ
ル、銅、亜鉛、カドミウム、錫、水銀、鉛などがあげら
れ、その対イオンとして塩素、臭素、ヨウ素、硫酸、燐
酸、硝酸、炭酸、酢酸、蓚酸、りんご酸、くえん酸など
の陰イオンを利用することができる。
本発明化合物の溝造はIR,NMR,MASS等のスペ
クトル分析結果から決定した。
本発明化合物の塩形成比率は元素分析及び、本発明化合
物を水中で解離し、前記式(TI)で表されるホルムア
ミドキシムのフリ一体を濾過して除いた後、P液をキレ
ート滴定、中和滴定あるいは酸化還元滴定することによ
って求めた。
又本発明化合物のフリ一体は下記に示す二種の得る。本
発明化合物はいずれの異性体をも含むものである。
次に実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。
実施例1゜ 4−クロロ−2−フルオロ−5−(2’−プロピニルオ
キシ)アニリン1.89 (0,00902モル)、オ
ルトギ酸エチル2.6.9 (0,0177モル)、酢
酸エチル20−を攪拌混合しながら70〜80℃に加熱
し、反応に伴ない生成するエタノールを酢酸エチルとの
共沸混合物として常圧で留去した。留出液がほぼなくな
った時点で、反応温度を100℃に上げ、約1時間更に
加熱、攪拌、留去を続げた。この後15〜20 mH7
,バス温50〜60℃で過剰のオルトギ酸エチルを留去
して、粗中間体エチルN−(4−夕日ロー2−フルオロ
−5−(2’−7”ロビニルオキシ)フェニル)ホルム
イミデー)2.:Mヲ得た。この中間体をメタノール2
07dに溶解し、撹拌しながら室温にてエトキシアミン
0.6 N (0,00976モル)を加えた。添加後
、攪拌を1時間続けた。
メタノールを減圧留去後、得られた結晶をメタノールで
再結晶精製して目的物N−(4−クロロ−2−フルオロ
−5−(2’−プロピニルオキシ)フェニル) −N’
−エトキシホルムアミジンの淡褐色結晶2.IJl(収
率86.1%)を得た。融点100〜101.5℃ 製造例1゜ 4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルアニリン1.8g(
0,0133モル)、オルトギ酸エチル3.9g(0,
0266そル)、酢酸エチル3oゴを攪拌混合しながら
70〜80℃に加熱し、反応に伴ない生成するエタノー
ルを酢酸エチルとの共沸混合物として常圧で留去した。
留出物がほぼなくなった時点で反応温度を100℃に上
げ、約1時間、更に加熱、攪拌、留去を続げた。この後
15〜20 mHI、バス温50〜60℃で過剰のオル
トギ酸エチルを留去して、粗中間体エチルN−(4−ヒ
ドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)ホルムイミデー
) 2.6 gを得た。
この中間体をり四ロホルム301117に溶解し、攪拌
しながら室温にて50%エトキシアミン水溶液1.81
(0,0146モル)を加えた。添加後約30分間攪拌
を続け、°その後反応溶液を分液W−)K移し、−回水
洗した後、クロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥して、クロロホルムを減圧留去し、結晶性の残有2.
71を得た。この残有をエーテルとn−へキサンの1=
1混合溶媒でよく洗浄して、目的物N−(4−ヒドロキ
シ−2,5−ジメチルフェニ)v ) −N’−エトキ
シホルムアミジンの淡褐色結晶2.5jl(収率90.
4%)を得た。融点94〜96℃。
実施例2゜ 50%油性水素化ナトリウム0.651(0,0L36
モル)のN、N−ジメチルホルムアミド2o−懸濁溶液
に製造例1で得たN−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメ
チルホルム)v ) −N’−エトキシホルムアミジン
2.5g(0,012m)を0℃で加えた。添加後室温
に戻し、約加分間技拌を続げた。この溶液に1−プロ%
−2−フルオロエタ71.751 (0,0138+=
ル)ヲ室温で滴下し、更に1時間室温で攪拌した。ここ
で得られた溶液を氷水100mL、酢酸エチルで抽出し
た。この抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
酢酸エチルを留去して得られた残置をシリカゲルカラム
ク四マドグラフィーで精製して、目的物N−(4−ヒド
ロキシ−2,5−ジメチルフェニル) −N’−エトキ
シホルムアミジンの淡褐色結晶2.71(収率83.2
%)を得た。融点865〜88℃。
実施例3゜ 塩酸ヒドロ中シアミン1.1 N (0,0157モル
)を10−のメタノールに加熱溶解し、ナトリウム0.
36jとメタノール10−で調整したナトリウムメチラ
ート溶液を室温で滴下して中和した。この溶液を約5℃
に冷却して、塩化ナトリウムをr別し、F液を実施例1
と同様の方法で2.6−シメトキシアニリン2.ON 
(0,0131モル)から合成した粗中間体エチルN−
(2,6−シメトキシフエ二ル)−ホルムアミジン) 
2.71と混合し、室温で2時間攪拌した。
この後メタノールを留去して、粗中間体N −(2゜6
−シメトキシフエニル) −N’−ヒドロキシ−ホルム
アミジン2.51を得た。この中間体をN、N−ジメチ
ルホルムアミド2g mlに溶解し、トリエチルアミン
1.5 F (0,0149モル)を加え、更に室温で
撹拌しながら、沃化エチル2.4 JP(0,0154
モル)を加え、3時間攪拌を続げた。ここで得られた溶
液を氷水!00 mJに注加し、酢酸エチルで抽出した
。この抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エ
チルを留去して得られた残置をシリカゲルカラムクロマ
ドグ2フイーで精製し、目的物N −(2゜6−シメト
キシフエニル)−N’−エトキシホルムアミジンの淡褐
色オイル1.2g(収率40.9%、対アニリン)を得
た。n2%’1.5518  。
実施例4゜ (化合物番号56) N−(4−クロロ−2−フルオロ−5−(2’−プロピ
ニルオキシ)フェニル)N′−メトキシメトキシホルム
アミジン1.1.9をエーテル20mJに溶解し、これ
に攪拌下P−)ルエンスルホンa−水a物0.721を
加えた。直ちに均一溶液となり、室温で攪拌を続けると
、5分程で結晶が析出した。この析出晶をf側抜、真空
乾燥して、目的物N−(4−クロロ−2−フルオロ−5
−(2’−プロピニルオキシ)フェニル) + N/−
メトキシメトキシホルムアミジンP−トルエンスルホン
酸塩1.71!(ff率96.6%)を得た。白色結晶
。分解点95〜100℃。
元素分析値      CHN 計算値 49.73%  4.39%  6.10%測
定値 50.45   4.50   6.03次に本
発明化合物の代表例を第1表に示す。
(問題点を解決するための手段) このようにして得られた本発明化合物を実際に施用する
際には他成分を加えず純粋な形で使用できるし、また&
薬として使用する目的で、一般の農薬のとり得る形態、
即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、エアロゾル
等の形態で使用するとともできる。添加剤及び担体とし
【は、固型剤を目的とする場合は、大豆粉、小麦粉等の
植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石膏、タルク、パイロフ
ィライト、クレイ等の鉱物性微粉末が使用される。
液体の剤型を目的とする場合は、ケロシン、鉱油、石油
、ソルベントナフサ、キシレン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、アルコール、アセトン、水等を溶剤として使用
する。これらの製剤において、均−且つ安定な形態をと
るために必要ならば、界面活性剤を添加することもでき
る。このようにして得られた水和剤、乳剤は、水で所定
の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁液として、粉剤、
粒剤はそのまま、植物に散布する方法で使用される。
次に1本発明の組成物の実施例を若干示すが、添加物及
び添加割合は、これら実施例に限定されるべきものでは
なく、広い範囲に変化させることが可能である。
実施例5.水和剤 化合物4            40部珪藻土   
     53部 高級アルコール硫酸エステル     4部アルキルナ
フタレンスルホン酸      3部以上を均一に混合
して微細に粉砕すれば、有効成分40%の水和剤を得る
実施例6.乳 剤 化合物7            30部キシレン  
         33部ジメチルホルムアミド   
     30部ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテ/I7   7部以上を混合溶解すれば、有効成分
30%の乳剤を得る。
実施例7.粉 剤 化合物8            lO部メルク   
       89部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル   1部
以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分10
%の粉剤を得る。
実施例8.水和剤 化合物8           20部化合物A   
          10部珪藻±        6
3部 高級アルコール硫酸エステル     4部アリ稈ナフ
タレンスルホン酸           3部以上を均
一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分30%の水和
剤を得る。
実施例9.水和剤 化合物1           20部化合物8   
         20部ホワイトカーボン     
   55部高級脂肪酸ナトリウム        3
部すクニンスルホン酸カルシウム      2部以上
を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分40%の
水和剤を得る。
実施例10.水和剤 化合物4410部 化合物0            25部珪藻±   
     58部 高級アルコール硫酸エステ、I!/      4部ア
ルキルナフタレンスルホン[3部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分35
%の水和剤を得る。
なお、本発明化合物は単独でも充分有効である事は言5
までもないが、以下の実施例に示す有効病害以外の病虫
害に対しては効力が不十分もしくは弱い為、これを補5
目的で各種の殺菌剤や、殺虫・殺ダニ剤の1種又は2種
以上と混合し【使用することも出来る。
本発明化合物と混用して使用できる殺菌剤、殺虫剤、殺
ダニ剤の代表例を以下に示す。
〔殺菌剤〕:キャブタン、TMTD、ジネブ、マンネブ
、マンゼプ、TPN、フエンフ2ム、フラバックス、ア
リエッチ、プロチオカーブ、トリアジメホン、トリアジ
メノール、ポリオキシン、トリデモルフ、メタキサニン
、シクロキシル、トリホリン、イソブロチオラン、プロ
ピレ−ト、プラストサイジン−8,カスガマイシン、バ
リダマイシン、PCNB、イプロジオン、ピンク四ゾリ
ン、プロシミドン、ベノミル、チオファネートメチル、
塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、水酸化トリフェニ/L/
錫、キノメチオナート、プロパ七カーブ、ピナパクリル 〔殺虫・殺ダニ剤) : BCPE、クロルベンジレー
ト、クロルプロピレート、プロクロノール、フエニソプ
ロモレート、ケルセン、ジップトン、クロルツェナミジ
ン、アミトラズ、BPPS、  PPPS 。
ペンツメート、シヘキサチン、ジスタノキサン、ポリナ
クチン、チオキノツクス、CPCBS、テトラジホン、
テトラスル、シクロプレート、カヤサイド、カヤホープ
、多硫化石灰、3−n−ドデシル−1,4−チフスキノ
ン−2−イルアセテート、フェンチオン、フェニトロチ
オン、ダイアジノン、クロルピリホス、ESP、バミド
チオン、フェントエート、ホルそチオン、マラソン、ジ
グテレックス、チオメトン、ホスメット、メナゾン、ジ
クロルボス、アセフェー)、EPBP、ジアリホール、
メチルパラチオン、オキシジメドンメチル、ニチオン、
アルディカーブ、ブ四ポキシュール、パーメスリン、サ
イパーメスリン、デカメスリン、フェンバレレイト、フ
エンプ賞ハスリン、ピレトリン、アレスリン、ナト2メ
スリン、レスメスリン、パルスリン、ジメスリン、プロ
パスリン、プロスリン、3−フェノキシベンジル−2,
2−シクロロー1−(4−f−トキシフェニル)−1−
シクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル−2,2−ジクロロ−1−(4−エト
キシフェニル)−1−ジクロロプロパンカルボキシレー
ト、  (R8)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(R3)−2−(4−)リクロロメトキシフェニル)
−3−メチルブチレート、(R8)−α−シアノ−3−
フェノキシベンジル(R8)−2−(2−クロロ−4−
トリクロロメチルアニリノ)−3−メチルブチレート、
機械油。
(発明の効果) 次に試験例を挙げて、本発明化合物の生物活性を詳しく
説明する。
試鉄例1. インゲン灰色かび病防除効果約3週間栽培
したインゲン(品種「長うずら」)苗の木葉を切りとり
、本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液に約30秒間
浸漬し、風乾したのちベンズイミダゾール・チオ7アネ
ート系薬剤耐性または感受性の灰色かび病菌(Botr
ytis clnerea )の菌糸を接種して20℃
の温室に保った。菌接種4日後に各薬剤処理系の発病程
度を調査し、以下に示す規準にしたがい発病指数を求め
、防除価算出式より各薬剤の防除価を算出した。その結
果を第2表に示す。
発病指数 0   05   1   2   3  
 41  防除価算出式 注1 市販殺菌剤:チオファネートメチルz2  1 
   :ベノミル ’3       mカルベンダジム 試験例2. インゲン灰色かび病防除効果約3週間栽培
したインゲン(品種「長うすら」)苗の本葉を切りとり
、本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液もしくはベン
ズイミダゾール・チオファネート系薬剤の水和剤の所定
の濃度の薬液もしくはその混合液に約30秒間浸漬し、
風乾したのち薬剤耐性もしくは感受性のインゲン灰色か
び病菌(Botrytis cinerea )の菌糸
をそれぞれ単独もしくは同時に接種して20℃の温室に
保った。菌接種4日後に各薬剤処理策の発病程度を調査
し、以下に示す規準にしたがい発病指数を求め、防除価
算出式より各薬剤の防除価を算出した。その結果を第3
表に示す。
発病指数 0   0.5   1   2   3 
  4防除価算出式 %式% 試験例3. キュウリウどんと病防除効果約3週間温室
でポット栽培したキュウリ(品種「サツキミドリ」)苗
K、本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液を十分量散
布し、風乾させたのち、ベンズイミダゾール・チオファ
ネート系薬剤耐性または感受性のうどんこ病菌(Sph
aerothecafullglnea )分生胞子を
接種した。これを25℃前後の温室に薬剤耐性菌と感受
性菌接種ポットをそれぞれ別々に隔離しておき、菌接種
10日後に発病状態を調査した。
発病指数は下記の方法によって算出した。すなわち、調
査葉の病斑出現に応じて、発病指数を0.1.2、・・
・・・・、10に分類し、次式の防除側算出式より各薬
剤の防除価を算出した。その結果を第4表に示す。
発病指数    病斑出現状態 0    葉面上に菌そうまたは病斑をみとめない1 
   葉面上の病斑数が1〜5コ 2         #    #    5〜10コ
3     葉面上の葉面積の30%に菌そうまたは病
斑をみとめる。
4    同上31〜40% 5   同上41〜50% 6   同上51〜60% 7   同上61〜70% 8   同上71〜80% 9   同上81〜90% 10    同上91〜100% 第  4  表 (注)対照剤1〜4はそれぞれ試験例1に同じ。
試験例4. キュウリ5どんこ病防除効果約3週間温室
でポット栽培したキュウリ(品種「サツキ之トリ」)苗
に1本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液もしくはベ
ンズイミダゾール・チオ7アネート系薬剤の水和剤の所
定濃度の薬液もしくはその混合液を十分量散布し、風乾
させたのち、ベンズイミダゾール・チオ7アネート系薬
剤耐性または感受性のうどんこ病菌(Sphaerot
hecafullginea )分生胞子をそれぞれ単
独もしくは混合して接種した。これを5℃前後の温室に
それぞれ別々に隔離しておき、菌接種10日後に発病状
態を調査した。
発病指数は下記の方法によって算出した。すなわち、調
査葉の病斑出現に応じて、発病指数を0゜1.2、・・
・・・・、IOK分類し、次式の防除側算出式より各薬
剤の防除価を算出した。その結果を第5表に示す。
発病指数    病斑出現状態 O葉面上に菌そうまたは病斑をみとめない1    葉
面上の病斑数が1〜5コ 2    葉面上の病斑数が6〜10コ3    葉面
上の葉面積の30%に菌そうまたは病斑をみとめる。
4   同上31〜40% 5   同上41〜50% 6   同上51〜60% 7   同上61〜70% 8   同上71〜80% 9   同上81〜90% 10    同上91〜100% 第  5  表 試験例5. テンサイ褐斑病防除効果 9αの素焼体で栽培したテンサイ幼苗(品種「モノヒル
」、5〜6葉期)に、本発明化合物の水和剤の所定濃度
の薬液を十分量散布し、葉を風乾させたのち、ベンズイ
ミダゾール・チオファネート系薬剤耐性または感受性の
テンサイ褐斑病図(Ccrcospora betic
ola )の分生胞子を噴霧接種し、24〜26℃、高
湿度に1日間保つ工から23〜28℃の温室K 12日
間保持して発病の状態を調査した。
以下に示す規準にしたがい、各処理区の発病指数を求め
、防除価算出式より防除価を算出した。その結果を第6
表に示す。
発病指数    病斑出現状況 0    全く発病をみとめない 0.5   1葉当り病斑数3〜5コ 1     葉面上の葉面積の10〜25%に病斑をみ
とめる2    同上26〜50% 3    同上51〜75% 4   同上75%以上 第6表 (注)対照剤1〜4はそれぞれ試験例IK同じ。
試験例6.テンサイ褐斑病防除効果 9αの素焼体で栽培したテンサイ幼苗(品種「モノヒル
」、5〜6葉期)に、本発明化合物の水和剤の所定濃度
の薬液、もしくはベンズイミダゾール・チオファネート
系薬剤の水和剤の所定濃度の薬液もしくはその混合液を
十分分散布し、葉を風乾させたのち、ベンズイミダゾー
ル・チオファネート系薬剤耐性または感受性のテンサイ
褐斑病凹(Cercospora beticola 
)の分生胞子をそれぞれ単独もしくは混合して噴霧接種
し、24〜26℃、高湿度に1日間保ってから23〜2
8℃の温室K 12日間保持して発病の状態を調査した
。以下に示す規準にしたがい、各処理区の発病指数を求
め、防除側算出式より防除価を算出した。その結果を第
7表に示す。
発病指数    病斑出現状況 0    全く発病をみとめない 0.5   1葉当り病斑数3〜5コ 1     葉面上の葉面積の10〜25%に病斑をみ
とめる2   同上26〜50% 3  同上51〜75% 4   同上 75%以上 試験例7.リンゴ黒星病防除試験 素焼ポットで栽培したリンゴ幼苗(品種「国光」、3〜
4葉期)に、本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液を
散布し、風乾させた後、ベンズイミダゾール・チオファ
ネート系薬剤耐性もしくは感受性のリンゴ黒星病菌(V
enturla 1naepualis )の分生胞子
をそれぞれ単独もしくは混合して接種し、16℃の温室
中に保持し、その後15−20℃の温室に入れて発病さ
せた。2週間後に各葉の発病程度を調査規準にしたがっ
【調査し、下記算式より処理区の防除価(%)を算出し
た。その結果を第8表に示す。
第  8  表 (注)対照剤1〜4はそれぞれ試験例1に同じ。
試験例8.リンゴ黒星病防除試験 素焼ポットで栽培したリンゴ幼苗(品種「国光」、3〜
4葉期)に、本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液も
しくはベンズイミダゾール・チオファネート系薬剤の水
和剤の所定濃度の薬液もしくはその混合液を散布し、風
乾させた後、ベンズイミダゾール・チオファネート系薬
剤耐性もしくは感受性、のリンゴ黒星病菌(Yentu
ria Inaepualis )の分生胞子をそれぞ
れ単独もしくは混合して接種し、16℃の温室中に保持
し、その後15〜20℃の温室に入れて発病させた。2
週間後に6葉の発病程度を調査規準にしたがって調査し
、下記算式より処理区の防除価(%)を算出した。その
結果を第9表に示す。
第9表 試験例9. キュウリベと病防除試験 約3週間育苗したキュウリ(品種「相撲半白」)幼苗に
本発明化合物の水和剤の所定濃度の薬液を散布し、風乾
後、キュウリペと病の罹病葉から採集した本望遊走子の
うの懸濁液を噴霧接種して5℃、湿度100%の接種箱
に保持した。接種2日後に処理キュウリ幼苗を温室(2
3〜28℃)に移し、接種7日後に以下の基準にしたが
って各キュウリ葉の発病程匹を調査し、下記算式より処
理区の防除価(%)を訂出した。その結果をM2O表に
示す。
調査基準 罹病指数 0   0.5    1  2  3  
4病斑面饋(健全)(微小病斑)<25%〈50%〈7
5%≧75%需処理区の−f−羽惟ヲ丙殉数 第10表 注1 市販殺菌剤:り四ロタロニル 12       :ジネブ 試験例10.  アワヨトウに対する効力本発明化合物
を実施例5に示された水和剤の処方に従い、化合物濃度
が5001)1)mになるように水で希釈した。その薬
液にトウモロコシ葉を30秒間浸漬し、風乾後、アワヨ
トウ3令幼虫が5頭入っているシャーレにその葉を入れ
た。ガラス蓋をして、温度25℃、湿度65%の恒温室
内に置き、5日間後に殺虫率をしもべだ。結果は第11
表に示した。
第11表 試験例11.  ワタアブラムシに対する効力本発明化
合物を実施例6に示された乳剤の処決に従い、化合物濃
度が500 ppmになるように水で希釈した。その薬
液を鉢植えのキュウリ苗に寄生しているワタアブラムシ
に15 ag lit布した。鉢を温度25℃、湿度6
3%の恒温室内に置き、7日後に防除価を調べた。結果
は第12表に示した。
なお、防除価は次式により求めた。
C1:  無処理区の散布前の虫数 C2:  無処理区の7日後の虫数 T1:  処理区の散布前の虫数 T!:  処理区の7日後の虫数 第12表 試験例12.  ツマグロヨコバイに対する効力本発明
化合物を実施例6に示された乳剤の処方に従い、化合物
濃度が125 ppmになるように水で希釈した。その
薬液中に、ツマグロヨコバイがa卵したイネ幼苗(4〜
5菌)を30秒間浸漬した。
処理後のイネ幼苗は、温度25℃、湿度65%の恒温室
内に保持し、8日後Kvl化虫な調べ、更に5日後に幼
虫数を調べて、卵と幼虫に対する効果を有効度として求
めた。結果は第13表に示した。
第13表 試験例13.  ナミハダニに対する効力1鉢に播種し
たインゲンの発芽後7〜10日を経過した第1本葉上に
、ナミハダニの雌成虫を30頭接種したのち、前記薬剤
の実施例5に示された水和剤の処方に除がい、化合物濃
度が125 ppmになるように水で希釈して散布した
。散布3日後に殺虫率を求めるとともに、成虫を除去し
、この3日間KM付された卵に関し、成虫まで発育し得
たか否かを11日目に調査し、殺ダニ有効度を求めた。
結果は第14表に示した。
なお、殺ダニ有効度は次式により求めた。
第14表

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、Rは
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    又は低級アルコキシアルキル基を、nは0、1、2、3
    、又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物及びその無機酸塩、有機酸塩もしくは
    金属塩との複合体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、nは
    0、1、2、3又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物と一般式 RONH_2 (式中、R_2は低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基又は低級アルコキシアルキル基を示す
    。) で表される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X、Y、R及びnは前記と同じ意味を示す。) で表される化合物の製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X′はヒドロキシ基ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低
    級アルキニルオキシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は
    低級アルコキシカルボニル基を、Yはハロゲン原子、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキ
    シ基、低級アルキニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコ
    キシ基を、m及びn′は0、1、2、3又は4を示し、
    m+n′は4以下であり、m=0のときX′はヒドロキ
    シ基を示す。)で表される化合物と一般式 R_1−Hal (式中、R_1は低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基、又はハロゲノ低級アルキル基を、H
    alはハロゲン原子を示す。) で表される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Y、m、n′及びR_1は前記と同じ
    意味を示し、m=0の時XはR_1O−を示す。) で表される化合物の製造方法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルケニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、nは
    0、1、2、3又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物と一般式 R−Hal (式中、Rは低級アルキル基、低級アルケニル基、低級
    アルキニル基又は低級アルコキシアルキル基を、Hal
    はハロゲン原子を示す。) で表される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X、Y、R及びnは前記と同じ意味を示す。) で表される化合物の製造方法。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、Rは
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    又は低級アルコキシアルキル基を、nは0、1、2、3
    又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物を有機溶媒中、有機酸、無機酸又は金
    属塩と反応させることを特徴とする一般式▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、X、Y、R及びnは前記と同じ意味を、Zは有
    機酸、無機酸又は金属塩を、lは1〜4の整数を示す。 ) で表される化合物の製造方法。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオキ
    シ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシカ
    ルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、低
    級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキ
    ニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、Rは低
    級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基又
    は低級アルコキシアルキル基を、nは0、1、2、3又
    は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物及びその無機酸塩、有機酸塩、もしく
    は金属塩との複合体を有効成分として含有することを特
    徴とする農園芸用殺菌剤。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、Rは
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    又は低級アルコキシアルキル基を、nは0、1、2、3
    又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表わされるホルムアミドオキシム系化合物又はその有
    機酸塩、無機酸塩又は金属塩との複合体の1種以上とベ
    ンズイミダゾール系又はチオファネート系殺菌剤の1種
    以上とを有効成分として含有することを特徴とする農園
    芸用殺菌剤組成物。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アルキニルオ
    キシ基、ハロゲノ低級アルコキシ基又は低級アルコキシ
    カルボニル基を、Yはハロゲン原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、低級アル
    キニルオキシ基又はハロゲノ低級アルコキシ基を、Rは
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    又は低級アルコキシアルキル基を、nは0、1、2、3
    又は4を示す。 但し、X及びYが同時にハロゲン原子又は低級アルキル
    基である場合を除く。) で表される化合物及びその無機酸塩、有機酸塩もしくは
    金属塩との複合体を有効成分として含有することを特徴
    とする殺虫殺ダニ剤。
JP17577984A 1984-08-23 1984-08-23 ホルムアミドオキシム誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤及び殺虫殺ダニ剤 Pending JPS6153260A (ja)

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JP17577984A Pending JPS6153260A (ja) 1984-08-23 1984-08-23 ホルムアミドオキシム誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤及び殺虫殺ダニ剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020148617A1 (en) * 2019-01-14 2020-07-23 Pi Industries Ltd. 3-substituted phenylamidine compounds, preparation and use thereof

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