JPS615182A - 自動車ドアの電子錠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ドアを開けるためのアウトドアハンドルを操
作することにより、該ドアの解錠ができ、またドアロッ
クノブを操作した場合には単にドアを閉めるだけで施錠
が行われる自動車ドアの電子錠に関する。

〔従来の技術〕

従来における自動車ドアの電子錠としては、アウトドア
ハンドルの近傍に複数１１１ｉ１の押釦スイッチを設け
、この押印スイッチを予じめ設定された順序で操作する
ことにより解錠できるようにしたものがある。

しかし、この押釦スイッチ式の電子錠にあっては、複数
個のスイッチを必要とすること、風雨に晒されるため、
その対策を施さなければならず、従ってコストの高いも
のになるという欠点を有すると共に夜間等の暗い場所で
の操作が困難である等の欠点をも有していた。

そこで、アウトドアハンドルを引くことによって開閉さ
れるスイッチを１個設け、このアウトドアハンドルを操
作して、予しめ設定したパターンのパルス信号と同じ信
号を送出することにより解錠できるようにしたものが、
例えば特開昭５８−２２２２６Ｔ号公報等において開示
されている。

この方式のものにあっては、スイソチカ月個で良いこと
、このスイッチはアウトドアハンドルによって操作され
るので表面に露出させる必要がなく、従って風雨に対す
る対策が不要であること、およびハンｌ−ル操作である
ことから暗い場所での操作もし易い等の利点がある。

ところで、このような電子錠にあっては、所有者による
解錠が非常に楽なことよりして、万一、キーを抜き忘れ
たとしても、アラ］、ｌ”アンドゲートによって極めて
容易に１−アを開けてキーを抜き取ることができる。従
ってドアの施錠時において、従来のようなアウトドアハ
ンドルを引きながら閉じる必要がない。すなわち、１ア
の施錠時に単にドアを押すだけで良いものである。

しかし、如何なる場合でも１′′アを閉めれば施錠され
てしまうというのでは却って不都合が生しる。

そこで、運転者等の施錠者が施錠するのだと意識して操
作した場合のみ、単にドアを押しても施錠されるもので
なければならない。

〔発明の目的〕

本発明は叙上の点に鑑みて成されたもので、その目的と
するところは、ドアの解錠はアウトドアハンドルを予じ
め設定され暗号に基いて操作することにより行われ、ま
たドアの施錠はドアロックノブを操作すれば単にドアを
閉じるだけで行える自動車ドアの電子錠を提供するにあ
る。

（発明の実施例） 本発明の一実施例を図面と共に説明するに、１はドアを
開放した時にオンするドアスイッチ、２はアウトドアハ
ンドル を引くことによりオンするハント′ルスイソチ、３はイ
グニッションスイッチ、４は前記スイッチ１〜３を入力
とするアンドゲート、５は該アントゲ−）・４の出力を
入力とし、例えば５秒以上アントゲ−１・４から出力信
号が送出されると例えば１０秒出力を送出するタイマー
、６は該タイマー５よりの出力でゲートを開放するケー
ト回路、７はハンドルスイッチ２よりのパルス信号を通
過させ、後述するタイマーよりの信号が入力された時に
は遮断する入力ゲート回路、８は該入力ゲート回１洛７
をｉｆｆｌ遇したパルス信号の数を計数すると共にパル
ス信号の間隔が例えば０．５秒以上ある場合に出力を送
出する計数回路、９は該計数回路８よりの出力で動作す
るブザー、１０は前記割数回路８よりの信号が入力され
るとリセット信号を該計数回路８に入力するリセット信
号発生回路、１１は前記ゲート回路６を通過したハンド
ルスイッチ２よりのパルス信号を前記計数回路８よりの
信号毎に４回記憶する暗号記憶回路、１２は前記ハンド
ルスイッチ２よりのパルス信号と、前記暗号記憶回路１
１にて記憶したパルス信号とを比較し、一致した時に出
力を送出する暗号比較回路、１３は該暗号比較回路１２
よりの信号でドアロックを解錠するドアロックアクチュ
エータ、１４は前記暗号比較回路１２における比較にお
てい間違いが生じた時の出力を計数し、この計数が例え
ば５回になると出力を送出し、かつ暗号比較回路１２よ
りの一致信号でリセットされる誤りカウンタ、１５は該
カウンタ１４よりの出力で一定時間、例えば５秒間１１
１力を送出し、前記入力ゲート回路７を閉じさせるタイ
マー、１６はドアの内側に設けられたドアロックノブを
操作するとオンするドアロックノブスイッチ、１７は該
ドアロックノブスイッチ１６のオン信号で一定時間、例
えば４秒間出力を送出するタイマー、１８はドアロック
ノブスイッチ１６からの信号と、前記タイマー１７より
の信号が入力されている時にドアが閉められドアスイッ
チ１がオフになったことの条件により出力を送出し、前
記ドアロックアクチュエータ１３を施錠状態にする条件
判定回路である。

次に前記構成に基いて動作を説明する。

（Ｉ）暗号の記憶動作 先ず、ドアを開放しドアスイッチをオンに、またイグニ
ッションスイッチ３にキーを差し込みオンにした後、ハ
ンドルを引きハンドルスイッチ２をオンにすると、アン
ドゲート４より出力が送出されタイマー５に入力される
。このハンドル操作を５秒以−ト行い、ハンドルスイッ
チ２をオンし続けるとタイマー５より１０秒間出力が送
出されゲート回路６を開放する。

この状態において、ハンドル操作を所望の数だけ行うと
、ハンドルスイッチ２のオン・オフ信号がパルス信号と
して、入力ゲート回路７、ゲート回路６を介して暗号記
憶回路１１に入力される。

今、ハンドル操作（操作間隔を０．５秒以内）を４回し
たとすると４の数値が記憶される。一方、前記ハンドル
スイッチ２よりのパルス信号は計数回路８にも入力され
、その数を計数すると共に操作間隔が０．５秒以上にな
ると、該計数回路８より出力が送出され、ブザー９が駆
動されると共に暗号記憶回路１１は第１回目の操作であ
るとして、これを第１回目“４”であるとして記憶する
。また、リセット信号発生回路１０よりリセット信号が
計数回路８に入力され、従って計数回路８は零リセット
され、次のパルス信号の入力を待つ。

そして、再びハンドルを操作すると、前記と同様な動作
によって、暗号記憶回路１１に、例えば第２回目“３゛
と記憶される。１以下同様な動作を繰り返し行い第３回
目“２”、第４回目“１゛というように記憶さゼるもの
である。

（ＴＩ）　　ドアロックの解錠動作 今、ドアが閉じられ施錠が行われているのを解錠するに
は、ハント°ル操作を連続して４回行いハンドルスイッ
チ２より４個のパルス信号を送出すると、このパルス信
号は入力ゲート回路７を介して暗号比較回路】２に入力
される。この暗号比較回路１２において、前記第１回目
の記憶内容として記憶された数“４”と比較する。一方
計数回路８もパルス信号を計数し、パルス信号の間隔、
すなわちハンドル操作間隔が０．５秒以−ヒになると出
力を送出し、従ってブザー９を動作すると共にリセット
信号発生回路１０を介してリセットされる。

このブザー９の音を問いた操作者は再びハンドルを３回
操作して３個のパルス信号を送出すると、前記したと同
様な動作によってｌｌｌＮ号比較回路１２で暗号記憶回
路１１の第２回目の記憶内容である“３”と比較する。

以上の動作を４回行い、その４回の操作による各回毎の
パルス信号の数と暗号記憶回ｂ！Ｒ１１の記憶内容とが
一致していると、暗号比較回路１２は一致信号を送出し
、Ｉζアロツクアクチュエータ１３は解錠動作を行いド
アの開放が可能となるものである。

なお、前記各操作毎のパルス信号の数と暗号記憶回路１
１のその回における記憶内容の数とが一致しない場合に
は不一致出力を送出する。この出力は誤りカウンター４
において計数される。このような誤操作が５回行われる
と誤りカウンター４は出力を送出し、これによりタイマ
ー１５が約５秒間出力を送出し、入力ゲート回路７を閉
じる。

従って、この５秒間はハンドルスイッチ２よりのパルス
信号は受は入れられない。そして、５秒後に再びハンド
ルスイッチ２よりパルス信号を送出する′と、前記と同
様な動作が行われるが、ここで再び誤操作すると誤りカ
ウンター４より出力が送出され、約５秒間入力ゲート回
路７を閉じる。従って各回の操作に時間が掛るようにな
るので、盗鮎１を防ＩＦ有効である。

そして、正確なハンドル操作が行われ、暗号比較回路１
２より一致出力が送出されると、誤りカウンタ１４にリ
セット信号が入力されるので、該誤りカウンタ１４は零
リセットされるものである。

（ＩＩＩ）　　ドアロックの施錠動作 ドアロックを車外から行うには、開放されたドアの１・
′アロツクノブを１榮作すると、ドアロックノブスイッ
チ１６がオンとなる。これによりタイマー１７は例えば
４秒間出力を条件判定回路１８に送出する。従って条件
判定回路１８にはドア口・ツクノブスイッチ１６とタイ
マー１７とよりの信号が入力されている。この状態にお
いて、ドアを単に押して（ハンドルを引くことなく）閉
じると、ドアスイッチ１がオフとなり、これが条件判定
回路１８に入力されるので、該条件判定回路１８より施
錠信号がドアロックアクチュエータ１３に出力され、従
ってドアは施錠される。なお、ドアを閉じるまでの時間
がドアロックノブスイッチ１６が閉じられてから４秒以
内でないと施錠は行われない。

〔発明の効果〕

本発明は前記したように、ハンドル操作を予じめ設定し
た暗号に基いて行うとドアロックが解錠されるので、従
来の押釦式のものに比べ製品のコスト低減を図れると共
に夜間等の暗い所での操作が行える。また、１・′アロ
ツクの施錠もドアロックノブを操作すれば、ドアの閉と
同時に自動的に行われるので、運転者等の意識の下に行
え実用」−便利である等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る自動車の電子錠を示すブロック図であ
る。 １・・・ドアスイッチ、２・・・パン１−ルスイソチ、
】２・・・暗号比較回路、１３・・・ドアロックアクチ
ュエータ、１６・・・ドアロックノブスイ・７チ、１８
・・・条件判定回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アウトドアハンドルの操作に応動してパルス信号を送出
   するハンドルスイッチと、該ハンドルスイッチよりの任
   意のパターンのパルス信号と予じめ記憶された内容とを
   比較し一致した時に解錠信号を送出する暗号比較回路と
   、該暗号比較回路よりの出力信号で解錠されるドアロッ
   クアクチュエータと、ドア開放時にドアロックノブを操
   作しドアロックノブスイッチがオンすると一定時間出力
   を送出するタイマーと、該タイマーよりの出力が入力さ
   れている間にドアが閉じられたことの信号がドアスイッ
   チから入力されると前記ドアロックアクチュエータを施
   錠する信号を送出する条件判定回路とより構成したこと
   を特徴とする自動車ドアの電子錠。