JPS61501641A - 屋根構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 屋根構造 本発明は屋根構造に関し、好ましくはわずかな傾斜の屋根の上に配設されること を意図している。この構造は、屋根の傾斜方向に伸びる横方向部材上に互いに一 定間隔で設けられる複数の支持立板部材を含んでいる。

背景技術 わずか数度の傾斜の屋根、いわゆる低勾配屋根において、屋根の外被はしばしば いわゆる耐候性ボードから構成されるが、これには他のたとえばプレート、かわ ら等のどの種類の屋根外被材料も、低い傾斜によって雨漏りが生じやす（なるた めこれまで用いることができなかった。

更に、プレート屋根は結露の発生のため不適当だった。平板の下面に付着された 結露水をとらえる特殊な合成材料があることは確かであるが、この結露水は蒸発 させなければならず、このことは換気不足のために必ずしも行なわれているとは 言えなかった。

使われているいわゆる耐候性ボードは約１０〜１５年の耐用年数があるので、前 述のフェルト屋根の修理の必要が常に存在している。これまでそのような勾配の ある屋根のふき換えに際して採り得る方法はフェルトにタールを塗るか新しいフ ェルトを古いフェルトの上に敷くかのどちらかだった。しかしながらこの方法で は、修理された屋根の寿命は比較的わずかに伸びるにすぎなかった。このためあ る場合には、より大きな屋根勾配を有するまったく新しい上部構造が屋根の上に 設けられる場合もあり、これに際してたとえばプレートまたはかわらを屋根の外 被材料として用いることができる。しかしながら、最後の方法では新たな上部構 造を作らなければならないので比較的多くの費用がかかる。

２１１ど１丞 本発明の目的は、屋根の外被材料にプレートを用いいわゆる低勾配屋根に通用さ れると共に、起こり得る内漏れについて良い結果が得られるような屋根構造を提 供することにある。

本発明の目的は、添付の請求の範囲において明らかにされる特徴的構成をもたら された屋根構造によって実現される０本発明を例示的に示す実例が以下に添付図 面への参照と共に説明される。

図において本発明による屋根構造の一部が概略的に透視図で示さ・れている。

日を　するための最　の）“ 第１図に示される屋根構造は側部支持部材１を含み、各々の側部支持部材ｌは、 上部フランジ２と、このフランジから外部りに下向きに伸びると共に、上方へ曲 げられた自由端を有する外向きの下部フランジ４に下端において連絡する２つの 外套部３とを存する。

これらの側部支持部材１は、支持部材６の上に設けられ、支持部材６はたとえば 横木、軽量構成材などの形状であって、側部支持部材ｌに対して横方向に伸びて いる。

側部支持部材１は、下部フランジ４を介して、たとえばネジまたはくぎを含む取 付は手段７によって、支持部材６に定着されるや支持部材６同士の心々の距離は 、側部支持部材が掛は渡され得るスパンによって決まり、このスパンはまた外套 部３の高さ、板厚及び補剛によって決まる。

屋根外被材は溝状の屋根ぶきシート８から成り、この屋根ぶきシート８の各々は その長さ方向について横の端部に、シート８同士が隣接する個所で互いに重なり 合うような端縁部９が与えられてい灸。

端縁部９は結合部１１を有しており、結合部１１は好ましくは平坦であると共に 溝状の部分１０のところから上向きに曲げられている。

屋根の主平面と平行に伸びる取付は手段１２は結合部１１に結合されており、端 縁部９は、取付は手段１２より下に曲げられた端縁１３のところで終っている。

図から明らかなように、取付は手段１２は側部支持部材１の上部フランジ２に取 付けられ、この取付けはたとえばプレート取付はネジなどの適当な取付は手段１ ４をもって行なわれる。

二つの端縁部９が側部支持部材１上で互いに重なり合わされると、取付は用手段 １４が二つの取付は手段と側部支持部材１の上部フランジ２とを貫くようになっ ている。屋根ぶきプレート８の下には結露トラップがディスク１５の形で配置さ れている。ディスク１５は好ましくは硬質繊維板（メゾナイ）　（１’１ＡｓＯ ＮＩＴＩＥ　■）・・・商品名）である０図から明らかなように、ディスク１５ は屋根ふきプレート８から一定間隔に離されるように配置されており、プレート ８とディスク１５の間には空隙１５が形成されている。

ディスク１５の長さ方向の端部の外套部３への取付けは、かぎ形の部品１７をも って行なわれている。かぎ形の部品１７は締付は手段１８によって外套部３に適 合されている。ディスク１５の向かい合う端縁に対する各々の部品１７間の距離 が作用されない状態のディスク１５の幅よりも小さくなるように、ディスク１５ は側部支持部材ｌの間に締付けられる、と言える６部品１７を外套部３に対して その垂直位置において適当に設けることによって、また側部支持部材１間の距離 を適度に与えることによって、ディスク１５は、屋根ぶきプレート８の下方向の ふくらみと一致するように、下方向にふくらみを与えられ、ディスク１５とプレ ート８の溝状部分１０とは実質的に平行となる。

図から明らかなように、その最下位の位置に板１９が配置され、板１９ば例示さ れたものにおいては支持部材６に引込んだ状態になされる。板１９はこのように して側部支持部材ｌに対して平行に伸びる。

板１９を設ける目的は、これをディスク１５の中心部分の定着用の部材とするた めである。７ 空隙１６は、プレート８の下面の換気に効果があり、プレート８の下面に生じ得 る結露に対処する場合とりわけ有効である。

仮に結露が空隙における換気によって減少できない程に結露が生じるならば、プ レートから落下し得るようなそのような結露はディスク１５によって集められ、 屋根の傾斜方向に沿って外部または内部の排水路に運ばれる０本発明に従かう表 面構造を設けることによって、内漏りの発生が非常に高い程度において防止され る。

既に記されたように、屋根ぶきプレート８から落下し得るような結露水はディス ク１５で受けられる。またディスク１５は、プレート８にたとえば穴、ひび等の 損傷が生じることによるプレート８の水漏れにも対処できる。

仮に水がディスク１５の長さ方向端縁とかぎ形の部品１７との間あるいはこれと 外套部３との間において漏れ落ちるならば、この水は溝４によって受けられ雨ど い等まで運ばれる。

上記において指摘されたように、本発明による屋根構造は特にいわゆる低勾配屋 根、すなわち屋根勾配が数度程度にすぎないものに適する。通常そのような屋根 は内向きに傾斜をつけられ、従って建物の内部に隠れているいわゆる内部排水路 が備えられている。

屋根ぶきプレート８の溝形状によって、雨水は重力の作用を受け自動的に溝の最 下部に集まるようになっており、たとえば毛細管作用によって重なり部分から水 が内部へ漏れるおそれが少なくなる。

このようにして、接合部での二重の折り曲げを必要とせず、普通の重ねで十分と なる。

第２図から明らかなように、曲がった横支持部材２０を長形板１９のかわりに配 置することができ、この部材２０が横棒部材６′の間においてボード１５を支え る。

こうして横支持部材２０はその端部において側部支持部材１′に定着される。こ の側部支持部材１′は第１図の側部支持部材１とは異なっており、下部フランジ ４′の部分に長さ方向の溝２１が配置されている。

横支持部材２０の側部支持部材１への定着は、横支持部材２０の下方へ伸びる舌 状部分２２を、側部支持部材１′の外套部３′と溝２１との間に形成される溝２ ３に置くことによってなされる。

横支持部材２０の下方向の舌状部分２４はこの後にたとえばネジ２５を手段とし て、側部支持部材１′に定着される。この方法で横支持部材２０の端部が側部支 持部材１′に定着される。

以上のように、本発明の屋根構造によって非常に緊密な屋根ぶきが実現され、仮 にたとえば損傷による水漏れが生じたとしても、入り込んだ水は受けられ排水路 に導かれ、屋根構造の下にある物が水漏れから保護される。

本発明の範囲において、ボード１５をプレートに換えることができ、これはディ スクに相当する方法で用いられる。

また本発明は以下の請求の範囲内でその他の点について自由に変更可能である。

国際調査報告 ｋｍｔｎａｌｍ−＾帥−−１鴎ＰＣＴ／ＳＥ８５１００１３９

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．一定間隔を置いて横棒部材（６）上に設けられる復数の側部支持部材（１、 １′）を備える屋根構造であって、屋根の勾配方向に伸びる溝状プレート（８） の形状を有する屋根ぶき外被部材がその端縁部（９）において前記側部支持部材 （１、１′）に支持されることと、ディスク形部材（１５）の形状を有する結露 トラップが各々の前記プレート（８）の下に同プレートから幾分距離を置いて配 置されると共に前記側部支持部材（１、１′）に結合されることを特徴とする、 好ましくは勾配の少ない屋根に配置されることを目的とする屋根構造。
2. ２．各々の前記屋根ぶきプレート（８）の前記端縁部（９）は前記側部支持部材 のところで互いに重なり合うことを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の構造 。
3. ３．前記屋根ぶきプレート（８）の前記端縁部（９）は、取付けられた状態では 前記プレート（８）の溝状部分（１０）よりももち上がるようになることを特徴 とすろ、請求の範囲第１項または第２項に記載の構造。
4. ４．前記ディスク形部材（１５）は前記側部支持部材（１、１′）の間に、前記 側部支持部材（１、１′）に取付けられたかぎ形部材（１７）によって締付けら れることを特徴とする、請求の範囲前記いずれかの項に記載の構造。
5. ５．前記側部支持部材（１、１′）は溝付きの下部フランジ（４、４′）を有す ることを特徴とする、請求の範囲前記いずれかの項に記載の構造。
6. ６．前記側部支持部材（１、１′）は断面において台形であることを特徴とする 、請求の範囲前記いずれかの項に記載の構造。
7. ７．前記ディスク形部材（１５）は、前記側部支持部材（１′）に対して横方向 に伸びる特別な横支持部材（２０）によって前記横棒部材（６）の間に支持され ており、前記横支持部材の端部が前記側部支持部材（１′）によって支持される ことを特徴とする、請求の範囲前記いずれかの項に記載の構造。