JPS6147759A - ソフト系カ−ボンブラツク - Google Patents
ソフト系カ−ボンブラツクInfo
- Publication number
- JPS6147759A JPS6147759A JP16943884A JP16943884A JPS6147759A JP S6147759 A JPS6147759 A JP S6147759A JP 16943884 A JP16943884 A JP 16943884A JP 16943884 A JP16943884 A JP 16943884A JP S6147759 A JPS6147759 A JP S6147759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- dst
- surface area
- specific surface
- aggregate size
- Prior art date
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- Granted
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- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、FEF級ないしHAF級近似のソフト°系カ
ーボンブラックに関するものであり。
ーボンブラックに関するものであり。
へ さらに詳しくは当該カーボンブラックを配合したゴ
ム組成物に、相対的に高い耐破壊性を付与するとともに
、改良された動的特性を与えるソフト系カーボンブラッ
クに係るものである。
ム組成物に、相対的に高い耐破壊性を付与するとともに
、改良された動的特性を与えるソフト系カーボンブラッ
クに係るものである。
タイヤのカーカス用のカーボンブラックとしては1発熱
性等のいわゆる動的特性を重視してソフト系のカーボン
ブラックが広く用いられているが、その中でも動的特性
と補強性のバランスの点からFEF級のカーボンブラッ
クが賞月されている。
性等のいわゆる動的特性を重視してソフト系のカーボン
ブラックが広く用いられているが、その中でも動的特性
と補強性のバランスの点からFEF級のカーボンブラッ
クが賞月されている。
しかし、タイヤの走行時における内部発熱の抑制や自動
車の燃料消費性の向上のためには、補強性を低下させず
に動的特性の改善されたゴム組成物を与えるカーボンブ
ラックが求められる。
車の燃料消費性の向上のためには、補強性を低下させず
に動的特性の改善されたゴム組成物を与えるカーボンブ
ラックが求められる。
カーボンブラック配合ゴム組成物の補強性および動的特
性が、カーボンブラックの基本的物性としての比表面積
(ないしは粒子径)に依存することは良く知られている
。すなわち、比表面積が大となるに従って耐摩耗性や引
張り強さなどで評価される補強性は向上する反面、反発
弾性や発熱性といった動的特性は低下する。
性が、カーボンブラックの基本的物性としての比表面積
(ないしは粒子径)に依存することは良く知られている
。すなわち、比表面積が大となるに従って耐摩耗性や引
張り強さなどで評価される補強性は向上する反面、反発
弾性や発熱性といった動的特性は低下する。
本発明者らは、カーボンブラックのアグリゲートサイズ
とその分布が補強性および動的特性に対するカーボンブ
ラックの影響因子として重要であることを見出した。
とその分布が補強性および動的特性に対するカーボンブ
ラックの影響因子として重要であることを見出した。
カーボンブラックのアグリゲートとは、カーボンブラッ
クの基本構造である球状−次粒子が多数個融合して形成
された最小分散単位をいい、永続的ストラフチャーとも
称され、その大きさと分布は遠心沈降分析法によって測
定される。
クの基本構造である球状−次粒子が多数個融合して形成
された最小分散単位をいい、永続的ストラフチャーとも
称され、その大きさと分布は遠心沈降分析法によって測
定される。
カーボンブラックの平均アグリゲートサイズは、アグリ
ゲートの最多頻度のストークス相当径で代表され、Ds
tと呼ばれる。このDstの値が大であれば動的特性が
良好となる事は知られているが、通常はI)stの増大
とともに比表面積は小さくなり、補強性の低下をもたら
す。従って、Dstの制御のみでは補強性と動的特性の
両者を満足し得る事は不可能であった。
ゲートの最多頻度のストークス相当径で代表され、Ds
tと呼ばれる。このDstの値が大であれば動的特性が
良好となる事は知られているが、通常はI)stの増大
とともに比表面積は小さくなり、補強性の低下をもたら
す。従って、Dstの制御のみでは補強性と動的特性の
両者を満足し得る事は不可能であった。
しかし、本発明者らは、動的特性に対するカーボンブラ
ックのアグリゲートサイズの影響に関し、最多頻度アグ
リゲートサイズよりも大なるアグリゲートの多寡が上述
した補強性と動的特性の背反的関係を解決するのに重要
な要因となっていることを見出し、後述するアグリゲー
トサイズ分布指数Sを特定範囲、すなわち0.14〜0
.17、に保持せしめることにより、相対的に高い補強
性を維持しながら改良された動的特性を有するカーボン
ブラックを得ることができた。
ックのアグリゲートサイズの影響に関し、最多頻度アグ
リゲートサイズよりも大なるアグリゲートの多寡が上述
した補強性と動的特性の背反的関係を解決するのに重要
な要因となっていることを見出し、後述するアグリゲー
トサイズ分布指数Sを特定範囲、すなわち0.14〜0
.17、に保持せしめることにより、相対的に高い補強
性を維持しながら改良された動的特性を有するカーボン
ブラックを得ることができた。
すなわち、本発明はジブチルフタレート吸収量(DBP
A)が100〜130m Q 7100g、窒素吸着比
表面積(N2SA)が40〜60ボ/gであり、かつア
グリゲートサイズ分布指数Sが0.14〜0.17とい
う特定の物性を有するカーボンブラックを提供するもの
である。
A)が100〜130m Q 7100g、窒素吸着比
表面積(N2SA)が40〜60ボ/gであり、かつア
グリゲートサイズ分布指数Sが0.14〜0.17とい
う特定の物性を有するカーボンブラックを提供するもの
である。
本発明者らが多くの重数のFEF級ならびにHAF級カ
ーボンブラックについてアグリゲートサイズ分布の測定
を実施したところ、アグリゲートサイズ分布指数Sは大
部分が0.12〜0.13に集中しており、ごく稀に0
.11程度のものが見出されたが、0.14を越えるも
のはなかった。
ーボンブラックについてアグリゲートサイズ分布の測定
を実施したところ、アグリゲートサイズ分布指数Sは大
部分が0.12〜0.13に集中しており、ごく稀に0
.11程度のものが見出されたが、0.14を越えるも
のはなかった。
本発明のようにその分布指数Sを0.14〜0.17と
いう分布の広い側に保持させる事により、同等のN25
A、DBPAを有するカーボンブラックと比較して、補
強性を同一レベルに維持しながら動的特性を著しく改良
することが可能である。
いう分布の広い側に保持させる事により、同等のN25
A、DBPAを有するカーボンブラックと比較して、補
強性を同一レベルに維持しながら動的特性を著しく改良
することが可能である。
しかし、Sが0.17を上回る場合には動的特性の改善
効果以上に補強性の低下が著しくなり望ましくない。ま
た、Sが0.14に満たない場合には動的特性は従来の
カーボンブラックと同一レベルとなり、改善効果が認め
られず好ましくない。
効果以上に補強性の低下が著しくなり望ましくない。ま
た、Sが0.14に満たない場合には動的特性は従来の
カーボンブラックと同一レベルとなり、改善効果が認め
られず好ましくない。
N25Aが40rrr/gを下回るときは従来のFEF
級の補強性を維持できず、また60rn’/gを上回る
ときには動的特性の改善効果が認められないため、N2
5Aは40〜60rrF/gに限定される。
級の補強性を維持できず、また60rn’/gを上回る
ときには動的特性の改善効果が認められないため、N2
5Aは40〜60rrF/gに限定される。
DBPAについては、カーボンブラック配合ゴム組成物
の押出し加工性や弾性率(モジュラス)等に影響を与え
るために、従来のFEF級のD’BPAと同等レベルに
限定されることが望ましい。
の押出し加工性や弾性率(モジュラス)等に影響を与え
るために、従来のFEF級のD’BPAと同等レベルに
限定されることが望ましい。
沃素吸着量(IA)とN25Aの比、(IA/N25A
)は、カーボンブラックの表面化学活性と何らかの関連
性を有するものと推定されるが、この値の大小も補強性
および動的特性に対して影響を与える事が見出された。
)は、カーボンブラックの表面化学活性と何らかの関連
性を有するものと推定されるが、この値の大小も補強性
および動的特性に対して影響を与える事が見出された。
すなわち、IA/N25Aが1.0を下回った場合にお
いてゴム配合物の補強性の向上と動的特性の改善に寄与
することが判明した。しかしながら、TA/N25Aが
0.75を下回るときにはカーボンブラック表面にター
ル状の未分解物が多量に残存し、配合未加硫ゴムがスコ
ーチを起こし易くなり、また分散不良の原因ともなり易
いので、IA/N2SAは0.75〜i、oとするのが
望ましb′%。
いてゴム配合物の補強性の向上と動的特性の改善に寄与
することが判明した。しかしながら、TA/N25Aが
0.75を下回るときにはカーボンブラック表面にター
ル状の未分解物が多量に残存し、配合未加硫ゴムがスコ
ーチを起こし易くなり、また分散不良の原因ともなり易
いので、IA/N2SAは0.75〜i、oとするのが
望ましb′%。
なお、本発明によるカーボンブラックは着色力について
は必須の構成要件ではないが、N25Aが40〜60r
rr/gにおいてSが0.14〜0.17という範囲の
条件下では80%を上回ることはない。
は必須の構成要件ではないが、N25Aが40〜60r
rr/gにおいてSが0.14〜0.17という範囲の
条件下では80%を上回ることはない。
以下に本発明カーボンブラックの製造例を示す。
製造例
円筒形状の燃焼室(内径450mmφ、長さ300mm
)と、前記燃焼室前半部分において設置された接線方向
位置に中心軸を有する2個の第1の空気導入口(内径1
00mmφ)および前記第1の導入口とは独立した6個
の放射状の第2の天然ガス導入口(内径25+sn+φ
)と、前記燃焼室に連結した最狭内径100mmφ、長
さ230mn+のベンチュリ部と、前記ベンチュリ部の
下流側に設けられ、かつ第1導入口の旋回方向に対して
順方向(正接)または逆方向(逆接)で導入できるよう
に設けた同一断面の上下端を通る平行かつ接線方向で各
々4本の導入口を有する2組の第3の空気および/また
は天然ガス導入口(内径40II1mφ)が設置され、
第3の導入口の下流側空間内に複数個の冷却水圧入噴霧
装置を設置した反応継続兼冷却室(内径200+nmφ
、長さ4000+nm)とからなる、全体が耐火物で被
覆されたカーボンブラック反応炉を用い、第1および第
2の導入口よりの空気および天然ガスの供給条件、第3
の導入口からのガス体の供給条件および旋回方向などを
適宜調節することにより、比表面積、ストラフチャー、
アグリゲートサイズモード値(Dst)およびアグリゲ
ートサイズ分布指数(s)の異なるファーネスカーボン
ブラックを製造した。
)と、前記燃焼室前半部分において設置された接線方向
位置に中心軸を有する2個の第1の空気導入口(内径1
00mmφ)および前記第1の導入口とは独立した6個
の放射状の第2の天然ガス導入口(内径25+sn+φ
)と、前記燃焼室に連結した最狭内径100mmφ、長
さ230mn+のベンチュリ部と、前記ベンチュリ部の
下流側に設けられ、かつ第1導入口の旋回方向に対して
順方向(正接)または逆方向(逆接)で導入できるよう
に設けた同一断面の上下端を通る平行かつ接線方向で各
々4本の導入口を有する2組の第3の空気および/また
は天然ガス導入口(内径40II1mφ)が設置され、
第3の導入口の下流側空間内に複数個の冷却水圧入噴霧
装置を設置した反応継続兼冷却室(内径200+nmφ
、長さ4000+nm)とからなる、全体が耐火物で被
覆されたカーボンブラック反応炉を用い、第1および第
2の導入口よりの空気および天然ガスの供給条件、第3
の導入口からのガス体の供給条件および旋回方向などを
適宜調節することにより、比表面積、ストラフチャー、
アグリゲートサイズモード値(Dst)およびアグリゲ
ートサイズ分布指数(s)の異なるファーネスカーボン
ブラックを製造した。
原料炭化水素としては表−1に示したとおりの性状およ
び組成を有するものを使用した。
び組成を有するものを使用した。
(以下余白)
表−1
また、製造条件および製造させたカーボンブラックの物
理化学特性を表−2に示した。
理化学特性を表−2に示した。
本発明によるカーボンブラックの各特性は、次のように
して測定される。
して測定される。
DBP吸収量(DBPA) :JISに6221−1
982A法による。
982A法による。
沃素吸収量(IA) : JIS K 6221−1
982による。
982による。
比着色力 : JISに6221−1982A法に
よる。
よる。
沈降分析によるカーボンブラックアグリゲートサイズ分
析法 使用機器 Disk Cent、rifuge (円1〇七o
sediment、omenter)(DCF)(
英) Joyce Loeb1社製 測定法 若干の界面活性剤を加えた30%メタノール水溶液中に
、0.05〜0.1%のカーボンブラックを加え、超音
波処理を施して完全に分散せしめる。25v/v%グリ
セリン水溶液の沈降液(スピン液)15〜30m Qを
注加した回転ディスク(disk)の回転数を600O
rpmとし、0.1〜0.5m12の純水を注加して常
法によりバッファラインを形成せしめた後、上記分散液
0.2〜0.31IQを注加する。
析法 使用機器 Disk Cent、rifuge (円1〇七o
sediment、omenter)(DCF)(
英) Joyce Loeb1社製 測定法 若干の界面活性剤を加えた30%メタノール水溶液中に
、0.05〜0.1%のカーボンブラックを加え、超音
波処理を施して完全に分散せしめる。25v/v%グリ
セリン水溶液の沈降液(スピン液)15〜30m Qを
注加した回転ディスク(disk)の回転数を600O
rpmとし、0.1〜0.5m12の純水を注加して常
法によりバッファラインを形成せしめた後、上記分散液
0.2〜0.31IQを注加する。
分散液の注加と同時に記録計を動作せ
しめ1回転ディスクの外周近傍の一定点を沈降によって
通過するカーボンブラックアグリゲートの量を光学的に
測定して、その量を時間に対するヒストグラムとして記
録する。
通過するカーボンブラックアグリゲートの量を光学的に
測定して、その量を時間に対するヒストグラムとして記
録する。
沈降時間を、下記の式(5tokesの式の一般型)に
より、ストークス相当径に換算し、カーボンブラックア
グリゲートのストークス相当径とその頻度のヒストグラ
ムを得る。
より、ストークス相当径に換算し、カーボンブラックア
グリゲートのストークス相当径とその頻度のヒストグラ
ムを得る。
式(1)において、dは沈降開始後の時間tで回転ディ
スクの光学的測定点を通過するカーボンブラックアグリ
ゲートのストークス相当径である。
スクの光学的測定点を通過するカーボンブラックアグリ
ゲートのストークス相当径である。
定数には、測定時のスピン液の量、粘
度およびカーボンブラックとの密度差
(カーボンブラックの真密度を1.86g/+nQとす
る)、更に回転ディスクの回転数によって決定される定
数である。例えば、スピン液として2’5v/v%グリ
セリン水溶液2.5m Qを用い、測定温度20℃でデ
ィスク回転数6000rpmとした場合のに値は792
.0となり、dはnm、tは分で表示される。
る)、更に回転ディスクの回転数によって決定される定
数である。例えば、スピン液として2’5v/v%グリ
セリン水溶液2.5m Qを用い、測定温度20℃でデ
ィスク回転数6000rpmとした場合のに値は792
.0となり、dはnm、tは分で表示される。
Dst及びSの定義
上記測定操作によって得られるアグリゲートのストーク
ス相当径ヒストグラムにおいて、最多頻度(実際には、
光学的測定を行なっているので最大吸光度である)を与
えるストークス相当径をD st (mode)と称し
、カーボンブラックアグリゲー)・の平均的大きさの目
安とする。
ス相当径ヒストグラムにおいて、最多頻度(実際には、
光学的測定を行なっているので最大吸光度である)を与
えるストークス相当径をD st (mode)と称し
、カーボンブラックアグリゲー)・の平均的大きさの目
安とする。
また、当該ヒストグラムにおいて、Dst(mode)
の示す頻度(吸光度)の二分の−の頻度(吸光度)を示
し、かつD st(+mode)よりも大なるストーク
ス相当径をDiとしたとき、アグリゲートサイズ分布指
数Sは、 s、=0.84932X Qog(DsO/ Dst)
で定義される。これは、比較的大きなアグリゲートサイ
ズの分布広さの目安となる。
の示す頻度(吸光度)の二分の−の頻度(吸光度)を示
し、かつD st(+mode)よりも大なるストーク
ス相当径をDiとしたとき、アグリゲートサイズ分布指
数Sは、 s、=0.84932X Qog(DsO/ Dst)
で定義される。これは、比較的大きなアグリゲートサイ
ズの分布広さの目安となる。
炸JJJ配賎肩−
表−2に示したカーボンブラックの性能評価をする為に
、表−3に示す配合比をもってゴム組成物を調製し、種
々の試験に供した。なお、対照カーボンブラックとして
FEF級カーボンブラック(旭#60)、)(AF級カ
ーボンブラック(旭#70)およびIRBNn5を同時
配合して評価した。
、表−3に示す配合比をもってゴム組成物を調製し、種
々の試験に供した。なお、対照カーボンブラックとして
FEF級カーボンブラック(旭#60)、)(AF級カ
ーボンブラック(旭#70)およびIRBNn5を同時
配合して評価した。
(以下余白)
表−3
各ゴム組成物の性能評価は、次のゴム特性試験条件によ
り測定評価した。
り測定評価した。
ゴム特性試験条件
tT) 配合物の加硫条件:145℃、30分(堕
押出試験:ASTM +)2230−77 A法に
準じて測定する。
押出試験:ASTM +)2230−77 A法に
準じて測定する。
■ 耐摩耗試験二ランボーン摩耗試験機を用い、スリッ
プ率25%で測定し、耐 摩耗性は下式で求める。
プ率25%で測定し、耐 摩耗性は下式で求める。
耐摩耗指数=(s/T)xtoo (%)ここでS:
IRBNo、5試験片の25%スリップ率での容積損失
。
IRBNo、5試験片の25%スリップ率での容積損失
。
T:供試試験片の25%スリップ
率での容積損失。
(牛 反発弾性試験ニレシリエンステスター(東洋精機
製作新製)を用 い、 B、5(Briしish 5tandard)
903 : Part A 8 : 1963のA法に
準じて測定する。
製作新製)を用 い、 B、5(Briしish 5tandard)
903 : Part A 8 : 1963のA法に
準じて測定する。
■ 発熱特性: ASTMロ623に準じて測定する。
Φ) その他のゴム特性: J I’S K 63
00−1974およびJISK 6301−1975に準じて測 定する。
00−1974およびJISK 6301−1975に準じて測 定する。
各カーボンブラックにおけるゴム特性については、表−
4にとりまとめて示す。
4にとりまとめて示す。
表−4からの考案
1)補強性
補強性を示すものとして引張り強さおよび耐摩耗指数に
着目すると、従来のFEFと同等のN25Aレベルであ
るRunNn1,2および3において、比較例のRun
No3を除いてFEFと同等もしくはそれ以上の補強性
を示す。
着目すると、従来のFEFと同等のN25Aレベルであ
るRunNn1,2および3において、比較例のRun
No3を除いてFEFと同等もしくはそれ以上の補強性
を示す。
比較例のRunNα3は、SがFEFのそれよりも大で
あり、かっN25Aが40m/gを下回るために補強性
が低下している。
あり、かっN25Aが40m/gを下回るために補強性
が低下している。
2)動的特性
動的特性を示すものとして反発弾性および発熱特性に着
目すると、FEFと同等のN25AレベルにあるRun
Nα1および2においては、反発弾性、発熱特性のいず
れにおいても著しく改善されている事がわかる。これは
、Sの値が大きく、すなわち、アグリゲートサイズ分布
が大きくなるほど動的特性が向上する事を示している。
目すると、FEFと同等のN25AレベルにあるRun
Nα1および2においては、反発弾性、発熱特性のいず
れにおいても著しく改善されている事がわかる。これは
、Sの値が大きく、すなわち、アグリゲートサイズ分布
が大きくなるほど動的特性が向上する事を示している。
さらに、N25AがFEFより大きなRunNo4にお
いては、動的特性はFEFと同等である。RunNn5
においては、望ましい要件であるIA/N2’SAが1
.0を越えているために反発弾性が低下している。しか
し、発熱特性はFEFと同等である。
いては、動的特性はFEFと同等である。RunNn5
においては、望ましい要件であるIA/N2’SAが1
.0を越えているために反発弾性が低下している。しか
し、発熱特性はFEFと同等である。
Run&4および5と同等のN2SAで、Sの値が0.
14を下回る比較例のRunNα6においては、反発弾
性、発熱特性ともにFEFの性能を下回り、動的特性の
低下が著しい事を示している。
14を下回る比較例のRunNα6においては、反発弾
性、発熱特性ともにFEFの性能を下回り、動的特性の
低下が著しい事を示している。
また、N2SAが大であるRunNα7および8におい
ては、反発弾性および発熱特性のいずれか一方をFEF
なみに保持する事が出来るが、N25Aが60m/gを
越える比較例のRunNo9においては動的特性の著し
い低下が認められる。
ては、反発弾性および発熱特性のいずれか一方をFEF
なみに保持する事が出来るが、N25Aが60m/gを
越える比較例のRunNo9においては動的特性の著し
い低下が認められる。
3) その他の特性
DBPAがLOOm Q /100gに近いRunNo
、2および8においては、押出し収縮が大きくなり、ま
たDBPAが130m Q /100gの近傍のRu
n N。
、2および8においては、押出し収縮が大きくなり、ま
たDBPAが130m Q /100gの近傍のRu
n N。
1および7においては、ムーニー粘度が高くなるので、
これがゴム組成物の加工面での限界と考えられる。
これがゴム組成物の加工面での限界と考えられる。
以上のように、DBPAで100〜130m Q /1
00g−N2SAが40−60m/gであり、かつアグ
リゲートサイズ分布指数Sが0.14〜0,17であり
、さらに望ましくはLA/N25Aが0.75〜1.0
という特定の物性を有する本発明のカーボンブラックが
、補強性をFEF級と同等に維持しながら動的特性を改
善し、あるいは動的特性をFEF級と同等に維持しなが
ら補強性を改善しながら、ゴム組成物の加工性1作業性
も維5持できるのである。
00g−N2SAが40−60m/gであり、かつアグ
リゲートサイズ分布指数Sが0.14〜0,17であり
、さらに望ましくはLA/N25Aが0.75〜1.0
という特定の物性を有する本発明のカーボンブラックが
、補強性をFEF級と同等に維持しながら動的特性を改
善し、あるいは動的特性をFEF級と同等に維持しなが
ら補強性を改善しながら、ゴム組成物の加工性1作業性
も維5持できるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジブチルフタレート吸収量(DBPA)が100〜
130ml/100g、窒素吸着比表面積(N_2SA
)が40〜60m^2/gであり、かつ下式で算出され
るアグリゲートサイズ分布指数(s)が0.14〜0.
17の範囲にあるソフト系カーボンブラック。 s=0.84932×log(D^L_5_0/Dst
)ここで、s:アグリゲートサイズ分布指数 Dst:遠心沈降分析により得られる 最多頻度のストークス相当径 D^L_5_0:Dstより大で、Dstの1/2の頻
度を有するストークス相当 径 2、沃素吸着量(IA)の測定値(mg/g)と窒素吸
着比表面積(N_2SA)の測定値(m^2/g)の比
、(IA/N_2SA)が0.75〜1.0の範囲にあ
る、特許請求の範囲第1項記載のソフト系カーボンブラ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16943884A JPH0689267B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ソフト系カ−ボンブラツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16943884A JPH0689267B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ソフト系カ−ボンブラツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147759A true JPS6147759A (ja) | 1986-03-08 |
JPH0689267B2 JPH0689267B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=15886601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16943884A Expired - Fee Related JPH0689267B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ソフト系カ−ボンブラツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689267B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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