JPS6147481A - リセルゴール誘導体の製造方法 - Google Patents
リセルゴール誘導体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6147481A JPS6147481A JP60173963A JP17396385A JPS6147481A JP S6147481 A JPS6147481 A JP S6147481A JP 60173963 A JP60173963 A JP 60173963A JP 17396385 A JP17396385 A JP 17396385A JP S6147481 A JPS6147481 A JP S6147481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- compound
- reaction
- viii
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D457/00—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
- C07D457/02—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 8
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はりセルゴール誘導体、特に10α−メトキシ−
ルミリセルゴール、1−メチル−10α−メトキシ−ル
ミリセルゴール及び以下の式(■)(式中のR1は水素
又はメチル基及び−〇R2はヒドロキシル基若しくはエ
ステル化されたヒドロキシル基を表わす) で表わされるそのエステル類の製造方法に関する。
ルミリセルゴール、1−メチル−10α−メトキシ−ル
ミリセルゴール及び以下の式(■)(式中のR1は水素
又はメチル基及び−〇R2はヒドロキシル基若しくはエ
ステル化されたヒドロキシル基を表わす) で表わされるそのエステル類の製造方法に関する。
例えば、そのR2の部分は水素、若しくはアルカン基若
しくはアレーンスルホニル基若しくはRはハロゲン置換
若しくは不置換のアルキル基、アリール基又はアルキル
アリール基であるR−CO基である。
しくはアレーンスルホニル基若しくはRはハロゲン置換
若しくは不置換のアルキル基、アリール基又はアルキル
アリール基であるR−CO基である。
R1及びR2は水素又はR1はメチル基であり及びR2
は水素であるところの式(1)の化合物は知られており
、そしてその製造方法はイタリア特許、!!(4220
11A/78の文献に述べられている。
は水素であるところの式(1)の化合物は知られており
、そしてその製造方法はイタリア特許、!!(4220
11A/78の文献に述べられている。
しかしながら、先に提案したそのいろいろの方法は全体
としての収率又は製品の純度又はこの両方の理由から満
足すべきものではなかった。
としての収率又は製品の純度又はこの両方の理由から満
足すべきものではなかった。
例えば、メタノール/硫酸中でのりセルゴールの光化学
反応及びその次に、このようにして得られた10α−メ
トキシ−ルミリセルゴールのインドールの窒素を、ジメ
チルスルホキシド中で水酸化カリウムの存在のもとてヨ
ウ化メチルを用いて反応経路A (I[l H 紘 (ff) 反応経路A に従ってメチル化することが述べられている。
反応及びその次に、このようにして得られた10α−メ
トキシ−ルミリセルゴールのインドールの窒素を、ジメ
チルスルホキシド中で水酸化カリウムの存在のもとてヨ
ウ化メチルを用いて反応経路A (I[l H 紘 (ff) 反応経路A に従ってメチル化することが述べられている。
その収率は第一段階では80%であるが、(I[Dの化
合物より(IV)の化合物に移る時に70%の収率とな
り、そのために全体としての収率は1−メチル−10α
−メトキシ−ルミリセルゴールはほん(γ) の56%となる。
合物より(IV)の化合物に移る時に70%の収率とな
り、そのために全体としての収率は1−メチル−10α
−メトキシ−ルミリセルゴールはほん(γ) の56%となる。
イタリア特許願420242A/84(欧州特許願、%
8530210102)、のこの特許願の特許請求の範
囲及び記載されている他の方法によると、リセルゴール
エステル類はそのインドールのNが液体アンモニア中で
カリウム及びヨウ化メチルでアルキル化され、続いて硫
酸中で光化学反応によりメタノールが附加反応し、そし
てその後でそのエステル基が加水分解されている。その
製品、即ち1−メチル−10α−メトキシ−ルミリセル
ゴール(■)、は最初の方法よりずっと大きな収率が得
られるが、しかし一工程若しくはそれ以上の工程の骨の
折れる精製が必要となる。
8530210102)、のこの特許願の特許請求の範
囲及び記載されている他の方法によると、リセルゴール
エステル類はそのインドールのNが液体アンモニア中で
カリウム及びヨウ化メチルでアルキル化され、続いて硫
酸中で光化学反応によりメタノールが附加反応し、そし
てその後でそのエステル基が加水分解されている。その
製品、即ち1−メチル−10α−メトキシ−ルミリセル
ゴール(■)、は最初の方法よりずっと大きな収率が得
られるが、しかし一工程若しくはそれ以上の工程の骨の
折れる精製が必要となる。
出発原料としてリセルゴールではなく、そのエステル(
最モ好ましくは8−メタンスルホニル誘導体)を用いて
、これから述べるように非常に特殊な反応条件のもとで
、メタノール/硫酸中で光化学反応を行わせると、10
α−メトキシ−ルミリセルゴールが高純度且つ94%若
しくはそれ以上の収率で得られることが見出された。
最モ好ましくは8−メタンスルホニル誘導体)を用いて
、これから述べるように非常に特殊な反応条件のもとで
、メタノール/硫酸中で光化学反応を行わせると、10
α−メトキシ−ルミリセルゴールが高純度且つ94%若
しくはそれ以上の収率で得られることが見出された。
思いがけなくも、この反応条件のもとてエステル類は安
定てあり、実質的にエーテルのような副反応物を生ぜず
又はアルコール基の脱離反応を起こさないで、この反応
が起こることを見い出したのである。本発明によれば、
低い温度、好ましくは一10℃〜−30℃の温度の間で
酸性に調整されているメタノール中のりセルゴールエス
テル類に、300nm〜370nmの波長、好ましくは
330 nmの波長の紫外線を照射してこの反応は達成
される。
定てあり、実質的にエーテルのような副反応物を生ぜず
又はアルコール基の脱離反応を起こさないで、この反応
が起こることを見い出したのである。本発明によれば、
低い温度、好ましくは一10℃〜−30℃の温度の間で
酸性に調整されているメタノール中のりセルゴールエス
テル類に、300nm〜370nmの波長、好ましくは
330 nmの波長の紫外線を照射してこの反応は達成
される。
メタノールのこの付加反応が完了した時に、そのエステ
ル基よりアシル基を取り去るために反応混合物の温度を
室温に戻すことだけが必要となり、そして現実に10α
−メトキシ−ルミリセルゴール(冊が定量的な収率で得
られる。
ル基よりアシル基を取り去るために反応混合物の温度を
室温に戻すことだけが必要となり、そして現実に10α
−メトキシ−ルミリセルゴール(冊が定量的な収率で得
られる。
不発明の方法に従うと、即に述べたやり方によ■好まし
くはメタンスルホン酸エステル)得うれた10α−メト
キシエステル類を単離して用いることが出来、そしてこ
れを液体アンモニア中でN−アルキル化して、対応する
1−メチル−10α一メトキシールミリセルゴールC1
a)のエステル類を得る。これらのエステル類は最終的
には、特殊な治療上重要なエステル類(1b)即ち1−
メチル−10α−ルミリセルゴールにエステル交換し得
る。
くはメタンスルホン酸エステル)得うれた10α−メト
キシエステル類を単離して用いることが出来、そしてこ
れを液体アンモニア中でN−アルキル化して、対応する
1−メチル−10α一メトキシールミリセルゴールC1
a)のエステル類を得る。これらのエステル類は最終的
には、特殊な治療上重要なエステル類(1b)即ち1−
メチル−10α−ルミリセルゴールにエステル交換し得
る。
従って本発明によって、10%(W/V)以下の硫酸を
含有するメタノール中で0℃以下の温度で式(■) (式中の一〇B”はエステル化されたヒドロキシル基を
表わす) のりセルゴールエステルに光化学反応をうけさせて式(
■) H の10α−メトキシルミリセルゴールエステルを作り、
そしてこの得られた式(VIII)の10α−メトキシ
ルミリセルゴールエステルを以下の−又は二以上の任意
の工程を適桶な順序で実施することにより: (a)N−メチル化反応; (b) OR”基を有する化合物を加水分解してヒド
ロキシル基にする: (C) 化合物のOR”基がヒドロキシル基になって
いる化合物をエステル化してエステル化されたヒドロキ
シル基とする: や (4OR2基がエステル化されたヒド
ロキシル基である化合物をエステル交換する 式(1)の化合物 (式中のR1は水素又はメチル基、及び−OR”はヒド
ロキシル基又はエステル化されたヒドロキシル基を表わ
す) に変換することを特徴とする前記式+11のりセルゴー
ル誘導体の製造方法を提供するものである。
含有するメタノール中で0℃以下の温度で式(■) (式中の一〇B”はエステル化されたヒドロキシル基を
表わす) のりセルゴールエステルに光化学反応をうけさせて式(
■) H の10α−メトキシルミリセルゴールエステルを作り、
そしてこの得られた式(VIII)の10α−メトキシ
ルミリセルゴールエステルを以下の−又は二以上の任意
の工程を適桶な順序で実施することにより: (a)N−メチル化反応; (b) OR”基を有する化合物を加水分解してヒド
ロキシル基にする: (C) 化合物のOR”基がヒドロキシル基になって
いる化合物をエステル化してエステル化されたヒドロキ
シル基とする: や (4OR2基がエステル化されたヒド
ロキシル基である化合物をエステル交換する 式(1)の化合物 (式中のR1は水素又はメチル基、及び−OR”はヒド
ロキシル基又はエステル化されたヒドロキシル基を表わ
す) に変換することを特徴とする前記式+11のりセルゴー
ル誘導体の製造方法を提供するものである。
好ましくは、その光化学反応は2%〜10%(W/V)
の硫酸、最も好ましくは3%(WA’)の硫酸を含有す
るメタノール中で実施されるのがよい(X%の表示はX
t/10omlを意味する)。
の硫酸、最も好ましくは3%(WA’)の硫酸を含有す
るメタノール中で実施されるのがよい(X%の表示はX
t/10omlを意味する)。
不発明による反応の好ましい具体例は次の反応経路Bに
要約される。
要約される。
(■) (■)↓
CIb) (Ic
L)反応経路B ([[) CH8 (IV) この上記の反応経路において、R2及びR3は上述のよ
うに規定されるが、R3は好ましくは低級アルカノイル
基、最も好ましくはホルミル基、アセチル基、又はアル
カンスルホニル基又はベンゼンスルホニル基、p−トル
エンスルホニル基ノようなアレーンスルホニル基、又は
好ましくはメタンスルホニル基を表わす。R2はR3と
は異なるアシル基を表わし、好ましくけ5−ブロモピリ
ジン−3−カルボニル基を表わす。R3に包含するもの
の中から、脱離し易い基であって特に(1α〕の化合物
と適当なカルボン酸塩とでエステル交換して(1b)の
エステル類を得ると云う観点から、アセデル基、メタン
スルホニル基、トシル基及び同様のアルカンスルホニル
基又はアレーンスルホニル基が好適である。
L)反応経路B ([[) CH8 (IV) この上記の反応経路において、R2及びR3は上述のよ
うに規定されるが、R3は好ましくは低級アルカノイル
基、最も好ましくはホルミル基、アセチル基、又はアル
カンスルホニル基又はベンゼンスルホニル基、p−トル
エンスルホニル基ノようなアレーンスルホニル基、又は
好ましくはメタンスルホニル基を表わす。R2はR3と
は異なるアシル基を表わし、好ましくけ5−ブロモピリ
ジン−3−カルボニル基を表わす。R3に包含するもの
の中から、脱離し易い基であって特に(1α〕の化合物
と適当なカルボン酸塩とでエステル交換して(1b)の
エステル類を得ると云う観点から、アセデル基、メタン
スルホニル基、トシル基及び同様のアルカンスルホニル
基又はアレーンスルホニル基が好適である。
ここで云う、アルキル基及びアルカノイル基は好ましく
は炭素数4以下の低級アルキル基及び低級アルカノイル
基を含む。
は炭素数4以下の低級アルキル基及び低級アルカノイル
基を含む。
その出発物質である式(■)のりセルゴールエステルは
公知の方法で作ることが出来る。即ち、天然物質である
リセルゴールをピリジン中でカルボン酸クロライド又は
スルホン酸クロライドと反応させるか又は他の適当な方
法で作ることが出来る。
公知の方法で作ることが出来る。即ち、天然物質である
リセルゴールをピリジン中でカルボン酸クロライド又は
スルホン酸クロライドと反応させるか又は他の適当な方
法で作ることが出来る。
式(VIII)の化合物から式(VIII)の化合物に
変える光化学反応は、酸濃度は10%W/V以下である
ところのメタとル/硫酸中で温度は0℃以下、好ましく
は一10℃〜−30℃の間の温度で実現される。
変える光化学反応は、酸濃度は10%W/V以下である
ところのメタとル/硫酸中で温度は0℃以下、好ましく
は一10℃〜−30℃の間の温度で実現される。
その後の、N−メチル化反応は、好ましくは式(VII
I)の化合物をアルキルハライド、好ましくはヨウ化メ
チルのようなヨウ化アルキルとをナトリウム又はこの同
じ反応媒体中で作られるカリウムアミドの存在下で液体
アンモニア中で接触させて行われる。
I)の化合物をアルキルハライド、好ましくはヨウ化メ
チルのようなヨウ化アルキルとをナトリウム又はこの同
じ反応媒体中で作られるカリウムアミドの存在下で液体
アンモニア中で接触させて行われる。
最後に、そのエステル交換反応は、ジメチルホルムアミ
ド又はジメチルスルホキシドのような非プロトン性溶媒
中で、得ようとするそのエステルの対応する酸の塩と反
応させて都合よ〈実施出来る。
ド又はジメチルスルホキシドのような非プロトン性溶媒
中で、得ようとするそのエステルの対応する酸の塩と反
応させて都合よ〈実施出来る。
本発明を以下の実施例で説明するが、これだけに限定さ
れるものではない。
れるものではない。
実施例1゜
10gのりセルゴール−8−メタンスルホン酸エステル
を前もって一30℃に冷やしである濃硫酸を3%W/V
含有するメタノール混合物の250プに溶かした。こ
の溶液を窒素雰囲気のもとて一20℃に保持しながら、
330 nmのUVランプでもって2時間照射した。こ
の反応が終了した時に、この反応混合物を25011L
eの水で稀めて、苛性ソーダでpH8,5のアルカリ性
にし、そして150ゴのメチレンクロライドで3回抽出
した。
を前もって一30℃に冷やしである濃硫酸を3%W/V
含有するメタノール混合物の250プに溶かした。こ
の溶液を窒素雰囲気のもとて一20℃に保持しながら、
330 nmのUVランプでもって2時間照射した。こ
の反応が終了した時に、この反応混合物を25011L
eの水で稀めて、苛性ソーダでpH8,5のアルカリ性
にし、そして150ゴのメチレンクロライドで3回抽出
した。
10α−メトキシルミリセルゴールメタ/スルホン酸エ
ステルを含有するこの有機相を真空下乾燥して濃縮し、
この濃縮物を5gの酢酸カリウムを含有する無水ジメチ
ルホルムアミドに溶解した。
ステルを含有するこの有機相を真空下乾燥して濃縮し、
この濃縮物を5gの酢酸カリウムを含有する無水ジメチ
ルホルムアミドに溶解した。
この反応混合物を窒素雰囲気のもとて50℃に4時間保
持した後、室温迄冷却し、10%の水酸化カリウムのメ
タノール溶液20−を加えた。1時間後、5%のNaC
11水溶液500mを加えて、そしてその沈澱した生成
物を口過分離してから乾燥した。アセトニトリルから結
晶を作ったところ、次のような化学特性及び物理特性を
有する純粋な8gの10α−メトキシールミリセルゴー
ルヲ得た: nL、p、180〜182℃:〔α〕D (メタノール
)=+8.95 ;M+: 286 実施例2゜ 2.96 f/のリセルゴール−8−酢酸エステルを濃
硫酸を4.5%W/V含有するメタノール混合物の前も
って一30℃に冷やしである100+++J?に溶かし
た。この溶液を窒素雰囲気のもとて一20℃に保持しな
がら、330rLrrLのUVランプでもって約2時間
照射した。この反応が終った時、この冷却をやめ、そし
てこの浴液の温度をゆっくり+30℃にして3時間保持
した。この反応混合物を。
持した後、室温迄冷却し、10%の水酸化カリウムのメ
タノール溶液20−を加えた。1時間後、5%のNaC
11水溶液500mを加えて、そしてその沈澱した生成
物を口過分離してから乾燥した。アセトニトリルから結
晶を作ったところ、次のような化学特性及び物理特性を
有する純粋な8gの10α−メトキシールミリセルゴー
ルヲ得た: nL、p、180〜182℃:〔α〕D (メタノール
)=+8.95 ;M+: 286 実施例2゜ 2.96 f/のリセルゴール−8−酢酸エステルを濃
硫酸を4.5%W/V含有するメタノール混合物の前も
って一30℃に冷やしである100+++J?に溶かし
た。この溶液を窒素雰囲気のもとて一20℃に保持しな
がら、330rLrrLのUVランプでもって約2時間
照射した。この反応が終った時、この冷却をやめ、そし
てこの浴液の温度をゆっくり+30℃にして3時間保持
した。この反応混合物を。
150dの水で稀めて、アンモニア水でpH8,5のア
ルカリ性にした。
ルカリ性にした。
この水性メタノール溶液を50ゴのメチレンクロライド
で6回抽出した。この有機相は、Ha、:EO4で脱水
してから、真空乾燥濃縮され、残存物をメタノールより
結晶化する。この反応物は2.75gの純粋な10α−
メトキシルミリセルゴールであり、以下のような化学的
及び物理的特性を有していた: =+8.95 :M+: 286 (a) IOgのりセルゴール−8−メタンスルホン
酸エステルに実施例1に述べたようにして紫外縁を照射
し、温度を約−20℃に保ちながら2時間紫外線を照射
してから、250gの氷を加え、この混合物をNH,O
Hで7)H8,5にした。この得られた醪液を塩化メチ
レンの100rILlで6回抽出した:この抽出混合物
をNa2SO4で乾燥し、そして濃縮乾燥した。この生
成物は8.5gの10−メトキシルミリセルゴール−8
−メタンスルホン酸エステルであり、次の反応のために
は充分な純度である。
で6回抽出した。この有機相は、Ha、:EO4で脱水
してから、真空乾燥濃縮され、残存物をメタノールより
結晶化する。この反応物は2.75gの純粋な10α−
メトキシルミリセルゴールであり、以下のような化学的
及び物理的特性を有していた: =+8.95 :M+: 286 (a) IOgのりセルゴール−8−メタンスルホン
酸エステルに実施例1に述べたようにして紫外縁を照射
し、温度を約−20℃に保ちながら2時間紫外線を照射
してから、250gの氷を加え、この混合物をNH,O
Hで7)H8,5にした。この得られた醪液を塩化メチ
レンの100rILlで6回抽出した:この抽出混合物
をNa2SO4で乾燥し、そして濃縮乾燥した。この生
成物は8.5gの10−メトキシルミリセルゴール−8
−メタンスルホン酸エステルであり、次の反応のために
は充分な純度である。
(b) 500 mlの多口フラスコの中の一60℃
に冷却しである25ONの液体アンモニアに0.78
gの金属カリウム及び0.049の硝酸第二鉄を溶かし
た。溶解が完了した時に、3.511の10−メトキシ
−ルミリセルゴール−8−メタンスルホン酸エステル及
び1.45 gのヨウ化メチルを加えた。
に冷却しである25ONの液体アンモニアに0.78
gの金属カリウム及び0.049の硝酸第二鉄を溶かし
た。溶解が完了した時に、3.511の10−メトキシ
−ルミリセルゴール−8−メタンスルホン酸エステル及
び1.45 gのヨウ化メチルを加えた。
この同じ温度で3時間の間反応を続行した。しかる後、
1.5gの塩化アンモニウムを加え、そしてアンモニア
の蒸留が初まった。この残存物を1%の酢酸を含有した
冷たいメタノールの20111/に溶かした。この溶液
を25罰の水で稀め、そしてpH8,5のアルカリ性に
調整した。それから、メチレンクロライドの20Mで2
回抽出した。
1.5gの塩化アンモニウムを加え、そしてアンモニア
の蒸留が初まった。この残存物を1%の酢酸を含有した
冷たいメタノールの20111/に溶かした。この溶液
を25罰の水で稀め、そしてpH8,5のアルカリ性に
調整した。それから、メチレンクロライドの20Mで2
回抽出した。
この塩化メチレンの抽出物を乾燥濃縮して、残存物をア
セトニトリルより再結晶して、3.3gの純粋生成物を
得た。
セトニトリルより再結晶して、3.3gの純粋生成物を
得た。
実施例2で得られた1−メチル−10α−メトキシ−ル
ミリセルゴール−8−メタンスルホン酸エステルの3.
85gを20mのジメチルホルムアミドに溶かした75
gの5−ブロモ−ニコチン酸カリウムをこの溶液に加え
、この混合物をかきまぜながら40℃に4時間保持した
。この溶液を砕いた氷に注いだところ、懸濁物が得られ
、この懸濁物を塩化メチレンで抽出した。この抽出した
有機相をジメチルホルムアミドを除くために注意深く水
で洗浄してから、濃縮して体積を小さくした。
ミリセルゴール−8−メタンスルホン酸エステルの3.
85gを20mのジメチルホルムアミドに溶かした75
gの5−ブロモ−ニコチン酸カリウムをこの溶液に加え
、この混合物をかきまぜながら40℃に4時間保持した
。この溶液を砕いた氷に注いだところ、懸濁物が得られ
、この懸濁物を塩化メチレンで抽出した。この抽出した
有機相をジメチルホルムアミドを除くために注意深く水
で洗浄してから、濃縮して体積を小さくした。
この生成物をエーテルより丹結晶した。この生成物は4
,7gの1−メチル−10α−メトキシ−ルミリセルゴ
ール−8−(5−ブロモニコチン酸エステル)であり、
以下の特性を有する:m、p、: 138〜1.39℃
[α]=−20(C=1、Py):+20Cc=5.C
HC!IB)(外5名)
,7gの1−メチル−10α−メトキシ−ルミリセルゴ
ール−8−(5−ブロモニコチン酸エステル)であり、
以下の特性を有する:m、p、: 138〜1.39℃
[α]=−20(C=1、Py):+20Cc=5.C
HC!IB)(外5名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、10%(W/V)以下の硫酸を含有するメタノール
中で、0℃以下の温度で式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中の−OR^3はエステル化されたヒドロキシ基を
表わす) のリセルゴールエステルを光化学反応に付して式(VII
I) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) の10α−メトキシルミリセルゴールエステルを作り、
そしてこの得られた式(VIII)の10α−メトキシルミ
リセルゴールエステルを以下の一又は二以上の任意の工
程を適当な順序で実施することにより; (a)N−メチル化反応; (b)OR^2基を有する化合物を加水分解してヒドロ
キシル基にする; (c)化合物のOR^2基がヒドロキシル基になつてい
る化合物をエステル化してエステル化されたヒドロキシ
ル基とする; (d)OR^2基がエステル化されたヒドロキシル基で
ある化合物をエステル交換する 式( I )の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中のR^1は水素又はメチル基、及び −OR^2はヒドロキシル基又はエステル化されたヒド
ロキシル基を表わす) に変換することを特徴とする前記式( I )のリセルゴ
ール誘導体を製造する方法。 2、光化学反応は300〜370nmの波長の紫外線、
好ましくは330nmの波長の紫外線を照射して行う特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3、工程(a)に先だつて、OR^3はエステル化され
たヒドロキシル基である式(VIII)の化合物を0℃以下
の温度で塩基により中和し、水で稀めてそして溶媒で抽
出することにより分離する特許請求の範囲第1項又は特
許請求の範囲第2項記載の方法。 4、式(VIII)の化合物を−10℃以下の温度で分離す
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、工程(a)に於いて、得られた式(VIII)の化合物
を液体アンモニア中でヨウ化メチル及びカリウムと接触
させることにより実施される特許請求の範囲第1〜第4
項のいずれかに記載の方法。 6、R^2及びR^3はアルキル基、若しくはアリール
スルホン基又はハロゲン置換若しくは不置換のアルキル
基、アリール基若しくはアルキルアリール基であるR−
CO基である特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
に記載の方法。 7、前記光化学反応は−10℃〜−30℃の間の温度で
実施されることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第
6項のいずれかに記載の方法。 8、メタノール中の硫酸の濃度は2〜10W/V%であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項のい
ずれかに記載の方法。 9、そのエステル交換反応はジメチルホルムアミド若し
くはジメチルスルホキシド中でカルボン酸のアルカリ金
属塩を用いて実施することを特徴とする特許請求の範囲
第1項〜第8項のいずれかに記載の方法。 10、R^3はメタン−スルホニル基であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載
の方法。 11、R^2は5−ブロモ−ニコチンカルボニル基であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第10項の
いずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT22245A/84 | 1984-08-07 | ||
IT8422245A IT1213206B (it) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | Procedimento per la preparazione di derivati del lisergolo. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147481A true JPS6147481A (ja) | 1986-03-07 |
JPH0747587B2 JPH0747587B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=11193591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60173963A Expired - Lifetime JPH0747587B2 (ja) | 1984-08-07 | 1985-08-07 | リセルゴール誘導体の製造方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4870179A (ja) |
EP (1) | EP0171988B1 (ja) |
JP (1) | JPH0747587B2 (ja) |
AT (1) | ATE44148T1 (ja) |
CA (1) | CA1300127C (ja) |
DE (1) | DE3571133D1 (ja) |
ES (1) | ES8604580A1 (ja) |
GR (1) | GR851919B (ja) |
IT (1) | IT1213206B (ja) |
MX (1) | MX160725A (ja) |
PT (1) | PT80912B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8515528D0 (en) * | 1985-06-19 | 1985-07-24 | Erba Farmitalia | Ergoline derivatives |
GB8608893D0 (en) * | 1986-04-11 | 1986-05-14 | Erba Farmitalia | D-nor-7-ergoline derivatives |
GB8615471D0 (en) * | 1986-06-25 | 1986-07-30 | Erba Farmitalia | T-butyl ergoline derivatives |
CH674367A5 (ja) * | 1987-06-16 | 1990-05-31 | Arysearch Arylan Ag | |
CN102718761A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-10-10 | 珠海润都制药股份有限公司 | 尼麦角林的制备方法 |
WO2014195849A2 (en) * | 2013-06-03 | 2014-12-11 | Mahesh Kandula | Compositions and methods for the treatment of cerebrovascular diseases |
CN110102234A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-09 | 山东方明药业集团股份有限公司 | 一种光反应生产设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5661376A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-26 | Corvi Mora E | Manufacture of lysergol derivative |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3228943A (en) * | 1962-06-11 | 1966-01-11 | Lumilysergol derivatives | |
FR7775M (ja) * | 1967-06-28 | 1970-03-23 | ||
YU92970A (en) * | 1969-05-13 | 1978-02-28 | Farmaceutici Italia | Process for preparing lumilysergic acid derivatives |
US3879554A (en) * | 1970-03-20 | 1975-04-22 | Farmaceutici Italia | Use of 1,6-dimethyl-8-{62 -(5-bromonicotinoyloxymethyl)-10 {60 -methoxyergoline in treating cerebral and peripheral metabolic vascular disorders |
IT1094965B (it) * | 1978-04-05 | 1985-08-10 | Corvi Mora E | Procedimento di preparazione di derivati del lisergolo |
IT1173489B (it) * | 1984-03-27 | 1987-06-24 | Inverni Della Beffa Spa | Procedimento di preparazione di 1-metil-10alfa-metossilumilisergolo e di suci esteri,e intermedi per la loro preparazione |
-
1984
- 1984-08-07 IT IT8422245A patent/IT1213206B/it active
-
1985
- 1985-08-05 PT PT80912A patent/PT80912B/pt unknown
- 1985-08-05 MX MX206201A patent/MX160725A/es unknown
- 1985-08-05 GR GR851919A patent/GR851919B/el unknown
- 1985-08-05 DE DE8585305568T patent/DE3571133D1/de not_active Expired
- 1985-08-05 AT AT85305568T patent/ATE44148T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-08-05 EP EP85305568A patent/EP0171988B1/en not_active Expired
- 1985-08-07 CA CA000488220A patent/CA1300127C/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-08-07 US US06/763,430 patent/US4870179A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-08-07 JP JP60173963A patent/JPH0747587B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-08-07 ES ES545961A patent/ES8604580A1/es not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5661376A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-26 | Corvi Mora E | Manufacture of lysergol derivative |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4870179A (en) | 1989-09-26 |
ES545961A0 (es) | 1986-02-01 |
JPH0747587B2 (ja) | 1995-05-24 |
IT8422245A0 (it) | 1984-08-07 |
PT80912A (en) | 1985-09-01 |
MX160725A (es) | 1990-04-27 |
ATE44148T1 (de) | 1989-07-15 |
EP0171988A2 (en) | 1986-02-19 |
EP0171988B1 (en) | 1989-06-21 |
DE3571133D1 (en) | 1989-07-27 |
CA1300127C (en) | 1992-05-05 |
PT80912B (pt) | 1987-09-30 |
ES8604580A1 (es) | 1986-02-01 |
IT1213206B (it) | 1989-12-14 |
EP0171988A3 (en) | 1986-11-20 |
GR851919B (ja) | 1985-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6147481A (ja) | リセルゴール誘導体の製造方法 | |
HU177591B (en) | Process for producing 1-methyl-10-methoxy-lumilizergole derivatives | |
US4980475A (en) | Process for the preparation of N-10 alpha-methoxyl-lumilysergol and esters, thereof, and intermediates for their preparation | |
JPS5839822B2 (ja) | Pga型化合物の製法 | |
SU818487A3 (ru) | Способ получени димерных 4-дезацетил-иНдОлдигидРОиНдОлОВ или иХ СОлЕй | |
RU2045523C1 (ru) | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ПРОИЗВОДНЫХ 6β -(3-АМИНОЗАМЕЩЕННЫХ ПРОПИОНИЛОКСИ)-ФОРСКОЛИНА ИЛИ ИХ ФАРМАЦЕВТИЧЕСКИ ПРИЕМЛЕМЫХ СОЛЕЙ | |
KR940007303B1 (ko) | 피페리디닐시클로 펜틸헵텐산 유도체의 제조방법 | |
EP2358729A1 (fr) | Pentasaccharide cristallise, son procede d'obtention et son utilisation pour la preparation d'idraparinux | |
JPS6399024A (ja) | アリ−ルおよびヘテロアリ−ルアルカン酸の製造方法 | |
JP3089373B2 (ja) | 2−メルカプト−フェノチアジンの製造方法 | |
US3215706A (en) | Substituted benzyloxyamines | |
JPS6133131A (ja) | チオ、ジチオまたはカルボニル基含有有機化合物の製造方法 | |
KR820001238B1 (ko) | 리세르골 유도체의 제조방법 | |
US4083850A (en) | 3-Substituted-2(1H)pyridon-6-carboxylic acids and process for preparation of same | |
US3751462A (en) | Process for preparation of substituted fluoromethanesulfonanilides | |
ITMI980284A1 (it) | Processo per la preparazione dell'acido 3-[4-(1-h-imidazol-1-il- metil]-2 propenoico ed i suoi sali | |
PT100161B (pt) | Processo aperfeicoado e intermediario, relativos a preparacao de certos agentes ansioliticos bis-aza-biciclicos, nomeadamente derivados de piridopirazinona | |
HU195485B (en) | Process for producing aromatic carboxylic acid derivatives and -carboxamide derivatives | |
JP2532916B2 (ja) | 1―〔4―〔(メチルスルホニル)アミノ〕ベンゾイル〕アジリジン、及びn―〔2―(置換アミノ)エチル〕―4―〔(メチルスルホニル)アミノ〕ベンズアミドの製法 | |
JP3511947B2 (ja) | 7−ニトロインドール類の製造方法 | |
JPH09241227A (ja) | 新規光学分割剤 | |
JPH072802A (ja) | 光学活性トリアゾール誘導体の製造法 | |
JPH0780812B2 (ja) | アズレン誘導体トロンボキサンシンセタ−ゼ阻害剤及びその製法 | |
KR810000454B1 (ko) | 치환 안식향산아미드 유도체의 제조방법 | |
JP2917464B2 (ja) | 光学活性1―メチル―3―フェニルプロピルアミンの製法 |