JPS6146686B2 - - Google Patents
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- JPS6146686B2 JPS6146686B2 JP52102152A JP10215277A JPS6146686B2 JP S6146686 B2 JPS6146686 B2 JP S6146686B2 JP 52102152 A JP52102152 A JP 52102152A JP 10215277 A JP10215277 A JP 10215277A JP S6146686 B2 JPS6146686 B2 JP S6146686B2
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- guide ring
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- guide
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一定の遊動角度範囲内に於て相互に回
動可能に同軸に取付けられた二個の部分即ち円板
を含む部分と該円板の両側に設けられ装置軸に平
行な横材により相互に連結された二個のガイド環
を有する部分とを有し、さらに該部分を結合回転
させるため該部分間に円周状に設けられる弾性手
段を有して成るクラツチ装置、さらに詳しくはク
ラツチ摩擦板に関する。
動可能に同軸に取付けられた二個の部分即ち円板
を含む部分と該円板の両側に設けられ装置軸に平
行な横材により相互に連結された二個のガイド環
を有する部分とを有し、さらに該部分を結合回転
させるため該部分間に円周状に設けられる弾性手
段を有して成るクラツチ装置、さらに詳しくはク
ラツチ摩擦板に関する。
かかるクラツチ装置に於ては該回転部分の一者
は摩擦デイスクに保持され、該デイスクはその両
面の周辺部に摩擦シユーを有しかつ回転軸通常の
場合駆動軸に固定された二個の部材間に圧着され
るよう構成され、また該部分の他方は回転軸通常
被駆動軸と係動し得るハブに固定される。
は摩擦デイスクに保持され、該デイスクはその両
面の周辺部に摩擦シユーを有しかつ回転軸通常の
場合駆動軸に固定された二個の部材間に圧着され
るよう構成され、また該部分の他方は回転軸通常
被駆動軸と係動し得るハブに固定される。
実用上は製造上の便宜から二個のガイド環は同
一でかつ摩擦デイスクを取付ける孔を有するが実
際には両者のうち一者のみがかかる摩擦デイスク
を有する。
一でかつ摩擦デイスクを取付ける孔を有するが実
際には両者のうち一者のみがかかる摩擦デイスク
を有する。
かかるクラツチ装置は回転軸即ち通常は駆動軸
に固定された二個の部材間に圧着されうる摩擦デ
イスクと他の軸即ち通常被駆動軸と係合しうるハ
ブとの間に於て回転トルクの調節された伝達を行
ない、該駆動軸及び被駆動軸を含む全伝達系に於
て発生しうる特に騒音性の振動を除去することが
出来る。
に固定された二個の部材間に圧着されうる摩擦デ
イスクと他の軸即ち通常被駆動軸と係合しうるハ
ブとの間に於て回転トルクの調節された伝達を行
ない、該駆動軸及び被駆動軸を含む全伝達系に於
て発生しうる特に騒音性の振動を除去することが
出来る。
該ハブ円板と該ガイド環との間に摩擦機能特性
上「ヒステリシス」効果を生じうる適当な摩擦手
段を設けることは既知である。既知の如くこのヒ
ステリシス効果は、ハブ円板に対してガイド環が
一定角度の遊動を行う場合摩擦デイスクからハブ
に該遊動の第一の方向(前進方向)に伝達される
トルク値と該遊動の逆方向(後進方向)に伝達さ
れるトルク値との差により生じる。
上「ヒステリシス」効果を生じうる適当な摩擦手
段を設けることは既知である。既知の如くこのヒ
ステリシス効果は、ハブ円板に対してガイド環が
一定角度の遊動を行う場合摩擦デイスクからハブ
に該遊動の第一の方向(前進方向)に伝達される
トルク値と該遊動の逆方向(後進方向)に伝達さ
れるトルク値との差により生じる。
実際に一部の応用に於てはかかるヒステリシス
効果は駆動軸及び被駆動軸を含みクラツチ装置が
挿入された伝達系に関連する回転装置の発生する
振動及び騒音を限定する作用を有する。
効果は駆動軸及び被駆動軸を含みクラツチ装置が
挿入された伝達系に関連する回転装置の発生する
振動及び騒音を限定する作用を有する。
目的とする作動特性上使用される摩擦手段の少
くとも一部はガイド環とハブ円板との遊動角度範
囲の一部に於てのみ作用する。
くとも一部はガイド環とハブ円板との遊動角度範
囲の一部に於てのみ作用する。
いずれにせよこの種のクラツチ装置に於ては摩
擦手段は通常ハブ円板とガイド環との間に於てそ
の周辺辺側に軸方向に挿入される摩擦環により構
成される。
擦手段は通常ハブ円板とガイド環との間に於てそ
の周辺辺側に軸方向に挿入される摩擦環により構
成される。
一部の応用特に重量車両用のクラツチ装置に於
てはかかる摩擦環により得られるヒステリシス効
果は不充分なることがある。
てはかかる摩擦環により得られるヒステリシス効
果は不充分なることがある。
このヒステリシス効果を増強させるためには該
摩擦環の表面積を増加させるため、あるいは該摩
擦環を軸方向に作動させる弾性力を増加させ、あ
るいは該摩擦環が設けられ摩擦偶力を与えるクラ
ツチ半径を増大させることが考えられる。
摩擦環の表面積を増加させるため、あるいは該摩
擦環を軸方向に作動させる弾性力を増加させ、あ
るいは該摩擦環が設けられ摩擦偶力を与えるクラ
ツチ半径を増大させることが考えられる。
実際にはクラツチの他の構成部品を考慮すると
配置上の障害からかかるクラツチに使用される摩
擦環の面積を増加させることは困難である。
配置上の障害からかかるクラツチに使用される摩
擦環の面積を増加させることは困難である。
また容積上の理由から該摩擦環に対し軸方向に
加えられる弾性力を増大させることも困難であ
る。またかかる増加の効果は実用上わずかであ
る。かかる増加を示す曲線は急速に疲労を示しま
た摩擦環に過大な負荷が加えられると使用摩擦材
料の破損を示す。
加えられる弾性力を増大させることも困難であ
る。またかかる増加の効果は実用上わずかであ
る。かかる増加を示す曲線は急速に疲労を示しま
た摩擦環に過大な負荷が加えられると使用摩擦材
料の破損を示す。
摩擦環の設けられる摩擦板の半径を増大させる
ため該摩擦環をガイド環の外周付近に設けること
が提案されている。
ため該摩擦環をガイド環の外周付近に設けること
が提案されている。
しかしかかる配置は特に該摩擦環を半径方向に
適当に保持する必要を生じる欠点がある。
適当に保持する必要を生じる欠点がある。
従つて本発明は一般に上記の如く該ガイド環の
一者に摩擦デイスクを取付けるため該環の外周付
近に設けられ該環の他者に於ては通常利用されて
いない孔を利用してこの欠点を克服することを目
的とする。
一者に摩擦デイスクを取付けるため該環の外周付
近に設けられ該環の他者に於ては通常利用されて
いない孔を利用してこの欠点を克服することを目
的とする。
より詳細には、本発明は、クラツチ摩擦板に関
し、ハブと、該ハブから外放射方向に延びたウエ
ブと、該ハブのウエブに所定の角度範囲だけ変位
可能に取付けられた同一の第1及び第2ガイド環
と、該第1及び第2ガイド環を連結する横材と、
上記第1ガイド環の外周縁部に設けられた複数の
孔を通して該ガイド環に取付けられ、その周囲に
摩擦ライニングを支持する摩擦デイスクと、クラ
ツチ摩擦板の軸線を中心とした円周方向に間隔を
置いて環状に配置され、一部が上記ウエブに形成
された孔に嵌合し一部が上記第1及び第2ガイド
環の各々に形成された凹みに嵌合する複数の弾性
手段と、制限された相対的角度範囲の少なくとも
1部で作動するように上記ウエブと第2ガイド環
の間に配置された摩擦シユーと、上記第1ガイド
環の複数の孔と同一に形成された第2のガイド環
の孔を使つて上記摩擦シユーを第2ガイド環に取
付ける手段とを有することを特徴として構成され
る。
し、ハブと、該ハブから外放射方向に延びたウエ
ブと、該ハブのウエブに所定の角度範囲だけ変位
可能に取付けられた同一の第1及び第2ガイド環
と、該第1及び第2ガイド環を連結する横材と、
上記第1ガイド環の外周縁部に設けられた複数の
孔を通して該ガイド環に取付けられ、その周囲に
摩擦ライニングを支持する摩擦デイスクと、クラ
ツチ摩擦板の軸線を中心とした円周方向に間隔を
置いて環状に配置され、一部が上記ウエブに形成
された孔に嵌合し一部が上記第1及び第2ガイド
環の各々に形成された凹みに嵌合する複数の弾性
手段と、制限された相対的角度範囲の少なくとも
1部で作動するように上記ウエブと第2ガイド環
の間に配置された摩擦シユーと、上記第1ガイド
環の複数の孔と同一に形成された第2のガイド環
の孔を使つて上記摩擦シユーを第2ガイド環に取
付ける手段とを有することを特徴として構成され
る。
換言すれば本発明に使用される摩擦シユーは摩
擦デイスクを有さぬ側のガイド環に取付けられ、
該ガイド環は摩擦デイスクを有する環と同一であ
つて該環に特別な加工を施す必要はない。
擦デイスクを有さぬ側のガイド環に取付けられ、
該ガイド環は摩擦デイスクを有する環と同一であ
つて該環に特別な加工を施す必要はない。
実際にこれらガイド環は区別することなく摩擦
デイスク保持用あるいは本発明の一個または複数
個のシユー保持用のいずれにも使用しうる。
デイスク保持用あるいは本発明の一個または複数
個のシユー保持用のいずれにも使用しうる。
従つてこれらガイド環は異る部材の保持用に用
いられるにも拘らず有利に同一の製造法を取るこ
とが出来る。
いられるにも拘らず有利に同一の製造法を取るこ
とが出来る。
また本発明の摩擦シユーを半径方向に保持する
問題もこれを保持するガイド環により自然に解決
される。
問題もこれを保持するガイド環により自然に解決
される。
さらに本発明に於ては一個または複数個のシユ
ーを設けることにより必要の程度に応じて摩擦ヒ
ステリシス特性を変化させることが可能であり、
換言すれば少数の構成部品により使用目的に応じ
た種々のヒステリシス特性を示す摩擦を得ること
が出来る。
ーを設けることにより必要の程度に応じて摩擦ヒ
ステリシス特性を変化させることが可能であり、
換言すれば少数の構成部品により使用目的に応じ
た種々のヒステリシス特性を示す摩擦を得ること
が出来る。
さらに摩擦シユーの周辺部摩擦により材料の経
済性が得られる。
済性が得られる。
本発明の特徴及び利点は付図に関する下記の説
明により明らかにされよう。
明により明らかにされよう。
付図は一例として本発明のクラツチへの応用を
示すものであり、該クラツチは一般にハブ10を
有し、該ハブは図示されない軸通常は被駆動軸と
係合回転するため内面にキー溝11を有しまた外
面半径方向にハブ円板12を有する。
示すものであり、該クラツチは一般にハブ10を
有し、該ハブは図示されない軸通常は被駆動軸と
係合回転するため内面にキー溝11を有しまた外
面半径方向にハブ円板12を有する。
該円板12(第1〜6図)は二個の同一のガイ
ド環13,13′によりはさまれ、該環は第2図
の実施例に於ては該円板12とほぼ同一の半径を
有し、かつ後述する如く横材14により相互に連
結されている。
ド環13,13′によりはさまれ、該環は第2図
の実施例に於ては該円板12とほぼ同一の半径を
有し、かつ後述する如く横材14により相互に連
結されている。
該ガイド環の一者即ち環13にはその外周に設
けられた孔17及びリベツト16により摩擦デイ
スク15が取付けられる。
けられた孔17及びリベツト16により摩擦デイ
スク15が取付けられる。
ガイド環13′は製造上の便宜のため上記の如
く環13と同一とされ同様にその外周付近に孔1
7を有するが、これは通常利用されない。
く環13と同一とされ同様にその外周付近に孔1
7を有するが、これは通常利用されない。
ガイド環13に保持される摩擦デイスク15は
その周辺部の両面に摩擦ライニング18を有す
る。
その周辺部の両面に摩擦ライニング18を有す
る。
該デイスクは二個のクラツチプレート(図示さ
れない)間に圧着されるよう構成され、該プレー
トは回転軸通常駆動軸に固定される。
れない)間に圧着されるよう構成され、該プレー
トは回転軸通常駆動軸に固定される。
既知の如くハブ円板12とガイド環13,1
3′と間には円周状に弾性手段が設けられる。
3′と間には円周状に弾性手段が設けられる。
図示の実施例に於てはこれは軸の周囲に円周状
に規則的に配置されたスプリング20から成り、
各々はハブ円板12に設けられた窓部21と該ガ
イド環13,13′上に於て該窓部21に対応し
て外方へ突出して設けられた凹部22とより構成
される収納部内に於て円周に対しほぼ切線方向に
配置される。
に規則的に配置されたスプリング20から成り、
各々はハブ円板12に設けられた窓部21と該ガ
イド環13,13′上に於て該窓部21に対応し
て外方へ突出して設けられた凹部22とより構成
される収納部内に於て円周に対しほぼ切線方向に
配置される。
図示の実施例に於てはガイド環13,13′の
該突出部22と交互に同じく該環上に凹部23が
設けられ、従つて各ガイド環13,13′は対応
する円周上に於てその中心面から交互に両側に向
つて変形されることとなる。
該突出部22と交互に同じく該環上に凹部23が
設けられ、従つて各ガイド環13,13′は対応
する円周上に於てその中心面から交互に両側に向
つて変形されることとなる。
図示の実施例に於ては各突出部22とこれに隣
接する凹部23との境界部は隔壁で仕切られ、従
つて各スプリング20の両端はかかる突出部と凹
部23の境界隔壁により支承される。
接する凹部23との境界部は隔壁で仕切られ、従
つて各スプリング20の両端はかかる突出部と凹
部23の境界隔壁により支承される。
第1〜3図に示す実施例に於てガイド環13,
13′を相互に連結する横材14はスプリング2
0が配列される円周の内側の円周上に於て該ガイ
ド環上に設けられ、該スプリング収納用の窓21
によりハブ円板12を貫通している。また該横材
はこの目的のため設けられた孔によりガイド環1
3,13′を貫通して居り先端でかしめられてい
る。
13′を相互に連結する横材14はスプリング2
0が配列される円周の内側の円周上に於て該ガイ
ド環上に設けられ、該スプリング収納用の窓21
によりハブ円板12を貫通している。また該横材
はこの目的のため設けられた孔によりガイド環1
3,13′を貫通して居り先端でかしめられてい
る。
また図示の実施例ではいわゆる平型の横材、即
ちガイド環間に於てガイド環切線方向に拡がつた
矩形断面の横材が使用されている。
ちガイド環間に於てガイド環切線方向に拡がつた
矩形断面の横材が使用されている。
既知の如く該ガイド環13,13′はこれに固
定された摩擦デイスク15と共にスプリング20
を介して一定遊動角度範囲内でハブ円板12に対
し回転可能に取付けられた部分を構成し、該範囲
は該スプリングの完全圧縮によりあるいは横材1
4がハブ円板12の窓21の半径方向端に衝止さ
れることにより定められる。
定された摩擦デイスク15と共にスプリング20
を介して一定遊動角度範囲内でハブ円板12に対
し回転可能に取付けられた部分を構成し、該範囲
は該スプリングの完全圧縮によりあるいは横材1
4がハブ円板12の窓21の半径方向端に衝止さ
れることにより定められる。
また同じく既知の如くハブ円板12のガイド環
13,13′との間にはさらに該ガイド環の遊動
角度範囲の少なくとも一部に於て作用する摩擦手
段が設けられる。
13,13′との間にはさらに該ガイド環の遊動
角度範囲の少なくとも一部に於て作用する摩擦手
段が設けられる。
第1〜3図に示す実施例に於ては既知の如く該
摩擦手段はガイド環13とハブ円板12との間に
於て該ガイド環の内縁付近に軸方向に設けられる
摩擦環25を有する。実際には図示の如く該環2
5はハブ円板12と接して居りかつ例えば(オン
デユフレツクス」型の弾性環26の作用を受け、
両者の間には分離環27が設けられ該環25はた
とえば接着によりこの環に取付けることが出来
る。図示の実施例に於ては該分離環はガイド環内
縁に設けられた孔29を貫通する脚部28により
ガイド環13上に固定される。
摩擦手段はガイド環13とハブ円板12との間に
於て該ガイド環の内縁付近に軸方向に設けられる
摩擦環25を有する。実際には図示の如く該環2
5はハブ円板12と接して居りかつ例えば(オン
デユフレツクス」型の弾性環26の作用を受け、
両者の間には分離環27が設けられ該環25はた
とえば接着によりこの環に取付けることが出来
る。図示の実施例に於ては該分離環はガイド環内
縁に設けられた孔29を貫通する脚部28により
ガイド環13上に固定される。
本発明に於てはガイド環13と同一に形成され
たガイド環13′の孔17を利用して該環上に取
付けられた少くとも一個の摩擦シユー30を有す
る補助摩擦手段が設けられる。
たガイド環13′の孔17を利用して該環上に取
付けられた少くとも一個の摩擦シユー30を有す
る補助摩擦手段が設けられる。
図示の実施例に於ては120゜の間隔で3個のシ
ユー30が設けられ、それぞれガイド環13′の
外周に沿い一定長を占めている。
ユー30が設けられ、それぞれガイド環13′の
外周に沿い一定長を占めている。
第1〜6図に示す実施例に於て該シユー30は
支持板31を有し、その厚さ方向には円周に沿つ
て一方向に突起部32が設けられガイド環13,
13′の孔17と係合する直径を有する。該支持
板31の反対面には例えば接着により摩擦ライニ
ング33が設けられる。
支持板31を有し、その厚さ方向には円周に沿つ
て一方向に突起部32が設けられガイド環13,
13′の孔17と係合する直径を有する。該支持
板31の反対面には例えば接着により摩擦ライニ
ング33が設けられる。
該シユー30の突起部32は環13′のこれと
同数の孔17と係合する。
同数の孔17と係合する。
図示の実施例に於ては各シユー30は二個の突
起部32を有し、これはガイド環13′の孔17
の二倍のピツチで形成されている。従つてシユー
30の二個の突起部32が係合する二個の孔17
の中間の孔17は使用されずに残る。
起部32を有し、これはガイド環13′の孔17
の二倍のピツチで形成されている。従つてシユー
30の二個の突起部32が係合する二個の孔17
の中間の孔17は使用されずに残る。
好ましくはシユー30をガイド環13′に取付
けたのちに各突起部32の中心をポンチで叩いて
横方向に膨大させガイド環13′の孔17への取
付を確実とする。
けたのちに各突起部32の中心をポンチで叩いて
横方向に膨大させガイド環13′の孔17への取
付を確実とする。
摩擦デイスク15を第1図の矢印Fの方向に回
転させるとこれに固定されたガイド環13,1
3′はスプリング20を介してこれを圧縮しつつ
ハブ円板12及びハブ10を駆動し、同時に本発
明の摩擦シユー30は摩擦環25に加えてその摩
擦作用を増大させる。
転させるとこれに固定されたガイド環13,1
3′はスプリング20を介してこれを圧縮しつつ
ハブ円板12及びハブ10を駆動し、同時に本発
明の摩擦シユー30は摩擦環25に加えてその摩
擦作用を増大させる。
第7〜8図に示す変形に於てはガイド環13,
13′はハブ円板12より大きい半径を有し、従
つて該環を連結する横材14はハブ円板の外方即
ちスプリング20が配列される円周の外方に設け
られる。
13′はハブ円板12より大きい半径を有し、従
つて該環を連結する横材14はハブ円板の外方即
ちスプリング20が配列される円周の外方に設け
られる。
この場合本発明に従うシユー30は単純な摩擦
ライニングであつて前記の如くガイド環13′の
周辺付近に存在する孔17を適当数利用してリベ
ツト40により該環13′に取付けられる。
ライニングであつて前記の如くガイド環13′の
周辺付近に存在する孔17を適当数利用してリベ
ツト40により該環13′に取付けられる。
該シユー30の半径方向の最内側部のみが有効
に摩擦デイスク12に接する。
に摩擦デイスク12に接する。
各シユー30は横材14を通過させるため第5
図に於て点線によりまた第8図に於て実線で示し
た如く中央部に凹部41を有する。
図に於て点線によりまた第8図に於て実線で示し
た如く中央部に凹部41を有する。
第7〜8図に示す実施例に於ては横材14は円
筒形でありかつ摩擦デイスク15をガイド環13
に固定する役割をも果している。
筒形でありかつ摩擦デイスク15をガイド環13
に固定する役割をも果している。
無論本発明は上記及び図示の実施態様に限定さ
れるものでなくあらゆる変形及び(または)各種
部材の組合せを包含するものである。
れるものでなくあらゆる変形及び(または)各種
部材の組合せを包含するものである。
特に前記の説明に於ては本発明に従うシユーが
通常の形式の摩擦環の一部を成すものとしている
が、かかる必要はなく該シユーは独立に作用する
ものであつてよい。
通常の形式の摩擦環の一部を成すものとしている
が、かかる必要はなく該シユーは独立に作用する
ものであつてよい。
いずれにせよ該シユーの数は任意であり、連続
円周状の摩擦環を構成することも可能である。
円周状の摩擦環を構成することも可能である。
第1図は本発明のクラツチ摩擦板を有するクラ
ツチの部分切断正面図、第2図は第1図の―
線に沿う該クラツチの縦断面図、第3図は第1図
の―線に沿う他の縦断面半図、第4図は第2
図にブロツクで示した部分の拡大詳細図、第5
図は該クラツチに使用されるシユーの支持板の異
る縮尺による正面図、第6図は第5図の―線
に沿う該支持板の断面図、第7図は本発明のクラ
ツチの一変形に関する第4図と同様の図面、第8
図は該変形の部分縦断面図である。 10…ハブ、12…ハブ円板、13,13′…
ガイド環、14…横材、15…摩擦デイスク、1
7…孔、18…ライニング、20…スプリング、
21…窓、22…突出部、23…凹部、30…シ
ユー、31…保持部材、33…ライニング。
ツチの部分切断正面図、第2図は第1図の―
線に沿う該クラツチの縦断面図、第3図は第1図
の―線に沿う他の縦断面半図、第4図は第2
図にブロツクで示した部分の拡大詳細図、第5
図は該クラツチに使用されるシユーの支持板の異
る縮尺による正面図、第6図は第5図の―線
に沿う該支持板の断面図、第7図は本発明のクラ
ツチの一変形に関する第4図と同様の図面、第8
図は該変形の部分縦断面図である。 10…ハブ、12…ハブ円板、13,13′…
ガイド環、14…横材、15…摩擦デイスク、1
7…孔、18…ライニング、20…スプリング、
21…窓、22…突出部、23…凹部、30…シ
ユー、31…保持部材、33…ライニング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハブと、該ハブから外放射方向に延びたウエ
ブと、上記ハブのウエブに所定の角度範囲だけ変
位可能に取付けられた同一の第1及び第2ガイド
環と、該第1及び第2ガイド環を連結する横材
と、上記第1ガイド環の外周縁部に設けられた複
数の孔を通して該ガイド環に取付けられ、その周
囲に摩擦ライニングを支持する摩擦デイスクと、
クラツチ摩擦板の軸線を中心とした円周方向に間
隔を置いて環状に配置され、一部が上記ウエブに
形成された孔に嵌合し一部が上記第1及び第2ガ
イド環の各々に形成された凹み上に嵌合する複数
の弾性手段と、制限された相対的角度範囲の少な
くとも1部で作動するように上記ウエブと第2ガ
イド環の間に配置された摩擦シユーと、上記第1
ガイド環の複数の孔と同一に形成された第2のガ
イド環の孔を使つて上記摩擦シユーを第2ガイド
環に取付ける手段とを有することを特徴とするク
ラツチ摩擦板。 2 上記摩擦シユーは、支持板を有し、該支持板
がその一面に於て該シユーと対応するガイド環の
孔と係合させる突起部を有し、かつ他面に於て摩
擦ライニングを有する特許請求の範囲第1項記載
のクラツチ摩擦板。 3 上記シユーの突起部は、その支持板の厚さ方
向に該支持板から直接突出して設けられている特
許請求の範囲第2項記載のクラツチ摩擦板。 4 上記摩擦シユーは、ガイド環の孔によりガイ
ド環に直接固定される摩擦ライニングを具備する
特許請求の範囲第2項記載のクラツチ摩擦板。 5 上記摩擦ライニングは、リベツトにより対応
するガイド環に保持される特許請求の範囲第4項
記載のクラツチ摩擦板。 6 上記摩擦シユーは、二個のガイド環を相互に
連結する横材を貫通させるための凹部を有してい
る特許請求の範囲第1乃至5項のいずれかに記載
のクラツチ摩擦板。 7 上記摩擦シユーは、分数のものに分割されて
いる特許請求の範囲第1乃至6項のいずれかに記
載のクラツチ摩擦板。 8 上記摩擦シユーは、連続した円周状環を形成
している特許請求の範囲第1乃至6項のいずれか
に記載のクラツチ摩擦板。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7625666A FR2363034A1 (fr) | 1976-08-25 | 1976-08-25 | Dispositif amortisseur de torsion notamment pour friction d'embrayage |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5348178A JPS5348178A (en) | 1978-05-01 |
JPS6146686B2 true JPS6146686B2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=9177120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215277A Granted JPS5348178A (en) | 1976-08-25 | 1977-08-25 | Torsional vibration damping device |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4234068A (ja) |
JP (1) | JPS5348178A (ja) |
DE (1) | DE2738376A1 (ja) |
ES (1) | ES461855A1 (ja) |
FR (1) | FR2363034A1 (ja) |
IT (1) | IT1206422B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1976
- 1976-08-25 FR FR7625666A patent/FR2363034A1/fr active Granted
-
1977
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- 1977-08-22 US US05/826,958 patent/US4234068A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-08-24 ES ES461855A patent/ES461855A1/es not_active Expired
- 1977-08-25 DE DE19772738376 patent/DE2738376A1/de not_active Ceased
- 1977-08-25 JP JP10215277A patent/JPS5348178A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1206422B (it) | 1989-04-21 |
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DE2738376A1 (de) | 1978-03-02 |
FR2363034B1 (ja) | 1979-03-02 |
FR2363034A1 (fr) | 1978-03-24 |
US4234068A (en) | 1980-11-18 |
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