JPS6145752A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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JPS6145752A
JPS6145752A JP16828584A JP16828584A JPS6145752A JP S6145752 A JPS6145752 A JP S6145752A JP 16828584 A JP16828584 A JP 16828584A JP 16828584 A JP16828584 A JP 16828584A JP S6145752 A JPS6145752 A JP S6145752A
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和典 石井
武史 林
山下 和夫
浩 宇野
隆仁 石井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、採暖具等に用いられる蓄熱装置ヒtに関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の蓄熱装置は、例えば第1図に示す如く、
潜熱の蓄熱体1を収納した容器2の外表面に発熱体3及
び温度検知体4を取付けていtコ。
しかし潜熱の蓄熱体1は、加熱していくと、温度Taで
固相・液相の相変化を伴ない、ま1こある温度Tb以上
になると、過冷却現象あるいは気化を起こし、蓄熱機能
の消滅、気化による膨張による容器の破裂、さらには過
熱による周辺部材の変色・発火等につながり大きな危険
を有している。そこでこの安全性をもtコせる1こめに
この蓄熱体1の加熱温度をTaとTbの温度範囲内に温
度検知体4により制御してい1こ。しかし、蓄熱体1及
び発熱体3の熱供給量を調節しても、前記温度Taと温
度Tb間に温度を制御させる1こめには、蓄熱体1力?
温度Taよりも低温の所で発熱体3の制御全開始せざる
を得7z < t(す、この1こめ、完全をこ蓄7を完
了させるまでの時間が非常に長くか力)り不便を感じる
という問題を有してい1こ。ま1こ、この蓄熱装置に何
か局部的に物を載せられ1こ場合、この断熱部分の蓄熱
体1・の温度が上昇し蓄熱体1の損傷、さらには局部過
熱により、蓄熱体容器2の破裂、構成部材の変色・発火
につながる場合があり、非常に危険なものであつTこ。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、蓄熱を完
了させるまでの時間を短縮化させ1こ、安全で信頼性の
高い蓄熱装置を提供することを目的とする。
発明の構成 この目的を達成するTこめに、本発明は潜熱を利用した
蓄熱体と、発熱体と、温度検知体と、熱伝導率の大きい
基板とを備え、前記基板の少なくとも一方の面に前記蓄
熱体を配し・、この蓄熱体の前記基板と反対の面に前記
発熱体を位置させ、前記温度検知体は、前記基板と熱的
に結合させ1こ構成にしている。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について第2図、第3図及び第
4図に基づいて説明する。
第2図において5は熱伝導率の大きい厚み30ミクロン
のAlk含む基板であり、この上下表面に潜熱蓄熱材料
6を収納した容器7と温度検知体8を配している。また
この容器7の基板5の反対面には芯地9に固定され15
発熱線10を配してし)る。ま1こ芯地9は基板5に容
器7の周囲で接着されている。第3図は本構成の主要部
分を示す斜視図である。またこれらは断熱体11により
覆われている。なお、12はリード線である。上記構成
にすることにより、温度検知体8は潜熱蓄熱材料6の温
度を十分に検知し、効率よく、制御することができるの
で、潜熱蓄熱材料6の蓄熱を、完了させる時間を短縮さ
せることができるという丁ぐれ1こ特長を有するもので
ある。
ここで、熱伝導率の大きい基板5は、この実施例では厚
み30μのAl板とポリエチレン、ポ゛リアミド、ポリ
エステル等の高分子材料からなる積層フィルムを用い1
こが、20μ以上の厚み0”)All板上上熱伝導性の
優れ1こものであればどのようなものであ。でもよい。
本構成にすることにより、温度検知体8は、潜熱蓄熱材
料6の温度を十分に検知することができ、蓄熱を完了さ
せる時間も早めることができる。まfコ、本蓄熱装置の
上に何か物が置かれ、局部的に断熱状態が変わっ1こ場
合、この物を置かれfコ位置に温度検知体がない場合、
この部分の温度は上昇するが、この基板5の熱伝導によ
り温度上界もかなり緩和され、過熱されることがないと
いう優れtこ特長を有するものである。
ま1こ、本実施例では容器7は厚み9μのAl板とポリ
エチレンポリアミド、ポリエステル、ポリアミド等の高
分子材料からなる積層フィルムを用い1こが、この容器
7のAl板の厚みを矢きくし各容器を連続させることに
よりAlの厚み20μ以上の熱伝導を有する基板5を本
容器7で兼用させてもよい。
以下、上記構成における作用を説明する。
第4図は、第2図に示した本発明の一実施例の主要部分
の拡大図であるが、図中の矢視は、熱の伝導方向を示す
ものである。通電とともに発熱線10は発熱し始め、こ
の熱は容器7を介して潜熱蓄熱材料6に伝導し、この潜
熱蓄熱材料6は昇温していき、熱伝導率の大きい基板5
に伝達され、この熱が温度検知体8に伝達されるよう構
成されている。
第5図に潜熱蓄熱材料6、及び発熱線10及び温度検知
体8の温度上昇を示すが、潜熱蓄熱材料6は温度Taで
固相から液相に相変化するが141時間t1までは発熱
線10及び潜熱蓄熱材料6及び温度検知体8は同傾向で
温度上昇していくが、時間t1〜t2の相変化時におい
ては潜熱蓄熱材料6は潜熱を吸収していく。この1こめ
、温度Taで一定となり、この7熱蓄熱材料6と熱伝導
率の大きい基板を介して熱的に結合した温度検知体8も
この温度Taに追従する形となるが、発熱線10度に達
し、潜熱蓄熱材料6の過冷却現象、気化による容器の破
裂等に至る温度Tbより低い一定温度に、基板5の熱伝
導により制御される。′fなわち、基板5の熱伝導によ
り、温度検知体8は、潜熱蓄熱材料6の相変化に伴なう
温度変化に追従した温度検知をするfこめ、制御による
無駄をなくし、蓄熱を完了させる時間も短縮でき、まt
こ、長時間蓄熱加熱し続けても常(こ潜熱蓄熱材料6は
温度検知体8の制御温+Q: +rc rKn持される
。ま1こ本蓄熱装置の一部に何か物が載せられ局所的に
断熱状態が変わっても、基板5の熱伝導により、局部過
熱等が起こることもj(<安全である。実際、この基板
5がない従来構成の場合、蓄熱を完了させるまでの時間
が58分要しfコが、本実施例では21分で蓄熱完了さ
せることかでき、ま1.: 10時間蓄熱加熱後従来例
の構成では、潜熱蓄熱材料の温度が徐々に上昇していき
#i[Tb iこ近づい1こが、本実施例では、約2°
C以下の温度変化に届めることかでき、さらに局所断熱
状態(こおける温度上昇も従来例の約30%に届めるこ
とができtこ。
潜熱蓄熱材料6としては、パラフィン、ナフタリン等の
有機物あるいは酢酸ナトリウム・3水塩等の水分子の水
素結合に由来する大きな潜熱を有する水和塩を含むどの
ような材料であってもよく、本実施例では、酢酸ナトリ
ウム3水塩系蓄熱材料を用い1こ。
ま1こ、温度検知体8としては本実施例ではサーモスタ
ットを用い1こが、負特性サーミスタ、正特性サーミス
タ等どのようなものであってもよく、温度検知体−の熱
容量(こよっては発熱線10を補助的に温度検知体に熱
的に結合させてもよい。ま1こ温度検知体瑳にPTC素
子を用い、発熱線10に電気的に直列に接続した形のも
のであってもよい。この場合、通電初期の消費電力を大
きくし、かつ蓄熱完了後の安定状態での消費電力を小さ
くすることができるので0N−OFF制御(こよる温′
度変動幅をもなくすことができ、急速蓄熱が可能になる
ばかりでなく蓄熱加熱放置状態での蓄熱装置の信頼性も
さらに向上させることができる。
また、蓄熱装置は1制御であれば、どうしても通電時間
が長いほど中央部が端部よりも温度が高くなるが、ヒー
タパターンにより端部のワット密度を上げると逆に、通
電初期に端部の温度がかなり上がってしまう。ここで中
央部分の蓄熱材料を除くことにより本実施例の如くこの
蓄熱装置の蓄熱加熱中の蓄熱材料の温度分布をかなり小
さくすることができ、これは、蓄熱材料の信頼性の向上
につながる。第6図は、蓄熱体(こ発熱体を取付け1こ
蓄熱エレメント13を8個構成しtこ、実施例の斜視図
であるが中央部分の蓄熱エレメント13を除き、この部
分に温度検知体8を配しているが温度分布を4°C以下
に届めることができ1こ。
また、本実施例でも潜熱蓄熱材料を複数個の小袋(こ収
納させr、=が、柔軟な容器での液相状態での形状の不
安定性、万一容器が破損した場合の流出による火傷等を
小袋サイズを小さくすればするほど防止することができ
るという利点を有している。
まt、:、断熱体としては、軟式発泡ウレタンがよく使
用されるが、柔い1こめ潜熱蓄熱材料の放熱時  4な
る場合があるが、本実施例の如く前記発熱線をひも状に
し、シート状の芯地に配線され1こものを使用すること
により、ヒータ厚み分の空気断熱効果があり、いくら押
圧されても、ヒータ厚み分の空気断熱効果は保持され、
暑かっTコリ、火傷しf、=りすることなどを防止する
ことができる。
発明の効果 以上の如く、本発明の蓄熱装置の構成によれば、以下の
効果を得ることができる。
(1)潜熱蓄熱材料の蓄熱を完了させるまでの時間を短
縮することができ、使用性が向上する。
(2)局所的に断熱状態が変わっても、蓄熱材料の損傷
、蓄熱容器の破裂、局部過熱、異常過熱、発火等なく安
全である。
(3)長時間蓄熱加熱状態であっても、はぼ一定温度の
制御を維持でき、信頼性が高い。
(4)サーモスタットの如く1点制御の簡単な構成で機
能することができる。
【図面の簡単な説明】
発明の蓄熱装置の一実施例を示す構成図、第3図は同実
施例の主要部分の構成を示す斜視図、第4図は同実施例
の主要部分の構成を示す構成図、第5図は本発明の蓄熱
装置の一実施例の各部の温度上昇を示す図、第6図は本
発明の蓄熱装置の他の一実施例を示す斜視図である。 1.6 憎1シ1熱蓄熱材料、2,7  ・・容器、3
発熱体、4,8・ 温度検知体、5・・・熱伝導率の大
きい基板、9 ・・発熱線固定芯地、1゜・・発熱線、
11  断熱体、13・ 蓄熱エレメント。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第4図 第 5 図 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜熱を利用した蓄熱体と、発熱体と、温度検知体
    と、熱伝導率の大きい基板とを備え、前記基板の少なく
    とも一方の面に前記蓄熱体を配し、この蓄熱体の前記基
    板と反対の面に前記発熱体を位置させ、前記温度検知体
    は、前記基板と熱的に結合させた蓄熱装置。
  2. (2)蓄熱体は、その中央部を除去した形状とした特許
    請求の範囲第1項記載の蓄熱装置。
  3. (3)蓄熱体は、複数個の小袋に収納された形状とした
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱装置。
  4. (4)発熱体がひも状であり、シート状の基板に配線さ
    れた特許請求の範囲第1項記載の蓄熱装置。
  5. (5)温度検知体は、正の抵抗温度係数を有する素子(
    以下PTC素子と記す)であり、前記発熱体と電気的に
    直列に接続された特許請求の範囲第1項記載の蓄熱装置
JP16828584A 1984-08-11 1984-08-11 蓄熱装置 Granted JPS6145752A (ja)

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JPS6145752A true JPS6145752A (ja) 1986-03-05
JPH0479659B2 JPH0479659B2 (ja) 1992-12-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262466A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 Canon Inc カセツトホルダ
JPH02217116A (ja) * 1989-02-18 1990-08-29 Kyowa:Kk 鋼製中空円錐構造物の製作方法

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