JPH02217116A - 鋼製中空円錐構造物の製作方法 - Google Patents

鋼製中空円錐構造物の製作方法

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JPH02217116A
JPH02217116A JP3733989A JP3733989A JPH02217116A JP H02217116 A JPH02217116 A JP H02217116A JP 3733989 A JP3733989 A JP 3733989A JP 3733989 A JP3733989 A JP 3733989A JP H02217116 A JPH02217116 A JP H02217116A
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河口 卓
Takeji Horiuchi
堀内 武治
Kenichi Inoue
健一 井上
Susumu Nomura
進 野村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・ −の1 本発明はホッパー等の鋼製溶接構造物の中空円錐形状部
分の製作方法に関するものである。
【末曵且遣 通常、サイロ等の鋼製溶接構造物の製作にあっては、ミ
ルから搬入される鋼板のサイズが限られてしまうこと、
また輸送上の問題等から設置される現地にて組立、溶接
および検査等が行なわれている。したかって、ホッパー
等の円錐形状構造物についても工場にてプレス加工か施
された鋼板部材を現地にて仮のサポートおよびフレーム
等を組んで組み立てていく方法によっていたため、工場
におけるプレス加工費や現場の工数がかかり、また溶接
や検査等についても不便をきたすところとしていた。
また、特許公報昭和61−45752においてはホッパ
ーやサイロの屋根などの中空状円錐構造物を現地で製作
する方法が述べられている。この方法は円錐形状部分を
展開した展開平板の円周部に沿ってローブを巻き回し、
このローフをクレーン等で絞り込むことにより素材の自
重による撓み変形を利用して製作せしめる方法を開示し
ている。しかし、この方法に基づく工法においては効率
よく精度の高い円錐形状を形成することは難しい。その
理由は、円錐傾斜角か大きい場合、すなわち展開した際
の角度が180度に近い場合、前述のロープの絞りと素
材の自重によるたけてはスムースに素材に初期変形を生
じせしめることは難しく、したかって局部的な変形を引
き起こしてしまい均等に変形させていくことか難しい。
また、このような不均一な変形か生してしまった場合、
製作効率か低下し更に製品自体の精度の低下をきたして
しまうこととなる。
か  しようと る 本発明の目的は、以上述へた従来技術による問題を解決
し仕トかり寸法精度かよく、かつ現場における工数の大
幅削減による製作効率のよい鋼板製中空円錐構造物の製
作方法を提供せんとするものである。
支ム誇 以下、本発明の好適な実施例について図面を参照しなか
ら詳説する。
第1図は、サイロの該略正面図てあり、符合100によ
って示されている中空状円錐構造物であるホッパーの傾
斜角αか60°の場合の製作方法について第1の実施例
として説明する。
先ず、第2A図に示すように、第1図のように組み立て
た際の傾斜角αか60°をなすように円錐を展開した形
状に鋼板lを敷く。符合30は、鋼板同士の溶接線てあ
り溶接により一体的な展開板lOか形成される。この溶
接は、通常、突き合わせ溶接にて行なわれるのて、従っ
て、該鋼板の溶接は表面および裏面の二側から溶接施工
か施される。この場合、次のような手順に従うと都合か
よい。それは1表側の溶接か完了した後、反転のための
反転用ピース2aを仮溶接により該展開板lOに取り付
け、これに第2B図に示すようなローラ4付きの反転治
具3(例えばH形鋼等)をボルト等の締結具を用いて該
展開板lOに取り付けられた前記ピース2aに結合せし
め、第2B図に示すように図示しないクレーンて天秤3
1を用いて該展開板lOを矢印の方向に吊り上げ第3図
に示したように反転させ前記溶接か完了した側か裏面に
なるようにする。反転完了後はピース2aと反転治具3
を締結している締結具を取り除き該展開板10と反転治
具3とを分離せしめ、更に、第3図に示すように該展開
板lOの一方の端部なりレーン等て矢印の方向に持ち上
げて反転治具に取り付けられているローラを利用して該
反転治具3を抜き出し、他方の端部も同様に持ち上げて
反転治具3を抜き出し該展開板lOの前記溶接か施され
た側と反対の側の溶接を施工する。以上の方法により展
開板の表面と裏面の突き合わせ溶接か簡単に効率よく施
工することができる。
また、反転用ピースは、第2A図の符合2bで示したよ
うに、鋼板をカス切断して展開平板lOの円周を形成す
る際に反転用ピース2bを該展開板と一体となるように
残して切断し前述した展開板の反転後にこのような反転
用ピース2bを切断して取り除くようにしても良い。
第4図は、後述する絞り込み工程により展開板lOを要
領よく円錐形状に成形せしめるために必要な部材か配置
された状態の展開板lOの平面図である。展開板10の
中心線CLに対しほぼ対称に該展開板の周縁に約150
0mmの間隔て配置された滑車6にワイヤー5を巻き回
し、該ワイヤー5の一端は、展開板10か円錐状に成形
された際に円錐経線方向の接合溶接線を形成する展開板
の接合溶接継ぎ手9の近傍に配置された滑車6を介して
中心線CLを横切って該ワイヤー5か巻き回されている
部分とは中心線CLに対して反対側の前記展開板lOの
接合継き手9の近傍に溶接により取り付けられたワイヤ
ー固定用ピース7によって固定され、また該ワイヤー5
の他端はクレーンによって引き上げられ該展開板10を
絞り込むことかてきるようにされている。またワイヤー
固定用ピース7の位置は、中心線CLから展開板の周縁
方向に当該展開板の展開半径の約三分の−のところに配
置するのが望ましい。更にワイヤー5か巻き回されてい
る面の展開板表面上においては、接合継ぎ手9近傍に該
展開板を拘束するための拘束用ピース8が取り付けられ
ており、この拘束用ピース8を用いて第5図に示すよう
に展開板10の接合継ぎ手9側を拘束して展開板の円錐
初期変形かスムーズに生ずるようにしている。更に、ワ
イヤー5か巻き回されている側の展開板表面上てあって
接合継ぎ手9の近傍には、ワイヤー5を絞り込んだ際に
対向する円錐経線方向の接合継ぎ手9が重なり合わない
ようにして要領よく肌合わせかできるようにストッパー
22aおよび22bか配置されている。また、該展開板
10の初期変形をスムーズに生じせしめ、かつ精度の高
い円錐形状とするために初期の絞り込み時において展開
板lOのワイヤー5が巻き回されていない該展開板10
の表面を拘束するための拘束ピース12か取り付けられ
ている。この拘束ピース12は、ワイヤー5が巻き回さ
れていない側の展開板表面上であって、該展開板の円周
の中心0から約1500mm半径の円周上で周方向にほ
ぼ均等な間隔となるように配置するのが望ましい。
本実施例ては、三つの拘束ピースか均等に配置されてい
る。更に、展開板lOには、親フック用ピース13かワ
イヤー5か巻き回されている側の展開板の表面上に取り
付けられている。この親フック用ピース13は、展開板
lOの展開円周の中心Oから展開板の円周半径の約三分
の二の円周上でかつ中心線CLに対してほぼ対象になる
ように中心線CLから約400mm離れた位置に取り付
けるのか好ましい。該親フ・ンク用ピース13は第5図
に示すように展開板10に巻き回したワイヤー5を絞り
込む際に該展開板をバランスよく支えて局部変形か起こ
らないようにして該展開板か均等に円錐に変形せしめる
ために用いられている。
次に、展開板10を円錐形状に成形する手順について説
明する。第5図は、展開板10に初期変形を生じせしめ
るために図示しないクレーン等を用いてワイヤー5の自
由端を矢印の方向に引上げ展開板lOに絞り変形を加え
るとともに、そのような絞り込みの際に該展開板全体か
バランスよく均等に変形するように展開板10に取り付
けられた親フック用ピース13にワイヤーを取り付は図
示しないクレーン等によって矢印の方向に引上げて該展
開板の初期円錐変形を形成している状態を示している。
この時、展開板10は、拘束用ピース8および12を用
いて第5図に示されているように拘束されている。すな
わち、展開板lOの円錐外面を形成する側に取り付けら
れた拘束用ピース12に取り付けられているワイヤーを
矢印の方向に図示しないクレーン等により引張力を与え
て該展開板を拘束し、これにより展開板全体が均一・に
絞り込まれ、局部的な変形が生じないようにしている。
この拘束は第6図に示すように、展開板lOに初期変形
が生し展開板の展開角0が45#の傾斜角αを有するホ
ッパーの展開板の展開角θとほぼ同程度を呈するように
変形したときに解除する。また、この時、該展開板の円
錐経線方向継ぎ手9の近傍の拘束も解除する。
この時の展開板は第6図に示すような形状に変形してい
る。本実施例においては、変形した展開板の展開角θが
45″の傾斜角αを有するホッパーの展開板の展開角θ
とほぼ同程度になったときに前記拘束を解除するように
しているか、前記拘束を解除する際の展開板の初期変形
の度合いは、これに限定されるものではなく、すなわち
、後述する手順に基づいて展開板が要領よく均一に円#
l威形がなされるような初期変形の状態であればよい。
このような初期変形が生じている展開板は次に述べる手
順にしたがって円錐成形がなされる。
展開板lOに取り付けられた親フック用ピース13に取
り付けられているワイヤーを図示しないクレーン等によ
って該展開板を引上げ、同時に当該縦開板に巻き回され
ているワイヤー5を図示しないクレーン等により引上げ
ることにより当該展開板の絞り込みと素材自体の自重と
により第7A図、第7B図そして第7C図の順にそれぞ
れの引き七げ力を調整しながら円錐成形か施される。展
開板10の円錐経線方向の接合継手9は8A図に示すよ
うに、該展開板10に取り付けられたストッパー22a
および22bにより互いに重なり合うことなく接近し、
ヒラパラ−等を使用して肌合わせかなされる。更に、適
切な溶接を行なうため第8B図に示した片馬16及び矢
17等を用いて接合継手9の目違いを調整して適切な開
先とする。次に、この円錐構造物の円錐経線方向の接合
継ぎ手9の開先か適切に維持された状態で溶接を行なう
ことにより中空円錐構造物か完成する。この溶接は、円
錐内面側か完了した後、前記拘束用ピース12を用いて
第8C図のように当該円錐構造物を反転させ、円錐外面
側の溶接を行なうようにしても良い。
第9図は傾射角αか60°の中空円錐形状のホッパー形
成のための別の実施例を示したものである。第4図の実
施例と同一の部材については同一の参照番号か付されて
いる。第9図において、ワイヤー5は、第4図と同様に
展開板10の周縁に配置された滑車6を介して中心線C
Lに対してほぼ対称に巻き回されており、該巻き回され
たワイヤー5の一端は、中心線CLを横切ってワイヤー
か巻き回された側と中心線CLに対して反対の側て該展
開板ioの外に配置され固定された滑車18を介して該
展開板に取り付けたワイヤー固定用ど一スフに固定され
ている。固定用ピース7の取付位置は、円錐経線方向の
接合継ぎ手9の近傍て中心線CLから展開板の周縁方向
に半径の約三分の−の距離をもって配置するのか望まし
い。また、展開板の外に固定された滑車18は中心線C
Lからその中心線CLと直交する方向に該展開板の展開
半径の約三分の−の距離のところて且つそれと直交する
方向における継ぎ手9からの位置は、該展開板10か引
上げられ該継ぎ手9か互いに接近して該展開板か円錐形
状に変形していく際に当該展開板と干渉しない位置とし
、このような位置て該滑車18が定盤に固定されている
。また、この実施例においては、固定滑車18により円
錐経線方向の継ぎ手9の近傍が拘束されるため、前述し
たように拘束ピース8な用いて第5図に示したように展
開板の円錐経線方向の継き手9を拘束する必要はない。
但し、この実施例の場合も前述した実施例と同様にワイ
ヤー5か巻き回されていない側の展開板の表面には該展
開板の初期変形を均一かつスムーズに生じせしめるため
に該展開板を拘束する拘束用ピース12か取り付けられ
ている。親フック用ピース13も同様に取り付けられて
おり、このピース13に取り付けられたワイヤーと前記
ワイヤ5とをクレーンにより調整しながら引上げること
により精度の高い円錐形状を作り上けることかできる。
円錐成形製作手順は、前述した実施例と同様に最初に展
開板を拘束して第6図に示すような初期変形を生しさせ
、該展開板の周縁に巻き回されたワイヤー5と親フック
用ピース6に取り付けたワイヤーとの引き上げ力を調整
しながら前述した手順でホッパーか形成される。
次に円錐構造物の傾斜角αか45°の中空円錐構造物の
成形方法について説明する。この実施例においても前述
した実施例と同様な部材は同様の参照符合か用いられて
いる。第10図はワイヤー5を巻き回した状態の展開板
10(7)乎面図である。この実施例ては、展開板10
の展開角θは前述の実施例よりも大きくなるため効率よ
くかつ均一に円錐成形を施すための前述したような初期
変形を生じせしめるための段取り及びその工程は必要な
い。本実施例においてもワイヤー5は展開板lOの周縁
おいて約1500mm位の間隔で配置された滑車6を介
して該展開板10の周縁に中心線CLに対してほぼ対称
に巻き回されており、該巻き回されたワイヤーの一端は
、中心線CLを横切ってワイヤーか巻き回された側と反
対の側の円錐経線方向の接合継ぎ手9の近傍に取り付け
られた固定用ピース7に固定されている。該固定用ピー
ス7の取付位置は、接合継ぎ手9の近傍て展開板lOの
中心Oから円周方向に向かって展開半径の約三分の−の
距離のところに取り付けられるのか好ましい。この固定
用ピース7の取り付は方向は前述した実施例と同様に当
該展開板が円錐状に変形した際にワイヤーによる引っ張
り力により該展開板lOに局部的な変形か生しないよう
にバランスされた方向で配置されている。該ワイヤー5
の他端は、クレーンにより絞り込むことかできるように
自由端となっている。この実施例ても親フック用ピース
13が展開板の中心Oから展開板の半径のほぼ三分の二
のところでかつ中心線CLに対してほぼ対称となるよう
に中心線CLから左右に約400mm離間した位置に取
り付りられている。展開板10の中心0から約1500
mmの半径円周上に反転用ピース21がほぼ均等な間隔
で前記ワイヤー5か巻き回されている側と反対の側の展
開板表面上に取り付けられており、円錐接合継ぎ手9の
円錐内面側の溶接が完了した後、この反転用ピース21
を用いて円錐構造物を反転させ、円錐外面側の溶接を行
なう。
本実施例においては円錐構造物の傾射角αが456であ
るのて前述した実施例、すなわち傾射角αが60°の場
合と異なり展開板の展開角か大きいため展開板全体にス
ムーズに初期変形ならしめるための拘束用ピース8およ
び12は取り付けられていない。従って、円錐成形のた
めの絞り込みにおいては、前述したようなワイヤーか巻
き回されている側と反対側の展開板面上に取り付けられ
た拘束用ピース12を用いての展開板に付与するテンシ
ョンも必要なく、また、円錐経線方向の接合継ぎ手9の
近傍を拘束する必要もない。従って、絞り込みの手順は
前述した展開板の初期変形か完了した後の製作手順から
いきなり行なうことかてきる。すなわち、親フック用ピ
ース13に取り付けたワイヤーを図示しないクレーン等
で吊す−ヒげ、展開板に巻き回されたワイヤー5を図示
しないクレーン等で上方に絞り込み、これらのワイヤー
の引き上げ力を調整1ノながら、このワイヤーによる絞
り込みと素材自体の自重とにより第7A図から第7C図
に示した状態で円錐成形か施される。この場合において
も、展開板に取り付けられたストッパー22a及び22
bの作用により円錐接合継ぎ手9が互いに重なり合うこ
となく接近し該継ぎ手9が適切に維持され、前述した要
領で肌合わせがなされた後、円錐内面から溶接し、その
後、反転用ピース21にワイヤを掛はクレーン等を用い
てこの円錐構造物を反転し、円錐外面の溶接を行ない円
錐成形が完了する。本実施例ては、好適に円錐構造物の
傾射角αが50″以下すなわち45°の例を基に説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなくホッパー
の板厚及び径に応じて円錐傾斜角αが50″以上の場合
であっても本発明に従って円錐成形を施すことかできる
以上述べた円錐成形方法に基づけば、円錐構造物を形成
するするための鋼板を一枚一枚構成部材ごとにプレス加
工する必要はなく、ミルから送り出された鋼板をそのま
ま直接使用して一貫した工程でホッパー等の中空円錐構
造物を製作することができるため大幅な製作工数の削減
を図ることかてきる。更に、本発明に基づいた方法によ
れば、少ない人数で行なうことが出来るので、例えば、
溶接施工者を二人そして肌合わせ、鋼板の切断、反転及
び円錐成形等の作業をする人間を三人と設定すれば第1
1図に示すように第1の定盤及び第2の定盤において効
率よくホッパー等の中空円錐形状構造物を製作すること
ができ短期間で量産することが可能となる。
第11図は、第1の定盤及び第2の定盤の二か所で中空
状円錐構造物を製作するフローを示したものであり、そ
れぞれの定盤上で、1.展開板表面側溶接、2.展開板
切断及び反転、3.展開板裏面側溶接そして4.ホッパ
ー円錐成形 からなる工程に従って製作か進められる。
図の一点鎖線は、溶接施工者[株]の作業フローであり
、また、破線は、鋼板の切断、反転及び円錐成形等の作
業をするワーカ−■の作業フローを示したものである。
これによれば、溶接施工者0が第1の定盤において展開
板の表面側の溶接完了の後、−点鎖線の矢印で示した順
序で第2の定盤に行き別の展開板の表面側の溶接を行な
う。以下、溶接施工者は、−点鎖線で示した矢印のフロ
ーに従い作業を進める。一方、ワーカ−■は、表面側の
溶接か完了した展開板の周縁をガス切断し、本願の実施
例て述べたような手順て展開板の反転を行ない、次に、
破線の矢印で示した様に、第2の定盤に行きもう一方の
展開板に対して同様な作業を行ない、以下、破線の矢印
て示したフローに従って作業を進めて行く。
このようなフローに基づけは、少人数てありなから効率
よくホッパーを量産することかできる。
以上、中空円錐状構造物の製作方法を述べてきたか、本
発明はこれまで述べてきた実施例に限定されるものては
なく、特許請求の範囲に示された内容に基づくものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サイロの概略正面図である。 第2A図は、平面て展開されている円錐構造物を構成す
る展開板の平面図である。 第2B図は、展開板反転のため該展開板を吊り上げてい
る状態を示した図である。 第3図は、反転後の展開板の断面を示した図てあり、該
展開板には反転治具か取り付けられた状態となっている
。 第4図は、絞り込み成形のためワイヤー等の必要な治具
か配置された状態の円錐傾斜角αか60°である展開板
の平面図である。 第5図は、展開板をクレーンにて引」二げ初期変形を与
えるために該展開板を拘束している状態を示した断面図
である。 第6図は、円錐傾斜角αか60°の展開板の初期変形が
生じた状態での平面図であり、0は展開板の初期変形角
を示す。 第7A図、第7B図及び第7C図は、展開板か円錐状に
変形していく状態を示した図である。 第8A図は、展開板の円錐経線方向の接合継ぎ手の肌合
わせの状態を示した平面図である。 第8BlΔは展開板の円錐経線方向の接合継ぎ手の断面
を示した図てあり、該継ぎ手の調整の状態を示している
。 第8C図は、展開板を円錐状に成形した円錐構造物を反
転し、該構造物をクレーンで吊し上げた状態を示してい
る図である。 第9図は、絞り込み成形のためワイヤー等の必要な治具
か配置された状態の円錐傾斜角αか60°である展開板
の別の実施例の平面図である。 第1O図は、絞り込み成形のためワイヤー等の必要な治
具か配置された状態の円錐傾斜角αが45°である展開
板の平面図である。 第11図は、効率よくホッパーを製作するための工程図
である。 〔主要部分の符δの説明〕 α・・・・・円錐傾斜角 θ・・・・・展開板の展開角 3・・・・・反転治具 5・・・・・ワイヤー 6・・・・・滑車 7・・・・・固定用ピース 8 ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ l O・ ・ l 2 ・ ・ 13 ・ ・ l 8 ・ ・ 21 ・ ・ 22a 。 ・・拘束用ピース ・・円錐経線方向接合継ぎ手 ・・展開板 ・・拘束用ピース ・・親フック用ピース ・・滑車 ・・反転相ピース 22b・・・ストッパー ピ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の円錐傾斜角度を有する中空状円錐構造物を製
    作する方法であって、 中空状円錐構造物を画成するための円錐の 展開平板を製作する工程と、 前記展開平板の円周周縁に滑車を配置し、 一端が前記展開平板に固定されるようにして前記展開平
    板の周縁に配置された前記滑車を利用して前記展開平板
    の対称軸に対してほぼ対称に前記展開平板の周縁にワイ
    ヤーを巻き回す工程と、 前記円錐構造物の経線方向の接合継ぎ手と なる前記展開平板の前記接合継ぎ手近傍を拘束し、さら
    に前記展開平板のワイヤーが巻き回されている側と反対
    の側の該展開平板の面を拘束する工程と、 前記ワイヤーが巻き回されている側の展開 平板の表面上に配置された親フック用ピースを用いて前
    記展開平板を徐々に上方に付勢する工程と、 固定されていない方の前記ワイヤーの端部 に引っ張り力を付与し前記ワイヤーを絞り込み前記展開
    板に所定の初期変形を生じせしめる工程と、 前記展開板に所定の初期変形が生じた際、 前記初期変形を維持つつ、前記接合継ぎ手近傍の拘束と
    前記展開板のワイヤーか巻き回されている側に対して反
    対側の面の展開板の拘束を解除する工程と、 前記親フック用ピースを用いて展開板が引 上げられる方向である上方に前記初期変形が生じている
    展開板を付勢し、固定されていない方の前記ワイヤー端
    部に引っ張り力を与えワイヤーを絞り込み、前記展開板
    をほぼ中空状円錐形状に変形せしめる工程と、 前記展開板がほぼ中空状円錐形状に変形し たときに、前記対向する接合継ぎ手を溶接することがで
    きるように調整し拘束することにより前記展開板の円錐
    状の変形が維持され、前記ワイヤーの引っ張り力を解除
    し、前記 接合継ぎ手を溶接する工程とから成ることを特徴とする
    中空状円錐構造物製作方法。 2、所定の円錐傾斜角度を有する中空状円錐構造物を製
    作する方法であって、 中空状円錐構造物を画成するための円錐の 展開平板を製作する工程と、 前記展開平板の円周周縁に滑車を配置し、 一端が前記展開平板に固定されるようにして前記展開平
    板の周縁に配置された前記滑車を利用して前記展開平板
    の周縁に前記展開平板の対称軸に対してほぼ対称にワイ
    ヤーを巻き回す工程と、 ワイヤーが巻き回されている側の展開平板 の表面上に配置された親フック用ピースを用いて展開平
    板が引上げられる方向である上方に前記展開平板を付勢
    し、固定されていない方の前記ワイヤー端部に引っ張り
    力を与え該ワイヤーを絞り込み、前記展開平板をほぼ中
    空状円錐形状に変形せしめる工程と、 前記展開板がほぼ中空状円錐形状に変形し たときに、対向する円錐経線方向の接合継ぎ手を溶接す
    ることができるように調整し拘束することにより前記展
    開板の円錐状の変形が維持され、前記ワイヤーの引っ張
    り力を解除し、前記接合継ぎ手を溶接する工程とから成
    ることを特徴とする中空状円錐構造物製作方法。 3、前記展開平板が鋼板であり、前記展開平板を製作す
    る工程は、 該鋼板の一方の面側で該鋼板どうしを溶接 する工程と、 前記片側溶接された側の前記鋼板に反転治 具を取り付け、前記鋼板を吊り上げて反転せしめ、該反
    転治具を抜き取った後、前記溶接された方と反対の方の
    側の溶接を行なうことから成ることを特徴とする請求項
    1または2に記載の中空状円錐構造物製作方法。 4、前記ワイヤーの固定位置は、該展開平板に巻き回さ
    れた前記ワイヤーが前記展開平板の対称軸を横切って前
    記巻き回された側と該対称軸に対して反対側の展開平板
    の前記接合継ぎ手付近であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の中空状円錐構造物製作方法。 5、前記展開平板の円周の中心からほぼ1500mmの
    半径上において前記展開平板に配置された拘束用ピース
    によって前記ワイヤーが巻き回されていない円錐外表面
    を形成する側の前記展開平板が拘束されることを特徴と
    する請求項1に記載の中空状円錐構造物製作方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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