JPS6143615Y2 - - Google Patents

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JPS6143615Y2
JPS6143615Y2 JP1980109132U JP10913280U JPS6143615Y2 JP S6143615 Y2 JPS6143615 Y2 JP S6143615Y2 JP 1980109132 U JP1980109132 U JP 1980109132U JP 10913280 U JP10913280 U JP 10913280U JP S6143615 Y2 JPS6143615 Y2 JP S6143615Y2
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JP
Japan
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oil
side wall
recessed space
brake means
oil seal
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JP1980109132U
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JPS5733354U (ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として自動2輪車における車軸の挿
通個所に適用される潤滑油排出装置に関する。従
来この種装置として、例えば第1図及び第2図示
のように内部に潤滑油aを収容するミツシヨンケ
ースその他のウエツト室b内の軸cを該室bの側
壁dに形成される軸孔e内に外周のオイルシール
fを介して挿通してその外側のブレーキ手段gを
備えるドライ側に突出させると共に、該側壁d内
に、該オイルシールfの外側部分に連通して下方
にのびる排油路hを備え、かくて該シールfを介
して流出する油は該排油路hを介して外部に導か
れて該ブレーキ手段gをこれから保護するように
した式のものは知られるが、この場合該排油路h
は同図示のように該側壁dの下面にのびる長孔で
あり、これはドリル加工により得られる式を一般
とするもので、かゝるものではその製作に手数を
要する不都合を伴う。
本考案はかゝる不都合のない装置を得ることを
その目的としたもので、内部に潤滑油1を収容す
るミツシヨンケース12のウエツト室2内の出力
軸3を、該室2の側壁4に形成される軸孔5内
に、外周のオイルシール6を介して挿通してミツ
シヨンケース12の外側のドラム式その他のブレ
ーキ手段7を備えるドライ側に突出させると共
に、該オイルシール6の外側部分に連通して下方
に延びる排油路8を側壁4内に形成させるものに
おいて、前記側壁4に前記ブレーキ手段7の操作
部材20を収納する凹入空間19と該凹入空間1
9側に面して前記オイルシール6の下側に位置し
て横方向に開口する凹部9と、該凹部9内に開口
する前記排油路8とを設け、これらを前記ミツシ
ヨンケース2と共に一体に鋳抜き形成させたこと
を特徴とする。
第3図乃至第6図は自動2輪車のパワユニツト
に適用した場合の1例を示すもので、該ユニツト
は前方のエンジン10と後方の後車輪11との間
にのびる前後方向の伝動ケース12から成り、該
ケース12の後部に前記してウエツト室2を形成
させると共にその内部からのびる前記した軸3の
外端に前記した後車輪11を結着してこれを車軸
に構成させ、該車輪11の中心部にブレーキドラ
ム13を備えてその内部の図示しないブレーキシ
ユと共に前記したブレーキ手段7を構成させるよ
うにした。該軸3は該室2内の歯車列14を介し
てその前方の入力軸15に連ると共に、該軸15
はその前方のドライ室16内のベルト機構17を
介してその前方の前記したエンジン10のクラン
ク軸18に連るようにした。
前記した凹部9は前記した室2の後方の側面、
即ち車体の進行方向に対して後向きの側面に開口
し、かくて雨中走行に際し、これに雨水の進入の
ないようにするが、更に図示のものでは該側面は
凹入空間19内に存すると共に該空間19内には
ブレーキアーム等の操作部材20が軸支されて存
し、かくて該凹部9は該操作部材20との間の戻
しばね21の端部を支承するばね受け孔として利
用されるようにした。
更に該央部9は該室2の形成に際し鋳抜きして
作るが一般であり、この場合その上側にのびる排
油路8は比較的短く、かくてこれも同時に鋳抜を
形成することが可能である。
このように本考案によるときは、ミツシヨンケ
ース12のウエツト室2を形成し、該ウエツト室
2内の出力軸3をオイルシール6を介して挿通す
る側壁4には、その外側のブレーキ手段7の操作
部材20を収納する凹入空間19と、該凹入空間
19側に面して前記オイルシール6の下側に位置
して横方向に開口する凹部9と、該凹部9内に開
口する前記オイルシール6の外側部分に連通する
排油路8とを設け、これらをミツシヨンケース1
2と共に一体に鋳抜き形成させたものであるから
凹入空間19、凹部9及び排油路8の形成が簡単
に出来てその加工を容易にし、又排油路8に連な
る凹部9はブレーキ手段7の操作部材20を収容
する凹入空間19の内方で横方向に開口するので
開口部にラビリンス等の形成の必要性がなく構成
も簡単なもので足りる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部を截除した正面図、第2
図はその−線截断面図、第3図は本案装置を
備えるパワユニツトの1例の截断平面図、第4図
はその要部の側面図、第5図はその正面図、第6
図はその−線截断面図である。 1……潤滑油、2……ウエツト室、3……軸、
4……側壁、5……軸孔、6……オイルシール、
7……ブレーキ手段、8……排油路、9……凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に潤滑油1を収容するミツシヨンケース1
    2のウエツト室2内の出力軸3を、該室2の側壁
    4に形成される軸孔5内に、外周のオイルシール
    6を介して挿通してミツシヨンケース12の外側
    のドラム式その他のブレーキ手段7を備えるドラ
    イ側に突出させると共に、該オイルシール6の外
    側部分に連通して下方に延びる排油路8を側壁4
    内に形成させるものにおいて、前記側壁4に前記
    ブレーキ手段7の操作部材20を収納する凹入空
    間19と該凹入空間19側に面して前記オイルシ
    ール6の下側に位置して横方向に開口する凹部9
    と、該凹部9内に開口する前記排油路8とを設
    け、これらを前記ミツシヨンケース2と共に一体
    に鋳抜き形成させたことを特徴とする潤滑油排出
    装置。
JP1980109132U 1980-08-02 1980-08-02 Expired JPS6143615Y2 (ja)

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JP1980109132U JPS6143615Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980109132U JPS6143615Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5733354U JPS5733354U (ja) 1982-02-22
JPS6143615Y2 true JPS6143615Y2 (ja) 1986-12-09

Family

ID=29470336

Family Applications (1)

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JP1980109132U Expired JPS6143615Y2 (ja) 1980-08-02 1980-08-02

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733112Y2 (ja) * 1989-02-07 1995-07-31 三菱重工業株式会社 直接加熱式ロータリキルン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275743A (en) * 1975-12-17 1977-06-25 Honda Motor Co Ltd Power units for motorcycle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549731Y2 (ja) * 1974-10-02 1979-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275743A (en) * 1975-12-17 1977-06-25 Honda Motor Co Ltd Power units for motorcycle

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Publication number Publication date
JPS5733354U (ja) 1982-02-22

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