JPS6142166Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142166Y2 JPS6142166Y2 JP11350377U JP11350377U JPS6142166Y2 JP S6142166 Y2 JPS6142166 Y2 JP S6142166Y2 JP 11350377 U JP11350377 U JP 11350377U JP 11350377 U JP11350377 U JP 11350377U JP S6142166 Y2 JPS6142166 Y2 JP S6142166Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- outputs
- control circuit
- converter
- power supply
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は複数の直流出力を出力する電源装置
に関する。
に関する。
一般に、電子計算機等の電子装置においては、
一種類の電源電圧(例えば+5V)のみではすま
ず、複数の電源電圧(例えば+5V、+12V,−12V
等)を必要とする。このような場合、各電源電圧
毎に専用の電源装置を設けると電子装置の価格が
上昇するので、多くの場合1つの電源装置に複数
の電圧を出力させる、いわゆる多出力電源装置が
用いられる。
一種類の電源電圧(例えば+5V)のみではすま
ず、複数の電源電圧(例えば+5V、+12V,−12V
等)を必要とする。このような場合、各電源電圧
毎に専用の電源装置を設けると電子装置の価格が
上昇するので、多くの場合1つの電源装置に複数
の電圧を出力させる、いわゆる多出力電源装置が
用いられる。
第1図はかかる多出力電源装置の一例を示す。
この例は、非安定化電源3が直流電源であり、
DC−DCコンバータ1を利用する形式である。コ
ンバータのスイツチ素子である2個のトランジス
タ4を交互にオン・オフすると、トランス5の2
次側に複数種の交流電圧が誘起される。各交流電
圧はそれぞれダイオード6とチヨークコイルおよ
びコンデンサ8からなる整流平滑回路によつて直
流に変換され、例えば+5V、±12Vの3つの直流
出力が得られる。スイツチング制御回路10は、
各直流出力電圧が安定化するようにDC−DCコン
バータ1のトランジスタ4のオン・オフを制御す
るものである。
この例は、非安定化電源3が直流電源であり、
DC−DCコンバータ1を利用する形式である。コ
ンバータのスイツチ素子である2個のトランジス
タ4を交互にオン・オフすると、トランス5の2
次側に複数種の交流電圧が誘起される。各交流電
圧はそれぞれダイオード6とチヨークコイルおよ
びコンデンサ8からなる整流平滑回路によつて直
流に変換され、例えば+5V、±12Vの3つの直流
出力が得られる。スイツチング制御回路10は、
各直流出力電圧が安定化するようにDC−DCコン
バータ1のトランジスタ4のオン・オフを制御す
るものである。
ところで従来は、スイツチング制御回路10に
おいて複数の直流出力のうち一の直流出力電圧
(本例では+5V)のみを検出して基準電圧と比較
し、その誤差電圧に応じてトランジスタ4のドラ
イブパルスのデユテイサイクルないし繰返し周期
を変える方式がとられている。このような方式で
は、誤差検出される一の直流出力(+5V)は安
定化できるが、他の直流出力(±12V)について
は負荷変動等に対する充分な安定度を得ることが
できない。
おいて複数の直流出力のうち一の直流出力電圧
(本例では+5V)のみを検出して基準電圧と比較
し、その誤差電圧に応じてトランジスタ4のドラ
イブパルスのデユテイサイクルないし繰返し周期
を変える方式がとられている。このような方式で
は、誤差検出される一の直流出力(+5V)は安
定化できるが、他の直流出力(±12V)について
は負荷変動等に対する充分な安定度を得ることが
できない。
なお第1図において、コンデンサ9はトランジ
スタ4のコレクタ電源として利用するものであ
り、非安定化電源3の電圧にほぼ等しい電圧まで
チヤージアツプされる。
スタ4のコレクタ電源として利用するものであ
り、非安定化電源3の電圧にほぼ等しい電圧まで
チヤージアツプされる。
この考案の目的は、同一極性の複数の直流出力
を共通の安定化回路で安定化することが可能な直
流電源装置を提供することにある。
を共通の安定化回路で安定化することが可能な直
流電源装置を提供することにある。
この考案では、同一極性の複数の直流出力同志
をそれぞれ抵抗を介して一点で接続し、安定化回
路がこの接続点の電位を一定に保つように動作す
るようにしたことを特徴とする。
をそれぞれ抵抗を介して一点で接続し、安定化回
路がこの接続点の電位を一定に保つように動作す
るようにしたことを特徴とする。
第2図にこの考案による電源装置の一例を示
す。本例は前記従来例と基本的構成は同一であ
り、DC−DCコンバータ1によつて±12V,+5V
の3つの直流出力を出力する。2つの正極直流出
力電圧(+12V,+5V)は抵抗21,22,23
から成る電圧混合回路によつて混合され、これに
よつて得られた合成検出電圧はスイツチング制御
回路10′に入力される。負極の直流出力電圧
(−12V)は本例では一つだけであるのでそのま
ま合成検出電圧としてスイツチング制御回路1
0′に入力される。負極の直流出力が複数の場合
は、正極の直流出力電圧と同様に電圧混合回路で
混合して合成検出電圧を得る。スイツチング制御
回路10′は、(−)(+)端子にそれぞれ入力さ
れる合成検出電圧と基準電圧とを比較し、それに
よつて得た誤差電圧に応じてトランジスタ4に供
給するドライブパルスのデユーテイサイクルない
し繰り返し周期を制御し、これによつて合成検出
電圧を所定値に維持する。このようにして、全て
の直流出力について良好かつ均一な安定度が得ら
れる。
す。本例は前記従来例と基本的構成は同一であ
り、DC−DCコンバータ1によつて±12V,+5V
の3つの直流出力を出力する。2つの正極直流出
力電圧(+12V,+5V)は抵抗21,22,23
から成る電圧混合回路によつて混合され、これに
よつて得られた合成検出電圧はスイツチング制御
回路10′に入力される。負極の直流出力電圧
(−12V)は本例では一つだけであるのでそのま
ま合成検出電圧としてスイツチング制御回路1
0′に入力される。負極の直流出力が複数の場合
は、正極の直流出力電圧と同様に電圧混合回路で
混合して合成検出電圧を得る。スイツチング制御
回路10′は、(−)(+)端子にそれぞれ入力さ
れる合成検出電圧と基準電圧とを比較し、それに
よつて得た誤差電圧に応じてトランジスタ4に供
給するドライブパルスのデユーテイサイクルない
し繰り返し周期を制御し、これによつて合成検出
電圧を所定値に維持する。このようにして、全て
の直流出力について良好かつ均一な安定度が得ら
れる。
以上のようにして、全ての直流出力について均
一な安定度が得られるのは、次のような理由によ
る。
一な安定度が得られるのは、次のような理由によ
る。
すなわち、第1図において+5VがΔV(+5)だ
け電圧低下したものとする。スイツチング制御回
路10は、これを検知し電圧を安定化するため、
トランジスタ4のオン・オフを制御して+5Vを
ΔV(+5)だけ電圧上昇させもとに戻そうとする。
け電圧低下したものとする。スイツチング制御回
路10は、これを検知し電圧を安定化するため、
トランジスタ4のオン・オフを制御して+5Vを
ΔV(+5)だけ電圧上昇させもとに戻そうとする。
しかしながら+12V,−12Vについても、同一の
トランスから出力しているため、+5VをΔV(+5)
だけ電圧上昇させる動きに伴つて、+12V,−12V
共それぞれΔV(+12)ΔV(-12)だけ電圧上昇する
ことになる。+5Vが電圧上昇した場合は逆に+
12V,−12Vが電圧低下する。
トランスから出力しているため、+5VをΔV(+5)
だけ電圧上昇させる動きに伴つて、+12V,−12V
共それぞれΔV(+12)ΔV(-12)だけ電圧上昇する
ことになる。+5Vが電圧上昇した場合は逆に+
12V,−12Vが電圧低下する。
また、+12Vが電圧変動した場合は、スイツチ
ング制御回路10がこれを検出制御する回路構成
となつていないため、スイツチング制御回路10
は何ら検出制御を行わず、従つて+12Vが変動す
るのみで+5V,−12Vは変動しない。−12Vの電圧
変動の場合も同様である。
ング制御回路10がこれを検出制御する回路構成
となつていないため、スイツチング制御回路10
は何ら検出制御を行わず、従つて+12Vが変動す
るのみで+5V,−12Vは変動しない。−12Vの電圧
変動の場合も同様である。
これに対し、本考案による第2図の場合、+5V
がΔV(+5)だけ電圧低下したものとすれば、スイ
ツチング制御回路10′はこれを検知し、上記と
同様元に戻そうとして+5V,+12V,−12Vを電圧
上昇させようとする。
がΔV(+5)だけ電圧低下したものとすれば、スイ
ツチング制御回路10′はこれを検知し、上記と
同様元に戻そうとして+5V,+12V,−12Vを電圧
上昇させようとする。
しかしこの場合、+5VをΔV(+5)だけ電圧上昇
させようとすると、それに伴つて+12V,−12Vも
ΔV(+12),ΔV(-12)だけ電圧が上昇する。
させようとすると、それに伴つて+12V,−12Vも
ΔV(+12),ΔV(-12)だけ電圧が上昇する。
すると、スイツチング制御回路10′の(−)
端子及び(+)端子の(C)端子に対する電圧上昇
は、+12V,−12Vの電圧上昇も検知するので、総
合的には上昇しすぎることになる。
端子及び(+)端子の(C)端子に対する電圧上昇
は、+12V,−12Vの電圧上昇も検知するので、総
合的には上昇しすぎることになる。
従つて、スイツチング制御回路10′は、+5V
をΔV(+5)上昇させて元に戻すようには動作せ
ず、+5VをK(+5)ΔV(+5)、また+12V,−12Vを
それぞれK(+12)ΔV(+12),K(-12)ΔV(-12)(こ
こで0<K(+5)<1,0<K(+12)<1,0<K(
−12)<1)なるある中間の値まで戻し、スイツチ
ング制御回路10′の入力電圧が総合的に、+5V
の電圧低下前と等しくなるように制御することに
なる。+5Vが電圧上昇した場合は、これと逆に動
作する。
をΔV(+5)上昇させて元に戻すようには動作せ
ず、+5VをK(+5)ΔV(+5)、また+12V,−12Vを
それぞれK(+12)ΔV(+12),K(-12)ΔV(-12)(こ
こで0<K(+5)<1,0<K(+12)<1,0<K(
−12)<1)なるある中間の値まで戻し、スイツチ
ング制御回路10′の入力電圧が総合的に、+5V
の電圧低下前と等しくなるように制御することに
なる。+5Vが電圧上昇した場合は、これと逆に動
作する。
また、+12V,−12Vが電圧変動した場合も同様
に動作し、出力電圧を安定化することができる。
に動作し、出力電圧を安定化することができる。
前記抵抗21,22に流れる電流値が同一にな
るように各抵抗値を設定して実測した結果によれ
ば、+5V±2.4%,+12V±2.5%という安定度が得
られた。因みに第1図の従来例では、+5V±0.5
%,+12V±5%という実測結果が得られてお
り、直流出力間の安定度のバラツキが大きい。
るように各抵抗値を設定して実測した結果によれ
ば、+5V±2.4%,+12V±2.5%という安定度が得
られた。因みに第1図の従来例では、+5V±0.5
%,+12V±5%という実測結果が得られてお
り、直流出力間の安定度のバラツキが大きい。
以上に詳述したことから明らかなように、この
考案によれば簡単、安価な構成により全ての直流
出力の安定度が良好かつ均一な多出力電源装置を
実現できる。なお前記実施例ではDC−DCコンバ
ータを用いているが、非安定化電源が交流電源の
場合はAC−DCコンバータを用いる。またコンバ
ータは前記実施例では他励型であるが、ロイヤー
方式等の自励型のものでもよい。
考案によれば簡単、安価な構成により全ての直流
出力の安定度が良好かつ均一な多出力電源装置を
実現できる。なお前記実施例ではDC−DCコンバ
ータを用いているが、非安定化電源が交流電源の
場合はAC−DCコンバータを用いる。またコンバ
ータは前記実施例では他励型であるが、ロイヤー
方式等の自励型のものでもよい。
第1図は従来の電源装置の一例を示す回路図、
第2図はこの案による電源装置の一例を示す回路
図である。 1……DC−DCコンバータ、3……非安定化電
源、4……トランジスタ、5……トランス、6…
…ダイオード、7……チヨークコイル、8……コ
ンデンサ、10,10′……スイツチング制御回
路、21,22,23……電圧混合回路を構成す
る抵抗。
第2図はこの案による電源装置の一例を示す回路
図である。 1……DC−DCコンバータ、3……非安定化電
源、4……トランジスタ、5……トランス、6…
…ダイオード、7……チヨークコイル、8……コ
ンデンサ、10,10′……スイツチング制御回
路、21,22,23……電圧混合回路を構成す
る抵抗。
Claims (1)
- 極性が同一の複数の直流出力を発生するDC−
DCコンバータまたはAC−DCコンバータと、上
記コンバータ中のスイツチ素子のスイツチングを
制御して上記直流出力の電圧を安定化するスイツ
チング制御回路とを具備する直流電流装置におい
て、整流素子で整流後の複数の直流出力をそれぞ
れ抵抗を介して一点で接続して上記スイツチング
制御回路に入力し、上記接続点の電位が一定にな
るように上記スイツチング制御回路によつて上記
スイツチ素子のスイツチングを制御することを特
徴とする直流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350377U JPS6142166Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350377U JPS6142166Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5440439U JPS5440439U (ja) | 1979-03-17 |
JPS6142166Y2 true JPS6142166Y2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=29063374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11350377U Expired JPS6142166Y2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142166Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59145290U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-28 | 富士電気化学株式会社 | Dc−dcコンバ−タ |
-
1977
- 1977-08-26 JP JP11350377U patent/JPS6142166Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5440439U (ja) | 1979-03-17 |
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