JPH0333182Y2 - - Google Patents
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- JPH0333182Y2 JPH0333182Y2 JP1984182028U JP18202884U JPH0333182Y2 JP H0333182 Y2 JPH0333182 Y2 JP H0333182Y2 JP 1984182028 U JP1984182028 U JP 1984182028U JP 18202884 U JP18202884 U JP 18202884U JP H0333182 Y2 JPH0333182 Y2 JP H0333182Y2
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- voltage
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- switching transistor
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 25
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 9
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、複写機等において用いられる電源
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術
一般に、複写機用の電源としては、帯電、転
写、除電等のために4〜5KV程度の高圧出力電
圧を必要とするとともに、バイアス用として200
〜1000V程度の直流定電圧のバイアス電圧が必要
とされる。このような2種類の出力電圧を1つの
電源装置で供給するようにしたものとして、第4
図及び第5図に示すようなものがある。まず、第
4図は入力電圧VINが印加される定電圧回路1と
スイツチングトランジスタTrと高圧トランスT
とによるインバータ回路2を設け、高圧トランス
Tの二次巻線N2に整流用のダイオードD1,D2と
平滑用のコンデンサC1,C2とによる全波形倍電
圧整流回路3を接続し、この全波形倍電圧整流回
路3における二次巻線N2に接続されたダイオー
ドD2側から直流の高圧出力電圧VHを取り出すと
ともに、この高圧出力電圧VHを抵抗R1,R2,R3
を介してツエナーダイオードZD(あるいはバリス
タ等)により分圧、定電圧化されたバイアス電圧
VBIASを取り出すようにしたものである。
写、除電等のために4〜5KV程度の高圧出力電
圧を必要とするとともに、バイアス用として200
〜1000V程度の直流定電圧のバイアス電圧が必要
とされる。このような2種類の出力電圧を1つの
電源装置で供給するようにしたものとして、第4
図及び第5図に示すようなものがある。まず、第
4図は入力電圧VINが印加される定電圧回路1と
スイツチングトランジスタTrと高圧トランスT
とによるインバータ回路2を設け、高圧トランス
Tの二次巻線N2に整流用のダイオードD1,D2と
平滑用のコンデンサC1,C2とによる全波形倍電
圧整流回路3を接続し、この全波形倍電圧整流回
路3における二次巻線N2に接続されたダイオー
ドD2側から直流の高圧出力電圧VHを取り出すと
ともに、この高圧出力電圧VHを抵抗R1,R2,R3
を介してツエナーダイオードZD(あるいはバリス
タ等)により分圧、定電圧化されたバイアス電圧
VBIASを取り出すようにしたものである。
一方、第5図に示すものは、別個のインバータ
回路2a,2bを入力電圧VINに接続して設け、
インバータ回路2a側の二次巻線Na2に第4図の
場合と同様に全波形倍電圧整流回路3を接続して
高圧出力電圧VHを取り出し、他方のインバータ
回路2b側の二次巻線Nb2にダイオードD3とコン
デンサC3とによる半波整流回路4を接続して定
電圧化されたバイアス電圧VBIASを取り出すよう
にしたものである。
回路2a,2bを入力電圧VINに接続して設け、
インバータ回路2a側の二次巻線Na2に第4図の
場合と同様に全波形倍電圧整流回路3を接続して
高圧出力電圧VHを取り出し、他方のインバータ
回路2b側の二次巻線Nb2にダイオードD3とコン
デンサC3とによる半波整流回路4を接続して定
電圧化されたバイアス電圧VBIASを取り出すよう
にしたものである。
考案が解決しようとする問題点
第4図方式の場合、ツエナーダイオードZDや
バリスタ等により定電圧化させるとなると、これ
らのツエナーダイオードZD等の定電圧素子が
1000V程度の高電圧のものでなければならず、信
頼性や温度変化による出力電圧の安定性等の点で
問題があり、更には高圧出力電圧が定電流特性の
場合には負荷の変動に対してこの出力電圧が変動
してしまうことになる。一方、第5図方式の場
合、このような問題は特に生じないが、結局は別
電源方式であり、コスト高となる不都合がある。
バリスタ等により定電圧化させるとなると、これ
らのツエナーダイオードZD等の定電圧素子が
1000V程度の高電圧のものでなければならず、信
頼性や温度変化による出力電圧の安定性等の点で
問題があり、更には高圧出力電圧が定電流特性の
場合には負荷の変動に対してこの出力電圧が変動
してしまうことになる。一方、第5図方式の場
合、このような問題は特に生じないが、結局は別
電源方式であり、コスト高となる不都合がある。
しかして、この考案は、別個の回路や高電圧の
定電圧素子を用いることなく、簡単で安価にし
て、高圧出力電圧を得ることができるとともに、
定電圧化されたバイアス電圧を得ることができる
電源装置を得ることを目的とする。
定電圧素子を用いることなく、簡単で安価にし
て、高圧出力電圧を得ることができるとともに、
定電圧化されたバイアス電圧を得ることができる
電源装置を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段
この考案は、上記目的を達成するため、スイツ
チングトランジスタTr及び高圧トランスTを含
むインバータ回路2を設け、高圧トランスTの二
次巻線N2に2個のダイオードD1,D2と2個のコ
ンデンサC1,C2とによる全波形倍電圧整流回路
3を接続し、二次巻線N2の高圧側に接続された
ダイオード2側から高圧出力電圧VHを取り出し、
スイツチングトランジスタTrのオン時に平滑作
用をなすコンデンサC1の両端電圧V1に基づきバ
イアス電圧VBIASを取り出す構成を採用するもの
である。
チングトランジスタTr及び高圧トランスTを含
むインバータ回路2を設け、高圧トランスTの二
次巻線N2に2個のダイオードD1,D2と2個のコ
ンデンサC1,C2とによる全波形倍電圧整流回路
3を接続し、二次巻線N2の高圧側に接続された
ダイオード2側から高圧出力電圧VHを取り出し、
スイツチングトランジスタTrのオン時に平滑作
用をなすコンデンサC1の両端電圧V1に基づきバ
イアス電圧VBIASを取り出す構成を採用するもの
である。
作 用
全波形倍電圧整流回路3において、スイツチン
グトランジスタTrのオン時に平滑作用をなすコ
ンデンサC1の両端電圧V1に着目してみると、高
圧出力負荷電流I2の変化や高圧出力電圧VHの定電
圧化等のためのスイツチングトランジスタTrの
ベース電流IBの変化の影響を受けず、入力電圧
VINの影響のみ受け得るがこの入力電圧VINは定
電圧化し得るので、結局、コンデンサC1の両端
電圧V1は安定したものとなり、このような電圧
V1に基づきバイアス電圧VBIASを取り出すことに
より、その定電圧化を簡単な回路構成にてなし得
るものである。
グトランジスタTrのオン時に平滑作用をなすコ
ンデンサC1の両端電圧V1に着目してみると、高
圧出力負荷電流I2の変化や高圧出力電圧VHの定電
圧化等のためのスイツチングトランジスタTrの
ベース電流IBの変化の影響を受けず、入力電圧
VINの影響のみ受け得るがこの入力電圧VINは定
電圧化し得るので、結局、コンデンサC1の両端
電圧V1は安定したものとなり、このような電圧
V1に基づきバイアス電圧VBIASを取り出すことに
より、その定電圧化を簡単な回路構成にてなし得
るものである。
実施例
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。基本的には、第4図に示したも
のと同様にインバータ回路2と全波形倍電圧整流
回路3とを用いる回路構成を採用し、二次巻線
N2の高圧側に接続されたダイオードD2側から直
流の高圧出力電圧VHを取り出すものであるが、
バイアス電圧VBIASはコンデンサC1の両端に接続
した抵抗R4,R5により分圧して取り出すように
したものである。このコンデンサC1はインバー
タ回路2におけるスイツチングトランジスタTr
のオン時に平滑作用を行なうものである。なお、
NBはベース巻線である。
づいて説明する。基本的には、第4図に示したも
のと同様にインバータ回路2と全波形倍電圧整流
回路3とを用いる回路構成を採用し、二次巻線
N2の高圧側に接続されたダイオードD2側から直
流の高圧出力電圧VHを取り出すものであるが、
バイアス電圧VBIASはコンデンサC1の両端に接続
した抵抗R4,R5により分圧して取り出すように
したものである。このコンデンサC1はインバー
タ回路2におけるスイツチングトランジスタTr
のオン時に平滑作用を行なうものである。なお、
NBはベース巻線である。
このような構成において、まず、インバータ回
路2及び全波形倍電圧整流回路3の基本動作につ
いて説明する。入力電圧VINを印加することによ
り定電圧回路1を介してスイツチングトランジス
タTrのベースにベース電流IBが流れる。これに
より、入力電圧VINが一次巻線N1に印加され、各
巻線NB,N1,N2に電圧が所定極性で印加され
る。これにより、ベース巻線NBはスイツチング
トランジスタTrを瞬間的にオンさせることにな
る。その後、ベース電流IBの減少に伴い遂にはス
イツチングトランジスタTrがオフすることにな
る。このオフ後に再びスイツチングトランジスタ
Trにベース電流IBが流れて再びオンする。この
ようなサイクルで発振を断続するものであり、こ
のTrの発振に基づき高圧トランスTで昇圧され
た電圧が得られる。一方、全波形倍電圧整流回路
3であるが、スイツチングトランジスタTrのオ
フ時には二点鎖線で示すように、ダイオードD2
とコンデンサC2とのルートで電流が流れてコン
デンサC2が電圧V2に充電される。一方、スイツ
チングトランジスタTrがオンする次の半サイク
ルには第1図に一点鎖線で示すように、ダイオー
ドD1とコンデンサC1とのルートで電流が流れて
コンデンサC1が電圧V1に充電される。これによ
り、直列となつた両コンデンサC1,C2の端子電
圧V1+V2=V3が直流の高圧出力電圧VHとして取
り出されるものである。
路2及び全波形倍電圧整流回路3の基本動作につ
いて説明する。入力電圧VINを印加することによ
り定電圧回路1を介してスイツチングトランジス
タTrのベースにベース電流IBが流れる。これに
より、入力電圧VINが一次巻線N1に印加され、各
巻線NB,N1,N2に電圧が所定極性で印加され
る。これにより、ベース巻線NBはスイツチング
トランジスタTrを瞬間的にオンさせることにな
る。その後、ベース電流IBの減少に伴い遂にはス
イツチングトランジスタTrがオフすることにな
る。このオフ後に再びスイツチングトランジスタ
Trにベース電流IBが流れて再びオンする。この
ようなサイクルで発振を断続するものであり、こ
のTrの発振に基づき高圧トランスTで昇圧され
た電圧が得られる。一方、全波形倍電圧整流回路
3であるが、スイツチングトランジスタTrのオ
フ時には二点鎖線で示すように、ダイオードD2
とコンデンサC2とのルートで電流が流れてコン
デンサC2が電圧V2に充電される。一方、スイツ
チングトランジスタTrがオンする次の半サイク
ルには第1図に一点鎖線で示すように、ダイオー
ドD1とコンデンサC1とのルートで電流が流れて
コンデンサC1が電圧V1に充電される。これによ
り、直列となつた両コンデンサC1,C2の端子電
圧V1+V2=V3が直流の高圧出力電圧VHとして取
り出されるものである。
しかして、コンデンサC1の端子電圧V1に基づ
きバイアス電圧VBIASを取り出すことにより、こ
のバイアス電圧VBIASが定電圧化されて出力され
る点について説明する。まず、スイツチングトラ
ンジスタTrは前述したようにベース電流IBに対
応して発振しており、第2図に示すようにスイツ
チングトランジスタTrのオン時間T1がベース電
流IBにより決まり、このT1時間に一次巻線N1に
蓄積されたエネルギーがオフ時間T2に放出され、
スイツチングトランジスタTrのオフ時の一次巻
線電圧VN1の波形及びその高さが決まる。ここ
で、まず入力電圧VINを変化させた場合を考える
と、第2図aにおいて電圧V1,V2の高さが共に
変化する。このような入力電圧VINに対する電圧
V1,V2,V3の変化を定性的に示すのが第3図a
である。
きバイアス電圧VBIASを取り出すことにより、こ
のバイアス電圧VBIASが定電圧化されて出力され
る点について説明する。まず、スイツチングトラ
ンジスタTrは前述したようにベース電流IBに対
応して発振しており、第2図に示すようにスイツ
チングトランジスタTrのオン時間T1がベース電
流IBにより決まり、このT1時間に一次巻線N1に
蓄積されたエネルギーがオフ時間T2に放出され、
スイツチングトランジスタTrのオフ時の一次巻
線電圧VN1の波形及びその高さが決まる。ここ
で、まず入力電圧VINを変化させた場合を考える
と、第2図aにおいて電圧V1,V2の高さが共に
変化する。このような入力電圧VINに対する電圧
V1,V2,V3の変化を定性的に示すのが第3図a
である。
次に、高圧出力負荷電流I2を変化させると、前
述したスイツチングトランジスタTrのオン時に
トランスTに蓄積されるエネルギーが変化するた
め、スイツチングトランジスタTrのオフ時にコ
ンデンサC2に発生する電圧V2が第2図aに破線
で示すように電圧V2′に変化する。しかし、オン
時にコンデンサC1に発生する電圧V1は、入力電
圧VINとトランスTの一・二次巻線比とにより定
まる電圧となるため、高圧出力負荷電流I2の影響
を受けない。従つて、高圧出力負荷電流I2の変化
に対する電圧V1,V2,V3の変化は第3図bのよ
うになる。
述したスイツチングトランジスタTrのオン時に
トランスTに蓄積されるエネルギーが変化するた
め、スイツチングトランジスタTrのオフ時にコ
ンデンサC2に発生する電圧V2が第2図aに破線
で示すように電圧V2′に変化する。しかし、オン
時にコンデンサC1に発生する電圧V1は、入力電
圧VINとトランスTの一・二次巻線比とにより定
まる電圧となるため、高圧出力負荷電流I2の影響
を受けない。従つて、高圧出力負荷電流I2の変化
に対する電圧V1,V2,V3の変化は第3図bのよ
うになる。
つまり、高圧出力電圧VH=V3も変化すること
になるので、この高圧出力電圧VHを定電流又は
定電圧にするためにスイツチングトランジスタ
Trに加えるベース電流IBを制御する場合を考え
てみる。このベース電流IBの変化は、前述したよ
うにオン時、オフ時の電圧V1,V2の波形及び高
さの変化として現われ、第2図bに示すようにオ
フ時の発生電圧V2が変化する。しかし、この場
合も前述した場合と同様に、オン時の電圧V1に
ついてはその時間は変化するものの波高値は変化
しない。従つて、ベース電流IBの変化に対する電
圧V1,V2,V3の変化は第3図cのようになる。
そして、バイアス電圧VBIASの負荷は数μAと軽負
荷であるのでバイアス出力自体の負荷の変化は影
響しない。
になるので、この高圧出力電圧VHを定電流又は
定電圧にするためにスイツチングトランジスタ
Trに加えるベース電流IBを制御する場合を考え
てみる。このベース電流IBの変化は、前述したよ
うにオン時、オフ時の電圧V1,V2の波形及び高
さの変化として現われ、第2図bに示すようにオ
フ時の発生電圧V2が変化する。しかし、この場
合も前述した場合と同様に、オン時の電圧V1に
ついてはその時間は変化するものの波高値は変化
しない。従つて、ベース電流IBの変化に対する電
圧V1,V2,V3の変化は第3図cのようになる。
そして、バイアス電圧VBIASの負荷は数μAと軽負
荷であるのでバイアス出力自体の負荷の変化は影
響しない。
これらの点を総合してみると、高圧出力電圧
VH=V3は種々の条件により変化するが、コンデ
ンサC1の端子電圧V1は入力電圧VINの影響を受け
るのみであり、その他の影響を受けずに定電圧特
性を有することになる。そして、入力電圧VINに
ついても、複写機用高圧トランスにおいては、一
般に入力電源として定電圧電源(スイツチングレ
ギユレータ)が用いられて入力電圧VINも安定し
ているので、結局、コンデンサC1の端子電圧V1
に対し入力電圧VINが影響を及ぼさないことにな
る。このように安定したコンデンサC1の端子電
圧V1を分圧してバイアス電圧VBIASを取り出すた
め、このバイアス電圧VBIASは定電圧特性を有す
ることになる。又、上述した説明からもわかるよ
うに他方の高圧出力電圧VHに定電流又は定電圧
特性を持たせても、バイアス電圧VBIASの定電圧
特性が損われることがなく、両電圧の定電圧化が
可能となる。
VH=V3は種々の条件により変化するが、コンデ
ンサC1の端子電圧V1は入力電圧VINの影響を受け
るのみであり、その他の影響を受けずに定電圧特
性を有することになる。そして、入力電圧VINに
ついても、複写機用高圧トランスにおいては、一
般に入力電源として定電圧電源(スイツチングレ
ギユレータ)が用いられて入力電圧VINも安定し
ているので、結局、コンデンサC1の端子電圧V1
に対し入力電圧VINが影響を及ぼさないことにな
る。このように安定したコンデンサC1の端子電
圧V1を分圧してバイアス電圧VBIASを取り出すた
め、このバイアス電圧VBIASは定電圧特性を有す
ることになる。又、上述した説明からもわかるよ
うに他方の高圧出力電圧VHに定電流又は定電圧
特性を持たせても、バイアス電圧VBIASの定電圧
特性が損われることがなく、両電圧の定電圧化が
可能となる。
考案の効果
この考案は、上述したように全波形倍電圧整流
回路においてスイツチングトランジスタのオン時
に平滑作用を行なうコンデンサの両端電圧に基づ
きバイアス電圧を取り出すようにし、種々の条件
に対して殆ど影響を受けない特徴を持つコンデン
サの両端電圧を利用しているので、簡単で安価な
回路構成にしてバイアス電圧の定電圧化を図るこ
とができるものである。
回路においてスイツチングトランジスタのオン時
に平滑作用を行なうコンデンサの両端電圧に基づ
きバイアス電圧を取り出すようにし、種々の条件
に対して殆ど影響を受けない特徴を持つコンデン
サの両端電圧を利用しているので、簡単で安価な
回路構成にしてバイアス電圧の定電圧化を図るこ
とができるものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図a,bは電圧波形図、第3図a〜cは各種電
圧特性図、第4図は従来例を示す回路図、第5図
は異なる従来例を示す回路図である。 2……インバータ回路、3……全波形倍電圧整
流回路、Tr……スイツチングトランジスタ、T
……高圧トランス、N2……二次巻線、D1,D2…
…ダイオード、C1,C2…コンデンサ、VH……高
圧出力電圧、VBIAS……バイアス電圧。
2図a,bは電圧波形図、第3図a〜cは各種電
圧特性図、第4図は従来例を示す回路図、第5図
は異なる従来例を示す回路図である。 2……インバータ回路、3……全波形倍電圧整
流回路、Tr……スイツチングトランジスタ、T
……高圧トランス、N2……二次巻線、D1,D2…
…ダイオード、C1,C2…コンデンサ、VH……高
圧出力電圧、VBIAS……バイアス電圧。
Claims (1)
- スイツチングトランジスタ及び高圧トランスを
含むインバータ回路を設け、前記高圧トランスの
二次巻線に2個のダイオードと2個のコンデンサ
とによる全波形倍電圧整流回路を接続し、前記二
次巻線の極性に基づく前記二次巻線の高圧側に接
続されたダイオード側から高圧出力電圧を取り出
すとともにその低圧側に接続され前記スイツチン
グトランジスタのオン時に平滑作用をなすコンデ
ンサの両端電圧に基づきバイアス電圧を取り出す
ことを特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182028U JPH0333182Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182028U JPH0333182Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198395U JPS6198395U (ja) | 1986-06-24 |
JPH0333182Y2 true JPH0333182Y2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=30739564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984182028U Expired JPH0333182Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333182Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329922Y2 (ja) * | 1973-08-27 | 1978-07-26 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP1984182028U patent/JPH0333182Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6198395U (ja) | 1986-06-24 |
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