JPS6142061B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142061B2 JPS6142061B2 JP55042230A JP4223080A JPS6142061B2 JP S6142061 B2 JPS6142061 B2 JP S6142061B2 JP 55042230 A JP55042230 A JP 55042230A JP 4223080 A JP4223080 A JP 4223080A JP S6142061 B2 JPS6142061 B2 JP S6142061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rigid
- beams
- box
- building unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は梁と柱とがラーメン構造に接合されて
なる箱形の骨組を有する建物ユニツトに関する。
なる箱形の骨組を有する建物ユニツトに関する。
建物ユニツトは、住空間が運搬可能な大きさの
箱形のものとして工場で組立てられてなるもので
あり、その複数個が建築現場に搬入され、上下、
左右に接合されて建物とされる。この建物ユニツ
トは、上階となるものと下階となるものとでは、
必要とされる強度は異なる。特に3階あるいはそ
れ以上に層数が増すと、必要とされる強度の差も
大となる。ラーメン構造の箱形の骨組を有する建
築ユニツトについて、このように強度の異なる建
物ユニツトを組立てようとした場合、梁や柱とさ
れる部材の種類を変えるか、あるいは、ラーメン
構造の箱形に組立てた骨組に何らかの補強をする
という事になる。前者では、部材の種類が増え、
又接合のための操作条件、装置を変更することに
もなり、生産管理上好ましくない。後者について
は、例えば特公昭53−11782号公報のように単板
状の補強パネルあるいは両側の軽量形鋼に鉄線筋
かいを設けてなる補強パネルを取付けたもの、特
開昭53−26415号公報のようにトラス構造の補強
材を取付けたものが提案されている。しかしなが
ら、これらは、剛性の極めて高いものであるた
め、ラーメン構造の箱形の骨組に取付けると、全
体として強度のバランスが崩れ、取付けた部分に
荷重が集中する事になりラーメン構造の箱形の骨
組の強度が生かされず、補強部分をアンカーボル
トで基礎に固定したり、取付けた部分を更に補強
する事が必要になる。この為、骨組のこの取付け
部分の補強を行う為の作業がさらに増え、場合に
よつては、梁の太さが応力集中に耐える太さに変
更される為、骨組の接合条件や接合装置の変更が
必要となる等、建物ユニツトの強度を上げる為に
生産効率を大巾に犠性にしなければならないとい
う欠点があつた。
箱形のものとして工場で組立てられてなるもので
あり、その複数個が建築現場に搬入され、上下、
左右に接合されて建物とされる。この建物ユニツ
トは、上階となるものと下階となるものとでは、
必要とされる強度は異なる。特に3階あるいはそ
れ以上に層数が増すと、必要とされる強度の差も
大となる。ラーメン構造の箱形の骨組を有する建
築ユニツトについて、このように強度の異なる建
物ユニツトを組立てようとした場合、梁や柱とさ
れる部材の種類を変えるか、あるいは、ラーメン
構造の箱形に組立てた骨組に何らかの補強をする
という事になる。前者では、部材の種類が増え、
又接合のための操作条件、装置を変更することに
もなり、生産管理上好ましくない。後者について
は、例えば特公昭53−11782号公報のように単板
状の補強パネルあるいは両側の軽量形鋼に鉄線筋
かいを設けてなる補強パネルを取付けたもの、特
開昭53−26415号公報のようにトラス構造の補強
材を取付けたものが提案されている。しかしなが
ら、これらは、剛性の極めて高いものであるた
め、ラーメン構造の箱形の骨組に取付けると、全
体として強度のバランスが崩れ、取付けた部分に
荷重が集中する事になりラーメン構造の箱形の骨
組の強度が生かされず、補強部分をアンカーボル
トで基礎に固定したり、取付けた部分を更に補強
する事が必要になる。この為、骨組のこの取付け
部分の補強を行う為の作業がさらに増え、場合に
よつては、梁の太さが応力集中に耐える太さに変
更される為、骨組の接合条件や接合装置の変更が
必要となる等、建物ユニツトの強度を上げる為に
生産効率を大巾に犠性にしなければならないとい
う欠点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解消する為
になされたもので、建物ユニツトの、ラーメン構
造を有する箱形骨組の側面に、ラーメン構造の平
面状の補強枠体を取付けることにより、強度を骨
組の補強によつて必要とされる強度まで高め、骨
組の強度バランスを殆んどそのまゝ保持させて、
従来に比し、高い生産効率の下での生産を容易に
可能にした建物ユニツトを提供することを目的と
する。
になされたもので、建物ユニツトの、ラーメン構
造を有する箱形骨組の側面に、ラーメン構造の平
面状の補強枠体を取付けることにより、強度を骨
組の補強によつて必要とされる強度まで高め、骨
組の強度バランスを殆んどそのまゝ保持させて、
従来に比し、高い生産効率の下での生産を容易に
可能にした建物ユニツトを提供することを目的と
する。
以下、この発明の1実施例を図について説明す
る。
る。
第1図〜第3図において、1はラーメン構造の
箱形の骨組であつて、型鋼より成る四隅の柱2
と、これらの上端部相互間及び下端部相互間に
夫々差し渡される梁3及び4により組立られてい
る。3a及び4aは小梁である。5は補強枠体で
あつて、縦材6aとこれに対向する縦材6bを複
数本の横材7でラーメン構造に接合して構成され
ており、骨組1の相対向する上下の梁3,4間に
建物ユニツトの窓等開口部となる部分をさけてボ
ルト、ナツト等で取付けられている。
箱形の骨組であつて、型鋼より成る四隅の柱2
と、これらの上端部相互間及び下端部相互間に
夫々差し渡される梁3及び4により組立られてい
る。3a及び4aは小梁である。5は補強枠体で
あつて、縦材6aとこれに対向する縦材6bを複
数本の横材7でラーメン構造に接合して構成され
ており、骨組1の相対向する上下の梁3,4間に
建物ユニツトの窓等開口部となる部分をさけてボ
ルト、ナツト等で取付けられている。
建物ユニツトは、基本単位長例えば90cmとか1
mを定め、その基本単位長によつて平面計画
(壁、間仕切り、窓等の開口部の巾、取付位置
等)が立てられるのが通常であるから、補強枠体
5の横巾やその取付位置についても、この基本単
位長によつて、定める事にするのがよく、第1図
に示すように、骨組1の1つの相対向する側面の
両方に、又第2図に示す如く、骨組1の相対向す
る側面の夫々の一方に、又第3図に示す如く、2
つの分割して取付位置を分散して取付ける等、平
面計画の都合によつて取付位置が選択される。8
a,8bは筋違であつて、必要に応じて骨組1の
天井面に取付けられる。これによつて、補強枠体
5を有する側面と、有しない側面との間の強度の
不均衡が解消され、骨組の捩れが防止されるよう
になされている。
mを定め、その基本単位長によつて平面計画
(壁、間仕切り、窓等の開口部の巾、取付位置
等)が立てられるのが通常であるから、補強枠体
5の横巾やその取付位置についても、この基本単
位長によつて、定める事にするのがよく、第1図
に示すように、骨組1の1つの相対向する側面の
両方に、又第2図に示す如く、骨組1の相対向す
る側面の夫々の一方に、又第3図に示す如く、2
つの分割して取付位置を分散して取付ける等、平
面計画の都合によつて取付位置が選択される。8
a,8bは筋違であつて、必要に応じて骨組1の
天井面に取付けられる。これによつて、補強枠体
5を有する側面と、有しない側面との間の強度の
不均衡が解消され、骨組の捩れが防止されるよう
になされている。
この補強枠体5はラーメン構造であつて、これ
を取付けた第1図〜第3図の骨組1全体は、前記
した従来の補強パネルやトラス構造の補強材の場
合のように、補強側の剛性が本体側のそれより必
要以上に大きくなく、骨組1の補強枠体5と接合
部に補強を要するような大きな応力集中が生じな
いものとなる。
を取付けた第1図〜第3図の骨組1全体は、前記
した従来の補強パネルやトラス構造の補強材の場
合のように、補強側の剛性が本体側のそれより必
要以上に大きくなく、骨組1の補強枠体5と接合
部に補強を要するような大きな応力集中が生じな
いものとなる。
第4図は本発明の建物ユニツトAの複数個が接
合されてなる建物1階の平面図を示す。建物が特
に水平力によつて捩れを生じないようにするた
め、補強枠体がバランスよく配置される事が好ま
しく、そのためには、図の上下と左右に関し、補
強枠体の量が等しくなるように配置させる事が好
ましい。
合されてなる建物1階の平面図を示す。建物が特
に水平力によつて捩れを生じないようにするた
め、補強枠体がバランスよく配置される事が好ま
しく、そのためには、図の上下と左右に関し、補
強枠体の量が等しくなるように配置させる事が好
ましい。
以上の如く、この発明によれば、梁と柱とがラ
ーメン構造に接合されてなる箱形の骨組を持つ建
物ユニツトの強度レベルを高めるに当つて、骨組
の上下に相対向する梁間に、ラーメン構造の補強
枠体を取付けるようにしたから、骨組の一部に応
力集中を生じさせる恐れなく、骨組のもつ強度バ
ランスを殆んどそのまゝ保持させて、補強による
建物ユニツトの強化を行うことができる。従つ
て、前記した従来の補強パネルやトラス構造の補
強材による補強の場合と異つて、骨組の、補強枠
体との接合部をさらに補強したり、梁の太さを応
力集中に耐える太さに変更したりする必要がない
から、従来の場合に比して、高い生産効率の下、
容易に必要とされる強度の異なる建物ユニツトを
得ることができる。
ーメン構造に接合されてなる箱形の骨組を持つ建
物ユニツトの強度レベルを高めるに当つて、骨組
の上下に相対向する梁間に、ラーメン構造の補強
枠体を取付けるようにしたから、骨組の一部に応
力集中を生じさせる恐れなく、骨組のもつ強度バ
ランスを殆んどそのまゝ保持させて、補強による
建物ユニツトの強化を行うことができる。従つ
て、前記した従来の補強パネルやトラス構造の補
強材による補強の場合と異つて、骨組の、補強枠
体との接合部をさらに補強したり、梁の太さを応
力集中に耐える太さに変更したりする必要がない
から、従来の場合に比して、高い生産効率の下、
容易に必要とされる強度の異なる建物ユニツトを
得ることができる。
又、補強枠体の取付けが、骨組の相対向する側
面の一方側面だけとなる場合には、骨組の天井面
に筋違を入れて建物ユニツトの捩れ変形を防止す
るようにしたから、建物平面計画の自由度を大巾
に制限することなく、必要とされる強度の建物ユ
ニツトを得ることができる。
面の一方側面だけとなる場合には、骨組の天井面
に筋違を入れて建物ユニツトの捩れ変形を防止す
るようにしたから、建物平面計画の自由度を大巾
に制限することなく、必要とされる強度の建物ユ
ニツトを得ることができる。
第1図、第2図及び第3図は夫々この発明によ
る建物ユニツトの骨組の実施例を示す斜視図、第
4図はこの発明による建物ユニツトを用いた建物
の1階の例を示す平面図である。 1…骨組、2…柱、3,4…梁、5…補強枠
体、6a,6b…縦材、7…横材、8a,8b…
筋違。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
る建物ユニツトの骨組の実施例を示す斜視図、第
4図はこの発明による建物ユニツトを用いた建物
の1階の例を示す平面図である。 1…骨組、2…柱、3,4…梁、5…補強枠
体、6a,6b…縦材、7…横材、8a,8b…
筋違。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 梁と柱とがラーメン構造に接合されてなる箱
形の骨組の上下に相対向する梁間に、相対向する
縦材が横材でラーメン構造に接合されてなる補強
枠体が取付けられている事を特徴とする建物ユニ
ツト。 2 梁と柱とがラーメン構造に接合されてなる箱
形の骨組の相対向する側面のうちの一方の側面の
上下の梁間に、相対向する縦材が横材でラーメン
構造に接合されてなる補強枠体が取付けられ、前
記箱形の骨組の天井面に筋違が取付けられている
事を特徴とする建物ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223080A JPS56139330A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Building unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223080A JPS56139330A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Building unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139330A JPS56139330A (en) | 1981-10-30 |
JPS6142061B2 true JPS6142061B2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=12630225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4223080A Granted JPS56139330A (en) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Building unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56139330A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288817A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の補強構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146117A (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-22 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4223080A patent/JPS56139330A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146117A (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139330A (en) | 1981-10-30 |
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