JPS6141274A

JPS6141274A - デイジタル階調変換装置

Info

Publication number: JPS6141274A
Application number: JP16311684A
Authority: JP
Inventors: Takumi Hasebe; 巧長谷部; Norio Aoki; 青木　則夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-08-02
Filing date: 1984-08-02
Publication date: 1986-02-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ＣＯＤなどの固体走査素子や受像管に必要な
階調補正装置、あるいはディジタル画像の階調変換処理
に関するものである。

従来例の構成とその問題点ディジタル化された階調のある映像信号の画像処理の１
つとして、階調変換がある。従来例のディジタル階調変
換装置のブロック図を第１図に示す。図において、１０
１は映像信号であシ、１０２はＡ／Ｄ変換であシ、１ｏ
３は階調牢換テーブルメモリであり、１０４はＤ／Ａ変
換であり、１ｏ５は階調変換された映像信号である。映
像信号１０１はＡ／Ｄ変換１０２によシディジタル化さ
れ、そのディジタル化された値が階調変換テーブルメモ
リ１０３のアドレスとして与えられ、メモリ１０３よシ
階調変換されたデータが出力され、Ｄ／Ａ変換１０４に
より再びアナログの映像信号として出力される。階調変
換テーブルメモリ１０３の変換データの１例を第２図に
示す。第２図において、階調レベルの最大値をｍ、最小
値を０としている。

即ち、階調変換テーブルメモリのアドレスデータが第２
図中の入力階調レベルであり、出力データが図中の出力
階調レベルである。すなわちこの第２図に示す階調変換
データを階調変換テーブルメモリに格納すれば、階調レ
ベルの低い方の領域が拡大され、その階調性が向上する
のである。第１図の従来例の構成では、例えば階調変換
テーブルメモリの内容を書換えれるとしても、１画面で
１種類の階調変換テーブルしか対応する事が出来ず、例
えば１画面の中のある１部分の階調レベルの低い領域の
濃淡の差を詳しく見たいという場合は、その見たい領域
にあわせて階調変換テーブルメモ！Ｊ１０３の内容を書
換える必要がある。しかし、階調変換テーブルメモリの
内容を書き換えると、１画面全域が階調変換され、即ち
基準となる階調表示部分も階調変換され、見たい部分の
相対的な変化をとらえる事が出来なくなる。また、見た
い部分か他にもめった場合、画面全域が階調変換される
ため、その明確な位置がわからなくなる可能性があるな
どの問題点がある。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、同一画
面上で異なる領域でそれぞれ異なる階調変換を実現し、
さらにその領域を画面の任意の領域について実現する階
調変換装置を提供するものである。

発明の構成本発明は、データ階調変換装置において、複数の階調変
換テーブルメモリを有し、少なくとも１つの表示画素を
含む領域を１表示ブロックとし、その表示ブロックに対
応して、前記複数の階調変換テーブルメモリから１つを
選択する手段を有し、その選択する手段が前記表示ブロ
ック毎の階調変換手段選択情報を格納する書換え可能な
メモリとその選択情報に基づいて前記複数の階調変換テ
ーブルメモリから１つの階調変換テーブルメモリを選択
する手段を有し、その階調変換手段選択情報を格納する
書換え可能なメモリに任意の階調変換テーブルメモリの
選択情報を格納することで、画面の任意の領域に対して
任意の階調変換を施す事が出来る。

実施例の説明本発明の一実施例のブロック図を第３図、表示画面の領
域分割例を第４図、階調変換データの例を第６図に示す
。第３図において、２ｏ１は映像信号、２ｏ２は垂直同
期信号、２ｏ３は水平同期信号、２０４は映像信号のサ
ンプリングクロック、２０５はム／Ｄ変換、２０６＆、
２０６ｂは階調変換テーブルメモリ■、■、２０７はＤ
／Ａ変換。

２０８は表示位置アドレス発生、２ｏ９はテーブル選択
情報メモ１ハ２１０はデコーダ、２１１は階調変換され
た映像信号であり、第４図において、画面の水平方向に
ｘをとり、垂直方向にＹをとっておシ、Ｏ≦Ｘ≦Ｘ１，
０≦Ｙ≦Ｙ１でろバ表示画面ムでは、水平方向でＸ≧ｘ
Ｏの領域は領域■とし、０≦Ｘ≦ｘＯの領域は領域■と
し、表示画面Ｂでは領域■が領域■を囲むようにしてい
る。

第５図において、ムは階調レベルの高い方の領域の階鴫
を拡大する階調変換データであり、Ｂは階調変換のない
データである。本発明の一実施例において、映像信号２
０１はム／Ｄ変換２０５によりディジタル化され、それ
と同時に表示位置アドレス発生２０８に垂直同期信号２
０２、水平同期信号２０３、サンプリングクロック２０
４を入力し、これらの信号により、表示画面上の表示位
置を得て、その表示位置に対応する階調変換テーブル選
択情報を格納している選択情報メモリ２０９の、アドレ
スを発生し、このアドレスをテーブル選択情報メモリ２
０９のアドレスとして与え−得られた選択情報をデコー
ダ２１０に入力し、そこで実際にその表示位置で選択さ
れた階調変換テーブルメモリが動作可能になる。そして
、ディジタル化された映像信号は、その選択された階調
変換テーブルメモリに入力され、その出力即ち階調変換
されたデータはＤ／ム変換２０７により、階調変換され
た映像信号２１１となり出力される。この実施例におい
ては、階調変換テーブルメモリを２つ持っているとして
１画面で２種類の階調変換を行なう場合について鉗明す
る。、第４図の表示画面ムにおいて、領域■は階調変換
テーブル■を用い、領域■は階調変換テーブル■を用い
る事にする。

第３図の表示位置アドレス発生２０Ｂでは、入力される
水平、垂直同期信号と、映像信号のサンプリングクロッ
クによシ、表示画面上でのＸ及びＹの位置を得て、アド
レスＡ　（Ａ＝ＡＤ　（Ｘ　、　Ｙ　）　。

ムＤ（Ｘ、Ｙ）はテーブル選択情報メモリに与えるアド
レスをＸ、Ｙを引数にして求めるだめの関数）を発生す
る。テーブル選択情報メモリ２０９では、７ドレスＡＩ
＝（ＡＤ　（ｘ　、ｙ　）、Ｏ≦Ｘ（Ｘｏ、ｏ≦Ｙ≦Ｙ
１）では、データ２１ｏで階調変換テーブルメモリ■２
０６ａを選択するようなデータを格納し、アドレスム２
＝（ムＤ（Ｘ。

Ｙ　）、Ｘｏ≦Ｘ　（Ｘ　１　、　ｏ≦Ｙ≦Ｙ１）では
、階調変換テーブルメモリ■２０６ｂを選択するような
データを格納することにより、領域■では階調変換デー
プルメモリ■２０６１Ｌの階調変換が成され、領域■で
は階調変換テーブルメモリ■２０６　ｂの階調変換がな
される。例えば階調変換テーブルメモリ■２０６１Ｌに
第６図ムに示す階調変換データを格納し、階調変換テー
ブルメモリ■２０６ｂに第５図Ｂに示す階調データを格
納すれば、領域■では映像信号が階調変換されずに出力
され、領域■では入力された映像信号の階調レベルの高
い方の領域が拡大され、その領域の階調性を良くして表
示することができる。これはたとえば領域■にはグレイ
スケールのような表示の階調の基準となるような表示画
面を表示して、領域■にそれと比較して見ようとする画
像を表示すれば、−目で基準階調との違いをみる事が出
来る。また、第４図表示画面Ｂにおいて、領域■に表示
画像の全体像を表示し、領域■にその１部分を表示し、
その階調変換を異ならせれば、全体像を見ながら、その
１部分の階調の変化をみることができる。また、例えば
、ディジタル化された画像データの階調レベル数が表示
面の表示階調レベルを越えている場合では１本発明にお
いて、階調変換テーブル階調レベルの低い方、あるいは
高い方に偏らせることでディジタル化された画像データ
の階調レベルを階調性を損なうことなく、再現でき、ま
た同一画面上でその２つの階調変換も実現できる。この
本実施例では階調変換テーブルメモリが２つ有る場合に
ついて説明したが、その数を増やすことも容易に実現で
きる事は明らかであり、さらに細かい領域での階調変換
を実現できる。

発明の効果本発明によって次のような効果がもたらされる。

（１）同一画面上で異なる領域で異なる階調変換を実現
でき、階調変換による表示画面の変化を比較しながら見
ることができる。

（２）同一画面上の任意の領域で任意の階調変換を実現
でき、その領域の移動も容易に実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例のブロック図、第２図は階調変換の例を
示す特性図、第３図は本発明の一実施例のブロック図、
第４図ム、Ｂは同表示画面領域分割例を示す図、第６図
Ａ、Ｂは階調変換の例を示す特性図である。２０１・・・・・・映像信号、２０２・・・・・・垂直
同期信号、２０３・・・・・・水平同期信号、２ｏ４・
・・・・・映像信号の１　。サンプリングクロック、２０５・・・・・ム／Ｄ変換。２０６ａ、２０６ｂ・・・・・・階調変換テーブルメモ
リ、２０７・・・・・・Ｄ／Ａ変換、２０８・・・　表
示位置アドレス発生、２ｏ９・・・・・・テーブル選択
情報メモリ、２１０・・・・・・デコーダ、２１１・・
・・・・階調変換された映像信号。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名区第４図 χ 朽５図入力ｙｌ１１棚レベ゛Ｊし入ａｐ璽網しヘ゛）し

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ディジタル化された階調のある映像信号の階調変
換において、複数の階調変換手段を有し、少なくとも１
つの表示画素を含む領域を１表示ブロックとし、その１
表示ブロックに対応して、それぞれ前記複数の階調変換
手段から１つを選択する階調変換選択手段を有する事を
特徴とするディジタル階調変換装置。
（２）階調変換手段が書換え可能な階調変換テーブルメ
モリを有する事を特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のディジタル階調変換装置。
（３）階調変換手段が表示ブロック毎の階調変換手段選
択情報を格納する書換え可能なメモリと前記階調変換手
段選択情報にもとずいて、前記階調変換手段を選択する
手段を有する事を特徴とする特許請求の範囲第１項、ま
たは第２項記載のディジタル階調変換装置。