JPS62229480A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的１ （産業上の利用分野） 本発明は処理対象画像の特徴部分の強調等を行な・う画
像処理装置に関する。

（従来の技術） 画像処理装置において一枚の画像が得られるまでに、囮
影から表示までを行なう機構は種々あるが、その機構が
必ずしも完全であるとはさえず、原画像を修復したり特
徴部分を強調するなどの処理が必要とされている。特徴
部分を強調するための処理として造影剤注入後の画像か
ら造影剤注入前の画像を差し引くことにより造影部分の
強調された画像であるサブトラクト像を求めるなどの処
理が行なわれている。また、画像のノイズの低減のため
に二枚の画像の平均をとるライブ像を求めるなどの処理
も行なわれている。さらには、処理対象画像内に関心領
域（Ｒｅｇｉｏｎ　ｏｒ　　（ｎｔｅｒｅｓｔ、以下Ｒ
ＯＩと称する。）を設定し、ＲＯＩ内とＲｏＩ外におい
て別々の処理を施すようなことも行なわれている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のような画像処理をＲＯｒ内の画像とＲＯＩ外の画
像とで別々に実行しようとする場合、従来はソフトウェ
アによる制御により処理が行なわれている。しかしなが
ら、ソフトウェアによる画像処理では、−画像を得るの
に多大な時間を要し、実用に供する速度は得られなかっ
た。このためＲＯＩ内とＲ○■外とで別々に画像処理を
する際、これらが高速に実行されることが要請されてい
る。

本発明は上記事情に基づいて成されたもので、処理対象
画像のＲＯＩ内とＲＯＩ外との別々の画像処理を高速に
実行する画像処理装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 従来の画像処理装置において、画像処理に多大な時間を
要した根本的な原因はソフトウェアによる実行手段しか
なかったことに帰因する。そこで本発明はハードウェア
による画像処理実行手段を提供する。すなわち、２次元
画像を格納する処理対象画像用の複数の画像メモリと、
前記処理対象画像用の複数のｉ！ｉ像メモリと同一のナ
イスを有するプレーンメモリと、前記処理対象画像用の
複数の画像メモリ及び前記ブレーンメモリに対して同一
のアドレスを供給するアドレスコントローラと、前記処
理対象画像用の複数の画像メモリからの出力データを基
に画像処理のための演咋を行なう前記演算装置により処
理された出力画像データを格納する処理画像用の画像メ
モリとを有することを特徴とする画像処理装置を提供す
る。

（作　用） 上記のように構成された画像処理装置においては、処理
対象画像用の複数の画像メモリを基にＲＯ■内用とＲＯ
Ｉ外用の二つの画像処理が行なわれる。そしてブレーン
メモリのＲＯＩ情報を昼に前記ＲＯＩ内用とＲＯＩ外用
の画像処理結果の出力が選択され、処理画像化格納用の
画像メモリの所望の位置にＲＯＩ内及びＲＯＩ外の画像
処理結果が送られる。

（実施例） 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例たる画像処理装置の７０１９
図である。１はブレーンメモリであり、ＲＯ［情報が入
力されている。２はホストコントローラであり、ブレー
ンメモリ１に所定の情報を占き込むものである。３ａ、
３ｂは処理対象！ｉ画像の画像メモリであり、処理対象
となる画像が格納されている。３Ｃは後述する算術論理
演算装置（以下、ＡＬＬＪと称する。）５により演算さ
れ処理された画像を格納する処理画像格納用画像メモリ
である。これらの画像メモリ３ａ　、　３ｂ　、　３ｃ
はプレーンメモ゛りと同一のビクセルサイズで構成され
る。４はアドレス発生器であり、ブレーンメモリ１と画
像メモリ３ａ　、３ｂ　、３ｃに同時に２次元アドレス
を送るものである。ＡＬＬＪ５は、ブレーンメモリ１と
画像メモリ３ａ　、３ｂとからの情報を基に、所定の演
算を行ない画像メモリ３Ｃに出力するものである。この
ように構成された画像処理装置の動作を説明する。

アドレス発生器４から出力される２次元アドレス情報は
ブレーンメモリ１と画像メモリ３ａ、３ｂ及び３Ｃ同時
に送られる。ブレーンメモリ１はポストコントローラ２
よりＯ′又は１′の情報が書き込まれる。第３図で示さ
れるように“０′は画像メモリのＲＯｒ外に対応するピ
クセルを、又゛１゛は画像メモリのＲＯＩ内に対応する
ビクセルが磨き込まれる。

また、画像メモリ３ａ、３ｂには処理対象となる画像が
格納されており、両画像メモリから読み出された画像デ
ータはＡＬＵ５に送られる。これと同時にブレーンメモ
リ１からも１ビツトのデータが読み出されてＡＬＵ５に
送られる。ここで、ＡＬＵ５に入力されるデータは画像
メモリ、プレーンメモリ共に同一のアドレスから読み出
されているので、任意の一時刻を考えた場合、ブレーン
メモリのデータが“１′であればその時の１ｉｌｊｉａ
メモリデータはＲＯＩ内のものであるということになる
。

さらに、画像メモリ３ａ　、３ｂ及びブレーンメモリ１
からＡＬＬＩ５にデータが送られる。第２図はこのＡｍ
Ｕ５をさらに詳しく示す図である。

ＡｍＵ５は二種類の画像演算回路とセレクタから構成さ
れる。画像演算回路の一方である５ａは、画像メモリ３
ａ　、３ｂからの二人力の差を出力する差分出力回路で
あり、他方の５ｂは二人力の平均を出力する平均出力回
路である。差分出力回路５ａでは画像メモリ３ａ　、３
ｂからのデータを基に二人力データの差により造影部分
の強調されたサブトラクト像が得られる。平均出力回路
５ｂでは、前記画像メモリ３ａ、３ｂからのデータを基
に二人力データの平均によりノイズの低減されたライブ
像が得られる。そして、ブレーンメモリ１からの出力は
前記の二つの画像演算回路からの出力を選択するセレク
タ５Ｃに送られる。プレーンメモリ１の任意のピクセル
に１′が書き込まれていたらサブトラクト像を得るため
の差分出力回路５ａの出力を選択し、０′が書き込まれ
ていたらライブ像を（ｑるための平均出力回路５ｂの出
力を選択ツる。このセレクタ５ｃにより選択された出力
データは、処理画像格納用の画像メモリ３Ｃに送られる
。従って画像メモリ３ｃ内には、処理対象となるｉｉｉ
像のＲＯＩ内の部分にはサブトラクト像が、ＲＯｒ外の
部分にはライブ像がそれぞれ得られることになる。

本実施例のように構成された画像処理装置においては、
処理対象画像のＲＯＩ内には診断の対象となる造影部分
の強調されたサブトラクト像が得られる。

また、ＲＯＩ外にはノイズの低減されたライプ陳が得ら
れる。

このような画像処理装置によって得られる画像は、従来
のように単に画面全体をサブトラクトした像とは異なり
、ＲＯＩ内の血管を明確に観察でき、かつＲＯｔ外にあ
る臓器との位［関係の把握が容易となり、診断能の向上
に極めて有用である。

このように本発明によれば、処理対象画像のＲＯＩ内と
ＲＯｒ外とで別々に画像処理を行なうような場合でも、
１フレ一ム時間内で高速にｌｉｉ像処理を行なうことが
可能となる 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。

例えば上記実施例におけるＡＬＬＩの内部において、画
像メモリから送られてくる二つの入力データに対して単
に差分や平均を演算する回路だけでなく一般の線形演痺
をする回路であったり、また二つの入力データの一方に
対して非線形１１度変換を行なう回路にすることも可能
である。さらには空間フィルタをかける回路を設けてＲ
ＯＩ内とＲｏｒ外の濃度変換のやり方を変えて表示した
り、ＲＯＩ内とＲＯＩ外にそれぞれ別のフィルタをかけ
て表示することも可能である。

また、ＡｍＵ内の演算回路が、画像メモリからの入力デ
ータの平均値や分散値などの統計量を演算する回路とし
、ＲＯＩ内等のような局所的な画像の平均値や分散値な
どの統計量を出力することも可能である。このような例
は画像からの計量診断に対して有効的である。

また、Ｒｏｔ情報を与えるプレーンメモリの内容は、本
実施例の如く、ホストコンピュータから送られてくるも
のである以外に、例えば原画像をあるスレッシホールド
レベルで切った２値化画像などから構成してもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば処理対象画像のＲｏ
ｔ内及びＲＯｒ外とのそれぞれ別々の画像処理を高速に
実行することが可能となり、処理対象画像の有用な情報
を迅速に（りることのできる画像処理ｖｉｔｒａを提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例＠置の構成を示すブロック図
、第２図は第１図の同装置におけるＡｍＵの構成を詳し
く示すブロック図、第３図は同装置におけるブレーンメ
モリに磨き込まれる０′又は１°の情報の分布を示す図
である。 １・・・・・・プレーンメモリ ３ａ　、３ｂ・・・処理対象画像用の画像メモリ４・・
・・・・アドレスコントローラ ５・・・・・・演算装置 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　　　　　　　大　　胡　　典　　夫＃１１凶 Ｃ 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２次元画像を蓄積する処理対象画像用の複数の画
   像メモリと、前記処理対象画像用の複数の画像メモリと
   同一サイズを有するプレーンメモリと、前記処理対象画
   像用の複数の画像メモリ及び前記プレーンメモリに対し
   て同一のアドレスを供給するアドレスコントローラと、
   前記処理対象画像用の複数の画像メモリからの出力デー
   タを基に画像処理のための演算を行なう演算装置と、前
   記演算装置により処理された出力画像データを蓄積する
   処理画像格納用の画像メモリとを有することを特徴とす
   る画像処理装置。
2. （２）前記演算装置は、前記処理対象画像用の複数の画
   像メモリからの出力データを基に演算する複数の演算回
   路と、前記複数の演算回路からの出力を前記プレーンメ
   モリの出力を基に選択するセレクタとからなることを特
   徴とする特許請求の範囲第一項記載の画像処理装置。