JPH0546744A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH0546744A JPH0546744A JP22828191A JP22828191A JPH0546744A JP H0546744 A JPH0546744 A JP H0546744A JP 22828191 A JP22828191 A JP 22828191A JP 22828191 A JP22828191 A JP 22828191A JP H0546744 A JPH0546744 A JP H0546744A
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- window
- signal
- processing
- image signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】計測対象物の形状を問わず、適正かつ容易に計
測領域を指定するためのウィンドウを容易かつ適正に自
動生成することを可能とする。 【構成】画像処理装置はテレビカメラ1と画像処理部2
とを含む。テレビカメラ1は計測対象物を撮像してウィ
ンドウ生成のための基準画像や計測処理のための入力画
像を生成する。基準画像の濃淡画像信号は画像処理部2
のフィルタ部4にてエッジ強調され、2値化回路8で2
値化処理された後、その2値画像信号はフレームメモリ
5に記憶される。この2値画像信号は読み出されてフィ
ルタ部4で膨張処理された後、膨張処理後の2値画像信
号はウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10に記憶
される。計測部9は入力画像に対しウィンドウを設定し
てウィンドウ内の画像につき所定の計測処理を施す。
測領域を指定するためのウィンドウを容易かつ適正に自
動生成することを可能とする。 【構成】画像処理装置はテレビカメラ1と画像処理部2
とを含む。テレビカメラ1は計測対象物を撮像してウィ
ンドウ生成のための基準画像や計測処理のための入力画
像を生成する。基準画像の濃淡画像信号は画像処理部2
のフィルタ部4にてエッジ強調され、2値化回路8で2
値化処理された後、その2値画像信号はフレームメモリ
5に記憶される。この2値画像信号は読み出されてフィ
ルタ部4で膨張処理された後、膨張処理後の2値画像信
号はウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10に記憶
される。計測部9は入力画像に対しウィンドウを設定し
てウィンドウ内の画像につき所定の計測処理を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計測対象物を撮像し
て得られた入力画像につき面積,重心などの特徴量を計
測して認識などの処理を実行する画像処理装置に関連
し、殊にこの発明は、入力画像に対する計測領域を指定
するためのウィンドウを自動生成する機能を備えた画像
処理装置に関する。
て得られた入力画像につき面積,重心などの特徴量を計
測して認識などの処理を実行する画像処理装置に関連
し、殊にこの発明は、入力画像に対する計測領域を指定
するためのウィンドウを自動生成する機能を備えた画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像処理装置では、計測対象物を
撮像して得られた入力画像(濃淡画像または2値画像)
に対し、計測領域を指定するためのウィンドウを設定
し、そのウィンドウ内の画像部分につき、面積,重心な
どの特徴量を計測して、その計測値から計測対象物の認
識などを行っている。
撮像して得られた入力画像(濃淡画像または2値画像)
に対し、計測領域を指定するためのウィンドウを設定
し、そのウィンドウ内の画像部分につき、面積,重心な
どの特徴量を計測して、その計測値から計測対象物の認
識などを行っている。
【0003】図9は、入力画像50に対し3個のウィン
ドウw1,w2,w3が設定された状態を示す。同図
中、51A,51B,51Cは入力画像50に含まれる
異なる計測対象物の画像部分であって、各画像部分51
A,51B,51Cにそれぞれの形状に応じたウィンド
ウw1,w2,w3が設定されている。
ドウw1,w2,w3が設定された状態を示す。同図
中、51A,51B,51Cは入力画像50に含まれる
異なる計測対象物の画像部分であって、各画像部分51
A,51B,51Cにそれぞれの形状に応じたウィンド
ウw1,w2,w3が設定されている。
【0004】この種のウィンドウw1,w2,w3を生
成するのに、従来は、オペレータがビデオモニタに表さ
れた入力画像を見ながら、点,直線,円,四角形などの
基本図形を組み合わせて手操作により所望の形状のもの
を生成している。
成するのに、従来は、オペレータがビデオモニタに表さ
れた入力画像を見ながら、点,直線,円,四角形などの
基本図形を組み合わせて手操作により所望の形状のもの
を生成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】計測対象物の各画像部
分が、図9に示すような単純な形態のものであればウィ
ンドウの設定操作は容易に行い得るが、図10に示すよ
うに、計測対象物の各画像部分52A,52Bが複雑な
形態であって、特に両画像部分52A,52Bが接近し
ているような場合、ウィンドウw4,w5の設定操作は
煩雑となり、適正にウィンドウを生成するのが困難であ
る。
分が、図9に示すような単純な形態のものであればウィ
ンドウの設定操作は容易に行い得るが、図10に示すよ
うに、計測対象物の各画像部分52A,52Bが複雑な
形態であって、特に両画像部分52A,52Bが接近し
ているような場合、ウィンドウw4,w5の設定操作は
煩雑となり、適正にウィンドウを生成するのが困難であ
る。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、計測対象物を撮像して得られた画像を用いてウ
ィンドウを自動生成することにより、計測対象物の形状
を問わず、適正かつ容易にウィンドウを生成し得る画像
処理装置を提供することを目的とする。
もので、計測対象物を撮像して得られた画像を用いてウ
ィンドウを自動生成することにより、計測対象物の形状
を問わず、適正かつ容易にウィンドウを生成し得る画像
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の画像処理装置では、計測対象物を撮像し
てウィンドウ生成のための基準画像または計測処理のた
めの入力画像を生成する撮像手段と、前記基準画像を2
値化処理して2値画像を生成する2値化手段と、前記2
値画像を膨張処理して計測領域を指定するためのウィン
ドウを生成する膨張処理手段と、前記膨張処理手段より
ウィンドウを構成するウィンドウ信号を入力して記憶す
る記憶手段と、前記入力画像についての画像信号と前記
記憶手段より読み出されたウィンドウ信号とを入力し
て、前記入力画像に対しウィンドウを設定してウィンド
ウ内の画像につき所定の計測処理を実行する計測手段と
を具備させている。
め、この発明の画像処理装置では、計測対象物を撮像し
てウィンドウ生成のための基準画像または計測処理のた
めの入力画像を生成する撮像手段と、前記基準画像を2
値化処理して2値画像を生成する2値化手段と、前記2
値画像を膨張処理して計測領域を指定するためのウィン
ドウを生成する膨張処理手段と、前記膨張処理手段より
ウィンドウを構成するウィンドウ信号を入力して記憶す
る記憶手段と、前記入力画像についての画像信号と前記
記憶手段より読み出されたウィンドウ信号とを入力し
て、前記入力画像に対しウィンドウを設定してウィンド
ウ内の画像につき所定の計測処理を実行する計測手段と
を具備させている。
【0008】
【作用】計測対象物を撮像して得られた2値画像を膨張
処理してウィンドウを自動生成するので、たとえ計測対
象物の形状が複雑でありかつ、複数の計測対象物の画像
部分が接近していても、適正かつ容易にウィンドウを生
成できる。
処理してウィンドウを自動生成するので、たとえ計測対
象物の形状が複雑でありかつ、複数の計測対象物の画像
部分が接近していても、適正かつ容易にウィンドウを生
成できる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる画像処
理装置の全体構成を示すもので、テレビカメラ1と画像
処理部2と図示しないビデオモニタとを備えている。前
記テレビカメラ1は、適当な照明下で計測対象物を例え
ば上方より撮像し、ウィンドウ生成のための基準画像や
計測処理のための入力画像を生成する。
理装置の全体構成を示すもので、テレビカメラ1と画像
処理部2と図示しないビデオモニタとを備えている。前
記テレビカメラ1は、適当な照明下で計測対象物を例え
ば上方より撮像し、ウィンドウ生成のための基準画像や
計測処理のための入力画像を生成する。
【0010】前記画像処理部2のA/D変換器3はテレ
ビカメラ1より前記基準画像や入力画像の8ビットの濃
淡画像信号を入力してアナログ信号をディジタル信号に
変換し、基準画像の濃淡画像信号についてはフィルタ部
4へ、入力画像の濃淡画像信号ついては第1または第2
のいずれかフレームメモリ5,6や表示制御部7へ出力
する。
ビカメラ1より前記基準画像や入力画像の8ビットの濃
淡画像信号を入力してアナログ信号をディジタル信号に
変換し、基準画像の濃淡画像信号についてはフィルタ部
4へ、入力画像の濃淡画像信号ついては第1または第2
のいずれかフレームメモリ5,6や表示制御部7へ出力
する。
【0011】前記フィルタ部4は、A/D変換器3から
は前記基準画像の濃淡画像信号を、また第1,第2のい
ずれかフレームメモリ5,6からは基準画像の2値画像
信号を、それぞれ入力し、濃淡画像信号についてはエッ
ジ強調を、また2値画像信号については膨張処理を、そ
れぞれ施す。第1,第2の各フレームメモリ5,6や後
記するウィンドウメモリ10は8ビット構成の画像信号
を画素単位で記憶する。従って2値画像信号について
は、各画素データが1ビットであるから、最大8種類の
2値画像信号を8ビットに構成して各メモリに記憶させ
る。
は前記基準画像の濃淡画像信号を、また第1,第2のい
ずれかフレームメモリ5,6からは基準画像の2値画像
信号を、それぞれ入力し、濃淡画像信号についてはエッ
ジ強調を、また2値画像信号については膨張処理を、そ
れぞれ施す。第1,第2の各フレームメモリ5,6や後
記するウィンドウメモリ10は8ビット構成の画像信号
を画素単位で記憶する。従って2値画像信号について
は、各画素データが1ビットであるから、最大8種類の
2値画像信号を8ビットに構成して各メモリに記憶させ
る。
【0012】図2は、前記フィルタ部4の構成を示すも
ので、線形フィルタ20と論理フィルタ21と選択回路
22とを備えている。前記線形フィルタ20は、前記濃
淡画像信号の所定の画素位置の各画素データx1〜x8
(図6に示す)を同時入力して、中心の着目画素Pにつ
き、つぎの式に基づくエッジ強調の処理を濃淡画像3
3の全体にわたり順次行うための部分である。
ので、線形フィルタ20と論理フィルタ21と選択回路
22とを備えている。前記線形フィルタ20は、前記濃
淡画像信号の所定の画素位置の各画素データx1〜x8
(図6に示す)を同時入力して、中心の着目画素Pにつ
き、つぎの式に基づくエッジ強調の処理を濃淡画像3
3の全体にわたり順次行うための部分である。
【0013】
【数1】
【0014】この線形フィルタ20は、式の各パラメ
ータa1〜a8が設定される8個のレジスタ23と、濃
淡画像信号の各画素データx1〜x8と各レジスタ23
に設定された対応する各パラメータa1〜a8とを入力
して乗算する8個の乗算器24と、各乗算器24の乗算
結果を加算する加算器25とで構成され、前記加算器2
5の加算結果が選択回路22のゲート26を経てオア回
路27へ出力される。
ータa1〜a8が設定される8個のレジスタ23と、濃
淡画像信号の各画素データx1〜x8と各レジスタ23
に設定された対応する各パラメータa1〜a8とを入力
して乗算する8個の乗算器24と、各乗算器24の乗算
結果を加算する加算器25とで構成され、前記加算器2
5の加算結果が選択回路22のゲート26を経てオア回
路27へ出力される。
【0015】前記論理フィルタ21は、2値画像信号の
所定の画素位置の各画素データA1〜A8(図7に示
す)を同時入力して、中心の着目画素Qにつき2値画像
43の全体にわたり順次膨張処理を行うための部分であ
る。この論理フィルタ21は、膨張処理のための変換デ
ータが書き込まれるテーブルメモリ28を備えており、
このテーブルメモリ28による処理結果が選択回路22
のゲート29を経てオア回路27へ出力される。
所定の画素位置の各画素データA1〜A8(図7に示
す)を同時入力して、中心の着目画素Qにつき2値画像
43の全体にわたり順次膨張処理を行うための部分であ
る。この論理フィルタ21は、膨張処理のための変換デ
ータが書き込まれるテーブルメモリ28を備えており、
このテーブルメモリ28による処理結果が選択回路22
のゲート29を経てオア回路27へ出力される。
【0016】各ゲート26,29はCPU11からの制
御信号により開閉動作するもので、エッジ強調時はゲー
ト26が「開」、ゲート29が「閉」となり、また膨張
処理時はゲート29が「開」、ゲート26が「閉」とな
り、オア回路27からいずれかゲートを通過した画像信
号が出力されることになる。
御信号により開閉動作するもので、エッジ強調時はゲー
ト26が「開」、ゲート29が「閉」となり、また膨張
処理時はゲート29が「開」、ゲート26が「閉」とな
り、オア回路27からいずれかゲートを通過した画像信
号が出力されることになる。
【0017】図1に戻って、前記フィルタ部4からの画
像信号は2値化回路8へ与えられ、エッジ強調後の濃淡
画像信号ついては異なる複数の2値化しきい値により2
値化され、最大8種類の2値画像信号が8ビットデータ
の形で第1または第2のいずれかフレームメモリ5,6
へ出力されて書き込まれる。一方、膨張処理後の2値画
像信号についてはそのまま2値化回路8を通過させ、膨
張処理を繰り返す場合は第1,第2のいずれかフレーム
メモリ5,6へ、膨張処理を完了する場合はウィンドウ
を構成するウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10
へ、それぞれ出力されて書き込まれる。
像信号は2値化回路8へ与えられ、エッジ強調後の濃淡
画像信号ついては異なる複数の2値化しきい値により2
値化され、最大8種類の2値画像信号が8ビットデータ
の形で第1または第2のいずれかフレームメモリ5,6
へ出力されて書き込まれる。一方、膨張処理後の2値画
像信号についてはそのまま2値化回路8を通過させ、膨
張処理を繰り返す場合は第1,第2のいずれかフレーム
メモリ5,6へ、膨張処理を完了する場合はウィンドウ
を構成するウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10
へ、それぞれ出力されて書き込まれる。
【0018】図3は、前記2値化回路8の構成例を示
す。この2値化回路8はテーブルメモリ30と2個のス
イッチ31,32とを備えており、前記テーブルメモリ
30には図4に示すように8個のルックアップテーブル
(以下「LUT」と略す)30A,30B,30C,・・
・・を記憶させることが可能である。各LUTには異なる
2値化しきい値TH1,TH2,TH3,・・・・で基準画
像33の濃淡画像信号を2値化するための2値データが
格納されており、各LUTより出力される最大8種類の
2値画像信号は8ビット構成の2値画像信号としてテー
ブルメモリ30より出力される。
す。この2値化回路8はテーブルメモリ30と2個のス
イッチ31,32とを備えており、前記テーブルメモリ
30には図4に示すように8個のルックアップテーブル
(以下「LUT」と略す)30A,30B,30C,・・
・・を記憶させることが可能である。各LUTには異なる
2値化しきい値TH1,TH2,TH3,・・・・で基準画
像33の濃淡画像信号を2値化するための2値データが
格納されており、各LUTより出力される最大8種類の
2値画像信号は8ビット構成の2値画像信号としてテー
ブルメモリ30より出力される。
【0019】各スイッチ31,32はCPU11からの
制御信号により開閉動作するもので、2値化処理時はス
イッチ31が「開」、スイッチ32が「閉」となり、ま
た膨張処理時はスイッチ32が「開」、スイッチ31が
「閉」となり、この2値化回路8からいずれかスイッチ
を通過した画像信号がフレームメモリ5,6またはウィ
ンドウメモリ10へ出力されることになる。
制御信号により開閉動作するもので、2値化処理時はス
イッチ31が「開」、スイッチ32が「閉」となり、ま
た膨張処理時はスイッチ32が「開」、スイッチ31が
「閉」となり、この2値化回路8からいずれかスイッチ
を通過した画像信号がフレームメモリ5,6またはウィ
ンドウメモリ10へ出力されることになる。
【0020】図1の計測部9は、図5に示すように8個
のアンド回路40および計測回路41を含んでいる。各
アンド回路40は入力画像42の計測対象物の各画像部
分に対して対応するウィンドウW1,W2,W3をそれ
ぞれ設定するためのもので、各アンド回路40にはいず
れかフレームメモリ5,6より入力画像42の濃淡画像
信号と、前記ウィンドウメモリ10より各画像部分42
A,42B,42Cに対応するウィンドウ信号が入力さ
れて論理積演算が行われる。各アンド回路40の出力は
対応する各計測回路41へ出力され、各ウィンドウW
1,W2,W3内の画像につき特徴量として面積や重心
などが個々に計測される。
のアンド回路40および計測回路41を含んでいる。各
アンド回路40は入力画像42の計測対象物の各画像部
分に対して対応するウィンドウW1,W2,W3をそれ
ぞれ設定するためのもので、各アンド回路40にはいず
れかフレームメモリ5,6より入力画像42の濃淡画像
信号と、前記ウィンドウメモリ10より各画像部分42
A,42B,42Cに対応するウィンドウ信号が入力さ
れて論理積演算が行われる。各アンド回路40の出力は
対応する各計測回路41へ出力され、各ウィンドウW
1,W2,W3内の画像につき特徴量として面積や重心
などが個々に計測される。
【0021】各計測回路41による計測値はCPU11
に取り込まれ、計測対象物の形状や良否などの判別が行
われる。前記CPU11は、制御・演算の主体であっ
て、図1に示す如く、プログラムが格納されるROM1
2と、各種データを記憶させるRAM13と、I/Oポ
ート14とでマイクロコンピュータを構成する。なおキ
ャラクタメモリ15やグラフィックメモリ16にはビデ
オモニタに文字などのキャラクタや線などの図形を表示
するための表示データが前記CPU11により書き込ま
れる。また表示制御部7は濃淡画像,2値画像,キャラ
クタ,図形などの各画像信号を入力してビデオモニタに
表示させる。
に取り込まれ、計測対象物の形状や良否などの判別が行
われる。前記CPU11は、制御・演算の主体であっ
て、図1に示す如く、プログラムが格納されるROM1
2と、各種データを記憶させるRAM13と、I/Oポ
ート14とでマイクロコンピュータを構成する。なおキ
ャラクタメモリ15やグラフィックメモリ16にはビデ
オモニタに文字などのキャラクタや線などの図形を表示
するための表示データが前記CPU11により書き込ま
れる。また表示制御部7は濃淡画像,2値画像,キャラ
クタ,図形などの各画像信号を入力してビデオモニタに
表示させる。
【0022】図8は、ウィンドウ生成のための前記CP
U11の制御手順を示す。まずCPU11は、ステップ
1(図中「ST1」で示す)において、フィルタ部4の
線形フィルタ20がエッジ強調の形となるよう各パラメ
ータa1〜a8を各レジスタ23にセットする。
U11の制御手順を示す。まずCPU11は、ステップ
1(図中「ST1」で示す)において、フィルタ部4の
線形フィルタ20がエッジ強調の形となるよう各パラメ
ータa1〜a8を各レジスタ23にセットする。
【0023】つぎにCPU11は、2値化回路8中のテ
ーブルメモリ30の各LUT30A,30B,30C,
… に異なる2値化しきい値に応じた2値データを書き
込んだ後、テレビカメラ1より基準画像の濃淡画像信号
を画像処理部2へ取り込む(ステップ2,3)。この濃
淡画像信号はA/D変換器3でA/D変換され、前記フ
ィルタ部4の線形フィルタ20でエッジ強調され、2値
化回路8で2値化処理された後、2値画像信号が例えば
第1のフレームメモリ5に記憶される(ステップ4)。
ーブルメモリ30の各LUT30A,30B,30C,
… に異なる2値化しきい値に応じた2値データを書き
込んだ後、テレビカメラ1より基準画像の濃淡画像信号
を画像処理部2へ取り込む(ステップ2,3)。この濃
淡画像信号はA/D変換器3でA/D変換され、前記フ
ィルタ部4の線形フィルタ20でエッジ強調され、2値
化回路8で2値化処理された後、2値画像信号が例えば
第1のフレームメモリ5に記憶される(ステップ4)。
【0024】つぎのステップ5ではCPU11は、フィ
ルタ部4の論理フィルタ21を膨張の形となるようテー
ブルメモリ28に変換データを書き込む。つぎにCPU
11は第1のフレームメモリ5より2値画像信号を読み
出し、論理フィルタ21により膨張処理を施し、膨張処
理後の2値画像信号を2値化回路8を通過させた後、こ
れをウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10に記憶
させるのである。なおこの実施例では、膨張処理を1回
だけ行っているが、2回、3回と複数回行うようにして
もよい。
ルタ部4の論理フィルタ21を膨張の形となるようテー
ブルメモリ28に変換データを書き込む。つぎにCPU
11は第1のフレームメモリ5より2値画像信号を読み
出し、論理フィルタ21により膨張処理を施し、膨張処
理後の2値画像信号を2値化回路8を通過させた後、こ
れをウィンドウ信号としてウィンドウメモリ10に記憶
させるのである。なおこの実施例では、膨張処理を1回
だけ行っているが、2回、3回と複数回行うようにして
もよい。
【0025】
【発明の効果】この発明は上記の如く、計測対象物を撮
像して得たウィンドウ生成のための基準画像を2値化処
理して2値画像を生成した後、この2値画像を膨張処理
して計測領域を指定するためのウィンドウを自動生成す
るようにしたから、たとえ計測対象物の形状が複雑であ
りかつ複数の計測対象物の画像部分が接近していても、
適正かつ容易にウィンドウを生成できるという効果を奏
する。
像して得たウィンドウ生成のための基準画像を2値化処
理して2値画像を生成した後、この2値画像を膨張処理
して計測領域を指定するためのウィンドウを自動生成す
るようにしたから、たとえ計測対象物の形状が複雑であ
りかつ複数の計測対象物の画像部分が接近していても、
適正かつ容易にウィンドウを生成できるという効果を奏
する。
【図1】この発明の一実施例にかかる画像処理装置の全
体構成を示すブロック図である。
体構成を示すブロック図である。
【図2】フィルタ部の構成例を示すブロック図である。
【図3】2値化回路の構成例を示すブロック図である。
【図4】テーブルメモリの原理を示す説明図である。
【図5】計測部の構成例を示すブロック図である。
【図6】エッジ強調の対象画素を示す説明図である。
【図7】膨張処理の対象画素を示す説明図である。
【図8】ウィンドウ生成のための制御手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】入力画像に対するウィンドウの設定状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】入力画像に対するウィンドウの設定状態を示
す説明図である。
す説明図である。
1 テレビカメラ 2 画像処理部 4 フィルタ部 8 2値化回路 9 計測部 10 ウィンドウメモリ 11 CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 計測対象物を撮像してウィンドウ生成の
ための基準画像または計測処理のための入力画像を生成
する撮像手段と、 前記基準画像を2値化処理して2値画像を生成する2値
化手段と、 前記2値画像を膨張処理して計測領域を指定するための
ウィンドウを生成する膨張処理手段と、 前記膨張処理手段よりウィンドウを構成するウィンドウ
信号を入力して記憶する記憶手段と、 前記入力画像についての画像信号と前記記憶手段より読
み出されたウィンドウ信号とを入力して、前記入力画像
に対しウィンドウを設定してウィンドウ内の画像につき
所定の計測処理を実行する計測手段とを備えて成る画像
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22828191A JPH0546744A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22828191A JPH0546744A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546744A true JPH0546744A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16874021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22828191A Pending JPH0546744A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1027246A (ja) * | 1996-07-10 | 1998-01-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像処理方法 |
US6597428B1 (en) | 1997-07-10 | 2003-07-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for forming photographic images |
US10507645B2 (en) | 2016-01-19 | 2019-12-17 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet printing apparatus and inkjet printing method |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP22828191A patent/JPH0546744A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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