JP3208232B2 - 画像表示効果回路 - Google Patents

画像表示効果回路

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JP3208232B2 JP18836893A JP18836893A JP3208232B2 JP 3208232 B2 JP3208232 B2 JP 3208232B2 JP 18836893 A JP18836893 A JP 18836893A JP 18836893 A JP18836893 A JP 18836893A JP 3208232 B2 JP3208232 B2 JP 3208232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョンを含むテ
レビジョン機器の画像表示効果に使用されるディゾルブ
機能を有する画像表示効果回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近は、ハイビジョン利用が活発に行わ
れるようになり、特に、産業分野の応用としてハイビジ
ョンの静止画を用いてナレーション、音楽とともに美術
品等の紹介を行う展示システムが注目をあびている。
【0003】ここでは、通常、静止画が扱われており、
画面の表示効果として、ディゾルブ,スクロール,ワイ
プといった効果が導入されており、単調になりがちな画
面表示に工夫をこらしている。
【0004】従来のディゾルブ回路は、表示画面全体の
画像がフェードアウトし、他の画面がフェードインして
先の画面から後の画面に徐々に切替えていくものであ
る。この種の従来のテレビジョン方式に関するディゾル
ブ回路については、特公昭61−22509号公報に掲
載のビデオ信号処理方式等で公知である。
【0005】図6はディゾルブ回路による画像表示効果
の原理を示す説明図で、その(a)は映像出力特性図で
あり、(b)は基本原理回路図である。また、図7は図
6に示す画像表示効果回路による表示画面の例を示す説
明図で、(a)がディゾルブ効果の前で、(b)が領域
指定されたディゾルブ効果を示すものである。
【0006】この種の従来のディゾルブ回路は、表示画
面全体の画像が図6(a)の如く、デジタル画像データ
Aによる映像出力を所定の時間Tをαi(0≦αi≦
1、i=1,2,3,・・・n)で均等分して、1/n
毎に出力が(1−αi)倍で連続減少し、同じく、デジ
タル画像データBによる映像出力を前記所定の時間をn
で均等分し、1/n毎に出力がαi倍で連続増加し、そ
れらを図6(b)の如く加算回路で加算し、図7(a)
の全体がPA画面であった所定の領域に対してフェード
アウトし、PB画面がフェードインし、PA画面から図
7(b)に示すPA画面にPB画面が挿入された画面へ
と徐々に切替えていくものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のディゾル
ブ回路は、特定のPA画面から画面全体または画面の一
部分のみをPB画面へと徐々に切替わっていくものであ
る。したがって、例えば、所定の領域のみの部分的画像
を特定の建造物に対する壁面とし、そのタイル模様等を
順次切替え、その前後の状態を確認するという使用には
不適当であった。即ち、特定の画面のみを継続して表示
し、他の部分的画面の表示のみを順次複数切替えて表示
することが困難であった。
【0008】そこで、本発明は、希望の画面のみを継続
して表示し、他の画面の表示のみをディゾルブ効果で順
次切替え、何れの画面であってもディゾルブ効果で順次
切替えて表示できる画像表示効果回路の提供を課題とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像表示
効果回路は、3個以上のフレームメモリから選択したデ
ジタル画像データを出力する第1〜第3の3つのマルチ
プレクサと、画面の指定画像領域を特定する画面表示領
域信号発生回路とを備え、前記第1のマルチプレクサ
選択された特定のフレームメモリからのデジタル画像デ
ータと前記画面表示領域信号発生回路の画面表示領域信
号の反転信号との論理積をとった第1の信号と、前記第
2のマルチプレクサで選択された前記特定のフレームメ
モリ以外の他からのデジタル画像データにフィールドま
たはフレーム毎に変化する係数αi(0≦αi≦1、i
=1,2,3,・・・n)を掛け、また、前記第3のマ
ルチプレクサで選択された前記両者のフレームメモリ以
外の他からのデジタル画像データにフィールドまたはフ
レーム毎に変化する係数(1−αi)を掛け、その二つ
の乗算信号の和と画面表示領域信号との論理積をとった
第2信号とを得て、前記第1の信号と第2の信号との論
理和信号をD/A変換して、それをモニタ側に出力する
映像信号とするものである。
【0010】
【作用】本発明においては、デジタル化された2系統の
画像データのうち、一方のデジタル画像データを係数α
i(0≦αi≦1,i=1,2,3,・・・n)倍し、
他方のデジタル画像データを係数(1−αi)倍し、こ
の2系統のデジタル画像データを加算し、D/A変換す
る画像表示効果回路において、係数αiの値をフィール
ド毎の垂直ブランキング期間にα1 ,α2 ,α3 ,・・
・αn と漸増するようにしておく。具体的な例として
は、α1 =1/240,α2 =2/240,α3 =3/
240,・・・α240 =1と変化させると、ハイビジョ
ンの1秒間のフレーム数は60フィールドであるから4
秒のディゾルブが表現できる。このようなディゾルブ
は、所定の画面に対して指定の画像領域を設定した領域
のみをディゾルブ効果で表現したい場合に、画面表示領
域信号を作成し、この画面表示領域信号でディゾルブす
べき2系統のデジタル画像データの加算出力をゲート制
御し、画面表示領域信号以外の期間は別の映像信号を通
過させ、それらのデジタル画像データをD/A変換する
ことにより、表示画面の一部領域内だけの画面をディゾ
ルブすることができる。また、マルチプレクサで次のフ
レームメモリを選択することによって、表示画面の何れ
の領域の画面であってもディゾルブすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における画像表示
効果回路を示す回路図であり、図2は同じく本実施例の
走査線単位のディゾルブ領域を示す説明図、図3は同じ
く本実施例の表示画面の例を示す説明図である。
【0013】図1において、フレームメモリ1及びフレ
ームメモリ2及びフレームメモリ3は映像信号の系列毎
に設けたもので、フレームメモリ1には映像信号系列
A、フレームメモリ2には映像信号系列B、フレームメ
モリ3には映像信号系列Cが格納される。この映像信号
系列A,B,Cは光磁気ディスクまたは磁気ディスク、
光ディスク等の記憶媒体から読出されたデジタル画像デ
ータである。なお、本実施例のデジタル画像データは、
現行NTSC信号対応であってもよいし、ハイビジョン
信号対応であってもよく、その方式を特定するものでは
ない。この読出し及びフレームメモリ1〜フレームメモ
リ3に対する書込みは、中央制御部(以下、単に『CP
U』と記す)10によって制御される。デジタル画像デ
ータA,B及びCは、フレームメモリ1,2及び3から
読出され、マルチプレクサ4、マルチプレクサ5、マル
チプレクサ6に入力されている。マルチプレクサ4,5
及び6はデジタル画像データA,B及びCの何れを出力
するかを決定するものである。
【0014】また、乗算回路7はCPU10によって設
定されたフィールドまたはフレーム毎の映像出力を、所
定の時間Tを均等分して、1/n毎に出力がαi(0≦
αi≦1、i=1,2,3,・・・n)と変化し、その
出力が(1−αi)で連続減少するものであり、同様
に、乗算回路8はCPU10によって設定されたフィー
ルドまたはフレーム毎の映像出力を、通常前者と同一時
間Tをαi(0≦αi≦1、i=1,2,3,・・・
n)で均等分して1/n毎に出力をαi倍に連続増加さ
せるものである。加算回路9は前記乗算回路7及び乗算
回路8の出力を加算するものである。
【0015】そして、画面表示領域信号発生回路11
は、CPU10に外部から入力した画面上の位置設定領
域を走査線単位またはフイールド単位の信号として出力
するものであり、例えば、図2(a)の画面を得ると
き、図2(b)のように、デジタル画像データA,B及
びCに同期する走査線単位の信号で、因に、本実施例の
画面上の設定領域では“H”を、また、画面上の設定領
域外では“L”を出力している。この画面表示領域信号
発生回路11の出力はANDゲート14のゲートを開閉
し、また、ANDゲート13のゲートをインバータ12
を介して開閉している。ANDゲート13及びANDゲ
ート14の出力はORゲート15を介してD/A変換回
路16に入力し、そこでデジタル・アナログ変換を行い
モニタ17で表示する。
【0016】次に、本実施例の画像表示効果回路の動作
について説明する。
【0017】いま、仮に、マルチプレクサ4及びマルチ
プレクサ5は、デジタル画像データAを選択しており、
マルチプレクサ6はデジタル画像データBを選択してい
るとする。また、画面表示領域信号発生回路11は、図
2(a)に示す領域Xを水平走査期間Hのe期間経過後
にa期間、垂直走査期間Vのc期間経過後にb期間、
“H”となる画面表示領域信号20を出力し、その
“H”の経過後、垂直走査期間Vのd期間を“L”とす
る。インバータ12で画面表示領域信号20は反転され
るので、ANDゲート13の出力は領域Yのデジタル画
像データが出力され、ORゲート15の一方の入力端子
21に入力される。
【0018】また、マルチプレクサ5はデジタル画像デ
ータAを選定し、そのデジタル画像データは乗算回路7
に入力されており、マルチプレクサ6はデジタル画像デ
ータBを選択しており、デジタル画像データBは乗算回
路8に入力されている。ディゾルブ効果が開始されてい
ない間は、乗算係数αiはi=0でαi=0であるた
め、乗算回路7の出力は入力信号を1倍、即ち、入力信
号をそのままで、また、乗算回路8の出力は0倍され、
加算回路9からはデジタル画像データAがそのまま出力
され、ANDゲート14からは領域Xの画像が出力さ
れ、ORゲート15の他方の端子22に入力され、結果
として、デジタル画像データAがD/A変換回路16で
アナログ映像信号に変換され、モニタ17上に映出され
る。
【0019】次に、ディゾルブ動作が開始されると、マ
ルチプレクサ5の出力のデジタル映像データAは乗算回
路7で(1−αi)倍され、マルチプレクサ6の出力の
デジタル映像データBは乗算回路8でαi倍され、それ
らが加算されて加算回路9から出力されるが、ANDゲ
ート14の一方の入力信号は画面表示領域信号発生回路
11からの画面表示領域信号20が入力されているた
め、出力信号は領域X内のみがディゾルブされている。
4秒のディゾルブであれば乗算係数αiをフィールド毎
にα1 =1/240,α2 =2/240,・・・という
ように変化させ、α240 で1となるよう漸増させる。
【0020】ここで、4秒のディゾルブが終了すると、
表示画面の全面がデジタル映像データAのPA画面であ
るものが、図3(a)のようにデジタル映像データAの
中にデジタル映像データBの画面を形成したPA画面と
PB画面の表示となる。
【0021】次に、領域Xの画像を連続してディゾルブ
する場合には、CPU10よりマルチプレクサ5の画像
出力をデジタル映像データB、マルチプレクサ6の画像
出力をデジタル映像データCのPC画面となるように、
乗算回路7及び乗算回路8を同様に働かせ、乗算係数α
iをα1 ,α2 ,・・・α240 と毎フィールド漸増させ
ていくと、画面は図3(b)のように、領域X内のみが
デジタル映像データCのPC画面にディゾルブ効果によ
り4秒間後に入れ替る。
【0022】更に引き続いてディゾルブを行いたい場
合、フレームメモリ2に図示しないデジタル映像データ
Dを読出し、マルチプレクサ5の出力によりデジタル映
像データCの画面に,マルチプレクサ6の出力にデジタ
ル映像データDの画面が出るように、CPU10により
切替え、前述のディゾルブ効果を実行することにより、
画面は図3(c)のように、領域X内がデジタル映像デ
ータCのPD画像からディゾルブによりデジタル映像デ
ータDのPD画像に入れ替る。
【0023】なお、このとき、画面表示領域信号発生回
路11は、CPU10より領域Xの開始点と期間a,期
間bの値を設定することにより、カウンタにより容易に
構成できるため、画面上任意の位置に設定できる。即
ち、本発明の実施例では、短形領域であったが、ROM
から円等の領域発生信号を得ても良い。
【0024】この制御はCPU10によって、次のよう
にプログラム制御される。
【0025】図4は本発明の一実施例の画像表示効果回
路によるメインプログラムのフローチャートで、図5は
本発明の一実施例の画像表示効果回路によるディゾルブ
制御のフローチャートである。
【0026】ステップS1で初期化を行ない、ステップ
S2で各フレームメモリ1,2,3に各映像信号系列
A,B,Cを割当てる。ステップS3で各マルチプレク
サ4,5,6の出力を選択する。そして、ステップS4
で既に表示位置領域設定を行った後であるか判定し、既
に表示位置領域設定を行った後であるとき、ステップS
5でその表示位置領域設定を移動する必要はないか判定
し、表示位置領域設定を移動する必要があるとき、ステ
ップS6で表示位置領域設定を変更する。例えば、領域
Xと領域Yとの変更、或いは領域Xの大きさを変更す
る。ステップS4及びステップS5で既に表示位置領域
設定を行った後でないとき、表示位置領域設定を移動す
る必要がないとき、または、ステップS6で表示位置領
域設定を変更したとき、ステップS7でディゾルブ制御
のルーチンをコールする。
【0027】即ち、このメインルーチンでは、フレーム
メモリ1,2,3に各映像信号系列A,B,Cを割当
て、各マルチプレクサ4,5,6の出力を選択する。そ
して、既に表示位置領域設定を行った後である場合に
は、その表示位置領域設定を移動する必要性を判定し、
表示位置領域設定を移動する必要があるとき、表示位置
領域設定を変更し、その必要がないとき、直に、ディゾ
ルブ制御のルーチンをコールする。
【0028】ディゾルブ制御のルーチンがコールされる
と、ステップS11で表示位置領域の入力設定を行な
う。ここでは、水平走査期間Hのe期間、a期間、垂直
走査期間Vのc期間、b期間、そして、ディゾルブ制御
の時間T、均等分回数nを設定する。このとき、表示位
置領域の入力設定を長方形以外の形状とする場合には、
容易された図形から選択すること或いはマウス等により
領域を指定することもできる。ステップS12でディゾ
ルブ処理を開始するのか判定し、ディゾルブ処理を開始
しないときには、このルーチンを脱する。ステップS1
2でディゾルブ処理を開始すると判定したとき、ステッ
プS13で画面表示領域信号発生回路11に表示位置領
域データを出力する。そして、ステップS14で乗算係
数αiのi=0とし、ステップS15でα0 を出力し、
それを乗算回路7及び乗算回路8に入力し、その出力を
変化させる。ステップS16でi≧nを判定し、i≧n
でないとき、ステップS17でiを+1インクリメント
し、ステップS15からのルーチンを繰返し実行し、ス
テップS16でi≧nと判定されたとき、このルーチン
を脱する。
【0029】即ち、このルーチンでは、表示位置領域の
入力設定を行ない、ディゾルブ処理の開始が判定された
とき、乗算係数αiのi=0から1,2,3,・・・n
として入力設定された値となるまで、2n 階調を表現す
る2つのデジタル画像データのうち、一方の画像データ
にαi(0≦αi≦1,i=1,2,3,・・・n)倍
し、他方の画像データに(1−αi)倍し、この2つの
デジタル画像データを加算し、αiの値をフィールドま
たはフレーム毎の垂直ブランキング期間に、α1 ,α2
,α3 ,・・・αn と漸増するようにする。例えば、
α1 =1/240,α2 =2/240,α3 =3/24
0,・・・α240 =1と変化させると、1秒間は60フ
ィールドであるから4秒のディゾルブが表現できる。
【0030】このとき使用する乗算係数αi,i−αi
の値はCPU10に内蔵するROMに予め格納してお
き、垂直ブランキング期間中にRAMにその値を転送
し、ルックアップテーブル方式とすることにより簡単に
実現できる。このようなディゾルブは、画面Aから画面
Bにと画面全体を入れ替えたり、図3に示すように表示
画面の一部の領域のみをディゾルブ効果で表現すること
ができる。
【0031】したがって、表示されている画面の任意の
位置に、任意の大きさで部分的にディゾルブが行えるた
め、多彩な画像表示効果が得られ、魅力ある画像表現が
可能となる。
【0032】このように、デジタル化された2系統の画
像データのうち、一方のデジタル画像データを係数αi
倍し、他方のデジタル画像データを係数1−αi倍し、
この2系統のデジタル画像データをフィールドまたはフ
レーム毎の垂直ブランキング期間にα1 ,α2 ,α3 ,
・・・αn と漸増するようにしてディゾルブが表現でき
る。このようなディゾルブは、フレームメモリ1,2,
3に映像信号系列A,B,Cを割当て、マルチプレクサ
4,5,6の出力を選択するものであるから、希望の画
面に対して指定の画像領域を設定した領域のみをディゾ
ルブ効果で表現したい場合に、画面表示領域信号を作成
し、この画面表示領域信号でディゾルブすべき2系統の
デジタル画像データの加算出力をゲート制御し、画面表
示領域信号以外の期間は別の映像信号を通過させ、それ
らのデジタル画像データをD/A変換することにより、
表示画面の一部領域内だけの画面をディゾルブすること
ができる。また、マルチプレクサで次のフレームメモリ
を選択することによって、表示画面の何れの領域の画面
であってもディゾルブすることができる。
【0033】したがって、フレームメモリ1,2,3に
映像信号系列A,B,Cを割当て、マルチプレクサ4,
5,6の出力を選択するものであるから、希望の指定領
域を複数設定することもできる。また、指定領域内の画
像を連続的に変化させることができる。
【0034】ところで、上記実施例では、フレームメモ
リ1,2,3を3個とし、マルチプレクサ4,5,6も
3個としているが、本発明を実施する場合には、フレー
ムメモリはフレーム単位のメモリを3個以上必要とし、
また、マルチプレクサは3個の出力を選択できる機能を
有しておればよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像表示
効果回路は、第1のマルチプレクサで選択された特定の
フレームメモリからのデジタル画像データと画面表示領
域信号発生回路の画面表示領域信号の反転信号との論理
積をとった第1の信号と、第2のマルチプレクサで選択
された前記特定のフレームメモリ以外の他からのデジタ
ル画像データにフィールドまたはフレーム毎に変化する
係数αi(0≦αi≦1、i=1,2,3,・・・n)
を掛け、また、第3のマルチプレクサで選択された前記
両者のフレームメモリ以外の他からのデジタル画像デー
タにフィールドまたはフレーム毎に変化する係数(1−
αi)を掛け、その二つの乗算信号の和と画面表示領域
信号との論理積をとった第2信号とを得て、前記第1の
信号と第2の信号との論理和信号をD/A変換し、モニ
タの映像信号としたものである。
【0036】したがって、3個以上のフレームメモリに
格納された画像を選択的に出力し、そのうち、2系統の
ディジタル画像データにつき前記ディゾルブ処理を行
い、そのディゾルブ画像出力に対して、表示領域信号で
ゲートを制御することにより、表示画面の中で希望の部
分にディゾルブ効果を実現でき、魅力ある画像表示効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例における画像表示効果
回路を示す回路図である。
【図2】図2は本発明の一実施例における画像表示効果
回路による走査線単位のディゾルブ領域を示す説明図で
ある。
【図3】図3は本発明の一実施例における画像表示効果
回路による表示画面の例を示す説明図である。
【図4】図4は本発明の一実施例の画像表示効果回路に
よるメインプログラムのフローチャートである。
【図5】図5は本発明の一実施例の画像表示効果回路に
よるディゾルブ制御のフローチャートである。
【図6】図6はディゾルブ回路による画像表示効果の原
理を示す説明図で、(a)は映像出力特性図であり、
(b)は基本原理回路図である。
【図7】図7は図6に示す画像表示効果回路による表示
画面の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2,3 フレームメモリ A,B,C 映像信号系列 10 中央制御部(CPU) 4,5,6 マルチプレクサ 7,8 乗算回路 9 加算回路 11 画面表示領域信号発生回路 13,14 ANDゲート 15 ORゲート 16 D/A変換回路 17 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 - 5/265

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3個以上のフレームメモリと、前記3個以
    上のフレームメモリから選択したデジタル画像データを
    出力する第1〜第3の3つのマルチプレクサと、画面の
    指定画像領域を特定する画面表示領域信号発生回路と、
    前記第1のマルチプレクサで選択された特定のフレーム
    メモリからのデジタル画像データと前記画面表示領域信
    号発生回路の画面表示領域信号の反転信号との論理積を
    とった第1の信号と、前記第2のマルチプレクサで選択
    された前記特定のフレームメモリ以外の他からのデジタ
    ル画像データにフィールドまたはフレーム毎に変化する
    係数αi(0≦αi≦1、i=1,2,3,・・・n)
    を掛け、また、前記第3のマルチプレクサで選択された
    前記両者のフレームメモリ以外の他からのデジタル画像
    データにフィールドまたはフレーム毎に変化する係数
    (1−αi)を掛け、その二つの乗算信号の和と画面表
    示領域信号との論理積をとった第2信号とを得て、前記
    第1の信号と第2の信号との論理和信号をD/A変換し
    てなる画面合成回路とを具備することを特徴とする画像
    表示効果回路。
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