JPS6139962B2 - - Google Patents

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JPS6139962B2
JPS6139962B2 JP54069426A JP6942679A JPS6139962B2 JP S6139962 B2 JPS6139962 B2 JP S6139962B2 JP 54069426 A JP54069426 A JP 54069426A JP 6942679 A JP6942679 A JP 6942679A JP S6139962 B2 JPS6139962 B2 JP S6139962B2
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JP
Japan
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manufacturing
fluorinated
copolymerization reaction
integer
copolymer
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JP54069426A
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Tatsuro Asawa
Haruhisa Myake
Masami Yamashita
Takashi Mieki
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イオン交換性フツ素化重合体の製造
方法に関し、更に詳しく言えば、カルボン酸型陽
イオン交換基含有フツ素化重合体の水性媒体中共
重合反応による製造方法の改良に関する。
カルボン酸型フツ素樹脂陽イオン交換膜は、塩
化アルカリ水溶性液の隔膜電解方法における隔膜
として、高純度の水酸化アルカリを与えるばかり
でなく、高い電流効率、高い電流密度での操業を
可能にし、更に陰極室に水酸化アルカリを高濃度
に与えうるものであることが知られている。例え
ば、生成水酸化ナトリウムの濃度が40%以上の場
合であつつても、その電流効率を90%以上に保持
できるという優秀な性能が認められるのである。
而して、前記の如きカルボン酸型陽イオン交換
基含有のフツ素化重合体において、高いイオン交
換容量で且つ分子量が可及的に高いフツ素化重合
体を水性媒体中共重合反応により製造する場合、
水性媒体/カルボン酸型官能性単量体の重量比を
20/1以下にして、且つ共重合反応圧力を7Kg/
cm2以上にすることが有効であるということが提案
されている。例えば、特開昭53−49090号公報な
どを参照。
本発明者は、カルボン酸型官能性単量体と四弗
化エチレンの如き弗素化オレフイン化合物の水性
媒体中共重合反応について種々の研究、検討を重
ねた結果、次の如き興味深い知見を得るに至つ
た。即ち、アルコール等の水性有機溶剤を水性媒
体中に添加して重合を行なうと共重合体の分子量
を広い範囲で任意に制御することが可能であるこ
とが見い出された。そして、該方法による分子量
制御は、重合速度の低下が少なく且つ分子量の再
現性も極めて良好であり、しかも得られるラテツ
クスの安定性も損なわれないことが認められた。
かくして、本発明は、前記知見に基いて完成さ
れたものであり、弗素化したエチレン系不飽和単
量体とカルボン酸基もしくはカルボン酸基に転換
しうる官能基を有する重合能ある官能性単量体と
を、重合開始源の作用により水性媒体中で、共重
合せしめ、前記官能性単量体含有量5〜30モル%
の共重合体を生成せしめることからなるイオン交
換性フツ素化重合体の製造方法において、前記水
性媒体100重量部当り水溶性有機溶剤0.0001〜10
重量部の添加のもとに前記共重合反応を行なうこ
とを特徴とするイオン交換性フツ素化重合体の製
造方法を新規に提供するものである。
本発明においては、官能性単量体としてカルボ
ン酸もしくはカルボン酸基に転換し得る官能機を
含有する重合能ある単量体を使用することが重要
である。かかるカルボン酸型官能性単量体()
は、生成重合体の耐塩素性、耐酸化性などを考慮
して、通常はフルオロビニル化合物であることが
望ましく、好適なものとしては、一般式CF2
CX−(OCF2CFY)l−(O)n−(CFY′)o−A(ここ
で、lは0〜3、mは0〜1、nは0〜12の整数
であり、Xはフツ素原子又は−CF3であり、Y、
Y′はフツ素原子又は炭素数1〜10のパーフルオ
ロアルキル基である。またAは、−CN、−COF、
−COOH、−COOR1、−COOM又は−CONR2R3
あり、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2、R3
は水素原子又はR1であり、Mはアルカリ金属又
は第四級アンモニウム基である)で表わされるフ
ルオロビニル化合物が例示される。性能上及び入
手性の点から、Xはフツ素原子、Yは−CF3
Y′はフツ素原子、lは0〜1、mは0〜1、n
は0〜8であり、またAは、共重合反応性などか
ら−COOR1が好ましい。かかるフルオロビニル
化合物の好ましい代表例としては、 CF2=CFO(CF21〜8COOCH3、 CF2=CFO(CF21〜8COOC2H5、 CF2=CF(CF20〜8COOCH3、 CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2 CF2COOCH3 などがあげられる。
次に、弗素化したエチレン系不飽和単量体
()としては、四弗化エチレン、三弗化塩化エ
チレン、六弗化プロピレン、三弗化エチレン、弗
化ビニリデン、弗化ビニルなどが列示され、好適
には一般式CF2=CZZ′(ここで、Z、Z′はフツ素
原子、塩素原子、水素原子、又は−CF3である)
で表わされるフツ素化オレフイン化合物である。
なかでもパーフルオロオレフイン化合物が好まし
く、特に四弗化エチレンが好適である。
本発明においては、前記官能性単量体()及
びエチレン系不飽和単量体()の各モノマー化
合物のそれぞれを二種以上で使用することもで
き、またこれらの化合物の他に、他の成分、例え
ば一般式CH2=CR4R5(ここで、R4、R5は水素原
子、炭素数1〜8アルキル基又は芳香核を示す)
で表わされるオレフイン化合物()、CF2
CFORf(Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアル
キル基を示す)の如きフルオロビニルエーテル、
CF2=CF−CF=CF2、CF2=CFO
(CF21〜4OCF=CF2の如きジビルモノマー、更
にはスルホン酸型官能基など他の官能性単量体な
どの一種又は二種以上を併用することもできる。
オレフイン化合物()の好ましい代表例とし
てはエチレン、プロピレン、ブテン−1、イソブ
チレン、スチレン、α−メチルスチレン、ペンテ
ン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、3−メチ
ル−ブテン−1、4−メチル−ペンテン−1など
があげられ、なかでも製造上及び生成共重合体の
性能上などから、エチレン、プロピレン、イソブ
チレンなどの使用が特に好ましい。また、例えば
ジビニルモノマーの併用により、得られる共重合
体を架橋し、膜にした場合の機械的強度を改善せ
しめることが可能である。
本発明のイオン交換基含有フツ素化重合体にお
いて、前記の官能性単量体()、フツ素化オレ
フイン化合物()、更には前記オレフイン化合
物()その他の成分の組成割合は、電解槽用イ
オン交換とした場合の全ての性能に関係するので
重要である。まず、官能性単量体()の存在量
はイオン交換容量と直接関係するが、共重合体中
5〜30モル%が好適である。該官能性単量体
()の存在量が大きすぎると、イオン交換膜と
した場合の機械的強度を損ない、更には含水量の
増大によるイオン交換性能の低下をきたし、また
余りに少ない存在量ではイオン交換機能を示さな
いので好ましくない。
而して、本発明の共重合体中における前記
()の化合物の残りは、前記()と更には
()その他の化合物が占めることになるが、
()のオレフイン化合物の存在量は、イオン交
換膜としての電気的、機械的性質及び耐塩素性な
どに大きく関係するので重要である。従つて、オ
レフイン化合物()を併用する場合には、オレ
フイン化合物()/フツ素化オレフイン化合物
()のモル比が、好ましくは5/95〜70/30、
特には10/90〜60/40にするのが好適である。ま
た、フルオロビニルエーテルやジビニルエーテル
などを併用する場合にも、共重合体中30モル%、
以下、好ましくは2〜20モル%程度の使用割合と
するのが好適ある。
本発明では、イオン交換容量は、0.5〜2.2ミリ
当量/グラム乾燥樹脂という広い範囲から選択さ
れるが、特徴的なことは、イオン交換容量を大き
くしても、生成共重合体の分子量を高くでき、従
つて共重合体の機械的性質や耐久性は低下するこ
とがないのである。イオン交換容量は、上記の範
囲でも、共重合体の種類に応じて異なるが、好ま
しくは0.8ミリ当量/グラム乾燥樹脂以上、特に
1.0ミリ当量/グラム乾燥樹脂以上の場合が、イ
オン交換膜としての機械的性質及び電気化学的性
能上好ましい。また、本発明で得られるフツ素化
重合体の分子量は、イオン交換膜としての機械的
強度及び成膜性と関係するので重要であり、TQ
の値で表示すると、一般的には150℃以上とする
のが望ましく、特にプレス成形などにおける成膜
性を考慮すると、好ましくは150〜280℃、特に
170〜260℃程度とするのが好適である。TQの値
が余りに大きくなりすぎると、例えば後述の比較
例に示す295℃程度になると、プレス成形により
良好なフイルムを得ることが困難となる。
本明細書中において「TQ」なる言葉は、次の
ように定義されているものである。即ち、共重合
体の分子量に関係する容量流速100mm/秒を示
す温度がTQと定義される。ここにおいて容量流
速は、共重合体を30Kg/cm2加圧下、一定温度の径
1mm、長さ2mmのオリフイスから熔融流出せし
め、流出する共重合体量をmm/秒の単位で示し
たものである。尚、「イオン交換容量」は、次の
ようにして求めた。即ち、H型の陽イオン交換樹
脂膜を、1NのHCl中で60℃、5時間放置し、完全
にH型に転換し、HClが残存しないように水で充
分洗浄した。その後、このH型の膜0.5gを、
0.1NのNaON25mlに水を25ml加えてなる溶液中
に、室温で2日間静置した。次いで膜をとり出し
て、溶液中のNaOHの量を0.1NのHClで逆滴定す
ることにより求めるものである。
本発明においては、官能性単量体とフツ素化オ
レフイン化合物との共重合反応を、水性媒体の使
用量を水性媒体/官能性単量体の重量比で20/1
以下にし、好ましくは10/1以下に制御して実施
することが好適である。水性媒体の使用量が多す
ぎる場合には、共重合反応速度が著しく低下し、
高い共重合体収量を得るために長時間を要するこ
とになる。また、水性媒体が多すぎると高イオン
交換容量にした場合に高い分子量を達成するのが
難しくなる。更に水性媒体の多量使用には、次の
如き難点が認められる。例えば、反応装置の大型
化あるいは共重合体分離回収などの作業操作面の
不利があげられる。
次に、本発明においては、7Kg/cm2以上の共重
合反応圧力を採用することが好適である。共重合
反応圧力が低くすぎる場合には、共重合反速度を
実用上満足し得る高さに維持することができず、
高分子量の共重合体の形成にも難点が認められ
る。又、共重合体反応圧力が低くすぎると、生成
共重合体のイオン交換容量が極端に高くなり、含
水量増大などによる機械的強度、イオン交換性能
の低下傾向が増大することになる。尚、共重合反
応圧力は、工業的実施例における反応装置上又は
作業操作上などを考慮して、50Kg/cm2下から選択
されるのが望ましい。かかる範囲よりも高い共重
合反応圧力の採用は可能であるが、本発明の目的
を比例的に向上せしめ得るものではない。従つ
て、本発明においては、共重合反応圧力を7〜50
Kg/cm2、好ましくは9〜30Kg/cm2の範囲から選定
するのが最適である。
本発明においては、共重合反応系に水溶性有機
容剤を添加して重合反応を実施することが重要で
ある。かゝる水溶性有機溶剤としては、種々のも
のが例示され得るが、通常はメタノール、エタノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、エチレン
グリコール、プロピレングリコールの如き低級ア
ルコール類が好適である。水溶性有機溶剤を添加
しないで共重合反応を実施すると、後述の比較例
に示すように、生成フツ素化重合体の分子量制御
ができず、そのためにTQが好適な150〜280℃を
超えてしまい、成膜性の不良なフツ素化重合体が
得られることになる。そして、本発明において、
水溶性有機剤は、水性媒体100重量部当り0.0001
〜10重量部、好ましくは0.001〜5重量部程度が
添加される。添加量が余りに少なすぎると、分子
量を制御することが困難となり、また余りに多す
ぎると、分子量が極端に低下し、望ましいイオン
交換濃度が得られなくなり、また重合速度も低下
するなどの難点が認められる。水溶性有機溶剤と
してはアルコール類が望ましいが、他のエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキレ
ンオキサイド類、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド等のアルデヒド類、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等の環状エーテル類、γ−ブチロラクト
ン等のラクトン類等、種々のものが用いられる。
本発明の共重合反応に際しては、前記反応条件
の他の条件や操作は、特に限定されることなく広
い範囲にわたつて採用され得る。例えば、共重合
反応温度は、重合開始源の種類や反応モル比など
により最適値が選定され得るが、通常は余りに高
温度や低温度は工業的実施に対して不利となるの
で、20〜90℃、好ましくは30〜80℃程度から選定
される。
而して、本発明において重合開始源としては、
前記の好適な反応温度において高い活性を示すも
のを選定するのが望ましい。例えば、室温以下で
も高活性の電離性放射線を採用することもできる
が、通常はアゾ化合物やパーオキシ化合物を採用
する方が工業的実施に対して有利である。本発明
で好適に採用される重合開始源は前記共重合反応
条件下に20〜90℃程度で高活性を示すジコハク酸
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、ジペンタフルオロプロ
ピオニルパーオキサイド等のジアシルパーオキサ
イド、2・2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)塩酸塩、4・4′−アゾビス(4−シアノワレ
リアン酸)、アゾビスイソブチロニトリル等のア
ゾ化合物、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、t−ブチルパーオキシピバレート等のパーオ
キシエステル類、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート等のパーオキシジカボネート、ジ
イソプロピルベンゼンハイドロパオキサイド等の
ハイドロパーオキサイド類、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム等の無機過酸化物及びそれらの
レドツクス系等である。
本発明においては、重合開始剤濃度は、全単量
体に対して0.0001〜3重量%、好ましくは0.0001
〜2重量%程度であるる。開始剤濃度を下げるこ
とによつて、生成共重合体の分子量を高めること
が可能であり、高イオン交換容量を保持すること
が可能である。開始剤濃度を余りに高くすると、
分子量の低下傾向が増し、高イオン交換容量で高
分子量の共重合体の生成に対して不利となる。
その他通常の水性媒体重合において用いられる
界面活性剤、分散剤、緩衝剤、PH調整剤等を添加
することもできる。又、フツ素化オレフイン化合
物と特定官能性単量体の重合反応を阻害しないも
ので、連鎖移動の少ないものであれば、例えばフ
ロン系溶媒として知られている弗素化系又は弗素
化塩素化系飽和炭化水素等の不活性有機溶媒を添
加することもできる。
而して、本発明においては、生成共重合体濃度
を40%重量%以下、好ましくは30重量%以下に制
御して実施するのが好適である。余りに高濃度に
すると、撹拌負荷の増大、除熱困難、弗素化オレ
フインモノマーの拡散不充分などの難点が認めら
れる。
本発明のフツ素化重合体は、適宜手段にて製膜
され得る。例えば、必要により官能基を加水分解
でカルボン酸基に転換するが、かかる加水分解処
理は製膜前でも製膜後でも可能である。通常は製
膜後に加水分解処理する方が望ましい。製膜手段
には種々のものが採用可能であり、例えば加熱熔
融形成、ラテツクス成形、適当な溶液に溶解させ
ての注型成形などの公知乃至周知の方法を適宜採
用し得る。
本発明のフツ素化重合体からのイオン交換膜
は、種々の優れた性能を有するために、各種分
野、目的、用途などに広範囲に採用され得る。え
ば、拡散透析、電解還元、燃料電池の隔膜などと
して、特に耐蝕性が要求される分野で好適に使用
される。なかでも、アルカル電解用の陽イオン選
択性隔膜として使う場合には、従来のイオン交換
膜では得られなかつた高い性能を発揮し得るもの
である。例えば、本発明のフツ素化重合体からの
陽イオン交換樹脂膜にて、陽極と陰極とを区画し
て陽極室と陰極室とを構成し、陽極室に塩化アル
カリ水溶液を供給して電解し、陰極室から水酸化
アルカリを得る所謂二室型層の場合でも、2規定
以上の濃度の塩化ナトリウム水溶液を原料にして
10〜50A/dm2の電流密度で電解することにより、
40%以上の高濃度の水酸化ナトリウムが90%以上
の高電流効率で長期にわたつて安定して製造でき
る。更に、4.5ボルト以下の低い槽電圧での電解
が可能である。
次に、本発明の実施例について、更に具体的に
説明するが、かかる説明によつて本発明が限定さ
れるものでないことは勿論である。
実施例 1 0.2のステンレス製耐圧反応容器に、100gの
水、0.2gのC8F17COONH4、0.5gのNaH2PO4
2H2O、0.026gの(NH42S2O8を仕込み、更に20
gのCF2=CFO(CF23COOCH3及び0.008gの
イソプロピルアルコールを仕込んだ。液体窒素を
用いて充分脱気した後、60℃に昇温し、四弗化エ
チレンを1.45Kg/cm2まで導入し反応を開始させ
た。反応中は系外より四弗化エチレンを連続的に
導入し、圧力を14.5Kg/cm2に保持した。6時間後
に17.3重量%のラテツクスが得られた。未反応の
四弗化エチレンガスをパージし、更に未反応の
CF2=CFO(CF23COCCH3をトリクロロトリフ
ルオロエタンで抽出分離した後、H2SO4を添加し
てポリマーをラテツクスより分離した。凝集した
ポリマーを水洗した後、アセトン及びトリクロロ
トリフルオロエタンで洗浄した。次いで、ポリマ
ー重量に対し5倍量のメタノールを加え、撹拌し
つゝ60℃で16時間処理した。ポリマーをメタノー
ルより分離し、60℃で減圧乾燥することにより、
20.9gの白色共重合体を得た。該共重合体のTQ
は230℃であり、230℃でプレス成形して厚さ300
μの良好なフイルムを得た。該フイルムを加水分
解することにより、イオン交換容量1.25ミリ当
量/gのイオン交換膜を得た。
比較例 1 イソプロピルアルコールを添加しないで実施例
1と同様の重合条件で共重合反応を行ない、且つ
後処理を行なつた。その結果、得られたポリマー
のTQは295℃であり、プレス成形により良好なフ
イルムを得ることは困難であつた。
実施例 2 実施例1において、イソプロピルアルコールを
0.012g仕込む以外は同様の重合条件で共重合反
応を行ない且つ後処理を行なつた。得られたポリ
マーのTQは221℃であり、230℃でプレス成形し
て厚さ270μの良好なフイルムを得た。該フイル
ムを加水分解することにより、イオン交換容量
1.25ミリ当量/gイオン交換膜を得た。
実施例 3 実施例1において、イソプロピルアルコールの
かわりにアセトンを0.5g仕込む以外は同様の重
合条件で重合反応を行ない、且つ後処理を行なつ
た。得られたポリマーのTQは245℃であり、250
℃でプレス成形して厚さ300μの良好なフイルム
を得た。該フイルムを加水分解することにより、
イオン交換容量1.27ミリ当量/gのイオン交換膜
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弗素化したエチレン系不飽和単量体とカルボ
    ン酸基もしくはカルボン酸基に転換しうる官能基
    を有する重合能ある官能性単量体とを、重合開始
    源の作用により水性媒体中で共重合せしめ、前記
    官能性単量体含有量5〜30モル%の共重合体を生
    成せしめることからなるイオン交換性フツ素化重
    合体の製造方法において、前記水性媒体100重量
    部当り水溶性有機溶剤0.0001〜10重量の添加のも
    とに前記共重合反応を行なうことを特徴とするイ
    オン交換性フツ素化重合体の製造方法。 2 水溶性有機溶剤が炭素数1〜8個のアルコー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 官能性単量体として一般式CF2=CX−
    (OCF2CFY)l−(O)n−(CFY′)o−A(但し、式
    中のlは0〜3、mは0〜1、nは0〜12の整数
    であり、Xはフツ素原子又は−CF3であり、Y、
    Y′はフツ素原子又は炭素数1〜10のパーフルオ
    ロアルキル基であり、Aは−CN、−COOR1、−
    COOM又は−CONR2R3であり、R1は炭素数1〜
    10のアルキル基、R2、R3は水素原子又はR1であ
    り、Mはアルカリ金属又は第四級アンモニウム基
    である)で表わされるフルオロビニル化合物を使
    用する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4 弗素化したエチレン系不飽和単量体として一
    般式CF2=CZZ′(但し、Z、Z′はフツ素原子、水
    素原子、又は−CF3である)で表わされるフツ素
    化オレフイン化合物を使用する特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 5 官能性単量体として一般式 (但し、式中のlは0〜1、mは0〜1、nは0
    〜8の整数であり、Aは−COOR1であり、R1
    低級アルキル基である)で表わされるフルオロビ
    ニル化合物を使用する特許請求の範囲第3項記載
    の製造方法。 6 弗素化したエチレン系不飽和単量体として四
    弗化エチレンを使用する特許請求の範囲第4項記
    載の製造方法。 7 共重合反応温度20〜90℃で実施する特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 8 共重合反応圧力7Kg/cm2以上で実施する特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。 9 生成共重合体スラリー中の共重合体濃度を40
    重量%以下に制御して共重合反応を実施する特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
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