JPH0689074B2 - スルホン酸型官能基を有するパ−フルオロカ−ボン重合体の製造法 - Google Patents

スルホン酸型官能基を有するパ−フルオロカ−ボン重合体の製造法

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JPH0689074B2 JP61130397A JP13039786A JPH0689074B2 JP H0689074 B2 JPH0689074 B2 JP H0689074B2 JP 61130397 A JP61130397 A JP 61130397A JP 13039786 A JP13039786 A JP 13039786A JP H0689074 B2 JPH0689074 B2 JP H0689074B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スルホン酸型官能基を有するパーフルオロカ
ーボン重合体の製造法に関し、更に詳しく言えば、水性
媒体中の乳化共重合によりスルホン酸型モノマーの含有
割合の高い、即ち高イオン交換容量のスルホン酸型パー
フルオロカーボン重合体を製造し得る新規な方法に関す
る。
従来、テトラフルオロエチレンの如き含フッ素モノマー
の水性媒体中乳化重合においては、C7F15COONH4,C8F17C
OONH4などのパーフルオロカルボン酸型乳化剤を用いる
重合系が採用されている。CF2=CFO(CF23COOCH3の如
きカルボン酸型官能基を有するモノマーとC2F4などの共
重合においても、同様のパーフルオロカルボン酸型乳化
剤が用いられており、水性媒体中乳化共重合により高イ
オン交換容量のパーフルオロカーボン重合体が円滑有利
に製造されている。
一方、 の如きスルホン酸型官能基を有するモノマーとC2F4など
との共重合において、高イオン交換容量を達成するため
には、重合媒体を使用しない塊状重合、あるいはトリク
ロロトリフルオロエタンの如きフッ素系溶剤を媒体とす
る溶液重合が採用されている。スルホン酸型モノマーと
C2F4などの共重合に水性媒体中乳化重合を採用する方法
は、文献上では一般に知られている。然るに、本発明者
の研究によれば、従来のパーフルオロカルボン酸型乳化
剤を用いた通常の水性媒体中乳化重合においては、超音
波乳化処理を施す場合(特開昭60-250009号公報参照)
以外はイオン交換容量が極めて低いものしか得られず、
陽イオン交換膜原料として用いる場合の少なくとも0.5
ミリ当量/グラム乾燥樹脂を達成することが非常に難し
いことが判明した。
本発明者は、上記の如き問題点の認識に基いて、超音波
処理のような特殊な処理を必要としない水性媒体中の乳
化共重合により高イオン交換容量のスルホン酸型パーフ
ルオロカーボン重合体を容易に製造できる手段を提供す
べく、種々の研究、検討を重ねた結果、次のような興味
深い知見を得るに至った。
即ち、水性媒体中乳化重合において、乳化剤として従来
用いられているC8F17CO2NH4などのカルボン酸型乳化剤
の化わりに、 などのエポキシ化合物のオリゴマーに由来するカルボン
酸型乳化剤を用いて、スルホン酸型官能基含有パーフル
オロカーボン含有モノマーとパーフルオロオレフィンと
の乳化重合を行うことにより、円滑有利に高イオン交換
容量のスルホン酸型官能基含有パーフルオロカーボン重
合体を製造可能であるという新規知見を得たものであ
る。本発明は、この乳化剤を用いたスルホン酸型官能基
含有パーフルオロカーボン重合体の製造法に関する下記
の発明である。
水性媒体中で重合開始源の作用によりスルホン酸型官能
基含有パーフルオロカーボンモノマーとパーフルオロオ
レフィンとを乳化共重合せしめる方法において、一般式 M:H、アルカリメタル、あるいはNR1R2R3R4(R1,R2,R3,R
4はそれぞれ独立にHまたはアルキル基) n:1〜50、X:H,F,Cl で表わされる乳化剤を用いることを特徴とするスルホン
酸型官能基を有するパーフルオロカーボン重合体の製造
方法。
本発明に用いられ上記の乳化剤において、特にX:F、n:2
〜6のものを用いることが乳化作用が大きく、連鎖移動
作用が小さく、洗浄工程において生成ポリマーから該乳
化剤の除去が容易なため好ましい。R1〜R4はいずれも水
素原子であることが好ましく、それがアルキル基の場合
は低級アルキル基が好ましい。好ましいMはNH4、また
はKあるいはNaであり、特にNH4が好ましい。かかる含
フッ素乳化剤は通常は水素媒体中0.001〜5重量%、好
ましくは0.05〜3重量%、さらに好ましくは0.1〜2重
量%の濃度で使用され得る。乳化剤の使用が多くなる程
スルホン酸型官能基の多い重合体が得られるが、過剰で
あると重合体の洗浄やコストの面で好ましくないので、
その使用量の上限は上記程度であることが適当である。
本発明において採用されるスルホン酸型官能基含有パー
フルオロカーボンモノマーとしては、従来より公知乃至
周知のものなどが広範囲にわたって例示され得る。好適
なものとしては、一般式CF2=CF-(OCF2CFX)l-(O)q
-(CF2)n-(CF2CFX′)m-A(式中、lは0〜3、mは
0〜3、nは0〜12、qは0又は1であり、Xは‐F又
は‐CF3であり、X′は‐F又は‐CF3であり、Aはスル
ホン酸型官能基である)で表わされるフルオロビニル化
合物が例示される。通常は入手容易性などの点から、X
及びX′は‐CF3、lは0又は1、mは0、nは0〜
8、qは0又は1であり、またAは共重合反応性などか
ら‐SO2Fが好ましい。かかるフルオロビニル化合物の好
ましい代表例としては、 CF2=CFO(CF21〜8SO2F, CF2=CF(CF21〜8SO2F, などがあげられる。
本発明においては、パーフルオロオレフィンと上述の如
きスルホン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモノマ
ーとが水性媒体中で乳化共重合せしめられるが、スルホ
ン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモノマーを二種
以上で使用できるだけでなく、これらモノマーの他に、
他の成分、例えばカルボン酸型官能基含有パーフルオロ
カーボンモノマー、CF2=CFORf(Rfは炭素数1〜10のパ
ーフルオロアルキル基を示す)、あるいはCF2=CF-CF=
CF2、CF2=CFO(CF21〜4OCF=CF2の如きジビニルモ
ノマーなどの一種又は二種以上を併用することもでき
る。而して、本発明においては、水性媒体中の乳化共重
合によりスルホン酸型官能基含有パーフルオロカーボン
モノマーが高割合で共重合したパーフルオロカーボン重
合体を目的としているので、通常は該スルホン酸型官能
基含有パーフルオロカーボンモノマーの共重合割合が20
重量%以上であるパーフルオロカーボン重合体を生成せ
しめるべく、上記各種モノマーの使用割合を選定するの
が望ましい。特に、スルホン酸型官能基含有パーフルオ
ロカーボンモノマーの共重合割合が25〜60重量%程度の
パーフルオロカーボン重合体を生成せしめるべく、選定
されるのが好ましい。
本発明により得られるスルホン酸型パーフルオロカーボ
ン重合体をイオン交換膜として使用する場合には、その
イオン交換容量は、0.5〜2.0ミリ当量1グラム乾燥樹脂
という広い範囲から選択されるが、以下に述べる如き条
件を採用することにより、イオン交換容量を大きくして
も、生成重合体の分子量を高くでき、従って共重合体の
機械的性質や耐久性は低下することがないのである。イ
オン交換容量は、上記の範囲でも、共重合体の種類に応
じて異なるが、好ましくは0.7ミリ当量/グラム乾燥樹
脂以上、特に0.8ミリ当量/グラム乾燥樹脂以上の場合
が、イオン交換膜としての機械的性質及び電気化学的性
能上好ましい。また、本発明で得られるスルホン酸型パ
ーフルオロカーボン重合体の分子量は、イオン交換膜と
しての機械的性能及び製膜性と関係するので重要であ
り、TQの値で表示すると、150℃以上、好ましくは170〜
340℃、特に180〜280℃程度とするのが好適である。
本明細書中において「TQ」なる言葉は、次のように定義
されるものである。即ち、共重合体の分子量に関係する
容量流速100mm3/秒を示す温度がTQと定義される。ここ
において容量流速は、共重合体を30kg/cm2加圧下、一定
温度の径1mm、長さ2mmのオリフィスから熔融流出せし
め、流出する共重合体量をmm3/秒の単位で示したもので
ある。尚、「イオン交換容量」は、次のようにして求め
た。即ち、H型の陽イオン交換樹脂膜を、1NのHCl中で6
0℃、5時間放置して、完全にH型に転換し、HClが残存
しないように水で充分洗浄した。その後、このH型の膜
0.5gを、0.1NのNaOH 25mlに水を25ml加えてなる溶液中
に、室温で2日間静置した。次いで膜をとり出して、溶
液中のNaOHの量を、0.1NのHClで逆滴定することにより
求めるものである。
本発明においては、スルホン酸型モノマーなど官能性単
量体とパーフルオロオレフィンとの共重合反応を、水性
媒体の使用量を水性媒体/官能性単量体の重量比で20/1
以下にし、好ましくは10/1以下に制御して実施すること
が好適である。水性媒体の使用量が多すぎる場合には、
反応装置の大型化あるいは共重合体分離回収など作業操
作面の不利があげられる。
次に、本発明においては、2kg/cm2以上の共重合反応圧
力を採用することが好適である。共重合反応圧力が低す
ぎる場合には、共重合反応速度を実用上満足し得る高さ
に維持することが困難であり、高分子量の共重合体の形
成に難点が認められる。又、共重合反応圧力が低すぎる
と、生成共重合体のイオン交換容量が高くなり、含水量
増大などによる機械的強度、イオン交換性能の低下傾向
が増大することになる。尚、共重合反応圧力は、工業的
実施における反応装置上又は作業操作上などを考慮し
て、50kg/cm2以下から選定されるのが望ましい。かかる
範囲よりも高い共重合反応圧力の採用は可能であるが、
本発明の目的を比較的に向上せしめ得るものではない。
従って、本発明においては、共重合反応圧力を2〜50kg
/cm2、好ましくは4〜30kg/cm2の範囲から選定するのが
最適である。
本発明の共重合反応に際しては、前記反応条件の他の条
件や操作は、特に限定されることなく広い範囲にわたっ
て採用され得る。例えば、共重合反応温度は、重量開始
源の種類や反応モル比などにより最適値が選定され得る
が、通常は余りに高温度や低温度は工業的実施に対して
不利となるので、20〜90℃、好ましくは30〜80℃程度か
ら選定される。
而して、本発明において重合開始源としては、前記の好
適な反応温度において高い活性を示すものを選定するの
が望ましい。例えば、室温以下でも高活性の電離性放射
線を採用することもできるが、通常はアゾ化合物やパー
オキシ化合物を採用する方が工業的実施に対して有利で
ある。本発明で好適に採用される重合開始源は前記共重
合反応条件下に20〜90℃程度で高活性を示すジコハク酸
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、ジペンタフルオロプロピオニルパー
オキサイド等のジアシルパーオキサイド、2,2′‐アゾ
ビス(2-アミジノプロパン)塩酸塩、4,4′‐アゾビス
(4-シアノワレリアン酸)、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のアゾ化合物、t-ブチルパーオキシイソブチレー
ト、t-ブチルパーオキシピバレート等のパーオキシエス
テル類、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ
−2-エチルヘキシルパーオキシジカーボネート等のパー
オキシジカーボネート、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、過硫
酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の無機過酸化物及び
それらのレドックス系等である。
本発明においては、重合開始源濃度は、全モノマーに対
して0.0001〜3重量%、好ましくは0.0001〜2重量%程
度である。開始源濃度を下げることによって、生成共重
合体の分子量を高めることが可能であり、高イオン交換
容量を保持することが可能である。開始源濃度を余りに
高くすると、分子量の低下傾向が増し、高イオン交換容
量で高分子量の共重合体の生成に対して不利となる。
その他通常の水性媒体中乳化共重合において用いられる
分散剤、緩衝剤、分子量調整剤等を添加することもでき
る。又、本発明における共重合反応を阻害しないもの
で、連鎖移動の少ないものであれば、例えばフロン系溶
媒として知られている弗素化系又は弗素化塩素化系飽和
炭化水素等の不活性有機溶媒を添加することもできる。
而して、本発明においては、生成共重合体濃度を40重量
%以下、好ましくは30重量%以下に制御して実施するの
が好適である。余りに高濃度にすると、共重合体組成の
不均一性の増大、ラテックスの分散破壊などの難点が認
められる。
本発明のスルホン酸型パーフルオロカーボン重合体は、
適宜手段にて製膜され得る。例えば、必要により官能基
を加水分解でスルホン酸基に転換するが、かかる加水分
解処理は製膜前でも製膜後でも可能である。通常は製膜
後に加水分解処理する方が望ましい。製膜手段には種々
のものが採用可能であり、例えば加熱熔融成形、ラテッ
クス成形、適当な溶液に溶解させての注型成形など公知
乃至周知の方法を適宜採用し得る。更に、異なるイオン
交換容量を有する膜或いはカルボン酸基等の異なる官能
基を有する膜と2層以上に積層することも可能である。
また、クロス、繊維、不織布等による補強を加えること
もできる。
本発明のスルホン酸型パーフルオロカーボン重合体から
のイオン交換膜は、種々の優れた性能を有するために、
各種分野、目的、用途などに広範囲に採用され得る。例
えば、拡散透析、電解還元、燃料電池の隔膜などとし
て、特に耐触性が要求される分野で好適に使用される。
なかでも、アルカリ電解用の陽イオン選択性隔膜として
使う場合には、カルボン酸型膜との積層膜などにおいて
高い性能を発揮し得るものである。例えば、上記のよう
な陽イオン交換樹脂膜にて、陽極と陰極とを区画して陽
極室と陰極室とを構成し、陽極室に塩化アルカリ水溶液
を供給して電解し、陰極室から水酸化アルカリを得る所
謂二室型槽の場合でも、2規定以上の濃度の塩化ナトリ
ム水溶液を原料にして5〜50A/dm2の電流密度で電解す
ることにより、30%以上の高濃度の水酸化ナトリウムが
高い電流効率と低い槽電圧で長期にわたって安定して製
造できる。
次に、本発明の実施例について、更に具体的に説明する
が、かかる説明によって本発明が限定されるものでない
ことは勿論である。
[実施例] 実施例1 イオン交換水100g、 1.5g、Na2HPO4・12H2O 0.50g、NaH2PO4・2H2O 0.29g、
(NH42S2O8 26mg、およびCF2=CFOCF2CF(CF3)O(C
F22SO2F 20gを内容積0.2のステンレス製オートクレ
ーブに仕込み、液体窒素で十分脱気した後、57℃とし、
テトラフルオロエチレンを6kg/cm2まで仕込み重合を開
始させた。反応中は系外よりテトラフルオロエチレンを
導入し、圧力を一定に保持した。3時間後に未反応のテ
トラフルオロエチレンをパージして重合を終了させ、得
られたラテックスを凝集し、洗浄乾燥を行なって26.5g
の共重合体を得た。該共重合体のイオン交換容量は1.02
ミリ当量/グラム乾燥樹脂であった。該共重合体を250
℃でプレス製膜すると強靭なフィルムが得られ、25% H
aOH水溶液で加水分解するとスルホン酸型イオン交換膜
が得られた。
次に乳化剤としてC8F17SO3NH4を用いた以外は同様にし
て重合、後処理を行なったところ、得られた共重合体の
イオン交換容量は0.1ミリ当量/グラム乾燥樹脂以下で
あった。
実施例2 乳化剤として 1.0gを仕込み、テトラフルオロエチレンの圧力を5kg/cm
2にした以外は実施例1と同様に重合、後処理を行なっ
たところ、得られた共重合体のイオン交換容量は0.87ミ
リ当量/グラム乾燥樹脂であった。
実施例3 乳化剤として 0.2gを使用した以外は実施例1と同様に重合、後処理を
行なったところ、得られた共重合体のイオン交換容量は
0.55ミリ当量/グラム乾燥樹脂であった。
[発明の効果] 本発明は、従来のC8F17SO3NH4などのカルボン酸型乳化
剤を用いた乳化共重合では超音波処理などの特殊な処理
をしない限り得られなかったスルホン酸基を多量に有す
るパーフルオロ共重合体を特定の乳化剤またはそれらの
混合物を用いることにより、特殊な処理なしで容易に合
成する手段を提供するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水性媒体中で重合開始源の作用によりスル
    ホン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモノマーとパ
    ーフルオロオレフィンとを乳化共重合せしめる方法にお
    いて、一般式 M:H、アルカリメタル、あるいはNR1R2R3R4(R1,R2,R3,R
    4はそれぞれ独立にHまたはアルキル基) n:1〜50、X:H,F,Cl で表わされる乳化剤を用いることを特徴とするスルホン
    酸型官能基を有するパーフルオロカーボン重合体の製造
    方法。
  2. 【請求項2】一般式においてn:2〜6、X:Hである特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。
  3. 【請求項3】スルホン酸型官能基含有パーフルオロカー
    ボンモノマーが CF2=CFOCF2CF(CF3)O(CF22SO2F であって、これと共重合させるパーフルオロオレフィン
    がテトラフルオロエチレンであり、前者の共重合割合が
    20重量%以上である特許請求の範囲第1項記載の製造
    法。
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