JPS6139904A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録電流を所定の記録電流レベルに設定して
、記録する磁気記録装置に関するものである０ 従来例の構成とその問題点 家庭用ビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと称す）では
映像信号を記録する際、映像信号を周波数変調して、記
録増幅回路で増幅し、回転ヘッドに電流を供給して、回
転ヘッドで、磁気テープに記録している。

ところが、回転へノドの特性のバラツキあるいに記録増
幅回路の利得のバラツキがあるためは、所定の記録電流
レベルで記録できないという問題が起こるので、所定の
記録電流レベルになるようは、記録電流レベルを調整し
ている。

記録電流レベルを調整する方法は、ＦＭ変調回路の出力
を可変抵抗器に入力し、可変抵抗器の出力を記録増幅回
路に入力する構成にして、製造工程において、作業者が
測定器で測定しながら、可変抵抗器の抵抗値を変えるこ
とにより、記録増幅回路に入力するレベルを変えて、所
定の記録電流レベルが記録増幅回路から出力されるよう
手動で調整している。

以上述べたようは、記録電流レベルを調整するためは、
作業者は非常にわずられしい作業を必要とするので、記
録電流レベルの調整ｆ−４、ＶＴＲの製造上、大きな問
題であった。

４ｋ、手動で調整さｆ″した可変抵抗器は、経年変化に
より、抵抗値が変化してし壕うので、所定の記録電流レ
ベルからずれて、所定の記録電流レベルで記録できない
という問題がめった。

捷た、記録電流を所定の記録電流レベルに設定する方法
として正規の信号を記録する前は、記録電流を少しづつ
変化させた信号を磁気テープに記録し、磁気テープを巻
きもどし、記録した磁気テープの再生出力レベルを測定
し、再生出力レベルが最大になる記録電流に設定する方
法が提案されているが、ＶＴＲで信号を記録再生するに
げ、磁気テープを回転シリンダにローディングさせ、回
転ヘッドと接触をせて、信号を記録し、記録した磁気テ
ープを回転シリンダからアンローディングさせ、回転シ
リンダから放して巻きもどし、再び磁気テープを回転シ
リンダにローディングさせ、回転ヘッドと接触させて信
号を再生しなければならないので、記録電流の設定に長
い時間がかかり、正規の信号を記録する前は、磁気テー
プに必要以上に傷をつけてし甘うことになる。

ビデオテープレコーダを使用する度に記録電流に設定す
ることを考慮すると、磁気テープの表面の劣化を早め、
映像信号を再生したときの画質を劣化させるという問題
があった。

発明の目的 本発明に信号を記録する際に回転ヘッドと磁気テープを
接触することすく、所定の記録電流に設定した後、正規
の信号を記録する磁気記録装置を提供するものである。

発明の構成 本発明の磁気記録装置に信号を回転ヘッドで磁気テープ
に記録するにあたり、前記回転ヘッドと前記磁気テープ
が接触していない期間は、記録条件設定期間を設け、前
記磁気テープに信号を記録することなく、所定の記録条
件を設定した後、信号を記録するように構成した。

実施例の説明 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。

第１図にその実施例における磁気記録装置のブロック図
を示すものである。第１図において、１げＦＭ変調回路
、２げスイッチ回路、３Ｆ１記録電流設定回路、４げ回
転トランス、５に回転ヘッド、６に記録電流設定期間゛
を設定する制御回路、７は電源スイツチ回路、８に定電
圧回路、９に入力端子、１１げデジタル回路、１２げア
ワテネータ、１３げデジタル回路、１４げ検出回路でる
る。

以上のように構成された、本実施例の磁気記録装置につ
いて以下その動作を説明する。

記録電流設定期間は、正規の信号を記録する前は、設定
される必要があり、記録電流設定期間をたとえば、電源
投入後から最初の記録モードＫＺるまでの期間に設定す
る場合について説明する。

制御回路６げ、第２図已に示す電源投入スイッチ回路７
の出力を検出し、第２図すに示す記録電流設定開始信号
を出力し、記録電流設定回路３およびスイッチ回路２に
入力する。

正規の信号を記録する期間でに入力端子９より映像信号
をスイッチ回路２を経て、ＦＭ変調回路１に入力し、記
録電流設定期間では、スイッチ回路２を切り換えて、記
録電流設定回路３に入力される周波数が一定になるよう
にＦＭ変調回路１に定電圧回路８の出力を入力する。

記録電流設定回路３［、記録電流を検出する検出回路１
４とアッテネータ回路１２を制御するデジタル回路１１
とＦＭ変調回路１の出力を入力して、記録電流を制御す
るアッテネータ回路１４と記録電流を増幅する記録増幅
回路１３によって構成され、第２図すに示す記録電流設
定開始信号がデジタル回路１１に入力されるとデジタル
回路１１げ、アッテネータ回路１２を制御して第２図Ｃ
に示すように記録電流を順次変え、記録電流を検出回路
１４で検出して、所定の記録電流になったとき、デジタ
ル回路１１は、デジタル値を保持するようにして記録電
流の設定を行なう。

以上述べたようは、記録電流を設定するので、回転ヘッ
ドと磁気テープとを接触σせる必要がなＶ″。

記録電流を設定した後１．制御回路６は、第２図ｄに示
す記録電流設定終了信号を出方し、スイッチ回路２およ
び記録電流設定回路３に入力され、正規の信号を記録で
きる状態にする。

それから、記録操作スイッチ回路（図示せず）から記録
開始指令が入力でれると、走行系、電気回路系に記録モ
ードに設定される。

制御回路６げ、第２図ｅに示す記録モード信号を出力し
、設定された記録電流ＩＲが回転トランス４を介して回
転ヘッドに供給される。

以上述べてきたようは、本実施例では、電源投入後から
最初の記録モードになるまでの期間に記録電流設定期間
を設け、信号を磁気テープに記録しないで記録電流を設
定することによシ磁気テープを傷つけることす＜、記録
電流を設定し、所定の記録電流で正規の信号を記録する
ことが可能とへる。

他の実施例として、記録電流設定期間をカセットテープ
が装着妊れてから、最初の記録モードになるまでの期間
に設定する場合について説明する。

第３図ａげ、電源スイツチ回路７の出力を示す。

制御回路６げ、電源投入後、第３図すに示すカセット装
着完了信号を検出して、第３図ＯＶＣ示す記録電流設定
期間を出力し、記録電流の設定を開始する第３図ｄに示
すように記録電流を順次変化させて、所定の記録電流に
設定する。記録電流が設定された後、制御回路６げ、第
３図ｅに示す記録電流設定期間終了信号を出し、記録電
流の設定を終了きせる。それから記録操作スイッチ回路
（図示せず）から記録開始指令が入力されると、走行系
、電気回路系に記録モードに設定される。

制御回路６に第３図ｆに示す記録モード信号を出力し、
設定された所定の記録電流で正規の信号を記録すること
が可能となる。

また、別の実施例として、記録電流設定期間を記録操作
スイッチ回路から記録開始指令が出力σＮて走行系、電
気回路系を記録モードに設定する壕での期間に設定する
場合について説明する。

制御回路６げ第４図ａに示す記録操作スイッチ回路から
の記録開始指令を検出して、第４図すに示す記録電流開
始信号を出力して記録電流の設定を開始する。第４図Ｃ
に示すように記録電流を順次変化させて、所定の記録電
流に設定する記録電流が設定された後、制御回路６に第
４図ｄに示す記録電流設定期間終了信号を出力し、記録
電流の設定を終了させ、第４図ｅに示す記録モード信号
を出力し、設定された所定の記録電流で、正規の信号を
記録することが可能となる。

さらに別の実施例として、記録電流設定期間を記録操作
スイッチ回路からの記録開始指令が出力されて、走行系
、電気回路系を記録モードに設定するまでの期間の内、
磁気テープを回転ンリンダにローテイングするまでの期
間に設定する場合について説明する。制御回路６げ第５
図＋Ｌに示す記録操作スイッチ回路からの操作開始指令
を入力した後、第５図すに示すローディング信号の開始
を検出して、第６図Ｃに示す記録電流開始信号を出力し
、記録電流の設定を開始する。第６図ｄに示すように記
録電流を順次変化させて、所定の記録電流に設定する。

記録電流が設定された後、制御回路６げ、第５図ｅに示
す記録電流設定終了信号を出力し、記録電流の設定を終
了し、第５図ｆに示す記録モード信号を出力し、設定さ
ｎた所定の記録電流で、正規の信号を記録することが可
能となる。

以上の実施例では、記録電流の設定した後に記録電流設
定期間終了信号を出力して、記録電流設定期間を終了さ
せているが、記録電流の設定が完了した時点で記録電流
設定期間を終了はせるようにすれば、記録電流設定期間
をより短縮させることができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、信号を回転へ
ノドで磁気テープに記録するにあたり、前記回転へ、ド
と磁気テープとが接触していない期間に記録条件設定期
間を設け、前記磁気テープに信号を記録することなく、
所定の記録条件を設定した後、信号を記録するように構
成したことにより、正規の信号を記録する前は、記録電
流を設定しているので、磁気ヘッドの特性のバラツキお
よび記録増幅回路の利得のバラツキおよび記録電流を設
定する部品の経年変化によるバラツキが吸収された所定
の記録電流で、常時記録できるという優れた効果が得ら
れる。また、ビデオテープレコーダの製造工程において
、最も時間を要し、かつ熟練を要する調整工程を省くこ
とが可能となるため、生産性の向上に非常に大きく貢献
する。

さらは、磁気テープに信号を記録しないで、記録電流を
設定しているので、回転へ、ドと磁気テープに接触しな
いで、記録電流の設定が可能となり、記録電流設定期間
に磁気テープを傷つけないで記録電流の設定ができると
いう大きな効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における磁気記録装置のブ
ロック図、第２図は、本実施例の動作を示すタイムチャ
ート、第３図は、他の実施例の動作を示すタイムチャー
ト、第４図は、別の実施例の動作を示すタイムチャート
、第６図は、さらに別の実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。 １・・・・・ＦＭ変調回路、２・・・・・・スイッチ回
路、３・・・・・記録電流設定回路、４・・・・・・回
転トランス、５・・・・・・回転ヘッド、６・・・・・
・制御回路、了・・・・・電源スイツチ回路、８　・・
・・定電圧回路、９・・・・・入力端子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 第５図

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）信号を磁気テープに記録するための回転ヘッドと
   、前記回転ヘッドが前記磁気テープと接触していない期
   間に、記録条件設定期間を設け、前記磁気テープに信号
   を記録することなく、所定の記録条件に設定する手段と
   を備え、この設定後に信号を記録するようにした磁気記
   録装置。
2. （２）記録条件設定期間は、磁気記録装置の電源が投入
   されたことを検出して、記録条件設定を開始させ、所定
   の記録条件に設定した後、終了させることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。
3. （３）記録条件設定期間に、カセットテープが装着され
   たことを検出して、記録条件設定を開始させ所定の記録
   条件に設定した後、終了させることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の磁気記録装置。
4. （４）記録条件設定期間は、磁気記録装置の記録操作ス
   イッチ回路の出力を検出して、記録条件設定を開始させ
   、所定の記録条件に設定した後、終了させることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。
5. （５）記録条計設定期間は、回転シリンダへ磁気テープ
   をローディングするローディング期間内に設定すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置
   。
6. （６）記録条件設定期間は、記録電流が所定の記録電流
   に設定されたことを検出して、終了させることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。
7. （７）記録条件設定期間では、記録電流設定回路に入力
   する周波数が単一になるよう、ＦＭ変調回路に定電圧回
   路の出力を入力することを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の磁気記録装置。