JP2679080B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2679080B2 JP63036672A JP3667288A JP2679080B2 JP 2679080 B2 JP2679080 B2 JP 2679080B2 JP 63036672 A JP63036672 A JP 63036672A JP 3667288 A JP3667288 A JP 3667288A JP 2679080 B2 JP2679080 B2 JP 2679080B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1 構成の説明 G2 動作の説明 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばプログラムの開始を表わすプログラ
ムスタート信号(以下「スタートID」という)等の識別
信号を記録できる記録再生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、例えばプログラムの開始を表わすスタート
ID等の識別信号の記録位置の移動を既に記録されている
識別信号の記録位置を基準にして行なうようにすると共
に、不要な識別信号が自動的に消去されるようにしたこ
とにより、識別信号の記録位置の移動を簡単かつ、良好
に行なうことができるようにしたものである。
C 従来の技術 オーディオ信号をPCMデータとして磁気テープに記録
するデジタルテープレコーダとして回転ヘッドを使用し
たものが知られている。これはR−DATと呼ばれている
もので、直径が、例えば30mm程度の小型のドラムに磁気
テープが90゜の角範囲をもって斜めに巻き付けられると
共に、互いに180゜の角間隔をもって配されたアジマス
の異なる2個の回転ヘッドが、例えば2000rpmで回転さ
せられ、これら2個の回転ヘッドが交互に磁気テープ上
を90゜ラップ分ずつ間欠的に走査するようなされてい
る。ここで、オーディオ信号は、48KHzのサンプリング
周波数でサンプリングされ、各サンプル値は16ビット直
線量子化されてPCMデータが生成され、このPCMデータが
回転ヘッドの1/2回転時間毎に90゜ラップ角分に時間軸
圧縮され、回転ヘッドによって磁気テープ上に傾斜した
1本ずつのトラックとして記録される。そして、再生に
は、2個の回転ヘッドからのPCMデータがデコードされ
ると共に時間軸伸長され、アナログオーディオ信号に戻
される。
この場合、各トラツクには、PCMデータだけではな
く、タイムコード、プログラムナンバーやスタートID等
のサブコードがPCMデータとは別領域に記録される。
第3図は、このようなR−DATの一例の構成を示すも
のである。同図において、入力端子(1)からのアナロ
グオーディオ信号はローパスフィルタ(2)を通してA/
D変換器(3)に供給され、48KHzのサンプリング周波数
かつ16ビット直線量子化でもってデジタルオーディオ信
号に変換される。このA/D変換器(3)からのデジタル
オーディオ信号は、スイッチ回路(4)の接点a側を介
して記録信号発生回路(5)に供給される。なお、スイ
ッチ回路(4)を接点b側に切り換えることにより入力
端子(6)よりデジタルオーディオ信号を記録信号発生
回路(5)へ直接供給することも可能である。
記録信号発生回路(5)では、タイミング発生回路
(7)からのタイミング信号に基づいてデータの誤り訂
正符号の付加やインターリーブ、さらには変調が行なわ
れ、この記録信号発生回路(5)からは、1トラック分
ずつのシリアルな記録データがスイッチ回路(8)に供
給される。このスイッチ回路(8)は、回転ヘッド(11
A),(11B)を切り換えるためのものであって、タイミ
ング発生回路(7)からの切り換え信号によって、回転
ヘッド(11A)のテープ当接期間を含む1/2回転期間と回
転ヘッド(11B)のテープ当接期間を含む1/2回転期間と
で交互に切り換えられる。タイミング発生回路(7)に
は、図示せずもパルス発生器より回転ヘッド(11A),
(11B)の回転位相を示すパルスが供給される。
スイッチ回路(8)からの記録データは、アンプ(9
A)及び(9B)で増幅されたのち、夫々スイッチ回路(1
0A),(10B)の接点RD側を介して回転ヘッド(11A),
(11B)に供給され、磁気テープ(14)上に傾斜した1
本ずつのトラックとして記録される。なお、(12)及び
(13)はリールである。
また、再生時、回転ヘッド(11A),(11B)で再生さ
れる信号は、夫々スイッチ回路(10A),(10B)の接点
P側を介してアンプ(15A),(15B)に供給され、これ
らアンプ(15A),(15B)の出力はスイッチ回路(16)
に供給される。このスイッチ回路(16)は、タイミング
発生回路(7)からの切り換え信号によって、回転ヘッ
ド(11A)のテープ当接期間を含む1/2回転期間と回転ヘ
ッド(11B)のテープ当接期間を含む1/2回転期間とで交
互に切り換えられる。
スイッチ回路(16)の出力は、電磁変換系を構成して
いるイコライザ(17)、比較器(18)及びPLL回路(1
9)を介して誤り訂正回路(20)に供給され、ここで必
要に応じて誤り訂正がなされる。そして、この誤り訂正
回路(20)より出力されるデジタルオーディオ信号は、
D/A変換器(21)に供給されてアナログ信号とされたの
ち、ローパスフィルタ(22)に供給され、このローパス
フィルタ(22)より導出される出力端子(23)に元のア
ナログオーディオ信号が得られる。
なお、誤り訂正回路(20)の出力側の出力端子(24)
には、デジタルオーディオ信号が得られる。
また、誤り訂正回路(20)の出力側にインターフェー
スとして働くサブコードマイクロコンピュータ(25)が
設けられ、ここでタイムコード、プログラムナンバーや
スタートID等を含むサブコード等が抜き取られてマイク
ロコンピュータを用いたシステムコントローラ(26)に
供給される。システムコントローラ(26)によって全体
のシステムが制御されるようになされている。このシス
テムコントローラ(26)には、操作に必要な複数個の釦
が接続される。例えば、図示のようにプログラムスター
ト信号記録用マニュアル釦(54)、イレーズ用釦(5
5)、早送り釦(28)、巻き戻し釦(29)等が接続され
る。
この場合、再生中にマニュアル釦(54)を押すと、リ
ハーサルモードとなる。即ち、マニュアル釦(54)を押
した点から、例えば3秒の期間の繰り返し再生がなされ
る。この状態で、早送り釦(28)または巻き戻し釦(2
9)を押すと、繰り返し再生の開始ポイントが夫々フォ
ワード方向またはリバース方向に順次、例えば、0.3秒
ずつシフトされる。そして、マニュアル釦(54)を再度
押すと、繰り返し再生の開始ポイントからアフターレコ
ーディングモード(以下「アフレコモード」という)と
なり、スタートIDが9秒間記録される。なお、イレーズ
用釦(55)を押すと、スタートIDが消去される。
また第3図において、(30)はシステムコントローラ
(26)によって制御されるドラムサーボ回路であり、こ
のドラムサーボ回路(30)によって回転ヘッド(11
A),(11B)が取り付けられているドラム(図示せず)
を回転させるドラムモータ(31)が制御される。また、
(32)はリール駆動回路であり、このリール駆動回路
(32)より、リール(12),(13)を回転させるリール
モータ(33),(34)に夫々駆動信号が供給される。こ
のリール駆動回路(32)には、システムコントローラ
(26)よりモード切換信号が供給され、リールモータ
(33),(34)に供給される駆動信号のレベルは、この
モード切換信号に応じて変えられる。また、(35)はシ
ステムコントローラ(26)によって制御されるキャプス
タンサーボ回路であり、このキャプスタンサーボ回路
(35)によってキャプスタン(36)を回転させるキャプ
スタンモータ(37)が制御される。図示せずも、キャプ
スタン(36)に対してピンチローラと、これを弾性力に
抗して制御するプランジャ回路が設けられる。また、
(38)はスイッチ回路(16)の出力側に設けられたRF信
号のエンベロープを検出するためのRFエンベロープ検波
回路であり、このエンベロープ検波回路(38)の出力が
システムコントローラ(26)に供給される。
この第3図例に示すようなR−DATは、例えば特願昭6
2−200502号に記載されている。
D 発明が解決しようとする課題 この第3図例に示すようなR−DATにおいて、例えば
スタートIDの記録位置の移動を行なうときには、再生中
に、回転ヘッド(11A),(11B)がスタートIDを記録し
ようとする位置の近傍位置t0を走査するようになったと
きにマニュアル釦(54)を押す。このマニュアル釦(5
4)を押すと、上述したようにリハーサルモードとな
り、マニュアル釦(54)を押した位置t0から、例えば3
秒の期間の繰り返し再生がなされる。そして、この状態
で早送り釦(28)または巻き戻し釦(29)を押して、リ
ハーサル(繰り返し再生)の開始ポイントをフォワード
方向またはリバース方向に順次、例えば0.3秒分ずつシ
フトさせて、スタートIDを記録しようとする位置に合わ
せる。そして、マニュアル釦(54)を再度押す。マニュ
アル釦(54)を再度押すと、リハーサルの開始ポイント
からアフレコモードとなり、スタートIDが9秒間記録さ
れる。第4図Bは、このようなスタートIDの記録時にお
ける回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置の変化及び
記録再生動作の一例を示したものである。
ところで、このようにスタートIDを記録する場合、例
えば磁気テープ(14)に、第4図Aに示すようにスター
トID「ID1」が記録されている場合には、同図Cに示す
ように、新たに記録されたスタートID「ID2」の他に、
元のスタートID「ID1」も記録されたままとなってしま
うおそれがある。そこで、従来においては、スタートID
の記録位置の移動を行なうときには、イレーズ用釦(5
5)を押して、既に記録されているスタートIDを予め消
去しておく必要があり、煩わしいものであった。また、
既に記録されているスタートIDを消去してから新たなス
タートIDの記録も行なうものであるので、既に記録され
ているスタートIDを基準として移動させることができな
くなる不都合があった。
本発明はこのような点を考慮し、スタートID等の識別
信号の記録位置の移動を簡単かつ良好に行なうことがで
きるようにすることを目的とするものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、識別信号の記録釦(54)と、ヘッドによっ
て識別信号の記録領域を再生中に、記録釦(54)が押さ
れるとき、ヘッドを識別信号の記録領域の頭に戻して所
定領域を繰り返し再生する手段と、繰り返し再生の状態
で、繰り返し再生を行なう所定領域の開始ポイントをフ
ォワード方向またはリバース方向にシフトする手段と、
繰り返し再生の状態で、記録釦(54)が押されるとき、
開始ポイントより一定領域に識別信号を記録すると共
に、この一定領域の前または後の少なくとも一方に存在
する識別信号を消去する手段とを備えるものである。
F 作用 上述構成においては、ヘッドによって識別信号の記録
領域を再生しているときに、記録釦(54)が押される
と、ヘッドが識別信号の記録領域の頭に戻されて所定領
域が繰り返し再生される状態となり、そしてこの状態か
ら繰り返し再生を行なう所定領域の開始ポイント、従っ
て識別信号の記録開始ポイントをシフトさせることがで
きるので、識別信号の記録位置を移動を、既に記録され
ている識別信号の記録位置を基準として行ない得る。ま
た、繰り返し再生の状態で記録釦(54)が押されると、
繰り返し再生を行なう所定領域の開始ポイントより一定
領域に識別信号が記録されると共に、この一定領域の前
または後の少なくとも一方に存在する識別信号が消去さ
れるので、既に記録されている識別信号を予め消去して
おく必要がなくなる。
G 実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について
説明する。本例は、R−DATに適用した例である。
G1構成の説明 本例の回路構成は第3図例と同様とされるが、本例は
マニュアル釦(54)が押されるとき、第1図に示すフロ
ーチャートに沿って動作するようになされる。
同図において、マニュアル釦(54)が押されると、ス
テップで、リハーサル動作(所定領域の繰り返し再
生)中か否かがシステムコントローラ(26)において判
断される。このステップで、リハーサル動作中でない
と判断されるときには、ステップで、再生中か否かが
システムコントローラ(26)で判断される。このステッ
プで、再生中でないと判断されるときには、リターン
する。このステップで、再生中であると判断されると
きには、ステップで、回転ヘッド(11A),(11B)の
現在の走査位置が、磁気テープ(14)上のスタートIDの
記録領域にあるか否かがシステムコントローラ(26)に
おいて判断される。
このステップで、回転ヘッド(11A),(11B)の現
在の走査位置がスタートIDの記録領域にあると判断され
るときには、ステップで、シフトリハーサルフラグが
セットされると共に、ステップで、システムコントロ
ーラ(26)の制御によってリバース動作とされたのち、
ステップで、回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置
がスタートIDの記録領域の頭にあるか否かがシステムコ
ンロローラ(26)によって判断される。このステップ
で、回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置がスタート
IDの記録領域の頭にないと判断されるときにはステップ
の判断が続けてなされる。そして、このステップ
で、回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置がスタート
IDの記録領域の頭にあると判断されるときには、ステッ
プで、システムコントローラ(26)の制御によってフ
ォワード動作とされたのち、ステップでリハーサル動
作、即ち、例えば3.0秒の期間の繰り返し再生動作とさ
れてリターンする。ステップで、回転ヘッド(11
A),(11B)の現在の走査位置がスタートIDの記録領域
にないと判断されるときには、ステップでリハーサル
動作とされてリターンする。このリハーサル動作の状態
で、早送り釦(28)または巻き戻し釦(29)が押される
と、システムコントローラ(26)の制御によって、リハ
ーサルの開始ポイントが、フォワード方向またはリバー
ス方向に順次、例えば0.3秒分ずつシフトされる。この
シフト量は、フォワード方向及びリバース方向に、夫々
例えば2.0秒が限度とされる。
また、ステップで、リハーサル動作中であると判断
されるときには、ステップで、シフトリハーサルフラ
グが有る(セットされている)か否かがシステムコント
ローラ(26)において判断される。このステップで、
シフトリハーサルフラグが有ると判断されたときには、
ステップで、システムコントローラ(26)の制御によ
ってリバース動作とされたのち、ステップで、回転ヘ
ッド(11A),(11B)の走査位置がリハーサルの開始ポ
イントの3.0秒前の位置にあるか否かがシステムコント
ローラ(26)によって判断される。このステップで、
開始ポイントの3.0秒前の位置にないと判断されるとき
には、ステップの判断が続けてなされる。そして、こ
のステップで、開始ポイントの3.0秒前の位置にある
と判断されるときには、ステップでフォワード動作と
されたのち、ステップで、回転ヘッド(11A),(11
B)の走査位置がリハーサルの開始ポイントの2.0秒前の
位置にあるか否かがシステムコントローラ(26)によっ
て判断される。
このステップで、開始ポイントの2.0秒前の位置に
ないと判断されるときには、ステップの判断が続けて
なされる。そして、このステップで、開始ポイントの
2.0秒前の位置にあると判断されるときには、ステップ
で、システムコントローラ(26)の制御によってアフ
レコモードとされ、例えば高レベル「1」のスタートID
が記録される部分に低レベル「0」の信号が記録され
る。この場合、既に高レベル「1」のスタートIDが記録
されている場合には、このスタートIDが消去されること
となる。
つぎに、ステップで、回転ヘッド(11A),(11B)
の走査位置がリハーサルの開始ポイントにあるか否かが
システムコンロローラ(26)によって判断される。この
ステップで、開始ポイントにないと判断されるときに
は、ステップの判断が続けてなされる。そして、ステ
ップで、開始ポイントにあると判断されたときには、
ステップで、システムコントローラ(26)の制御によ
ってアフレコモードとされ、高レベル「1」のスタート
IDが記録される部分に高レベル「1」のスタートIDが9.
0秒の期間だけ記録され、つぎに、ステップで、高レ
ベル「1」のスタートIDが記録される部分に低レベル
「0」の信号が2.0秒の期間だけ記録されたのち、リタ
ーンする。
また、ステップで、シフトリハーサルフラグが無い
と判断されるときには、ステップで、システムコント
ローラ(26)によってリバース動作とされたのち、ステ
ップで、回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置がリ
ハーサルの開始ポイントの1.0秒前の位置にあるか否か
がシステムコントローラ(26)によって判断される。こ
のステップで、開始ポイントの1.0秒前の位置にない
と判断されるときには、ステップの判断が続けてなさ
れる。そして、このステップで、開始ポイントの1.0
秒前の位置にあると判断されるときには、ステップで
フォワード動作とされたのち、ステップで、回転ヘッ
ド(11A),(11B)の走査位置がリハーサルの開始ポイ
ントにあるか否かがシステムコントローラ(26)によっ
て判断される。このステップで、開始ポイントにない
と判断されるときには、ステップの判断が続けてなさ
れる。そして、ステップで、開始ポイントにあると判
断されるときには、ステップで、システムコントロー
ラ(26)の制御によってアフレコモードとされ、高レベ
ル「1」のスタートIDが9.0秒の期間だけ記録されたの
ち、リターンする。
なお、このフローチャートでは、回転ヘッド(11
A),(11B)の走査位置の制御は時間(秒)でなされる
旨を説明したが、この時間の計算は、実際にはフレーム
数をカウントすることで行なわれる。
G2 動作の説明 本例は以上のように構成され、回転ヘッド(11A),
(11B)によって、スタートIDの記録領域以外を再生し
ているときに、マニュアル釦(54)が押されると、その
回転ヘッド(11A),(11B)の走査位置がリハーサルの
開始ポイントとされて、リハーサル動作、即ち、3.0秒
の期間の繰り返し再生がなされる。そして、この状態で
早送り釦(28)または巻き戻し釦(29)が押されると、
リハーサルの開始ポイントがフォワード方向またはリバ
ース方向に、夫々2.0秒を限度として順次0.3秒分ずつシ
フトされる。そして、この状態でマニュアル釦(54)が
再度押されると、リハーサルの開始ポイントからスター
トIDが9.0秒間記録される。
また、回転ヘッド(11A),(11B)によって、スター
トIDの記録領域を再生しているときに、マニュアル釦
(54)が押されると、回転ヘッド(11A),(11B)の走
査位置はスタートIDの記録領域の頭に戻され、このスタ
ートIDの記録領域の頭がリハーサルの開始ポイントとさ
れてリハーサル動作、即ち3.0秒の期間の繰り返し再生
がなされる。そして、この状態で早送り釦(28)または
巻き戻し釦(29)が押されると、リハーサルの開始ポイ
ントが、フォワード方向またはリバース方向に、夫々2.
0秒を限度として順次0.3秒分ずつシフトされる。そし
て、この状態でマニュアル釦(54)が再度押されると、
リハーサルの開始ポイントからスタートIDが9.0秒間記
録されると共に、その前後の2.0秒の期間には、高レベ
ルの「1」のスタートIDが記録される部分に低レベル
「0」の信号が記録される。したがって、新たに記録さ
れるスタートIDの前または後に存在する不要なスタート
ID(リハーサルの開始ポイントはフォワード方向または
リバース方向に、夫々2.0秒を限度としてシフトされる
ので、この不要なスタートIDは、新たに記録されるスタ
ートIDの前後に2.0秒の期間を最大として存在する)は
完全に消去される。
ここで、第2図B及びDは、磁気テープ(14)に、第
2図Aに示すようにスタートID「ID1」が記録されてい
る場合であって、回転ヘッド(11A),(11B)が、スタ
ートIDの記録領域を再生している時点t1でマニュアル釦
(54)が押されたときの、回転ヘッド(11A),(11B)
の走査位置の変化及び記録再生動作の一例を示したもの
である。この場合、磁気テープ(14)上には、同図C及
びEに示すように新たに記録されたスタートID「ID2」
のみが残る。
このように本例によれば、回転ヘッド(11A),(11
B)によって、スタートIDの記録領域を再生していると
きに、マニュアル釦(54)が押されると、スタートIDの
記録領域の頭がリハーサルの開始ポイントとされてリハ
ーサル動作がなされると共に、この開始ポイントをシフ
トさせてスタートIDの記録開始ポイントをシフトさせる
ことができるので、スタートIDの記録位置の移動を、既
に記録されているスタートIDの記録位置を基準として行
なうことができる。また、リハーサル動作の状態でマニ
ュアル釦(54)が押されると、リハーサルの開始ポイン
トからスタートIDが9.0秒間記録されると共に、その前
または後の不要のスタートIDは消去されるので、既に記
録されている識別信号を予め消去しておく必要はなく、
スタートIDの記録位置の移動を容易に行なうことができ
る。
なお、上述実施例においては、新たに記録されるスタ
ートIDの前後の2.0秒の期間では、常に高レベル「1」
のスタートIDが記録される部分に低レベル「0」の信号
が記録されるようになされたものであるが、実際には、
リハーサルの開始ポイントのシフトに応じて、新たに記
録されるスタートIDの前または後にシフト量分だけ不要
なスタートIDが存在するので、この不要なスタートIDに
対応して、高レベル「1」のスタートIDが記録される部
分に低レベル「0」の信号が記録されるようにすればよ
い。
また、上述実施例においては、識別信号としてスター
トIDの例を示したが、スキップID等のその他の識別信号
を記録する際も、本発明を同様に適用することができ
る。
H 発明の効果 以上述べた本発明によれば、ヘッドによって識別信号
の記録領域を再生しているときに、記録釦が押される
と、識別信号の記録領域の頭が繰り返し再生を行なう所
定領域の開始ポイントとされると共に、この開始ポイン
トをシフトさせて識別信号の記録開始ポイントをシフト
させるようになされるので、識別信号の記録位置の移動
を、既に記録されている識別信号の記録位置を基準とし
て行なうことができる。また、繰り返し再生の状態で記
録釦が押されると、繰り返し再生を行なう所定領域の開
始ポイントから一定領域に識別信号が記録されると共
に、この一定領域の前または後の少なくとも一方に存在
する識別信号が消去されるので、既に記録されている識
別信号を予め消去しておく必要はなく、識別信号の記録
位置の移動を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の説明のための
図、第3図はR−DATの一例の構成図、第4図はその説
明のための図である。 (11A)及び(11B)は回転ヘッド、(26)はシステムコ
ントローラ、(28)は早送り釦、(29)は巻き戻し釦、
(54)はプログラムスタート信号記録用マニュアル釦で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別信号の記録釦と、 ヘッドによって識別信号の記録領域を再生中に、上記記
    録釦が押されるとき、上記ヘッドを上記識別信号の記録
    領域の頭に戻して所定領域を繰り返し再生する手段と、 上記繰り返し再生の状態で、上記繰り返し再生を行なう
    上記所定領域の開始ポイントをフォワード方向またはリ
    バース方向にシフトする手段と、 上記繰り返し再生の状態で、上記記録釦が押されると
    き、上記開始ポイントより一定領域に上記識別信号を記
    録すると共に、この一定領域の前または後の少なくとも
    一方に存在する上記識別信号を消去する手段とを備えて
    なる記録再生装置。
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