JPH07118157B2 - デジタル信号再生装置 - Google Patents

デジタル信号再生装置

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JPH07118157B2
JPH07118157B2 JP5130588A JP5130588A JPH07118157B2 JP H07118157 B2 JPH07118157 B2 JP H07118157B2 JP 5130588 A JP5130588 A JP 5130588A JP 5130588 A JP5130588 A JP 5130588A JP H07118157 B2 JPH07118157 B2 JP H07118157B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘッドを有する回転ドラムを用いたヘリカル
スキャン式のデジタル信号再生装置に係り、特に互いに
異なる相対速度で再生した信号をそれぞれ処理する機能
を有し、かつ高速サーチ機能を備えたデジタル信号再生
装置に関するものである。
〔従来の技術〕 この種の装置として最近回転ヘッド式デジタルオーディ
オテープレコーダ(R−DAT)と呼ばれるものが製品化
されている。R−DATにおいては、第2図に示すよう
に、回転ドラム上に設けられた異なるマジマスの2つの
ヘッドが所定のテープ速度vの磁気テープT上を走行し
たときのトラックの長さ、角度θ及びピッチPがテープ
フォーマットとして規格化されていて、該規格を満足す
るテープフォーマットが得られるように回転ドラムの回
転数R、ドラム径D及びテープ巻付角αを設定するよう
にしている。
初期の製品は、上記規格を満足するための推奨値、すな
わち回転数Rとして2000rpm、ドラム径Dとして30mm、
そしてテープ巻付角αとして90゜を用いたものが一般的
であったが、最近、装置の小型化を図るためにドラム径
Dを15mmにすると共にテープ巻付角αを180゜とし、か
つ回転数Rを2000rpmとしたものが提案されている。
このようにすると、テープとヘッドの相対速度が推奨例
の場合の半分になり、テープ速度vを標準(SP)モード
の半分にし長時間の記録再生を可能にしたLPモードにお
いては、推奨例のSPモードの実に4分の1に低下してし
まう。このため、信号レベルが落ちエラーレートが悪化
するなどの問題が発生する。
そこで本願出願人は先に、回転ドラムの回転数を上げ、
例えばSPモードで4000rpm、LPモードで2000rpmにするこ
とによって、テープとヘッドの相対速度を落とすことの
なく回転ドラムの径の小径化を図ることのできる回転ド
ラムを提案している。
一般に、同一の高さに対向して設けた2つのヘッドを有
する回転ドラムを用いたヘリカルスキャン方式のR−DA
Tでは、回転ドラムの径Dと回転ドラムに対する記録媒
体としての磁気テープの巻付角αとの積を一定とし、か
つ回転ドラムを所定回転数で回転したとき、第2図に示
すようにトラック長さL、トラック角度θ及びトラック
ピッチPが所定値のテープフォーマットが得られる。例
えば記録時の場合、AヘッドがAトラックのa点からト
レースを開始すると、Aヘッドの次にくるBヘッドはB
トラックのc点からトレースを開始する。
このときのa点とc点間の距離をdとすると、トラック
ピッチPとの関係は、 P=d sinθ となる。
一方、回転ドラムを第2図のフォーマットが得られると
きの所定の回転数のN倍(N≧1)で回転した場合に
は、Aヘッドの次にくるBヘッドはBトラックのc点で
はなくb点にくるようになる。従って、BヘッドはBト
ラックをトレースすることができなくなる。
BヘッドがBトラック上をトレースするようにするには
図中ΔPだけBヘッドの高さをAヘッドに対して高くす
ればよい。このΔPは上記倍数が大きい程大きく、1に
近づくに従って0に近づくことから、 ΔP=(1−1/N)・P で表される。よって、回転ドラムの回転数を2倍にする
と、 となり、Bヘッドを2分の1トラックピッチ分高くする
ことによってBヘッドはBトラック上にくるようにな
る。
しかし、BヘッドをΔPだけ高くすると、Bヘッドのト
レース開始点はe点にきてしまい、Bトラックのc点か
らΔLだけずれてしまう。このようにずれたBヘッドの
トレース開始点をc点にするには、ΔLに相当する角度
βだけBヘッドの位置をずらせばよい。このΔLは、 ΔL=ΔP/tanθ で表される。回転ドラムの巻付角αとトラック長さ比例
関係にあり、 β/α=ΔL/L ∴β=ΔL・α/L が成立し、また、 D・α=C(=30×90゜=定数)∴α=C/D であるので、 となる。
以上の構成において、一方のヘッドに対して他方のヘッ
ドの高さを(1−1/N)Pだけ高くすることにより、回
転ヘッドの回転数を所定回転数のN倍にしたとき次のヘ
ッドがテープをトレースするトラックピット方向のずれ
を補い、かつ他方のヘッドを一方のヘッドに対向する位
置から の角度だけ回転方向に対して遅らせた位置に取り付ける
ことにより、トラック長さ方向のずれを補うことができ
るようになる。
第3図は上述した原理に基づいて構成した回転ヘッドの
一例を示し、(a)は一部を除去して示す回転ドラム11
の平面図、(b)は(a)におけるX矢視図、(c)は
(a)におけるY矢視図であり、図において、11aはA
ヘッド、11bはBヘッド、111は図示しないドラムモータ
の回転軸112に固着され、ドラムモータの回転に応じて
回転する上ドラム、113は回転しない下ドラムであり、
上ドラム111にはAヘッド11a及び11bが所定の関係で設
けられ、下ドラム113には斜めに刻まれたリード114が設
けられ、テープはこのリードに沿って走行される。
図示の回転ドラム11はドラム径が15mmで、SPモードでの
ドラム回転数を4000rpmにして使用できるように、Aヘ
ッド11aに対してBヘッド11bの高さを2分の1トラック
ピッチ(=6.795μm)だけ高くして段差を設けると共
に、Bヘッド11bをAヘッド11aに対向する位置から0.46
5゜だけ回転方向に対して遅らせた位置に取り付けてい
る。
上述のような構成の回転ドラム11を使用した場合、再生
(PB)時には第4図に示すように、AヘッドがA1トラッ
クの中心をトレースした後次のBヘッドがテープT上に
きたとき、BヘッドはB1トラックの中心をトレースす
る。その後Aヘッドが再びテープ上にくるが、このとき
AヘッドはB1トラックの中心を通り、次にくるBヘッド
はA2ヘッドの中心を通る。そして次にAヘッドがテープ
T上にくると、AヘッドはA2トラックの中心を通り、以
下上述のパターンを繰り返するようになる。このことに
よって、この回転ドラム11を用いてSPモードの再生時に
得られるPBRF信号は第5図に示すよう波形となる。な
お、第4図中RECは記録時のヘッド位置を示し、PBの場
合より4分の1ヘッド幅分ずれている。
ところで、R−DATは、高密度・長時間記録が可能とな
っていて、目的の曲を探すことは非常に困難であるの
で、SPモードでの再生時のテープ走行速度の約±200倍
速でテープを走行させ、PCMエリアの両外側にあるサブ
コードエリアに記録されている曲の開始を示すID(S−
ID)、プログラムナンバー(PNO)、タイムコードの情
報を読み取る高速サーチ機能を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この高速サーチ時に情報を読み取るには、テープとヘッ
ドの相対速度を再生時と同一になるようにすることが必
要である。その理由は、相対速度が変化すると、読出し
信号の周波数帯域が変化し、ヘッドやアンプ、イコライ
ザなどの周波数特性と異なってくるためで、PLL部、信
号処理部の周波数帯域もその分広くする必要があるため
である。
なお、サーチスピードとドラム回転数の関係を図示する
と、第6図のグラフ中点線a及びbで示すようになる。
なお、点線aは記録再生時のドラム回転数が4000rpmに
対応する相対速度の場合、点線bは2000rpmに対応する
相対速度の場合である。グラフから明らかなように、FF
方向の200倍速サーチ時には、再生時の約1.5倍の約6000
rpmで回転ドラム11を回転させなければならなくなる。
回転ドラム11はドラムモータにより駆動され、その回転
数はドラムモータに印加する電圧を変えることによって
変化されるようになっているため、回転数を広い範囲で
変化させようとすると、ドラムモータに印加する電圧を
広い範囲で変化させなければならなくなる。従って、サ
ーボ系の応答性を確保しようとした場合には、大きな電
源電圧が必要になり、電池を電源とするポータブルタイ
プのR−DATにとっては重大な問題となる。
よって、本発明は、高速サーチ時の回転ドラムの回転数
の上限を出来る丈下げることができるようにしたデジタ
ル信号再生装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明によりなされたデジタ
ル信号再生装置は、互いに異なる相対速度で再生した信
号をそれぞれ処理する機能を有するヘリカルスキャン方
式のデジタル信号再生装置において、高速サーチ時に低
い方の相対速度でサーチ動作を行う機能選択手段を備え
ることを特徴とする。
〔作 用〕
以上の構成により、ヘッドと記録媒体との相対速度を、
ドラム回転数を例えばSPモード時に4000rpm、LPモード
時に2000rpmにしてデジタル信号の再生を行うようにな
っている場合、高速サーチ時に機能選択手段が、第6図
に基づき回転ドラムを2000rpmにして再生を行うときの
相対速度と同じになるようにサーチ動作の機能を選択す
るため、高速サーチ時の回転ドラムの回転数を従来より
低くすることが可能となり、ドラム回転数の上限を下げ
ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は第3図について上述した回転ドラム11を使用し
本発明により構成したR−DATの回路構成を示す図であ
り、機構部1、高周波(RF)部2、ATF(Automatic Tra
ck Finding)処理部3、PLL(Phase Lacked Loop)部
4、サーボ部5、信号処理部6、オーディオ信号部7、
システム制御部8及び操作部9からなっている。
上述の装置において、操作部9のREC釦91を操作した記
録時には、アナログ信号入力端子INに入力されたアナロ
グ信号は、オーディオ信号部7中のローパスフィルタ
(LPF)71により不要な高周波成分が除去される。LPF71
の出力は、A/D変換器72に与えられ、ここでデジタル信
号に変換される。オーディオ信号部7からのデジタル信
号は、信号処理部6のPCMサブコード符号化回路61に入
力される。一旦RAM65に記憶されたこれらのデータに対
しこのPCMサブコード符号化回路61は、PCMデータにイン
ターリーブを施し、訂正符号を生成付加すると共にサブ
コードを付加し、その後RAMコントロール部64の制御の
もとで再度RAM65に記憶させる。RAM65の出力は8/10変換
器62で変換してRF部2の記録アンプ21に入力される。RF
部2では、システム制御部8からのREC制御信号が、
“H"のとき切換スイッチ23がREC側に切り変えられてい
て、該スイッチ23を介して記録アンプ21からの記録デー
タが磁気テープTに記録すべくヘッド11a及び11bに供給
される。ヘッド11a及び11bは回転ドラム11上に設けら
れ、テープの記録再生を行う。
なお、上述した記録を通常(SP)モードでなく長時間
(LP)モードで行う場合には操作部9のLP釦95が操作さ
れ、これに応じてシステム制御部8のシスコン81から信
号処理部6に、メカコン82からサーボ部5に、記録をLP
モードで行うことを示す制御信号をそれぞれ供給する。
操作部9のPB釦92を操作した再生時には、切換スイッチ
43及び44はシステム制御部8からの信号により図とは反
対のSP側に切り換えらる。ヘッド11a及び11bにより読み
取られた再生データは切換スイッチ23を介してRF部2の
再生アンプ22に入力される。再生アンプ22の出力はPLL
部4の一方のチャンネルのイコライザアンプ41aに入力
されて等化増幅された後PLL回路42aに入力され、ここで
周期検出が行われて再生データ(PBDATA)と再生クロッ
ク(PBCK)に分けられる。PBDATAは、SP側にある切換ス
イッチ43及び44を介してPBCKと共に信号処理部6の8/10
復調器67に入力されて復調され、その出力がRAM65に入
力されてRAMコントロール部64の制御のもとでデータ順
に記憶される。RAM65にはPCMサブコード復号化回路66が
接続されていて、該回路66はRAM65に記憶されたデータ
をデインターリーブしてエラー訂正を行う。回路66の出
力はオーディオ信号部7のD/A変換器73に入力されアナ
ログ信号に変換されてLPF74に入力され、ここで不要な
高周波成分を除去されてアナログ信号出力端子OUTから
出力される。
なお、ヘッド11a及び11bにより読み取られた再生データ
がSPモードで記録された磁気テープからのものであると
きは、正常にPBDATAが得られるが、LPモードで記録され
た磁気テープからのものであるときには、正常なPBDATA
は得られない。よって、正常なPBDATAが得られないとき
には、システム制御部8からPLL部4に切換スイッチ43
及び44を元のチャンネルに切り換えるための切換信号が
供給される。このことによって、再生アンプ22の出力は
PLL部4のイコライザアンプ41b及びPLL回路42bを通じて
PBDATA及びPBCKに分けられる。上記一方のチャンネルの
チャンネル周波数は9.4MHz、他方は4.7MHzとなってい
る。
上記、信号処理部6にはATFなどの各種の固定周波数を
発生する固定周波数発生器63が設けられ、該発生器63で
発生される周波数信号は切換スイッチ68を記録時のモー
ド、SP又はLPモードによって定められる所定のタイミン
グで切り換えることにより、磁気テープ上の所定位置に
挿入記録される。
機構部1の回転ドラム11、キャプスタン12、サプライリ
ール13及びテイクアップリール14はサーボ制御により回
転が制御されており、このために回転ドラム11に対して
周波数発生器(FG)11cとパルス発生器(PG)11dが、キ
ャプスタン12に対してFG12aが、そしてリール13及び14
に対してFG13a及び14aがそれぞれ設けられている。FG11
c及びPG11dの出力は、サーボ部5のドラムサーボ回路51
に基準信号発生器54からの基準信号及びPLL部4からのP
BCKと共に入力され、ヘッド11a及び11bがテープTと接
しているときに記録再生動作及びサーチ動作ができるよ
うにドラムモータ(図示せず)にサーボがかけられる。
FG12aの出力は、サーボ部5のキャプスタンサーボ回路5
2に、基準信号発生器54からの基準信号及びATF処理部3
からのトラックズレ量を表すエラー信号と共に入力さ
れ、キャプスタン12を駆動するキャプスタンモータ(図
示せず)をサーボ制御する。FG13a及び14aの出力は、サ
ーボ部5のリールサーボ部53に、基準信号発生器54から
の基準信号と共に入力され、リール13及び14を駆動する
リールモータ(図示せず)をサーボ制御する。
図示の例では、ドラム径Dが15mmでテープ巻付角αが18
0゜となっていて、SPモードでドラム11は記録再生共に4
000rpmで回転し、LPモードでは記録再生共に2000rpmで
回転するように、基準信号発生器54からドラムサーボ回
路51に基準信号51に基準信号が入力されて制御される。
また、200倍の高速FFサーチ時には約4000rpmで、100倍
のREW高速サーチの時には約1000rpmで回転ドラムを回転
するように基準信号発生器54からドラムサーボ回路51に
基準信号が入力される。
更に、キャプスタンサーボ回路52には、SPモードの記録
ではテープ速度vが8.15mm/sec、LPモードの記録では4.
075mm/secとなるようにする基準信号が入力される。再
生時には、SPモード,LPモード共に記録されている信号
によりトラックズレ量を検出して記録されたトラックを
トレースするようにテープ送りが制御される。
この再生時のトラックトレースの自動制御がATF(Autom
aic Track Finding)と呼ばれ、再生信号をATF処理部3
のデジタル部31に入力することにより、再生信号の中か
シンク信号を検出し、両隣接トラックのトラックズレ量
をサンプリングするサンプルパルスSP1及びSP2を出力す
る。これがATF処理部3のアナログ部32に入力され、両
隣接トラックのトラックズレ量の差分を検出し、これを
再生時のトラッキング制御信号としている。
リールサーボ回路53は主に、サーチ動作時に機構部1の
サプライリール13のFG13aとテイクアップリール14aのFG
14のFG周期の各々の2乗の和を一定にすることにより、
テープの送り速度が約8.15mm×200の一定値となるよう
に制御する。
システム制御部8のシステムコントローラ(シスコン)
81は操作部9からの操作信号の読み取り及びサブコード
信号の読み取り書き込みとこれらに基づく各種制御信号
の発生を、機構部コントローラ(メカコン)82は機構部
1及びサーボ部5などをそれぞれ制御するものである。
なお、操作部9のFS釦93はFF方向のサーチ動作を行わせ
るためのもので、該FS釦93が操作されると、シスコン81
は機構部1にFFサーチ動作状態を形成させるためにの制
御信号を印加し、またサーチ部5の基準信号発生器54に
FF方向のサーチ動作に必要な基準信号を発生させる制御
信号を印加する。これに応じて基準信号発生器54は、第
6図の実線上の点Xに従って、ドラムサーボ51に回転ド
ラム11を約4000rpmで回転するのに必要な基準信号を、
リールサーボ53にテープ送り速度が+(8.15mm×200)
となるようにサプライリール13及びテイクアップリール
14を回転させるに必要な基準信号をそれぞれ印加する。
このとき、キャプスタン12はキャプスタンサーボ52によ
るサーボ制御は行われない。
上述のような状態で回転ドラム11上のヘッド11a及び11b
で再生された信号は切換スイッチ23、再生アンプ22を介
してPLL部4に供給される。このとき切換スイッチ43及
び44は図示の状態にあるので、再生している磁気テープ
TがSP,LPいずれのモードで記録されていても共に4.7MH
zのチャンネル周波数の信号が再生され、正常なPBDATA
がPLL部4から得られ、正常なサーチ動作が行われる。
RS釦94はREW方向のサーチ動作を行わせるためのもの
で、該RS釦94が操作されると、シスコン81は機構部1に
REWサーチ動作状態を形成させるための制御信号を印加
し、またサーボ部5の基準信号発生器54にREW方向のサ
ーチ動作に必要な基準信号を発生させる制御信号を印加
する。これに応じて基準信号発生器54は、第4図の実線
上の点Yに従って、ドラムサーボ回路51に回転ドラム11
を約1000rpmで回転するのに必要な基準信号を、リール
サーボ53にテープ送り速度が−(8.15mm×100)となる
ようにサプライリール13及びテイクアップリール14を回
転させるに必要な基準信号をそれぞれ印加する。この状
態では、FF方向のサーチのときと同様にSP,LPいずれの
モードで記録されていても4.7MHzの信号が得られ、正常
なサーチが動作が行われる。
MS釦96は再生しようとしている磁気テープに記録されて
いるプログラムNOを指定し、高速サーチによって選曲す
るためのものであり、該MS釦96が操作されたときには、
システム制御部8は指定されたプログラムNOと現在のプ
ログラムNOとを比較し、その比較結果によりサーチ方向
を決定し、以後FS釦93,RS釦94が操作されたときと同様
にサーチ動作を行い、このサーチ動作により得られるプ
ログラムNO及びS−IDに関する情報により指定した曲の
頭から再生動作を開始させる。
なお、図示実施例では、記録再生の両機能を有する装置
として示されているが、本発明は記録機能をもたない再
生専用の装置にも有効に適用することができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、高速サーチ時のド
ラム回転数の上限を下げることができるので、回転ドラ
ムの回転数制御範囲が狭くなり、小さな回転数制御電圧
で良好なドラム回転サーボ特性を得ることができ、特に
電池を電源とする装置に有効に適用することができるな
どの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すR−DATの回路構成を
示す回路図、 第2図は第1図のR−DATに使用されている回転ヘッド
の原理を説明する説明図、 第3図は第1図中の回転ヘッドの具体的構成を示す図
で、(a)は上面図、(b)は(a)中のX矢視図、
(c)は(a)中のY矢視線図、 第4図は磁気テープ上のトラックをヘッドがトレースす
る様子を示す説明図、 第5図は第4図のトレースにより得られるPBRF信号を示
す波形図、 第6図はSDモード及びLPモードでのサーチスピード対ド
ラム回転数の関係を示すグラフである。 4……PLL部、41a,41b……イコライザアンプ、42a,42b
……PLL回路、43,44……切換スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる相対速度を再生した信号をそ
    れぞれ処理する機能を有するヘリカルスキャン方式のデ
    ジタル信号再生装置において、 高速サーチ時に低い方の相対速度でサーチ動作を行う機
    能選択手段を備える、 ことを特徴とするデジタル信号再生装置。
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DE3841259A DE3841259A1 (de) 1988-02-26 1988-12-07 Vorrichtung zum aufzeichnen und wiedergeben von signalen
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