JPS6139391Y2 - - Google Patents

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JPS6139391Y2
JPS6139391Y2 JP1979171500U JP17150079U JPS6139391Y2 JP S6139391 Y2 JPS6139391 Y2 JP S6139391Y2 JP 1979171500 U JP1979171500 U JP 1979171500U JP 17150079 U JP17150079 U JP 17150079U JP S6139391 Y2 JPS6139391 Y2 JP S6139391Y2
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JP
Japan
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ring
film sensitivity
mode switching
gear part
magnification correction
Prior art date
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JP1979171500U
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JPS5688226U (ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動露出を行なうカメラの露出に関す
る操作を行なうための操作ダイアルに関する。
自動露出装置を有するカメラでカメラに装填し
たフイルム感度をカメラの露出決定回路に入力す
ること(フイルム感度の設定)、その設定値およ
び被写体の輝きから得られる露出量に露出倍数の
修正を施すこと、および自動露出(AUTO)に
するか、X接点を用いる閃光撮影をするか、バル
ブ撮影をするかなどの撮影モードの選択は、すべ
て露出に関連する選択または設定操作である。
したがつてこれらの操作部分は近接して設けら
れていることが設計上からも操作上からも好まし
いと言うことができる。
本考案の目的はこれらの操作を巻戻し軸を中心
とする回転操作によりすべて実現でできるように
し、しかも組立作業も容易であり、その部分をコ
ンパクトにまとめることのできるカメラの操作ダ
イアルを提供することにある。
以下図面等を参照して、本考案によるダダイア
ルを説明する。
第1図は本考案によるダイアルの実施例を示す
平面図である。まずこの図面を参照して、本考案
によるダイアル操作の対象および機能を説明す
る。
図において、Fはフアインダカバーを示す。各
操作ダイヤルは外周からモード切換(AUTOX.
B)ダイヤル10、フイルム感度(ASA)設定リ
ング12、露出倍率修正リング16の順に配置さ
れており、それらは巻戻軸を中心とする回転によ
り操作される。なお第1図において33は巻戻ノ
ブ、34は巻戻レバーである。
モードの切換はつまみ10aを回して指標点を
フアインダカバーFの上の、B.X.AUTOに合致
させることにより行なわれる。
なお各位置は後述するようにクリツクで位置決
めされる。
フイルム感度の設定はリング12を持ち上げて
回転させることにより、これと回転をともにする
銘板リング20上感度表示を露出倍率修正リング
16の窓16a村に出現させることにより行なわ
れる。
露出倍数の修正は感度設定リング12を回転さ
せるとフイルム感度設定リング16が一体に回転
しリング16上の修正倍率表示をフアインダカバ
ーF上の指標に合わせることにより行なわれる。
なおこの回転角度位置も後述するようにクリツク
位置決めされている。
次に第2図以下を参照して、内部構成を説明す
る。第2図は本考案によるダイアル機構の展開的
な縦断面図である。
第3図および第4図はボデイ側の組立を説明す
るための平面図で、第3図は主として刷子と配線
板の関係、第4図は倍率修正用回転組立を搭載し
た状態で示してある。
配線板1はカメラボデイBのフイルム供給室上
方に固定されている。第1図に示すように中央部
に孔が設けられており、この孔中心にフイルム感
度入力用の表面配線回路およびモード切換用の表
面配線回路が形成されている。
前記孔を貫通するように巻戻軸22を支持し、
後述する内部リング等の回転支軸となる戻軸受筒
2を固定してある。巻戻軸22の下端にはフイル
ムパトローネ軸に結合する叉状部があり、上端に
はねじ22aが設けられている。
なお巻戻軸23は巻戻軸クリツクばね23で位
置決めされているが、第2図位置上方に移動可能
である。
筒部3とこれと一体に設けられている歯車部4
とクリツクセクタ5よりなる倍率修正用回転組立
は前記筒部3で前記戻軸受筒に回転可能に支持さ
れている。クリツクセクタ5は、第4図に示され
ているように歯車部4の外周より突出させられて
おり、クリツクボール27に対応する孔5aが5
個設けられている。
これは前述した倍率修正1/4,1/2,1,2,4
に対応するものである。クリツクボールガイド2
8はボデイB側に固定されており、先端部にボー
ル27の外径より若干大きい孔が設けられその孔
に入れられたボール27はボールばね29により
前記孔5a方向に押し上げられている。
前記組立の歯車部4の下側にフイルム感度接片
支持回転板7が回転可能に設けられている。この
回転板7は第2図または第4図に示されているよ
うにフイルム感度摺動接片6が固定されており、
前記歯車部4の外径よりも放射方向に突出した係
合叉部7aを備えている。
配線板1にはさらにモード切換用刷子支持摺動
板9がスライド案内軸24,24により受筒2を
中心に移動可能に支持されている。
この摺動板9は第3図に示すように配線板1上
の表面配線上を摺動しモード切換用の回路を形成
する。摺動板9の内側に設けられている切欠部9
bはモード切換リング10の10a部と結合する
ための切欠である。
外側にはクリツク用のノツチ9cが設けられて
いる。
スライドクリツクレバー25はボデイBに枢止
され、ばね26により、反時計方向の回転力が与
えられ先端のピン25aが摺動板9に圧接され、
前記ノツチ9cと協動してモード切換位置を決定
する。以上説明した部分はボデイ側の構成であ
る。
フアインダカバーFには前記戻軸受筒2を中心
とした円開口が設けられており、この開口部にモ
ード切換リング10が止めばね11により抜けな
いように止められている。フアインダカバーFと
は比較的ゆるく嵌合するようにしてある。10a
は操作用のつまみである。
下方に伸びる突起10bは前述した摺動板9の
切欠部9bに結合させられる脚部である。
前記切換リング10の内側にはフイルム感度設
定リング12が回転可能に設けられる。
このリング12下端には前述した接片支持回転
板7の7a部に結合させられる脚部10bが設け
られている。また下端内周には前記歯車部4に結
合可能な内歯車部12aが設けられている。
前記フイルム感度設定リング12の内周に前記
倍率修正用組立と一体に回転可能に固定される露
出倍数補正用リング16が設けられている。この
リング16の内径は前述した筒部3の外径よりも
ナツト32の外径よりも大きくしてある。
このリング16には貫通孔16bが設けられて
おりこの孔を貫通するねじ31により前述した感
度修正用組立の歯車部4のねじ孔4aに締付け固
定される。
前記露出倍率修正リング16の鍔とフイルム感
度設定リング12の鍔の間には上下の空所が設け
られており、この空所にフイルム感度表示を有す
る銘板リング12が、ばね18で上側に押し付け
られるように設けられている。
なお銘板リング12は曲げ起された20a部先
端でフイルム感度設定リング12に設けられてい
る孔12cに拘束されて12と回転をともにする
ようになつている。
33は巻戻ノブであつて中央部のねじで巻戻軸
22のねじ22aに結合させられる。
34は巻戻クランクである。
本考案によるダイアルを組立るにはまず戻軸受
筒2をねじでボデイに固定し、配線板を固定し、
倍率修正用回転組立、フイルム感度接片支持回転
板7、モード切換用刷子支持摺動板9、および関
連するクリツク手段等を取りつけて、ナツト32
を巻戻軸2のねじに結合させて、ボデイ側の組付
を終了する。
フアインダカバーF側ではボデイ側とは独立し
てモード切換リング10、フイルム感度設定リン
グ12、銘板リング20、ばね18、露出修正リ
ング16を組み付ける。そして10aを9aに、
12bを7aに、12aを4に結合させてねじ3
1により露出倍率修正用リング16を歯車4に固
定して結合を終了する。
以上のように構成されている本考案による構造
の動作は当初に説明したとおりであるが構造と関
連して説明する。
モード切換リング10を10aで廻すと10b
部がモード切換用刷子支持摺動板9を回動させ、
モードを選択する。摺動板9はクリツク位置決め
される。フイルム感度の設定はリング12を上昇
させ、その内歯12aを歯車4から離脱させる。
ただし、この状態において12b部と7aの係合
は離れない。リング12を回転すると、フイルム
感度接片支持回転板7と銘板リング20は一体に
回転させられる。倍率修正用リング16の窓16
aに希望するフイルム感度表示を出現させるリン
グ12を下降させて設定を終了する。
露出倍率の修正は、リング12を回転させると
リング16が一体に回動して行なわれる。
この場合の位置決めはクリツクボール27等に
より行なわれる。
以上説明したように、本考案によるダイアルに
よれば、フイルム感度設定、倍率修正、モードの
選択が巻戻軸回りの操作により実現できる。
本考案を構成する要素は個々的には新規ではな
いが、それらの合理的な結合により、組立も容易
となり、ダイアル関連のスペースも小なくて済
み、本考案の目的は完全に達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるダイアルの実施例を示す
平面図、第2図は展開的な縦断面図、第3図、第
4図はそれぞれボデイ側の機構を示す平面面図で
あつて、第3図は主として刷子と配線板の関係
を、第4図は倍率修正用組立を組み付けた状態で
示してある。 B……ボデシ、F……フアインダカバー、1…
…配線板、2……戻軸受筒、3……筒部、4……
歯車部、5……クリツクセクタ、6……フイルム
感度摺動接片、7……接片支持回転板、7a……
係合叉部、8……モード切換摺動接片、9……モ
ード切換用刷子支持摺動板、10……モード切換
リング、11……止めばね、12……フイルム感
度設定リング、16……露出倍率修正用リング、
18……ばね、20……銘板リング、22……巻
戻軸、23……巻戻軸クリツクばね、24……ス
ライド案内軸、25……スライドクリツクレバ
ー、26……レバーばね、27……クリツクボー
ル、28……ボールガイド、29……ボールば
ね、31……ねじ、32……ナツト、33……巻
戻ノブ、34……巻戻クランク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 露出感度決定およびカメラの動作モード選択の
    ための切換回路を形成するための平面配線がされ
    ており、カメラボデイのフイルム室上部に固定さ
    れている配線板1と、前記配線板1の中央を貫通
    し上方に突出するようにカメラボデイに固定され
    ており、巻戻軸受を形成する戻軸受筒2と、前記
    受筒2の外周で回転可能に嵌装されている筒部3
    とこの筒部と一体に設けられている歯車部4とカ
    メラボデイに対して複数位置で係止されるため前
    記歯車部4外周に突出するように前記歯車部4に
    固定されているクリツクセクタ5よりなる倍率修
    正用回転組立と、前記歯車部4の下側で前記戻軸
    受筒2または筒部3を中心に回転可能に支持さ
    れ、前記配線板1上を摺動する接片6を支持、か
    つ前記歯車部4の外径よりも放射方向に突出した
    係合叉部7aを有するフイルム感度接片支持回転
    板7と、前記配線板1上に前記戻軸受筒2を中心
    にかつ、前記接片6より外周で回動可能に支持さ
    れかつ前記配線板1上を摺動する接片8を支持し
    カメラボデイに対して複数位置で係止可能に設け
    られているモード切換用刷子支持摺動板9と、フ
    アインダカバーの前記戻軸受筒2を中心とする開
    口円に回動可能に支持され下方に伸びる脚部10
    bが前記モード切換用刷子支持摺動板9に係合可
    能であるモード切換リング10と、内周に前記歯
    車部4に結合可能な歯車部12aを有し、前記モ
    ード切換リング10の内周に上下動および回転可
    能に嵌装され下方に伸びる脚部10bが前記係合
    叉部7aに結合させられるフイルム感度設定リン
    グ12と、前記フイルム感度設定リング12の内
    周に回転可能に嵌入されかつ前記倍率修正用回転
    組立と一体に回転可能に固定され上面にフイルム
    感度表示窓16aを有する露出倍率修正用リング
    16と、前記フイルム感度設定リング12と一体
    に回転可能であり、ばね18により前記露出倍率
    修正用リング16の裏面に押し付けられているフ
    イルム感度表示銘板リング20とから構成したカ
    メラの操作ダイアル。
JP1979171500U 1979-12-11 1979-12-11 Expired JPS6139391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979171500U JPS6139391Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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JP1979171500U JPS6139391Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS5688226U JPS5688226U (ja) 1981-07-15
JPS6139391Y2 true JPS6139391Y2 (ja) 1986-11-12

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ID=29682333

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JP1979171500U Expired JPS6139391Y2 (ja) 1979-12-11 1979-12-11

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5987035U (ja) * 1982-12-03 1984-06-12 京セラ株式会社 カメラのフイルム感度表示装置
JP2007274598A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujifilm Corp 撮像装置および撮影条件表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5688226U (ja) 1981-07-15

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