JPS6215807Y2 - - Google Patents

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JPS6215807Y2
JPS6215807Y2 JP12119080U JP12119080U JPS6215807Y2 JP S6215807 Y2 JPS6215807 Y2 JP S6215807Y2 JP 12119080 U JP12119080 U JP 12119080U JP 12119080 U JP12119080 U JP 12119080U JP S6215807 Y2 JPS6215807 Y2 JP S6215807Y2
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JP
Japan
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camera
film winding
film
shutter
winding tube
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JP12119080U
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JPS5745635U (ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として医療用の多灯式無影照明灯
に、フイルム捲取器とシヤツターボタンが同軸に
設けられたカメラを装着した場合、このカメラの
フイルム捲取器とシヤツターボタンの操作を、前
記照明灯の側面から異軸で各別に行えるようにし
たカメラの遠隔操作装置に関するものである。
従来、フイルム捲取器とシヤツターボタンとが
異なつた軸上に設けられたカメラを、医療用の多
灯式無影照明灯に装着し、これらフイルム捲取と
シヤツター操作を照明灯の側面から行うようにし
たものは知られている。
しかしながら、フイルム捲取器とシヤツターボ
タンが同軸に設けられたカメラを使用した医療用
の多灯式無影照明灯における遠隔操作機構につい
ては、末だ知られていない。
本考案はこのような場合に異軸、各別に遠隔操
作ができるようにしたもので、フイルム捲取器と
シヤツターボタンが同軸に設けられたカメラが取
付けられた器具の固定部分で、該カメラの前記軸
上に固定されたスリーブと、このスリーブ内に回
動自在に挿入され、その一端が前記カメラのフイ
ルム捲取器に連結され、他端がユニバーサルジヨ
イントを介して前記器具の所定位置に設けられた
フイルム捲取ノブに連結されたフイルム捲取筒
と、このフイルム捲取筒内に、その軸方向に移動
自在に挿入され、先端がカメラのシヤツターボタ
ンに臨設するシヤツター作動杆と、前記フイルム
捲取筒の軸方向に開口された開口窓と、前記フイ
ルム捲取筒の軸方向に移動自在で、フイルム捲取
筒の外周に嵌合され、前記開口窓を介して前記シ
ヤツター作動杆とピンにより固定された、フラン
ジを有する伝動片と、この伝動片が前記カメラと
反対方向に弾持されるスプリングと、前記器具の
所定位置に押動部が取付けられ、前記伝動片のフ
ランジに作動軸を臨設させて配設されたレリーズ
とを備えたことを特徴とするカメラの遠隔操作装
置を提供するものである。
別紙図面について本考案に係る装置の実施例を
説明する。
半円状のアーム1により医療用の多灯式無影照
明灯2のランプハウス3が転傾自在に軸着され、
このランプハウス3内の一部にカメラボツクス4
が形成される。
カメラボツクス4内には、カメラ5がレンズ6
側を下方へ向けて着脱自在に固定され、カメラ5
のフイルム捲取器7には1対の突条8,8を有す
るキヤツプ9が固定されている。
このフイルム捲取器7と、その中心軸が一致す
るカメラボツクス4の壁面には、スリーブ10が
この壁面をはさんでナツト11,12により固定
される。
スリーブ10内にはフイルム捲取筒13が回動
自在に嵌挿され、その一端は外周が角筒に形成さ
れて前記キヤツプ9の1対の突条8,8間に嵌合
され、フイルム捲取筒13の回動がキヤツプ9に
伝えられるようにすると共に、フイルム捲取筒1
3の他端はユニバーサルジヨイント14および捲
取軸28を介して前記ランプハウス3の側面に設
けられたフイルム捲取ノブ15に連結される。
フイルム捲取筒13内には、軸方向に移動自在
にシヤツター作動杆16が挿入され、その先端は
カメラ5のシヤツターボタン17に臨設されると
共に、その後端近くが、前記フイルム捲取筒13
に穿設された開口窓18を介して、フイルム捲取
筒13外周で、その軸方向に摺動自在に嵌合され
たフランジ19付の伝動片20にピン21により
固定される。
この開口窓18は、シヤツター作動杆16がシ
ヤツターボタン17を作動させる範囲、すなわち
ピン21を移動させるに足る長さの範囲でフイル
ム捲取筒13の軸方向に穿設されており、シヤツ
ター作動杆16の移動量規制を兼ねている。
前記伝動片20のフランジ19と前記スリーブ
10間にはスプリング22が介在され、伝動片2
0とピン21を介してシヤツター作動杆16が常
時カメラ5のシヤツターボタン17と反対方向に
弾持される。
前記スリーブ10にはレリーズ支持アーム23
が固定されており、このレリーズ支持アーム23
にケーブルレリーズ24の一端が固定され、その
作動軸24a先端が前記スプリング22の張設側
とは反対側の伝動片20のフランジ19周辺部に
臨設されると共に、ケーブルレリーズ24の他端
が、前記ランプハウス3の側面で、フイルム捲取
ノブ15と並べて設けられたシヤツター操作ボタ
ン24bに連結される。
図中、25はレリーズ支持アーム23に取付け
られたストツパーで、フイルム捲取筒13に固定
されたスプリング承け26に植設されたピン27
と衝合し、フイルム捲取筒13の回転範囲を1回
転に規制している。
29はフイルム捲取軸28の回動復帰用スプリ
ングである。
つぎにこの実施例装置によりカメラ5のフイル
ム捲取りとシヤツター操作を、その作動とともに
説明する。
フイルムを捲取る場合は、ランプハウス3の側
面に設けられたフイルム捲取ノブ15を回動する
と、この回動はフイルム捲取軸28、ユニバーサ
ルジヨイント14、フイルム捲取筒13およびキ
ヤツプ9を介してカメラ5のフイルム捲取器7が
回動され、カメラ5内に装填されたフイルム(図
示せず)が捲取られる。
フイルム捲取後、フイルム捲取ノブ15から手
を離すと、回動復帰用スプリング29によりフイ
ルム捲取軸28等が旧位置に復帰する。
ここで、回動復帰用スプリング29によりフイ
ルム捲取軸28が旧に復すると、ユニバーサルジ
ヨイント14、フイルム捲取筒13およびキヤツ
プ9を介してカメラ5のフイルム捲取器7も捲取
時とは逆の回転が与えられるが、この逆回転は在
来のカメラの機構上何らフイルムの捲取には影響
を与えない。
フイルム捲取後、ランプハウス3の側面に設け
られたシヤツター操作ボタン24bを押すと、ケ
ーブルレリーズ24の作動軸24aが突出し、フ
ランジ19をスプリング22の弾性に抗してカメ
ラ5側へ移動させる。
フランジ19の移動は、同時に伝動片20、ピ
ン21を介してシヤツター作動杆16を移動さ
せ、その先端でカメラのシヤツターボタン17を
押すことによりシヤツターが切れ、もつて写真撮
影が行なわれる。
シヤツター操作ボタン24bから指を離せばケ
ーブルレリーズ24の作動軸24aが旧位置に引
込むことは自明である。
本考案は上記構成よりなるものであるから、フ
イルム捲取器とシヤツターボタンが同軸に設けら
れたカメラが取付けられた器具において、カメラ
と離れた位置からそれぞれの操作を簡単な機構で
各別に行なうことができ、特に医療用の無影照明
灯などのように創傷部位などを照明しながら、か
つその部位の写真撮影を頻繁に行なうような場合
に、格別複雑な機構により煩雑な操作をすること
なく、単純な操作で確実にカメラのシヤツター切
りとフイルムの捲取りができて写真撮影によるデ
ーターの蒐集が容易である。
また、写真撮影に際して、レリーズの作動軸が
伝動片のフランジに臨設しているため、フイルム
捲取ノブの回動位置如何にかかわらず、シヤツタ
ー作動杆、すなわちカメラのシヤツターボタンの
操作をフイルム捲取ノブと同時および異時に行な
うことができて、操作者の操作要領に応じた撮影
操作が可能となる。
フイルム捲取機構とシヤツター作動機構とが分
岐されかつ前者が屈折自在なユニバーサルジヨイ
ントを介し、また後者が彎曲自在なケーブルレリ
ーズを介してそれぞれ遠隔位置で操作しうるた
め、フイルム捲取ノブとシヤツター操作ボタンを
撮影者にとつて便利な位置に操作パネル上に配置
または位置変えすることができ、またカメラのフ
イルム捲取器とシヤツターボタンに対応するフイ
ルム捲取ノブとシヤツター操作ボタンの操作パネ
ル上の位置がこれらの製作や組立てにおいて多少
の誤差があつても何ら支障問題が生じない。
さらにまたメカニズムが複雑又は繁雑でなく、
比較的単純な構成であるので故障がきわめて少な
く、かつ故障が発生しても簡単に修理できるな
ど、カメラの遠隔操作装置として、これまでにな
い実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る装置の実施例を示すもの
で、第1図は医療用の多灯式無影照明灯に本装置
を装備した一部断面図、第2図は要部の拡大図、
第3図は要部の断面図、第4図はシヤツター操作
ボタンの取付状態図である。 2……多灯式無影照明灯、3……ランプハウ
ス、5……カメラ、7……フイルム捲取器、10
……スリーブ、13……フイルム捲取筒、14…
…ユニバーサルジヨイント、15……フイルム捲
取ノブ、16……シヤツター作動杆、17……シ
ヤツターボタン、18……開口窓、19……フラ
ンジ、20……伝動片、21……ピン、22……
スプリング、24……レリーズ、24a……作動
軸、24b……シヤツター操作ボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フイルム捲取器とシヤツターボタンが同軸に
    設けられたカメラが取付けられた器具の固定部
    分で、該カメラの前記軸上に固定されたスリー
    ブと、このスリーブ内に回動自在に挿入され、
    その一端が前記カメラのフイルム捲取器に連結
    され、他端がユニバーサルジヨイントを介して
    前記器具の所定位置に設けられたフイルム捲取
    ノブに連結されたフイルム捲取筒と、このフイ
    ルム捲取筒内に、その軸方向に移動自在に挿入
    され、先端がカメラのシヤツターボタンに臨設
    するシヤツター作動杆と、前記フイルム捲取筒
    の軸方向に開口された開口窓と、前記フイルム
    捲取筒の軸方向に移動自在で、フイルム捲取筒
    の外周に嵌合され、前記開口窓を介して前記シ
    ヤツター作動杆とピンにより固定された、フラ
    ンジを有する伝動片と、この伝動片が前記カメ
    ラと反対方向に弾持されるスプリングと、前記
    器具の所定位置に押動部が取付けられ、前記伝
    動片のフランジに作動軸を臨設させて配設され
    たレリーズとを備えてなるカメラの遠隔操作装
    置。 (2) 器具が医療用の多灯式無影照明灯である実用
    新案登録請求の範囲(1)記載のカメラの遠隔操作
    装置。
JP12119080U 1980-08-28 1980-08-28 Expired JPS6215807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12119080U JPS6215807Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12119080U JPS6215807Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5745635U JPS5745635U (ja) 1982-03-13
JPS6215807Y2 true JPS6215807Y2 (ja) 1987-04-21

Family

ID=29481857

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12119080U Expired JPS6215807Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914459U (ja) * 1982-07-19 1984-01-28 松下電器産業株式会社 操作装置

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JPS5745635U (ja) 1982-03-13

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