JPS6327501Y2 - - Google Patents

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JPS6327501Y2
JPS6327501Y2 JP12196382U JP12196382U JPS6327501Y2 JP S6327501 Y2 JPS6327501 Y2 JP S6327501Y2 JP 12196382 U JP12196382 U JP 12196382U JP 12196382 U JP12196382 U JP 12196382U JP S6327501 Y2 JPS6327501 Y2 JP S6327501Y2
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JP
Japan
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shutter blade
shutter
television camera
plate
cam plate
Prior art date
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Expired
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JP12196382U
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English (en)
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JPS5927680U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヤツタ機構を有するテレビカメラ
に関するものである。
従来のテレビカメラのシヤツタ機構において
は、電気信号のみによつてシヤツタ羽根を作動さ
せている。従つて、シヤツタ機構の作動回路が故
障すれば、シヤツタ羽根は閉止した状態のままで
あり、テレビカメラの使用が不可能となる欠点が
あつた。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、シヤツ
タ機構の作動回路が故障しても手動によりシヤツ
タ羽根の開閉を行うことができるようにしたテレ
ビカメラを提供することにあり、その要旨は、対
物レンズと色分解光学系の間の光路中にシヤツタ
機構を設け、電動駆動部の駆動軸の回転を前記シ
ヤツタ機構に伝達してシヤツタ羽根を作動させる
ようにしたテレビカメラにおいて、前記駆動軸に
連結した回転レバーを手動によつて回転させるこ
とにより前記シヤツタ羽根を光路に対して開放・
閉止できるようにしたことを特徴とするものであ
る。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図はシヤツタ機構を有するテレビカメラの
全体図を示し、カメラ本体1の前面部に対物レン
ズが取付けられている。対物レンズ2の光路に沿
つた本体1内にはシヤツタ機構3、色分解光学系
4が配置され、色分解光学系4により色分解され
た光は撮像管5,6,7にそれぞれ入射するよう
になつている。ここで、シヤツタ機構3は、主と
して黒レベルの検出、レンズを取外したとき外部
の強い光がカメラ本体1内に入り撮像管5,6,
7を故障させることの防止、及び色分解光学系4
を取出した際の撮像管5,6,7の保護のために
設けられている。
第2図、第3図はシヤツタ機構を示しており、
10は薄い金属板から形成されたシヤツタ羽根で
あつて、カメラ本体1に固定された基板11に回
転軸12を介して回転自在に取付けられている。
シヤツタ羽根10の遮光部13は、基板11をく
り抜いて形成した光路Lを覆う大きさを有してお
り、その反対側には平衡錘14が設けられ、シヤ
ツタ羽根10は回転軸12を中心に平衡を保持す
るようになつている。基板11に固定され電気的
に作動する回転駆動部15とシヤツタ羽根10の
間はリンク機構16により連結され、このリンク
機構16は第1、第2の連結節17,18により
構成されている。第1の連結節17は、回転駆動
部15の駆動軸19に固着され、第2の連結節1
8との連結軸20に回転自在に連結されたアーム
であり、第2の連結節18は、シヤツタ羽根10
の一部に設けられた回転自在の作用軸21と連結
軸20とを結ぶアームである。この場合、シヤツ
タ羽根10の回転軸12の中心から作用軸21の
中心までの距離は、駆動軸19の中心から連結軸
20の中心までの距離、即ち第1の連結節17の
長さよりも短くしてあり、これにより回転駆動部
15の駆動軸19の回転角は、シヤツタ羽根10
の回転角よりも小さくなる。また、シヤツタ羽根
10にはばね22が取付けられており、このばね
22は回転軸12の外周を一巡し、シヤツタ羽根
10に固定されたピン23と基板11に設けられ
たピン24との間に掛け渡され、シヤツタ羽根1
0に駆動軸19の回転方向と逆方向に負荷を与え
ている。更に、シヤツタ羽根10のピン23は基
板11に設けられた円弧状の長孔25によりその
動きが規制されており、シヤツタ羽根10の回転
角が制限されている。また、シヤツタ羽根10の
背面には背蓋26が基板11と平行に設けられて
おり、シヤツタ羽根10の回転時のふれ等を防止
するようになつている。
そして、回転駆動部15の左側には基板11と
一体的に、基板11と直交する方向に側板30が
設けられている。回転駆動部15の駆動軸19に
は、第1の連結節17と共に回転レバー31が軸
着され、その先端に操作ピン32が設けられ、こ
の操作ピン32は側板30の側部から更に左側に
突出されている。側板30には、第4図に示すよ
うなカム板33が、駆動軸19と直交する方向の
押え軸34により第5図に示すように回転自在に
取付けられており、カム板33の周囲の一部は切
欠部35とされ、この切欠部35に係止し側板3
0に設けられた停止ピン36によつてカム板33
の回動角は規制されている。また、カム板33内
には2個の円孔37,38がカム板33の同一半
径位置に穿孔されている。また、カム板33には
手動レバー39が設けられ、その先端にはつまみ
40が取付けられている。更に、側板30には鋼
球41が回転自在に嵌合されており、この鋼球4
1はカム板33の円孔37,38にその頭部を嵌
入するようになつており、押えばね42によりカ
ム板33側に付勢されている。
従つて、電気的にシヤツタ羽根10に動作させ
る場合には、回転駆動部15を作動させて第2図
に示すように駆動軸19を矢印方向に回転させる
と、シヤツタ羽根10にはリンク機構16を介し
て回転力が作用し、シヤツタ羽根10は回転軸1
2を中心に回転して、一点鎖線で示す位置に移動
し光路Lを開放することになる。この場合のシヤ
ツタ羽根10のトルクは平衡錘14で平衡され、
僅かにばね22の作用力だけであるから、極めて
小さな作動力でシヤツタ羽根10を移動させるこ
とができる。このとき回転レバー31も動くこと
になるが、回転レバー31は何らその動作を規制
されていないので、シヤツタ羽根10の作動の障
害となることはない。また、カム板33の円孔3
7には鋼球41が嵌入していて、カム板33は不
時に回転しないようになつている。ここで、回転
駆動部15の作動を停止すると、シヤツタ羽根1
0はばね22によつて元の位置に戻り、光路Lは
再び閉止される。
電気回路が故障するなどして、シヤツタ羽根1
0を手動で作動させる場合は、つまみ40により
カム板33を時計方向に回転すると、回転レバー
31は手動レバー39、操作ピン32を介して回
転し、回転駆動部15による回転と同様の回転を
駆動軸19に与えることになり、シヤツタ羽根1
0は同様に一点鎖線で示す位置に至り、光路Lを
開放することになる。カム板33の正確な回転移
動は鋼球41が円孔38に入る感触により確認可
能であり、更にはこの回転角はカム板33に設け
られた切欠部35と停止ピン36との共働によつ
て制約されており、カム板33の回転し過ぎによ
る回転レバー31、シヤツタ羽根10等の破壊を
防止している。また、つまみ40を元の位置に戻
すとばね22によつてシヤツタ羽根10は元の位
置に戻ることは、回転駆動部15の作動による場
合と同様である。
上述の実施例においては、カム板33により回
転レバー31を作動させたが、第6図以下の実施
例においては、スライド板50により回転レバー
31を作動させるようになつている。即ち、側板
30の上下方向に設けられた案内溝51にスライ
ド板50に付設された案内ピン52が挿入され、
スライド板50は上下動し得るようになつてい
る。また、スライド板50には上下方向に2個の
円孔53,54が穿孔されており、ここに側板3
0に嵌合した鋼球55の頭部が嵌入するようにさ
れている。なお、鋼球55は先の実施例と同様に
押えばね56によりスライド板50側に付勢され
ている。スライド板50の片側には段部57が設
けられており、スライド板50が上昇していると
きには、回転レバー31の先端の操作ピン32に
何ら接触しないようにされ、スライド板50が下
降すると段部57が操作ピン32を押動するよう
になつている。
従つて、この場合も電気的にシヤツタ羽根10
を作動させるときには、先の実施例と全く同様の
作動となる。また、手動によりシヤツタ羽根10
を作動させるには、スライド板50を降下させる
ことにより、スライド板50の段部57が操作ピ
ン32、回転レバー31を下方に押し下げてシヤ
ツタ羽根10を開放し、スライド板50を上昇さ
せることによりシヤツタ羽根10を閉止する。な
お、スライド板50の移動範囲は案内溝51によ
り規制され、更に円孔53,54に嵌入する鋼球
55によりスライド板50の安定位置は決められ
る。
以上説明したように本考案に係るテレビカメラ
は、電気回路による作動には何ら影響を与えるこ
となく、手動によりシヤツタ羽根を作動させるこ
とが可能となる。従つて、電気回路によるシヤツ
タ羽根の作動が不能になつても、カメラ本体をそ
のまま使用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るテレビカメラの実施例を示
すものであり、第1図はテレビカメラの説明図、
第2図は本考案に係るテレビカメラのシヤツタ機
構の正面図、第3図は左側面図、第4図はカム板
の平面図、第5図は第3図の−線に沿つた断
面図、第6図は他の実施例におけるシヤツタ機構
の左側面図、第7図は第6図の−線に沿つた
断面図、第8図は第6図の−線に沿つた断面
図である。 符号1はカメラ本体、2は対物レンズ、3はシ
ヤツタ機構、4は色分解光学系、5,6,7は撮
像管、10はシヤツタ羽根、11は基板、12は
回転軸、15は回転駆動部、16はリンク機構、
19は駆動軸、22はばね、30は側板、31は
回転レバー、32は操作ピン、33はカム板、5
0はスライド板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対物レンズと色分解光学系の間の光路中にシヤ
    ツタ機構を設け、電動駆動部の駆動軸の回転を前
    記シヤツタ機構に伝達してシヤツタ羽根を作動さ
    せるようにしたテレビカメラにおいて、前記駆動
    軸に連結した回転レバーを手動によつて回転させ
    ることにより前記シヤツタ羽根を光路に対して開
    放・閉止できるようにしたことを特徴とするテレ
    ビカメラ。
JP12196382U 1982-08-11 1982-08-11 テレビカメラ Granted JPS5927680U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12196382U JPS5927680U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 テレビカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12196382U JPS5927680U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 テレビカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927680U JPS5927680U (ja) 1984-02-21
JPS6327501Y2 true JPS6327501Y2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=30278953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12196382U Granted JPS5927680U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 テレビカメラ

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JP (1) JPS5927680U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160892U (ja) * 1988-04-08 1989-11-08

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Publication number Publication date
JPS5927680U (ja) 1984-02-21

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