JPS6139129B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6139129B2
JPS6139129B2 JP4018682A JP4018682A JPS6139129B2 JP S6139129 B2 JPS6139129 B2 JP S6139129B2 JP 4018682 A JP4018682 A JP 4018682A JP 4018682 A JP4018682 A JP 4018682A JP S6139129 B2 JPS6139129 B2 JP S6139129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slab
flat tube
tube
extrusion
coating
Prior art date
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Expired
Application number
JP4018682A
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English (en)
Other versions
JPS58157522A (ja
Inventor
Koji Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP4018682A priority Critical patent/JPS58157522A/ja
Publication of JPS58157522A publication Critical patent/JPS58157522A/ja
Publication of JPS6139129B2 publication Critical patent/JPS6139129B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/22Making metal-coated products; Making products from two or more metals
    • B21C23/24Covering indefinite lengths of metal or non-metal material with a metal coating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱交換器用アルミニウム偏平チユー
ブのZn被覆方法に関するものである。
自動車等の空調機器用熱交換器はアルミニウム
材から作られ、隔壁を介して多数の並行流路を設
けた偏平チユーブをフイン材を中間に挟んでろう
付けし、ヘヤピン状に多段に折曲して構成されて
いる。偏平チユーブ内を流通する冷媒としては、
フロンを用いているので内側については腐食の問
題は起きないが、チユーブの外側は外気に曝され
ているので、高温多湿の条件下では内外貫通の孔
食等事故につながる重大な腐食問題がある。
この腐食に対して現在最も有効とされているの
がZnによる陰極防食法である。しかし、この場
合の陰極防食は一般の水溶液中での場合に較べて
湿潤空気又は結露水の環境下にあり、有効距離は
極く短かく、フイン材にZnを付加しても効果が
乏しく、偏平チユーブ表面に均質な腐食を生ずる
ような陰極防食が必要となる。このため偏平チユ
ーブ表面にZnを被覆することが重要となり、現
在のところ、塩化亜鉛のカ性ソーダ溶液を用いて
Znを置換析出させるジンケート(Zincate)法に
より、偏平Znチユーブ表面をZnで被覆してい
る。
しかしながら、上述のジンケート法では、1)余
分で長時間の工程を含む、2)内部保護のためチユ
ーブ内部を溶液から完全に遮断する必要がある、
3)廃液を公害防止等の見地から充分管理する必要
がある、4)処理前に表面の完全な脱脂が必要であ
るなどの問題点を有し、被覆に要するコストも大
である。
本願発明者は、押出成形される前記偏平チユー
ブは、押出直後では550〜600℃の余熱を保ち、し
かも表面が酸化皮膜未形成のフレツシユで活性な
表面(直接押出法の場合は特に顕著である)であ
ること、およびZnの融点が419.5℃で、融解熱が
27.03cal/gと小さい点に着目し、押出直後の偏
平チユーブの走行表面に金属Znスラブを押圧す
ることにより、Zn被覆面が形成されることを見
出し、本発明を完成した。
本発明の目的は、前述のジンケート法に代替し
生産性が高く大幅なコストダウンの達成される
Zn被覆方法を提供することに在る。
本発明は、押出直後の偏平チユーブの表面に
Znスラブ端面を押圧することにより、端面部を
溶融せしめると共に、偏平チユーブ表面に溶融
Znを連続的に被覆することを特徴とするもので
ある。
本発明において、金属Znスラブはチユーブ面
全面を覆うため、その幅は、ほぼ偏平チユーブの
両側縁間の幅に等しく、またスラブ板面がチユー
ブ面に対しほぼ直角で、かつ端面が一様に押圧さ
れ接触する必要がある。このためには、金属Zn
スラブを押圧したとき、少なくとも座屈を生じな
いだけの厚みを有することが必要である。3mm〜
4mm程度の厚みが、押圧方法にもよるが、少なく
とも必要である。端面部分が傾斜して接触しまた
はスラブ板面が屈撓して接触するような状態で
は、均質なZn被覆は得らず、特に甚しい場合に
は溶断して被覆されない部分を生ずるからであ
る。
また、金属Znスラブの接触する偏平チユーブ
の温度はZnの融点より約20℃以上高く、500℃以
下が好ましく、500℃以上では設備面から取付が
複雑となるからである。上記範囲で偏平チユーブ
の押出速度に応じて適宜設定される。Znが一様
に溶融するためにはスラブ端面がチユーブ表面に
充分密着するように加圧する必要があるがその加
圧圧力は端面において数Kg/cm2程度であればよ
い。
また、アルミニウム材防食用のZnの被覆量と
しては、アルミニウム材表面に対し、10〜15g/
m2程度が適当とされるが、本発明方法では、Zn
の被覆量は金属スラブの板厚、すなわち偏平チユ
ーブへの端面の接触面積に応じて増減するので、
所望被覆量、押出速度を考慮してスラブ厚を設定
すればよい。
次に、本発明方法の実施態様例を図面に基いて
説明すると、第1図は、その概略機構を示す要部
斜視図で、第2図は側面図である。押出ダイ1か
設定温度に応じ適宜距離を距てて押出される偏平
チユーブ2の上部および下部に、ロール3,3
a,4,4aが設けられ、それぞれのロール対間
には金属Znスラブ5が挟持され、ロール対はス
ラブの消費速度に合わせてチユーブ面に押込むよ
う回転し、ロール対は、チユーブ面方向にバネに
より所定圧力で加圧される。金属Znスラブの板
の幅は偏平チユーブの両側縁間の幅にほぼ等し
く、スラブ端面の押圧力は数Kg/cm2程度に調整さ
れる。また金属Znスラブの端面は被覆開始後、
間もなく偏平チユーブ側面の曲面に相応した形状
となり密着し曲面部分も一様に被覆される。ロー
ル対3,4の設置位置を、押出ダイ出口からの距
離を移動調節することにより、スラブ押圧面の温
度を所望温度に設定することができ、ロール3,
4の回転速度を偏平チユーブの押出速度に対応し
て調節し所要のZn被覆厚とすることができる。
スラブ端面部の溶融したZnは、酸化皮膜未形
成の活性に富んだ状態のアルミニウム偏平チユー
ブの濡れ易く親和性の良い表面を、一様かつ良好
に被覆する。
なお、金属Znスラブの押圧供給方法としては
本実施例の他、適宜の方法を用いてもよい。
偏平チユーブの両側の曲面部へのZnの付着が
不充分で、それが問題となる場合やZn被覆厚さ
の均一性が特に要求される場合、あるいは玉状ま
たは小塊状Znが表面に付着する場合には、被覆
部ロール直後に、鹿皮で拭うように偏平チユーブ
表面を擦過せしめるか、あるいは第2図に示すよ
うに馬の毛等で製作されたロール状の回転ブラシ
6で擦過することにより、一様な被覆を保持する
ことができる。
上記実施態様例では、偏平チユーブの押出は水
平方向であるが、垂直方向または傾斜方向でも良
く、またロール対は偏平チユーブの片側のみとし
片面のみ被覆してもよい。さらに、前述の被覆等
は空気中で行なつてもよいが、不活性雰囲気中で
操作すれば、より一層完全な被覆状態が達成され
る。
本発明方法は、偏平チユーブについてのもので
あるが、同様に平板状のものや断面形状の簡単な
押出形材についても、本発明方法により、Zn被
覆をすることが可能である。
本発明方法によれば、ジンケート法のような湿
式法に伴なう困難な問題が解消し、本発明実施の
ための装置も比較的簡単で設備費も低廉であり、
押出と同時にZn被覆が施されるので、生産性が
極めて大で大幅なコストダウンが可能となり、工
業的に優れた発明と言うことができる。
次に実施例について説明する。
実施例 第1図に示した金属Znスラブ押圧装置を用い
熱交換器用アルミニウム偏平チユーブのZn被覆
を行なつた。
金属Znスラブの切口は25mm×10mmでこのスラ
ブを押出機のダイ出口から2m距てた位置で、1.2
Kg/cm2の圧力で押圧した。
押圧部の温度は480℃に保たれた。Zn被覆量が
23g/m2のほぼ均一なZn被覆が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の実施態様例を示す要部
斜視図を示し、第2図は同上の側面図である。 1……押出ダイ、2……アルミニウム偏平チユ
ーブ、3,4……ロール、5……金属Znスラ
ブ、6……回転ブラシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 押出直後のアルミニウム偏平チユーブの走行
    表面に、記チユーブの横幅にほぼ等しい幅で、少
    なくとも座屈を生じない厚みを有する金属Znス
    ラブを、スラブ板面が押出方向とほぼ直角になる
    よう互いに押込方向に回転するロール対の間に挟
    持してスラブ端面を常時押圧し該端面部を連続的
    に溶融せしめ、押し出しと同時にチユーブ表面に
    連続してZnを覆することを特徴とするアルミニ
    ウム偏平チユーブのZn被覆方法。
JP4018682A 1982-03-16 1982-03-16 アルミニウム偏平チユ−ブのZn被覆方法 Granted JPS58157522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018682A JPS58157522A (ja) 1982-03-16 1982-03-16 アルミニウム偏平チユ−ブのZn被覆方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018682A JPS58157522A (ja) 1982-03-16 1982-03-16 アルミニウム偏平チユ−ブのZn被覆方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157522A JPS58157522A (ja) 1983-09-19
JPS6139129B2 true JPS6139129B2 (ja) 1986-09-02

Family

ID=12573744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4018682A Granted JPS58157522A (ja) 1982-03-16 1982-03-16 アルミニウム偏平チユ−ブのZn被覆方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4852233A (en) * 1987-07-27 1989-08-01 Furukawa Aluminum Co., Ltd. Method of manufacturing extruded flat multihole aluminum tube for heat-exchanger
JPH03124337A (ja) * 1989-10-04 1991-05-27 Zexel Corp 熱交換器のチューブの製造方法
CN109174993B (zh) * 2018-06-27 2020-04-03 浙江海亮新材料有限公司 一种局部双合金复合铝型材的加工方法

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JPS58157522A (ja) 1983-09-19

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