JPH03275272A - フラックスの塗布装置 - Google Patents

フラックスの塗布装置

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JPH03275272A
JPH03275272A JP7192190A JP7192190A JPH03275272A JP H03275272 A JPH03275272 A JP H03275272A JP 7192190 A JP7192190 A JP 7192190A JP 7192190 A JP7192190 A JP 7192190A JP H03275272 A JPH03275272 A JP H03275272A
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drum
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Tatsuya Fujiyoshi
藤吉 達也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明に係るフラックスの塗布装置は、例えは自動車
用空気調和装置に組み込み、空気を冷却するエバポレー
タを製造する際、アルミニウム板製部品の表面の必要個
所にのみ、フラックスを塗布する九に利用する。
(従来の技術) 空気調和装置には、内部で冷媒を蒸発させ、外部を流通
する空気を冷却するエバポレータが組み込まれている。
この様な、空気調和装置に組み込まれ、エバポレータと
して使用される熱交換器として従来から、例えは特開昭
62−798号公報に記載されている様な、複数枚の金
属板を互いに積層して成る、所謂積層型熱交換器か知ら
れている。
この積層型熱交換器は、第3図に示す様に、それぞれか
2枚の金属板1.1を最中状に組み合わせて成るユニッ
ト2.2を複数個、互いに積層すると共に、互いにろう
付けする事で構成されている。
各金属板1.1には、第4〜5図に示す様に、各金属板
1.1の全周を囲む平坦部3と、この平坦部3の内側に
U字形に形成された浅い第一凹部4と、この第一凹部4
の両端に形成された深い第二、第三凹部5.6と、第二
、第三凹部5.6の中央部に形成された通孔7.8とを
設けている。
又、第一凹部4の内側には複数の突条9.9を設けて、
この第一凹部4の内側に於ける冷媒の流れを乱す様にし
ている。
積層型熱交換器を構成する複数のユニット2゜2は、そ
れぞれ上述の様な形状を有する金属板1を2枚、各金属
板の平坦部3同士を突き合わせ、最中状に組み合わせる
事で構成されており、第一凹部4により囲まれるU字形
の部分を、冷媒を疏す扁平管部12とし、第二、第三凹
部5.6により囲まれる部分を、人口側タンク、或は出
口側タンクの一部として機能させる様にしている。
上述の様なユニット2.2は、第3図に示す様に複数個
、各ユニット2.2を構成する金属板1.1の第二、第
三凹部5.6の外面同士を突き合わせる事て積層し、第
二、第三凹部5.6により構成される1対の空間の内の
一方の空間に人口管10を、他方の空間に出口管11を
、それぞれ接続している。
この様に複数のユニット2.2を積層した状態て、隣り
合うユニット2.2の扁平管部12.12の間には、コ
ルケート型のフィン13.13を挟持し、隣り合う扁平
管部12.12の間を流れる空気と、各扁平管部12.
12の内側を流れる冷媒との間の熱交換か良好に行なわ
れる様にしている。
積層型熱交換器は、上述の様に構成され、造ら和る為、
例えはエバポレータとして使用する場合、人口管10か
ら、人口側タンクとして機能する一方の空間に7夜状の
冷媒を送り込むと、この冷媒は、複数のユニット2.2
の扁平管部12.12を流れる間に、扁平管部12.1
2の外に設けたフィン13.13の間を流通する空気と
の間で熱交換を行なう事により蒸発してから、出口側タ
ンクとして機能する他方の空間に送られ、出口管11を
通して排出される。
ところで、上述の様に構成され作用する積層型熱交換器
を製造する際、各ユニット2.2を構成する金属板1.
1同士か接触する部分(平坦部3.3)、隣り合うユニ
ット2.2同士が接触する部分(第二、第三凹部5.6
の外面)、及び各ユニット2.2の扁平管部12.12
の外側面と各フィン13.13とが接触する部分に、フ
ラックスを塗布する必要かある。
フラックスは、それを塗布する事により、上記各接触部
分のろう付けが良好に行なわれる様にする為のものて、
従来から各種のものか知られている。
又、この様なフラックスの塗布方法として、従来から、
例えば特開昭61−293661号公報に示されている
様に、スプレー法、或は浸漬法と呼ばれる塗布方法が広
く利用されていた。
この内、スプレー法と呼ばれるフラックスの塗布方法の
場合、水或は適当な溶剤を分散媒として使用し、この分
散媒中に適当量のフラックスを分散させる事により調整
した懸濁液を、ノズルから仮組み付けされた積層型熱交
換器に向けて噴霧する事により、塗布作業を行なう。
又、浸漬法と呼ばれるフラックスの塗布方法の場合、貯
溜槽内に溜められた上記懸濁液中に、仮組み付けされた
積層型熱交換器を浸漬する事で、塗布作業を行なう。
(発明か解決しようとする課題) ところか、上述の様にしてフラックスの塗布作業を行な
った場合、本来フラックスを塗布する必要のない部分(
他の部材と接触しない部分)に迄、フラックスか塗布さ
れ、フラックスの使用量か徒に増加し、更にろう付り後
にフラックスを洗浄する工程か必要になって、積層型熱
交換器の製是コストを高める原因となる反面、本来フラ
ックスを必要とする部分へのフラックスの付着が不完全
になり易い。
即ち、前記スプレー法による場合も、或は浸漬法による
場合も、懸濁液か、金属板1.1の平坦部3.3同士の
突き合わせ面同士の間や、細かいフィン13.13の内
側に迄は進入しにくく、このフィン13.13と前記扁
平管部12.12との接触部へのフラックスの塗布か不
完全となり易い。そして、フラックスの塗布不良か生し
た場合、その部分のろう付は強度が弱くなってしまう。
水に比べて粘性が大きく、しかも温度上昇に伴なって昇
華するポリブテンを分散媒として使用する事により、フ
ラックスを必要部分にのみ塗布出来る様にした、アルミ
ニウム材のろう付は方法に関する発明が、特開平1−1
43794〜6号公報、同1−202396号公報に開
示されている様に、従来から提案されている。
これら公報に記載されているろう付は方法の様に、フラ
ックスの分散媒としてポリブテンを使用した場合1、フ
ラックスを必要個所のみに塗布する事か可能となって、
前述の様な不都合かなくなるが、積層型熱交換器の製造
を工業的に能率良く行なう為には、ポリブテンを分散媒
として使用したフラックスを、積層型熱交換器の構成部
品の必要個所にのみ塗布する為の、塗布装置が必要にな
る。
本発明のフラックスの塗布装置は、上述の様な事情に鑑
みて、考えられたものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明のフラックスの塗布装置の内、請求項1に記載さ
れたものは、貯溜槽中の流動性フラックスに一部を浸漬
した状態で、横軸を中心として回転する塗布ドラムと、
そ相ぞれ別の横軸を中心として回転する複数の案内ドラ
ムに、無端のベルトを掛け渡したベルトコンヘアと、こ
のベルトコンベアの上面を送られる被塗布物品を、上記
ベルトの外周側表面に向けて弾性的に押圧する抑圧機構
とから構成されている。
そして、上記塗布ドラムの外周面で、フラックスの液面
上に露出した部分の一部を、上記ベルトの外周側表面に
押し付ける事により、このベルトの外周側表面にフラッ
クスを(=I着自在としている。
又、請求項2に記載されたものは、第一の貯溜槽中の流
動性フラックスに一部を浸漬した状態で、第一の横軸を
中心として回転する第一の塗布ドラムと、それぞれ別の
横軸を中心として回転する複数の第一案内ドラムに、無
端の第一ベルトを掛け渡した第一のベルトコンベアと、
第二の貯溜槽中の流動性フラックスに一部を浸漬した状
態で、第二の横軸を中心として回転する第二の塗布ドラ
ムと、それぞれ別の横軸を中心として回転する複数の第
二案内ドラムに、無端の第二ベルトを掛け渡した第二の
ベルトコンベアとから構成されている。
そして、上記第一の塗布ドラムの外周面で、フラックス
の液面上に露出した部分の一部を、上記第一ベルトの外
周側表面に、上記第二の塗布ドラムの外周面で、フラッ
クスの液面上に露出した部分の一部を、上記第二ベルト
の外周側表面に、それぞれ押し付ける事により、各ベル
トの外周側表面にフラックスを付着自在とすると共に、
上記第、第二の両ベルトコンベアの一部を互いに平行に
配置し、この平行部分に被塗布物品を通過させる様にし
ている。
(作  用) 上述の様に構成される、本発明のフラックスの塗布装置
の場合、貯溜槽中のフラックスが塗布ドラムの外周面に
付着し、この塗布ドラム外周面にf」着したフラックス
が、無端のベルトの外周側表面に付着する。
この結果、上記ベルトが構成するベルトコンヘア上を送
られる被塗布物品にイ」着する。
更に、請求項2に記載された発明の場合、被塗布物品の
両面に、同時にフラックスが塗布される。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明する。
第1図は本発明の第一実施例を示す略縦断側面図である
14は貯溜槽で、この貯溜槽14内には、ポリブテンに
より分散された、流動性を有するフラックス15が貯溜
されている。
この貯溜槽14の上方に設けられた横軸16には、塗布
ドラム17を回転自在に支持し、この塗布ドラム17は
、その下部を上記フラックス15中に浸漬し、その上部
は上記フラックス15の液面上に露出させている。
又、上記塗布ドラム17の上側には、ベルトコンヘア1
8を設けている。このベルトコンヘア18は、それぞれ
別の横軸を中心として回転する複数の案内ドラム19.
19に、無端のベルト20を掛り渡す事て構成されてい
る。
更に、上記へルトコンヘア18の上方には、このベルト
コンヘア18の上面を送られる、被塗布物品であるアル
ミニウム合金製の金属板1を、上記ベルト20の外周側
表面に向けて弾性的に押圧する押圧機構21を設けてい
る。
この押圧機構21は、前記複数の案内ドラム19.19
と平行に設けられた、別の案内ドラム22.22に無端
のベルト23を掛り渡すと共に、このベルト23の外周
面複数個所に、ゴム等の弾性材製の抑圧片24.24の
基端部を、互いに等間隔て固定する事により構成されて
いる。
前記塗布ドラム17の外周面上端部は、前記ベルトコン
ベア18を構成する、ベルト20の外周側表面に押し付
ける事により、この外周側表面に1 フラックスを付着自在としている。
尚、35は、塗布ドラム17の外周面に付着したフラッ
クス15の内、余剰分を掻き落とす為の、掻き落とし板
である。
上述の様に構成される、本発明のフラックスの塗布装置
により、金属板1の必要個所にフラックス15を塗布す
る場合、塗布ドラム17を第1図の矢印a方向に回転さ
せ、ベルトコンヘア18のベルト20を同図の矢印す方
向に送ると共に、押圧機構21のベルト23を、同図の
矢印C方向に送る。
この様に、各部分17.20.23を、それぞれ同期し
て動かす事に伴ない、貯溜槽14中のフラックス15か
塗布ドラム17の外周面に付着し、更に、この様に塗布
ドラム17の外周面に付着したフラックス15か、ベル
トコンヘア18を構成する、無端のベルト20の外周側
表面に付着する。
このベルト20の上面には金属板1が、平坦部3を上記
ベルト20の上面に当接させた状態で送2 り込まれ、しかも押圧機構21を構成するベルト23と
押圧片24とにより、上記平坦部3がほぼ均等に、ベル
ト20の上面に押圧される。この結果、上記ベルト20
か構成するベルトコンベア18上を送られる、被塗布物
品である金属板1の平坦部3に、フラックスか付着する
フラックスが付着する上記平坦部3は、積層型熱交換器
を造る際、最中状に組み合わされる、もう1枚の金属板
1(第3図参照)の平坦部3と当接する部分である為、
金属板1の必要箇所にのみ、フラックスが付着する事に
なり、必要以上のフラックスを使用する事がなくなる。
次に、第2図は本発明の第二実施例を示している。
前述の第一実施例か、−度の塗布作業て、金属板1の片
面にのみ、フラックスを塗布する様に構成していたのに
対し、本実施例の場合、−度の塗布作業で、金属板10
両面にフラックスを塗布出来る様にしている。
この為、本実施例に於いては、第一の塗布ドラム25の
一部を、第一の貯溜槽26中のフラックス15に浸漬し
、この第一の塗布ドラム25の外周面に何着したフラッ
クスを、第一ベルト28の外周側表面に付着させる様に
している。この第ベルト28は、複数の第一案内ドラム
27.27に掛け渡されて、第一のへルトコンヘア29
を構成している。
これと共に、第一のへルトコンヘア29よりも上方位置
に設けられた第二の貯溜槽30中のフラックス15に、
第二の塗布ドラム31の一部を浸漬している。
この第二の塗布ドラム31の残部は、上記第の貯溜槽3
0中のフラックス15の液面上に露出させると共に、こ
の露出部分の一部に第二ベルト32を当接させて、第二
の塗布ドラム31の外周面に付着したフラックスを、第
二ベルト32の外周側表面に付着させられる様にしてい
る。
上記第二ベルト32は、それぞれ別の横軸を中心として
回転する複数の第二案内ドラム33.33に掛け渡され
て、第二のへルトコンヘア34を構成している。
そして、上記第一、第二の両ベルトコンヘア29.34
の一部同士を互いに平行に配置し、この平行部分に、被
塗布物品である金属板1を通過させる様にしている。尚
、上記第二ベルト32の外周面にも、複数の弾性材製の
押圧片24.24を設けて、金属板1の中間部上面を抑
圧自在としている。
本実施例の場合、被塗布物品である金属板1が、それぞ
れの外周側表面にフラックスを付着させた、第一、第二
ベルト28.32に挟まれつつ、後方(第2図の右方)
に送られる為、1回の塗相伴業により上記金属板1の両
面に、同時にフラックスが塗布される。
尚、何れの実施例の場合も、適当なドラムを回転駆動す
る事により、被塗布物品である金属板1を後方に送れる
様にする事は、当然である。
(発明の効果) 本発明のフラックスの塗布装置は、以上に述へた通り構
成され作用する為、被塗布物品の必要な5 箇所にのみ、十分量のフラックスを塗布する事か出来、
フラックスの使用料を抑えて、ろうイ」け製品のコスト
低減を図れるたけてなく、ろう付は部の強度を向上させ
て、ろう付は製品の信頼性、耐久性を向上させる事か出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の第一〜第二実施例を示す、それぞ
れ略縦断側面図、第3図はろう付けにより造られる積層
型熱交換器の1例を示す正面図、第4図はこの積層型熱
交換器の製造に使用される金属板の側面図、第5図は第
4図のA−A断面図である。 1 金属板、2:ユニット、3.平坦部、4:第一凹部
、5 第二凹部、6:第三凹部、7.8通孔、9−突条
、10.入口管、11:出口管、12 扁平管部、13
 フィン、14:貯溜槽、15 フラックス、16 横
軸、17.塗布ドラム、18・ベルトコンヘア、19 
案内ドラム、20.ベルト、21:押圧機構、22 案
内ドラム、23 ベルト、24 押圧片、25 第の塗
布ドラム、26 案内ドラム、28 ヘル、トコンベア、30 の塗布ドラム、32 案内ドラム、34 第 掻き落とし板。 :第一の貯溜槽、27 第一ベルト、29:第一の 第二の貯溜槽、31 第 第二ベルト、33 のベルトコンベア、35 朱 弔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貯溜槽中の流動性フラックスに一部を浸漬した状
    態で、横軸を中心として回転する塗布ドラムと、それぞ
    れ別の横軸を中心として回転する複数の案内ドラムに、
    無端のベルトを掛け渡したベルトコンベアと、このベル
    トコンベアの上面を送られる被塗布物品を、上記ベルト
    の外周側表面に向けて弾性的に押圧する押圧機構とから
    成り、上記塗布ドラムの外周面で、フラックスの液面上
    に露出した部分の一部を、上記ベルトの外周側表面に押
    し付ける事により、このベルトの外周側表面にフラック
    スを付着自在とした、フラックスの塗布装置。
  2. (2)第一の貯溜槽中の流動性フラックスに一部を浸漬
    した状態で、第一の横軸を中心として回転する第一の塗
    布ドラムと、それぞれ別の横軸を中心として回転する複
    数の第一案内ドラムに、無端の第一ベルトを掛け渡した
    第一のベルトコンベアと、第二の貯溜槽中の流動性フラ
    ックスに一部を浸漬した状態で、第二の横軸を中心とし
    て回転する第二の塗布ドラムと、それぞれ別の横軸を中
    心として回転する複数の第二案内ドラムに、無端の第二
    ベルトを掛け渡した第二のベルトコンベアとから成り、
    上記第一の塗布ドラムの外周面で、フラックスの液面上
    に露出した部分の一部を、上記第一ベルトの外周側表面
    に、上記第二の塗布ドラムの外周面で、フラックスの液
    面上に露出した部分の一部を、上記第二ベルトの外周側
    表面に、それぞれ押し付ける事により、各ベルトの外周
    側表面にフラックスを付着自在とすると共に、上記第一
    、第二の両ベルトコンベアの一部を互いに平行に配置し
    、この平行部分に被塗布物品を通過させるフラックスの
    塗布装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0976486A1 (en) 1998-07-29 2000-02-02 Calsonic Corporation Method and apparatus for applying flux for use in brazing aluminium material
US6199750B1 (en) 1998-08-25 2001-03-13 Calsonic Kansei Corporation Method of manufacturing core of heat exchanger
WO2006041210A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-20 Showa Denko K.K. Method of manufacturing a hollow circuit substrate

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